JP2001306153A - 質量流量制御装置 - Google Patents
質量流量制御装置Info
- Publication number
- JP2001306153A JP2001306153A JP2000122254A JP2000122254A JP2001306153A JP 2001306153 A JP2001306153 A JP 2001306153A JP 2000122254 A JP2000122254 A JP 2000122254A JP 2000122254 A JP2000122254 A JP 2000122254A JP 2001306153 A JP2001306153 A JP 2001306153A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow
- flow rate
- zero
- valve
- differential pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 49
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 34
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 claims abstract 11
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims abstract 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 4
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 14
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
- Flow Control (AREA)
Abstract
ると自動的にセンサのゼロ点調整を行なうことができる
質量流量制御装置。 【解決手段】 下流側に、設定信号S2がゼロを指示し
た時に閉じられる下流側開閉弁30を介設した流体通路
2を通して流体使用系へ供給される流体の流量を制御す
る質量流量制御装置40であって、流量センサ部14
と、流量制御弁10と、前記設定信号と前記流量センサ
部のセンサ出力信号S1とに基づいて前記流量制御弁の
弁開度を調整する流量制御部16とを有する質量流量制
御装置において、前記設定信号がゼロを指示したことに
応答して、前記流量制御弁と前記下流側開閉弁との間の
流体通路内Aと、前記流量制御弁の上流側の流体通路内
Bとの間の差圧をなくすような差圧調整動作を行なうよ
うに前記流量制御弁を動作させる差圧調整部46と、前
記差圧調整動作後に前記流量センサ部の出力をゼロ点調
整するゼロ点調整部48とを備える。
Description
において使用される原料ガス等の流体の質量流量を精度
良く制御するマスフローコントローラなどの質量流量制
御装置に関する。
される原料ガス或いは原料液体にあっては、製造される
集積回路の電気的特性を高く維持するために、プロセス
中においてはその流量を精度良く制御する必要がある。
このため、この種の原料流体の流量を精度良く制御する
装置として、一般に、質量流量制御装置、例えばマスフ
ローコントローラが用いられる。ここで一般的なマスフ
ローコントローラは、本出願人が先に開示した例えば特
開平9−258832号公報等に示されており、このマ
スフローコントローラについて説明する。
す概略構成図、図7は流量センサ部のブリッジ回路の原
理を示す図である。図示例において、2はマスフローコ
ントローラ4が介設された流体通路であり、この一端は
原料ガス源側に接続され、他端は流体使用系としてのガ
ス使用系である、例えば成膜装置側に接続される。この
マスフローコントローラ4内には、ダイヤフラム6とこ
れを微少なストロークで押圧する例えば積層圧電素子の
アクチュエータ8を有する流量制御弁10が設けられて
おり、上記ダイヤフラム6により弁口12の開度、すな
わち弁開度を調整して原料流体の流量を制御するように
なっている。そして、流量センサ部14で得られたセン
サ出力信号S1と外部より入力される流量信号S2とを
流量制御部16にて比較して、両信号が一致するように
上記弁開度を制御することになる。
は、上記流量センサ部14の一部を構成するバイパス流
路18とこれに並列になされた細管よりなるセンサ流路
20とに分離されており、両流路18、20には設計上
予め定められた一定の分流比で原料流体が流れるように
なっている。そして、このセンサ流路20には、上記流
路センサ部14を形成するブリッジ回路22(図7参
照)の一部を構成する2つの発熱抵抗線24A、24B
が巻回されている。この発熱抵抗線24A、24Bは温
度上昇によってその抵抗値が変化する特性を有してい
る。そして、このブリッジ回路22は、他の抵抗器R
