JP7213620B2 - エポキシ樹脂組成物、プリプレグ、炭素繊維強化複合材料及びこれらの製造方法 - Google Patents
エポキシ樹脂組成物、プリプレグ、炭素繊維強化複合材料及びこれらの製造方法 Download PDFInfo
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Description
例えば、不飽和ポリエステル樹脂やビニルエステル樹脂は硬化収縮が大きいことである。硬化収縮は成形品のそり、ひけ、クラックなどの発生の原因となる。硬化収縮を低減するために低収縮剤を添加するケースなどがあるが、低収縮剤の添加により耐熱性低下や強度低下等が起こる。
また、樹脂の粘度制御が難しい課題もある。一般に、不飽和ポリエステル樹脂やビニルエステル樹脂を用いたプリプレグの製造方法では、強化繊維へ含浸した樹脂組成物の粘度を酸化マグネシウムやイソシアネート等の増粘剤を用いて目標とする粘度に上げることでタックを抑制しているが、水分や温度、増粘剤の添加量の影響で増粘後の粘度が大きくばらつき、安定したタックの制御が難しくなることがある。
更に、不飽和ポリエステル樹脂やビニルエステル樹脂には反応性希釈剤としてスチレンを含むことが一般的であり、未硬化の樹脂組成物を扱う成形作業場では、揮発したスチレンにより作業環境が悪化する課題があり、エポキシ樹脂をベース樹脂としたFRPの中間材料の開発が望まれている。
エポキシ樹脂、ビス-(4-アミノシクロヘキシル)メタン,1,3-ビス-(アミノメチル)-シクロヘキサン,イソホロンジアミン等のアミノ化合物、ジシアンアミド、及びイミダゾール化合物を含有するエポキシ樹脂組成物(特許文献1)。
特定の脂肪族エポキシ化合物からなる反応性希釈剤と、特定構造の脂環式ジアミンを用い、Bステージ化のポットライフが長いエポキシ樹脂組成物、成形材料および繊維強化複合材料(特許文献2)。
[A]成分:エポキシ樹脂、
[B]成分:エポキシ樹脂硬化剤、
[C]成分:[A]成分と40℃以下の温度で硬化反応する第1の化合物、
[D]成分:[A]成分を45℃以上の温度で増粘させる第2の化合物、
を含むエポキシ樹脂組成物であって、
前記エポキシ樹脂組成物の調製直後の40℃における粘度を(a)、調製後40℃で48時間経過後の40℃における粘度を(b)としたとき、
(a)=0.05~5Pa・s
(b)=200~200,000Pa・s
であることを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
前記強化繊維基材内に含浸している〔1〕乃至〔9〕のいずれかに記載のエポキシ樹脂組成物と、
からなるプリプレグであって、
[A]成分の一部と、[C]成分の一部又は全部と、が反応して成るプリプレグ。
このエポキシ樹脂組成物は[D]成分を含んでいる。[D]成分は、所定温度でエポキシ樹脂組成物の粘度を上昇させる。そのため、プリプレグに含まれるエポキシ樹脂組成物は、成形時における加熱により、[D]成分の作用によって樹脂粘度が上昇し、且つ、温度変化に対する粘度変化が小さい温度帯を有している。この粘度変化が小さい温度帯で成形を行うことにより、成形時の温度条件や圧力条件を精密に制御しなくても、FRPの品質を安定させることができる。
さらに、本発明のエポキシ樹脂組成物を用いて作製されたプリプレグは、[D]成分による増粘が開始する前においても、[A]成分と[C]成分とが反応して粘度上昇している。そのため、温度変化に対する粘度変化が小さい温度帯を広くすることができる。
[A]成分:エポキシ樹脂、
[B]成分:エポキシ樹脂硬化剤
[C]成分:[A]成分と40℃以下の温度で硬化反応する第1の化合物、
[D]成分:[A]成分を45℃以上の温度で増粘させる第2の化合物、
を含んで成る。
このエポキシ樹脂組成物の調製直後の40℃における粘度を(a)、調製後40℃で48時間経過後の40℃における粘度を(b)としたとき、以下の関係
