JP7286282B2 - リーク検査システム、プログラム - Google Patents
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Description
前記リーク検査装置は、
検査対象容器と漏れのない基準容器とを大気圧PE開放から双方を封止した後の両容器の内圧の差圧を所定期間にわたり繰り返し測定し、測定した各差圧と測定時刻とを対応付けて記録する大気圧封止測定ステップを行い、
前記大気圧封止測定ステップの終了後に続けて、前記検査対象容器内と基準容器内とに気体を導入して所定の試験圧PTに加圧した後に双方を封止し、封止後の両容器の内圧の差圧を所定期間にわたり繰り返し測定し、測定した各差圧と測定時刻とを対応付けて記録する試験圧封止測定ステップを行い、
前記大気圧封止測定ステップで記録したデータから、時間の経過に伴う差圧の変化率の変化率が一定以下になるときの差圧のデータの前記大気圧封止測定ステップでの測定時刻Taとそのときの差圧の変化率Qを求める第1勾配取得ステップと、
前記試験圧封止測定ステップで測定したデータから、時間の経過に伴う差圧の変化率の変化率が一定以下になるときの差圧のデータの前記試験圧封止測定ステップでの測定時刻Tbとそのときの差圧の変化率Rを求める第2勾配取得ステップと、
測定時刻Taから測定時刻Tbまでを連続して計時した場合の時間差をTSとし、
の演算で前記検査対象容器の漏れの程度を示す値としてLを求める、もしくは前記演算で求めたLの値と所定の許容値との比較から前記検査対象容器の漏れの有無を判断する漏れ判断ステップと、
を行うと共に、
前記リーク検査装置は、
漏れのない基準容器と、周囲と異なる温度であって漏れの無い検査対象容器とを、大気圧PE開放から双方を封止した後、両容器の内圧の差圧の測定を一定時間行っては両容器を再び大気圧PE開放とする工程を複数回連続的に繰り返す準備測定ステップを行って、該準備測定ステップで取得した測定データを前記情報処理装置へ出力し、
前記情報処理装置は、
前記リーク検査装置から取得した測定データ、もしくは前記測定データのうちの初めの所定回数分を除く測定データに基づいて、前記検査対象容器と前記基準容器とを大気圧PE開放から封止した後の両容器の内圧の差圧の変化の時定数である大時定数を導出し、
前記リーク検査装置は、
前記情報処理装置が求めた前記大時定数を入力し、前記判断ステップでは、前記入力した大時定数を用いて前記Lの値を演算する
ことを特徴とするリーク検査システム。
である。よって、これをRから減算することで漏れLを求めることができる。大時定数の測定は、検査対象容器の1種類毎に1回行えば良い。リーク検査装置は大時定数を求めるための差圧の測定を行ってその測定データを情報処理装置へ出力し、情報処理装置はリーク検査装置から受けた測定データに基づいて大時定数を導出して出力し、リーク検査装置は情報処理装置が導出した大時定数を入力し、これを漏れ判定の演算に使用する。
前記リーク検査装置は、
検査対象容器と漏れのない基準容器とを大気圧PE開放から双方を封止した後の両容器の内圧の差圧を測定期間TMにわたって繰り返し測定し、測定した各差圧を測定開始からの順位と共に記録する大気圧封止測定ステップを行い、
前記大気圧封止測定ステップの終了後に続けて、前記検査対象容器内と基準容器内とに気体を導入して所定の試験圧PTに加圧した後、前記大気圧封止測定ステップでの測定期間TMの終了から圧縮空気導入時間TIの経過後に双方が封止された状態となり、封止後の両容器の内圧の差圧を測定期間TMにわたって繰り返し測定し、測定した各差圧を測定開始からの順位と共に記録する試験圧封止測定ステップを行い、
前記大気圧封止測定ステップで記録したデータを封止時から時間T毎のグループ(グループ番号m=1、2、…M)に分け、グループ毎の差圧の平均値を時間Tで除した、PED、m (m=1、2、…M) を求め、
なる差分列を求める第1勾配取得ステップと、
前記試験圧封止測定ステップで記録したデータを封止時から時間T毎のグループ(グループ番号m=1、2、…M)に分け、グループ毎の差圧の平均値を時間Tで除した、PDD、m (m=1、2、…M) を求め、
なる差分列を求める第2勾配取得ステップと、