1、R2とで電気的に平衡状態になされている。このよ
うなブリッジ回路22において上流側より下流側へ原料
流体が流れることによって生ずる熱の移動をブリッジ回
路の不平衡として捉えることにより、このセンサ流路2
0を流れる原料流体の流量が判り、これにより流体通路
2全体に流れる流量が判ることになる。この流量センサ
部14から出力されるセンサ出力信号S1は一定の幅を
持った電圧値でフルスケールに対する流量を表してお
り、通常は0〜5V(ボルト)の範囲内でその流量を表
す。
である例えば成膜装置のメイン制御部より、そのプロセ
ス時に必要とする原料流体の流量が流量信号S2として
入力されている。この流量信号S2も、一定の幅を持っ
た電圧値でフルスケールに対する流量を表し、この場合
も通常は0〜5V(ボルト)の範囲内でその流量を表し
ている。そして、流量制御部16は、上記流量信号S2
とセンサ出力信号S1との値が一致するように上記流量
制御弁10の弁開度を制御することにより、原料流体の
流量を制御するようになっている。例えばフルスケール
が100ccmである流量を制御する場合には、流量信
号S2を5Vに設定すると、センサ出力信号S1が5V
を示すように弁開度が制御され、この時、流体通路2全
体(バイパス流路18の流量とセンサ流路20の流量の
合計)が100ccmとなる。
ける流量制御弁10の全閉時のシール性はその機械的特
性上完全なものではなく、全閉時においても僅かな流
量、例えばフルスケール流量の0.2〜0.5%程度は
漏れてしまう。そのため、このマスフローコントローラ
4の上流側及び下流側の流体通路2には、流量ゼロの時
に閉状態となる液密性の高い上流側開閉弁28及び下流
側開閉弁30がそれぞれ介設されており、ガス使用系へ
流体を流さないようにしている。図8は各信号と各開閉
弁の動作のタイムチャートの一例を示すグラフである。
図8(A)は流量信号S2を示し、図8(B)は上流側
及び下流側開閉弁の動作を示し、図8(C)は流量制御
部16からアクチュエータ8へ向けて出力される駆動信
号S3を示し、図8(D)はセンサ出力信号S1を示
す。
ロを示している時は、上流側及び下流側開閉弁28、3
0は共に全閉になされており、所定量のガス流量を流す
べく流量ゼロ以外の流量信号S2が入力されると、上流
側及び下流側開閉弁28、30は共に全開になされる。
この時、原料ガス源が接続されているガス圧力の高い上
流側からガスがマスフローコントローラ4内に突入して
その流入が突入流量32として検出されるが、この突入
流量32を無視するために所定時間Δtの遅延をかけて
駆動信号S3を出力し、これにより流量制御弁10は開
状態になされて所定の弁開度に維持されてガスを流す。
そして、流量信号S2が流量ゼロを指示した時には、上
記上流側及び下流側開閉弁28、30と流量制御弁10
を直ちに全閉状態とし、ガスの流れを停止することにな
る。
うな流量センサ部14にあっては、ブリッジ回路22に
用いる発熱抵抗線24A、24Bや抵抗器R1、R2な
どのそれぞれの抵抗値が経時変化することは避けられな
い。例えば図9は発熱抵抗線等の抵抗値が経時変化した
時に発生する特性のズレの一例を示すグラフであり、流
量とセンサ出力信号S1との関係を示している。ここで
はフルスケールの流量が100ccmであり、その流量
に対応して0〜5Vの範囲内でセンサ出力信号が出力さ
れる場合を示している。このグラフに示すように、発熱
抵抗線24A、24B等の抵抗値の経時変化で特性が図
中、一点鎖線で示すように変化してしまい、ゼロ点ズレ
Δmが生じてしまう。
製造プロセスでは、同じ原料流体を比較的小流量の領域
で使用したり、比較的大流量の領域で使用したりする場
合がある。例えば原料流体である成膜ガスを、予備プロ
セスでは略100ccm程度の流量で使用し、引き続い
て行なう本プロセスでは略10ccm程度の流量で使用
する場合がある。この場合、フルスケールの流量である
100ccm近傍で流量制御する場合には、流量の誤差
はそれ程生ぜずに許容範囲内に納まるが、フルスケール
の流量の10%程度の流量、例えば10ccm程度の近
傍で流量制御する場合には上記ゼロ点ズレの量が大き過
ぎて許容範囲外となり、無視できない。図8(D)にこ
の時の状態を示しており、センサ出力信号S1にゼロ点
ズレ量Δmが上乗せされた状態で制御が行なわれてい
る。
響を及ぼすかについて図10を参照して簡単に説明す
る。図10において、上段の図10(A)はゼロ点ズレ
なしの場合の発熱抵抗線24A、24Bの抵抗値の一例
を示し、下段の図10(B)はゼロ点ズレありの場合の
抵抗値の一例を示している。例えばゼロ点ズレなしの場
合において、流量ゼロの時は両抵抗線の抵抗値は共に5
0Ωであり、フルスケール出力の時は一方の抵抗線24
Bの抵抗値は51Ωを示し、他方の抵抗線24Aの抵抗
値は49Ωを示したとする。この時、1Ω分に相当する
流量出力が出る。これに対して、下段に示すように0.