(a)=0.05~5Pa・s
(b)=200~200,000Pa・s
具備する。また、本発明においては、(b)/(a)=200~200,000の関係を満たすことが好ましい。
なお、特に断りのない限り、本明細書における粘度は、2℃/分の速度で温度を上げた粘度をいう。
(b)/(a)=200~100,000
を具備することが好ましい。(b)/(a)の下限値は220以上であることがより好ましく、250以上であることがさらに好ましい。(b)/(a)の上限値は80,000以下であることがより好ましく、70,000以下であることがさらに好ましい。
[A]成分としては、エポキシ樹脂が用いられ、25℃で液状のエポキシ樹脂であることがより好ましい。エポキシ樹脂としては、ビスフェノール型エポキシ樹脂、アルコール型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ヒドロフタル酸型エポキシ樹脂、ダイマー酸型エポキシ樹脂、脂環型エポキシ樹脂などの2官能エポキシ樹脂;テトラキス(グリシジルオキシフェニル)エタン、トリス(グリシジルオキシフェニル)メタンのようなグリシジルエーテル型エポキシ樹脂;テトラグリシジルジアミノジフェニルメタンのようなグリシジルアミン型エポキシ樹脂;ナフタレン型エポキシ樹脂;ノボラック型エポキシ樹脂であるフェノールノボラック型エポキシ樹脂;クレゾールノボラック型エポキシ樹脂などが挙げられる。
また、樹脂の耐熱性を低下させない観点から、主に反応性希釈剤として作用する脂肪族エポキシ樹脂は使用しないことが好ましい。脂肪族エポキシ樹脂は、25℃における粘度が低く、強化繊維基材への含浸を促進するために使用されるが、樹脂硬化物の耐熱性を低下させる課題がある。従って、[A]成分としては、脂肪族エポキシ樹脂を含まないエポキシ樹脂が好ましい。
[B]成分は、エポキシ樹脂硬化剤である。エポキシ樹脂硬化剤としては、一般にエポキシ樹脂を硬化させうるものであればどのような構造のものでもよい。例えば、アミン、酸無水物(カルボン酸無水物)、フェノール(ノボラック樹脂等)、メルカプタン、ルイス酸アミン錯体、オニウム塩、イミダゾールなどが挙げられる。
これらの中でも、本発明で使用されるエポキシ樹脂硬化剤としては、ジシアンジアミド、尿素化合物、及びイミダゾール化合物から選択される1種以上の化合物が好ましく用いられる。硬化性や硬化後の物性が優れる点から、アミド系の硬化剤であるジシアンジアミド(DICY)やイミダゾール化合物が好ましい。
尿素化合物としては、例えば、フェニルジメチルウレア(PDMU)、トルエンビスジメチルウレア(TBDMU)等が挙げられる。
[C]成分としては、[A]成分と40℃以下の温度で硬化反応をさせる化合物であれば特に制限なく用いられる。本発明において、[C]成分としては、アミン及び/又は酸無水物であることが好ましく、また、25℃で液状の化合物であることが好ましい。アミンとしては、例えば、脂肪族アミン、脂環式アミン、芳香族アミン系硬化剤の各種異性体が挙げられる。
脂環式アミンとしては、例えば1,3-ジアミノシクロヘキサン、イソホロンジアミン、メンセンジアミン、4,4’-メチレンジシクロヘキサンジアミン(水添メチレンジアニリン)、ビス(4-アミノ-3-メチルジシクロヘキシル)メタン等が挙げられる。
芳香族アミンとしては、例えば、ジアミノジフェニルメタン、m-フェニレンジアミン、ジアミノジフェニルスルホン、ジエチルトルエンジアミン、トリメチレンビス(4-アミノベンゾエート)、ポリテトラメチレンオキシド-ジ-p-アミノベンゾエート等が挙げられる。
複素環式アミンとしては、例えばピペラジン、1-アミノエチルピペラジン、1,4-ジアミノエチルピペラジン、3-アミノピロリジン、2-(2-アミノエチル)ピロリジン、4,4’-ビピペラジン、4,4’-エチレンジピペリジン、4,4’-トリメチレンジピペリジン、4-(アミノメチル)ピペリジン、3-(4-アミノブチル)ピペリジン等が挙げられる。
