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JP7400429B2 - タイヤ - Google Patents

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JP7400429B2
JP7400429B2 JP2019225755A JP2019225755A JP7400429B2 JP 7400429 B2 JP7400429 B2 JP 7400429B2 JP 2019225755 A JP2019225755 A JP 2019225755A JP 2019225755 A JP2019225755 A JP 2019225755A JP 7400429 B2 JP7400429 B2 JP 7400429B2
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Description

本発明は、タイヤに関し、詳しくは、車両への装着の向きが指定されたトレッド部を有するタイヤに関する。
下記特許文献1は、車両への装着の向きが指定されたトレッド部を有するタイヤを提案している。前記タイヤは、溝の配置が特定されることにより、ウェット性能、耐摩耗性能及び操縦安定性の向上が期待されている。
特開2017-56782号公報
車両の高性能化に伴い、近年のタイヤには、ドライ路面及びウェット路面での操縦安定性の向上が求められている。特に、ジムカーナ等の競技走行に供されるタイヤでは、ドライ路面及びウェット路面の双方において、より高い性能が要求される。一方、例えば、操縦安定性を向上させるために、溝容積を減らしてトレッド部の剛性を高めると、ウェット性能が損なわれる傾向がある。このため、ウェット性能を確保しつつドライ路面での操縦安定性を発揮できるタイヤが求められていた。
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、車両への装着の向きが指定されたトレッド部を有するタイヤにおいて、ウェット性能を確保しつつドライ路面での操縦安定性をより一層向上させ得ることを主たる課題としている。
本発明の第1の態様は、車両への装着の向きが指定されたトレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部は、車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端と、車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端と、タイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる第1主溝と、前記内側トレッド端と前記第1主溝との間でタイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる第2主溝と、前記外側トレッド端と前記第1主溝との間の外側陸部とを含み、前記第1主溝は、溝中心線の少なくとも一部がタイヤ赤道よりも前記内側トレッド端側に位置し、前記外側陸部には、タイヤ軸方向に延びる複数の外側横溝が設けられており、かつ、タイヤ周方向に連続して延びる溝が設けられておらず、前記外側横溝のタイヤ軸方向の内端は、それぞれ、前記第1主溝に連通することなく途切れる。
本発明のタイヤにおいて、前記第1主溝の溝中心線は、タイヤ赤道よりも前記内側トレッド端側に位置しているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記第1主溝の溝中心線は、複数のジグザグの頂点を含み、前記外側横溝の前記内端は、前記ジグザグの頂点に対してタイヤ周方向に離間しているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記外側横溝は、前記外側トレッド端まで延びる第1外側横溝を含むのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記外側横溝は、前記外側トレッド端よりもタイヤ赤道側で途切れる第2外側横溝を含むのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記外側横溝は、前記外側トレッド端側に向かって溝幅が漸減しているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