01Ωのゼロ点ズレが生じて、流量ゼロの時は、一方の
抵抗線24Bが50Ωであり、他方の抵抗線24Aが5
0.01Ωを示し、フルスケールの時は一方の抵抗線2
4Bの抵抗値は51Ωを示し、他方の抵抗線24Aが4
9.01Ωを示したとする。この場合、流量ゼロの時は
0.005Ω分に相当する流量出力となり、これはフル
スケールの流量に対して0.5%の誤差となる。また、
フルスケールの時は1.005Ω分に相当する流量出力
となり、これもフルスケールの流量に対して0.5%の
誤差となる。この場合、抵抗値の変化量は0.01Ω/
50Ω=0.02%となって非常に少ないが、上述のよ
うに流量誤差は25倍の0.5%まで拡大してしまう。
フルスケールの流量に対して0.5%の流量の誤差は、
前述したように例えば10ccm程度の小流量域の制御
に対しては大きな悪影響を及ぼしてしまう。
めに、従来にあってはフルスケールの流量が100cc
mのマスフローコントローラとフルスケールの流量が1
0ccmのマスフローコントローラと2台設け、これら
を並設してプロセス条件に応じて切り換え使用してい
た。そのため、高価なマスフローコントローラの設置台
数が多くなってコスト高になり、また配管スペースが多
く必要となるという問題があった。本発明は、以上のよ
うな問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案され
たものである。本発明の目的は、外部より入力される流
量信号の指示流量が一旦流量ゼロになると自動的にゼロ
点調整を行なうことができる質量流量制御装置を提供す
ることにある。
は、少なくとも下流側に、外部より入力される流量信号
が流量ゼロを指示した時に閉じられる下流側開閉弁を介
設した流体通路に介設されて流体使用系へ供給される流
体の流量を制御する質量流量制御装置であって、流れる
流体の流量を検知する流量センサ部と、流量制御弁と、
前記流量信号と前記流量センサ部のセンサ出力信号とに
基づいて前記流量制御弁の弁開度を調整する流量制御部
とを有する質量流量制御装置において、前記流量信号が
流量ゼロを指示したことに応答して、または外部からの
ゼロ点調整指示信号に応答して、前記流量制御弁と前記
下流側開閉弁との間の流体通路内と、前記流量制御弁の
上流側の流体通路内との間の差圧をなくすような差圧調
整動作を行なうように前記流量制御弁を動作させる差圧
調整部と、前記差圧調整動作後に前記流量センサ部の出
力をゼロ点調整するゼロ点調整部とを備えるように構成
したものである。
たことに応答して差圧調整部は、流量制御弁を操作する
ことによって差圧調整動作を行なう。これによって、流
量制御弁を中心としてこの上流側と下流側との間の差圧
をなくし、流体が移動しないような状態とする。その
後、ゼロ点調整部が動作して、上記流量センサ部の出力
をゼロ点調整する。これにより、流量制御装置内におい
て移動する流体が完全に停止した状態でゼロ点調整を行
なうことができるので、精度の高いゼロ点調整を正確に
行うことが可能となる。
圧調整動作は、前記流量信号が流量ゼロを指示したと同
時に、または外部からゼロ点調整指示信号が入力したと
同時に、前記流量制御弁を全閉する第1の全閉工程と、
その後、所定の時間経過した後に前記流量制御弁を所定
の時間だけ開状態にする開動作工程と、その後、前記流
量制御弁を再度全閉する第2の全閉工程とを含むように
してもよい。請求項3に規定するように、例えば前記差
圧調整動作は、前記流量信号が流量ゼロを指示した後
に、、または外部からゼロ点調整指示信号が入力した後
に、所定の時間だけ開状態を維持した後に前記流量制御
弁を全閉するようにしてもよい。
量流量制御装置の上流側の前記ガス流路に、前記下流側
開閉弁と同じ開閉動作をする上流側開閉弁が介設されて
いるようにしてもよい。請求項5に規定するように、例
えば前記ゼロ点調整量の積算量が、前記流量制御弁の全
開時の流量の所定の割合に達した時にその旨を警報する
警報部を有するようにしてもよい。
御装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図1
は本発明に係る質量流量制御装置を設けたガス供給シス
テムを示す全体構成図、図2は本発明に係る質量流量制
御装置を示すブロック構成図、図3は各信号と各開閉弁
の動作のタイムチャートの一例を示すグラフである。
尚、ここでは先に説明した図面中の構成部分と同一構成
部分については同一符号を付して説明する。図示するよ
うに、本発明の質量流量制御装置としての例えばマスフ
ローコントローラ40は、使用流体である処理ガスを貯
留する原料ガス源42と流体使用系としてのガス使用
系、例えば成膜装置44との間を接続した流体通路2に
介設されている。そして、このマスフローコントローラ
40の上流側には、上流側開閉弁28が介設され、ま
た、下流側には、下流側開閉弁30が介設されており、
