JP7335492B2 - ラインパイプ用鋼板および鋼管 - Google Patents
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C:0.02~0.08%、
Si:0.01~0.50%、
Mn:0.5~1.7%、
Nb:0.001~0.100%、
N:0.0010~0.0060%、
Ca:0.0001~0.0050%、
P:0.03%以下、
S:0.0025%以下、
Ti:0.005~0.030%、
Al:0.01~0.04%、
O:0.004%以下、
Mo:0~2.0%、
Cr:0~2.0%、
Cu:0~2.0%、
Ni:0~2.0%、
W:0~1.0%、
V:0~0.20%、
Zr:0~0.050%、
Ta:0~0.050%、
B:0~0.0020%、
REM:0~0.01%、
Mg:0~0.01%、
Hf:0~0.005%、
Re:0~0.005%、
残部:Feおよび不純物であり、
下記(i)式を満足し、
下記(ii)式で表わされるCeqが0.30~0.50であり、
板厚中心部における金属組織が、アシキュラーフェライトおよびベイナイトから選択される1種または2種を含み、残部がフェライト、M-A相、および疑似パーライトから選択される1種以上であり、
表層における金属組織が、アシキュラーフェライトおよびベイナイトから選択される1種または2種を含み、残部が粒径100nm以上のセメンタイトを含む焼戻しマルテンサイト、M-A相、および疑似パーライトから選択される1種以上であり、表層における最高硬さが250HV0.1以下である、ラインパイプ用鋼板。
0.05≦Mo+Cr+Cu+Ni≦2.0 ・・・(i)
Ceq=C+Mn/6+(Ni+Cu)/15+(Cr+Mo+V)/5 ・・・(ii)
但し、式中の各元素記号は、鋼中に含まれる各元素の含有量(質量%)を表し、含有されない場合はゼロとする。
W:0.01~1.0%、
V:0.01~0.20%、
Zr:0.0001~0.050%、
Ta:0.0001~0.050%、および、
B:0.0001~0.0020%、
から選択される1種以上を含有する、
上記(1)に記載のラインパイプ用鋼板。
REM:0.0001~0.01%、
Mg:0.0001~0.01%、
Hf:0.0001~0.005%、および
Re:0.0001~0.005%、
から選択される1種以上を含有する、
上記(1)または(2)に記載のラインパイプ用鋼板。
ラインパイプ用鋼管。
本発明に係る鋼板および鋼管に係る各元素の限定理由は下記のとおりである。なお、以下の説明において含有量についての「%」は、「質量%」を意味する。
Cは、鋼の強度を向上させる元素である。C含有量が0.02%未満では、強度向上効果が十分に得られない。一方、C含有量が0.08%を超えると、表層の硬さが上昇し、SSCが発生しやすくなる。したがって、C含有量は0.02~0.08%とする。C含有量は0.03%以上であるのが好ましい。また、耐SSC性を確保するとともに、溶接性および靭性の低下を抑制するためには、C含有量は0.06%以下であるのが好ましい。
Siは、脱酸のために添加する元素である。Si含有量が0.01%未満では、脱酸効果が十分に得られず、また、製造コストが大幅に上昇する。一方、Si含有量が0.50%を超えると、溶接部の靭性が低下する。したがって、Si含有量は0.01~0.50%とする。Si含有量は0.05%以上であるのが好ましく、0.10%以上であるのがより好ましい。また、Si含有量は0.40%以下であるのが好ましく、0.30%以下であるのがより好ましい。
Mnは、強度および靭性を向上させる元素である。Mn含有量が0.5%未満では、添加効果が十分に得られない。一方、Mn含有量が1.7%を超えると、耐HIC性が低下する。したがって、Mn含有量は0.5~1.7%とする。Mn含有量は1.0%以上であるのが好ましく、1.2%以上であるのがより好ましい。また、Mn含有量は1.6%以下であるのが好ましく、1.5%以下であるのがより好ましい。
Nbは、炭化物および窒化物を形成し、強度の向上に寄与する元素である。また、Nb添加は未再結晶温度域を高温域に拡大させるため、Nb含有量が0.001%未満では、添加効果が十分に得られない。一方、Nb含有量が0.100%を超えると、粗大な炭化物および窒化物が生成し、耐HIC性および靭性が低下する。したがって、Nb含有量は0.001~0.100%とする。Nb含有量は0.005%以上であるのが好ましく、0.010%以上であるのがより好ましい。また、Nb含有量は0.080%以下であるのが好ましく、0.060%以下であるのがより好ましい。
