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JP7357036B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
従来、後輪の上方に配置されるリアフェンダーと、リアフェンダーの下方に配置されて走行風を整流する整流部材とを備える鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、整流部材は、後輪に対し車幅方向外側で、車幅方向外側に面するように配置される板状であり、走行風を外方向に導く。
特開平11-20765号公報
鞍乗り型車両では、リアフェンダーの下方の走行風を効果的に整流することが望まれる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、リアフェンダーの下方の走行風を効果的に整流できるようにすることを目的とする。
鞍乗り型車両は後輪の上方に配置されるリアフェンダーと、前記リアフェンダーの下方に配置されて走行風を整流する整流部材とを備える鞍乗り型車両において、前記整流部材は、前記整流部材の上面が前記リアフェンダーの下面に下方から対向する姿勢で配置される板状部材であり、前記リアフェンダーに取り付けられ、前記整流部材の両端部及び上縁は、車両側面視で、他の部材に覆われることなく外側に露出していることを特徴とする。
鞍乗り型車両において、リアフェンダーの下方の走行風を効果的に整流できる。
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。 鞍乗り型車両の後部を後側方側から見た斜視図である。 整流部材を後輪側から見た場合の平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
フロントフォーク14は、ヘッドパイプ18によって左右に操舵自在に支持される。前輪13は、フロントフォーク14の下端部に設けられる車軸13aに支持される。乗員が把持する操舵用のハンドル21は、フロントフォーク14の上端部に取り付けられる。
スイングアーム16は、車体フレーム11に支持されるピボット軸22に支持される。ピボット軸22は、車幅方向に水平に延びる軸である。スイングアーム16の前端部には、ピボット軸22が挿通される。スイングアーム16は、ピボット軸22を中心に上下に揺動する。
後輪15は、スイングアーム16の後端部に設けられる車軸15aに支持される。
パワーユニット12は、前輪13と後輪15との間に配置され、車体フレーム11に支持される。
パワーユニット12は、内燃機関である。パワーユニット12は、クランクケース23と、往復運動するピストンを収容するシリンダー部24とを備える。シリンダー部24の排気ポートには、排気装置25が接続される。
パワーユニット12の出力は、パワーユニット12と後輪15とを接続する駆動力伝達部材によって後輪15に伝達される。
また、鞍乗り型車両10は、前輪13を上方から覆うフロントフェンダー26と、後輪15を上方から覆うリアフェンダー27と、乗員が足を載せるステップ28と、パワーユニット12が使用する燃料を蓄える燃料タンク29とを備える。
フロントフェンダー26は、フロントフォーク14に取り付けられる。リアフェンダー27及びステップ28は、シート17よりも下方に設けられる。燃料タンク29は、車体フレーム11に支持される。
鞍乗り型車両10は、自動二輪車である。
フロントフレーム19は、ヘッドパイプ18から後下方に延びる左右一対のメインフレーム31と、メインフレーム31の後端部から下方に延びる左右一対のセンターフレーム32と、ヘッドパイプ18からメインフレーム31の下方を後下方に延びる左右一対のダウンフレーム33とを備える。
リアフレーム20は、センターフレーム32の上部から後上方に延びる。
ピボット軸22は、センターフレーム32に取り付けられる。
スイングアーム16は、ピボット軸22から、リアフレーム20の下方を後方に延びる。
排気装置25の後端部は、排気音を低減するマフラー25aによって構成される。マフラー25aは、後輪15の前部に車幅方向外側から重なる。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11及びパワーユニット12等によって構成される車体を覆う車体カバー35を備える。
車体カバー35は、シート17の下方でリアフレーム20を車幅方向外側から覆う左右一対のリアサイドカバー36を、車両後部に備える。
リアフェンダー27は、左右のリアサイドカバー36の下方に設けられる。リアフェンダー27は、後輪15の真上に位置し、後輪15の前部を上方から覆う。
また、鞍乗り型車両10は、リアフェンダー27に対し後下方に延出するライセンスプレートホルダー38を備える。ライセンスプレートホルダー38は、リアフェンダー27の後方で後輪15を上方から覆う。ライセンスプレートホルダー38は、ライセンスプレート39を支持する。
鞍乗り型車両10は、リアフェンダー27の下方に配置されて走行風を整流する整流部材50を備える。
図2は、鞍乗り型車両10の後部を後側方側から見た斜視図である。