測定期間TMと圧縮空気導入時間TIの和をTSとし、
なる数列においてmの増加に伴ってLmの値が一定値に収束する場合にその収束値を前記検査対象容器の漏れの程度を示す値と判断する、もしくは、Lmの絶対値が所定の許容値以下となるmが存在する場合に漏れ無しと判断する漏れ判断ステップと、
を行うと共に、
前記リーク検査装置は、
漏れのない基準容器と、周囲と異なる温度であって漏れの無い検査対象容器とを、大気圧PE開放から双方を封止した後、両容器の内圧の差圧の測定を一定時間行っては両容器を再び大気圧PE開放とする工程を複数回連続的に繰り返す準備測定ステップを行って、該準備測定ステップで取得した測定データを前記情報処理装置へ出力し、
前記情報処理装置は、
前記リーク検査装置から取得した測定データ、もしくは前記測定データのうちの初めの所定回数分を除く測定データに基づいて、前記検査対象容器と前記基準容器とを大気圧PE開放から封止した後の両容器の内圧の差圧の変化の時定数である大時定数を導出し、
前記α2は、
であり、
前記リーク検査装置は、
前記情報処理装置が求めた前記大時定数を入力し、該入力した大時定数に基づいて前記α2を求め、
前記判断ステップでは、前記入力した大時定数および前記α2を用いて前記Lmの値を演算する
ことを特徴とするリーク検査システム。
前記漏れ判断ステップにおいて、LM-1の絶対値が前記許容値を超える場合は、
なる数列を作成し、Dmが0に収束するときは、漏れがあると判断する
ことを特徴とする[2]に記載のリーク検査システム。
なる数列を作成し、Dmが0に収束するか否かによりその区別をつける。0に収束しなければ測定期間TMの不足であり、0に収束すればLM-1で漏れを正しく判断できる。すなわち、漏れがある。
ことを特徴とする[3]に記載のリーク検査システム。
ことを特徴とする[2]乃至[4]のいずれか1つに記載のリーク検査システム。
前記リーク検査装置は、
検査対象容器と漏れのない基準容器とを大気圧PE開放から双方を封止した後の両容器の内圧の差圧を測定期間TMにわたって繰り返し測定し、測定した各差圧を測定開始からの順位と共に記録する大気圧封止測定ステップを行い、
前記大気圧封止測定ステップの終了後に続けて、前記検査対象容器内と基準容器内とに気体を導入して所定の試験圧PTに加圧した後、前記大気圧封止測定ステップでの測定期間TMの終了後から圧縮空気導入時間TIの経過後に双方が封止された状態となり、封止後の両容器の内圧の差圧を所定期間にわたって繰り返し測定し、測定した各差圧を測定開始からの順位と共に記録する試験圧封止測定ステップを行い、
前記大気圧封止測定ステップで記録したデータを封止時から時間T毎のグループ(グループ番号k=1、2、…M)に分け、グループ毎の差圧の平均値を時間Tで除した、PED、m (m=1、2、…M) を求め、
として、
の絶対値が所定の許容値以下になる最小のmの値maを求める第1勾配取得ステップと、
前記試験圧封止測定ステップで記録したデータを封止時から時間T毎のグループ(グループ番号m=1、2、…M)に分け、グループ毎の差圧の平均値を時間Tで除した、PDD、m (m=1、2、…M) を求め、
として、
の絶対値が所定の許容値以下になる最小のmの値mbを求め、maとmbのうちの小さくない方の値をkとして、QkとRkを求める第2勾配取得ステップと、
測定期間TMと圧縮空気導入時間TIの和をTSとし、
の演算で前記検査対象容器の漏れの程度を示す値としてLを求める、もしくは前記演算で求めたLの値と所定の許容値との比較から前記検査対象容器の漏れの有無を判断する漏れ判断ステップと、
を行うと共に、
前記リーク検査装置は、
漏れのない基準容器と、周囲と異なる温度であって漏れの無い検査対象容器とを、大気圧PE開放から双方を封止した後、両容器の内圧の差圧の測定を一定時間行っては両容器を再び大気圧PE開放とする工程を複数回連続的に繰り返す準備測定ステップを行って、該準備測定ステップで取得した測定データを前記情報処理装置へ出力し、
前記情報処理装置は、
前記リーク検査装置から取得した測定データ、もしくは前記測定データのうちの初めの所定回数分を除く測定データに基づいて、前記検査対象容器と前記基準容器とを大気圧PE開放から封止した後の両容器の内圧の差圧の変化の時定数である大時定数を導出し、