記外側横溝は、前記外側トレッド端側に向かって深さが漸減しているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記トレッド部は、前記第1主溝と前記第2主溝との間の中間陸部を含み、前記中間陸部のタイヤ軸方向の幅は、前記第1主溝の溝幅と前記第2主溝の溝幅との合計よりも大きいのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記トレッド部は、前記内側トレッド端と前記第2主溝との間の内側陸部を含み、前記内側陸部には、タイヤ軸方向に延びる複数の内側横溝が設けられており、前記内側横溝のタイヤ軸方向の内端は、それぞれ、前記第2主溝に連通することなく途切れるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記内側横溝は、それぞれ、前記内側トレッド端まで延びているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記第2主溝の溝中心線は、ジグザグの頂点を複数含み、前記内側横溝の前記第2主溝側の端は、前記ジグザグの頂点に対してタイヤ周方向に離間しているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記トレッド部に設けられた溝の全ては、その溝底部からタイヤ半径方向外側に延びる溝壁本体と、前記溝壁本体に連なりかつタイヤ半径方向に対して前記溝壁本体よりも大きい角度で傾斜する面取り部とを含むのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記トレッド部は、前記外側トレッド端とタイヤ赤道との間の外側領域と、前記内側トレッド端とタイヤ赤道との間の内側領域とを含み、前記外側領域のランド比は、前記内側領域のランド比よりも大きいのが望ましい。
本発明の第2の態様は、車両への装着の向きが指定されたトレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部は、車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端と、車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端と、タイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる第1主溝と、前記内側トレッド端と前記第1主溝との間でタイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる第2主溝と、前記外側トレッド端と前記第1主溝との間の外側陸部とを含み、前記第1主溝は、溝中心線の少なくとも一部がタイヤ赤道よりも前記内側トレッド端側に位置し、前記外側陸部には、タイヤ軸方向に延びる複数の外側横溝が設けられており、かつ、5mm以上の溝幅でタイヤ周方向に連続して延びる主溝が設けられておらず、前記外側横溝のタイヤ軸方向の内端は、それぞれ、前記第1主溝に連通することなく途切れる。
本発明のタイヤのトレッド部は、タイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる第1主溝と、内側トレッド端と前記第1主溝との間でタイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる第2主溝と、外側トレッド端と前記第1主溝との間の外側陸部とを含む。
ジグザグ状に延びる2本の第1主溝及び第2主溝は、十分な排水性を維持しつつ、それらの溝のエッジによって、ドライ路面及びウェット路面の双方においてタイヤ周方向の摩擦力を提供できる。また、前記第1主溝及び前記第2主溝に区分された各陸部は、直線状の主溝に区分された陸部と比較して、旋回時においてタイヤ軸方向に倒れ難く、ドライ路面での操縦安定性を高めるのに役立つ。
本発明のタイヤにおいて、旋回時に大きな接地圧が作用する傾向がある前記外側陸部には、タイヤ軸方向に延びる複数の外側横溝が設けられているが、タイヤ周方向に連続して延びる溝は設けられていない。また、本発明の第2の態様のタイヤの前記外側陸部には、、5mm以上の溝幅でタイヤ周方向に連続して延びる主溝が設けられていない。これにより、前記外側陸部のタイヤ軸方向の剛性が高められ、ドライ路面での操縦安定性が向上する。また、前記外側横溝によって、ウェット性能が確保される。