図1及び図2を参照し、リアフェンダー27は、板厚方向を上下方向に指向させて配置される板状である。リアフェンダー27の下面27aは、車両側面視では、リアサイドカバー36の下縁36aに沿うように後上がりに傾斜して配置される。
リアフェンダー27は、左右のリアサイドカバー36の間を塞ぎ、リアフレーム20を下方から覆う。
リアフェンダー27は、リアフェンダー27における車幅方向の中央の部分を構成するフェンダー中央部41と、フェンダー中央部41に対し車幅方向外側に位置する左右一対のフェンダー側部42とを一体に備える。
フェンダー中央部41は、後輪15の前部の真上に位置し、後輪15の前部の上面15bを上方から覆う。フェンダー中央部41は、車両側面視では、後上がりに傾斜している。
フェンダー側部42は、フェンダー中央部41の左右の側縁から前上方且つ車幅方向外側に延出する。フェンダー側部42の前縁は、リアサイドカバー36の下縁36aに接続される。フェンダー側部42は、車両側面視では、後上がりに傾斜している。
図3は、整流部材50を後輪15側から見た場合の平面図である。
図1~図3を参照し、整流部材50は、板厚方向を上下方向に指向させて配置される板状である。整流部材50は、整流部材50の上面50aがリアフェンダー27の下面27aに下方から対向する姿勢で配置される板状部材である。
整流部材50は、リアフェンダー27の下面27aの上部に取り付けられる。整流部材50は、下面27aの上部を下方から覆う。
整流部材50は、車両側面視では、下面27aに沿うように後上がりに傾斜して配置される。
整流部材50は、フェンダー中央部41及び左右のフェンダー側部42に沿うように形成される。
整流部材50は、整流部材50における車幅方向の中央の部分を構成する整流部材中央部51(中央部)と、整流部材中央部51に対し車幅方向外側に位置する左右一対の整流部材側部52とを一体に備える。
整流部材中央部51は、フェンダー中央部41に下方から対向して配置され、フェンダー中央部41を下方から覆う。整流部材中央部51は、フェンダー中央部41に沿う略平坦な板状部である。
整流部材中央部51は、後輪15の前部の真上に位置し、上面15bを上方から覆う。整流部材中央部51は、車両側面視では、後上がりに傾斜している。
整流部材中央部51は、図3の平面視では、車両後方に向かうに従って車幅方向の幅が小さくなるように先細り形状に形成されている。
整流部材側部52は、整流部材中央部51の左右の側縁51a(側部)から前上方且つ車幅方向外側に延出する。
整流部材側部52は、フェンダー側部42に下方から対向して配置され、フェンダー側部42を下方から覆う。整流部材側部52は、後輪15に対し車幅方向外側に延出する。整流部材側部52は、フェンダー側部42に沿う略平坦な板状部である。
整流部材50の車幅方向の幅は、図3の平面視では、車両後方に向かうに従って小さくなる。
整流部材50では、整流部材中央部51に対し左右の整流部材側部52が前上方に延出するため、整流部材50の車幅方向の両端部50b(側縁)よりも整流部材中央部51が下方に位置する。ここで、各端部50bは、左右のフェンダー側部42の上端部である。また、各端部50bは、整流部材50の左右方向の側縁である。
整流部材50の上面50aは、リアフェンダー27の下面27aに対し下方に離間して配置される。これにより、リアフェンダー27の下面27aと整流部材50の上面50aとの間には、物品を収納可能な空間55が形成される。両端部50bは、リアフェンダー27の下面27aに当接する。このため、空間55の密閉性が高くなる。
車両側面視で、整流部材50の前端部には、ヒンジ56が設けられる。整流部材50は、ヒンジ56を介してリアフェンダー27に連結される。ヒンジ56は、例えば車幅方向に延びる軸である。
整流部材50は、ヒンジ56を中心にして上下に揺動可能である。整流部材50は、上下に揺動することで、空間55を開閉する。
図1では、整流部材50は閉じた状態にある。整流部材50は、不図示のロック機構によって閉じた状態にロックされている。
上記ロック機構によるロックを解除し、図1の状態に対し整流部材50を下方に揺動させると、整流部材50は開いた状態となる。
物品は、整流部材50が開いた状態で後方から空間55内に入れられる。その後、整流部材50を閉じることで、物品を空間55内に収納しておくことができる。
整流部材50が閉じた状態では、車両側面視において、整流部材中央部51の傾斜角は、フェンダー中央部41の傾斜角よりも水平に近い。このため、空間55の大きさは、上方に向かうに従って大きくなる。
車両側面視で、整流部材50の上縁50cは、後輪15の上端15cよりも前方に配置される。上縁50cは整流部材50の後縁でもある。すなわち、整流部材50の全体は、上端15cよりも前方に位置する。上端15cは、車軸15aの真上に位置する。図1の車両側面視では、上縁50cは、端部50bの上端から後方に延びるように設けられる。
上端15cの前側では、後輪15の上面15bは、前下がりに傾斜している。このため、上端15cの前側では、上面15bと整流部材50とのクリアランスを確保し易く、整流部材50の配置の自由度が高い。
鞍乗り型車両10の走行風の一部である走行風Wは、リアフェンダー27の下面27aの下部に沿って後上方に流れた後、整流部材50の下面に沿って後上方に流れる。整流部材50の下面は、突起物等が無い平坦面である。
