JP7375271B2 - プライマー層形成用組成物、バリアフィルム、波長変換シート、及び、波長変換シートの製造方法 - Google Patents
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Description
本発明のプライマー層形成用組成物は、光学積層体の蛍光体層に隣接するプライマー層を形成するためのプライマー層形成用組成物であって、反応性炭素-炭素二重結合を有する樹脂と、反応性炭素-炭素二重結合を有さず1級水酸基を有する樹脂と、ポリイソシアネート化合物と、波長400~700nmの可視光領域における最大吸収係数が100ml/(g・cm)以上である光重合開始剤と、を含有するものである。以下、各成分について詳細に説明する。
反応性炭素-炭素二重結合とは、ラジカル重合又はカチオン重合可能な炭素-炭素二重結合を指す。反応性炭素-炭素二重結合を有する樹脂は、反応性炭素-炭素二重結合を有する基を含む樹脂であることができる。反応性炭素-炭素二重結合を有する基は、エチレン性不飽和二重結合を有する基であることが好ましく、例えば、スチリル基又は(メタ)アクリロイル基等であることがより好ましく、(メタ)アクリロイル基であることが更に好ましく、アクリロイル基であることが特に好ましい。反応性炭素-炭素二重結合を有する基がアクリロイル基であることにより、プライマー層内での反応性及び蛍光体層との反応性が向上し、より優れた密着性が得られる傾向がある。
反応性炭素-炭素二重結合を有さず1級水酸基を有する樹脂としては、分子内に反応性炭素-炭素二重結合を有さず1級水酸基を有する重合体等が挙げられる。上記重合体としては、例えば、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、及びペンタエリスリトールトリアクリレート等の(メタ)アクリロイル基及び1級水酸基を含む単量体を単量体成分として用いた重合体等が挙げられるが、これに限定されるものではない。反応性炭素-炭素二重結合を有さず1級水酸基を有する樹脂は、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
ポリイソシアネート化合物としては、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、及びキシリレンジイソシアネート、並びに、それらを原材料として用いたもの等が挙げられる。ポリイソシアネート化合物は、上述したポリイソシアネート化合物同士を反応させて得られるプレポリマー、又は、上述したポリイソシアネート化合物とアルコールとを反応させて得られるプレポリマーであってもよい。ポリイソシアネート化合物は、イソシアヌレート型、ビューレット型、アダクト型、及び、2官能型(2種類のポリイソシアネート化合物を混ぜたもの)等のポリイソシアネート化合物であってもよい。これらの中でも、密着性の観点から、イソシアヌレート型及びビューレット型ポリイソシアネート化合物が好ましい。ポリイソシアネート化合物は、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
光重合開始剤は、波長400~700nmの可視光領域における最大吸収係数が100ml/(g・cm)以上であるものである。上記最大吸収係数は、150ml/(g・cm)以上であってもよい。上記最大吸収係数が100ml/(g・cm)以上であることで、光重合開始剤は可視光に対して十分な感度を有することとなり、得られるプライマー層は、片面露光により蛍光体層を硬化させる際に、当該蛍光体層の露光する側と反対側に配置されても、可視光が蛍光体層を透過してプライマー層に到達するため、蛍光体層に対して優れた密着性を得ることができる。
プライマー層形成用組成物は、上述した反応性炭素-炭素二重結合を有する樹脂、反応性炭素-炭素二重結合を有さず1級水酸基を有する樹脂、ポリイソシアネート化合物、及び、光重合開始剤以外の他の成分(添加剤)を含んでいてもよい。添加剤としては、スリップ剤、界面活性剤、溶剤、消泡剤、帯電防止剤等が挙げられる。溶剤としては、例えば、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、及びブタノール等を使用することができる。また、プライマー層形成用組成物は、波長400~700nmの可視光領域における最大吸収係数が100ml/(g・cm)未満であり、且つ紫外線に対して感度を有する光重合開始剤を含有していてもよい。