本発明のタイヤにおいて、前記外側横溝のタイヤ軸方向の内端は、それぞれ、前記第1主溝に連通することなく途切れるため、前記外側陸部の剛性がさらに高められ、ドライ路面での操縦安定性がより一層向上する。
本発明の一実施形態のタイヤのトレッド部の展開図である。 図1の外側陸部の拡大図である。 図1の中間陸部及び内側陸部の拡大図である。 図1の第1主溝の横断面図である。 本発明の第2の態様のタイヤのトレッド部の展開図である。 比較例のタイヤのトレッド部の展開図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態のタイヤ1のトレッド部2の展開図が示されている。本実施形態のタイヤ1は、例えば、乗用車用の空気入りタイヤとして構成され、とりわけジムカーナに好適に用いられる。
図1に示されるように、本発明のタイヤ1は、車両への装着の向きが指定されている。車両への装着の向きは、例えば、タイヤ1のサイドウォール部(図示省略)に文字や図形などで表示される。タイヤ1が車両に装着された場合、図1の左側が車両内側に対応し、図1の右側が車両外側に対応している。
車両への装着の向きが指定されることにより、トレッド部2には、車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端Tiと、車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端Toとが定められている。トレッド部2は、タイヤ赤道Cと外側トレッド端Toとの間の外側領域2Aと、タイヤ赤道Cと内側トレッド端Tiとの間の内側領域2Bとを含んでいる。
内側トレッド端Ti及び外側トレッド端Toは、空気入りタイヤの場合、正規状態のタイヤ1に正規荷重が負荷されキャンバー角0°で平面に接地したときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置である。正規状態とは、タイヤが正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填され、しかも、無負荷の状態である。本明細書において、特に断りがない場合、タイヤ各部の寸法等は、正規状態で測定された値である。
「正規リム」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば"Measuring Rim" である。
「正規内圧」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
「正規荷重」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。
トレッド部2は、タイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる第1主溝3と、内側トレッド端Tiと第1主溝3との間でタイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる第2主溝4とを含む。これにより、トレッド部2は、外側トレッド端Toと第1主溝3との間の外側陸部6と、第1主溝3と第2主溝4との間の中間陸部7と、内側トレッド端Tiと第2主溝4との間の内側陸部8とを含む。なお、発明を理解し易いように、本明細書の各図において、各溝が着色されている。
好ましい態様では、各主溝は、5mm以上、より好ましくは6mm以上の溝幅を有する。また、第1主溝3の溝幅W1及び第2主溝4の溝幅W2は、例えば、トレッド幅TWの4.0%~7.0%である。第1主溝3の深さ及び第2主溝4の深さは、例えば、5~10mmである。トレッド幅TWは、前記正規状態における内側トレッド端Tiから外側トレッド端Toまでのタイヤ軸方向の距離である。
第1主溝3は、溝中心線の少なくとも一部がタイヤ赤道Cよりも内側トレッド端Ti側に位置している。望ましくは第1主溝3の溝中心線の50%以上、より望ましくは80%以上が、タイヤ赤道Cよりも内側トレッド端Ti側に位置している。さらに望ましい態様として、本実施形態では、第1主溝3の溝中心線の全体が、タイヤ赤道Cよりも内側トレッド端Ti側に位置している。これにより、外側陸部6の接地面が大きく確保され、ドライ路面での操縦安定性が向上する。
第1主溝3は、少なくとも一部がタイヤ赤道C上の配されているのが望ましい。本実施形態の第1主溝3は、例えば、外側トレッド端To側のエッジのジグザグの頂点が、タイヤ赤道C上に配されている。タイヤ赤道Cと第1主溝3の溝中心線との間のタイヤ軸方向の距離L1は、例えば、トレッド幅TWの0.03~0.10倍であるのが望ましい。