各開閉弁28、30は、ガスが少しでも流れる時は共に
全開状態となり、流量ゼロの時は共に全閉状態となる。
そして、成膜装置44のメイン制御部42Aからは、半
導体ウエハの処理工程に応じて用いられるガスの流量
が、流量信号S2として上記マスフローコントローラ4
0へ入力される。この流量信号S2は、前述のように例
えば0〜5Vの範囲内のアナログ信号として出力され
る。
図2に示す様にダイヤフラム6とこれを微少なストロー
クで押圧する例えば積層圧電素子のアクチュエータ8を
有する流量制御弁10が設けられており、上記ダイヤフ
ラム6により弁口12の開度、すなわち弁開度を調整し
て原料流体の流量を制御するようになっている。そし
て、流量センサ部14で得られたセンサ出力信号S1と
外部より入力される流量信号S2とを流量制御部16に
て比較して、両信号が一致するように上記弁開度を制御
することになる。
は、上記流量センサ部14の一部を構成するバイパス流
路18とこれに並列になされた細管よりなるセンサ流路
20とに分離されており、両流路18、20には設計上
予め定められた一定の分流比で原料流体が流れるように
なっている。そして、このセンサ流路20には、上記流
路センサ部14を形成するブリッジ回路22(図7参
照)の一部を構成する2つの発熱抵抗線24A、24B
が巻回されている。この発熱抵抗線24A、24Bは温
度上昇によってその抵抗値が変化する特性を有してい
る。そして、このブリッジ回路22は、他の抵抗器R
1、R2とで電気的に平衡状態になされている。このよ
うなブリッジ回路22において上流側より下流側へ原料
流体が流れることによって生ずる熱の移動をブリッジ回
路の不平衡として捉えることにより、このセンサ流路2
0を流れる原料流体の流量が判り、これにより流体通路
2全体に流れる流量が判ることになる。この流量センサ
部14から出力されるセンサ出力信号S1は一定の幅を
持った電圧値でフルスケールに対する流量を表してお
り、通常は0〜5V(ボルト)の範囲内でその流量を表
す。
ば成膜装置44のメイン制御部42A(図1参照)よ
り、そのプロセス時に必要とする原料流体の流量が流量
信号S2として入力されている。この流量信号S2も、
一定の幅を持った電圧値でフルスケールに対する流量を
表し、この場合も通常は0〜5V(ボルト)の範囲内で
その流量を表している。そして、流量制御部16は、ア
クチュエータ8に向けて駆動信号S3を出力して上記流
量信号S2とセンサ出力信号S1との値が一致するよう
に上記流量制御弁10の弁開度を制御することにより、
原料流体の流量を制御するようになっている。
の特徴とする差圧調整部46とゼロ点調整部48とが設
けられている。この差圧調整部46は、上記流量信号S
2が流量ゼロを指示したことに応答して、上記流量制御
弁10と上記下流側開閉弁30との間の流体通路内空間
Aと、上記流量制御弁10の上流側の流体通路内空間B
との間の差圧をなくすような差圧調整動作を行なうよう
に上記流量制御弁10を動作させる。ここで図2に示す
場合には、流体通路内空間Bは、その上流側は上流側開
閉弁28までである。また、上記ゼロ点調整部48は、
上記差圧調整動作後に上記流量センサ部14の出力をゼ
ロ点調整するものである。ここでは例えば、ゼロ点調整
時のセンサ出力信号S1をリセットすることにより、流
量ゼロを示す信号を出力させる。すなわち、このゼロ点
調整直前のセンサ出力値であるゼロ点ズレ量を記憶し、
リセット後(ゼロ点調整後)は、この記憶したゼロ点ズ
レ量を減算した値をセンサ出力信号S1として出力する
ようになっている。
上記流量信号S2が流量ゼロを指示したと同時に上記流
量制御弁10を全閉する第1の全閉工程と、その後、所
定の時間、例えば図3中のt1経過した後に上記流量制
御弁10を所定の時間、例えば図3中のt2だけ開状態
にする開動作工程と、その後、上記流量制御弁10を再
度全閉する第2の全閉工程とを実行するようになってい
る。この動作により、流量制御弁10を挟んでこの上流
側空間Bと下流側空間Aとの間の圧力差がなくなり、特
に、上流側空間Bにおけるガスの流れを完全に停止させ
るようになっている。
発光ダイオード等を含む警報部50が設けられており、
上述したように補正したゼロ点ズレ量の積算値が、フル
スケールの流量の所定の割合、例えば10%に達したな
らば、警報をオペレータに向けて発するようになってい
る。また、流量制御部16には、モード選択スイッチ5
2が設けられており、これをオン・オフすることによ
り、上記したようなゼロ点調整動作を自動的に行なうか
否かを選択できるようになっている。また、この流量制
御部16にはゼロ点調整指示スイッチ53が設けられて
おり、必要に応じてオペレータがこのスイッチ53をオ
ンすることにより、上記ゼロ点調整動作を強制的に実行
するようになっている。更に、差圧調整部46には、成
