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JP7237336B2 - 切断機 - Google Patents

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JP7237336B2 JP2018210208A JP2018210208A JP7237336B2 JP 7237336 B2 JP7237336 B2 JP 7237336B2 JP 2018210208 A JP2018210208 A JP 2018210208A JP 2018210208 A JP2018210208 A JP 2018210208A JP 7237336 B2 JP7237336 B2 JP 7237336B2
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特許法第30条第2項適用 販売場所:パナソニックエコテクノロジーセンター株式会社、販売日:平成30年5月13日
本発明は、種々の対象物の切断に用いられる切断機に関する。
産業廃棄物などの種々の対象物の切断に用いられる切断機として、従来、特許文献1に示すような装置がある。これは、下側に位置する固定刃に対して、上側に位置する可動刃が流体圧シリンダによって上下に移動するものであって、対象物は固定刃と可動刃に挟まれて切断される。
特開平7-223110号公報
ところで、特許文献1に示すような固定刃と可動刃を備える切断機においては、固定刃に対して可動刃が上下方向にのみ移動し、それ以外の方向には全く動かないものであれば、固定刃と可動刃がすれ違う際の状態が常に一定になるので、高い切断性能が維持され、理想的である。しかしながら、現実には、可動なものである以上、部材間のクリアランスやガタツキなどがあるため、上下方向以外の方向への移動を完全になくすことはできない。そこで、可動刃について、上下方向に移動可能でありながら、それ以外の方向への移動をできる限り抑えられる構造のものが求められている。
本発明は、このような事情を鑑みたものであり、固定刃に対して上下に移動可能な可動刃を有するものであって、可動刃の前後左右方向の移動を抑えることで高い切断性能が得られる切断機を提供することを目的とする。
本発明のうち請求項1の発明は、固定刃と、該固定刃に対して上下に移動可能な可動刃と、該可動刃の移動を案内する案内部を備え、前記可動刃は、左右一対の被挟持部を有しており、該被挟持部は、上下に延びるものであって、前摺接面と後摺接面を有しており、前記被挟持部が左右端部へ向けて先細るように、前記前摺接面と前記後摺接面の一方が左右方向に対して傾斜しており、他方が左右方向に対して平行であり、前記案内部は、前記可動刃の前記被挟持部を上下に摺動可能な状態で前後から挟持するものであって、前記前摺接面に前側から当接する前当接部および前記後摺接面に後側から当接する後当接部と、前記前当接部と前記後当接部の少なくとも一方を前記被挟持部に対して押し付ける押圧部を有することを特徴とする。
本発明のうち請求項2の発明は、前記可動刃が前記固定刃の後側に位置するものであって、前記後摺接面が左右方向に対して傾斜しており、前記前摺接面が左右方向に対して平行であることを特徴とする。
本発明のうち請求項3の発明は、前記前摺接面は、前記可動刃の前面に対して後側へ凹んだ面であり、左右の前記前摺接面が同一平面上に位置するものであることを特徴とする。
本発明のうち請求項4の発明は、前記押圧部が、前記前当接部を前記前摺接面に対して押し付ける前押圧部と、前記後当接部を前記後摺接面に対して押し付ける後押圧部を有することを特徴とする。
本発明のうち請求項1の発明によれば、可動刃の被挟持部が左右端部へ向けて先細る形状であって、この被挟持部を案内部により前後から挟持して押圧してあるので、可動刃に対しては、左右端部の被挟持部において、前後両側からの力が作用するとともに、左右の内側向きの力が作用する。これにより、可動刃の前後方向および左右方向への移動が抑えられ、高い切断性能が得られる。また、前摺接面と後摺接面のどちらかが左右方向に対して平行なので、その平行な方の面により、可動刃を前後方向に精度よく位置決めすることができる。
本発明のうち請求項2の発明によれば、可動刃において固定刃側の前摺接面が左右方向に対して平行であるので、固定刃の前後方向の位置を基準として位置決めしやすいものとなっている。
