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JP7237622B2 - 光電変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、グローバル電子シャッター動作を可能とする電荷保持部を有する光電変換装置に関する。
近年、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像装置には、低消費電力や高速読み出しに適したCMOSイメージセンサが広く用いられている。CMOSイメージセンサにおいて、グローバル(全画素同時)電子シャッター機能を有するCMOSイメージセンサが提案されている。この電子シャッター機能のために、画素内には光電変換を行う光電変換部とは別に、光電変換された電荷をある程度の時間保持しておく電荷保持部が設けられている。
特開2017-103727号公報
1画素内の光電変換部と電荷保持部のそれぞれが、対応する露光期間の異なる信号を保持している場合が有る。この場合、光電変換部が飽和する光量の光が入射すると、余剰電荷が電荷保持部へ流入し、異なる露光期間(異なるフレーム)の信号が混入することとなる。この結果、画質劣化が生じる。余剰電荷の流入を抑制するために光電変換部が蓄積中の間、電荷保持部側のゲートを常時オンにすることが考えられるが、暗電流が増加する。また、光電変換部にオーバーフローゲートを設けてオーバーフローゲートと電荷保持中の電荷保持部側のゲートのポテンシャル差を大きくすることも考えられるが、光電変換部の飽和容量が減少する。
上記課題を考慮して、本発明は、飽和容量減少や暗電流増加などの悪影響を抑制しつつ、電荷保持部への電荷流入による信号品質の劣化を低減可能な光電変換装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る光電変換装置は、
光電変換によって生じた電荷を蓄積する光電変換部と、
第1電荷保持部と、
第2電荷保持部と、
前記光電変換部に蓄積された電荷を前記第1電荷保持部に転送する第1ゲートと、
前記光電変換部に蓄積された電荷を前記第2電荷保持部に転送する第2ゲートと、
をそれぞれ有する複数の画素を備える光電変換装置であって、
前記光電変換部において前記第1電荷保持部へ転送する電荷を蓄積している期間中に、前記第1ゲートのポテンシャルは第1ポテンシャルに設定され、前記第2ゲートのポテンシャルは第2ポテンシャルに設定され、
前記第1ポテンシャルと前記第2ポテンシャルはともに、前記光電変換部の電荷を前記第1電荷保持部に転送する期間の前記第1ゲートのポテンシャルおよび前記光電変換部の電荷を前記第2電荷保持部に転送する期間の前記第2ゲートのポテンシャルよりも高いポテンシャルであって、
前記第1ポテンシャルは前記第2ポテンシャルよりも低いポテンシャルである
ことを特徴とする。
本発明の第2の態様に係る光電変換装置は、
光電変換によって生じた電子を蓄積する光電変換部と、
第1電荷保持部と、
第2電荷保持部と、
前記光電変換部に蓄積された電子を前記第1電荷保持部に転送する第1ゲートと、
前記光電変換部に蓄積された電子を前記第2電荷保持部に転送する第2ゲートと、
をそれぞれ有する複数の画素を備える光電変換装置であって、
前記光電変換部において前記第1電荷保持部へ転送する電子を蓄積している期間中に、前記第1ゲートは第1電位に設定され、前記第2ゲートは第2電位に設定され、
前記第1電位と前記第2電位はともに、前記光電変換部の電子を前記第1電荷保持部に転送する期間の前記第1ゲートの電位および前記光電変換部の電子を前記第2電荷保持部に転送する期間の前記第2ゲートの電位よりも低い電位であって、
前記第1電位は前記第2電位よりも高い電位である、
ことを特徴とする。
本発明の第3の態様に係る光電変換装置は、
光電変換によって生じた正孔を蓄積する光電変換部と、
第1電荷保持部と、
第2電荷保持部と、
前記光電変換部に蓄積された正孔を前記第1電荷保持部に転送する第1ゲートと、
前記光電変換部に蓄積された正孔を前記第2電荷保持部に転送する第2ゲートと、
をそれぞれ有する複数の画素を備える光電変換装置であって、
前記光電変換部において前記第1電荷保持部へ転送する正孔を蓄積している期間中に、前記第1ゲートは第1電位に設定され、前記第2ゲートは第2電位に設定され、
前記第1電位と前記第2電位はともに、前記光電変換部の正孔を前記第1電荷保持部に転送する期間の前記第1ゲートの電位および前記光電変換部の正孔を前記第2電荷保持部に転送する期間の前記第2ゲートの電位よりも高い電位であって、
前記第1電位は前記第2電位よりも低い電位である、
ことを特徴とする。
本発明の第4の態様に係る光電変換装置は、
光電変換によって生じた電子を蓄積する光電変換部と、
第1電荷保持部と、
第2電荷保持部と、
前記光電変換部に蓄積された電子を前記第1電荷保持部に転送する第1ゲートを有するN型トランジスタである第1トランジスタと、
前記光電変換部に蓄積された電子を前記第2電荷保持部に転送する第2ゲートを有するN型トランジスタである第2トランジスタと、
をそれぞれ有する複数の画素を備える光電変換装置であって、
前記光電変換部において前記第1電荷保持部へ転送する電子を蓄積している期間中に、前記第1ゲートの電位は第1電位に設定され、前記第2ゲートの電位は第2電位に設定され、
