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JP7325549B2 - 通信装置、通信システム、通信方法及び通信プログラム - Google Patents

通信装置、通信システム、通信方法及び通信プログラム Download PDF

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Description

本開示は、車両に搭載された車載器等と、所持者によって所持される通信装置との通信に関する。
自動運転又は運転補助を実現するためにV2X(Vehicle-to-everything)通信の開発が進められている。V2X通信には、歩行者の所持する通信装置と車載器との間の通信であるV2P(Vehicle-to-Pedestrian)通信が含まれる。
V2P通信では、車両に搭載された車載器と歩行者が所持する通信装置とが、互いに位置情報を通信する。車載器は、位置情報が示す通信端末の位置に基づき、車両の自動運転又は運転補助を行う。通信端末は、位置情報が示す車両の位置に基づき、必要に応じて歩行者に警告を出す。これにより、交通安全が実現される。
V2P通信では、車載器が歩行者の存在を認識し、危険を回避することが目的の1つである。しかし、通信装置の所持者が車両に乗った場合に、この通信装置がV2P通信における通信装置として動作すると、車道に人がいることになる。車道に人がいることになると、車両が減速又は停車を余儀なくされ、交通渋滞の原因になる可能性がある。V2P通信における通信装置として動作することを、以下、P側端末として動作すると記述する。
そのため、所持者が所持する通信装置が車中に存在するときは、P側端末としての動作を停止させる必要がある。また、この通信装置が車外に移動した場合には、P側端末としての動作を再開する必要がある。
特許文献1では、車両の運転者が所持する通信装置と、車両の車載器とを予め関連付けておく。そして、特許文献1では、車載器が車両の停止及びドアの開操作を検出した際に、車載器が関連付けられた通信装置に対して、運転者から歩行者への切り替え指示が行われる。また、特許文献1では、車両の運転者が車両に近づき、キーレスフォブを用いてドアの開錠操作が行われたことを車載器が検出した場合に、車載器が関連付けられた通信装置に対して、歩行者から運転者への切り替え指示を行う。特許文献1では、歩行者と運転者との切り替わりに応じて、通信装置をP側端末として動作させるか否かが切り替えられる。
特開2015-32312号公報
特許文献1では、車両と通信装置とを事前に関連付けする必要がある。しかし、バス及びタクシーと知人の車両といった普段から乗る車両以外の車両と、通信装置を事前に関連付けることは困難である。
本開示は、車両と通信装置とを事前に関連付けすることなく、通信装置が車両の内部にあるか外部にあるかを適切に判定可能にすることを目的とする。
本開示に係る通信装置は、
車両に搭載された内部通信機によって前記車両の内部に放出された内部電波を受信するとともに、前記車両に搭載された外部通信機によって前記車両の外部に放出された外部電波を受信する電波受信部と、
前記電波受信部によって受信された前記内部電波の受信強度と前記外部電波の受信強度とにより、前記車両の内部にあるか外部にあるかを判定する内外判定部と
を備える。
本開示では、内部電波の受信強度と外部電波の受信強度とにより、車両の内部にあるか外部にあるかが判定される。これにより、車両と通信装置とを事前に関連付けすることなく、通信装置が車両の内部にあるか外部にあるかを適切に判定可能である。
実施の形態1に係る通信システム1の構成図。 実施の形態1に係る車載器101のハードウェア構成図。 実施の形態1に係る通信装置201のハードウェア構成図。 実施の形態1に係る車載器101の機能構成図。 実施の形態1に係る通信装置201の機能構成図。 実施の形態1に係る車載器101の動作を示すフローチャート。 実施の形態1に係る通信装置201の動作を示すフローチャート。 実施の形態1に係る通信装置201が車両100の外部から内部に移動した場合の処理の流れを示す処理フロー図。 実施の形態2に係る通信装置201が車両100の内部から外部に移動した場合の処理の流れを示す処理フロー図。 実施の形態3に係る内部通信機102及び外部通信機103の配置の説明図。 ドアが開いている場合における内部電波302又は外部電波303の説明図。 ドアが閉じている場合における内部電波302又は外部電波303の説明図。 実施の形態3に係る通信装置201の動作を示すフローチャート。 変形例4に係る通信装置201の動作を示すフローチャート。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1を参照して、実施の形態1に係る通信システム1の構成を説明する。
通信システム1は、車両100に搭載された車載器101と、所持者200に所持される通信装置201とを備える。車両100には、1台以上の内部通信機102と、1台以上の外部通信機103とが搭載されている。
車載器101と通信装置201とは、無線電波301によってV2P通信を行う。内部通信機102は、車両100の内部に向けて微弱電波である内部電波302を放出する。外部通信機103は、車両100の外部に向けて微弱電波である外部電波303を放出する。通信装置201は、内部電波302及び外部電波303を受信する。
なお、図1において車載器101が車両100に搭載された状態が示された。しかし、車載器101は、車両に取り付け可能な構成であってもよいし、車両から取り外し可能な構成であってもよい。
図2を参照して、実施の形態1に係る車載器101のハードウェア構成を説明する。
車載器101は、コンピュータである。
車載器101は、プロセッサ111と、メモリ112と、ストレージ113と、ディスプレイインタフェース114と、音声出力インタフェース115と、センサインタフェース116と、V2X通信機117と、時計回路118とのハードウェアを備える。プロセッサ111は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
図3を参照して、実施の形態1に係る通信装置201のハードウェア構成を説明する。
通信装置201は、スマートフォンといったコンピュータである。
