JP7341671B2 - 物品および物品の製造方法 - Google Patents
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Description
また、上記のような凸部あるいは凹凸構造を備えた樹脂部品を射出成形などによって製造する場合、樹脂部品の外面に、離型方向に対する角度の異なる複数の面が含まれる場合があり、それらに設ける凹凸構造に種々の制限が必要になることがある。例えば、離型方向に対して傾斜していたり、あるいは曲面で構成されている部品面では、金型の離型性を良くするために、凹凸構造の部分がいわゆるアンダーカットとなるのを回避する必要が生じる。このため、樹脂部品の外面の一部領域については、止むを得ず凹凸構造を省略しなければならない場合がある。また、凹凸の向きが異なる部位ごとに、金型を分割しておき、例えば凹凸の部位がアンダーカットとならないような方向にそれぞれの金型を型開きする手法が取られる場合がある。
あるいは、離型性を良くするために、曲面に凹凸を形成しない方法を用いると、凹凸構造が設けられた領域との境界付近で、人間にとっては視覚的に目立つギャップが樹脂部品の外面に発生し、意匠性が低下する場合がある。
また、金型を分割してアンダーカットを回避する手法によると、金型の継ぎ目に対応する位置に意図しないアーティファクト、例えばパーティングラインが発生してしまう可能性がある。このようなパーティングラインは、樹脂部品の凹凸構造が連続する部位で発生するため、切削、研磨などの後加工によって凹凸構造を傷つけることなくパーティングラインのみを除去するのは困難である。
図1は、本発明を実施した物品の一例である電子機器、特にプリンタの外観図である。図1において、プリンタ1は例えば複合型プリンタであり、原稿カバー12や、筐体10の外面(外装表面)等は、所定色、例えば黒色の樹脂で成形されている。プリンタ1の外面11は、ユーザの目に触れやすい部分であり、高品位な外観が求められるため、意匠パターンが形成されている。
本実施形態においては、相対的に光沢度が低い第一の光学特性を有する非光沢部51には微小な凹凸構造が形成され、相対的に光沢度が高い第二の光学特性を有する光沢部52には平坦面が形成されており、非光沢部51と光沢部52の表面粗さが異なる。
本実施形態では、第一の光学特性を有するエリアと第二の光学特性を有するエリアとを配列する特定の規則と、前記所定の高さ以下の凸部と前記所定の高さよりも高い凸部を形成する特定の規則とは、同じ規則である例を示す。ただし、非光沢部と光沢部は表面粗さを変えることにより形成できるので、異なる光学特性を有するエリアを配列する特定の規則と、前記所定の高さ以下の凸部と前記所定の高さよりも高い凸部を形成する特定の規則を、異なる規則にすることも可能である。つまり、凸部の配置パターンは、光学特性の異なるエリアを配置して構成された意匠パターン、つまり、第一の光学特性を有するエリアと第二の光学特性を有するエリアとを配列する特定の規則とは異なるパターンであってもよい。
ホットスタンピングで微小凹凸の上に箔を付与したり、印刷でインクを塗布すると、図20(B)に示すように、情報301を付与した部分は微小凹凸の凸部よりも若干高さが高くなる場合がある。
また、文字、数字や図形、ロゴなどの情報301を付与する際のスタンプ条件によっては、図21(B)に示すように、情報301を付与した部分は微小凹凸の凸部よりも若干高さが低くなる場合がある。
いずれにせよ、本第一実施形態によれば、文字、数字や図形、ロゴなどの情報301を第一の領域30に安定して付与する加工を行うことができる。
以下では、第一実施形態に関して、具体的な実施例を説明する。
図8(A)~図8(C)は、実施例1に係わる樹脂部品80を説明するための図である。図8(A)は、樹脂部品80の外面の高さ分布を、図8(B)は樹脂部品80の外面の光沢分布を、図8(C)は樹脂部品80の外面近傍の断面形状をそれぞれ示している。
さらに、樹脂部品の第一の領域81にロゴ等を付与するための加工を行ったが、非光沢部84と光沢部85の高低差が5~15μmと小さいため、安定して加工を行うことができた。