本発明のうち請求項3の発明によれば、左右の前摺接面が、同一平面上に位置するように、可動刃の前面を凹ませて形成したものなので、可動刃の前後方向の位置決め精度がより高いものとなっている。
本発明のうち請求項4の発明によれば、押圧部が前押圧部と後押圧部を有するので、可動刃の前後方向の位置調整が容易なものとなる。
切断機の可動刃部分の横断面図(図3(a)のA-A線断面図)である。 図1の右端部の拡大図である。 切断機の全体を示すものであり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 切断機の全体の縦断面図(図3(a)のB-B線断面図)である。
以下、本発明の切断機の具体的な内容について説明する。この切断機は、種々の対象物の切断に用いることができるものであるが、ここでは、金属や樹脂など様々な素材からなる産業廃棄物を切断するために用いられるものを例に挙げる。なお、以下において、前側とは図3(b)における左側、後側とは図3(b)における右側を示し、左右とは、図3(a)における左右を示す。
図3および図4に示すように、この切断機は、前後にそれぞれ設けた前架台4aおよび後架台4bと、前架台4aと後架台4bの間に設けた前後方向から見て門形の枠体5を備える。前架台4aおよび後架台4bは、同じ大きさのものであって、何れも略直方体形の骨組み構造からなり、上面と左右面に板材を設けて強度を高めてある。枠体5は、左右の側壁部51と、両側壁部51の上端部に左右にわたって横架した梁部52からなる。側壁部51は、縦長の略直方体形で、内壁面部511、前壁面部512、後壁面部513、上壁面部514および下壁面部515からなり、左右の外側に向けて開口した箱状のものである。この箱状の側壁部51の内部には、前壁面部512から後壁面部513まで前後に延びる補強板516を上下に複数枚並べて設けて強度を高めてある。また、梁部52は、板状のものであって、両側壁部51の上壁面部514の上に載置して固定してある。そして、前架台4aの後端部を枠体5の側壁部51の前面(前壁面部512)に接続してあり、後架台4bの前端部を枠体5の側壁部51の後面(後壁面部513)に接続してある。
前架台4aの上には、前後に延びる投入用コンベア6aを設けてある。また、後架台4bの上には、前後に延びる排出用コンベア6bを設けてある。さらに、後架台4bの内部の、排出用コンベア6bの下側位置には、前後に延びる補助排出用コンベア6cを設けてある。投入用コンベア6a、排出用コンベア6bおよび補助排出用コンベア6cは、何れも前後に配置したプーリー61と、それらのプーリー61に巻きかけたゴムベルト62からなるベルトコンベアであり、上面に乗せた切断の対象物を前から後へ向けて移動させる向きにプーリー61が回転するものである。なお、投入用コンベア6aおよび排出用コンベア6bに対して左右には、前後に延びるガイド壁63を設けてあり、運ばれる対象物が脱落しないようにしてある。また、補助排出用コンベア6cは、投入用コンベア6aおよび排出用コンベア6bよりもプーリー61の径が小さく、また前端部が後架台4bから前側へ突出しており枠体5の前後方向中央に位置している。
そして、枠体5に、固定刃1と、固定刃1に対して上下に移動可能な可動刃2と、可動刃2の移動を案内する案内部3を設けてある。固定刃1は、枠体5の前後方向中央よりやや前側に位置しており、固定刃1の上面が投入用コンベア6aのゴムベルト62の上面と略同じ高さになっている。また、可動刃2は、枠体5の前後方向略中央、すなわち固定刃1の後側に位置しており、上がったとき(図4の実線で示した状態)においては固定刃1と離隔しており、下がったとき(図4の二点鎖線で示した状態)に固定刃1とすれ違って対象物を切断するものである。さらに、案内部3は、枠体5の側壁部51の内壁面部511の左右方向内側面に設けてある。以下、それぞれについてより詳細に説明する。
まず、固定刃1について説明する。枠体5の下部の前後方向中央よりやや前側位置には、左右の側壁部51の間に固定刃支持板53を設けてある。固定刃支持板53は、長方形の下辺を台形形状に切り欠いた形状のものであり、両側壁部51の内壁面部511に内側から当接していて、内壁面部511の外側からボルト止めして固定してある。固定刃支持板53の上面の高さは、前架台4aおよび後架台4bの高さと略同じである。また、固定刃支持板53の後面には、傾斜板54を設けてある。傾斜板54は、後側へ向けて下方へ傾斜する板状のものであって、固定刃支持板53と補助排出用コンベア6cの間の隙間を上側から塞いでいる。そして、固定刃支持板53の上に固定刃1を載置してあって、上側からボルト止めして固定してある。