通信装置201は、プロセッサ211と、メモリ212と、ストレージ213と、ディスプレイインタフェース214と、音声出力インタフェース215と、センサインタフェース216と、V2X通信機217と、時計回路218と、判定用通信機219とのハードウェアを備える。プロセッサ211は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
プロセッサ111,211は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ111,211は、具体例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
メモリ112,212は、データを一時的に記憶する記憶装置である。メモリ112,212は、具体例としては、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
ストレージ113,213は、データを保管する記憶装置である。ストレージ113,213は、具体例としては、HDD(Hard Disk Drive)、ROM(Read Only Memory)である。また、ストレージ113,213は、SD(登録商標,Secure Digital)メモリカード、CF(CompactFlash,登録商標)、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)といった可搬記録媒体であってもよい。
ディスプレイインタフェース114,215は、ディスプレイ121,221を接続するためのインタフェースである。具体例としては、ディスプレイインタフェース114,215は、HDMI(登録商標,High-Definition Multimedia Interface)のポートである。
ディスプレイ121,221がタッチパネルである場合には、ディスプレイインタフェース114,215を介してプロセッサ111,211に操作内容を通知してもよい。
音声出力インタフェース115,215は、スピーカ122,222を接続するためのインタフェースである。具体例としては、音声出力インタフェース115は、USB(Universal Serial Bus)のポートである。
センサインタフェース116,216は、各種センサを接続するためのインタフェースである。具体例としては、センサインタフェース116,216は、USBのポートである。
車両100には、カメラ123と、GPS(Global Positioning System)センサ124と、車速センサ125と、ドア開閉センサ126といったセンサが搭載されている。そして、これらのセンサがセンサインタフェース116を介してCPU111に接続されている。また、上述した通り、車両100には、内部通信機102及び外部通信機103が搭載されている。そして、内部通信機102及び外部通信機103は、センサインタフェース116を介してCPU111に接続されている。
通信装置201には、カメラ223と、GPSセンサ224と、加速度センサ225といったセンサが搭載されている。そして、これらのセンサがセンサインタフェース216を介してCPU211に接続されている。
カメラ123,223は、周辺の画像データを取得する装置である。GPSセンサ124,224は、GPS衛星から送信された測位信号を受信する装置である。車速センサ125は、車両100の速度を計測する装置である。ドア開閉センサ126は、車両100のドア毎に設けられ、ドアが開いているか閉じているかを検出する装置である。加速度センサ225は、通信装置201の加速度を計測する装置である。
V2X通信機117,217は、V2X通信を行う回路である。つまり、車載器101は、V2X通信機117により、車両100以外の他の車両に搭載された車載器101、及び、通信装置201と、無線電波301により双方向通信を行う。同様に、通信装置201は、V2X通信機217により、車載器101、及び、他の所持者が所持する通信装置201と、無線電波301により双方向通信を行う。
なお、V2X通信機117の「X」としては、車載器101及び車両100の実装形態及び使用する通信設定に応じてその他の通信対象を含んでもよく、上記に限定されない。
時計回路118,218は、日時を計測する回路である。時計回路118,218が計測する日時は、GPSセンサ124,224によって受信された測位信号等に基づき、定期的に同期されてもよい。
判定用通信機219は、内部通信機102から放出された内部電波302と、外部通信機103から放出された外部電波303を受信する回路である。
なお、車載器101と通信装置201とは、図示されたハードウェア以外にも、他のハードウェアを備えていてもよい。例えば、車載器101と通信装置201とは、マイクロフォンを備えており、音声による操作内容をプロセッサ111,211に通知できるようになってもよい。
図2では、各種センサと、内部通信機102及び外部通信機103とが車載器101の外部に設けられた。しかし、各種センサと、内部通信機102及び外部通信機103の一部又は全部が、車載器101の内部に設けられてもよい。
図4を参照して、実施の形態1に係る車載器101の機能構成を説明する。
車載器101は、機能構成要素として、開閉判定部131と、通信制御部132と、メッセージ送信部133とを備える。車載器101の各機能構成要素の機能はソフトウェアにより実現される。
ストレージ113には、車載器101の各機能構成要素の機能を実現するプログラムが格納されている。このプログラムは、プロセッサ111によりメモリ112に読み込まれ、プロセッサ111によって実行される。これにより、車載器101の各機能構成要素の機能が実現される。
また、ストレージ113には、地図データが記憶されている。地図データは、カーナビゲーションシステムに用いられるような道路情報である。地図データは、自動運転又は運転補助に用いられる。
図5を参照して、実施の形態1に係る通信装置201の機能構成を説明する。
通信装置201は、機能構成要素として、通信部231と、電波受信部232と、内外判定部233と、開閉情報取得部234と、通信制御部235とを備える。通信装置201の各機能構成要素の機能はソフトウェアにより実現される。
ストレージ213には、通信装置201の各機能構成要素の機能を実現するプログラムが格納されている。このプログラムは、プロセッサ211によりメモリ212に読み込まれ、プロセッサ211によって実行される。これにより、通信装置201の各機能構成要素の機能が実現される。