走行風Wは、整流部材50の下面に沿って後上方に流れることで、整流される。これにより、リアフェンダー27の下方を流れる走行風Wの渦の発生を抑制でき、空力特性を向上できるとともに、走行風Wによる音を低減できる。
整流部材50は、車幅の中央に位置する整流部材中央部51が、左右の整流部材側部52に対し下方に突出している。走行風Wは、整流部材中央部51、及び左右の整流部材側部52に沿って後上方に流れる。このため、整流部材中央部51の左右で、左右にバランス良く走行風Wを整流できる。
整流部材50の車幅方向の両端部50b及び上縁50cは、リアフェンダー27の下面27aに対し下方に位置し、リアフェンダー27に対し外側に露出している。このため、整流部材50の下面の広い範囲に亘って走行風Wを整流できる。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、鞍乗り型車両10は、後輪15の上方に配置されるリアフェンダー27と、リアフェンダー27の下方に配置されて走行風Wを整流する整流部材50とを備え、整流部材50は、整流部材50の上面50aがリアフェンダー27の下面27aに下方から対向する姿勢で配置される板状部材であり、リアフェンダー27に取り付けられる。
この構成によれば、リアフェンダー27の下面27aに下方から対向する姿勢で配置される板状の整流部材50によって、リアフェンダー27の下方を流れる走行風Wを効果的に整流できる。
また、整流部材50は、整流部材50の車幅方向の両端部50bよりも車幅方向の中央部である整流部材中央部51が下方に位置するように形成され、リアフェンダー27の下面27aと整流部材50との間には空間55が形成される。
この構成によれば、リアフェンダー27の下面27aと整流部材50との間の空間55に、物品を収納できる。また、整流部材50は、車幅方向の両端部50bよりも整流部材中央部51が下方に位置するため、空間55を大きく確保できるとともに、走行風Wを車幅方向にバランス良く整流できる。
また、両端部50bは、リアフェンダー27に当接する。
この構成によれば、空間55の密閉性を高めることができ、物品を良好に収納できる。
また、整流部材50は、整流部材中央部51の左右の側部から上方に延出する整流部材側部52を左右一対備える。
この構成によれば、整流部材中央部51及び上方に延出する左右の整流部材側部52によって空間55を大きく区画でき、物品を良好に収納できる。
また、整流部材50の前部にはヒンジ56が設けられ、整流部材50は、ヒンジ56を介して上下に揺動可能である。
この構成によれば、ヒンジ56を介して整流部材50を上下に揺動させることで、空間55を開閉でき、空間55に物品を容易に出し入れできる。
さらに、整流部材50は、後輪15の上端15cよりも前方に配置される。
この構成によれば、後輪15の上端15cよりも前方では、後輪15と整流部材50とのクリアランスを確保し易い。このため、整流部材50の配置の自由度を高くできる。
また、車両側面視で、整流部材50の左右の側縁である端部50b及び上縁50cは、下面27aの下方で外側に露出している。
この構成によれば、整流部材50の左右の端部50b及び上縁50cがリアフェンダー27の下面27aの下方で外側に露出しているため、多くの走行風Wを整流部材50に沿わせることができ、効果的に整流できる。
また、整流部材50は、後輪15に対し車幅方向外側に延出している。
この構成によれば、リアフェンダー27の下方で後輪15に対し車幅方向外側を流れる走行風Wを整流部材50で整流でき、走行風Wを効果的に整流できる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、リアフェンダー27は、フェンダー中央部41及び左右のフェンダー側部42を一体に備えるが、例えばフェンダー中央部41及び左右のフェンダー側部42は別体で設けられても良い。また、車体フレーム11側に支持されて後輪15を上方から覆うカバー類は、リアフェンダーに含まれる。
また、上記実施の形態では、鞍乗り型車両10として自動二輪車を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備える3輪の鞍乗り型車両、及び4輪以上を備える鞍乗り型車両に適用可能である。
[上記実施の形態によりサポートされる構成]
上記実施の形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)後輪の上方に配置されるリアフェンダーと、前記リアフェンダーの下方に配置されて走行風を整流する整流部材とを備える鞍乗り型車両において、前記整流部材は、前記整流部材の上面が前記リアフェンダーの下面に下方から対向する姿勢で配置される板状部材であり、前記リアフェンダーに取り付けられることを特徴とする鞍乗り型車両。
この構成によれば、リアフェンダーの下面に下方から対向する姿勢で配置される板状の整流部材によって、リアフェンダーの下方を流れる走行風を効果的に整流できる。