第2主溝4は、例えば、少なくとも一部が内側領域2Bのタイヤ軸方向の中心位置に交わっているのが望ましい。タイヤ赤道Cと第2主溝4の溝中心線との間のタイヤ軸方向の距離L2は、例えば、トレッド幅TWの0.20~0.30倍である。これにより、ウェット性能が確保される。
第1主溝3及び第2主溝4は、それぞれ、タイヤ周方向に対して互いに逆向きに傾斜した第1傾斜部5aと第2傾斜部5bとをタイヤ周方向に交互に含んでいる。第1傾斜部5a及び第2傾斜部5bのタイヤ周方向に対する角度は、例えば、10~20°である。
第1主溝3及び第2主溝4は、互いに同じピッチでジグザグ状に延びている。より望ましい態様として、本実施形態では、第1主溝3と第2主溝4とが同じ位相でジグザグ状に延びている。これにより、トレッド部2の偏摩耗が抑制される。但し、本発明は、このような態様に限定されるものではなく、第1主溝3と第2主溝4とは、互いに逆の位相でジグザグ状に延びるものでも良い。
ジグザグ状に延びる2本の第1主溝3及び第2主溝4は、十分な排水性を維持しつつ、それらの溝のエッジによって、ドライ路面及びウェット路面の双方においてタイヤ周方向の摩擦力を提供できる。また、第1主溝3及び第2主溝4に区分された各陸部は、直線状の主溝に区分された陸部と比較して、旋回時においてタイヤ軸方向に倒れ難く、ドライ路面での操縦安定性を高めるのに役立つ。
図2には、外側陸部6の拡大図が示されている。図2に示されるように、外側陸部6には、タイヤ軸方向に延びる複数の外側横溝10が設けられており、かつ、タイヤ周方向に連続して延びる溝が設けられていない。また、本発明の第2の態様のタイヤの外側陸部6には、5mm以上の溝幅でタイヤ周方向に連続して延びる主溝が設けられていない。これにより、外側陸部6のタイヤ軸方向の剛性が高められ、ドライ路面での操縦安定性が向上する。また、外側横溝10によって、ウェット性能が確保される。
外側横溝10のタイヤ軸方向の内端10iは、それぞれ、第1主溝3に連通することなく途切れる。これにより、外側陸部6の剛性がさらに高められ、ドライ路面での操縦安定性がより一層向上する。
本実施形態の外側横溝10は、それぞれ、内端10iのタイヤ軸方向の位置が揃えられている。外側横溝10の内端10iから第1主溝3のエッジまでのタイヤ軸方向の最小の距離L3は、例えば、トレッド幅TW(図1に示され、以下、同様である。)の0.05~0.15倍であり、より好ましくは0.05~0.10倍である。このような外側横溝10の配置は、ウェット性能とドライ路面での操縦安定性とをバランス良く向上させる。
外側横溝10の内端10iは、第1主溝3の溝中心線のジグザグの頂点3tに対してタイヤ周方向に離間している。外側横溝10の内端10iとジグザグの頂点3tとの間のタイヤ周方向の距離L4は、第1主溝3のジグザグのピッチ長さP1の0.30~0.50倍である。これにより、トレッド部2の偏摩耗が抑制される。なお、前記ピッチ長さP1は、1つのジグザグの頂点3tから、これと隣接するジグザグの頂点3tまでのタイヤ周方向の距離に相当する。
外側横溝10は、例えば、タイヤ軸方向に対して0~30°の角度で配されているのが望ましい。これにより、外側陸部6のタイヤ軸方向の剛性が維持され、ドライ路面での旋回性能が向上する。
外側横溝10の溝幅は、第1主溝3の溝幅W1(図1に示す)よりも小さいのが望ましい。また、外側横溝10の深さは、第1主溝3の深さよりも小さいのが望ましい。これにより、外側陸部6の剛性が維持され、ドライ路面での操縦安定性が向上する。
外側横溝10は、例えば、外側トレッド端To側に向かって溝幅が漸減しているのが望ましい。1つの外側横溝10について、最小の溝幅は、最大の溝幅の0.20~0.60倍であるのが望ましい。これにより、外側陸部6の剛性が外側トレッド端To側に向かって大きくなる。これにより、旋回時の操舵の手応えがリニアになり、優れた操縦安定性が得られる。
同様の観点から、外側横溝10は、例えば、外側トレッド端To側に向かって深さが漸減しているのが望ましい。1つの外側横溝10について、最小の深さは、最大の深さの0.20~0.60倍であるのが望ましい。
本実施形態の外側横溝10は、外側領域2Aのタイヤ軸方向の中心位置を横切っている。また、外側横溝10の最大の溝幅及び最大の深さを有する部分が、前記中心位置よりもタイヤ赤道C側に位置している。また、外側横溝10の最小の溝幅及び最小の深さを有する部分が、前記中心位置よりも外側トレッド端To側に位置している。これにより、ウェット性能とドライ路面での操縦安定性がバランス良く向上する。
