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JP7230184B2 - 電力変換回路 - Google Patents

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JP7230184B2
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Description

本発明は、半導体集積回路に電力を供給する電力変換回路に関する。
電子機器には、オペアンプやコンパレータといったアナログICや、マイクロコンピュータなど、種々の半導体集積回路が搭載されている。これらの半導体集積回路には、その回路に適した電源電圧を供給する必要がある。このため、電子機器は各回路に応じた複数の直流電源ラインを有している。
複数の電源回路の電源供給を制御する方式として、特許文献1が知られている。特許文献1の図1には、電源制御演算回路、複数のDC-DCコンバータ、複数のDC-DCコンバータの各出力電圧が印加されているLSI、複数のDC-DCコンバータのオン/オフ閾値検出回路が接続された回路構成が図示されている。また、特許文献1の図2には、図1に示す構成において、電源制御演算回路により電源投入順が制御された結果を例示する動作波形が図示されている。特許文献1の手法は、LSIへの電源投入タイミングや各電源電圧の立ち上がり時間をあらかじめ電源制御演算回路に記憶させ、各電源電圧の立ち上がりの波形と、あらかじめ記憶された投入タイミングとの比較結果から、複数のDC-DCコンバータのオン/オフを制御し所望の順序で電源電圧が立ち上がるように制御する。
特開2015-141585
半導体集積回路は、各々のパッケージの端子に印加可能な最高・最低電圧値(絶対最大定格値)が規定されている。この絶対最大定格値を超過した場合、素子破壊に至るなど信頼性を損ねる可能性があり、瞬時たりとも超過してはならない限界値である。一般的に、各パッケージの端子に定められた絶対最大定格値は、印加される電源電圧値に依存する物が多く存在しており、これらの端子では、素子の電源電圧が投入されていない状態では、絶対最大定格値も概ね0Vとなる。
マイクロコンピュータは、アナログICから出力される信号を受け、その受信信号に基づき電子機器を制御する。電子機器の電源投入時にアナログICの電源電圧がマイクロコンピュータの電源電圧よりも早く起動した場合、或いは電源遮断時にアナログICの電源電圧が、マイクロコンピュータの電源電圧よりも遅く遮断した場合、マイクロコンピュータの電源電圧が起動していないため、マイクロコンピュータの端子の絶対最大定格値は概ね0Vであるにも関わらず、アナログICから何らかの信号が出力され、マイクロコンピュータの端子に信号が入力される可能性がある。そのため、マイクロコンピュータの絶対最大定格値を超過する恐れがあった。
特許文献1は、LSIへの電源投入タイミングや各電源電圧の立ち上がり時間を、仕様を満たすようにする技術を開示しているが、マイクロコンピュータとアナログICといった複数の負荷の間における電源電圧の起動や遮断のタイミングの相違により、半導体集積回路に設けられた端子の絶対最大定格値を超過することを防ぐことについて、配慮がされてはいない。
本発明の目的は、半導体集積回路に設けられた端子の絶対最大定格値を下回るように制御する電力変換回路を提供することにある。
本発明の好ましい一例は、電源と、前記電源に並列に接続した第1の負荷と第2の負荷とを有し、前記第1の負荷と前記第2の負荷は、それぞれ第1の電圧と第2の電圧を入力し、前記第2の負荷の出力を前記第1の負荷が入力し、前記並列に接続した接続点の電圧に基づいて、前記第1の電圧及び前記第2の電圧を制御する制御部を有する電力変換回路であって、前記制御部は、電力変換回路の起動時に、前記第1の電圧より前記第2の電圧を遅延させるように制御する電力変換回路である。
本発明によれば、半導体集積回路に設けられた端子の絶対最大定格値を下回るような電力変換回路が実現できる。