本発明のバリアフィルムは、ガスバリア性フィルムと、バリアフィルムの一方の最表面に配置された、上記プライマー層形成用組成物を用いて形成される硬化物からなるプライマー層と、を備える。以下、図面を用いつつ本発明のバリアフィルムの好適な実施形態について説明する。
第1及び第2の基材11,21は、高分子フィルムであることが望ましい。高分子フィルムの材質としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート及びポリエチレンナフタレート等のポリエステル;ナイロン等のポリアミド;ポリプロピレン及びシクロオレフィン等のポリオレフィン;ポリカーボネート;並びにトリアセチルセルロース等が挙げられるが、これらに限定されない。高分子フィルムはポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム又はポリオレフィンフィルムであることが好ましく、ポリエステルフィルム又はポリアミドフィルムであることがより好ましく、ポリエチレンテレフタレートフィルムであることが更に好ましい。ポリエチレンテレフタレートフィルムは、透明性、加工適正及び密着性の観点から望ましい。また、ポリエチレンテレフタレートフィルムは、透明性及びガスバリア性の観点から、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムであることが好ましい。
アンカーコート層12,22は、第1及び第2の基材11,21と無機薄膜層13,23との間の密着性を向上させるために、それらの間に設けられるものである。また、アンカーコート層12,22は、水分や酸素の透過を防止するバリア性を有していてもよい。
バリア層15,25は、水蒸気透過度及び酸素透過度を更に向上させるために設けられる層である。バリア層15,25は、光学的な観点から、透明性が高いことが望ましい。バリア層15,25は単層であっても多層であってもよいが、図1~図4に示したように、無機薄膜層13,23及びガスバリア性被覆層14,24を有することが望ましい。
無機薄膜層13,23の形成方法は真空蒸着法、スパッタリング法、又はPECVD法であることが好ましい。真空蒸着法では、抵抗加熱式真空蒸着法、電子ビーム(Electron Beam)加熱式真空蒸着法、誘導加熱式真空蒸着法がより好ましく、スパッタリング法では、反応性スパッタリング法、デュアルマグネトロンスパッタリング法であることがより好ましい。膜の均質性の観点からはスパッタリング法が好ましく、コストの観点からは、真空蒸着法が好ましく、目的、用途に応じて選択することができる。
ガスバリア性被覆層14,24は、後工程での二次的な各種損傷を防止すると共に、高いバリア性を付与するために設けられるものである。ガスバリア性被覆層14,24は、シロキサン結合を含んでいてもよい。ガスバリア性被覆層14,24は、大気中で形成することもできる。ガスバリア性被覆層14,24を大気中で形成する場合は、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、エチレンビニルアルコールのような極性を持つ化合物、ポリ塩化ビニリデン等の塩素を含む化合物、及びSi原子を含む化合物、Ti原子を含む化合物、Al原子を含む化合物、Zr原子を含む化合物等を含有する塗布液を無機薄膜層13,23上に塗布し、乾燥硬化させることで形成することができる。
R1 n(OR2)4-nSi …(1)
[式中、nは0~3の整数を示し、R1及びR2はそれぞれ独立に炭化水素基を示し、好ましくは炭素数1~4のアルキル基を示す。]
R1 n(OR2)4-nTi …(2)
[式中、nは0~3の整数を示し、R1及びR2はそれぞれ独立に炭化水素基を示し、好ましくは炭素数1~4のアルキル基を示す。]
R1 m(OR2)3-mAl …(3)
[式中、mは0~2の整数を示し、R1及びR2はそれぞれ独立に炭化水素基を示し、好ましくは炭素数1~4のアルキル基を示す。]
R1 n(OR2)4-nZr …(4)
[式中、nは0~3の整数を示し、R1及びR2はそれぞれ独立に炭化水素基を示し、好ましくは炭素数1~4のアルキル基を示す。]