前記第1電位と前記第2電位はともに、前記光電変換部の電子を前記第1電荷保持部に転送する期間の前記第1ゲートの電位および前記光電変換部の電子を前記第2電荷保持部に転送する期間の前記第2ゲートの電位よりも高い電位であって、
前記第1電位は前記第2電位よりも低い電位である、
ことを特徴とする。
本発明の第5の態様に係る光電変換装置は、
光電変換によって生じた正孔を蓄積する光電変換部と、
第1電荷保持部と、
第2電荷保持部と、
前記光電変換部に蓄積された正孔を前記第1電荷保持部に転送する第1ゲートを有するP型トランジスタである第1トランジスタと、
前記光電変換部に蓄積された正孔を前記第2電荷保持部に転送する第2ゲートを有するP型トランジスタである第2トランジスタと、
をそれぞれ有する複数の画素を備える光電変換装置であって、
前記光電変換部において前記第1電荷保持部へ転送する正孔を蓄積している期間中に、前記第1ゲートの電位は第1電位に設定され、前記第2ゲートの電位は第2電位に設定され、
前記第1電位と前記第2電位はともに、前記光電変換部の正孔を前記第1電荷保持部に転送する期間の前記第1ゲートの電位および前記光電変換部の正孔を前記第2電荷保持部に転送する期間の前記第2ゲートの電位よりも低い電位であって、
前記第1電位は前記第2電位よりも高い電位である、
ことを特徴とする。
本発明によれば、飽和容量減少や暗電流造化などの悪影響を抑制しつつ、電荷保持部への電荷流入による信号品質の劣化を低減することができる。
実施形態1に係る光電変換装置のブロック図。 実施形態1に係る画素部の等価回路。 実施形態1における画素レイアウト。 実施形態1における画素駆動図。 実施形態1における画素部ポテンシャルの概念図(A-A’断面)。 実施形態2に係る画素部の等価回路。 実施形態2における画素レイアウト。 実施形態2における画素部ポテンシャルの概念図(A-B断面)。 実施形態2における画素駆動図。 実施形態2における画素ポテンシャルの概念図(A-A’断面)。 実施形態2における画素ポテンシャルの概念図(A-A’断面)。 実施形態3に係る撮像システムの構成例を表す図。 実施形態4に係る撮像システムおよび移動体の構成例を表す図。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下で説明する図面において、同じ機能を有するものは同一の符号を付し、その説明を省略又は簡潔にすることもある。
光電変換装置は、光を電気信号に変換する画素を複数有する半導体デバイスであり、固体撮像素子やイメージセンサや撮像装置とも呼ばれるものである。光電変換装置には、CMOSイメージセンサ、測距センサ(AFセンサ)、測光センサ(AEセンサ)などが含まれる。以下では、本発明の好ましい適用例の一つとして、CMOSイメージセンサに本発明を適用した場合の構成例を説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態に係る光電変換装置の概略構成を表すブロック図である。光電変換装置は画素部101、垂直走査回路102、列増幅回路103、水平走査回路104、出力回路105、制御回路106を備える。
画素部101は、行列状に配置された複数の画素107を備えている。垂直走査回路102は画素107内のトランジスタをオン(導通状態)またはオフ(非導通状態)に制御するための制御信号を供給する。画素107の各列には列信号線108が設けられており、画素107からの信号が列ごとに列信号線108に出力される。列増幅回路103は列信号線108に出力された画素信号を増幅し、画素107のリセット時の信号および光電変換時の信号に基づく相関二重サンプリング処理などを行う。水平走査回路104は、列増幅回路103の増幅器に接続されたスイッチと、該スイッチをオンまたはオフに制御するための制御信号を供給する。出力回路105はバッファアンプ、差動増幅器などから構成され、列増幅回路103からの画素信号を光電変換装置の外部の信号処理部に出力する。また、AD変換部を光電変換装置に設け、デジタルの画素信号を出力しても良い。
図2は、光電変換装置の画素の等価回路を示している。図3は、本実施形態における画素レイアウトの一例である。
画素107は、光電変換部201、第1電荷保持部204、第2電荷保持部205、フローティングディフュージョン208、増幅部210を含む。画素107は、また、第1GS転送部202、第2GS転送部203、第1TX転送部206、第2TX転送部207、リセット部209、および行選択部211を含み、これらはトランジスタによって構成される。第1GS転送部202、第2GS転送部203、第1TX転送部206、第2TX転送部207、リセット部209、および行選択部211には、それぞれ、制御線pGS1、pGS2、pTX1、pTX2、pRES、pSELが接続されている。
本実施形態における、第1GS転送部202、第2GS転送部203、第1TX転送部206、第2TX転送部207が、それぞれ本発明における第1ゲート、第2ゲート、第4ゲート、第5ゲートの一例である。また、増幅部210が、本発明における出力部の一例である。