実施例1の電力変換回路を示した図である。 実施例1の電力変換回路における電源投入時の動作波形を示した図である。 実施例1の電力変換回路における電源遮断時の動作波形を示した図である。 実施例1の電力変換回路の変形例を示した図である。 実施例2の電源構成を示した図である。 実施例3の電圧検出回路を示した図である。 実施例4の電力変換回路における電源投入時の動作波形を示した図である。 実施例4の電力変換回路における電源遮断時の動作波形を示した図である。 実施例5の電力変換回路を示した図である。 実施例5の電力変換回路における電源投入時の動作波形を示した図である。 実施例5の電力変換回路における電源遮断時の動作波形を示した図である。 実施例6の電源構成を示した図である。 実施例6のクランプ回路を示した図である。 実施例7の電圧検出回路を示した図である。 実施例7の電圧検出回路の変形例を示した図である。 実施例8の電力変換装置を示した図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施例1における電力変換回路の構成図である。図1に示す様に、本実施例の電力変換回路は、第1の直流電圧V1を出力する電圧源Vinと、第1の電圧V1を入力とする2つの電力変換器DCDC1、DCDC2と、2つの電力変換器DCDC1、DCDC2の各々に接続される負荷L1、L2と、負荷L1、L2を並列に接続した接続点の電圧V1を検出する電圧検出部DET1と、電圧検出部DET1の出力信号であるVdetに基づいて電力変換器DCDC2のオン/オフを制御する制御部CTRL1とを備える。制御部CTRL1は、Vdetに基づいてDCDC2のオン/オフを出力するコンパレータを使うことができる。
2つの電力変換器DCDC1、DCDC2は、入力した電圧V1から、それぞれ電圧V2、電圧V3を出力し、各々に接続される負荷L1、L2へと電力を出力する。
また、電圧検出部DET1は電圧V1の値を検出し、電圧検出信号Vdetを制御部CTRL1に出力する。制御部CTRL1は、入力された電圧検出信号Vdetの値に基づき、電力変換器DCDC2のオン/オフを制御する制御信号VENを、電力変換器DCDC2に出力する。
ここで、図1に示す負荷L1は、信号受信側(例えばマイクロコンピュータ)、負荷L2は信号送信側(例えばアナログIC)とする。また、実施例1の電力変換回路では、電圧源Vinの起動時には、電圧V2を電圧V3よりも先に立ち上げる。そして、電圧源Vinの遮断時には、電圧V2を電圧V3よりも後に立ち下げ、負荷L2の出力信号により負荷L1の端子の絶対最大定格値を超過しない様に動作する。
次に、制御部CTRL1の動作について、図2、図3を用いて説明する。図2、図3では、電圧V1~V3、V1の電圧検出信号Vdet、電力変換器DCDC2のオン/オフ制御信号VENの関係を示す。図2は電圧源Vinの投入時、図3は電圧源Vinの遮断時の波形をそれぞれ示している。
また、V1r~V3rは、電圧V1~V3が定常状態において動作する際の電圧指令値であり、電圧V1~V3がそれぞれV1r~V3rになるまでの期間が電圧源Vinの投入時、電圧V1~V3がそれぞれV1r~V3rから概ね0Vに達するまでの期間が電圧源Vinの遮断時を表している。
電圧源Vinを投入した場合の動作について図2を用いて説明する。まず始めに、T1において電圧源Vinが投入される。電圧源Vinが投入されることにより電圧V1が上昇を開始し、電圧V1の上昇に伴い電圧検出部DET1の電圧検出信号Vdetも上昇を開始する。
その後、T2で電力変換器DCDC1が動作を開始し、電圧V2が上昇を開始する。電圧V2が指令値V2rに達すると、T3となる。ここで、T3では電力変換器DCDC1の駆動に伴い電圧V2が指令値V2rとなっているが、電力変換器DCDC2はまだ動作を開始していないため、電圧V3は概ね0Vである。そのため、電力変換器DCDC1の負荷であるL1(マイクロコンピュータ)には電源電圧が印加されているため、L1の絶対最大定格値は所望の値を確保しており、更に、電力変換器DCDC2の負荷であるL2(アナログIC)には電源電圧が印加されていないため信号は出力されない。
電圧V2が指令値V2rに達した後、ΔT34の遅延時間を経て、電圧検出信号Vdetが閾値Vth1に達し、T4となる。T4では、制御部CTRL1から電力変換器DCDC2にオン信号(VEN:L→H)が出力され。この信号を受け、電力変換器DCDC2が動作を開始し、電力変換器DCDC2の出力電圧である電圧V3が上昇を開始する。