図9(A)~図9(C)は、実施例2に係わる樹脂部品80を説明するための図である。図9(A)は、樹脂部品80の外面の高さ分布を、図9(B)は樹脂部品80の外面の光沢分布を、図9(C)は樹脂部品80の外面近傍の断面形状をそれぞれ示している。
さらに、樹脂部品の第一の領域81にロゴ等を付与するための加工を行ったが、非光沢部84と光沢部85の高低差が5μmと小さいため、安定して加工を行うことができた。
実施例2では、中央の第一の領域81と周辺の第二の領域87の間に、移行領域86を設け、この移行領域86では、図9(A)に示したように、第一の領域81に近付くほど凸部82の高さが単調減少するように構成した。具体的には、移行領域86を縦横28mm(市松模様4ピッチ分)に設定し、第二の領域87から第一の領域81に7mm(1ピッチ分)近付くにつれて凸部82の高さを10μm減らした。
実施例3は、いわゆるヘアライン模様のように、各凹凸の幅が小さく、凹凸の高さを変化させると、光沢強度が変化してしまう形状パターンの例である。
まず、図10(A)~図10(D)を参照して、従来の原稿カバーにおける外面11の構成例を示す。図10(A)は外面11の全体平面を示しており、この外面11には、実施例2と同様に、第一の領域81、周辺の第二の領域87、両者の間に移行領域86が設けられている。第二の領域87には全面に所定の高さのヘアライン凹凸が構成され、移行領域86には、凹凸の高さが異なる6つのヘアライン領域が配置され、第一の領域81に近づくにつれ、凹凸が漸次低くなるように構成されている。図10(B)は、移行領域86の局所領域1001における凹凸の高さが異なる6つのヘアライン領域、領域21~領域26を示している。上述したように、ヘアラインのような凹凸の幅が小さい構造の場合は凹凸の高さによって光沢強度が変化してしまうため、本実施例では、各々の領域21~領域26の光沢強度も漸次変化する。また、図10(C)は、移行領域86の領域21~領域26の断面を、図10(D)は領域21~領域26の各領域の光沢度分布を示している。
本実施例の樹脂部品は、その表面に、高低差の異なる凹凸を有する粗面で構成された複数の領域を配置しているが、この樹脂部品は、金型を用いた射出成形によって形成するものとする。そのための射出成形金型を製造する場合、本実施例では金型面に粗面を成形する切削工具の切削部の寸法と、金型によって複数の領域のうち特定の領域に与える光沢度と、に応じて、その領域に対応する金型面を切削する場合の切削工具による切削深さを制御する。また、より詳細には、下記の金型加工制御では、切削部の寸法と、切削工具による切削解像度と、金型の切削により樹脂部品の外面に得られる光沢度と、を関係づける光沢制御情報(光沢マップ情報)を用いる。
図12(A)は、実施例3の金型93を製造する第3の加工工程を示し、図12(B)は第3の加工工程における切込み深さと光沢度の関係を示している。
金型の製造例1では、図5のマシニングセンタにおいて、NCデータ99に基づくZ方向の移動量決定処理は、制御装置92を構成するCPUを中心とした制御系と、その制御プログラムによって実行できる。図13に、図5の制御装置92の具体的な構成例を示す。
金型の製造例1では、図16の光沢マップ9と、図17の切削工具情報としてのボールエンドミルデータを参照し、切込み深さマップを算出する手法の基本構成を説明した。しかしながら、各種の製造条件に応じて例えば金型切削に使用できるボールエンドミルの刃径などの仕様が決定されていて変更できないような状況が生じることが考えられる。そのような場合、例えば入力解像度と、ボールエンドミルのドリル径の関係などによっては、所望の光沢を得るための切込み深さが得られない事態が予想される。そこで、金型の製造例2では、例えば使用可能な、あるいは使用すべき切削工具の条件と切削工具情報に応じて、デサイナーなどの希望に応じて作成された光沢マップの光沢度値を再構成する制御例について説明する。
第二実施形態として、本発明の物品が、曲面部を有する例について説明する。第一実施形態と共通する部分については省略し、異なる部分について主に説明する。