本実施形態の外側横溝10は、外側トレッド端Toまで延びる第1外側横溝11と、外側トレッド端Toよりもタイヤ赤道C側で途切れる第2外側横溝12とを含む。これにより、外側トレッド端To付近の剛性が維持され、特にジムカーナにおいて優れた操縦安定性が得られる。
ウェット性能を確保しつつドライ路面での操縦安定性を向上させるために、第1外側横溝11のタイヤ軸方向の長さL5は、例えば、トレッド幅TWの0.30~0.45倍であるのが望ましい。第2外側横溝12のタイヤ軸方向の長さL6は、第1外側横溝11の前記長さL5の0.60~0.75倍であるのが望ましい。
外側トレッド端Toから第2外側横溝12までのタイヤ軸方向の距離L10は、外側横溝10の内端10iから第1主溝3のエッジまでのタイヤ軸方向の最小の距離L3よりも大きいのが望ましい。具体的には、前記距離L10は、前記距離L3のは、2.5~3.5倍であるのが望ましい。このような第2外側横溝12の配置により、急旋回時の操舵の手応えがさらにリニアになる。
本実施形態の外側陸部6には、上述の外側横溝10以外に、溝及びサイプ等の排水要素が設けられていない。これにより、外側陸部6の剛性が高く維持され、ドライ路面での操縦安定性が向上する。なお、本明細書において、サイプとは、幅が1.5mm以下の切れ込みであり、溝は、サイプよりも大きい幅を有する。
図3には、中間陸部7及び内側陸部8の拡大図が示されている。図3に示されるように、中間陸部7には、溝及びサイプ等の排水要素が設けられていない。このような中間陸部7は、高い剛性を有し、操縦安定性を高めるのに役立つ。
中間陸部7のタイヤ軸方向の幅W3は、例えば、トレッド幅TWの0.10~0.25倍である。望ましい態様では、中間陸部7の前記幅W3は、第1主溝3の溝幅と第2主溝4の溝幅との合計よりも大きいのが望ましい。
また、中間陸部7の前記幅W3は、第1外側横溝11の内端と第2外側横溝12の内端とのタイヤ周方向の距離(図2に示す)よりも小さいのが望ましい。これにより、中間陸部7のタイヤ軸方向の剛性が、第1外側横溝11と第2外側横溝12との間の陸部片のタイヤ周方向の剛性よりも低くなる。したがって、トラクション性能及びブレーキ性能が維持されつつ、旋回時の操舵の軽快性が向上し、とりわけジムカーナで優れた初期旋回性能が得られる。
内側陸部8には、タイヤ軸方向に延びる複数の内側横溝15が設けられている。内側横溝15は、例えば、タイヤ軸方向に対して0~30°の角度で配されている。本実施形態の内側横溝15は、外側横溝10と同じ向きに傾斜している。
内側横溝15のタイヤ軸方向の内端15iは、それぞれ、第2主溝4に連通することなく途切れる。これにより、内側陸部8の剛性が維持され、ドライ路面での操縦安定性が向上する。
本実施形態の内側横溝15は、それぞれ、内端15iのタイヤ軸方向の位置が揃えられている。内側横溝15の内端15iと第2主溝4のエッジまでのタイヤ軸方向の最小の距離L7は、例えば、トレッド幅TWの0.05~0.15倍である。このような内側横溝15の配置は、ウェット性能とドライ路面での操縦安定性とをバランス良く向上させる。
内側横溝15のタイヤ軸方向の長さL9は、例えば、第1外側横溝11のタイヤ軸方向の長さL5よりも小さいのが望ましい。内側横溝15の前記長さL9は、第2外側横溝12のタイヤ軸方向の長さL6よりも小さいのが望ましい。具体的には、内側横溝15の前記長さL9は、トレッド幅TWの0.10~0.20倍である。
内側横溝15の内端15iは、第2主溝4の溝中心線のジグザグの頂点4tに対してタイヤ周方向に離間している。内側横溝15の内端15iとジグザグの頂点4tとの間のタイヤ周方向の距離L8は、第2主溝4のジグザグのピッチ長さP2の0.30~0.50倍である。このような内側横溝15の配置は、トレッド部2の剛性を維持し、ドライ路面での操縦安定性を高めるのに役立つ。
内側横溝15は、それぞれ、内側トレッド端Tiまで延びているのが望ましい。このような内側横溝15は、優れた排水性を発揮できる。
内側横溝15の溝幅は、第2主溝4の溝幅W2(図1に示す)よりも小さいのが望ましい。また、内側横溝15の深さは、第2主溝4の深さよりも小さいのが望ましい。これにより、内側陸部8の剛性が維持され、ドライ路面での操縦安定性が向上する。