電圧V3が指令値V3rに到達すると、T5に移行する。T5では、電圧V3が立ち上がっていることから、負荷L2(アナログIC)は何らかの信号を負荷L1(マイクロコンピュータ)に出力する。しかしながら、負荷L1(マイクロコンピュータ)の電源電圧V2は既にV2rであるため、絶対最大定格値を超過する恐れは無い。最後に、電圧V1がV1rに達しT6に移行すると、本電力変換回路の起動が完了する。
次に、電圧源Vinを遮断した場合の動作について図3を用いて説明する。まず始めに、T1において電圧源Vinが遮断され、電圧V1が下降を開始する。電圧V1の下降に伴い電圧検出部DET1の電圧検出信号Vdetも下降を開始する。
その後、電圧検出信号Vdetが閾値Vth1に達すると、T2となる。T2では、制御部CTRL1から電力変換器DCDC2にオフ信号(VEN:H→L)が出力され、この信号を受け、電力変換器DCDC2が停止し、電力変換器DCDC2の出力電圧である電圧V3が下降を開始する。
電圧V3が概ね0Vに達すると、T3に移行する。ここで、T3では電力変換器DCDC1は動作しているため電圧V2はV2rとなっているが、電力変換器DCDC2は既に停止しているため電圧V3は概ね0Vである。そのため、電力変換器DCDC2の負荷であるL2(アナログIC)には電源電圧が印加されていないので負荷L1(マイクロコンピュータ)へ信号は出力されず、また電力変換器DCDC1の負荷であるL1(マイクロコンピュータ)には電源電圧が印加されており絶対最大定格値は所望の値を確保している。
電圧V3が概ね0Vに達した後、ΔT34の遅延時間を経て、電力変換器DCDC1が停止する。電力変換器DCDC1の停止に伴い、電力変換器DCDC1の出力電圧である電圧V2が下降を開始する。電圧V2が概ね0Vに達するとT5に移行する。最後に、電圧V1が概ね0Vに達しT6に移行すると、本電力変換回路の遮断が完了する。
以上述べたように、実施例1では、電源の起動、遮断の双方で、負荷L2(アナログIC)からの出力信号が、負荷L1(マイクロコンピュータ)の絶対最大定格値を超過しないことを目的とする。そのため、本実施例で述べた制御部CTRL1は、閾値Vth1と電圧検出信号Vdetを比較し、VdetがVth1を超過した場合に電力変換器DCDC2をオンさせ、電圧検出信号VdetがVth1を下回った場合に電力変換器DCDC2をオフさせるように、オン/オフ制御信号VENを、電力変換器DCDC2に出力する。
これにより、電圧源Vinの投入時、遮断時共に安全な動作を実現することが可能となる。ここで、図2、図3に示すように、閾値Vth1を高い値に設定するほど、図2、図3におけるT3とT4の間の期間(ΔT34)が延び、負荷L1(マイクロコンピュータ)の起動、遮断時におけるマージンが増加する。つまり、電圧V2と電圧V3の上昇または下降のタイミングを、所望のシーケンスとすることができる可能性を高めることができる。したがって、外部からのノイズなどの影響を受けても、マイクロコンピュータといった半導体集積回路に設けられた端子の絶対最大定格値を下回ることができる余裕度を高めることができる。
また、本実施例の電源構成は電圧V1を入力とする電力変換器は2つに限らない。例えば図4に示す様に、第1の直流電圧V1を出力する電圧源Vinと、電圧V1を入力とする複数の電力変換器DCDC1~DCDCNと、複数の電力変換器DCDC1~DCDCNの各々に接続される負荷L1~LNと、電圧V1を検出する電圧検出部DET1と、複数の電力変換器DCDC1~DCDCNのいずれか一つ以上の電力変換器にオン/オフを制御する制御部CTRL1とを備えた構成でも良い。
また、図1では、DCDC1とDCDC2の2つの電力変換器を用いたが、負荷L1への入力電圧V2より、負荷L2への入力電圧V3を遅延させるように制御をする、若しくは、V2よりV3を早く遮断するように制御する構成であれば、電力変換器は1つであってもよいし、無くてもよい。さらに、電圧検出部DET1と制御部CTRL1の機能を一体とした制御部であってもよい。
