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JP7376385B2 - モータ用復号化回路 - Google Patents

モータ用復号化回路 Download PDF

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Description

本発明は、モータ駆動装置でのデータ伝送に用いられるモータ用復号化回路に関する。
工作機械などのモータを駆動するモータ駆動装置において、モータの状態を監視したり、制御したりするためのデータ(例えば、電流データ)を符号化して伝送することがある。例えば、モータ駆動装置内の電流検出回路と制御回路の間で、データが伝送される。電流検出回路側でモータの電流データをマンチェスタ符号化し、制御回路側に伝送する。このようにすることで、回路間でのデータ伝達の信頼性が向上する。また、マンチェスタ符号はデータとクロック双方の情報を含むため、データとクロックを別個の配線で送信する場合と比べて、配線の本数を低減できる。
しかし、モータ駆動装置は、ノイズが多く、コード化しても、データが乱れる可能性がある。電流検出回路は、主スイッチング素子の近くに配置されることが多く、スイッチングのノイズの影響を受けやすい。このノイズに起因して、伝送された信号の復号時に誤りが発生する可能性がある。
特開平11-088446号公報
本発明は、ノイズへの耐性の向上を図ったモータ用復号化回路を提供することを目的とする。
一態様に係るモータ用復号化回路は、ビット区間内でのレベル遷移によってビットの値を表してなるマンチェスタ符号化信号を含むモータ用信号を受信する受信部と、前記モータ用信号からクロック信号およびビット列を再生する復号化部と、前記モータ用信号から複数のレベル遷移を抽出する遷移抽出部と、前記抽出された複数のレベル遷移間の時間差が前記ビット区間の長さと誤差範囲内で一致するかを判定し、一致しない場合に前記複数のレベル遷移の少なくともいずれかはノイズであると判定する判定部と、を備える。前記遷移抽出部は、前記復号されたビット列を参照して、同一値のビットが連続する前記ビット区間の境界でのレベル遷移を除く、複数のレベル遷移を抽出する。
本発明によれば、ノイズへの耐性の向上を図ったモータ用復号化回路を提供することができる。
実施形態に係るモータ駆動装置を表す模式図である。 データ処理部の内部構成を表すブロック図である。 電流検出部で処理される信号を表すタイミングチャートである。 データ処理部で処理される信号を表すタイミングチャートである。
以下、実施形態に係るモータ駆動装置について、図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
図1は、実施形態に係るモータ駆動装置10を表す模式図である。モータ駆動装置10は、モータ20を駆動するものであり、インバータ部11、電流検出部12(電流検出器13、A/Dコンバータ14、マンチェスタ符号化部15)、データ処理部16、電流制御部17、入力部18を有する。
インバータ部11は、例えば、スイッチング素子とそのドライブ回路で構成され、モータ20を駆動する駆動電流Iを生成する。
電流検出部12は、駆動電流Iを検出し、その符号化電流信号CD1を送信するものであり、電流検出器13、A/Dコンバータ14、マンチェスタ符号化部15を有する。
電流検出器13は、駆動電流Iを検出するセンサであり、駆動電流Iに対応するアナログ信号を出力する。
A/Dコンバータ14は、電流検出器13からのアナログ信号をデジタル信号に変換し、符号化前電流信号CD0を生成する。このA/Dコンバータ14およびマンチェスタ符号化部15は、所定のクロックCL0で動作する。
マンチェスタ符号化部15は、A/Dコンバータ14からの符号化前電流信号CD0をマンチェスタ符号化し、符号化電流信号CD1を生成する。符号化電流信号CD1はマンチェスタ符号化信号を含む。
データ処理部16は、符号化電流信号CD1を復号化し、復号化電流信号CD3を生成する。なお、この詳細は後述する。
電流制御部17は、外部からの指令および復号化電流信号CD3に基づいて、インバータ部11にスイッチングの指令を出力する。すなわち、電流制御部17は、電流検出器13で検出した駆動電流Iのデータに基づいて、モータ20を制御する。