酸無水物系硬化剤としては、例えば、無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、無水マレイン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、無水メチルナジック酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸等が挙げられる。
25℃での可使時間が30分未満の場合、硬化反応が早過ぎ、樹脂の粘度が上昇し、強化繊維基材内への樹脂含浸が不十分となる場合がある。25℃での可使時間が360分を超える場合、プリプレグ中でエポキシ樹脂組成物が十分に増粘しないため、プレス成形時において後述の[D]成分が膨潤を開始する前に粘度が大幅に低下して樹脂フローを生じたり、[D]成分がプリプレグ中で偏在したりする場合がある。
[D]成分としては、[A]成分を45℃以上の温度で増粘させる化合物が用いられる。このような化合物としては、増粘粒子が好ましく用いられる。本発明において増粘粒子とは、[A]成分との硬化反応を伴わずに増粘させる粒子であり、かつ、[A]成分と増粘粒子との混合物を45℃以上の温度帯に加熱することで、その粒子が膨潤し混合物を増粘させる粒子を意味する。即ち、エポキシ樹脂の硬化剤や後述する熱可塑性樹脂は本発明の増粘粒子ではない。増粘粒子は、[A]成分100質量部に対して3~20質量部の配合量で混合物を増粘させる粒子であることが好ましい。増粘粒子としては、単独又は複数の不飽和化合物と架橋性モノマーとを共重合して得られる粒子が例示される。特に限定されないが、アクリル酸エステル系化合物、メタクリル酸エステル系化合物、ビニル化合物の少なくとも1種を単量体単位とする樹脂を含むことが望ましい。
(i)アクリル酸エステル系化合物又はメタクリル酸エステル系化合物、ジエン系化合物の少なくとも1種からなる重合体と、
(ii)アクリル酸エステル系化合物又はメタクリル酸エステル系化合物とラジカル重合性不飽和カルボン酸とからなる重合体と、に、
(iii)金属イオンを添加することでイオン架橋させた複合樹脂であってもよい。
具体的にはエポキシ樹脂組成物を2℃/分で昇温する場合において、[D]成分が80~110℃で膨潤を開始することが好ましく85~105℃で膨潤を開始することがより好ましい。
本発明のエポキシ樹脂組成物には、上記の[A]~[D]成分の他に熱可塑性樹脂を含有していてもよい。熱可塑性樹脂としては、ポリスルホン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンエーテル、ポリアミド、ポリアクリレート、ポリアラミド、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリフェニレンスルフィド、ポリベンズイミダゾール、ポリイミド、ポリエーテルスルホンポリケトン、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリビニルホルマールのようなエンジニアリングプラスチックに属する熱可塑性樹脂の一群がより好ましく用いられる。耐熱性や靭性、取り扱い性に優れることから、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン及びポリビニルホルマールなどが特に好ましく使用される。
本発明のエポキシ樹脂組成物には、難燃剤や無機系充填剤、内部離型剤が配合されてもよい。