光電変換部201は、入射光によって生じた電荷を蓄積する。第1GS転送部202は、光電変換部201の電荷を第1電荷保持部204に転送する。第1TX転送部206は、第1電荷保持部204の電荷を増幅部210の入力ノードであるフローティングディフュージョン208に転送する。同様に、第2GS転送部203は、光電変換部201の電荷を第2電荷保持部205に転送する。第2TX転送部207は、第2電荷保持部205
の電荷を増幅部210の入力ノードであるフローティングディフュージョン208に転送する。リセット部209は、フローティングディフュージョン208の電圧をリセットする。行選択部211は、当該列において列信号線108に信号を出力する画素を選択する。増幅部210は、入射光によって生じた電荷に基づく信号を、行選択部211を介して列信号線108に出力する。
以下の説明では、光電変換部201は電子を信号電荷として蓄積するものとする。また、画素107が有するトランジスタはN型トランジスタであるものとする。しかしながら、光電変換部201が蓄積する電荷を正孔としてもよく、この場合には、画素107が有するトランジスタをP型トランジスタとしてもよい。つまり、信号として取り扱う電荷の極性に応じて、以下の説明で用いる導電型の規定を変更することができる。
図4は、本実施形態の駆動タイミングを、あるnフレームからn+3フレーム目までについて示している。光電変換部(PD)、第1電荷保持部(MEM1)、第2電荷保持部(MEM2)には、MEM1で保持される信号、MEM2で保持される信号をハッチングにより区別して表している。READは電荷保持部へ転送された信号の行順次読み出しを示しており、pGS1とpGS2はそれぞれ、第1GS転送部(GS1)と第2GS転送部(GS2)の状態を表している。本実施形態では、GS転送部のゲートは、1つのON状態(ON)と、2つのOFF状態(OFF1,OFF2)を持ち、GSゲート下の電位はOFF1>OFF2の関係である。なお、信号電荷は電子であるので、信号電荷に対するGSゲート下のポテンシャルはOFF1の方がOFF2よりも深い(OFF2の方がOFF1よりもポテンシャル障壁の高さが高い)。OFF状態の制御については、ゲートに印加する電圧で制御することを前提としているが、それに限るわけではない。また、一方は固定で、他方が3値を持つなどのパターンでも同様に成り立つ。表には(i)~(vi)のタイミングでの状態を表記している。
図5の(i)~(vi)は、図4の(i)~(vi)のタイミングにおける図3のA-A’断面における信号電荷のポテンシャルの概念図である。
図4、図5では、2つの電荷保持部を交互に使用する動作を示している。すなわち、nフレーム目、n+2フレーム目・・・に光電変換部201が蓄積した電荷をMEM1に転送・保持し、n+1フレーム目、n+3フレーム目・・・に光電変換部201が蓄積した電荷をMEM2に転送・保持するものとしている。ここでの1フレームとは、1回のREAD動作に対応する電荷が蓄積される期間を指している。
あるフレームで蓄積された電荷は、次のフレームで電荷保持部から読み出される。以下では、「蓄積中の電荷保持部」「読み出し中の電荷保持部」という用語を用いる。図4、図5の例では、nフレーム目、n+2フレーム目・・・では、MEM1が「蓄積中の電荷保持部」であり、MEM2が「読み出し中の電荷保持部」である。一方、n+1フレーム目、n+3フレーム目・・・では、MEM2が「蓄積中の電荷保持部」であり、MEM1が「読み出し中の電荷保持部」である。
なお、本実施形態では電荷保持部を交互に使用する例を示しているが、必ずしも交互である必要はない。
図4、図5を用いて、本実施形態の作用効果の説明を行う。
nフレーム目でPDに蓄積される電荷は、タイミング(iii)でPDからMEM1に転送される。nフレーム目の電荷蓄積期間(タイミング(i)(ii)を含む)では、GS1のゲート下のポテンシャルはGS_OFF1に設定され、GS2のゲート下のポテン
シャルはGS_OFF2に設定される。ここで、GS_OFF1およびGS_OFF2は、GS_OFF1<GS_OFF2を満たす。
なお、GS_OFF1およびGS_OFF2がそれぞれ、本発明における第1ポテンシャルおよび第2ポテンシャルの一例である。
タイミング(i)は、PDが飽和する前の状態を示している。すなわち、ポテンシャルのレベルがGS_OFF1>PDの状態である。このとき、MEM1には信号電荷は存在しておらず、MEM2にはn-1フレームの信号電荷が保持されており、行順次で読み出されている状態である(ここではまだ読みだされていない行の画素と仮定している)。
タイミング(ii)は、PDが飽和して、MEM1へ電荷が流入している状態である。
ここで、先行文献(特許文献1)のような従来の構成であれば、(OFGゲートはあるが)GS1とGS2のポテンシャル障壁に差がないため、MEM1とMEM2へ同程度電荷が流入することになる。MEM1には、電荷が流入している期間の信号電荷の電荷転送を行う(タイミング(iii))ことになるため、電荷が流入しても偽信号になることはないが、MEM2は異なる期間の信号電荷を保持しているため、流入した電荷が偽信号となってしまう。なお、特許文献1の構成において読み出し中の電荷保持部(ここではMEM2)への電荷流入を抑制するには、蓄積中の電荷保持部に対応する転送トランジスタ(GS1)を常時オン状態とすればよいが、そうすると暗電流が増加する。また、特許文献1の構成においてOFGゲートとGSゲートのポテンシャル差を大きくすることも考えられるが、GSゲートのポテンシャルを大きくすることには制限があるので、OFGゲートのポテンシャルを低くする必要があり、飽和容量の減少につながる。