膜装置44のメイン制御部42Aより、必要に応じて出
力されるゼロ点調整指示信号を入力するようになってい
る。
の動作を図3及び図4も参照して説明する。図4は本発
明装置の動作を示すフローチャートである。図3におい
て、図3(A)は流量信号S2を示し、図3(B)は上
流側及び下流側開閉弁28、30の動作を示し、図3
(C)は駆動信号S3を示し、図3(D)はセンサ出力
信号S1を示す。ここでは、モード選択スイッチ52に
より自動ゼロ点調整モードが選択されているものとす
る。
時には、このメイン制御部42Aから出力されている流
量信号S2は流量ゼロを指示しており、また、弁開閉信
号も全閉を指示しており、従って、マスフローコントロ
ーラ40の流量制御弁10が全閉状態になされているの
は勿論、上流側及び下流側開閉弁28、30も共に全閉
状態になされており、流体としての例えば処理ガスの流
れは完全に停止している。ここで流量センサ部14の抵
抗線等の経時変化により図3(D)に示すように、セン
サ出力信号S1に僅かにゼロ点ズレΔmが発生している
ものと仮定する。ここで、成膜装置44内において成膜
処理のような熱処理が開始されると(ステップ1)、流
量信号S2は流量ゼロ以外の所定の流量のガスを流すよ
うに指示を出す。この流量信号S2は前述のように0〜
5Vの範囲内のアナログ信号で流量に対応されている。
このように、所定の流量のガスを流す指示がマスフロー
コントローラ40に入力されると、マスフローコントロ
ーラ40では流量制御弁10の弁開度をコントロールし
て指示された所定の流量のガスを流す(ステップ2)。
すなわち、流量信号S2が流量ゼロからガスを流す指示
に変化すると同時に図3(B)に示すように上流側及び
下流側開閉弁28、30は全閉状態から全開状態に移行
する。
すようにΔt秒だけ遅延させて駆動信号S3をアクチュ
エータ8に向けて出力することにより、流量制御弁10
を所定の弁開度まで開き、処理ガスを流し始める。ここ
でΔt秒だけ遅延させる理由は、流量センサ部14で検
出されるセンサ出力信号S1(図3(D)参照)の突入
流量32の検知を無視するためである。このように処理
ガスが流れると、その流量は流量センサ部14にて検出
され、その検出値がセンサ出力信号S1として上記流量
制御部16へと出力される。この流量制御部16では、
このセンサ出力信号S1と流量信号S2とを常時比較し
て両信号が一致するように例えばPID制御により上述
したように流量制御弁10の弁開度をフィードバック制
御することになる。このようにして、安定的に所定量の
処理ガスが成膜装置44側へ供給されることになる。
尚、ここでは、ガス供給量にゼロ点ズレ相当量の誤差が
発生している。
号S2の指示が流量ゼロに変化したか否かが常にチェッ
クされている(ステップ3)。そして、例えば所定時間
の成膜処理が完了して流量信号S2の指示が流量ゼロに
変化すると、これと同時に差圧調整部46は流量制御部
16をして差圧調整動作を行なわしめる。すなわち、流
量信号S2の流量ゼロへの移行と同時に流量制御弁10
を全閉状態にして第1の全閉工程を行なう(ステップ
5)。また、上記したように流量信号S2の指示が流量
ゼロに変化すると、この時同時に成膜装置44のメイン
制御部42Aは弁開閉信号として閉を指示する信号を出
力するので、直ちに上流側及び下流側開閉弁28、30
は全開状態から全閉状態へ移行する(ステップ4)。上
記流量制御部10の全閉状態は、所定の時間t1、例え
ば2秒間程度継続する。そして、所定の時間t1が経過
したならば(ステップ6)、流量制御弁10を開いて、
この開状態を所定の時間t2だけ維持する開動作工程を
行なう(ステップ7)。この開動作工程では、ガスの流
れを容易にするためにできれば全開状態が好ましい。こ
の開動作工程により、図2において空間Aと空間Bとの
間にガスが流れて両空間A、B間における差圧がゼロに
なる。ここで実際には、成膜装置側にて真空引きされて
いるので、流量制御弁10よりも下流側の空間Aが減圧
(負圧)雰囲気になっており、従って、ガスは上流側の
空間Bから空間Aの方へ流れることになる。この開動作
工程では、上述のように両空間A、B間に差圧によりガ
スが流れるのでセンサ出力信号S1は瞬間的に突入流量
56を検出する。この時の開状態を維持する時間t2
は、上述のように両区間A、B間の差圧がなくなるのに
十分な時間、例えば少なくとも3〜5秒程度行なえばよ
い。
態を維持したならば(ステップ8)、次に、流量制御弁
10を全開状態から再度全閉状態にする第2の全閉工程
を行なう(ステップ9)。このようにして、第2の全閉
工程を行なったならば、実際にガスの流れがなくてガス
流量ゼロの状態が保証されているので、ゼロ点調整を直
ちに行なう(ステップ10)。これにより、センサ出力
信号S1に乗っていたゼロ点ズレ量Δmが相殺されるよ
うにセンサ出力信号S1がリセットされることになる。
