JP7232506B2 - 流量圧力制御装置 - Google Patents
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Description
このようなプロセスガスの流量制御装置として、マスフローコントローラ(質量流量制御装置)が用いられており、従来から実績のあるサーマル式マスフローコントローラと、ガスの種類の制約が少なくレスポンスの速い圧力式マスフローコントローラが広く用いられている(例えば、特許文献1、2)。
一方、圧力制御装置としては、圧力センサと制御バルブを備えた自動圧力制御装置が使用され、プロセスチャンバにおける圧力制御や、特にサーマル式マスフローコントローラの動作安定化のための供給圧制御に用いられている(例えば、特許文献3)。
このような、流量制御装置や圧力制御装置は、流体制御装置として統合され、成膜装置やエッチング装置などの半導体製造装置に組み込まれている。
流体が通過する流体流路と、
前記流体流路を通過する流体の流量を調整するコントロールバルブと、
前記流体流路の前記コントロールバルブの2次側に設けられ、前記流体流路の圧力P1を検出する圧力センサと、
前記流体流路の前記圧力センサの2次側に設けられ、前記流体流路を通過する流体の流量を絞る絞り部と、
前記流体流路の前記絞り部の1次側から分岐して、前記絞り部の2次側で前記流体流路に合流するバイパス流路と、
前記バイパス流路を開閉する開閉バルブと、
前記コントロールバルブ及び前記開閉バルブを制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、
前記開閉バルブを閉じた状態で、前記検出圧力P1に基づいて流体の流量Qcを演算し、該流量Qcが設定流量Qsに等しくなるように前記コントロールバルブの開度を制御する流量制御と、
前記開閉バルブを開いた状態で、前記圧力センサの検出圧力P1が設定圧力Psに等しくなるように前記コントロールバルブの開度を制御する圧力制御と、
を選択的に実施することを特徴とする。
流体が通過する流体流路と、
前記流体流路を通過する流体の流量を調整するコントロールバルブと、
前記流体流路の前記コントロールバルブの2次側に設けられ、前記流体流路の圧力P1を検出する第1の圧力センサと、
前記流体流路の前記第1の圧力センサの2次側に設けられ、前記流体流路を通過する流体の流量を絞る絞り部と、
前記流体流路の前記絞り部の1次側から分岐して、前記絞り部の2次側で前記流体流路に合流するバイパス流路と、
前記バイパス流路を開閉する開閉バルブと、
前記流体流路の前記絞り部の2次側に設けられ、前記流体流路の圧力P2を検出する第2の圧力センサと、
前記コントロールバルブ及び前記開閉バルブを制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、
前記開閉バルブを閉じた状態で、前記検出圧力P1及びP2の少なくとも一方に基づいて流体の流量Qcを演算し、該流量Qcが前記設定流量Qsに等しくなるように前記コントロールバルブの開度を制御する流量制御と、
前記開閉バルブを開いた状態で、前記検出圧力P1又はP2が設定圧力Psに等しくなるように前記コントロールバルブの開度を制御する第2の圧力制御と、
を選択的に実施することを特徴とする、流量圧力制御装置。
前記複数の流体機器は、上記いずれかの流量圧力制御装置を含むことを特徴とする。
それにより、流体制御装置や半導体製造装置の小型化の要求に応えることができる。
以下、本発明の実施形態の流量圧力制御装置について図面を参照して説明する。
本実施形態は、圧力センサをオリフィスの1次側のみに設け、バイパス流路の開閉バルブにエアオペレートバルブを用いた形態である。
図1に本実施形態の流量圧力制御装置の構成図を示す。
本実施形態では、オリフィス40の1次側の圧力P1と2次側の圧力P2との圧力比P2/P1が約0.5以下の臨界膨張条件で流量制御を実施する。この場合、オリフィスを通過する流体の流速が音速になり、2次側の圧力P2の変動が上流側に伝搬せず、流体流量は、上流側の気体の圧力P1に正比例して変化する(特許文献1)。これにより、オリフィス40の1次側の圧力センサ30の検出圧力P1のみに基づいて圧力制御ができる、したがって、オリフィス径は、上記臨界条件を満たすように選択される。
この電磁弁60は、三方弁であり、OFF(非通電時)のときは、駆動エアの供給源からの駆動エアをストップし、エアオペレートバルブ50の圧力室への供給ラインを大気開放することにより、エアオペレートバルブ50を閉にする。
一方、電磁弁60は、ON(通電時)のときは、駆動エアの供給源からの駆動エアをエアオペレートバルブ50の圧力室へ供給することにより、エアオペレートバルブ50を開にする。
これにより、電磁弁60の少ない動作電力で、エアオペレートバルブによりバイパス流路11を開閉できるとともに、開状態では大流量の流体の通過も可能になる。
本実施形態では、所定のプログラムを実行するCPUを含むマイコン、外部との通信インターフェース、コントロールバルブ20や電磁弁60を駆動するドライバ回路、圧力センサ30の圧力信号を入力する入力インターフェース等を含む。
この他に、コントロールバルブ20の1次側には、流体中のパーティクル等を除去するフィルタ12が設けられている。
図2は、本実施形態の流量圧力制御装置1の流量制御動作を示す説明図である。
上記のように、本実施形態では、オリフィス40の1次側の圧力P1と2次側の圧力P2との圧力比P2/P1が約0.5以下の臨界膨張条件で流量制御を実施する。本流量圧力制御装置1の1次側の圧力P0は、オリフィス40の1次側の圧力P1より、フィルタ12とコントロールバルブ20の圧力損失分僅かに高くする必要があるため、本装置の1次側の圧力P0と2次側の圧力P2との圧力比P2/P0が約0.5未満の条件で使用する必要がある。
制御部70に対し、外部のコントローラ(半導体製造装置のコントローラ等)から、動作モードとして流量制御動作を指定し、設定流量Qsを指定する。尚、この動作モードは、デフォルトで選択されるようにしてもよく、または、装置の設定スイッチで指定できるようにしてもよい。
この動作を設定されると、制御部70は、電磁弁60をOFF(非通電状態)にし、開閉バルブ50を閉じた状態にする。これにより、本流量圧力制御装置1を通過する流体は全てオリフィス40を通過するようになる。
制御部70は、圧力センサ30の検出圧力P1を読み込み、該検出圧力P1に基づいて流体の流量Qcを演算する。このとき、オリフィス40の1次側と2次側の圧力比P2/P1が上記臨界膨張条件を満たしていると、流量をQc=KP1(但しKは比例定数)として演算できる。
制御部70は、前記流量Qcが前記設定流量Qsに等しくなるように、流量Qcと設定流量Qsとの差分Qyに応じて前記コントロールバルブ20の開度を制御する流量制御を実施する。この制御は、差分Qyに基づく比例制御でもよいが、差分Qyの積分値と微分値も考慮したPID制御が好ましい。
図3は、本実施形態の流量圧力制御装置1の圧力制御動作を示す説明図である。
制御部70に対し、外部のコントローラ(半導体製造装置のコントローラ等)から、動作モードとして圧力制御動作を指定し、設定圧力Psを指定する。尚、この動作モードは、装置の設定スイッチで指定できるようにしてもよい。
この動作を設定すると、制御部70は、電磁弁60をON(通電状態)にし、開閉バルブ(エアオペレートバルブ)50を開いた状態にする。
これにより、本流量圧力制御装置1を通過する流体の大部分は、バイパス流路11を通過するようになる。開閉バルブ50を含むバイパス流路11の管路抵抗は極めて小さいので、圧力センサ30で検出する圧力P1は、本装置1の2次側の圧力P2と略等しくなる。
この状態で、制御部70は、圧力センサ30の検出圧力P1を読み込み、該検出圧力P1が前記設定圧力Psに等しくなるように、圧力P1と設定圧力Psとの差分Pyに応じて前記コントロールバルブ20の開度を制御する圧力制御を実施する。この制御は、差分Pyに基づく比例制御でもよいが、差分Pyの積分値と微分値も考慮したPID制御が好ましい。
また、コントロールバルブ20にソレノイドアクチュエータ駆動のダイヤフラムバルブを用い、開閉バルブ50にエアオペレートバルブを用いたので、広い流量範囲の流量制御及び圧力制御が可能になる。
本実施形態は、圧力センサをオリフィスの1次側と2次側に設け、バイパス流路の開閉バルブに電磁弁を用いた形態である。
本実施形態の流量圧力制御装置2は、流体流路10と、コントロールバルブ20と、第1の圧力センサ30と、絞り部であるオリフィス40と、第2の圧力センサ80と、バイパス流路11と、開閉バルブ90と、制御部70を主に備える。
本実施形態の流量圧力制御装置2は、第1の実施形態と異なり、臨界膨張条件以外でも流量制御動作するので、オリフィス径は、上記臨界条件を満たすようにすることは必ずしも必要ない。本実施形態では、オリフィス40の1次側の圧力P1のみならず、2次側の圧力P2も考慮して流量Qcを演算するので、2次側の圧力P2が無視できない非臨界膨張条件でも流量Qcを算出できるからである。
本実施形態では、所定のプログラムを実行するCPUを含むマイコン、外部との通信インターフェース、コントロールバルブ20や開閉バルブ90を駆動するドライバ回路、第1及び第2の圧力センサ30、80の圧力信号を入力する入力インターフェース等を含む。
この他に、コントロールバルブ20の1次側には、流体中のパーティクル等を除去するフィルタ12が設けられている。
図5は、本実施形態の流量圧力制御装置2の流量制御動作を示す説明図である。
上記のように、第1の実施形態と異なり、臨界膨張条件以外でも流量制御動作するので、使用条件として上記臨界条件を満たすようにすることは必ずしも必要ない。
第1の実施形態と同様に、制御部70に対し、外部のコントローラ(半導体製造装置のコントローラ等)から、動作モードとして流量制御動作を指定し、設定流量Qsを指定する。
この動作を設定すると、制御部70は、開閉バルブ90をOFFにし閉じた状態にする。
これにより、本装置1を通過する流体は全てオリフィス40を通過するようになる。
制御部70は、第1の圧力センサ30の検出圧力P1と第2の圧力センサ80の検出圧力P2とを読み込み、該検出圧力P1とP2に基づいて流体の流量Qcを演算する。このとき、例えば、非臨界膨張条件下において検出圧力P1とP2から流体の流量をQc=KP2 m(P1-P2)n(但しKは比例定数、mとnは定数)として演算することができる。
この式による演算により、臨界膨張条件のみならず、2次側の圧力P2が無視できない非臨界膨張条件でも流量Qcを算出でき(特許文献2の[0007]など)、流量制御に使用できる。
制御部70は、前記流量Qcが前記設定流量Qsに等しくなるように、流量Qcと設定流量Qsとの差分Qyに応じて前記コントロールバルブ20の開度を制御する流量制御を実施する。この制御は、差分Qyに基づく比例制御でもよいが、差分Qyの積分値と微分値も考慮したPID制御が好ましい。
尚、本実施形態の流量圧力制御装置2を臨界膨張条件でのみ使用する場合であれば、制御部70は、第1の実施形態と同様に、オリフィスの1次側の検出圧力P1のみに基づく流量制御を実施してもよい。
図6は、本実施形態の流量圧力制御装置2の圧力制御動作を示す説明図である。
第1の実施形態と同様に、制御部70に対し、外部のコントローラ(半導体製造装置のコントローラ等)から、動作モードとして、動作モードとして圧力制御動作を指定し、設定圧力Psを指定する。
この動作を設定すると、制御部70は、開閉バルブ90をONにし開いた状態にする。
この状態で、制御部70は、第2の圧力センサ80の検出圧力P2を読み込み、該検出圧力P2が前記設定圧力Psに等しくなるように、圧力P2と設定圧力Psとの差分Pyに基づいて前記コントロールバルブ20の開度を制御する圧力制御を実施する。この制御は、差分Pyに基づく比例制御でもよいが、差分Pyの積分値と微分値も考慮したPID制御が好ましい。
尚、制御部70は、第2の圧力センサ80の検出圧力P2の替わりに、第1の実施形態と同様に第1の圧力センサ30の検出圧力P1に基づいて上記圧力制御を実施してもよいが、本流量圧力制御装置2を通過する流体の流量によっては、開閉バルブ90で若干の圧力降下が発生しうるので、第2の圧力センサ80の検出圧力P2を用いることが好ましい。
制御部70に対し、設定圧力Psと設定流量Qsを指定して、上述した流量制御と圧力制御を自動で切り替える動作モードを指定することができる。
この動作を設定すると、制御部70はまず上述の流量制御動作と同様に、設定流量Qsを流す動作を始める。並行して、制御部70内の圧力判定部71で、第2の圧力センサ80の検出圧力P2が設定圧力Psに近づいたか否かの判定を常時行う。圧力判定部71の判定が正の場合、制御部70の動作を上述の圧力制御動作と同様の設定圧力Psを保持する動作に切り替える。
圧力判定部71の判定処理は、所定の値Δに対して、Ps-P2<Δ の条件で判定される。この条件を用いる理由は、下流側の検出圧力P2が低い状態でこの動作モードが動作し始める、という想定による。
また、コントロールバルブ20及び開閉バルブ50にピエゾアクチュエータ駆動のダイヤフラムバルブを用いたので、応答性の高い流量制御及び圧力制御が可能になる。
また、流量制御・圧力制御の自動切り替え動作を使うことで、真空状態のチャンバを流量圧力制御装置2の下流側に接続して、このチャンバにガスを導入して所定の圧力に保ちたい場合においても、ガスを入れ始めた際の圧力の上昇カーブを同一に保つことができ、製品のばらつき(例えば、コントロールバルブ20の流量特性のばらつき)による圧力上昇カーブへの影響を最小限に抑えることができる。下流側の圧力、つまりチャンバの圧力、が設定圧力Psに近づいた後は、圧力制御動作に切り替わって開閉バルブ90が開く。そのため、コントロールバルブ20の動作がオリフィス部の影響なしに素早くチャンバ圧力に影響を及ぼすようになり、より精度の高いフィードバック制御が可能になる。
次に、上記流量圧力制御装置を用いた本発明の流体制御装置及び半導体製造装置について説明する。
図7は、本発明の実施形態に係る流体制御装置と半導体製造装置を示す構成図である。
半導体製造装置200は、半導体基板に処理(成膜、エッチング等の処理)を行う2つのチャンバCH1,CH2を有し、チャンバCH1については、処理の実施時に供給するプロセスガスの圧力制御を行い、チャンバCH2については、処理実施時に供給するプロセスガスの流量制御を行う。各処理チャンバは、排気ポンプ120a,120bにより真空引きされている。各チャンバCH1,CH2と排気ポンプ120a,120bの間にはそれぞれ、バタフライ弁や絞り弁などの図示しないバルブを含む。
チャンバCH1内のプロセスガスの圧力制御を行う場合は、半導体製造装置の200のコントローラ(図示省略)は、開閉バルブ110aを開け、開閉バルブ110bを閉じて、本発明の流量圧力制御装置1又は2を圧力制御動作させる。
チャンバCH2に供給するガスの流量制御を行う場合は、前記コントローラは、開閉バルブ110aを閉じ、開閉バルブ110bを開けて、本発明の流量圧力制御装置1又は2を流量制御動作させる。
これにより、流体制御装置100及び半導体製造装置200は、少ない台数の制御機器で、圧力制御と流量制御を実施することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。
2 :流量圧力制御装置
10 :流体流路
11 :バイパス流路
12 :フィルタ
20 :コントロールバルブ
30 :圧力センサ(第1の圧力センサ)
40 :オリフィス
50 :開閉バルブ(エアオペレートバルブ)
60 :電磁弁
70 :制御部
71 :圧力判定部
80 :第2の圧力センサ
90 :開閉バルブ
100 :流体制御装置
110a:開閉バルブ
110b:開閉バルブ
120a:排気ポンプ
120b:排気ポンプ
200 :半導体製造装置
CH1 :チャンバ
CH2 :チャンバ
P0 :圧力
P1 :圧力、検出圧力
P2 :圧力、検出圧力
Ps :設定圧力
Py :差分
Qc :流量
Qs :設定流量
Qy :差分
Claims (9)
- 流体が通過する流体流路と、
前記流体流路を通過する流体の流量を制御するコントロールバルブと、
前記流体流路の前記コントロールバルブの2次側に設けられ、前記流体流路の圧力P1を検出する圧力センサと、
前記流体流路の前記圧力センサの2次側に設けられ、前記流体流路を通過する流体の流量を絞る絞り部と、
前記流体流路の前記絞り部の1次側から分岐して、前記絞り部の2次側で前記流体流路に合流するバイパス流路と、
前記バイパス流路を開閉する開閉バルブと、
前記コントロールバルブ及び前記開閉バルブを制御する制御部と、
を有し、
前記圧力センサから前記バイパス流路を経由して前記流体流路の2次側出口に至る経路には、絞り部がなく、
前記制御部は、
前記開閉バルブを閉じた状態で、前記圧力P1に基づいて流体の流量Qcを演算し、前記流量Qcが設定流量Qsに等しくなるように前記コントロールバルブの開度を制御する流量制御と、
前記開閉バルブを開いた状態で、前記圧力P1が設定圧力Psに等しくなるように前記コントロールバルブの開度を制御する圧力制御と、
を選択的に実施する、流量圧力制御装置。 - 前記制御部は、前記流量制御において、前記圧力P1から流体の流量をQc=KP1(但しKは比例定数)として演算する、請求項1に記載の流量圧力制御装置。
- 流体が通過する流体流路と、
前記流体流路を通過する流体の流量を調整するコントロールバルブと、
前記流体流路の前記コントロールバルブの2次側に設けられ、前記流体流路の圧力P1を検出する第1の圧力センサと、
前記流体流路の前記第1の圧力センサの2次側に設けられ、前記流体流路を通過する流体の流量を絞る絞り部と、
前記流体流路の前記絞り部の1次側から分岐して、前記絞り部の2次側で前記流体流路に合流するバイパス流路と、
前記バイパス流路を開閉する開閉バルブと、
前記流体流路の前記絞り部の2次側に設けられ、前記流体流路の圧力P2を検出する第2の圧力センサと、
前記コントロールバルブ及び前記開閉バルブを制御する制御部と、
を有し、
前記第1の圧力センサから前記バイパス流路を経由して前記流体流路の2次側出口に至る経路には、絞り部がなく、
前記制御部は、
前記開閉バルブを閉じた状態で、前記圧力P1及びP2の少なくとも一方に基づいて流体の流量Qcを演算し、前記流量Qcが設定流量Qsに等しくなるように前記コントロールバルブの開度を制御する流量制御と、
前記開閉バルブを開いた状態で、前記圧力P1又はP2が設定圧力Psに等しくなるように前記コントロールバルブの開度を制御する圧力制御と、
を選択的に実施する、流量圧力制御装置。 - 前記制御部は、前記流量制御において、前記圧力P1とP2から流体の流量をQc=KP2 m(P1-P2)n(但しKは比例定数、mとnは定数)として演算することを特徴とする、請求項3に記載の流量圧力制御装置。
- 前記制御部は、前記圧力P2又は外部の圧力検出手段から入力された下流側の圧力が、設定圧力Psに近づいたか否かを判定する圧力判定部を有し、
前記圧力判定部の判定に基づいて、前記流量制御から前記圧力制御への切り替えを行う、請求項1~4のいずれかに記載の流量圧力制御装置。 - 前記開閉バルブとして、エアオペレートバルブを用いた、請求項1~5のいずれかに記載の流量圧力制御装置。
- 前記開閉バルブとして、電磁弁を用いた、請求項1~5のいずれかに記載の流量圧力制御装置。
- 複数の流体機器が配列された流体制御装置であって、
前記複数の流体機器は、請求項1~7のいずれかに記載の流量圧力制御装置を含む、流体制御装置。 - 密閉されたチャンバ内においてプロセスガスによる処理工程を要する半導体の製造プロセスにおいて、前記プロセスガスの制御に請求項1~7のいずれかに記載の流量圧力制御装置又は請求項8に記載の流体制御装置を用いる、半導体製造装置。
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