一方で本実施形態では、GSゲートは2つのOFF値を持ち、あるフレームの電荷保持に用いられる電荷保持部に接続されるGSゲート下のポテンシャルは他方のGSゲート下のポテンシャルよりも低い値をとる。したがって、異なる期間の電荷を保持している電荷保持部への電荷の流入を抑制することができる。タイミング(ii)で具体的に示すと、MEM1がnフレームにおいて電荷保持に用いられる電荷保持部であり、GS1のポテンシャルの方がGS2のポテンシャルよりも低く設定される。これにより、MEM2への電荷の流入を抑制することができる。
タイミング(iii)は、GS1がONしている状態である。PDに蓄積されている電荷
がMEM1へ転送され、ここで蓄積中にMEM1へ流入した電荷と合算される。ゆえに、画素飽和を決めるのは、MEM1の飽和容量であって、PDの飽和容量でないことがわかる。この点も先行文献の従来構造とは異なり画素飽和がPDの飽和容量の影響を受けなくなるので、その分MEMの面積を広くとるなどして、飽和等の特性の向上が見込まれる。
以上がnフレームの転送に関わる一連の動作である。
n+1フレームの転送に関する動作は、電荷がMEM2に転送される点を除けばnフレームの転送動作と同様である。具体的には、蓄積期間中(タイミング(iv)(v)を含む)には、GS2のゲート下のポテンシャルはGS_OFF1に設定され、GS1のゲート下のポテンシャルはGS_OFF2に設定される。そして、タイミング(v)において、GS2がONされて、PDに蓄積されている電荷がMEM2へ転送される。
なお、以上の説明では、GSゲート下のポテンシャルの観点で説明したが、GSゲート下に与えられる電位の観点で説明すると、次のようになる。すなわち、MEM1へ転送する信号電荷をPDで蓄積している期間(タイミング(i))では、GS1のゲートにOF
F1の電位が与えられ、GS2のゲートにOFF2の電位が与えられる。また、MEM2へ転送する信号電荷をPDで蓄積している期間(タイミング(iv))では、GS2のゲートにOFF1の電位が与えられ、GS1のゲートにOFF2の電位が与えられる。ここで、信号電荷が電子であり、トランジスタがN型トランジスタである実施形態では、GSがオン状態のときにゲートに与えられる電位をONとして、ON>OFF1>OFF2である。一方、信号電荷が正孔であり、トランジスタがP型トランジスタである実施形態では、ON<OFF1<OFF2である。なお、OFF1が本発明における第1電位に相当し、OFF2が本発明における第2電位に相当する。
以上に示した通り、本実施形態の構成にすることで、従来技術において課題となっていた電荷流入による偽信号を抑制することが可能となる。
なお、本実施形態にかかる光電変換装置の各画素は電荷保持部を2つ有しているが、3つ以上の電荷保持部を有していても構わない。各画素は電荷保持部の数に応じた数のGS転送部およびTX転送部を有する。電荷保持部が3つ以上の場合、各電荷保持部を順次利用するようにしてもよいし、それ以外の順番で利用するようにしてもよい。
(実施形態2)
図6~図10を参照して、実施形態2に係る光電変換装置を説明する。
図6は、本実施形態に係る光電変換装置の画素の等価回路を示している。実施形態1との相違は、PDにオーバーフロー部212(OFG:オーバーフローゲート)が接続されたことであり、オーバーフロー部212のドレイン側は電源電位VDDに接続されている。オーバーフロー部212のオンオフを制御することにより、光電変換部201の電荷の蓄積と非蓄積を制御できる。オーバーフロー部212が、本発明の第3ゲートの一例である。
図7は、本実施形態における画素レイアウトの一例を示す図である。図8は、図7のA-B断面のポテンシャルの概念図を示している。ここでは、MEM2に電荷を蓄積することを想定している。図8(a)はOFGがOFF状態のときのポテンシャル関係を示しており、図8(b)はOFGがON状態のときのポテンシャル関係を示している。OFGがOFF状態の時のポテンシャルは、GS_OFF1よりも深く、GS_OFF2よりも浅い(GS_OFF1<OFG_OFF<GS_OFF2)。OFGがON状態の時のポテンシャルは、GS_OFF1およびGS_OFF2よりも深い(OFG_ON<GS_OFF1<GS_OFF2)。OFG_OFFが本発明における第3ポテンシャルの一例である。
OFGがOFF状態のときのポテンシャル関係を上記のような関係とすることで、読み出し中の電荷保持部への電荷流入をさらに抑制することができる。すなわち、GS_OFF1よりも高いポテンシャル障壁を乗り越える電荷は確率的に存在するが、このような電荷は、GS_OFF2よりも低いポテンシャルOFG_OFFのOFGを介して排出され、読み出し中の電荷保持部への流入を抑制できる。
また、PDが電荷を蓄積しているときに、OFGをON/OFFすることで蓄積時間の制御が可能となる。
図9は、本実施形態の駆動タイミングを示している。図9には、OFGの制御信号pOFGのタイミングも示されており、これによりPDの蓄積時間が制御される。
図10Aおよび図10Bは、図9の(i)~(vi)のタイミングにおける図7のA-