図3(D)に示すように、ゼロ点調整後のセンサ出力信
号S1中にはゼロ点ズレ量Δmが含まれておらず、真に
正しい流量値を示す信号となる。
整は、外部より入力される流量信号S1が流量ゼロにな
ると行なわれることになる。この場合、上記差圧調整動
作及びゼロ点調整は、プログラムにより、流量ゼロにな
る毎に行なうようにしてもよいし、或いは流量ゼロに複
数回、例えば5回なる毎に1回行なうようにしてもよ
い。また、これに加えて、成膜装置44のメイン制御部
42Aよりゼロ点調整指示信号が入力された時、或いは
オペレータがゼロ点調整指示スイッチ53をオンした
時、行われるようにしてもよい。従って、このゼロ点調
整動作以降に行なわれる熱処理時には、フルスケールの
流量に対して10%程度の低流量域の制御の場合にも、
ゼロ点ズレ量を含んでいない精度の高い正確なガス流量
制御を行なうことが可能となる。この場合、本発明のよ
うに差圧調整動作を行わないでゼロ点調整を行なった場
合には、空間A、B間には差圧が存在し、且つ前述のよ
うに流量制御部10は全閉時でも非常に僅かに漏れが発
生することは回避できないので、流量センサ部14は微
量なリークガス流を検出している状態となっている。従
って、この状態でゼロ点調整を行なえば、そのリークガ
ス流の分の誤差が発生してしまい、正確なゼロ点調整を
行なうことができない。
し行なう時、その時のゼロ点ズレ量を、ゼロ点調整部4
8は記憶して積算しており、この積算値が所定量、例え
ばフルスケール流量の10%を越えて大きくなった場合
には、装置不良をオペレータに知らせるように、例えば
警報部50を駆動する。尚、上記説明においては、差圧
調整動作としては流量信号S2の示す流量が流量ゼロに
変化したと同時に流量制御弁10を全閉し、その後、時
間t1だけ経過した時に全開し、更に、この全開状態で
時間t2だけ経過した時に再度全閉するようにして空間
A、B間の差圧をなくすようにしたが、これに限定され
ず、例えば図5に示すように流量信号S2の示す流量が
流量ゼロに変化した場合でも、所定の時間、例えばt1
+t2の間は流量制御弁10の弁開度をそのまま維持
し、その後、これを全閉するようにしてもよい。尚、こ
の場合にも流量信号S2が流量ゼロに変化したと同時に
上流側及び下流側開閉弁28、30を共に全閉するの
は、図3を参照して説明した操作と同じである。
期間t1+t2の間に、空間A、B間にてガスが移動し
て両空間A、B間の差圧がゼロになり、処理ガスの流れ
が停止する。そして、この状態でゼロ点調整動作を行な
えばよい。また、本実施例では、流量制御弁10の上下
流側の双方に開閉弁28、30を設けた流体通路2を例
にとって説明したが、少なくとも下流側開閉弁30を設
けてあればよく、上流側開閉弁28は設けていなくても
よい。この場合には、図1において示した空間Bの領域
が更に上流側まで延びることになり、また、図3(D)
及び図5(D)に示すセンサ出力信号S1の突入流量3
2は発生しなくなる。また、本発明は、流量制御弁の全
体の制御系はアナログ処理回路でもデジタル処理回路で
も適用できるのは勿論である。
御装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮する
ことができる。本発明によれば、流量信号が流量ゼロを
指示したことに応答して差圧調整動作を行なって流体の
流れを完全に停止させ、この直後にゼロ点調整を行なう
ことにより、流量制御装置内において移動する流体が完
全に停止した状態でゼロ点調整を行なうことができるの
で、精度の高いゼロ点調整を正確に行うことができる。
また、設置台数も少なくできるので、その分、スペース
を省略できる。
給システムを示す全体構成図である。
構成図である。
例を示すグラフである。
る。
ある。
図である。
ある。
例を示すグラフである。
する特性のズレの一例を示すグラフである。
ついて説明するための図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも下流側に、外部より入力され
る流量信号が流量ゼロを指示した時に閉じられる下流側
開閉弁を介設した流体通路に介設されて流体使用系へ供
給される流体の流量を制御する質量流量制御装置であっ
て、流れる流体の流量を検知する流量センサ部と、流量
制御弁と、前記流量信号と前記流量センサ部のセンサ出
力信号とに基づいて前記流量制御弁の弁開度を調整する
流量制御部とを有する質量流量制御装置において、 前記流量信号が流量ゼロを指示したことに応答して、ま
たは外部からのゼロ点調整指示信号に応答して、前記流
量制御弁と前記下流側開閉弁との間の流体通路内と、前
記流量制御弁の上流側の流体通路内との間の差圧をなく
すような差圧調整動作を行なうように前記流量制御弁を
動作させる差圧調整部と、 前記差圧調整動作後に前記流量センサ部の出力をゼロ点