Nは、Nbと窒化物を形成し、加熱時のオーステナイト粒径の微細化に寄与する元素である。N含有量が0.0010%未満であると、添加効果が十分に得られない。一方、N含有量が0.0060%を超えると、粗大な炭窒化物が生成し、耐HIC性および靭性が低下する。したがって、N含有量は0.0010~0.0060%とする。N含有量は0.0020%以上であるのが好ましい。また、N含有量は0.0050%以下であるのが好ましい。
Caは、CaSを形成し、圧延方向に伸長するMnSの形成を抑制し、耐HIC性の向上に寄与する元素である。Ca含有量が0.0001%未満では、添加効果が十分に得られない。一方、Ca含有量が0.0050%を超えると、酸化物が集積し、耐HIC性が低下する。したがって、Ca含有量は0.0001~0.0050%とする。Ca含有量は0.0005%以上であるのが好ましく、0.0010%以上であるのがより好ましい。また、Ca含有量は0.0045%以下であるのが好ましく、0.0040%以下であるのがより好ましい。
Pは、不可避的不純物として残留する元素である。P含有量が0.03%を超えると、耐SSC性および耐HIC性が低下し、また、溶接部の靭性が低下する。したがって、P含有量は0.03%以下とする。P含有量は0.015%以下であるのが好ましく、0.01%以下であるのがより好ましい。なお、P含有量の過度の低減は、製造コストの大幅な上昇を招くため、0.001%が実質的な下限である。
Sは、不可避的不純物として残留し、熱間圧延時に圧延方向に延伸するMnSを形成して、耐HIC性を阻害する元素である。S含有量が0.0025%を超えると、耐HIC性が著しく低下する。したがって、S含有量は0.0025%以下とする。S含有量は0.0015%以下であるのが好ましく、0.0010%以下であるのがより好ましい。なお、S含有量の過度の低減は、製造コストの大幅な上昇を招くため、0.0001%が実質的な下限である。
Tiは、窒化物を形成し、結晶粒の微細化に寄与する元素である。Ti含有量が0.005%未満であると、添加効果が十分に得られない。一方、Ti含有量が0.030%を超えると、靭性が低下するだけでなく、粗大な窒化物を生成し、耐HIC性が低下する。したがって、Ti含有量は0.005~0.030%とする。Ti含有量は0.008%以上であるのが好ましく、0.015%以下であるのが好ましい。
Alは、脱酸のために添加する元素である。Al含有量が0.01%未満であると、添加効果が十分に得られない。一方、Al含有量が0.04%を超えると、Al酸化物が集積してクラスターが生成し、耐HIC性が低下する。したがって、Al含有量は0.01~0.04%とする。Al含有量は0.015%以上であるのが好ましく、0.035%以下であるのが好ましい。
Oは、脱酸後、不可避的に残留する元素であり、少量であるほど好ましい。O含有量が0.004%を超えると、酸化物が生成して、靭性および耐HIC性が低下する。したがって、O含有量は0.004%以下とする。O含有量は0.003%以下であるのが好ましい。なお、O含有量の過度の低減は、製造コストの大幅な上昇を招くため、0.001%が実質的な下限である。
Cr:0~2.0%
Cu:0~2.0%
Ni:0~2.0%
0.05≦Mo+Cr+Cu+Ni≦2.0 ・・・(i)
但し、式中の各元素記号は、鋼中に含まれる各元素の含有量(質量%)を表し、含有されない場合はゼロとする。
Wは、強度の向上に有効な元素であるため、必要に応じて含有させてもよい。しかし、W含有量が1.0%を超えると、靭性の低下を招くことがある。したがって、W含有量は1.0%以下とする。W含有量0.5%以下であるのが好ましく、0.3%以下であるのがとり好ましく、0.2%以下であるのがさらに好ましい。なお、上記の効果を得るためには、W含有量は0.01%以上であるのが好ましく、0.05%以上であるのがより好ましい。
Vは、炭化物、窒化物を形成し、強度の向上に寄与する元素であるため、必要に応じて含有させてもよい。しかし、V含有量が0.20%を超えると、靭性が低下する。したがって、V含有量は0.20%以下とする。V含有量は0.10%以下であるのが好ましく、0.08%以下であるのがより好ましい。なお、上記の効果を得るためには、V含有量は0.01%以上であるのが好ましく、0.03%以上であるのがより好ましい。
Zrは、Vと同様に炭化物、窒化物を形成し、強度の向上に寄与する元素であるため、必要に応じて含有させてもよい。しかし、Zr含有量が0.050%を超えると、靭性の低下を招くことがある。したがって、Zr含有量は0.050%以下とする。Zr含有量は0.020%以下であるのが好ましく、0.010%以下であるのがより好ましい。なお、上記の効果を得るためには、Zr含有量は0.0001%以上であるのが好ましく、0.0005%以上であるのがより好ましい。