***動作の説明***
図6から図8を参照して、実施の形態1に係る通信システム1の動作を説明する。
実施の形態1に係る通信システム1の動作手順は、実施の形態1に係る通信方法に相当する。また、実施の形態1に係る通信システム1の動作を実現するプログラムは、実施の形態1に係る通信プログラムに相当する。
図6を参照して、実施の形態1に係る車載器101の動作を説明する。
車載器101は、図6に示す処理を実行することにより、通信装置201がP側端末として動作するか否かを判定するための情報を通信装置201に通知する。
(ステップS11:ドア状態検出処理)
開閉判定部131は、車両100のドアの開閉状態が変化したか否かを判定する。
具体的には、開閉判定部131は、センサインタフェース116を介して接続されたドア開閉センサ126から出力されるデータを監視する。開閉判定部131は、ドア開閉センサ126から出力されるデータが変化した場合に、ドアの開閉状態が変化したと判定する。
開閉判定部131は、ドアの開閉状態が変化した場合には、処理をステップS12に進める。一方、開閉判定部131は、ドアの開閉状態が変化していない場合には、処理をステップS18に進める。
(ステップS12:開閉判定処理)
開閉判定部131は、車両100の複数のドアのうち少なくとも1つのドアが開いている状態であるか否かを判定する。
具体的には、開閉判定部131は、センサインタフェース116を介して接続されたドア開閉センサ126から出力されるデータが、少なくとも1つのドアが開いている状態であることを示すか否かを判定する。
開閉判定部131は、少なくとも1つのドアが開いている状態である場合には、処理をステップS13に進める。一方、開閉判定部131は、全てのドアが閉じている状態である場合には、処理をステップS16に進める。
(ステップS13:停止判定処理)
通信制御部132は、内部通信機102及び外部通信機103が停止状態であるか否かを判定する。
具体例としては、通信制御部132は、内部通信機102及び外部通信機103に動作確認信号を送信して応答を取得する。通信制御部132は、応答の有無に応じて、内部通信機102及び外部通信機103が停止状態であるか稼働状態であるかを判定する。
通信制御部132は、内部通信機102及び外部通信機103が停止状態である場合には、処理をステップS14に進める。一方、通信制御部132は、内部通信機102及び外部通信機103が稼働状態である場合には、処理をステップS17に進める。
(ステップS14:起動処理)
通信制御部132は、内部通信機102及び外部通信機103を起動させる。
具体例としては、通信制御部132は、内部通信機102及び外部通信機103に対して起動信号を送信して、内部通信機102及び外部通信機103を起動させる。
(ステップS15:メッセージ送信処理)
メッセージ送信部133は、内部通信機102及び外部通信機103によって電波を送信する。
具体的には、メッセージ送信部133は、内部通信機102によって車両100の内部に向けて内部電波302を放出する。この際、メッセージ送信部133は、内部電波302に、内部電波302であることの識別情報、及び、車両100の各ドアの開閉状態を示す開閉情報を乗せて放出する。また、メッセージ送信部133は、外部通信機103によって車両100の外部に向けて外部電波303を放出する。この際、メッセージ送信部133は、外部電波303に、外部電波303であることの識別情報、及び、車両100の各ドアの開閉状態を示す開閉情報を乗せて放出する。
(ステップS16:タイマー開始処理)
通信制御部132は、停止時間を設定して、内部通信機102及び外部通信機103の停止用のタイマーを開始する。タイマーが停止時間に達すると、内部通信機102及び外部通信機103は停止する。
(ステップS17:タイマー停止処理)
通信制御部132は、タイマーを停止する。
(ステップS18:送信判定処理)
通信制御部132は、タイマーが稼働中の状態と、少なくとも1つのドアが開いている状態との少なくともいずれかであるか否かを判定する。
通信制御部132は、少なくともいずれかである場合には、処理をステップS15に進めて、メッセージ送信部133にメッセージを送信させる。一方、通信制御部132は、いずれでもない場合には、内部通信機102及び外部通信機103を停止させた上で、処理をステップS11に戻す。
図7を参照して、実施の形態1に係る通信装置201の動作を説明する。
通信装置201は、図7に示す処理を実行することにより、車両100の内部にあるか外部にあるかを判定する。そして、通信装置201は、車両100の内部にあるか外部にあるかによって、P側端末として動作するか否かを判定する。
通信部231は、図7の処理において、V2P通信を停止されていない場合には、V2P通信により周辺の装置に向けて周期的に情報を送信する。送信される情報は、後述するように状況に応じて変化する。しかし、送信される情報には、少なくとも位置情報と、位置情報の取得時刻と、通信装置201の識別子である端末IDとが含まれる。位置情報は、通信装置201の位置を示す情報であり、GPSセンサ224によって取得された測位信号から特定される情報である。ただし、通信装置201に搭載された他のアプリケーションによって位置情報が取得されている場合には、他のアプリケーションによって取得された位置情報を利用してもよく、上記の取得方法に限定されない。
(ステップS21:電波受信処理)
電波受信部232は、内部通信機102によって放出された内部電波302と、外部通信機103によって放出された外部電波303との少なくともいずれかの電波が受信されたか否かを判定する。
具体的には、電波受信部232は、内部通信機102によって放出される内部電波302と、外部通信機103によって放出される外部電波303とを監視する。電波受信部232は、内部電波302又は外部電波303が放出された場合には受信する。
電波受信部232は、電波が受信された場合には、処理をステップS22に進める。一方、電波受信部232は、電波が受信されなかった場合には、処理をステップS21に戻す。
(ステップS22:内外判定処理)
内外判定部233は、ステップS21で受信された内部電波302の受信強度と外部電波303の受信強度とにより、通信装置201が車両100の内部にあるか外部にあるかを判定する。