内側横溝15は、例えば、内側トレッド端Ti側に向かって溝幅が漸減しているのが望ましい。同様に、内側横溝15は、例えば、内側トレッド端Ti側に向かって深さが漸減しているのが望ましい。これにより、内側トレッド端Ti付近の偏摩耗が抑制される。
本実施形態の内側陸部8には、上述の内側横溝15以外に、溝及びサイプ等の排水要素が設けられていない。これにより、ドライ路面での操縦安定性が向上する。
図4には、トレッド部2に設けられた溝の断面を示す図として、第1主溝3の横断面図が示されている。図4に示されるように、本実施形態について、トレッド部2に設けられた溝の全ては、その溝底部20からタイヤ半径方向外側に延びる溝壁本体21と、溝壁本体21に連なりかつタイヤ半径方向に対して溝壁本体21よりも大きい角度で傾斜する面取り部22とを含む。溝のエッジを通る法線に対する面取り部22の角度θ1は、例えば、45~80°であり、望ましくは45~60°である。このような面取り部22は、溝のエッジの偏摩耗を抑制できる。また、面取り部22は、路面の微細な凹凸に沿って接地できるため、トレッド部2の踏面の実質的な接地面積を維持できる。
図1に示されるように、上述の各溝が採用されることにより、トレッド部2のランド比は、例えば、70%~85%とされる。望ましい態様では、外側領域2Aのランド比は、内側領域2Bのランド比よりも大きい。具体的には、外側領域2Aのランド比は、内側領域2Bのランド比の1.1~1.3倍であるのが望ましい。これにより、限界走行時における操舵の手応えがリニアになる。なお、本明細書において、「ランド比」とは、全ての溝を埋めた仮想接地面の面積に対する、実際の接地面の面積の割合である。
トレッド部2を構成するトレッドゴムの硬度は、例えば、40~60度である。なお、本明細書において、「ゴムの硬度」は、特に断りのない限り、JIS K6253のタイプAデュロメータにより標準温度25℃の環境下で測定された硬さを意味する。より好ましい態様では、トレッドゴムの硬度は、50±2℃の環境化において35~50度である。これにより、タイヤが適正温度まで温まった状態で、十分なグリップが発揮される。
図5には、本発明の第2の態様のタイヤ1のトレッド部2の展開図が示されている。図5において、上述の実施形態と共通する要素には、同じ符号が付され、ここでの説明は省略される。図5に示されるように、本発明の第2の態様の外側陸部6には、5mm以上の溝幅でタイヤ周方向に連続して延びる主溝が設けられていないが、5mm未満の溝幅でタイヤ周方向に連続して延びる溝は設けられても良い。この実施形態の外側陸部6には、2~4mmの溝幅でタイヤ周方向に連続して延びる縦細溝25が設けられている。縦細溝25は、例えば、各外側横溝10と交差してタイヤ周方向に平行に直線状に延びている。但し、縦細溝25は、このような態様に限定されるものではなく、例えば、波状に延びるものでも良い。
縦細溝25の深さは、例えば、第1主溝3の深さ及び第2主溝4の深さよりも小さい。望ましい態様では、縦細溝25の深さは、外側横溝10の深さよりも小さい。このような縦細溝25は、外側陸部6の過度な剛性低下を抑制しつつ、ウェット性能を高めることができる。
以上、本発明の一実施形態のタイヤが詳細に説明されたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されることなく、種々の態様に変更して実施され得る。
図1の基本トレッドパターンを有するサイズ225/45R17のジムカーナ用の空気入りタイヤが、表1の仕様に基づき試作された。比較例として、図6に示されるように、第1主溝bが外側領域aに配され、かつ、外側横溝cが第1主溝bに連通しているタイヤが試作された。比較例のタイヤは、上記の点を除き、図1のものと実質的に同じである。各テストタイヤのドライ路面での操縦安定性及びウェット性能がテストされた。各テストタイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
リム:17×8.5J
タイヤ内圧:180kPa
テスト車両:排気量2000cc、後輪駆動車
タイヤ装着位置:全輪
<ドライ路面での操縦安定性>
上記テスト車両でドライ路面からなるジムカーナコースを走行したときの操縦安定性が、運転者の官能により評価された。結果は、比較例を100とする評点であり、数値が大きい程、ドライ路面での操縦安定性が優れていることを示す。
<ウェット性能>
上記テスト車両でウェット状態の一般道を走行したときのウェット性能が、運転者の官能により評価された。結果は、比較例を100とする評点であり、数値が大きい程、ウェット性能が優れていることを示す。