前記α2は、
であり、
前記リーク検査装置は、
前記情報処理装置が求めた前記大時定数を入力し、該入力した大時定数に基づいて前記α2を求め、
前記判断ステップでは、前記入力した大時定数および前記α2を用いて前記Lの値を演算する
ことを特徴とするリーク検査システム。
ことを特徴とする[6]に記載のリーク検査システム。
前記リーク検査装置は、
検査対象容器と漏れのない基準容器とを大気圧PE開放から双方を封止した後の両容器の内圧の差圧を測定期間TMにわたって繰り返し測定し、測定した各差圧を測定開始からの順位と共に記録する大気圧封止測定ステップを行い、
前記大気圧封止測定ステップの終了後に続けて、前記検査対象容器内と基準容器内とに気体を導入して所定の試験圧PTに加圧した後、前記大気圧封止測定ステップでの測定期間TMの終了後から圧縮空気導入時間TIの経過後に双方が封止された状態となり、封止後の両容器の内圧の差圧を所定期間にわたって繰り返し測定し、測定した各差圧を測定開始からの順位と共に記録する試験圧封止測定ステップを行い、
前記大気圧封止測定ステップで記録したデータを封止時から時間T毎のグループ(グループ番号k=1、2、…M)に分け、グループ毎の差圧の平均値を時間Tで除した値を、PED、m (m=1、2、…M)として、
を求める第1勾配取得ステップと、
前記試験圧封止測定ステップで記録したデータを封止時から時間T毎のグループ(グループ番号m=1、2、…M)に分け、グループ毎の差圧の平均値を時間Tで除した値を、PDD、m (m=1、2、…M)として、
を求める第2勾配取得ステップと、
測定期間TMと圧縮空気導入時間TIの和をTSとし、
の演算で前記検査対象容器の漏れの程度を示す値としてLを求める、もしくは前記演算で求めたLの値と所定の許容値との比較から前記検査対象容器の漏れの有無を判断する漏れ判断ステップと、
を行うと共に、
前記リーク検査装置は、
漏れのない基準容器と、周囲と異なる温度であって漏れの無い検査対象容器とを、大気圧PE開放から双方を封止した後、両容器の内圧の差圧の測定を一定時間行っては両容器を再び大気圧PE開放とする工程を複数回連続的に繰り返す準備測定ステップを行って、該準備測定ステップで取得した測定データを前記情報処理装置へ出力し、
前記情報処理装置は、
前記リーク検査装置から取得した測定データ、もしくは前記測定データのうちの初めの所定回数分を除く測定データに基づいて、前記検査対象容器と前記基準容器とを大気圧PE開放から封止した後の両容器の内圧の差圧の変化の時定数である大時定数を導出し、
前記α2は、
であり、
前記リーク検査装置は、
前記情報処理装置が求めた前記大時定数を入力し、該入力した大時定数に基づいて前記α2を求め、
前記判断ステップでは、前記入力した大時定数および前記α2を用いて前記Lの値を演算する
ことを特徴とするリーク検査システム。
ことを特徴とする[1]乃至[8]のいずれか1つに記載のリーク検査システム。
ことを特徴とする[1]乃至[9]のいずれか1つに記載のリーク検査システム。
前記情報処理装置は、大時定数に代えて、
β=exp(-(TM+TI)/大時定数)
を導出し、
前記リーク検査装置は、前記情報処理装置が導出した前記βを入力して演算に使用する
ことを特徴とする[1]乃至[10]のいずれか1つに記載のリーク検査システム。
前記リーク検査装置から前記測定データを入力するステップと、
前記測定データに基づいて、前記検査対象容器と前記基準容器とを大気圧PE開放から封止した後の両容器の内圧の差圧の温度に基づく変化を支配する二つの時定数のうちの大きい方の時定数である大時定数を導出するステップと、
導出した前記大時定数を出力する出力ステップと、
を有するプログラム。
前記リーク検査装置から前記測定データを入力するステップと、
前記測定データに基づいて、前記検査対象容器と前記基準容器とを大気圧PE開放から封止した後の両容器の内圧の差圧の温度に基づく変化を支配する二つの時定数のうちの大きい方の時定数である大時定数を求めて前記βを導出するステップと、
導出した前記βを出力する出力ステップと、
を有するプログラム。