固定刃1は、略直方体形のブロック状の固定刃本体11を有している。固定刃本体11の高さは、投入用コンベア6aの高さと略同じであり、すなわち、投入用コンベア6aの上面と固定刃本体11の上面の高さ位置も略同じである。そして、固定刃本体11の上後側部分が矩形形状に切り欠いてあり、この部分に刃物12を取り付けてある。刃物12は、左右に延びる断面長方形の板状のものであって、後側から固定刃本体11に対してボルト止めしてあり、上後側の辺が切っ先になっている。なお、刃物12は、上下および前後に対称な形状であって、上下および前後に反転させて固定刃本体11に取付可能であり、左右に延びる4つの辺は全て切っ先として用いることができる。
次に、可動刃2について説明する。枠体5の梁部52には、正面視して略コ字形のモータ台241を左右に2つ並べて設けてあり、モータ台241の上にそれぞれモータ24を設けてある。モータ台241は、前後面を板材で塞いであるが、図3(a)では板材を透過して表示してある。モータ24は、その回転軸が垂直下向きとなるように設けてあり、モータ台241の上側に位置する減速機242およびモータ台241の内側に位置するカップリング243を介して、ボールネジ25を取り付けてある。ボールネジ25は、ネジ軸251と、ナット252からなり、ネジ軸251がモータ24の回転軸と同軸となっている。ネジ軸251は、梁部52を貫通しており、貫通部には上部軸受253を設けてある。また、ネジ軸251の下端部には、側壁部51に固定された下部軸受254を設けてある。これらの上部軸受253および下部軸受254により、ネジ軸251が軸支されている。そして、ネジ軸251に螺合するナット252が、冶具255を介して可動刃2に固定されている。よって、モータ24の回転軸とともにボールネジ25のネジ軸251が回転することで、ナット252が上下動し、それに伴って可動刃2が上下動する。この際、2台のモータ24は同期して動作する。
可動刃2は、垂直向きの平板状の可動刃本体21を有しており、図1および図4に示すように、可動刃本体21の後面に、左右2つの冶具255が固定されている(図2では、ボールネジ25や冶具255を図示省略してある)。可動刃本体21は、左右幅が枠体5の左右の側壁部51の内寸よりもわずかに短く、上辺を略矩形状に切り欠いてあり、下辺は水平方向に対して正面視して右上がりの向きに傾斜している。そして、可動刃本体21の下前側部分が矩形形状に切り欠いてあり、この部分に刃物22を取り付けてある。刃物22は、左右に延びる断面長方形の板状のものであって、前側から可動刃本体21に対してボルト止めしてあり、下前側の辺が切っ先になっている。なお、刃物22は、固定刃1のものと同様に、上下および前後に対称な形状であって、上下および前後に反転させて可動刃本体21に取付可能であり、左右に延びる4つの辺は全て切っ先として用いることができる。
さらに、図1および図2に示すように、可動刃2は、上面視して左右対称であって、その両端部に左右一対の被挟持部23を形成してある。被挟持部23は、可動刃本体21の左右辺に沿って上下に延びるものであって、前摺接面23aと、後摺接面23bを有する。前摺接面23aは、可動刃本体21の前面に対して後側へわずかに凹んだ面であり、左右方向に対して平行な面であって、左右の前摺接面23aは同一平面上に位置する。一方、後摺接面23bは、左右端部へ向けて先細るように、左右方向に対して傾斜した面である。