接着層4は、図1及び図3~4に示すように、第1のフィルム1と第2のフィルム2とを貼り合わせて積層するために、第1のフィルム1と第2のフィルム2との間に設けられている。接着層4としては、高分子フィルム用の接着剤又は粘着剤として一般的なものを使用することができ、第1のフィルム1及び第2のフィルム2の貼り合わせる側の表面に応じて適宜選択される。接着層4の材料の候補としては、エポキシ系、ポリエステル系、アクリル系、ゴム系、フェノール系、及びウレタン系等の接着剤又は粘着剤が挙げられる。
プライマー層5は、バリアフィルムと蛍光体層との密着性を向上させるために設けられる層である。プライマー層5は、第1のフィルム1の第1の基材11上又はガスバリア性被覆層14上に設けられる。プライマー層5は、バリアフィルムの一方の最表面に設けられ、バリアフィルムのプライマー層5側の表面を蛍光体層に貼り合わせることとなる。
マット層6は、1以上の光学的機能や帯電防止機能を発揮させるために、バリアフィルムのプライマー層5とは反対側の表面に設けられている。ここで、光学的機能としては、特に限定されるものではないが、干渉縞(モアレ)防止機能、反射防止機能、拡散機能等が挙げられる。これらの中でも、マット層6は、光学的機能として少なくとも干渉縞防止機能を有することが好ましい。本実施形態では、マット層6が少なくとも干渉縞防止機能を有するものである場合について説明する。
次に、上記バリアフィルムを用いた本発明の波長変換シートについて説明する。本発明の波長変換シートは、蛍光体及び硬化性樹脂の硬化物を含む蛍光体層と、上記蛍光体層の一方の面上に積層された第1のバリアフィルムと、上記蛍光体層の他方の面上に積層された第2のバリアフィルムと、を備えるものであり、少なくとも上記第1のバリアフィルムが、上記蛍光体層側の最表面に上記プライマー層を備える本発明のバリアフィルムである。
蛍光体層7は、励起光の照射によって異なる波長の光を発光する波長変換機能を有する層であり、少なくとも1種類以上の蛍光体(図示せず)を含む。
次に、本発明のバリアフィルム及び波長変換シートの製造方法の一実施形態について説明する。本実施形態のバリアフィルムの製造方法は、ガスバリア性フィルムと、一方の最表面に配置されたプライマー層と、を備えるバリアフィルムの製造方法であって、ガスバリア性フィルム上に上記プライマー層形成用組成物を塗布し、硬化させて上記プライマー層を形成する工程を有する。
塗膜の光透過率(%)=(試験片の光透過率/対照試験片の光透過率)×100
(プライマー層形成用組成物の調製)
反応性炭素-炭素二重結合を有する樹脂であるアクリロイル基含有樹脂(荒川化学工業株式会社製、型番:ACS-719、アクリロイル基及び2級水酸基を有する樹脂、(メタ)アクリル当量214g/eq、水酸基価262mgKOH/g)50質量部、及び、反応性炭素-炭素二重結合を有さず1級水酸基を有する樹脂であるアクリルポリオール(荒川化学工業株式会社製、型番:ACS-717、水酸基価80mgKOH/g)50質量部に、溶剤(酢酸エチル)1000質量部を加え、25℃で2時間攪拌した。その後、硬化剤としてビューレット型ヘキサメチレンジイソシアネート(荒川化学工業株式会社製、商品名:アラコート CL106)15質量部、及び、光重合開始剤Aを2質量部加え、25℃で30分攪拌して、プライマー層形成用組成物を得た。
片面がコロナ放電処理された二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(商品名:P60、厚さ:16μm、東レ株式会社製)のコロナ放電処理された面上に、ポリエステル樹脂溶液をバーコート法により塗布し、80℃で1分間乾燥硬化させることにより、厚さ100nmのアンカーコート層を形成した。
第1のバリアフィルムのプライマー層上に、コアがセレン化カドミウム(CdSe)、シェルが硫化亜鉛(ZnS)、粒子径6nmの量子ドット発光体と、主鎖あるいは側鎖の末端にアクリロイル基を有するアクリル系光硬化性樹脂(日立化成(株)製、商品名:ヒタロイド7927-8)と、光重合開始剤(BASF社製、商品名:Lucirin TPO)とを含む蛍光体層形成用組成物を塗布して塗膜を形成し、そこに、第2のバリアフィルムのプライマー層を貼り合わせた。得られた積層体に対し、第2のバリアフィルム側から紫外線照射装置(光源:高圧水銀ランプ)を用いて300mJ/cm2、600mJ/cm2又は600mJ/cm2の露光量で光を照射することで塗膜を硬化させ、波長変換機能を有する蛍光体層(厚さ100μm)を形成した。なお、露光に用いた光のスペクトルを図6に示す。図6に示すように、露光に用いた光は可視光及び紫外線を含むものである。