A’断面とA-B断面のポテンシャルの概念図である。実施形態1との相違は、OFGの駆動が追加され、非蓄積期間という状態を持つことである。タイミング(i)とタイミング(iv)が非蓄積期間に該当する。この期間は、OFGはON状態であり、GS1とGS2はOFF2の状態が望ましい。なぜなら、OFF2はOFF1に比べ暗電流がより小さくなるためである。ただし、GS1とGS2のいずれか一方または両方がOFF1の状態であっても動作上問題は生じない。
MEM1に保持する電荷の蓄積期間(タイミング(ii))において、GS1のゲート下のポテンシャルはGS_OFF1に設定され、GS2のゲート下のポテンシャルはGS_OFF2に設定される点は実施形態1と同様である。本実施形態では、上述したように、この蓄積期間においてOFGのゲート下のポテンシャルがOFG_OFF(GS_OFF1<OFG_OFF<GS_OFF2)に設定される。電荷転送を行うタイミング(iii)では、GS1のゲート下のポテンシャルはGS_ONに設定される。GS2およびOFGのゲート下のポテンシャルは、GS_OFF2およびOFG_OFFが維持される。
n+1フレームの非蓄積期間(タイミング(iv))の動作はnフレーム目と同じである。n+1フレーム目の蓄積期間(タイミング(v))および転送期間(タイミング(vi))は、GS1とGS2の役割が入れ替わる以外はnフレーム目と同様の制御が行われる。
以上に示した通り、本実施形態2ではOFGを付加することで実施形態1よりもさらに偽信号を抑制することができ、かつ蓄積時間の制御も可能になる。
(実施形態3)
本発明の実施形態3による撮像システムについて、図11を用いて説明する。図11は、本実施形態による撮像システムの概略構成を示すブロック図である。
上記実施形態1,2で述べた光電変換装置は、種々の光電変換システムに適用可能である。適用可能な光電変換システムとしては、特に限定されるものではないが、例えば、デジタルスチルカメラ、デジタルカムコーダ、監視カメラ、複写機、ファックス、携帯電話、車載カメラ、観測衛星、医療用カメラなどの各種の機器が挙げられる。また、レンズなどの光学系と光電変換装置とを備えるカメラモジュールも、光電変換システムに含まれる。図11にはこれらのうちの一例として、デジタルスチルカメラ(撮像システム)のブロック図を例示している。
光電変換システム2000は、図11に示すように、光電変換装置100、光学系2002、CPU2010、レンズ制御部2012、光電変換装置制御部2014、画像処理部2016、絞りシャッター制御部2018を備える。光電変換システム2000は、また、表示部2020、操作スイッチ2022、記録媒体2024を備える。
光学系2002は、被写体の光学像を形成するための光学系であり、レンズ群、絞り2004等を含む。絞り2004は、その開口径を調節することで撮影時の光量調節を行なう機能を備えるほか、静止画撮影時には露光秒時調節用シャッターとしての機能も備える。レンズ群及び絞り2004は、光軸方向に沿って進退可能に保持されており、これらの連動した動作によって変倍機能(ズーム機能)や焦点調節機能を実現する。光学系2002は、撮像システムに一体化されていてもよいし、撮像システムへの装着が可能な撮像レンズでもよい。
光学系2002の像空間には、その撮像面が位置するように光電変換装置100が配置
されている。光電変換装置100は、実施形態1,2で説明した光電変換装置であり、CMOSセンサ(画素部)とその周辺回路(周辺回路領域)とを含んで構成される。光電変換装置100は、複数の光電変換部を有する画素が2次元配置され、これらの画素に対してカラーフィルタが配置されることで、2次元単板カラーセンサを構成している。光電変換装置100は、撮像光学系2002により結像された被写体像を光電変換し、画像信号や焦点検出信号として出力する。
レンズ制御部2012は、光学系2002のレンズ群の進退駆動を制御して変倍操作や焦点調節を行うためのものであり、その機能を実現するように構成された回路や処理装置により構成されている。絞りシャッター制御部2018は、絞り2004の開口径を変化して(絞り値を可変として)撮影光量を調節するためのものであり、その機能を実現するように構成された回路や処理装置により構成される。
CPU2010は、カメラ本体の種々の制御を司るカメラ内の制御装置であり、演算部、ROM、RAM、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、通信インターフェイス回路等を含む。CPU2010は、ROM等に記憶されたコンピュータプログラムに従ってカメラ内の各部の動作を制御し、光学系2002の焦点状態の検出(焦点検出)を含むAF、撮像、画像処理、記録等の一連の撮影動作を実行する。CPU2010は、信号処理部でもある。
光電変換装置制御部2014は、光電変換装置100の動作を制御するとともに、光電変換装置100から出力された信号をA/D変換してCPU2010に送信するためのものであり、それら機能を実現するように構成された回路や制御装置により構成される。A/D変換機能は、光電変換装置100が備えていてもかまわない。画像処理部2016は、A/D変換された信号に対してγ変換やカラー補間等の画像処理を行って画像信号を生成する処理装置であり、その機能を実現するように構成された回路や制御装置により構成される。表示部2020は、液晶表示装置(LCD)等の表示装置であり、カメラの撮影モードに関する情報、撮影前のプレビュー画像、撮影後の確認用画像、焦点検出時の合焦状態等を表示する。操作スイッチ2022は、電源スイッチ、レリーズ(撮影トリガ)スイッチ、ズーム操作スイッチ、撮影モード選択スイッチ等で構成される。記録媒体2024は、撮影済み画像等を記録するためのものであり、撮像システムに内蔵されたものでもよいし、メモリカード等の着脱可能なものでもよい。