の演算で漏れLを求めて、漏れの有無を判断する。なお、上記温度による差圧の変化を支配する2つの時定数の内の小さい方を小時定数とする。
差圧PD=(マスタの内圧)-(ワークの内圧)
とする。
である。ただしPCを封止圧力とするとき
であって、Gは質量流量、MCは封止された空気質量である。この質量流量Gは、PEを環境圧力、KVをリークを生じさせている孔により定まる定数として
である。C1及びC2は温度の初期条件で決定するので、漏れ測定前に知ることはできない。
ガス定数:R
製品によって決定するパラメータ(温度変化の時定数):T1,T2,
試験条件により決定する既知の量:PC,PE,MC,μ,θ0,
μは空気粘度、θ0は空気温度である。T1は小時定数、T2は大時定数である。
が成り立つものである。差圧の計測、記録は、測定期間である時間TMにわたって行う。TMの大きさの目安は、
である。なお、大気圧での時間TMにわたる差圧測定と次の試験圧での差圧測定の開始の間には加圧するためにインターバルTIが必要である。おおむね
程度のTを選んで
とおく。これらは、差圧の時間的な変化の比較において使用する。
さて、式(1)のtにt+Tを代入すると
である。式(9)から式(1)のα2倍を引くと、大時定数の指数関数を消去することができる。式(10)の左辺はリークを評価するための関数である。
容器内を環境圧力PE(大気圧)で満たして密閉した後に差圧が発生したならば、その差圧は内部気体温度の変化により生じたと言える。このときには、式(2)において
であるが、式(4)、(3)、(2)により、
である。これを式(10)に代入して、次式を得る
左辺の観測値をプロットすれば、それは定数と指数関数の和となる。式(13)の左辺を測定値から求め、その変化が微小になれば、測定を打ち切る。
程度とすれば、式(13)の右辺第2項が微小となり、温度により生じる圧力変化率が
と、求められる。これは、時定数T2が非常に大きいことによる、見せ掛けの質量変化率(偽りの漏れ)である。
としなければならない。初期値により定まる定数が前と異なるので、ここではC´1、C´2と記号を区別してある。大気圧による第1回目の測定と試験圧による第2回目の測定との時間的な関係は図2に示される。
と近似することができて、加圧後の時刻の原点はTM+TIだけ、加圧前の大気圧封止測定よりも後である。加圧後の時間、初期値など関係量は、大気圧封止の場合の記号にダッシュ(´)をつけて表す。しからば、BCとDEがほとんど重なっているので、
であるが、T2>>T1であるから、通常は第2項は第1項に比べて微小である。
と推定できる。それゆえ、漏れによる圧力変化率は
となる。この右辺第2項が減衰するのは、データを観測して待つべき時間を調査する。これはLの経時特性から、減衰の時定数T1を観測すれば、毎度調べる必要はない。式(23)式の右辺の第2項が減衰した後に残る右辺の第1項は漏れを表しているから、測定値から求まる式(17)の演算結果は、漏れを示すことになる。
図5は、大時定数導出工程においてリーク検査システム5が行う処理を示す流れ図である。まず、リーク検査装置10は、大時定数を測定するための準備測定工程を行う(ステップS101)。準備測定工程では、リーク検査装置10のマスタ接続口13に漏れのないマスタを接続し、ワーク接続口12には周囲と異なる温度であって漏れの無いことが確認されているワークを接続する。
となっているから、両辺の対数を取った形
から、最小二乗法で1/T2を求めれば良い。k=3くらいまでのデータは、もう一つの時定数の影響を受けることがあるので、削除してから、残りのデータを使ってT2を求めるほうが、より真値に近くなる。
式(17)に対応する演算を行って漏れの有無を判断するには、式(17)に含まれるα及びβの値を特定する必要がある。圧力の過渡応答は一つの線形関数と、二つの一次遅れステップ応答の和で表される。一次遅れステップ応答の時定数で、大きいほうが既述の大時定数であり、それを用いて
である。T、TM、TIは試験者が任意に定めることができるが便宜上、Mを正整数としてTMはTのM倍に設定する。大時定数T2は試験体(ワーク)によって定まる固有値により決定するもので、試験体によって定まる。T2は製品が決まれば決定するので、前述のようにして、一度測定しておけば、その後の同じ製品に対して、その値を使い続けることができる。