次に、案内部3について説明する。案内部3は、可動刃2の左右の被挟持部23に対応して、枠体5の左右の側壁部51の内壁面部511の左右方向内側面に、左右一対となるように設けてあり、前当接部31aおよび後当接部31bを備え、さらに前当接部31aと後当接部31bをそれぞれ被挟持部23に対して押し付ける押圧部として前押圧部32aおよび後押圧部32bを備える。前当接部31aおよび後当接部31bは、上下に延びるブロック状のものであって、上端は枠体5の上端よりやや下側に位置しており、下端は固定刃1の上端よりわずかに上側に位置している。前当接部31aは、上面視して略正方形であって、可動刃2の被挟持部23の前摺接面23aの前側に位置しており、その後面には、オイルレスタイプのスライドプレート311aを設けてあって、後側からネジ止めして固定してある。スライドプレート311aを設けた前当接部31aの後面は、前摺接面23aと平行である。また、後当接部31bは、上面視して略台形であって、可動刃2の被挟持部23の後摺接面23bの後側に位置しており、その前面には、オイルレスタイプのスライドプレート311bを設けてあって、前側からネジ止めして固定してある。スライドプレート311bを設けた後当接部31bの前面は、後摺接面23bと平行である。そして、前当接部31aおよび後当接部31bの左右方向外側面は、内壁面部511の左右方向内側面に当接している。内壁面部511には、前当接部31aと後当接部31bのそれぞれに対応する位置に、前後に長い長孔517を上下に複数個並べて形成してあり、前当接部31aおよび後当接部31bに埋め込んだアンカーボルトがそれぞれこの長孔517を貫通していて、左右方向外側からナットを螺合してある。よって、前当接部31aおよび後当接部31bは、それぞれ長孔517の前後長さの範囲内で、前後に可動である。さらに、前押圧部32aは、前当接部31aと略同じ範囲で上下に延びるものであって、板部材321aの前面に、上下に複数枚並ぶリブ322aを設けた構成のものであり、内壁面部511の左右方向内側面に外側からボルト止めして固定されている。そして、板部材321aに、前側から押圧ボルト323aが螺合しており、この押圧ボルト323aが板部材321aを貫通して、その先端が前当接部31aの前面に当接している。後押圧部32bは、前押圧部32aと前後対称の形状であり、板部材321bとリブ322bを有し、押圧ボルト323bの先端が後当接部31bの後面に当接している。
このような案内部3によれば、前押圧部32aの押圧ボルト323aをねじ込むことで、前当接部31aが後側へ押され、前当接部31aのスライドプレート311aを設けた後面が、可動刃2の被挟持部23の前摺接面23aに前側から当接し、さらに押圧ボルト323aをねじ込むことで、前当接部31aが前摺接面23aに押し付けられる。また、後押圧部32bの押圧ボルト323bをねじ込むことで、後当接部31bが前側へ押され、後当接部31bのスライドプレート311bを設けた前面が、可動刃2の被挟持部23の後摺接面23bに後側から当接し、さらに押圧ボルト323bをねじ込むことで、後当接部31bが後摺接面23bに押し付けられる。ただし、前当接部31aおよび後当接部31bが押し付けられた状態でも、スライドプレート311a,311bを介しているので、可動刃2は上下動可能である。こうして、案内部3の前当接部31aと後当接部31bが、可動刃2の被挟持部23を上下に摺動可能な状態で前後から挟持する。
そして、このように前当接部31aと後当接部31bで可動刃2の被挟持部23を挟持した際に可動刃2に作用する力を、図2に矢印で示す。すなわち、被挟持部23の前摺接面23aと前当接部31aの後面は、左右方向に平行であるから、前押圧部32aによる後向きの押圧力Faは、そのまま可動刃2に作用する。一方、被挟持部23の後摺接面23bと後当接部31bの前面は、被挟持部23が左右端部へ向けて先細る向きに、左右方向に対して傾斜しているから、後押圧部32bによる前向きの押圧力Fbは、後摺接面23bに対して垂直向きの力と水平向きの力に分解される。そして、そのうち垂直向きの力が可動刃2に作用するものであって、その力は、前向きの力Fb1と左右方向内側向きの力Fb2に分解される。こうして、前後の前当接部31aと後当接部31bによって前後両側から力Fa,Fb1を受けることで、可動刃2は前後方向への移動が抑えられ、左右の後当接部31bによって左右両側から力Fb2を受けることで、可動刃は左右方向への移動が抑えられる。