図25(A)~図25(C)は、実施例4に係わる樹脂部品を表す図である。図25(A)は高さ分布を表す平面図、図25(B)は光沢分布を表す平面図、図25(C)は断面図を示している。図25(B)に示すように、板状の厚さ1.6mmの樹脂部品2080に市松模様の凹凸・光沢パターンを形成した。尚、図示の便宜上、図25(A)の曲面部は高さ分布0μmとして示したが、図25(C)の断面図から明らかなように、曲面部には5μmの高さの微細凹凸のパターンが存在している。樹脂部品2080は、平面部2081(第1の部分)とその端縁に設けられ、平面部2081に対して傾斜した傾斜した曲面部2082(第2の部分)を備える。曲面部2082の曲率半径は60mm、曲面の接線の平面部2081に対する傾斜角度(θ)は最大で45度となっている。市松模様のピッチは7mm、隣接する凸部2083と凹部2084の法線方向に対する段差は50μmとした。
図26(A)~図26(C)は、実施例5に係わる樹脂部品を表す図である。図26(A)は高さ分布を表す平面図、図26(B)は光沢分布表す平面図、図26(C)は断面図を示している。市松模様のピッチや凹凸の段差等は実施例4と同様である。実施例4と異なるのは、曲面部2082にも凹凸を形成した点である。本実施例における曲面部2082(第2の部分)の接線方向が平面部2081(第1の部分)となす傾斜の角度(θ)が大きくなる程、平面部との角度差が大きくなるほど凸部2083の法線方向の高さが単調減少するようにした。
以上に示した実施形態、実施例においては、低光沢部と凸部、光沢部と凹部が対応付けられていたが、光沢と凹凸の対応関係は、これに限定されるものではない。低光沢部と凹部、光沢部と凸部が対応付けられた表面パターン、例えば、樹脂部品の凹部に微細凹凸が成形されるような構成でも、特定の意匠を表現した装飾面を表現できるのはいうまでもない。
Claims (28)
- 第一の光学特性を有するエリアと第二の光学特性を有するエリアとがそれぞれ配列されている第一の領域および第二の領域を有し、
前記第一の光学特性を有するエリアの光沢度は、前記第二の光学特性を有するエリアの光沢度よりも低く、
前記第二の領域は、複数の第二の凸部が形成され、前記第一の光学特性を有するエリアが前記第二の凸部の上面に配置され、
前記第一の領域は、前記第二の凸部よりも高さが低い複数の第一の凸部が形成されているか、あるいは、前記第一の凸部が形成されておらず、前記第一の領域に前記第一の凸部が形成されている場合には、前記第一の光学特性を有するエリアが前記第一の凸部の上面に配置され、前記第一の領域に前記第一の凸部が形成されていない場合には、前記第一の光学特性を有するエリアが平坦面の上に配置されている、ことを特徴とする物品。 - 請求項1に記載の物品において、前記第一の領域と前記第二の領域との間に、遷移領域を有し、
前記遷移領域は、前記第一の凸部の高さより大きく、前記第二の凸部の高さより小さい遷移凸部が形成されている物品。 - 請求項1または2に記載の物品において、前記第一の光学特性を有するエリアと前記第二の光学特性を有するエリアは、それぞれ異なる表面粗さを有する物品。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載の物品において、前記第一の領域における前記第一の光学特性を有するエリアと、前記第一の領域における前記第二の光学特性を有するエリアとの高低差は、15μm以下である物品。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の物品において、前記第二の凸部の高さは、15μmを超え、かつ500μm以下である物品。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載の物品において、前記第二の凸部の高さは、前記第一の領域に近づくにつれ減少するよう形成された物品。
- 請求項1から6のいずれか1項に記載の物品において、前記第一の光学特性を有するエリアと第二の光学特性を有するエリアとを配列する特定の規則と、前記第二の凸部を形成する特定の規則とは、同じ規則であることを特徴とする物品。
- 請求項7に記載の物品において、前記特定の規則に基づき幾何学的に配列された光学特性の異なる複数のエリアを備える物品。
- 請求項1から8のいずれか1項に記載の物品において、前記第二の領域から前記第一の領域にむけて前記光沢度が線形に変化する物品。
- 請求項1から9のいずれか1項に記載の物品において、前記第一の領域には、第三の光学特性を有する部分が形成されている物品。