図11に一般のリーク検査工程の流れを示す。まず、第1開閉弁31を閉じた状態のリーク検査装置10のマスタ接続口13にマスタ3を接続し、ワーク接続口12に検査対象のワーク2を接続する(図11、ステップS121)。
記録した差圧を、
とする。これから、n個(時間T)ごとの平均値を作って記録する。この処理は測定中に行って、その結果だけを記録してもよい。
これより次の数列をつくる。
Qmは項数がM-1の数列である。
大気圧封止の場合と同様に差圧をn個ごとに区切って、その平均値を作って記録する。この処理は測定中に行って、その結果だけを記録してもよい。
これより
をつくる。Rmは項数がM-1の数列である。
QmとRmから次の数列を作る。
この数列は、漏れにより発生する差圧の変化率の近似値であって、mの増加にともない一定値に近づく。この収束値を用いて、漏れUは次式で表される。
漏れの許容値UCが定めてあるときには、次式が成り立つ場合を漏れ検査合格とする。
LM-1の値が大きい場合には、漏れを疑う。このときには、記録してある数列{LM}を調査する。すなわちLMの差分列
をつくり、Dmが0に収束するときには、得られているLM-1は漏れを表している。
このとき
ならば、差分列Dmは0に収束していない。Dmが0に収束していないならば、それは、温度の過渡現象が計測時間内に落ち着いていないことを表している。この場合には、得た結果を破棄し、単に再測定を行うか、Mの値を増やして再計測を行い、式(36)以下の判定を再度行う。これで測定終了となる。
M-1以下のmでLmが一定値に収束する場合、一定値に収束する最小のm(もしくはこれに少数の余裕量(たとえば1または2)を加えた値)を新たなMとして測定期間TMを定めればよい。同様に式(35)が成立する最小のm(もしくはこれに少数の余裕量(たとえば1または2)を加えた値)を新たなMとして測定期間TMを定めればよい。このようにして最小の測定期間TMを設定することができる。その後の同じ製品に対する試験ではこの測定期間TMを用いればよい。
変形例では、式(30)、式(32)の段階でそれぞれ収束を確認する。すなわち、式(30)の数列を求めた後、
の絶対値が所定の許容値以下になる最小のmの値maを求める。また、式(32)の数列を求めた後、
の絶対値が所定の許容値以下になる最小のmの値mbを求める。次にmaとmbのうちの小さくない方の値をkとして、QkとRkを求める。ここでは、rmについては、最初にm=maでrmを求め、その絶対値が所定の許容値以下ならばmaをkとする。その絶対値が所定の許容値以下でなければ、mの値をmaから+1ずつ増して行き、rmの絶対値が所定の許容値以下になる最小のmの値をkとする。
3…マスタ
5…リーク検査システム
10…リーク検査装置
11…加圧源接続口
12…ワーク接続口
13…マスタ接続口
14…排気ポート
21…第1配管
22…第2配管
23…第3配管
24…第4管路
31…第1開閉弁
32…第2開閉弁
33…第3開閉弁
34…第4開閉弁
37…差圧計
40…検査処理部
41…制御部
42…記憶部
43…操作パネル
44…操作入力部
45…表示部
46…弁制御I/F
47…差圧計I/F
48…通信部
49…記録媒体I/F
60…情報処理装置
61…CPU
62…記憶部
63…通信部
64…ユーザI/F
65…操作入力部
66…表示部
67…記録媒体I/F
Claims (13)
- リーク検査装置と、情報処理装置とを有するリーク検査システムであって、
前記リーク検査装置は、
検査対象容器と漏れのない基準容器とを大気圧PE開放から双方を封止した後の両容器の内圧の差圧を所定期間にわたり繰り返し測定し、測定した各差圧と測定時刻とを対応付けて記録する大気圧封止測定ステップを行い、
前記大気圧封止測定ステップの終了後に続けて、前記検査対象容器内と基準容器内とに気体を導入して所定の試験圧PTに加圧した後に双方を封止し、封止後の両容器の内圧の差圧を所定期間にわたり繰り返し測定し、測定した各差圧と測定時刻とを対応付けて記録する試験圧封止測定ステップを行い、