有機ホスフィン酸金属塩としては、例えばトリスジエチルホスフィン酸アルミニウム、トリスメチルエチルホスフィン酸アルミニウム、トリスジフェニルホスフィン酸アルミニウム、ビスジエチルホスフィン酸亜鉛、ビスメチルエチルホスフィン酸亜鉛、ビスジフェニルホスフィン酸亜鉛、ビスジエチルホスフィン酸チタニル、ビスメチルエチルホスフィン酸チタニル、ビスジフェニルホスフィン酸チタニルなどが挙げられる。これらの中でも、高い難燃性や耐湿性を有するエポキシ樹脂組成物が得られる点で、トリスジエチルホスフィン酸アルミニウム、トリスメチルエチルホスフィン酸アルミニウムが好ましい。
これらは、1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
有機ホスフィン酸金属塩やその複合体の市販品としては、例えばExolit OP930、OP935、OP1230(以上、クラリアントジャパン株式会社製)などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
有機ホスフィン酸金属塩の平均粒子径は50μm以下が好ましく、20μm以下がより好ましく、10μm以下がさらに好ましい。平均粒子径が50μm以下であれば、十分な難燃性がより発現しやすくなる。
エポキシ樹脂組成物は、[A]~[D]成分を混合することにより製造できる。エポキシ樹脂組成物の製造方法は、特に限定されるものではなく、従来公知のいずれの方法を用いてもよい。例えば、各成分を同時に混合して調製してもよく、あらかじめ[A]成分に、[B]成分、[D]成分を各々適宜分散させたマスターバッチを調製し、これを用いて調製してもよい。強化繊維基材層内への含浸性の観点から、[A]成分、[B]成分、[D]成分を予め分散させたマスターバッチを調製し、強化繊維基材への含浸前に、25℃で[C]成分を混合することが好ましい。マスターバッチ樹脂と[C]成分を混合後、180分以内に強化繊維基材への含浸することが好ましく、120分以内がより好ましい。
本発明のプリプレグは、強化繊維基材とエポキシ樹脂組成物とから成る。エポキシ樹脂組成物は強化繊維基材層内に一部又は全部が含浸して、強化繊維基材と一体化している。
トウプリプレグとは、数千~数万本の強化繊維のフィラメントが一方向に配列した強化繊維束に、マトリックス樹脂組成物を含浸させた後、これを紙管等のボビンに巻き取ることにより得られる細幅の中間基材である。なお、本発明において、このようにボビンに巻き取られたもの、或いは巻き取られた後に解舒されたものを「トウプリプレグ」と称す。
強化繊維基材としては、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、炭化ケイ素繊維、ポリエステル繊維、セラミック繊維、アルミナ繊維、ボロン繊維、金属繊維、鉱物繊維、岩石繊維及びスラッグ繊維から成る基材が例示される。これらの強化繊維の中でも、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維が好ましい。比強度、比弾性率が良好で、軽量かつ高強度のFRPが得られる点で、炭素繊維がより好ましい。引張強度に優れる点でポリアクリロニトリル(PAN)系炭素繊維が特に好ましい。
単位面積あたりの強化繊維量が300~1500g/m2であるものが好ましい。プリプレグの強化繊維量が、300g/m2未満では、繊維強化複合材料用に成形する際、所定の厚みを得るために積層枚数を多くする必要があり、作業が繁雑となることがある。1500g/m2を超えるとプリプレグのドレープ性が低下する傾向にある。
本発明のプリプレグの製造方法は、ホットメルト法により強化繊維基材内にエポキシ樹脂組成物を含浸させた後、所定の加熱処理を行うことにより作製することができる。
本発明のトウプリプレグは、上記エポキシ樹脂組成物を調製し、これを強化繊維束に含浸させ、さらに紙管などのボビンに巻き取ることにより製造することができる。エポキシ樹脂組成物を含浸させる強化繊維束は、樹脂組成物との接触面積が広くなるため、拡幅され扁平形状であることが好ましい。
強化繊維束を拡幅する方法としては、円筒バーに擦過させる方法;振動を加える方法;押しつぶす方法などが挙げられる。