このようにして、実施形態1,2による光電変換装置100を適用した光電変換システム2000を構成することにより、高性能の光電変換システムを実現することができる。
(実施形態4)
本発明の実施形態4による撮像システム及び移動体について、図12A及び図12Bを用いて説明する。図12A及び図12Bは、本実施形態による光電変換システム(撮像システム)及び移動体の構成を示す図である。
図12Aは、車載カメラに関する光電変換システム2100の一例を示したものである。光電変換システム2100は、光電変換装置2110を有する。光電変換装置2110は、上述の実施形態1,2に記載の光電変換装置のいずれかである。光電変換システム2100は、画像処理部2112と、視差取得部2114を有する。画像処理部2112は、光電変換装置2110により取得された複数の画像データに対し、画像処理を行う処理装置である。視差取得部2114は、光電変換装置2110により取得された複数の画像データから視差(視差画像の位相差)の算出を行う処理装置である。また、光電変換システム2100は、算出された視差に基づいて対象物までの距離を算出する処理装置である距離取得部2116と、算出された距離に基づいて衝突可能性があるか否かを判定する処
理装置である衝突判定部2118と、を有する。ここで、視差取得部2114や距離取得部2116は、対象物までの距離情報等の情報を取得する情報取得手段の一例である。すなわち、距離情報とは、視差、デフォーカス量、対象物までの距離等に関する情報である。衝突判定部2118はこれらの距離情報のいずれかを用いて、衝突可能性を判定してもよい。上述の処理装置は、専用に設計されたハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアモジュールに基づいて演算を行う汎用のハードウェアによって実現されてもよい。また、処理装置はFPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等によって実現されてもよいし、これらの組合せによって実現されてもよい。
光電変換システム2100は、車両情報取得装置2120と接続されており、車速、ヨーレート、舵角などの車両情報を取得することができる。また、光電変換システム2100は、衝突判定部2118での判定結果に基づいて、車両に対して制動力を発生させる制御信号を出力する制御装置である制御ECU2130が接続されている。すなわち、制御ECU2130は、距離情報に基づいて移動体を制御する移動体制御手段の一例である。また、光電変換システム2100は、衝突判定部2118での判定結果に基づいて、ドライバーへ警報を発する警報装置2140とも接続されている。例えば、衝突判定部2118の判定結果として衝突可能性が高い場合、制御ECU2130はブレーキをかける、アクセルを戻す、エンジン出力を抑制するなどして衝突を回避、被害を軽減する車両制御を行う。警報装置2140は音等の警報を鳴らす、カーナビゲーションシステムなどの画面に警報情報を表示する、シートベルトやステアリングに振動を与えるなどしてユーザに警告を行う。
本実施形態では、車両の周囲、例えば前方又は後方を光電変換システム2100で撮像する。図12Bに、車両前方(撮像範囲2150)を撮像する場合の光電変換システム2100を示した。車両情報取得装置2120は、光電変換システム2100を動作させ撮像を実行させるように指示を送る。上述の実施形態1,2の光電変換装置を光電変換装置2110として用いることにより、本実施形態の光電変換システム2100は、測距の精度をより向上させることができる。
以上の説明では、他の車両と衝突しないように制御する例を述べたが、他の車両に追従して自動運転する制御、車線からはみ出さないように自動運転する制御等にも適用可能である。更に、撮像システムは、自動車等の車両に限らず、例えば、船舶、航空機あるいは産業用ロボットなどの移動体(輸送機器)に適用することができる。移動体(輸送機器)における移動装置はエンジン、モーター、車輪、プロペラなどの各種の駆動源である。加えて、移動体に限らず、高度道路交通システム(ITS)等、広く物体認識を利用する機器に適用することができる。
(その他の実施形態)
光電変換装置は、画素が設けられた第1半導体チップと、読み出し回路(増幅器)が設けられた第2半導体チップとを積層した構造(チップ積層構造)を有していてもよい。第2半導体チップにおける読み出し回路(増幅器)は、それぞれ、第1半導体チップの画素列に対応した列回路とすることができる。また、第2半導体チップにおける読み出し回路(増幅器)は、それぞれ、第1半導体チップの画素あるいは画素ブロックに対応したマトリックス回路とすることもできる。第1半導体チップと第2半導体チップとの接続は貫通電極(TSV)、銅(Cu)等の金属の直接接合によるチップ間配線、チップ間のマイクロバンプによる接続などを採用することができる。