実施例1によれば、半導体集積回路に設けられた端子の絶対最大定格値を下回るように制御することが可能となる。さらに、特許文献1では電源立ち上がり時の電圧のシーケンスしか開示はないのに対して、本実施例では、電力変換回路の起動時と遮断時とで異なるシーケンスで電圧を制御することで端子の絶対最大定格値を下回ることを確実にすることができる。
次に、実施例2における電力変換回路について図5を用いて説明する。本実施例では、実施例1に記載の電力変換回路における負荷L1が、制御部CTRL1の機能を有している。
図5は、実施例2における電力変換回路を示したものである。図5に示す様に、本実施例の電力変換回路は、第1の直流電圧V1を出力する電圧源Vinと、第1の電圧V1を入力とする2つの電力変換器DCDC1、DCDC2と、2つの電力変換器DCDC1、DCDC2の各々に接続される負荷L11、L21と、電圧V1を検出する電圧検出部DET1と、2つの電力変換器DCDC1、DCDC2のいずれか一方のオン/オフを制御する制御部CTRL11とを備え、負荷L11は制御部CTRL11の機能の一部または全てを有する。
ここで、本実施例では実施例1と同様に、図5に示す負荷L11を信号受信側(例えばマイクロコンピュータ)、負荷L21を信号送信側(例えばアナログIC)とし、実施例1で述べた制御部CTRL1の動作により、電圧源Vinの投入時には、電圧V2を電圧V3よりも先に立ち上げ、電圧源Vinの遮断時には、電圧V2を電圧V3よりも後に立ち下げる。実施例2についても、電源投入時と電源遮断時の動作波形は、図2と図3に示すとおりである。
従って、図5に示す回路構成とすることで、電圧V2がV2rに到達し負荷L11(マイクロコンピュータ)が動作を開始した後、負荷L11からの出力信号を受けて、電力変換器DCDC2を起動させることが可能となり、電力変換器DCDC2から負荷L21(アナログIC)への電力供給は、負荷L11(マイクロコンピュータ)が起動した後にしか生じ得ない。つまり、負荷L11が立ち上がるのが負荷L21より先になる。よって、負荷L21から送信された出力が、負荷L11の端子の絶対最大定格値を超過する可能性が、実施例1よりも更に低くなる。
以上述べたように実施例2では、負荷L11が、制御部CTRL11の機能の一部または全てを有することを特徴とする。これにより、実施例2の電力変換回路は、実施例1の電力変換回路よりもより安全な動作となる。
本実施例においても、電圧V1を入力とする電力変換器は2つに限らない。これに関しては、実施例1と同様であり説明を省略する。
実施例2によれば、実施例1と比べて、負荷の端子の絶対最大定格値を超過する可能性を更に低くできる。
次に、実施例3における電力変換回路について図6を用いて説明する。本実施例は、実施例1、2に述べた電力変換回路の電圧検出部DET1の構成の一例について説明する。実施例1、2と重複する部分については説明を省略する。
図6に、本実施例における電圧検出部DET11を示す。本実施例の電圧検出部DET11は、電圧源Vinが出力するV1を入力し、電圧V1を抵抗R1、R2で分圧した電圧検出信号Vdetを制御部CTRL11へ出力する。
実施例3によれば、負荷L11(マイクロコンピュータ)の電源電圧である電圧V2と、電圧検出信号Vdetの間に、ダイオードD1を追加することにより、電圧検出信号Vdetが負荷L11の端子の絶対最大定格値を超過することを防ぐことが可能となる。
次に、実施例4について図7、図8を用いて説明する。本実施例は、実施例1~3と同様の構成であり、図1、図5などの回路と同じである。他の実施例と比べて制御部の動作が異なる。
先に述べたように、図2、図3に示す実施例1における制御部CTRL1は、電力変換回路の起動時には、電圧検出部DET1が出力する電圧検出信号Vdetが閾値(Vth1)よりも高くなった場合に、電力変換器DCDC2を動作させる制御信号を出力(VEN:L→H)する。そして、制御部CTRL1は、電力変換回路の遮断時には、電圧検出部DET1が出力する電圧検出信号Vdetが閾値(Vth1)を下回った場合に、電力変換器DCDC2の動作を停止する制御信号を出力(VEN:H→L)する。