本発明のSMCは、上述したエポキシ樹脂組成物を均一に塗布したフィルムを一対製造し、片方のフィルムの樹脂組成物塗布面に強化繊維束を無秩序に撒き、もう一方のフィルムの樹脂組成物塗布面と貼り合わせ、シート状にしたものを圧着含浸し、その後、当該エポキシ樹脂組成物に含まれる[A]成分と[C]成分の硬化反応で室温又は加温下で増粘することにより製造することができる。
エポキシ樹脂組成物フィルムをホットメルト法で強化繊維基材層内に含浸させる際の含浸圧力は、その樹脂組成物の粘度・樹脂フローなどを勘案し、適宜決定する。
本発明のプリプレグを特定の条件で加熱加圧して硬化させることにより、FRPを得ることができる。本発明のプリプレグを用いて、FRPを製造する方法としては、オートクレーブ成形、プレス成形、内圧成形及び真空アシスト圧空加圧成形等が挙げられる。
“テナックス(登録商標)”STS40-24K:(引張強度4.2GPa、引張弾性率240GPa、東邦テナックス(株)製)
“jER(登録商標)”807:(液状ビスフェニールA型エポキシ樹脂、三菱化学(株)製)
“jER(登録商標)”828:(液状ビスフェニールA型エポキシ樹脂、三菱化学(株)製)
“jER(登録商標)”630:(p-アミノフェノール型エポキシ樹脂、三菱化学(株)製)
“YH-404:(テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン型エポキシ樹脂、新日鉄住金化学(株)製)
Dicy7:(ジシアンジアミド、三菱化学(株)製)
“オミキュア(登録商標)”24:(2,4’-トルエンビス(3,3-ジメチルウレア)、ピイ・ティ・アイ・ジャパン(株)製)
DCMU-99:(3,4-ジクロロフェニル-1,1-ジメチルウレア、保土谷化学工業(株)製)
2P4MHZ-PW:(2-フェニル-4-メチル-5-ヒドロキシメチルイミダゾール、四国化成工業(株)製)
“IPDA:(イソフォロンジアミン、ピイ・ティ・アイ・ジャパン(株)製)
“PACM:(ビスパラアミノシクロヘキシルメタン、ピイ・ティ・アイ・ジャパン(株)製)
“エタキュア100 :(ジエチルトルエンジアミン、ピイ・ティ・アイ・ジャパン(株)製)
“1.3 BAC:(1,3―ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、ピイ・ティ・アイ・ジャパン(株)製)
“MHAC-P”:(メチル-3,6 エンドメチレン-1,2,3,6-テトラヒドロ無水フタル酸、日立化成(株)製)
4,4’-DDS:4,4’-ジアミノジフェニルスルホン(和歌山精化社製の芳香族アミン系硬化剤)
“ゼフィアック(登録商標)”F320:(メタクリル酸アルキル重合体)、平均重合度30,000、アイカ工業(株)製)
“ゼフィアック(登録商標)”F325:(メタクリル酸アルキル重合体)、平均重合度4,000、アイカ工業(株)製)
“ウルトラゾーン(登録商標)”E2020P:(ポリエーテルスルホン、BASF製、質量平均分子量32,000、レーザー回折法による平均粒子径が10μmとなるように粉砕して用いた。)
“EXOLIT(登録商標)OP930”:(ジアルキルホスフィン酸アルミニウム塩、クラリアント(株)製)
(1) エポキシ樹脂組成物の調合
エポキシ樹脂組[A]、[B]成分、[D]成分等を表1に記載する割合で計量し、三本ロールで混練した。この混合樹脂に、[C]成分を表1に記載する割合で混合し、エポキシ樹脂混合物を得た。
エポキシ樹脂組成物3gをサンプルとして準備し、40℃で48時間経過した樹脂の硬化を追跡するためにキュラストメータIIF-120(JSRトレーディング(株)製)を用いて、150℃の温度でゲル化時間を測定した。
(3-1)トウプレグの作製
強化繊維束として、フィラメント数24,000本の炭素繊維「STS40-24K」を用いてトウプリプレグを作製した。