- 請求項1から10のいずれか1項に記載の物品において、前記第一の領域に、文字、数字、図形のうち少なくとも1つが付与された物品。
- 請求項1から9のいずれか1項に記載の物品において、前記第一の領域は、曲面である物品。
- 複数の領域が配列された外面を備えた物品であって、
前記複数の領域は、領域ごとに高低差が異なる凹凸を有し、
前記複数の領域の配列方向に関して、前記外面の光沢度が線形に低くなるにつれて、前記凹凸の高低差は非線形に大きくなる物品。 - 請求項13に記載の物品において、前記凹凸のピッチが1mm未満である物品。
- 請求項13または14に記載の物品において、前記光沢度が、60度鏡面光沢度である物品。
- 請求項13から15のいずれか1項に記載の物品において、前記複数の領域には、第三の光学特性を有する部分が形成された領域が含まれている物品。
- 請求項13から16のいずれか1項に記載の物品において、前記複数の領域には、文字、数字、図形のうち少なくとも1つが付与された領域が含まれている物品。
- 請求項1から17のいずれか1項に記載の物品と、電子部品とを有する電子機器。
- 第一の光学特性を有するエリアと第二の光学特性を有するエリアとがそれぞれ配列されている第一の領域および第二の領域を有し、前記第一の光学特性を有するエリアの光沢度は、前記第二の光学特性を有するエリアの光沢度よりも低く、前記第二の領域は、複数の第二の凸部が形成され、前記第一の光学特性を有するエリアが前記第二の凸部の上面に配置され、前記第一の領域は、前記第二の凸部よりも高さが低い複数の第一の凸部が形成されているか、あるいは、前記第一の凸部が形成されておらず、前記第一の領域に前記第一の凸部が形成されている場合には、前記第一の光学特性を有するエリアが前記第一の凸部の上面に配置され、前記第一の領域に前記第一の凸部が形成されていない場合には、前記第一の光学特性を有するエリアが平坦面の上に配置されている成形品を造形する造形工程と、
前記成形品の前記第一の領域に加工を行う加工工程と、
を有する、物品の製造方法。 - 請求項19に記載の物品の製造方法において、前記造形工程において、前記第一の領域と前記第二の領域との間に、遷移領域を形成し、
前記遷移領域を、前記第一の凸部の高さより大きく、前記第二の凸部の高さより小さい遷移凸部が形成する、物品の製造方法。 - 請求項19または20に記載の物品の製造方法において、前記造形工程において、前記第一の光学特性を有するエリアと前記第二の光学特性を有するエリアを、それぞれ異なる表面粗さで造形する、物品の製造方法。
- 請求項19から21のいずれか1項に記載の物品の製造方法において、前記造形工程において、前記第一の領域における前記第一の光学特性を有するエリアと、前記第一の領域における前記第二の光学特性を有するエリアとの高低差は、の高さが15μm以下である、物品の製造方法。
- 請求項22に記載の物品の製造方法において、前記造形工程において、前記第二の凸部の高さは、15μmを超え、かつ500μm以下に造形される、物品の製造方法。
- 請求項19から23のいずれか1項に記載の物品の製造方法において、前記造形工程において、前記第二の凸部の高さは、前記第一の領域に近づくにつれ減少するよう造形される、物品の製造方法。
- 請求項19から24のいずれか1項に記載の物品の製造方法において、前記造形工程において、特定の規則に基づき幾何学的に配列された光学特性の異なる複数のエリアを備えた表面パターンが造形される、物品の製造方法。
- 請求項19から25のいずれか1項に記載の物品の製造方法において、前記第二の領域から前記第一の領域にむけて前記光沢度が線形に変化するよう造形される物品の製造方法。
- 請求項19から26のいずれか1項に記載の物品の製造方法であって、前記造形工程において、前記面を成形する成形面を備えた金型を用いて前記成形品を射出成形で形成する、物品の製造方法。
- 請求項19から27のいずれか1項に記載の物品の製造方法において、前記加工工程において、前記成形品の前記第一の領域にホットスタンプ、印刷、塗装、ないし情報担持部材の貼付のいずれかによって加工を行う、物品の製造方法。
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