塗膜の光透過率(%)=(試験片の光透過率/対照試験片の光透過率)×100
光重合開始剤Aに代えて光重合開始剤Bを用いたこと以外は実施例1と同様にして、プライマー層形成用組成物、バリアフィルム及び波長変換シートを得た。
光重合開始剤Aに代えて光重合開始剤Cを用いたこと以外は実施例1と同様にして、プライマー層形成用組成物、バリアフィルム及び波長変換シートを得た。
光重合開始剤Aに代えて光重合開始剤Dを用いたこと以外は実施例1と同様にして、プライマー層形成用組成物、バリアフィルム及び波長変換シートを得た。
実施例及び比較例で得られた波長変換シートを25mm×100mmの短冊状にカットし、カットした波長変換シートをガラス板上に固定した。固定された短冊状の波長変換シートのバリアフィルムを、引っ張り試験機(株式会社島津製作所製、商品名:オートグラフAG-X)を用いて、ガラス板に対して垂直な方向に300mm/分の速度で蛍光体層から剥離し、剥離に要した力を剥離強度として測定した。この剥離強度の測定を、光照射側である第2のバリアフィルムと蛍光体層との間、及び、光照射側とは反対側である第1のバリアフィルムと蛍光体層との間についてそれぞれ行った。
Claims (9)
- 光学積層体の蛍光体層に隣接するプライマー層を形成するためのプライマー層形成用組成物であって、
反応性炭素-炭素二重結合を有する樹脂と、反応性炭素-炭素二重結合を有さず1級水酸基を有する樹脂と、ポリイソシアネート化合物と、波長400~700nmの可視光領域における最大吸収係数が100ml/(g・cm)以上である光重合開始剤と、を含有し、
前記反応性炭素-炭素二重結合を有する樹脂が、分子内に反応性炭素-炭素二重結合を有する重合体であり、
プライマー層形成用組成物に含まれる樹脂成分全体の(メタ)アクリル当量が200~1000g/eqであり、
プライマー層形成用組成物に含まれる樹脂成分全体の水酸基価が100~300mgKOH/gである、プライマー層形成用組成物。 - 前記光重合開始剤の含有量が、プライマー層形成用組成物の固形分全量を基準として0.1~5質量%である、請求項1に記載のプライマー層形成用組成物。
- NCO/OH比が0.1~0.6である、請求項1又は2に記載のプライマー層形成用組成物。
- プライマー層形成用組成物に含まれる樹脂成分全体の(メタ)アクリル当量が270~800g/eqである、請求項1~3のいずれか一項に記載のプライマー層形成用組成物。
- プライマー層形成用組成物に含まれる樹脂成分全体の水酸基価が150~230mgKOH/gである、請求項1~4のいずれか一項に記載のプライマー層形成用組成物。
- ガスバリア性フィルムと、
バリアフィルムの一方の最表面に配置された、請求項1~5のいずれか一項に記載のプライマー層形成用組成物を用いて形成される硬化物からなるプライマー層と、
を備えるバリアフィルム。 - 蛍光体及び硬化性樹脂の硬化物を含む蛍光体層と、前記蛍光体層の一方の面上に積層された第1のバリアフィルムと、前記蛍光体層の他方の面上に積層された第2のバリアフィルムと、を備え、
前記第1のバリアフィルムが、前記蛍光体層側の最表面に前記プライマー層を備える請求項6に記載のバリアフィルムである、波長変換シート。 - 第1のバリアフィルムと、蛍光体及び硬化性樹脂を含む蛍光体層形成用組成物の塗膜と、第2のバリアフィルムと、を含む積層体を形成する工程と、
前記積層体の前記第2のバリアフィルム側から紫外線及び波長400~700nmの可視光を含む光を照射することで、前記塗膜中の前記硬化性樹脂を硬化させて蛍光体層を形成する工程と、を有し、
前記第1のバリアフィルムが、前記塗膜側の最表面に前記プライマー層を備える請求項6に記載のバリアフィルムである、波長変換シートの製造方法。 - 前記塗膜の波長400~700nmにおける可視光透過率の最小値が30%以上である、請求項8に記載の波長変換シートの製造方法。
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