入力部18は、後述のように、データ処理部16を制御するための情報を入力する。
図2は、データ処理部16の内部構成を表すブロック図である。データ処理部16は、基準クロック21、復号化部24、デジタルフィルタ25、遷移抽出部26、判定部27を有する。
基準クロック21は、データ処理部16での処理の基準となるクロック信号CL1を生成する。このクロック信号CL1の周波数は、例えば、電流検出部12のクロック信号CL0の周波数の例えば、数倍~数十倍程度とできる。
復号化部24は、マンチェスタ符号化部15から受信された符号化電流信号CD1に基づき、クロック信号CL2およびビット列(復号化電流信号CD2)を生成する(クロックおよびデータの復号)。クロック信号CL2は電流検出部12のクロック信号CL0に対応し、ビット列は符号化前電流信号CD0に対応する。
デジタルフィルタ25は、例えば、Sinc3フィルタであり、ビット列(ビットストリーム)を所定期間フィルタリングして、高周波変動を除去し、例えば、16ビットの復号化電流信号CD3として出力する。
遷移抽出部26は、符号化電流信号CD1から複数のレベル遷移を抽出する。判定部27は、抽出された複数のレベル遷移間の時間差Txに基づき、レベル遷移がノイズを含むか否かを判定する。なお、これらの詳細は後述する。
以下、遷移抽出部26、判定部27の詳細な説明に先だって、電流検出部12およびデータ処理部16で処理される信号を説明する。
図3は、電流検出部12で処理される信号を表すタイミングチャートである。クロック信号CL0のビット区間Tb0それぞれに対応して、符号化前電流信号CD0のビットの0、1が変化する。符号化前電流信号CD0から符号化電流信号CD1が生成される。
符号化電流信号CD1は、マンチェスタ符号なので、ビット区間Tbの中間に信号のレベル遷移(中間遷移Sm)がある。すなわち、マンチェスタ符号は、ビット区間Tbの中間に位置する中間遷移Smによってビットの値を表す。例えば、LからHへの中間遷移Smは、ビットの「1」を表し、HからLへの中間遷移Smはビットの「0」を表す。但し、この逆に、LからHの中間遷移Smによって「0」を、HからLの中間遷移Smによって「1」を表してもよい。
ここでは、中間遷移Smはクロック信号CL0の立ち上がりに対応している。これに対して、クロック信号CL0の位相を180°ずらして(HとLを逆転)、中間遷移Smがクロック信号CL0の立ち下がりに対応するようにしてもよい。
マンチェスタ符号は、中間遷移Smに加えて、ビット区間Tbの境界に位置する境界遷移Spを含む。この境界遷移Spは、同一値のビットが連続する場合、必然的に発生する。マンチェスタ符号では、レベル遷移によって、ビットの値を表す。このため、同一値のビット(同一方向のレベル遷移、例えば、LからHへのレベル遷移)が続くと、その間に逆方向の遷移(例えば、HからLへのレベル遷移)を入れる必要がある。マンチェスタ符号では、このいわば、副次的なレベル遷移をビット区間の境界で行っている。
図4は、データ処理部16で処理される信号を表すタイミングチャートである。基準クロック21のクロック信号CL1、電流検出部12から伝送された符号化電流信号CD1、復号化部24で生成されたクロック信号CL2および復号化電流信号CD2が示される。参考のため、符号化電流信号CD1の生成に用いられたクロック信号CL0を併せて示している。
クロック信号CL0のビット区間Tb0は、設計上判っているため、生成されるクロック信号CL2のビット区間Tb2の長さは、ビット区間Tb0と等しくなるように設定される。しかし、ビット区間Tb2とビット区間Tb0の位相にはズレがある。すなわち、符号化電流信号CD1に含まれる中間遷移Sm0、Sm1は、クロック信号CL0のビット区間Tb0の中間に位置するが、クロック信号CL2のビット区間Tb2の中間には位置しない。
このズレは、信号処理の都合上発生するものである。すなわち、ここでは中間遷移Sm0、Sm1を用いて、ビット区間Tb2の始点を規定している。さらに、復号化部24などでの処理の関係でタイムラグが発生する。すなわち、中間遷移Sm0、Sm1は、クロック信号CL2に対しては、ビット区間Tb2の境界寄りに配置されている。