次に、この切断機の動作について説明する。切断機の前側から投入された対象物は、投入用コンベア6aに搬送されて後側へ移動する。対象物が固定刃1および可動刃2の位置まで移動すると、可動刃2が下降して固定刃1とすれ違い、対象物が切断される。切断された対象物のうち、可動刃2と排出用コンベア6bの間の隙間よりも大きなものは、排出用コンベア6bに搬送される。また、可動刃2と排出用コンベア6bの間の隙間よりも小さなものは、隙間から落下して、傾斜板54の上を滑り落ち、補助排出用コンベア6cに搬送される。そして、何れも切断機の後側から排出される。なお、可動刃2(モータ24)や、投入用コンベア6a、排出用コンベア6bおよび補助排出用コンベア6cの動作は、制御盤(図示省略)により制御される。各機器の動作について、作業者が逐次操作するものであってもよいし、予め定められたプログラムにより自動制御されるものであってもよい。
このように構成した切断機によれば、可動刃2の被挟持部23が左右端部へ向けて先細る形状であって、この被挟持部23を案内部3により前後から挟持して押圧してあるので、可動刃2に対しては、左右端部の被挟持部23において、前後両側からの力が作用するとともに、左右の内側向きの力が作用する。これにより、可動刃2の前後方向および左右方向への移動が抑えられ、高い切断性能が得られる。また、被挟持部23の前摺接面23aは、左右方向に対して平行なので、この面により、可動刃2を前後方向に精度よく位置決めすることができる。さらに、左右の前摺接面23aは、同一平面上に位置するように、可動刃本体21の前面を切削などの加工により凹ませて形成したものなので、可動刃2の前後方向の位置決め精度がより高いものとなっている。
本発明は、前記の実施形態に限定されない。たとえば、可動刃の被挟持部において、前摺接面が左右方向に対して傾斜し、後摺接面が左右方向に平行なものであってもよい。また、前摺接面と後摺接面の両方が左右方向に対して傾斜するものであってもよく、その場合において、前摺接面と後摺接面とで左右方向に対する傾斜角度が異なっていてもよい。さらに、押圧部が前後の何れか一方にのみ設けてあって、他方においては当接部(前当接部または後当接部)が枠体に固定されていてもよい。この場合であっても、一方側に設けた押圧部により押圧することで、可動刃の被挟持部は他方側の当接部から反力を受けるので、前記の実施形態と同様の作用効果が得られる。また、切断の対象物に応じて、適宜モータの数を増減させて、適切な切断能力となるようにしてもよい。さらに、モータとボールネジの構成に替えて、流体圧シリンダ(油圧シリンダなど)を用いて可動刃を上下動させるものであってもよい。また、長尺の対象物の切断に対応するために、コンベアをより長いものとしてもよい。さらに、コンベアを左右に複数並べて構成してもよい。また、補助排出用コンベアがないものであってもよいし、投入用コンベアおよび排出用コンベアの何れかまたは両方がないものであってもよく、これらのコンベアについては、切断の対象物に応じて使い勝手がよいように構成(コンベアを設けない場合も含む)すればよい。
1 固定刃
2 可動刃
23 被挟持部
23a 前摺接面
23b 後摺接面
3 案内部
31a 前当接部
31b 後当接部
32a 前押圧部
32b 後押圧部

Claims (4)

  1. 固定刃と、該固定刃に対して上下に移動可能な可動刃と、該可動刃の移動を案内する案内部を備え、
    前記可動刃は、左右一対の被挟持部を有しており、該被挟持部は、上下に延びるものであって、前摺接面と後摺接面を有しており、前記被挟持部が左右端部へ向けて先細るように、前記前摺接面と前記後摺接面の一方が左右方向に対して傾斜しており、他方が左右方向に対して平行であり、
    前記案内部は、前記可動刃の前記被挟持部を上下に摺動可能な状態で前後から挟持するものであって、前記前摺接面に前側から当接する前当接部および前記後摺接面に後側から当接する後当接部と、前記前当接部と前記後当接部の少なくとも一方を前記被挟持部に対して押し付ける押圧部を有することを特徴とする切断機。
  2. 前記可動刃が前記固定刃の後側に位置するものであって、
    記後摺接面が左右方向に対して傾斜しており、前記前摺接面が左右方向に対して平行であることを特徴とする請求項1記載の切断機。
  3. 前記前摺接面は、前記可動刃の前面に対して後側へ凹んだ面であり、左右の前記前摺接面が同一平面上に位置するものであることを特徴とする請求項2記載の切断機。
  4. 前記押圧部が、前記前当接部を前記前摺接面に対して押し付ける前押圧部と、前記後当接部を前記後摺接面に対して押し付ける後押圧部を有することを特徴とする請求項1、2または3記載の切断機。
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