Figure 0007400429000001
テストの結果、実施例のタイヤは、ウェット性能を確保しつつ、ドライ路面での操縦安定性を向上させていることが確認できた。
2 トレッド部
3 第1主溝
4 第2主溝
6 外側陸部
10 外側横溝
Ti 内側トレッド端
To 外側トレッド端

Claims (13)

  1. 車両への装着の向きが指定されたトレッド部を有するタイヤであって、
    前記トレッド部は、
    車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端と、
    車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端と、
    タイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる第1主溝と、
    前記内側トレッド端と前記第1主溝との間でタイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる第2主溝と、
    前記外側トレッド端と前記第1主溝との間の外側陸部とを含み、
    前記第1主溝は、溝中心線の少なくとも一部がタイヤ赤道よりも前記内側トレッド端側に位置し、
    前記外側陸部には、タイヤ軸方向に延びる複数の外側横溝が設けられており、かつ、5mm以上の溝幅でタイヤ周方向に連続して延びる主溝が設けられておらず、
    前記外側横溝のタイヤ軸方向の内端は、それぞれ、前記第1主溝に連通することなく途切れ、
    前記第1主溝の溝中心線は、複数のジグザグの頂点を含み、
    前記外側横溝の前記内端は、前記ジグザグの頂点に対してタイヤ周方向に離間している、
    タイヤ。
  2. 車両への装着の向きが指定されたトレッド部を有するタイヤであって、
    前記トレッド部は、
    車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端と、
    車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端と、
    タイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる第1主溝と、
    前記内側トレッド端と前記第1主溝との間でタイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる第2主溝と、
    前記外側トレッド端と前記第1主溝との間の外側陸部とを含み、
    前記第1主溝は、溝中心線の少なくとも一部がタイヤ赤道よりも前記内側トレッド端側に位置し、
    前記外側陸部には、タイヤ軸方向に延びる複数の外側横溝が設けられており、かつ、5mm以上の溝幅でタイヤ周方向に連続して延びる主溝が設けられておらず、
    前記外側横溝のタイヤ軸方向の内端は、それぞれ、前記第1主溝に連通することなく途切れ、
    前記外側横溝は、前記外側トレッド端まで延びる第1外側横溝を含む、
    タイヤ。
  3. 車両への装着の向きが指定されたトレッド部を有するタイヤであって、
    前記トレッド部は、
    車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端と、
    車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端と、
    タイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる第1主溝と、
    前記内側トレッド端と前記第1主溝との間でタイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる第2主溝と、
    前記外側トレッド端と前記第1主溝との間の外側陸部とを含み、
    前記第1主溝は、溝中心線の少なくとも一部がタイヤ赤道よりも前記内側トレッド端側に位置し、
    前記外側陸部には、タイヤ軸方向に延びる複数の外側横溝が設けられており、かつ、5mm以上の溝幅でタイヤ周方向に連続して延びる主溝が設けられておらず、
    前記外側横溝のタイヤ軸方向の内端は、それぞれ、前記第1主溝に連通することなく途切れ、
    前記外側横溝は、前記外側トレッド端側に向かって深さが漸減している、
    タイヤ。