内外判定部233は、通信装置201が車両100の内部にある場合には、処理をステップS23に進める。一方、内外判定部233は、通信装置201が車両100の外部にある場合には、処理をステップS28に進める。
具体的には、内外判定部233は、内部電波の受信強度と外部電波の受信強度とのどちらの受信強度が強いかによって、通信装置201が車両100の内部にあるか外部にあるかを判定する。つまり、内外判定部233は、内部電波302の受信強度の方が外部電波303の受信強度よりも強い場合には、通信装置201が車両100の内部にあると判定する。一方、内外判定部233は、外部電波303の受信強度の方が内部電波302の受信強度よりも強い場合には、通信装置201が車両100の外部にあると判定する。
また、複数の内部通信機102及び複数の外部通信機103が車両100に搭載されている場合には、内外判定部233は、最も受信強度が強い電波が内部電波302であるか外部電波303であるかによって、通信装置201が車両100の内部にあるか外部にあるかを判定する。つまり、内外判定部233は、最も受信強度が強い電波が内部電波302である場合には、通信装置201が車両100の内部にあると判定する。一方、内外判定部233は、最も受信強度が強い電波が外部電波303である場合には、通信装置201が車両100の外部にあると判定する。
また、複数の内部通信機102及び複数の外部通信機103が車両100に搭載されている場合には、内外判定部233は例えば、受信強度が強い上位3つの電波に基づき、多数決により通信装置201が車両100の内部にあるか外部にあるかを判定してもよい。つまり、内外判定部233は、上位3つの電波のうち2つ以上の電波が内部電波302である場合には、通信装置201が車両100の内部にあると判定する。一方、内外判定部233は、上位3つの電波のうち2つ以上の電波が外部電波303である場合には、通信装置201が車両100の外部にあると判定する。
なお、内外判定部233は、内部電波302の受信強度と外部電波303の受信強度とに基づく方法であれば、上述した方法に限らず他の方法によって通信装置201が車両100の内部にあるか外部にあるかを判定してもよい。
(ステップS23:開閉判定処理)
開閉情報取得部234は、ステップS21で受信された内部電波302又は外部電波303に含まれる開閉情報を取得する。
開閉情報取得部234は、開閉情報が全てのドアが閉まっていることを示す場合には、処理をステップS24に進める。一方、開閉情報取得部234は、開閉情報が少なくとの1つのドアが開いていることを示す場合には、処理をステップS25に進める。
(ステップS24:通信停止処理)
通信制御部235は、通信部231のV2P通信による情報の送信を停止させる。
つまり、通信制御部235は、通信装置201が車両100の内部にあると判定され、かつ、開閉情報が全てのドアが閉じていることを示す場合に、通信部231のV2P通信による情報の送信を停止させる。通信部231のV2P通信による情報の送信を停止させるということは、通信装置201がP側端末としての動作を停止するという意味である。
(ステップS25:停止判定処理)
通信制御部235は、通信部231のV2P通信による情報の送信が停止しているか否かを判定する。
通信制御部235は、通信部231のV2P通信による情報の送信が停止している場合には、処理をステップS26に進める。一方、通信制御部235は、通信部231のV2P通信による情報の送信が停止していない場合には、処理をステップS21に戻す。
(ステップS26:通信開始処理)
通信制御部235は、通信部231のV2P通信による情報の送信を開始させる。
つまり、通信制御部235は、通信装置201が車両100の内部にあると判定され、かつ、開閉情報が少なくとも1つのドアが開いていることを示し、かつ、通信部231のV2P通信による情報の送信が停止している場合には、通信部231のV2P通信による情報の送信を開始させる。
(ステップS27:車内通知処理)
通信部231は、V2P通信により周辺の装置に向けて、位置情報と取得時刻と端末IDとに加え、車両100の内部にあることを示す情報を送信する。
つまり、通信部231は、通信装置201が車両100の内部にあると判定され、かつ、開閉情報が少なくとも1つのドアが開いていることを示す場合には、位置情報と取得時刻と端末IDとに加え、車両100の内部にあることを示す情報を送信する。例えば、通信部231は、車両100の内部にあることを示す情報として、車載器101の識別子である車載器IDを送信する。この際、通信部231は、降車の可能性があることを示す情報を送信してもよい。
(ステップS28:停止判定処理)
通信制御部235は、通信部231のV2P通信による情報の送信が停止しているか否かを判定する。
通信制御部235は、通信部231のV2P通信による情報の送信が停止している場合には、処理をステップS29に進める。一方、通信制御部235は、通信部231のV2P通信による情報の送信が停止していない場合には、処理をステップS21に戻す。
(ステップS29:通信開始処理)
通信制御部235は、通信部231のV2P通信による情報の送信を開始させる。
つまり、通信制御部235は、通信装置201が車両100の外部にあると判定され、かつ、通信部231のV2P通信による情報の送信が停止している場合には、通信部231のV2P通信による情報の送信を開始させる。
(ステップS30:位置通知処理)
通信部231は、V2P通信により周辺の装置に向けて、位置情報と取得時刻と端末IDとを送信する。
つまり、通信部231は、通信装置201が車両100の外部にあると判定された場合には、位置情報と取得時刻と端末IDとを送信する。
図8を参照して、実施の形態1に係る通信装置201が車両100の外部から内部に移動した場合の処理の流れを説明する。
通信装置201が車両100の外部にあるため、車載器101と通信装置201との間でV2P通信が例えば周期的に行われる。つまり、車載器101は、車載器101の位置を示す位置情報と、位置情報の取得時刻と、車載器IDとを通信装置201に送信する。また、通信装置201は、通信装置201の位置を示す位置情報と、位置情報の取得時刻と、端末IDとを車載器101に送信する。
車載器101では、開閉判定部131が車両100のドアが開けられたことを検出する(図6のステップS11からステップS12)。すると、通信制御部132が内部通信機102及び外部通信機103を起動させる(図6のステップS13からステップS14)。そして、メッセージ送信部133が内部通信機102及び外部通信機103によって電波を送信する(図6のステップS15)。