調整するゼロ点調整部とを備えるように構成したことを
特徴とする質量流量制御装置。 - 【請求項2】 前記差圧調整動作は、前記流量信号が流
量ゼロを指示したと同時に、または外部からゼロ点調整
指示信号が入力したと同時に、前記流量制御弁を全閉す
る第1の全閉工程と、その後、所定の時間経過した後に
前記流量制御弁を所定の時間だけ開状態にする開動作工
程と、その後、前記流量制御弁を再度全閉する第2の全
閉工程とを含むことを特徴とする請求項1記載の質量流
量制御装置。 - 【請求項3】 前記差圧調整動作は、前記流量信号が流
量ゼロを指示した後に、、または外部からゼロ点調整指
示信号が入力した後に、所定の時間だけ開状態を維持し
た後に前記流量制御弁を全閉することを特徴とする請求
項1記載の質量流量制御装置。 - 【請求項4】 前記質量流量制御装置の上流側の前記ガ
ス流路に、前記下流側開閉弁と同じ開閉動作をする上流
側開閉弁が介設されていることを特徴とする請求項1乃
至3のいずれかに記載の質量流量制御装置。 - 【請求項5】 前記ゼロ点調整量の積算量が、前記流量
制御弁の全開時の流量の所定の割合に達した時にその旨
を警報する警報部を有することを特徴とする請求項1乃
至4のいずれかに記載の質量流量制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000122254A JP4332986B2 (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | 質量流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000122254A JP4332986B2 (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | 質量流量制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001306153A true JP2001306153A (ja) | 2001-11-02 |
JP4332986B2 JP4332986B2 (ja) | 2009-09-16 |
Family
ID=18632752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000122254A Expired - Lifetime JP4332986B2 (ja) | 2000-04-24 | 2000-04-24 | 質量流量制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4332986B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013251279A (ja) * | 2013-09-18 | 2013-12-12 | Jx Nippon Oil & Energy Corp | 燃料電池システム |
JP2015075405A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | 旭有機材工業株式会社 | 流量制御装置 |
JP2015514972A (ja) * | 2012-03-07 | 2015-05-21 | イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド | 質量流量制御器または質量流量計のゼロオフセットおよびゼロドリフトのリアルタイム測定および補正に減衰速度測定を用いるためのシステムおよび方法 |
JP2018037091A (ja) * | 2011-09-29 | 2018-03-08 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated | プロセスチャンバに結合された流量コントローラをモニタする方法 |
-
2000
- 2000-04-24 JP JP2000122254A patent/JP4332986B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018037091A (ja) * | 2011-09-29 | 2018-03-08 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated | プロセスチャンバに結合された流量コントローラをモニタする方法 |
US10222810B2 (en) | 2011-09-29 | 2019-03-05 | Applied Materials, Inc. | Methods for monitoring a flow controller coupled to a process chamber |