前記大気圧封止測定ステップで記録したデータから、時間の経過に伴う差圧の変化率の変化率が一定以下になるときの差圧のデータの前記大気圧封止測定ステップでの測定時刻Taとそのときの差圧の変化率Qを求める第1勾配取得ステップと、
前記試験圧封止測定ステップで測定したデータから、時間の経過に伴う差圧の変化率の変化率が一定以下になるときの差圧のデータの前記試験圧封止測定ステップでの測定時刻Tbとそのときの差圧の変化率Rを求める第2勾配取得ステップと、
測定時刻Taから測定時刻Tbまでを連続して計時した場合の時間差をTSとし、
の演算で前記検査対象容器の漏れの程度を示す値としてLを求める、もしくは前記演算で求めたLの値と所定の許容値との比較から前記検査対象容器の漏れの有無を判断する漏れ判断ステップと、
を行うと共に、
前記リーク検査装置は、
漏れのない基準容器と、周囲と異なる温度であって漏れの無い検査対象容器とを、大気圧PE開放から双方を封止した後、両容器の内圧の差圧の測定を一定時間行っては両容器を再び大気圧PE開放とする工程を複数回連続的に繰り返す準備測定ステップを行って、該準備測定ステップで取得した測定データを前記情報処理装置へ出力し、
前記情報処理装置は、
前記リーク検査装置から取得した測定データ、もしくは前記測定データのうちの初めの所定回数分を除く測定データに基づいて、前記検査対象容器と前記基準容器とを大気圧PE開放から封止した後の両容器の内圧の差圧の変化の時定数である大時定数を導出し、
前記リーク検査装置は、
前記情報処理装置が求めた前記大時定数を入力し、前記判断ステップでは、前記入力した大時定数を用いて前記Lの値を演算する
ことを特徴とするリーク検査システム。 - リーク検査装置と、情報処理装置とを有するリーク検査システムであって、
前記リーク検査装置は、
検査対象容器と漏れのない基準容器とを大気圧PE開放から双方を封止した後の両容器の内圧の差圧を測定期間TMにわたって繰り返し測定し、測定した各差圧を測定開始からの順位と共に記録する大気圧封止測定ステップを行い、
前記大気圧封止測定ステップの終了後に続けて、前記検査対象容器内と基準容器内とに気体を導入して所定の試験圧PTに加圧した後、前記大気圧封止測定ステップでの測定期間TMの終了から圧縮空気導入時間TIの経過後に双方が封止された状態となり、封止後の両容器の内圧の差圧を測定期間TMにわたって繰り返し測定し、測定した各差圧を測定開始からの順位と共に記録する試験圧封止測定ステップを行い、
前記大気圧封止測定ステップで記録したデータを封止時から時間T毎のグループ(グループ番号m=1、2、…M)に分け、グループ毎の差圧の平均値を時間Tで除した、PED、m (m=1、2、…M) を求め、
なる差分列を求める第1勾配取得ステップと、
前記試験圧封止測定ステップで記録したデータを封止時から時間T毎のグループ(グループ番号m=1、2、…M)に分け、グループ毎の差圧の平均値を時間Tで除した、PDD、m (m=1、2、…M) を求め、
なる差分列を求める第2勾配取得ステップと、
測定期間TMと圧縮空気導入時間TIの和をTSとし、
なる数列においてmの増加に伴ってLmの値が一定値に収束する場合にその収束値を前記検査対象容器の漏れの程度を示す値と判断する、もしくは、Lmの絶対値が所定の許容値以下となるmが存在する場合に漏れ無しと判断する漏れ判断ステップと、
を行うと共に、
前記リーク検査装置は、
漏れのない基準容器と、周囲と異なる温度であって漏れの無い検査対象容器とを、大気圧PE開放から双方を封止した後、両容器の内圧の差圧の測定を一定時間行っては両容器を再び大気圧PE開放とする工程を複数回連続的に繰り返す準備測定ステップを行って、該準備測定ステップで取得した測定データを前記情報処理装置へ出力し、
前記情報処理装置は、
前記リーク検査装置から取得した測定データ、もしくは前記測定データのうちの初めの所定回数分を除く測定データに基づいて、前記検査対象容器と前記基準容器とを大気圧PE開放から封止した後の両容器の内圧の差圧の変化の時定数である大時定数を導出し、
前記α2は、
であり、
前記リーク検査装置は、
前記情報処理装置が求めた前記大時定数を入力し、該入力した大時定数に基づいて前記α2を求め、
前記判断ステップでは、前記入力した大時定数および前記α2を用いて前記Lmの値を演算する