  4. 車両への装着の向きが指定されたトレッド部を有するタイヤであって、
    前記トレッド部は、
    車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端と、
    車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端と、
    タイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる第1主溝と、
    前記内側トレッド端と前記第1主溝との間でタイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる第2主溝と、
    前記外側トレッド端と前記第1主溝との間の外側陸部とを含み、
    前記第1主溝は、溝中心線の少なくとも一部がタイヤ赤道よりも前記内側トレッド端側に位置し、
    前記外側陸部には、タイヤ軸方向に延びる複数の外側横溝が設けられており、かつ、5mm以上の溝幅でタイヤ周方向に連続して延びる主溝が設けられておらず、
    前記外側横溝のタイヤ軸方向の内端は、それぞれ、前記第1主溝に連通することなく途切れ、
    前記トレッド部に設けられた溝の全ては、その溝底部からタイヤ半径方向外側に延びる溝壁本体と、前記溝壁本体に連なりかつタイヤ半径方向に対して前記溝壁本体よりも大きい角度で傾斜する面取り部とを含む、
    タイヤ。
  5. 車両への装着の向きが指定されたトレッド部を有するタイヤであって、
    前記トレッド部は、
    車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端と、
    車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端と、
    タイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる第1主溝と、
    前記内側トレッド端と前記第1主溝との間でタイヤ周方向に連続してジグザグ状に延びる第2主溝と、
    前記外側トレッド端と前記第1主溝との間の外側陸部と、
    前記内側トレッド端と前記第2主溝との間の内側陸部とを含み、
    前記第1主溝は、溝中心線の少なくとも一部がタイヤ赤道よりも前記内側トレッド端側に位置し、
    前記外側陸部には、タイヤ軸方向に延びる複数の外側横溝が設けられており、かつ、5mm以上の溝幅でタイヤ周方向に連続して延びる主溝が設けられておらず、
    前記外側横溝のタイヤ軸方向の内端は、それぞれ、前記第1主溝に連通することなく途切れ、
    前記内側陸部には、タイヤ軸方向に延びる複数の内側横溝が設けられており、
    前記内側横溝のタイヤ軸方向の内端は、それぞれ、前記第2主溝に連通することなく途切れる、
    タイヤ。
  6. 前記内側横溝は、それぞれ、前記内側トレッド端まで延びている、請求項5に記載のタイヤ。
  7. 前記第2主溝の溝中心線は、ジグザグの頂点を複数含み、
    前記内側横溝の前記第2主溝側の端は、前記ジグザグの頂点に対してタイヤ周方向に離間している、請求項5又は6に記載のタイヤ。
  8. 前記第1主溝の溝中心線は、タイヤ赤道よりも前記内側トレッド端側に位置している、請求項1ないし7のいずれかに記載のタイヤ。
  9. 前記外側横溝は、前記外側トレッド端よりもタイヤ赤道側で途切れる第2外側横溝を含む、請求項1ないし8のいずれかに記載のタイヤ。
  10. 前記外側横溝は、前記外側トレッド端側に向かって溝幅が漸減している、請求項1ないし9のいずれかに記載のタイヤ。
  11. 前記トレッド部は、前記第1主溝と前記第2主溝との間の中間陸部を含み、
    前記中間陸部のタイヤ軸方向の幅は、前記第1主溝の溝幅と前記第2主溝の溝幅との合計よりも大きい、請求項1ないし10のいずれかに記載のタイヤ。
  12. 前記トレッド部は、前記外側トレッド端とタイヤ赤道との間の外側領域と、前記内側トレッド端とタイヤ赤道との間の内側領域とを含み、
    前記外側領域のランド比は、前記内側領域のランド比よりも大きい、請求項1ないし11のいずれかに記載のタイヤ。
  13. 前記外側陸部には、タイヤ周方向に連続して延びる溝が設けられていない、請求項1ないし12のいずれかに記載のタイヤ。
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