しかしながら、電力変換回路の起動時に電圧V1~V3が0VからV1r~V3rに達するまでの時間、電力変換回路の遮断時に電圧V1~V3がV1r~V3rから0Vに達するまでの時間は、負荷L1、L2の動作状態や、周囲の温度、素子の特性ばらつきといった要因により変動する。これらの変動に対し、本実施例の目的であるマイクロコンピュータの端子の絶対最大定格値の超過を確実に防ぐためには、種々の条件を考慮した上で電力変換回路の起動時と遮断時の閾値を異なる値に設定し、動作状態に応じて可変させることが望ましい。
図7、図8では、本実施例における電圧V1~V3、V1の電圧検出信号Vdet、電力変換器DCDC2のオン/オフ制御信号VENの関係を示す。図7は電圧源Vinの投入時、図8は電圧源Vinの遮断時の波形をそれぞれ示している。
また、V1r~V3rは電圧V1~V3が定常状態において動作する際の電圧指令値であり、電圧V1~V3がそれぞれV1r~V3rになるまでの期間が電源投入時、電圧V1~V3がそれぞれV1r~V3rから0Vに達するまでの期間が電源遮断時を表している。
図7、図8に示す様に本実施例における制御部は、電力変換回路の起動時には、電圧検出部DET1若しくはDET11が出力する電圧検出信号Vdetが第1の閾値(Vth2)よりも高くなった場合に、電力変換器DCDC2を動作させる制御信号を出力(VEN:L→H)する。そして、制御部は、電力変換回路の遮断時には、電圧検出部DET1若しくはDET11が出力する電圧検出信号Vdetが第2の閾値(Vth3)を下回った場合に、電力変換器DCDC2の動作を停止する制御信号を出力(VEN:H→L)する。
実施例4によれば、負荷L1、L2の動作状態や、周囲の温度、素子の特性ばらつきといった要因に関わらず、電圧V2と電圧V3の上昇または下降のタイミングを、所望のシーケンスとすることができる。従って、マイクロコンピュータの端子の絶対最大定格値の超過を確実に防ぐことができる。
次に、実施例5について図9~図11を用いて説明する。
図9に、本実施例における電力変換回路の構成を示す。図9に示す様に、本実施例の電力変換回路は、第4の直流電圧V4を出力する電圧源Vinと、電圧V4を入力し、第1の電圧V1を出力する電力変換器DCDC3と、第1の電圧V1を入力とする2つの並列接続された電力変換器DCDC1、DCDC2と、2つの電力変換器DCDC1、DCDC2の各々に接続される負荷L1、L2と、電圧V4を検出する電圧検出部DET12と、DCDC2のオン/オフを制御する制御部CTRL12とを備える。
2つの電力変換器DCDC1、DCDC2は、入力した電圧V1から、それぞれ電圧V2、電圧V3を出力し、各々に接続される負荷L1、L2へと電力を出力する。
図1に示す実施例1に記載の電力変換回路では、電圧検出信号Vdetの範囲を、0V~V1までの範囲で分圧していたが、図9に示す本実施例に記載の電力変換回路では、実施例1に記載の電力変換回路において電力変換器DCDC3を追加することにより、電圧検出信号Vdetの範囲を、0V~V4までの範囲で分圧する。従って、図1に記載の電圧V1と図9に記載の電圧V1を同じ値とすると、本実施例に記載の電圧検出信号Vdetは、実施例1に記載のVdetに比べて上限値を高くすることが可能となる。
図10、図11では、本実施例における電圧V1~V4、電圧検出信号Vdet、電力変換器DCDC2のオン/オフ制御信号VENの関係を示す。図10は電圧源Vinの投入時、図11は電圧源Vinの遮断時の波形をそれぞれ示している。
また、V1r~V4rは電圧V1~V4が定常状態において動作する際の電圧指令値であり、電圧V1~V4がそれぞれV1r~V4rになるまでの期間が電源投入時、電圧V1~V4がそれぞれV1r~V4rから0Vに達するまでの期間が電源遮断時を表している。
図10、図11に示す様に、本実施例における制御部CTRL12は、電力変換回路の起動時には、電圧検出部DET12が出力する電圧検出信号Vdetが閾値(Vth4)よりも高くなった場合に、電力変換器DCDC2を動作させる制御信号を出力(VEN:L→H)する。そして、制御部CTRL12は、電力変換回路の遮断時には、電圧検出部DET12が出力する電圧検出信号Vdetが閾値(Vth4)を下回った場合に、電力変換器DCDC2の動作を停止する制御信号を出力(VEN:H→L)する。
実施例1における制御部CTRL1は、電圧V1を0V~V1rの範囲で分圧した電圧検出信号Vdetに合わせて閾値Vth1を規定する必要があった。これに対し本実施例では、電圧V4を0V~V4rの範囲で分圧した電圧検出信号Vdetに合わせて閾値Vth4を規定することが可能となる。即ち、閾値の上限値を実施例1~4に記載の電力変換回路に比べて高くすることが可能となり、図10、図11に示す様に、電圧V1がV1rに達した後に電圧V3を立ち上げることが可能となる。従って、本実施例の目的であるマイクロコンピュータの端子の絶対最大定格値の超過を防ぐためのマージンをより広げることが可能となる。
実施例5によれば、実施例1~4に示す電力変換回路に対し、電力変換器DCDC3を新たに追加する。これにより閾値の上限値を、実施例1~4に比べて高くし、より安全な動作が実現可能となる。
次に、図12、図13を用いて実施例6について説明する。
図12に、本実施例における電力変換回路の構成を示す。図12に示す様に、本実施例の電力変換回路は、図1に示す回路に対し、負荷L2に信号を出力する信号出力部S1と、信号出力部S1から出力された信号が、負荷L2の入力端子の絶対最大定格値を超過しない様に電圧値をクランプするクランプ回路CL1を備える。
図12に示す様に負荷L2は、信号出力部S1からの信号を受信し、受信した信号を負荷L2内で処理し、処理後の信号を負荷L1へ出力する。ここで、負荷L2の入力端子の絶対最大定格値が、負荷L2の電源電圧V3に依存している場合に、負荷L2の電源電圧V3が起動する前に、信号出力部S1から信号が出力されると、当該信号が負荷L2の入力端子の絶対最大定格値を超過する恐れがある。そこで、図12に示す様に、信号出力部S1からの出力信号が負荷L2の入力端子の絶対最大定格値を超過しない様にクランプ回路CL1を備えている。
図13に、クランプ回路CL1の一例を示す。図13に示す様に、例えば信号出力部S1からの出力信号とアノードを、電圧V3とカソードを接続する様にダイオードを挿入することで、信号出力部S1からの出力信号の最大値は、電圧V3とダイオードのオン電圧の合計値を超過することは無くなる。従って、電圧V3の起動前に信号出力部S1が負荷L2に信号を出力した場合においても、負荷L2の入力端子の絶対最大定格値を超過する可能性が、実施例1に比べて低減する。
尚、図12、図13は、図1に対して信号出力部S1とクランプ回路CL1を追加し、実施例1に対して、負荷L2の入力端子の絶対最大定格値を超過する可能性が低減する効果を述べたが、図4~6、図9に対し、図12、図13に示す箇所にクランプ回路CL1を適用することにより実施例1~5のすべてに対し同様の効果を得ることができる。
実施例6によれば、実施例1~5に示す電力変換回路に対し、信号出力部S1から負荷L2へ入力される信号が、負荷L2の絶対最大定格値を超過しない値にクランプするクランプ回路CL1を備える。これにより実施例1~5に示す電力変換回路に比べより安全な動作が実現可能となる。
次に、図14、図15を用いて実施例7について説明する。
図14に、本実施例における電力変換回路の構成を示す。図14に示す様に、本実施例の電力変換回路は、第1の直流電圧V1を出力する電圧源Vinと、第1の電圧V1を入力とする2つの電力変換器DCDC1、DCDC2と、2つの電力変換器DCDC1、DCDC2の各々に接続される負荷L12、L22と、電圧V1を検出する電圧検出部DET1と、2つの電力変換器DCDC2のいずれか一方のオン/オフを制御する制御部CTRL13と、負荷L22に信号を出力する信号出力部S11と、信号出力部S11から負荷L22への信号出力を許可する信号VS1を、信号出力部S11に出力する制御部CTRL2と、信号出力部S1からの出力信号が負荷L2の入力端子の絶対最大定格値を超過しない様にクランプするクランプ回路CL1を備え、負荷L12は、制御部CTRL13、制御部CTRL2、信号出力部S11の機能の一部または全てを有する。
図14に示す様に負荷L2は、信号出力部S11からの信号を受信し、受信した信号を負荷L22内で処理し、処理後の信号を負荷L12へ出力する。図14に示す構成は、図12に示す構成と異なり、負荷L12は、電力変換器DCDC2のオン/オフを制御する制御信号VENと、信号出力部S11から負荷L22へ入力される信号の双方をコントロールすることが可能となる。
従って、電力変換器DCDC2の起動時では、制御部CTRL13から電力変換器DCDC2に、電力変換器DCDC2の動作を開始する制御信号を出力した後、電圧V3が起動するまでの所定期間の間、信号出力部S11から負荷L22への信号出力を停止させる様に、制御部CTRL2から信号出力部S11に出力許可信号VS1を出力し、所定の時間の後に信号出力部S11から負荷L22への信号出力を開始することが可能となる。
また、電力変換器DCDC2の遮断時では、電圧V3の遮断を検知した後、信号出力部S11から負荷L22への信号出力を停止させる様に、制御部CTRL2から信号出力部S11に出力許可信号VS1を出力し、電圧V3が遮断を完了する前に信号出力部S11から負荷L22への信号出力を停止することが可能となる。
図15に、図14の変形例を示す。図15に示す回路では、図14に示す回路に対し、電圧V3の値を検出する電圧検出部DET2を備え、制御部CTRL2は電圧検出部DET2の信号を受信する。これにより、制御部CTRL2は、電圧検出部DET2の検出値に基づき、出力許可信号VS1を信号出力部S1に出力することが可能となる。
従って、電力変換器DCDC2の起動時では、電圧V3が所定の電圧値に到達するまでの間は、信号出力部S11から負荷L22への信号出力を停止させる様に、制御部CTRL2から信号出力部S11に出力許可信号VS1を出力し、電圧V3が所定の電圧値に到達した後、信号出力部S11から負荷L22への信号出力を開始させる様に、制御部CTRL2から信号出力部S11に出力許可信号VS1を出力することで、信号出力部S11から負荷L22への信号出力を開始することが可能となる。
また、電力変換器DCDC2の遮断時では、電圧V3の遮断を検知した後、信号出力部S11から負荷L22への信号出力を停止させる様に、制御部CTRL2から信号出力部S11に出力許可信号VS1を出力し、電圧V3が遮断を完了する前に信号出力部S11から負荷L22への信号出力を停止することが可能となる。
以上述べたように実施例7では、負荷L12が、制御部CTRL13、制御部CTRL2、信号出力部S11の機能の一部または全てを有する。これにより信号出力部S11から負荷L22に入力される信号が、負荷L22の入力端子の絶対最大定格値を超過する可能性が、実施例1~6に示す電力変換回路に比べ低くなり、より安全な動作が実現可能となる。
次に、図16を用いて実施例8について説明する。実施例1~7との共通点は説明を省略する。
図16は、図1~図15に述べた電力変換回路の適用例を示す。本実施例では、交流電源から電力を入力し、モータ等の交流負荷に電力を出力する電力変換装置(インバータ回路)に適用した場合の回路構成について説明する。
図16は、交流電源から電力を入力しダイオードD1~D6から成る整流回路と、スイッチング素子Q1~Q6から成るインバータ回路とで構成される電力変換装置において、直流電圧の高電圧側と低電圧側の端子間に、本実施例の電力変換回路1を接続して組み込んだ電力変換装置である。
整流回路の出力部の電圧は、交流系統の電圧に応じた直流電圧Vdcとなり、直流電圧Vdcから、例えばフライバックコンバータといった電力変換回路2を経て、図1などの電圧V1、または図9の電圧V4が、電力変換回路1へ入力される。実施例1~7における電力変換回路1は、アナログICが、モータの電流を検知し、モータの電流に基づいて信号を、アナログICから受けたマイクロコンピュータが、インバータ回路のスイッチング素子Q1~Q6のゲートを制御する。
以上述べたように本実施例では、交流電源からの交流電力を入力し、交流電力を出力するインバータ回路からなる電力変換装置に、実施例1~7に示す電力変換回路を適用した場合の回路構成について述べた。また電力変換回路1の適用先はこれに限らず、直流入力或いは直流出力の電力変換装置に関しても同様に適用可能である。
実施例8によれば、電力変換装置に適用した場合に、電力変換回路1のマイクロコンピュータの端子の絶対最大定格値の超過を防ぐことができる。
Vin 電圧源
DCDC1、DCDC2、DCDC3 電力変換器
L1、L2、L11、L12、L21、L22 負荷
DET1、DET11、DET12、DET2 電圧検出部
CTRL1、CTRL11、CTRL12、CTRL13、CTRL2 制御部
S1、S11 信号出力部
Vdet 電圧検出信号
VEN 制御信号
VS1 出力許可信号

Claims (11)

  1. 電源と、
    前記電源の電圧を入力し第1の電圧を出力する第1の電力変換器と、
    前記電源の電圧を入力し第2の電圧を出力する第2の電力変換器と、
    前記第1の電力変換器と接続した第1の負荷と、
    前記第2の電力変換器と接続した第2の負荷と、
    前記電源の電圧を検出する第1の電圧検出部と、
    前記第2の電圧を検出する第2の電圧検出部とを有し、
    前記第1の負荷は、第1の制御部と第2の制御部と、前記第2の負荷に信号を出力する信号出力部を有し、
    前記第1の負荷と前記第2の負荷は、それぞれ前記第1の電圧と前記第2の電圧を入力し、
    前記第2の負荷の出力を前記第1の負荷が入力し、
    前記第1の制御部は、
    前記第1の電圧検出部が検出した電圧に基づいて、前記第2の電圧を制御し、
    電力変換回路の起動時に、前記第1の電圧より前記第2の電圧を遅延させるように制御し、
    前記第2の制御部は、
    前記第2の電力変換器の起動時に、前記第2の電圧が所定の電圧に達するまでの間は、前記信号出力部からの信号出力を停止させ、前記第2の電圧が所定の電圧に達した後に前記信号出力部からの信号出力を開始させるように制御することを特徴とする電力変換回路。
  2. 請求項1に記載の電力変換回路において、
    前記第1の制御部は、
    電力変換回路の遮断時に、前記第1の電圧より前記第2の電圧を早く遮断させるように制御することを特徴とする電力変換回路。
  3. 請求項1に記載の電力変換回路において、
    前記第1の制御部は、
    電力変換回路の起動時に、
    前記第1の電圧が、第1の電圧指令値に到達した後に、前記第2の電圧が、第2の電圧指令値に到達するように制御することを特徴とする電力変換回路。
  4. 請求項に記載の電力変換回路において、
    前記第1の制御部は、
    電力変換回路の起動時に、
    前記第1の電圧検出部が出力する検出信号が、第1の閾値を超過した場合に、
    前記第2の電力変換器を動作させる信号を出力することを特徴とする電力変換回路。
  5. 請求項1に記載の電力変換回路において、
    前記第1の制御部は、
    前記電力変換回路の遮断時に、
    前記第1の電圧検出部が出力する検出信号が、第1の閾値を下回った場合に、
    前記第2の電力変換器の動作を停止する信号を出力することを特徴とする電力変換回路。
  6. 請求項に記載の電力変換回路において、
    前記第1の制御部は、
    電力変換回路の遮断時に、
    前記第1の電圧検出部が出力する検出信号が、第2の閾値を下回った場合に、
    前記第2の電力変換器の動作を停止する信号を出力し、
    前記第1の閾値と前記第2の閾値とは異なることを特徴とする電力変換回路。
  7. 請求項1に記載の電力変換回路において、
    前記信号出力部の出力が、前記第2の負荷の絶対最大定格値を超過しない様に動作するクランプ回路を有することを特徴とする電力変換回路。
  8. 請求項に記載の電力変換回路において、
    前記クランプ回路はダイオードを含むことを特徴とする電力変換回路。
  9. 請求項に記載の電力変換回路において、
    前記第1の電圧検出部及び前記第2の電圧検出部は、
    抵抗若しくはダイオードを有することを特徴とする電力変換回路。
  10. 請求項1に記載の電力変換回路において、
    前記第1の負荷はマイクロコンピュータを含み、
    前記第2の負荷はアナログICを含むことを特徴とする電力変換回路。
  11. 交流電圧源と、前記交流電圧源からの交流電圧を整流する整流回路と、前記整流回路で整流された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路とを有し、
    前記直流電圧の高電圧側と低電圧側の端子間に、請求項1に記載の電力変換回路を接続したことを特徴とする電力変換装置。
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