通信装置201を所持する所持者200は、車両100に接近している。そのため、通信装置201では、電波受信部232は、内部通信機102によって放出された内部電波302と、外部通信機103によって放出された外部電波303とを受信する(図7のステップS21)。図8では、ID-BとID-Dとの2台の内部通信機102と、ID-AとID-Cとの2台の外部通信機103とが車両100に搭載されている。ここでは、内外判定部233は、内部電波302の受信強度の方が外部電波303の受信強度よりも強くなった時点で、通信装置201が車両100の内部にあると判定する(図7のステップS22)。つまり、通信装置201が車両100の内部に移動したことが認識される。
すると、ドアが開いている状態のときには、通信装置201では、通信部231が、位置情報と取得時刻と端末IDとに加え、車両100の内部にあることを示す情報を車載器101に送信する(図7のステップS23及びステップS25からステップS27)。図8では、車両100の内部にあることを示す情報として車載器IDが送信されている。一方、車載器101では、メッセージ送信部133が、位置情報と取得時刻と車載器IDとを通信装置201に送信する。
そして、ドアが閉められると、車載器101では、通信制御部132がタイマーを開始する(図6のステップS11からステップS12及びステップS16)。メッセージ送信部133は、タイマーが停止時間に達するまでは、内部通信機102及び外部通信機103によって電波を送信する。一方、通信装置201では、通信制御部235が通信部231のV2P通信による情報の送信を停止させる(図7のステップS23からステップS24)。
その後、タイマーが停止時間に達する。すると、車載器101では、内部通信機102及び外部通信機103が停止し、電波の送信がされなくなる。
***実施の形態1の効果***
以上のように、実施の形態1に係る通信システム1では、内部電波302の受信強度と外部電波303の受信強度とにより、通信装置201が車両100の内部にあるか外部にあるかが判定される。これにより、車両100と通信装置201とを事前に関連付けすることなく、通信装置201が車両100の内部にあるか外部にあるかを迅速かつ適切に判定可能である。
その結果、通信装置201をP側端末として動作させるか否かを迅速かつ適切に切り替え可能である。
また、実施の形態1に係る通信システム1では、通信装置201が車両100の内部にあると判定され、かつ、開閉情報が少なくとも1つのドアが開いていることを示す場合には、車両100の内部にあることを示す情報が送信される。また、通信装置201は、降車の可能性があることを示す情報を送信してもよい。これにより、車両100の周辺の車両は、通信装置201を所持する所持者が車両100から降車する可能性があることを認識できる。
その結果、周辺の車両は、所持者200が車両100から降車する可能性があることを認識した上で、自動運転又は運転補助を行うことが可能になる。例えば、周辺の車両は、車両100の周辺を走行する場合には、速度を落とす、又は、車両100との間にある程度の距離をとるといった対応を行うことが可能である。これにより、周辺の車両及び通信装置201の所持者200の安全性が向上する。
また、実施の形態1に係る通信システム1では、通信装置201をP側端末として動作させるか否かを迅速かつ適切に切り替え可能である。つまり、V2P通信のオンとオフとの切り替えが迅速かつ適切に行われる。そのため、不要なV2P通信が行われることが減り、通信装置201のバッテリーを無駄に消費することが減る。その結果、通信装置201のバッテリーの持ち時間を長くすることが可能である。
また、車載器101は、P側端末として動作すべきでない通信装置201からV2P通信により情報を受信しなくなる。そのため、路上に存在しないはずの歩行者を路上に存在すると認識することがなくなる。その結果、車載器101による自動運転又は運転補助の処理が効率化される。そして、車載器101による自動運転又は運転補助の円滑な運用が可能になる。
***他の構成***
<変形例1>
実施の形態1では、開閉判定部131は、ドアが開いている状態であるか否かを判定した。
しかし、開閉判定部131は、ドアが開いている状態であるか否かに加え、車両100が停車しているか否かを判定してもよい。車両100が停車したことは、車速センサ125によって得られた車両100の速度から判定可能である。そして、ドアが開いている状態であり、かつ、車両100が停車している状態である場合に、メッセージ送信部133が、内部通信機102及び外部通信機103によって電波を送信するようにしてもよい。
<変形例2>
実施の形態1では、各機能構成要素がソフトウェアで実現された。しかし、変形例2として、各機能構成要素はハードウェアで実現されてもよい。この変形例2について、実施の形態1と異なる点を説明する。
各機能構成要素がハードウェアで実現される場合には、車載器101は、プロセッサ111とメモリ112とストレージ113とに代えて、電子回路を備える。電子回路は、車載器101の各機能構成要素と、メモリ112と、ストレージ113との機能とを実現する専用の回路である。つまり、車載器101は、制御回路であると言い換えることも可能である。
同様に、各機能構成要素がハードウェアで実現される場合には、通信装置201は、プロセッサ211とメモリ212とストレージ213とに代えて、電子回路を備える。電子回路は、通信装置201の各機能構成要素と、メモリ212と、ストレージ213との機能とを実現する専用の回路である。
電子回路としては、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)が想定される。
各機能構成要素を1つの電子回路で実現してもよいし、各機能構成要素を複数の電子回路に分散させて実現してもよい。
<変形例3>
変形例3として、一部の各機能構成要素がハードウェアで実現され、他の各機能構成要素がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ11とメモリ12とストレージ13と電子回路とを処理回路という。つまり、各機能構成要素の機能は、処理回路により実現される。
実施の形態2.
実施の形態2では、通信装置201が車両100の内部から外部に移動した場合の処理の流れを説明する。実施の形態2では、実施の形態1と異なる点を説明し、同一の点については説明を省略する。
***動作の説明***
図9を参照して、実施の形態2に係る通信装置201が車両100の内部から外部に移動した場合の処理の流れを説明する。
通信装置201が車両100の内部にあるため、通信装置201はV2P通信を停止している。一方、車載器101はV2P通信を行っている。そのため、車載器101は、車載器101の位置を示す位置情報と、位置情報の取得時刻と、車載器IDとを通信装置201に周期的に送信する。
車載器101では、開閉判定部131が車両100のドアが開けられたことを検出する(図6のステップS11からステップS12)。すると、通信制御部132が内部通信機102及び外部通信機103を起動させる(図6のステップS13からステップS14)。そして、メッセージ送信部133が内部通信機102及び外部通信機103によって電波を送信する(図6のステップS15)。
通信装置201を所持する所持者200は、車両100の中にいる。そのため、通信装置201では、電波受信部232は、内部通信機102によって放出された内部電波302と、外部通信機103によって放出された外部電波303とを受信する(図7のステップS21)。所持者200は車両100の中にいるため、電波受信部232が内部電波302と外部電波303とを受信した時点で、通信装置201は車両100の内部にあると判定される(図7のステップS22)。そして、ドアが開いている状態である(図7のステップS23)。そのため、通信装置201では、通信制御部235が通信部231のV2P通信による情報の送信を再開させる(図7のステップS25からステップS26)。そして、通信部231が、位置情報と取得時刻と端末IDとに加え、車両100の内部にあることを示す情報を車載器101に送信する(図7のステップS27)。
なお、通信部231のV2P通信による情報の送信を再開されると、GPSセンサ224を用いた位置情報の取得が再開される。しかし、通信装置201に搭載された他のアプリケーションによって位置情報が取得されている場合には、他のアプリケーションによって取得された位置情報を利用してもよい。
その後、内外判定部233は、外部電波303の受信強度の方が内部電波302の受信強度よりも強くなった時点で、通信装置201が車両100の外部にあると判定する(図7のステップS22)。つまり、通信装置201が車両100の外部に移動したことが認識される。そして、通信装置201が車両100の外部に移動したことが認識されると、通信部231は、車両100の内部にあることを示す情報を含めず、位置情報と取得時刻と端末IDとだけを車載器101に送信する(図7のステップS28からステップS30)。
そして、ドアが閉められると、車載器101では、通信制御部132がタイマーを開始する(図6のステップS11からステップS12及びステップS16)。メッセージ送信部133は、タイマーが停止時間に達するまでは、内部通信機102及び外部通信機103によって電波を送信する。その後、タイマーが停止時間に達する。すると、車載器101では、内部通信機102及び外部通信機103が停止し、電波の送信がされなくなる。
***実施の形態2の効果***
以上のように、実施の形態2に係る通信システム1では、通信装置201がV2P通信を車両100の外に出る前に開始する。そして、通信装置201は、車両100の内部にあることを示す情報を送信する。これにより、車両100の周辺の車両は、通信装置201を所持する所持者200が車両100から降車する可能性があることを認識できる。
その結果、通信装置201を所持する所持者が車両100から降車する際の安全性を高くすることが可能である。
実施の形態3.
実施の形態3では、内部通信機102を車両100の複数のドアそれぞれに対応させて設けておくことにより、通信装置201を所持する所持者200が車両100から降車するか否かを適切に判定する点が実施の形態1,2と異なる。実施の形態3では、この異なる点を説明し、同一の点については説明を省略する。
***動作の説明***
図10を参照して、実施の形態3に係る内部通信機102及び外部通信機103の配置を説明する。
実施の形態3では、内部通信機102が車両100の複数のドアそれぞれに対応させて設けられている。ここでは、内部通信機102だけでなく、外部通信機103も車両100の複数のドアそれぞれに対応させて設けられている。
図10では、車両100には、運転席と、助手席と、後部座席左と、後部座席右との4か所にドアが設置されていることが想定されている。図10では、ID-AからID-Dの4台の内部通信機102と、ID-EからID-Hの4台の外部通信機103とが車両100に搭載されている。ID-Aの内部通信機102と、ID-Eの外部通信機103とは、運転席のドアに対応している。ID-Bの内部通信機102と、ID-Fの外部通信機103とは、助手席のドアに対応している。ID-Cの内部通信機102と、ID-Gの外部通信機103とは、後部座席左のドアに対応している。ID-Dの内部通信機102と、ID-Hの外部通信機103とは、後部座席右のドアに対応している。
図11及び図12を参照して、内部通信機102が内部電波302に乗せて送信する情報、及び、外部通信機103が外部電波303に乗せて送信する情報を説明する。
内部電波302及び外部電波303には、内部通信機102又は外部通信機103の識別子と、内部通信機102又は外部通信機103に対応するドアの識別子と、内部電波302であるか外部電波303であるかと、開ドア数と、開いているドアの識別子とが含められる。
ドアが開いている場合には、図11に示すように、開いているドアの数が開ドア数に設定される。そして、開いているドアの数分、ドアの識別子が設定される。図11では、開いているドアの識別子として、運転席と助手席とが設定されている。
ドアが閉じている場合には、図12に示すように、開ドア数に0が設定される。そして、ドアが閉じている場合、つまり開いているドアの数が0の場合には、開いているドアの識別子は設定されず、空欄になる。本例では「開」でないドアに関しては空欄としたが、「開」のドアのみを設定しても良い。
ドアが開けられると、内部通信機102は、開いているドアに応じて図11に示すような情報を乗せた内部電波302を放出する。同様に、ドアが開けられると、外部通信機103は、開いているドアに応じて図11に示すような情報を乗せた外部電波303を放出する。
その後、全てのドアが閉められると、タイマーが停止時間に達するまで、内部通信機102は、図12に示すような情報を乗せた内部電波302を放出する。同様に、全てのドアが閉められると、タイマーが停止時間に達するまで、外部通信機103は、図12に示すような情報を乗せた外部電波303を放出する。
図13を参照して、実施の形態3に係る通信装置201の動作を説明する。
ステップS31からステップS40の処理は、図7のステップS21からステップS30の処理と同じである。
(ステップS41:ドア記憶処理)
通信制御部235は、通信装置201が車両100の内部にあると判定され、かつ、開閉情報が全てのドアが閉じていることを示す場合に、最も受信電力が強い内部電波302に含まれる情報から、対応するドアの識別子を取得する。つまり、通信制御部235は、最も受信電力が強い内部電波302の放出元の内部通信機102に対応するドアの識別子を取得する。そして、通信制御部235は、取得されたドアの識別子をメモリ212に書き込む。
(ステップS42:ドア判定処理)
通信制御部235は、ステップS41でメモリ212に書き込まれたドアの識別子と、開いているドアの識別子とが一致するか否かを判定する。
具体的には、通信制御部235は、内部電波302又は外部電波303に含まれる、開いているドアの識別子を取得する。通信制御部235は、開いているドアの識別子に、メモリ212に書き込まれたドアの識別子が含まれるか否かを判定する。通信制御部235は、含まれる場合には、メモリ212に書き込まれたドアの識別子と、開いているドアの識別子とが一致すると判定する。
通信制御部235は、メモリ212に書き込まれたドアの識別子と、開いているドアの識別子とが一致する場合には、処理をステップS35に進める。一方、通信制御部235は、メモリ212に書き込まれたドアの識別子と、開いているドアの識別子とが一致しない場合には、処理をステップS31に戻す。
つまり、通信装置201は、所持者200が車両100に乗車する際に使用したドアが開けられた場合に、所持者200が車両100から降車する可能性があると判断して、V2P通信を再開する。一方、通信装置201は、所持者200が車両100に乗車する際に使用したドアとは異なるドアが開けられた場合には、所持者200が車両100から降車しないと判断して、V2P通信を再開しない。
***実施の形態3の効果***
以上のように、実施の形態3に係る通信システム1では、内部通信機102を車両100の複数のドアそれぞれに対応させて設けておくことにより、通信装置201を所持する所持者200が車両100から降車するかを適切に判定する。
その結果、通信装置201をP側端末として動作させるか否かを適切に切り替え可能である。また、通信装置201のバッテリーを無駄に消費することが減る。
***他の構成***
<変形例4>
実施の形態3では、所持者200が車両100に乗車する際に使用したドアが開けられた場合に、所持者200が車両100から降車する可能性があると判断された。しかし、車内で所持者200が移動して、乗車する際に使用したドアと降車する際に使用するドアとが異なる場合もあり得る。
そこで、以下のように内部通信機102の動作を変更してもよい。
図14を参照して、変形例4に係る通信装置201の動作を説明する。
ステップS51からステップS60の処理は、図7のステップS21からステップS30の処理と同じである。
(ステップS61:ドア特定処理)
通信制御部235は、受信された内部通信機102のうち最も受信電力が強い内部電波302に含まれる情報から、対応するドアの識別子を取得する。つまり、通信制御部235は、通信装置201が車両100の内部にあると判定され、かつ、少なくとも1つのドアが開いていると判定された場合に、最も受信電力が強い内部電波302の放出元の内部通信機102に対応するドアの識別子を取得する。
(ステップS62:ドア判定処理)
通信制御部235は、ステップS61で取得されたドアの識別子と、開いているドアの識別子とが一致するか否かを判定する。
具体的には、通信制御部235は、内部電波302又は外部電波303に含まれる、開いているドアの識別子を取得する。通信制御部235は、開いているドアの識別子に、ステップS61で取得されたドアの識別子が含まれるか否かを判定する。通信制御部235は、含まれる場合には、ステップS61で取得されたドアの識別子と、開いているドアの識別子とが一致すると判定する。
通信制御部235は、ステップS61で取得されたドアの識別子と、開いているドアの識別子とが一致する場合には、処理をステップS55に進める。一方、通信制御部235は、ステップS61で取得されたドアの識別子と、開いているドアの識別子とが一致しない場合には、処理をステップS51に戻す。
なお、所持者200が後部座席の車道側に座っており、後部座席の歩道側のドアが開いた後に後部座席の歩道側に移動して、後部座席の歩道側のドアから降車するような場合もあり得る。この場合には、図14に示す処理が繰り返し実行されることにより、所持者200が後部座席の歩道側のドアに近づくと、所持者200が車両100から降車する可能性があると判断され、V2P通信が再開される。
以上、本開示の実施の形態及び変形例について説明した。これらの実施の形態及び変形例のうち、いくつかを組み合わせて実施してもよい。また、いずれか1つ又はいくつかを部分的に実施してもよい。なお、本開示は、以上の実施の形態及び変形例に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
1 通信システム、100 車両、101 車載器、102 内部通信機、103 外部通信機、111 プロセッサ、112 メモリ、113 ストレージ、114 ディスプレイインタフェース、115 音声出力インタフェース、116 センサインタフェース、117 V2X通信機、118 時計回路、121 ディスプレイ、122 スピーカ、123 カメラ、124 GPSセンサ、125 車速センサ、126 ドア開閉センサ、131 開閉判定部、132 通信制御部、133 メッセージ送信部、200 所持者、201 通信装置、211 プロセッサ、212 メモリ、213 ストレージ、214 ディスプレイインタフェース、215 音声出力インタフェース、216 センサインタフェース、217 V2X通信機、218 時計回路、219 判定用通信機、221 ディスプレイ、222 スピーカ、223 カメラ、224 GPSセンサ、225 加速度センサ、231 通信部、232 電波受信部、233 内外判定部、234 開閉情報取得部、235 通信制御部、301 無線電波、302 内部電波、303 外部電波。

Claims (8)

  1. 車両に搭載された内部通信機によって前記車両の内部に放出された内部電波を受信するとともに、前記車両に搭載された外部通信機によって前記車両の外部に放出された外部電波を受信する電波受信部と、
    前記電波受信部によって受信された前記内部電波の受信強度と前記外部電波の受信強度とにより、前記電波受信部の位置が前記車両の内部にあるか外部にあるかを判定する内外判定部と
    周辺の車両に搭載された車載器に向けて周期的に自身の位置を示す位置情報を含む情報を送信する通信部と、
    前記内外判定部によって前記車両の内部にあると判定された場合に、前記通信部による前記情報の送信を停止させる通信制御部と
    を備える通信装置。
  2. 前記通信装置は、さらに、
    前記車両のドアが開いているか閉じているかを示す開閉情報を取得する開閉情報取得部を備え、
    前記通信制御部は、前記内外判定部によって前記車両の内部にあると判定され、かつ、前記開閉情報取得部によって取得された前記開閉情報が前記ドアが閉じていることを示す場合に、前記通信部による前記情報の送信を停止させる
    請求項に記載の通信装置。
  3. 前記通信部は、前記内外判定部によって前記車両の内部にあると判定され、かつ、前記開閉情報が前記ドアが開いていることを示す場合には、前記車両の内部にあることを示す情報を送信する
    請求項に記載の通信装置。
  4. 前記通信部は、前記車両の内部にあると判定され、かつ、前記開閉情報が前記ドアが開いていることを示す場合には、降車の可能性があることを示す情報を送信する
    請求項に記載の通信装置。
  5. 前記内部通信機は、前記車両の複数のドアそれぞれに対応させて設けられており、
    前記開閉情報は、前記車両の複数のドアそれぞれが開いているか閉じているかを示し、
    前記内外判定部は、前記複数のドアそれぞれに対応させて設けられた前記内部通信機から受信された前記内部電波の受信強度により、前記複数のドアのうちどのドアに近いかを判定し、
    前記通信部は、前記車両の内部にあると判定され、かつ、前記内外判定部によって近いと判定されたドアが開いていることを前記開閉情報が示す場合には、降車の可能性があることを示す情報を送信する
    請求項に記載の通信装置。
  6. 車両に搭載可能な車載器と、所持者に所持される通信装置とを備える通信システムであり、
    前記車載器は、
    前記車両のドアが開けられると、前記車両に搭載された内部通信機によって前記車両の内部に向けて内部電波を放出するとともに、前記車両に搭載された外部通信機によって前記車両の外部に向けて外部電波を放出するメッセージ送信部
    を備え、
    前記通信装置は、
    前記メッセージ送信部によって放出された内部電波及び外部電波を受信する電波受信部と、
    前記電波受信部によって受信された前記内部電波の受信強度と前記外部電波の受信強度とにより、前記電波受信部の位置が前記車両の内部にあるか外部にあるかを判定する内外判定部と
    周辺の車両に搭載された車載器に向けて周期的に自身の位置を示す位置情報を含む情報を送信する通信部と、
    前記内外判定部によって前記車両の内部にあると判定された場合に、前記通信部による前記情報の送信を停止させる通信制御部と
    を備える通信システム。
  7. 通信装置が備える電波受信部が、車両に搭載された内部通信機によって前記車両の内部に向けて放出された内部電波を受信するとともに、前記車両に搭載された外部通信機によって前記車両の外部に向けて放出された外部電波を受信し、
    前記通信装置が備える内外判定部が、前記内部電波の受信強度と前記外部電波の受信強度とにより、前記電波受信部の位置が前記車両の内部にあるか外部にあるかを判定し、
    前記通信装置が備える通信部が、周辺の車両に搭載された車載器に向けて周期的に自身の位置を示す位置情報を含む情報を送信し、
    前記通信装置が備える通信制御部が、前記内外判定部によって前記車両の内部にあると判定された場合に、前記通信部による前記情報の送信を停止させる通信方法。
  8. 車両に搭載された内部通信機によって前記車両の内部に向けて放出された内部電波を受信するとともに、前記車両に搭載された外部通信機によって前記車両の外部に向けて放出された外部電波を通信装置が備える電波受信部により受信する電波受信処理と、
    前記電波受信処理によって受信された前記内部電波の受信強度と前記外部電波の受信強度とにより、前記電波受信部の位置が前記車両の内部にあるか外部にあるかを判定する内外判定処理と
    周辺の車両に搭載された車載器に向けて周期的に自身の位置を示す位置情報を含む情報を送信する通信処理と、
    前記内外判定処理によって前記車両の内部にあると判定された場合に、前記通信処理による前記情報の送信を停止させる通信制御部と
    を行う前記通信装置としてコンピュータを機能させる通信プログラム。
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