(構成2)前記整流部材は、前記整流部材の車幅方向の両端部よりも車幅方向の中央部が下方に位置するように形成され、前記リアフェンダーの前記下面と前記整流部材との間には空間が形成されることを特徴とする構成1記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、リアフェンダーの下面と整流部材との間の空間に、物品を収納できる。また、整流部材は、車幅方向の両端部よりも車幅方向の中央部が下方に位置するため、空間を大きく確保できるとともに、車幅方向にバランス良く整流できる。
(構成3)前記両端部は、前記リアフェンダーに当接することを特徴とする構成2記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、空間の密閉性を高めることができ、物品を良好に収納できる。
(構成4)前記整流部材は、前記中央部の左右の側部から上方に延出する整流部材側部を左右一対備えることを特徴とする構成2または3記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、中央部及び上方に延出する左右の整流部材側部によって空間を大きく区画できる。
(構成5)前記整流部材の前部にはヒンジが設けられ、前記整流部材は、前記ヒンジを介して上下に揺動可能であることを特徴とする構成2から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、ヒンジを介して整流部材を上下に揺動させることで、リアフェンダーの下面と整流部材との間の空間を開閉でき、この空間に物品を容易に出し入れできる。
(構成6)前記整流部材は、前記後輪の上端よりも前方に配置されることを特徴とする構成1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、後輪の上端よりも前方では、後輪と整流部材とのクリアランスを確保し易い。このため、整流部材の配置の自由度を高くできる。
(構成7)車両側面視で、前記整流部材の左右の側縁及び上縁は、前記下面の下方で外側に露出していることを特徴とする構成1から6のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、整流部材の左右の側縁及び上縁がリアフェンダーの下面の下方で外側に露出しているため、多くの走行風を整流部材に沿わせることができ、効果的に整流できる。
(構成8)前記整流部材は、後輪に対し車幅方向外側に延出していることを特徴とする構成1から7のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、リアフェンダーの下方で後輪に対し車幅方向外側を流れる走行風を整流部材で整流でき、走行風を効果的に整流できる。
10 鞍乗り型車両
15 後輪
15c 上端
27 リアフェンダー
27a 下面
50 整流部材
50a 上面
50b 端部(側縁)
50c 上縁
51 整流部材中央部(中央部)
52 整流部材側部
55 空間
56 ヒンジ

Claims (7)

  1. 後輪(15)の上方に配置されるリアフェンダー(27)と、前記リアフェンダー(27)の下方に配置されて走行風を整流する整流部材(50)とを備える鞍乗り型車両において、
    前記整流部材(50)は、前記整流部材(50)の上面(50a)が前記リアフェンダー(27)の下面(27a)に下方から対向する姿勢で配置される板状部材であり、前記リアフェンダー(27)に取り付けられ、前記整流部材(50)の両端部(50b)及び上縁(50c)は、車両側面視で、他の部材に覆われることなく外側に露出していることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記整流部材(50)は、前記整流部材(50)の車幅方向の前記両端部(50b)よりも車幅方向の中央部(51)が下方に位置するように形成され、
    前記リアフェンダー(27)の前記下面(27a)と前記整流部材(50)との間には空間(55)が形成されることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記両端部(50b)は、前記リアフェンダー(27)に当接することを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記整流部材(50)は、前記中央部(51)の左右の側部から上方に延出する整流部材側部(52)を左右一対備えることを特徴とする請求項2または3記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記整流部材(50)の前部にはヒンジ(56)が設けられ、
    前記整流部材(50)は、前記ヒンジ(56)を介して上下に揺動可能であることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記整流部材(50)は、前記後輪(15)の上端(15c)よりも前方に配置されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記整流部材(50)は、前記後輪(15)に対し車幅方向外側に延出していることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の鞍乗り型車両。
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