JP2015514972A (ja) * | 2012-03-07 | 2015-05-21 | イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド | 質量流量制御器または質量流量計のゼロオフセットおよびゼロドリフトのリアルタイム測定および補正に減衰速度測定を用いるためのシステムおよび方法 |
JP2013251279A (ja) * | 2013-09-18 | 2013-12-12 | Jx Nippon Oil & Energy Corp | 燃料電池システム |
JP2015075405A (ja) * | 2013-10-09 | 2015-04-20 | 旭有機材工業株式会社 | 流量制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4332986B2 (ja) | 2009-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5799961B2 (ja) | 一貫した応答を実現する、オンツールおよびオンサイトmfc最適化方法およびシステム | |
WO2015111391A1 (ja) | 圧力式流量制御装置及びその流量制御開始時のオーバーシュート防止方法 | |
TWI719513B (zh) | 流量控制方法及流量控制裝置 | |
CN108027618B (zh) | 压力式流量控制装置及其异常检测方法 | |
TWI497248B (zh) | A gas split supply device and a gas diversion supply method using the same | |
US11269362B2 (en) | Flow rate control method and flow rate control device | |
JP2018097759A (ja) | 流量制御装置、及び、流量制御装置用プログラム | |
JP2015138338A5 (ja) | ||
JP2020013269A (ja) | 流量制御装置 | |
US20120000542A1 (en) | Mass flow controller, mass flow controller system, substrate processing device, and gas flow rate adjusting method | |
JP3417391B2 (ja) | 流量制御方法 | |
CN114545983A (zh) | 流量控制装置、流量控制方法以及程序存储介质 | |
US20040064203A1 (en) | Control system with filtered dead zone | |
JP4332986B2 (ja) | 質量流量制御装置 | |
JP2020087164A (ja) | コントロール弁のシートリーク検知方法 | |
JP3551906B2 (ja) | 質量流量制御装置 | |
TW201642064A (zh) | 壓力控制裝置 | |
US20220307882A1 (en) | Flow rate control device, flow rate control method, control program for flow rate control device | |
JPH08335118A (ja) | 流量制御方法 | |
JP7232506B2 (ja) | 流量圧力制御装置 | |
JP2023167672A (ja) | 流体制御装置、ゼロ点調整方法、及びゼロ点調整用プログラム | |
JP7054297B2 (ja) | 流体制御装置及び流体制御装置用プログラム | |
JPH064139A (ja) | 流量コントローラー | |
JP2004013249A (ja) | ガス供給システム | |
JP4752086B2 (ja) | 質量流量制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070314 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090520 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090602 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090615 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4332986 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703 Year of fee payment: 4 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |