JP7302948B2 - 歯間清掃具 - Google Patents
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Description
本発明の他の局面に係る歯間清掃具は、歯間に挿入される挿入端部を有するとともに前記挿入端部に向けて所定の軸方向に延設された軸部を含む基部と、前記軸部の少なくとも一部を被覆しているとともに前記歯間を清掃可能な清掃部と、を備えている。前記清掃部は前記軸部の前記少なくとも一部を被覆した清掃部本体と、前記歯間の汚れを掻き取るように前記清掃部本体の外周面から外向きに突出した掻取面をそれぞれ有するとともに前記軸方向において隣り合い且つ対向する掻取面の間に空隙が形成されるように互いに離間して前記清掃部本体の前記外周面上で前記軸方向に配列された複数の掻取片と、を含んでいる。前記複数の掻取片のうち一部は、前記掻取面から前記挿入端部に向けて前記軸方向の周りで細くなる外周形状を形成している第1外周面を有する一方で、前記一部以外の掻取片は、前記掻取面よりも前記挿入端部から離れた位置から前記掻取面に向けて前記軸方向の周りで太くなる外周形状を形成している第2外周面を有している。前記第1外周面を有する掻取片及び前記第2外周面を有する掻取片は交互に配列されている。前記第1外周面を有する前記掻取片は、前記挿入端部と反対側を向く掻取面を有しているとともに、前記第1外周面を形成している部分において前記清掃部本体の外周に接続されている。前記第2外周面を有する前記掻取片は、前記挿入端部側を向く掻取面を有しているとともに、前記第2外周面を形成している部分において前記清掃部本体の外周に接続されている。
前記挿入端部に近い掻取片ほど前記第1外周面及び前記第2外周面の母線と前記軸部の中心軸との間の交差角が小さくなるように前記複数の掻取片の形状及び配置は定められている。前記複数の掻取片は、前記掻取面が歯に押し当てられるように前記歯間を通過するとき捲れ変形し、前記歯間を通過した後に元の形状に復元する。
上記の構成によれば、挿入端部に近い掻取片ほど第1外周面及び第2外周面の母線と軸部の中心軸との間の交差角が小さくなるように複数の掻取片の形状及び配置は定められているので、挿入端部の近くにおいて掻取片の外周形状は鋭くなる一方で挿入端部から離れた位置では掻取片の外周形状は鈍くなる。鋭いテーパ形状は圧縮変形のしやすさに帰結する。すなわち、清掃部が歯間に押し込まれるときには挿入端部の近くにおいて鋭い外周形状を形成する第1外周面を有する掻取片は容易に圧縮変形する。この結果、歯間清掃具は歯間へ容易に挿入される。一方、歯間清掃具が歯間から引き出されるときには挿入端部の近くにおいて鋭い外周形状を形成する第2外周面を有する掻取片は容易に圧縮変形する。この結果、挿入端部の周囲の先端領域は歯間から容易に引き出される。
挿入端部から離れた位置では掻取片は鈍い外周形状を有しているので、挿入端部から離れた位置に配置された掻取片は挿入端部近くの掻取片よりも圧縮変形しにくい。したがって、挿入端部から離れた位置に配置された掻取片は歯間を形成する口腔組織に強く擦れ、口腔組織の汚れを効果的に掻き取ることができる。
図1は第1実施形態の歯間清掃具1の概略的な正面図である。図1を参照して、歯間清掃具1が説明される。
図4は第2実施形態の歯間清掃具1Aの概略的な部分断面図である。図1及び図4を参照して、歯間清掃具1Aが説明される。
10・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・基部
20・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・軸部
22a・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・挿入端部
40・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・清掃部
42・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・清掃部本体
48a,48b・・・・・・・・・・・・・・・・掻取片
480,480A・・・・・・・・・・・・・・・掻取面
481・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第1外周面
482・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第2外周面
485・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・補強層
CL・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中心軸
G1,G2,G3・・・・・・・・・・・・・・・母線
θ1,θ2,θ3・・・・・・・・・・・・・・・交差角
Claims (9)
- 歯間に挿入される挿入端部を有するとともに前記挿入端部に向けて所定の軸方向に延設された軸部を含む基部と、
前記軸部の少なくとも一部を被覆しているとともに前記歯間を清掃可能な清掃部と、を備え、
前記清掃部は前記軸部の前記少なくとも一部を被覆した清掃部本体と、前記歯間の汚れを掻き取るように前記清掃部本体の外周面から外向きに突出した掻取面をそれぞれ有するとともに前記軸方向において隣り合い且つ対向する掻取面の間に空隙が形成されるように互いに離間して前記清掃部本体の前記外周面上で前記軸方向に配列された複数の掻取片と、を含み、
前記複数の掻取片のうち一部は、前記掻取面から前記挿入端部に向けて前記軸方向の周りで細くなる外周形状を形成している第1外周面を有する一方で、前記一部以外の掻取片は、前記掻取面よりも前記挿入端部から離れた位置から前記掻取面に向けて前記軸方向の周りで太くなる外周形状を形成している第2外周面を有し、
前記第1外周面を有する掻取片及び前記第2外周面を有する掻取片は交互に配列されており、
前記第1外周面を有する前記掻取片は、前記挿入端部と反対側を向く掻取面を有しているとともに、前記第1外周面を形成している部分において前記清掃部本体の外周に接続されており、
前記第2外周面を有する前記掻取片は、前記挿入端部側を向く掻取面を有しているとともに、前記第2外周面を形成している部分において前記清掃部本体の外周に接続されており、
前記複数の掻取片は、前記掻取面の周縁に向けて前記軸方向の肉厚が小さくなるように成形されているとともに、前記掻取面が歯に押し当てられるように前記歯間を通過するとき捲れ変形し、前記歯間を通過した後に元の形状に復元する、歯間清掃具。 - 歯間に挿入される挿入端部を有するとともに前記挿入端部に向けて所定の軸方向に延設された軸部を含む基部と、
前記軸部の少なくとも一部を被覆しているとともに前記歯間を清掃可能な清掃部と、を備え、
前記清掃部は前記軸部の前記少なくとも一部を被覆した清掃部本体と、前記歯間の汚れを掻き取るように前記清掃部本体の外周面から外向きに突出した掻取面をそれぞれ有するとともに前記軸方向において隣り合い且つ対向する掻取面の間に空隙が形成されるように互いに離間して前記清掃部本体の前記外周面上で前記軸方向に配列された複数の掻取片と、を含み、
前記複数の掻取片のうち一部は、前記掻取面から前記挿入端部に向けて前記軸方向の周りで細くなる外周形状を形成している第1外周面を有する一方で、前記複数の掻取片のうち前記一部以外の掻取片は、前記掻取面よりも前記挿入端部から離れた位置から前記掻取面に向けて前記軸方向の周りで太くなる外周形状を形成している第2外周面を有し、
前記第1外周面を有する掻取片及び前記第2外周面を有する掻取片は交互に配列されており、
前記第1外周面を有する前記掻取片は、前記挿入端部と反対側を向く掻取面を有しているとともに、前記第1外周面を形成している部分において前記清掃部本体の外周に接続されており、
前記第2外周面を有する前記掻取片は、前記挿入端部側を向く掻取面を有しているとともに、前記第2外周面を形成している部分において前記清掃部本体の外周に接続されており、
前記挿入端部に近い掻取片ほど前記第1外周面及び前記第2外周面の母線と前記軸部の中心軸との間の交差角が小さくなるように前記複数の掻取片の形状及び配置は定められており、
前記複数の掻取片は、前記掻取面が歯に押し当てられるように前記歯間を通過するとき捲れ変形し、前記歯間を通過した後に元の形状に復元する、歯間清掃具。 - 前記複数の掻取片の中で前記挿入端部に最も近い掻取片は前記第1外周面を有している
請求項1又は2に記載の歯間清掃具。 - 前記複数の掻取片のうち1つとして設けられているとともに前記第1外周面を有する第1掻取片と前記複数の掻取片のうち他のもう1つとして前記第1掻取片と隣り合うように前記第1掻取片よりも前記挿入端部に近い位置に配置されているとともに前記第2外周面を有する第2掻取片との間で前記清掃部本体を周方向に取り囲むとともに前記第1掻取片及び前記第2掻取片に連なり前記第1掻取片及び前記第2掻取片を補強する補強層を更に備える
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の歯間清掃具。 - 前記複数の掻取片は、前記第2掻取片と隣り合うように前記第2掻取片よりも前記挿入端部に近い位置に配置されているとともに前記第1外周面を有する第3掻取片を含み、
前記第2掻取片及び前記第3掻取片の前記掻取面の間の間隔は、前記第1掻取片及び前記第2掻取片の前記掻取面の間の間隔よりも前記軸方向において狭い
請求項4に記載の歯間清掃具。 - 前記清掃部本体及び前記複数の掻取片それぞれの前記軸方向における接続長さに対する前記清掃部本体の前記外周面からの前記掻取面の突出量の割合は10%以上200%以下である
請求項1乃至5のいずれか1項に記載の歯間清掃具。 - 前記挿入端部に近い掻取片ほど前記突出量が小さくなるように前記複数の掻取片の形状及び配置は定められている
請求項6に記載の歯間清掃具。 - 前記掻取面の母線と前記軸部の中心軸との間の交差角は80°以上100°以下である
請求項1乃至7のいずれか1項に記載の歯間清掃具。 - 前記清掃部は、エラストマーと強化材とを含む複合材料からなる
請求項1乃至8のいずれか1項に記載の歯間清掃具。
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- 2018-04-27 JP JP2018087035A patent/JP7302948B2/ja active Active
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