107: 画素
201: 光電変換部
202: 第1GS転送部
203: 第2GS転送部
204: 第1電荷保持部
205: 第2電荷保持部

Claims (19)

  1. 光電変換によって生じた電荷を蓄積する光電変換部と、
    第1電荷保持部と、
    第2電荷保持部と、
    前記光電変換部に蓄積された電荷を前記第1電荷保持部に転送する第1ゲートと、
    前記光電変換部に蓄積された電荷を前記第2電荷保持部に転送する第2ゲートと、
    をそれぞれ有する複数の画素を備える光電変換装置であって、
    前記光電変換部において前記第1電荷保持部へ転送する電荷を蓄積している期間中に、前記第1ゲートのポテンシャルは第1ポテンシャルに設定され、前記第2ゲートのポテンシャルは第2ポテンシャルに設定され、
    前記第1ポテンシャルと前記第2ポテンシャルはともに、前記光電変換部の電荷を前記第1電荷保持部に転送する期間の前記第1ゲートのポテンシャルおよび前記光電変換部の電荷を前記第2電荷保持部に転送する期間の前記第2ゲートのポテンシャルよりも高いポテンシャルであって、
    前記第1ポテンシャルは前記第2ポテンシャルよりも低いポテンシャルである、
    光電変換装置。
  2. 前記光電変換部を電源電位に接続する第3ゲートをさらに備え、
    前記第3ゲートのオンオフにより前記光電変換部への電荷の蓄積を制御する、
    請求項1に記載の光電変換装置。
  3. 前記光電変換部において前記第1電荷保持部へ転送する電荷を蓄積している期間中に、前記第3ゲートのポテンシャルは、前記第1ポテンシャルよりも高く前記第2ポテンシャルよりも低い第3ポテンシャルに設定される、
    請求項2に記載の光電変換装置。
  4. 前記第3ゲートがオンの期間中に、前記第1ゲートのポテンシャルおよび前記第2ゲートのポテンシャルは、ともに前記第2ポテンシャルに設定される、
    請求項2または3に記載の光電変換装置。
  5. 前記光電変換部に電荷を蓄積し前記第1電荷保持部に転送する動作と、前記光電変換部に電荷を蓄積し前記第2電荷保持部に転送する動作とを交互に行い、
    前記光電変換部において前記第1電荷保持部へ転送する電荷を蓄積している期間中に、前記第1ゲートのポテンシャルは前記第1ポテンシャルに設定され、前記第2ゲートのポテンシャルは前記第2ポテンシャルに設定され、
    前記光電変換部において前記第2電荷保持部へ転送する電荷を蓄積している期間中に、前記第2ゲートのポテンシャルは前記第1ポテンシャルに設定され、前記第1ゲートのポテンシャルは前記第2ポテンシャルに設定される、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  6. 光電変換によって生じた電子を蓄積する光電変換部と、
    第1電荷保持部と、
    第2電荷保持部と、
    前記光電変換部に蓄積された電子を前記第1電荷保持部に転送する第1ゲートと、
    前記光電変換部に蓄積された電子を前記第2電荷保持部に転送する第2ゲートと、
    をそれぞれ有する複数の画素を備える光電変換装置であって、
    前記光電変換部において前記第1電荷保持部へ転送する電子を蓄積している期間中に、前記第1ゲートは第1電位に設定され、前記第2ゲートは第2電位に設定され、
    前記第1電位と前記第2電位はともに、前記光電変換部の電子を前記第1電荷保持部に転送する期間の前記第1ゲートの電位および前記光電変換部の電子を前記第2電荷保持部に転送する期間の前記第2ゲートの電位よりも低い電位であって、
    前記第1電位は前記第2電位よりも高い電位である、
    光電変換装置。
  7. 光電変換によって生じた正孔を蓄積する光電変換部と、
    第1電荷保持部と、
    第2電荷保持部と、
    前記光電変換部に蓄積された正孔を前記第1電荷保持部に転送する第1ゲートと、
    前記光電変換部に蓄積された正孔を前記第2電荷保持部に転送する第2ゲートと、
    をそれぞれ有する複数の画素を備える光電変換装置であって、
    前記光電変換部において前記第1電荷保持部へ転送する正孔を蓄積している期間中に、前記第1ゲートは第1電位に設定され、前記第2ゲートは第2電位に設定され、
    前記第1電位と前記第2電位はともに、前記光電変換部の正孔を前記第1電荷保持部に転送する期間の前記第1ゲートの電位および前記光電変換部の正孔を前記第2電荷保持部に転送する期間の前記第2ゲートの電位よりも高い電位であって、
    前記第1電位は前記第2電位よりも低い電位である、
    光電変換装置。
  8. 前記複数の画素において同じタイミングで、前記光電変換部での電荷の蓄積を行う、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  9. 前記複数の画素のそれぞれは、
    フローティングディフュージョンと、
    前記第1電荷保持部に保持された電荷を前記フローティングディフュージョンに転送する第4ゲートと、
    前記第2電荷保持部に保持された電荷を前記フローティングディフュージョンに転送する第5ゲートと、
    前記フローティングディフュージョンに転送された電荷に基づく信号を出力する出力部と、
    をさらに有する、請求項1から8のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  10. 光電変換によって生じた電子を蓄積する光電変換部と、
    第1電荷保持部と、
    第2電荷保持部と、
    前記光電変換部に蓄積された電子を前記第1電荷保持部に転送する第1ゲートを有するN型トランジスタである第1トランジスタと、
    前記光電変換部に蓄積された電子を前記第2電荷保持部に転送する第2ゲートを有するN型トランジスタである第2トランジスタと、
    をそれぞれ有する複数の画素を備える光電変換装置であって、
    前記光電変換部において前記第1電荷保持部へ転送する電子を蓄積している期間中に、前記第1ゲートの電位は第1電位に設定され、前記第2ゲートの電位は第2電位に設定され、
    前記第1電位と前記第2電位はともに、前記光電変換部の電子を前記第1電荷保持部に転送する期間の前記第1ゲートの電位および前記光電変換部の電子を前記第2電荷保持部に転送する期間の前記第2ゲートの電位よりも高い電位であって、
    前記第1電位は前記第2電位よりも低い電位である、
    光電変換装置。
  11. 前記光電変換部を電源電位に接続する第3ゲートを有するN型トランジスタである第3トランジスタをさらに備え、
    前記第3ゲートのオンオフにより前記光電変換部への電子の蓄積を制御する、
    請求項10に記載の光電変換装置。
  12. 前記光電変換部において前記第1電荷保持部へ転送する電子を蓄積している期間中に、前記第3ゲートの電位は、前記第1電位よりも高く前記第2電位よりも低い第3電位に設定される、
    請求項11に記載の光電変換装置。
  13. 前記第3ゲートがオンの期間中に、前記第1ゲートの電位および前記第2ゲートの電位は、ともに前記第2電位に設定される、
    請求項11または12に記載の光電変換装置。
  14. 前記光電変換部に電子を蓄積し前記第1電荷保持部に転送する動作と、前記光電変換部に電子を蓄積し前記第2電荷保持部に転送する動作とを交互に行い、
    前記光電変換部において前記第1電荷保持部へ転送する電子を蓄積している期間中に、前記第1ゲートの電位は前記第1電位に設定され、前記第2ゲートの電位は前記第2電位に設定され、
    前記光電変換部において前記第2電荷保持部へ転送する電子を蓄積している期間中に、前記第2ゲートの電位は前記第1電位に設定され、前記第1ゲートの電位は前記第2電位に設定される、
    請求項10から13のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  15. 光電変換によって生じた正孔を蓄積する光電変換部と、
    第1電荷保持部と、
    第2電荷保持部と、
    前記光電変換部に蓄積された正孔を前記第1電荷保持部に転送する第1ゲートを有するP型トランジスタである第1トランジスタと、
    前記光電変換部に蓄積された正孔を前記第2電荷保持部に転送する第2ゲートを有するP型トランジスタである第2トランジスタと、
    をそれぞれ有する複数の画素を備える光電変換装置であって、
    前記光電変換部において前記第1電荷保持部へ転送する正孔を蓄積している期間中に、前記第1ゲートの電位は第1電位に設定され、前記第2ゲートの電位は第2電位に設定さ
    れ、
    前記第1電位と前記第2電位はともに、前記光電変換部の正孔を前記第1電荷保持部に転送する期間の前記第1ゲートの電位および前記光電変換部の正孔を前記第2電荷保持部に転送する期間の前記第2ゲートの電位よりも低い電位であって、
    前記第1電位は前記第2電位よりも高い電位である、
    光電変換装置。
  16. 前記複数の画素において同じタイミングで、前記光電変換部での電荷の蓄積を行う、
    請求項10から15のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  17. 前記複数の画素のそれぞれは、
    フローティングディフュージョンと、
    前記第1電荷保持部に保持された電荷を前記フローティングディフュージョンに転送する第4ゲートと、
    前記第2電荷保持部に保持された電荷を前記フローティングディフュージョンに転送する第5ゲートと、
    前記フローティングディフュージョンに転送された電荷に基づく信号を出力する出力部と、
    をさらに有する、請求項10から16のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  18. 請求項1から17のいずれか1項に記載の光電変換装置と、
    前記光電変換装置から出力される信号を処理する信号処理部と、
    を有することを特徴とする光電変換システム。
  19. 請求項1から17のいずれか1項に記載の光電変換装置と、
    移動装置と、
    前記光電変換装置から出力される信号から情報を取得する処理装置と、
    前記情報に基づいて前記移動装置を制御する制御装置と、
    を有することを特徴とする移動体。
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