このように中間遷移Sm0、Sm1が、クロック信号CL2などに対してズレがあることは、復号化部24、デジタルフィルタ25での処理上問題となることはない。すなわち、生成されたクロック信号CL2、復号化電流信号CD2同士でタイミング(位相)が合っていれば、デジタル処理は可能である。
但し、後述のように、遷移抽出部26では、このタイミングのズレが問題となる可能性はある。しかし、このタイミングのズレは、復号化部24での処理内容によって決まる所定の値なので、これを考慮して、処理すれば足りる。
以上では、符号化電流信号CD1がノイズを含まないことを前提としている。しかし、符号化電流信号CD1にノイズが含まれ、中間遷移Sm0、Sm1が実際は中間遷移ではなく、ノイズであることがあり得る。この場合、再生されたクロック信号CL2や復号されたビット列に誤りが発生する。例えば、再生されたクロック信号CL2のビット区間Tb2の始点が間違っていた場合、復号されるビット列が連続的な誤りを含む可能性がある。
以下、遷移抽出部26、判定部27の詳細を説明する。既述のように、遷移抽出部26は、符号化電流信号CD1からレベル遷移を抽出する。このときの処理は、A.初期処理、B.継続処理の2段階に分けることができる。
A.初期処理
まず、ビット区間Tb2の始点、終点を決定するための初期処理がなされる。すなわち、次の条件1、2の下、複数のレベル遷移(後述のように、中間遷移Sm)が抽出される。
条件1)複数のレベル遷移が、連続する異なるビット値(例えば、「0、1」や「1、0」)に対応すること(言い換えれば、複数のレベル遷移が、境界遷移Spを含まないこと)。
条件2)レベル遷移の時間差Txが、ビット区間Tb0と誤差範囲内で一致すること。
この条件1、2を満たすレベル遷移は中間遷移Smと考えられる。この条件1、2を用いても、抽出したレベル遷移が、ノイズなどに起因するものを含む可能性は否定できないが、一般に、その可能性は小さい。後述のように、この可能性を否定できない場合は、初期処理をやり直すこと(初期化)が好ましい。
以下、条件1、2に対応する処理の詳細を説明する。条件1、2の処理を纏めて行うことも可能であるが、ここでは判り易さのために、条件1、条件2の順に処理内容を説明する。
(1)条件1に対応する処理
初期処理において、遷移抽出部26は、複数のレベル遷移を抽出し、これらのレベル遷移が境界遷移Spを含むかを判定する。複数のレベル遷移が境界遷移Spを含むのであれば、例えば、複数のレベル遷移を再度抽出し、境界遷移Spを含むかを再度判定する。このようにして、遷移抽出部26は、境界遷移Spを含まない複数のレベル遷移を抽出できる。
復号化部24から出力される復号されたビット列を参照することで、境界遷移Spを含むか否かを判定できる。すなわち、抽出したレベル遷移が、同一値のビットが連続する境界遷移Spに対応するか否かを判定する。
既述のように、中間遷移Smなどのレベル遷移は、クロック信号CL2や復号化電流信号CD2に対して、タイミングのズレがある。しかし、これは処理内容で決まるので、タイミングのズレを考慮して、判定を行うことができる。
なお、電流検出部12から同一値のビットが連続することがないマンチェスタ符号化信号、すなわち、0、1の繰り返しを表すマンチェスタ符号化信号を送信することで、遷移抽出部26での境界遷移Spの除外処理を省略することができる。
(2)条件2に対応する処理
条件1に対応する処理の後、次のような処理がなされる。すなわち、判定部27は、抽出された複数のレベル遷移間の時間差Txがビット区間Tb0と誤差範囲内で一致するかを判定し、一致しない場合に複数のレベル遷移の少なくともいずれかはノイズであると判定する。
既述のように、本来の中間遷移Smの間隔は、ビット区間Tb0(さらには、ビット区間Tb2)と一致する。このため、抽出されたレベル遷移の時間差Txがビット区間Tb0と一致しない場合、抽出された複数のレベル遷移の少なくとも一方がノイズであると判定できる。
但し、クロックCL0、CL1のジッタや、個体差によるクロック周波数のバラつきがあり得る。このため、このような誤差を見込んで、時間差Txとビット区間Tbの一致を判定する。