Taは、Vと同様に炭化物、窒化物を形成し、強度の向上に寄与する元素であるため、必要に応じて含有させてもよい。しかし、Ta含有量が0.050%を超えると、靭性の低下を招くことがある。したがって、Ta含有量は0.050%以下とする。Ta含有量は0.020%以下であるのが好ましく、0.010%以下であるのがより好ましい。なお、上記の効果を得るためには、Ta含有量は0.0001%以上であるのが好ましく、0.0005%以上であるのがより好ましい。
Bは、鋼の粒界に偏析して焼入れ性の向上に著しく寄与する元素であるため、必要に応じて含有させてもよい。しかし、B含有量が0.0020%を超えると、靭性の低下を招くことがある。したがって、B含有量は0.0020%以下とする。B含有量は0.0015%以下であるのが好ましく、0.0012%以下であるのがより好ましい。なお、上記の効果を得るためには、B含有量は0.0001%以上であるのが好ましく、0.0005%以上であるのがより好ましい。
REMは、硫化物系介在物の形態を制御し、耐SSC性、耐HIC性および靭性の向上に寄与する元素であるため、必要に応じて含有させてもよい。しかし、REM含有量が0.01%を超えると、酸化物が生成して、鋼の清浄性が低下するだけでなく、耐HIC性および靭性が低下する。したがって、REM含有量は0.01%以下とする。REM含有量は0.006%以下であるのが好ましい。なお、上記の効果を得るためには、REM含有量は0.0001%以上であるのが好ましく、0.0010%以上であるのがより好ましい。
Mgは、微細な酸化物を生成して、結晶粒の粗大化を抑制し、靭性の向上に寄与する元素であるため、必要に応じて含有させてもよい。しかし、Mg含有量が0.01%を超えると、酸化物が凝集、粗大化して、耐HIC性が低下し、また、靭性が低下する。したがって、Mg含有量は0.01%以下とする。Mg含有量は0.005%以下であるのが好ましい。なお、上記の効果を得るためには、Mg含有量は0.0001%以上であるのが好ましく、0.0010%以上であるのがより好ましい。
Hfは、Caと同様、硫化物を生成し、圧延方向に伸長したMnSの生成を抑制し、耐HIC性の向上に寄与する元素であるため、必要に応じて含有させてもよい。しかし、Hf含有量が0.005%を超えると、酸化物が増加し、凝集、粗大化すると耐HIC性を損なう。したがって、Hf含有量は0.005%以下とする。Hf含有量は0.004%以下であるのが好ましく、0.003%以下であるのがより好ましい。なお、上記の効果を得るためには、Hf含有量は0.0001%以上であるのが好ましく、0.0005%以上であるのがより好ましい。
Reは、Caと同様、硫化物を生成し、圧延方向に伸長したMnSの生成を抑制し、耐HIC性の向上に寄与する元素であるため、必要に応じて含有させてもよい。しかし、Re含有量が0.005%を超えると、酸化物が増加し、凝集、粗大化すると耐HIC性を損なう。したがって、Re含有量は0.005%以下とする。Re含有量は0.004%以下であるのが好ましく、0.003%以下であるのがより好ましい。なお、上記の効果を得るためには、Re含有量は0.0001%以上であるのが好ましく、0.0005%以上であるのがより好ましい。
Ceqは、焼入れ性の指標となる値であり、下記(ii)式で表わされる。Ceqが0.30未満では、必要な強度が得られない。一方、Ceqが0.50を超えると、表面硬さが高くなり、耐SSC性が低下する。したがって、Ceqは0.30~0.50とする。Ceqは0.33以上であるのが好ましく、0.45以下であるのが好ましい。
Ceq=C+Mn/6+(Ni+Cu)/15+(Cr+Mo+V)/5 ・・・(ii)
但し、式中の各元素記号は、鋼中に含まれる各元素の含有量(質量%)を表し、含有されない場合はゼロとする。
本発明に係る鋼板および鋼管は、板厚中心部における金属組織が、アシキュラーフェライトおよびベイナイトから選択される1種または2種を含み、残部がフェライト、M-A相、および疑似パーライト(または「擬似パーライト」とも記載する。)から選択される1種以上であり、表層における金属組織が、アシキュラーフェライトおよびベイナイトから選択される1種または2種を含み、残部が粒径100nm以上のセメンタイトを含む焼戻しマルテンサイト、M-A相、および疑似パーライト(または擬似パーライト)から選択される1種以上である。その理由は以下のとおりである。
表層の最高硬さ:250HV0.1以下
上述のように、耐SSC性を向上させるためには、鋼の最高硬さを低く抑える必要がある。また、局所的にでも硬さの高い組織が存在すると、そこを起点にSSCが発生するおそれがあるため、本発明においては、試験力を0.98N(0.1kgf)としたビッカース硬さ試験により、硬さの評価を行う。そのため、表層の最高硬さを250HV0.1以下とする。表層の最高硬さは、240HV0.1以下であるのが好ましく、低ければ低いほど好ましい。
本発明の鋼板および鋼管において、引張強さには特に制限は設けないが、H2S環境中で使用されるラインパイプとしては、一般的にX52からX70グレードの材料が用いられる場合が多い。その要求を満足するため、引張強さは460MPa以上であることが好ましく、500MPa以上であることがより好ましい。
本発明の鋼板および鋼管の板厚(肉厚)について特に制限は設けない。しかしながら、ラインパイプ内を通過する流体の輸送効率向上の観点から、板厚(肉厚)は16.0mm以上であるのが好ましく、19.0mm以上であるのがより好ましい。一方、表層の硬さは鋼管成形時に加工硬化によって増加し、通常厚肉化する程、表層硬さは上昇する。したがって、板厚(肉厚)は30.0mm以下であるのが好ましく、25.0mm以下であるのがより好ましい。
本発明に係る鋼材は、例えば、以下の方法により製造することができるが、この方法には限定されない。
logVC-90=2.94-0.75β ・・・(iii)
β=2.7C+0.4Si+Mn+0.45Ni+0.8Cr+2Mo
logVC-90=3.69-0.75β’ ・・・(iv)
β’=2.7C+0.4Si+Mn+0.45Ni+0.8Cr+Mo
但し、式中の各元素記号は、鋼中に含まれる各元素の含有量(質量%)を表し、含有されない場合はゼロとする。
Bs=830-270C-90Mn-37Ni-70Cr-83Mo・・・(v)
但し、式中の各元素記号は、鋼中に含まれる各元素の含有量(質量%)を表し、含有されない場合はゼロとする。
Ms=545-330C+2Al+7Co-14Cr-13Cu-23Mn-5Mo-4Nb-13Ni-7Si+3Ti+4V ・・・(vi)
但し、式中の各元素記号は、鋼中に含まれる各元素の含有量(質量%)を表し、含有されない場合はゼロとする。
Claims (4)
- 化学組成が、質量%で、
C:0.02~0.08%、
Si:0.01~0.50%、
Mn:0.5~1.7%、
Nb:0.001~0.100%、
N:0.0010~0.0060%、
Ca:0.0001~0.0050%、
P:0.03%以下、
S:0.0025%以下、
Ti:0.005~0.030%、
Al:0.01~0.04%、
O:0.004%以下、
Mo:0~2.0%、
Cr:0~2.0%、
Cu:0~2.0%、
Ni:0~2.0%、
W:0~1.0%、
V:0~0.20%、
Zr:0~0.050%、
Ta:0~0.050%、
B:0~0.0020%、
REM:0~0.01%、
Mg:0~0.01%、
Hf:0~0.005%、
Re:0~0.005%、
残部:Feおよび不純物であり、
下記(i)式を満足し、
下記(ii)式で表わされるCeqが0.33~0.50であり、
板厚中心部における金属組織が、アシキュラーフェライトおよびベイナイトから選択される1種または2種を含み、残部がフェライト、M-A相、および疑似パーライトから選択される1種以上であり、
表層における金属組織が、アシキュラーフェライトおよびベイナイトから選択される1種または2種と、疑似パーライトとを含み、残部が粒径100nm以上のセメンタイトを含む焼戻しマルテンサイト、および、M-A相から選択される1種以上であり、表層における最高硬さが250HV0.1以下であり、
引張強さが460~560MPaである、ラインパイプ用鋼板。
0.05≦Mo+Cr+Cu+Ni≦2.0 ・・・(i)
Ceq=C+Mn/6+(Ni+Cu)/15+(Cr+Mo+V)/5 ・・・(ii)
但し、式中の各元素記号は、鋼中に含まれる各元素の含有量(質量%)を表し、含有されない場合はゼロとする。 - 前記化学組成が、質量%で、
W:0.01~1.0%、
V:0.01~0.20%、
Zr:0.0001~0.050%、
Ta:0.0001~0.050%、および、
B:0.0001~0.0020%、
から選択される1種以上を含有する、
請求項1に記載のラインパイプ用鋼板。 - 前記化学組成が、質量%で、
REM:0.0001~0.01%、
Mg:0.0001~0.01%、
Hf:0.0001~0.005%、および
Re:0.0001~0.005%、
から選択される1種以上を含有する、
請求項1または請求項2に記載のラインパイプ用鋼板。 - 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の鋼板を用いた、
ラインパイプ用鋼管。
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