ことを特徴とするリーク検査システム。 - Dmが0に収束しないときは、測定期間TMを延長し、大気圧封止測定ステップから再度行う
ことを特徴とする請求項3に記載のリーク検査システム。 - Lmが収束する最小のmに基づいて、測定期間TMを設定する
ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1つに記載のリーク検査システム。 - リーク検査装置と、情報処理装置とを有するリーク検査システムであって、
前記リーク検査装置は、
検査対象容器と漏れのない基準容器とを大気圧PE開放から双方を封止した後の両容器の内圧の差圧を測定期間TMにわたって繰り返し測定し、測定した各差圧を測定開始からの順位と共に記録する大気圧封止測定ステップを行い、
前記大気圧封止測定ステップの終了後に続けて、前記検査対象容器内と基準容器内とに気体を導入して所定の試験圧PTに加圧した後、前記大気圧封止測定ステップでの測定期間TMの終了後から圧縮空気導入時間TIの経過後に双方が封止された状態となり、封止後の両容器の内圧の差圧を所定期間にわたって繰り返し測定し、測定した各差圧を測定開始からの順位と共に記録する試験圧封止測定ステップを行い、
前記大気圧封止測定ステップで記録したデータを封止時から時間T毎のグループ(グループ番号k=1、2、…M)に分け、グループ毎の差圧の平均値を時間Tで除した、PED、m (m=1、2、…M) を求め、
として、
の絶対値が所定の許容値以下になる最小のmの値maを求める第1勾配取得ステップと、
前記試験圧封止測定ステップで記録したデータを封止時から時間T毎のグループ(グループ番号m=1、2、…M)に分け、グループ毎の差圧の平均値を時間Tで除した、PDD、m (m=1、2、…M) を求め、
として、
の絶対値が所定の許容値以下になる最小のmの値mbを求め、maとmbのうちの小さくない方の値をkとして、QkとRkを求める第2勾配取得ステップと、
測定期間TMと圧縮空気導入時間TIの和をTSとし、
の演算で前記検査対象容器の漏れの程度を示す値としてLを求める、もしくは前記演算で求めたLの値と所定の許容値との比較から前記検査対象容器の漏れの有無を判断する漏れ判断ステップと、
を行うと共に、
前記リーク検査装置は、
漏れのない基準容器と、周囲と異なる温度であって漏れの無い検査対象容器とを、大気圧PE開放から双方を封止した後、両容器の内圧の差圧の測定を一定時間行っては両容器を再び大気圧PE開放とする工程を複数回連続的に繰り返す準備測定ステップを行って、該準備測定ステップで取得した測定データを前記情報処理装置へ出力し、
前記情報処理装置は、
前記リーク検査装置から取得した測定データ、もしくは前記測定データのうちの初めの所定回数分を除く測定データに基づいて、前記検査対象容器と前記基準容器とを大気圧PE開放から封止した後の両容器の内圧の差圧の変化の時定数である大時定数を導出し、
前記α2は、
であり、
前記リーク検査装置は、
前記情報処理装置が求めた前記大時定数を入力し、該入力した大時定数に基づいて前記α2を求め、
前記判断ステップでは、前記入力した大時定数および前記α2を用いて前記Lの値を演算する
ことを特徴とするリーク検査システム。 - maとmbのいずれかを求めることができない場合は、測定期間TMを延長し、kを決定できた場合はkの値に基づいて以後の測定期間TMを設定する
ことを特徴とする請求項6に記載のリーク検査システム。 - リーク検査装置と、情報処理装置とを有するリーク検査システムであって、
前記リーク検査装置は、
検査対象容器と漏れのない基準容器とを大気圧PE開放から双方を封止した後の両容器の内圧の差圧を測定期間TMにわたって繰り返し測定し、測定した各差圧を測定開始からの順位と共に記録する大気圧封止測定ステップを行い、
前記大気圧封止測定ステップの終了後に続けて、前記検査対象容器内と基準容器内とに気体を導入して所定の試験圧PTに加圧した後、前記大気圧封止測定ステップでの測定期間TMの終了後から圧縮空気導入時間TIの経過後に双方が封止された状態となり、封止後の両容器の内圧の差圧を所定期間にわたって繰り返し測定し、測定した各差圧を測定開始からの順位と共に記録する試験圧封止測定ステップを行い、
前記大気圧封止測定ステップで記録したデータを封止時から時間T毎のグループ(グループ番号k=1、2、…M)に分け、グループ毎の差圧の平均値を時間Tで除した値を、PED、m (m=1、2、…M)として、
を求める第1勾配取得ステップと、
前記試験圧封止測定ステップで記録したデータを封止時から時間T毎のグループ(グループ番号m=1、2、…M)に分け、グループ毎の差圧の平均値を時間Tで除した値を、PDD、m (m=1、2、…M)として、
を求める第2勾配取得ステップと、
測定期間TMと圧縮空気導入時間TIの和をTSとし、
の演算で前記検査対象容器の漏れの程度を示す値としてLを求める、もしくは前記演算で求めたLの値と所定の許容値との比較から前記検査対象容器の漏れの有無を判断する漏れ判断ステップと、
を行うと共に、
前記リーク検査装置は、
漏れのない基準容器と、周囲と異なる温度であって漏れの無い検査対象容器とを、大気圧PE開放から双方を封止した後、両容器の内圧の差圧の測定を一定時間行っては両容器を再び大気圧PE開放とする工程を複数回連続的に繰り返す準備測定ステップを行って、該準備測定ステップで取得した測定データを前記情報処理装置へ出力し、
前記情報処理装置は、
前記リーク検査装置から取得した測定データ、もしくは前記測定データのうちの初めの所定回数分を除く測定データに基づいて、前記検査対象容器と前記基準容器とを大気圧PE開放から封止した後の両容器の内圧の差圧の変化の時定数である大時定数を導出し、
前記α2は、
であり、
前記リーク検査装置は、
前記情報処理装置が求めた前記大時定数を入力し、該入力した大時定数に基づいて前記α2を求め、
前記判断ステップでは、前記入力した大時定数および前記α2を用いて前記Lの値を演算する
ことを特徴とするリーク検査システム。 - 前記リーク検査装置と前記情報処理装置の間における情報の授受を、通信、記録媒体、手動の入力操作のうちの1または2以上の手段を用いて行う
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1つに記載のリーク検査システム。 - 前記リーク検査装置は、操作パネルを備え、前記情報処理装置が導出した前記大時定数の入力操作を前記操作パネルで受け付ける
ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1つに記載のリーク検査システム。 - 前記大気圧封止測定ステップでの測定期間をTM、前記大気圧封止ステップでの測定期間の終了から前記試験圧封止測定ステップにおいて前記検査対象容器と前記基準容器の双方が試験圧に加圧されて封止された状態になるまでの時間である圧縮空気導入時間をTIとし、
前記情報処理装置は、大時定数に代えて、
β=exp(-(TM+TI)/大時定数)
を導出し、
前記リーク検査装置は、前記情報処理装置が導出した前記βを入力して演算に使用する
ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1つに記載のリーク検査システム。 - 請求項1乃至10のいずれか1つに記載のリーク検査システムにおける情報処理装置で実行されるプログラムであって、
前記リーク検査装置から前記測定データを入力するステップと、
前記測定データに基づいて、前記検査対象容器と前記基準容器とを大気圧PE開放から封止した後の両容器の内圧の差圧の温度に基づく変化を支配する二つの時定数のうちの大きい方の時定数である大時定数を導出するステップと、
導出した前記大時定数を出力する出力ステップと、
を有するプログラム。 - 請求項11に記載のリーク検査システムにおける情報処理装置で実行されるプログラムであって、
前記リーク検査装置から前記測定データを入力するステップと、
前記測定データに基づいて、前記検査対象容器と前記基準容器とを大気圧PE開放から封止した後の両容器の内圧の差圧の温度に基づく変化を支配する二つの時定数のうちの大きい方の時定数である大時定数を求めて前記βを導出するステップと、
導出した前記βを出力する出力ステップと、
を有するプログラム。
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