例えば、電流検出部12でのクロック信号CL0が、10.7MHz±5%とし、基準クロック21のクロック信号CL1が131.072MHz±130ppmとする。この場合、クロック信号CL0は10.165~11.235MHz、クロック信号CL1は131.0549~131.0891MHzであり、クロックの比(=CL0/CL1)は、12.28±0.61クロックとなる。この範囲を越える時間差Txとビット区間Tbの不一致は、ノイズに起因すると考えられる。なお、入力部18から判定部27に、基準となる値や誤差範囲を入力、設定できる。
クロック信号CL1に基づいて、この判定を行うと、クロック信号CL1の1クロック以内での時間差Txの判定は困難である。すなわち、±0.61クロックに替えて、±1クロックでの判定を行うことになる。ここで、クロック信号CL1の周波数を大きくすることで、1クロックの期間を短くして、時間精度を向上できる。
以上のように、条件1、2を満たす複数のレベル遷移(中間遷移Sm0、Sm1)を抽出し、遷移のタイミングに基づいて、ビット区間Tb2の始点、終点が決定される。
B.継続処理
初期処理の後、遷移抽出部26、判定部27の処理が継続する。すなわち、遷移抽出部26は、境界遷移Spではない1(1以上も可)のレベル遷移を抽出する。既述のように、初期処理で、中間遷移Sm0、Sm1を抽出しているため、抽出するレベル遷移は1つのみで足りる。
判定部27は、新たに抽出したレベル遷移と前回抽出した中間遷移Smとの時間差Txがビット区間Tb0の長さと誤差範囲内で一致するかを判定する。但し、時間差Tx自体を求めることなく、新たに抽出したレベル遷移のタイミングがビット区間Tb2の始点、終点と誤差範囲内で一致するかを判定してもよい。なお、初期処理の直後では、「前回抽出した中間遷移Sm」は、初期処理時の中間遷移である。また、連続してレベル遷移を抽出する場合、今回抽出した中間遷移Smは、次回において、「前回抽出した中間遷移Sm」として取り扱われる。
時間差Txが前記ビット区間Tb0の長さと誤差範囲内で一致しない場合、遷移抽出部26に符号化電流信号CD1(モータ用信号)から1(1以上も可)のレベル遷移を再び抽出するよう指示する。このように、ノイズの程度を判定することが容易となる。
判定部27は、前記時間差Txが前記ビット区間Tbの長さと誤差範囲内で一致しなかった回数をカウントする。このカウント値は、ノイズの程度(あるいは復号化電流信号CD2が誤りを含む程度)として用いることができる。特に、連続して一致しなかった回数は、復号化電流信号CD2に連続する誤りがある可能性の程度を表すと考えられる。
判定部27は、時間差Txがビット区間Tbの長さと誤差範囲内で連続して一致せず、その回数が閾値に達した場合、初期処理をやり直し(初期化)、その後、継続処理を再開する。最初の初期処理で抽出したレベル遷移が誤っている場合などに対処できる。なお、入力部18から判定部27に閾値を入力、設定できる。
以上のように、本実施形態では、マンチェスタ符号化信号を含むモータ用信号から複数のレベル遷移を抽出し、その時間差Txに基づいて、信号内のノイズを検出することで、ノイズへの耐性を向上できる。例えば、ノイズの程度を判定し、ノイズの程度によっては、復号化部24を初期化して、復号の誤り、特に、それが連続することを防止できる。
〔実施形態から得られる技術的思想〕
上記実施形態から把握しうる技術的思想について、以下に記載する。
〔1〕モータ用復号化回路(データ処理部16)は、ビット区間(Tb)内でのレベル遷移(中間遷移Sm)によってビットの値を表してなるマンチェスタ符号化信号を含むモータ用信号(符号化電流信号CD1)を受信する受信部と、前記モータ用信号(CD1)からクロック信号(CL0)およびビット列を復号する復号化部(24)と、前記モータ用信号(CD1)から複数のレベル遷移を抽出する遷移抽出部(26)と、前記抽出された複数のレベル遷移間の時間差(Tx)が前記ビット区間(Tb)の長さと誤差範囲内で一致するかを判定し、一致しない場合に前記複数のレベル遷移の少なくともいずれかはノイズであると判定する判定部(27)と、を備える。前記遷移抽出部(26)は、前記復号されたビット列を参照して、同一値のビットが連続する前記ビット区間(Tb)の境界でのレベル遷移(境界遷移Sp)を除く、複数のレベル遷移を抽出する。これにより、モータ用信号(CD1)内のノイズを検出し、種々の対応を行うことが可能となる。マンチェスタ符号中の境界遷移(Sp)を除くことで、ノイズの検出精度を向上できる。
〔2〕前記時間差(Tx)が前記ビット区間(Tb)の長さと誤差範囲内で一致する場合、前記遷移抽出部(26)は、1以上のレベル遷移を追加して抽出し、前記判定部(27)は、追加して抽出されたレベル遷移と、先に抽出されたレベル遷移との時間差(Tx)が前記ビット区間(Tb)の長さと誤差範囲内で一致するかを判定する。これにより、初期処理後、ノイズの程度を容易に判定できる。
〔3〕前記判定部(27)は、前記時間差(Tx)が前記ビット区間(Tb)の長さと誤差範囲内で一致しなかった回数をカウントする。回数をカウントすることで、ノイズの程度を判定できる。
〔4〕前記判定部(27)は、前記時間差(Tx)が前記ビット区間(Tb)の長さと誤差範囲内で連続して一致しなかった回数をカウントする。これにより、連続して一致しなかった回数は、復号化電流信号(CD2)が連続する誤りがある可能性の程度を示唆する。
〔5〕前記判定部(27)は、前記時間差(Tx)が前記ビット区間(Tb)の長さと誤差範囲内で連続して一致しなかった回数が閾値に達した場合、前記遷移抽出部(26)は、前記ビット区間(Tb)の境界でのレベル遷移を除く、複数のレベル遷移を新たに抽出し、前記新たに抽出された複数のレベル遷移間の時間差(Tx)が前記ビット区間(Tb)の長さと誤差範囲内で一致する場合、前記復号化部(24)は、1以上のレベル遷移を追加して抽出し、前記判定部(27)は、追加して抽出されたレベル遷移と、先に抽出されたレベル遷移との時間差(Tx)が前記ビット区間(Tb)の長さと誤差範囲内で一致するかを判定する。これにより、当初に抽出したレベル遷移が誤っている場合などに対処できる。
10…モータ駆動装置 11…インバータ部
12…電流検出部 13…電流検出器
14…A/Dコンバータ 15…マンチェスタ符号化部
16…データ処理部 17…電流制御部
18…入力部 20…モータ
21…基準クロック 24…復号化部
25…デジタルフィルタ 26…遷移抽出部
27…判定部

Claims (5)

  1. ビット区間内でのレベル遷移によってビットの値を表してなるマンチェスタ符号化信号を含むモータ用信号を受信する受信部と、
    前記モータ用信号からクロック信号およびビット列を復号する復号化部と、
    前記モータ用信号から複数のレベル遷移を抽出する遷移抽出部と、
    前記抽出された複数のレベル遷移間の時間差が前記ビット区間の長さと誤差範囲内で一致するかを判定し、一致しない場合に前記複数のレベル遷移の少なくともいずれかはノイズであると判定する判定部と、を備え、
    前記遷移抽出部は、前記復号されたビット列を参照して、同一値のビットが連続する前記ビット区間の境界でのレベル遷移を除く、複数のレベル遷移を抽出する、モータ用復号化回路。
  2. 請求項1に記載のモータ用復号化回路であって、
    前記時間差が前記ビット区間の長さと誤差範囲内で一致する場合、前記遷移抽出部は、1以上のレベル遷移を追加して抽出し、
    前記判定部は、追加して抽出されたレベル遷移と、先に抽出されたレベル遷移との時間差が前記ビット区間の長さと誤差範囲内で一致するかを判定する、モータ用復号化回路。
  3. 請求項2に記載のモータ用復号化回路であって、
    前記判定部は、前記時間差が前記ビット区間の長さと誤差範囲内で一致しなかった回数をカウントする、モータ用復号化回路。
  4. 請求項3に記載のモータ用復号化回路であって、
    前記判定部は、前記時間差が前記ビット区間の長さと誤差範囲内で連続して一致しなかった回数をカウントする、モータ用復号化回路。
  5. 請求項4に記載のモータ用復号化回路であって、
    前記回数が閾値に達した場合、前記遷移抽出部は、前記ビット区間の境界でのレベル遷移を除く、複数のレベル遷移を新たに抽出し、
    前記新たに抽出された複数のレベル遷移間の時間差が前記ビット区間の長さと誤差範囲内で一致する場合、前記復号化部は、1以上のレベル遷移を追加して抽出し、前記判定部は、追加して抽出されたレベル遷移と、先に抽出されたレベル遷移との時間差が前記ビット区間の長さと誤差範囲内で一致するかを判定する、モータ用復号化回路。
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