具体的な作成方法を以下に示す。クリールから強化繊維束を送り出し、開繊バーを通し、幅10から15mmに拡幅させた。拡幅された強化繊維束を、40℃程度に加温されたエポキシ樹脂組成物が塗布されたタッチロールに接触させ、強化繊維束にエポキシ樹脂組成物を付着させた。エポキシ樹脂組成物が付着した強化繊維束を、80℃程度に加温された含浸ロールを通過させることにより、エポキシ樹脂組成物を強化繊維束内部まで含浸させた後、ワインダーにて紙管に巻き取った。その後、40℃で48時間加熱処理してトウプリプレグを作製した。
なお、ドクターブレードとタッチロール間のクリアランスを調整することによって、強化繊維束に対する樹脂の付着量を調整し、トウプレグの炭素繊維含有率は65質量%であった。トウプレグの幅は、約8.5mmであった。
SMCは次のように作製した。ポリエチレンフィルムの片面上に、目付量が600g/m2となるように上記で得られたエポキシ樹脂組成物を均一に塗布して第一の樹脂シートを作成した。次いで、前記第一の樹脂シートの面上に、炭素繊維「STS40-24K」を長さ約25mmに切断して、繊維の目付量が1200g/m2となるように二次元ランダムに堆積させて強化繊維束のシート状物を作成した。更に、第二の支持体となるポリエチレンフィルムの片面上に、第一の樹脂シートと同じ目付量の樹脂を塗布して第二の樹脂シートを作成し、前記強化繊維シートの繊維に向けて第二の樹脂シートを貼付した。これを温度80℃、圧力0.5MPaの条件で加熱加圧し、SMC前駆体を得た。その後、このSMC前駆体を40℃で48時間加熱処理してSMCを作製した。このSMCの炭素繊維含有率は50質量%であった。
多軸織物プリプレグは、次のように作製した。リバースロールコーターを用いて、離型紙上に、上記で得られたエポキシ樹脂組成物を塗布して150g/m2目付の樹脂フィルムを作製した。次に、炭素繊維「STS40-24K」からなる炭素繊維多軸織物(0/90の角度で2枚積層しステッチしたもの、織物基材の総目付500g/m2)を使用し、この炭素繊維多軸織物の両面に上記樹脂フィルムを積重し、温度80℃、圧力0.2MPaの条件で加熱加圧した。その後、多軸織物プリプレグを40℃で48時間加熱処理して多軸織物プリプレグを作製した。この多軸織物プリプレグの炭素繊維含有率は63質量%であった。
エポキシ樹脂組成物の調整直後の粘度は、調整後1時間以内のエポキシ樹脂組成物を、レオメトリクス社製レオメーターARES-RDAを用いて測定した。
また、エポキシ樹脂組成物の調整した後、40℃で48時間放置した後のエポキシ樹脂組成物を、レオメトリクス社製レオメーターARES-RDAを用いて測定した。
粘度評価が、直径25mmのパラレルプレート間の樹脂の厚さを0.5mmとした。角速度10ラジアン/秒の条件で昇温速度2℃/分で150℃まで粘度測定を行った。
上記で得られた多軸織物プリプレグを150mm×150mmの寸法にカットし、[0°/90°]/[90°/0°]の2層に積層したプリフォームを得た。プレスの上型及び下型を予め150℃に加熱し、下型上に前記プリフォームを配置し、すぐに上型を降ろしてプレスを閉め、0.1MPaで30秒間保持し、その後、2MPaの圧力をかけて、5分間加熱加圧して硬化させ、硬化後にプレスから取り出して成形品を得た。成形品の端部に流れ出た樹脂のバリを除去し、成形前後の質量を測定し、プリプレグの樹脂フロー量(%)を算出した。
W1;成形前のプリフォームの質量(g)
W2;成形後の成形品(樹脂のバリ除去後)の質量(g)
プリプレグの樹脂フロー量(%)=(W1-W2)/W1×100
樹脂フローの判定
○:良好:樹脂フロー量が 5.0%未満
×:不良:樹脂フロー量が 5.0%以上
上記で得られた多軸織物プリプレグの樹脂フロー測定後のCFRP硬化物を超音波探傷装置(SDS-3600:日本クラウトクレイマー社製)を用い、二重透過法で、周波数5Hz、増幅度 19dBで測定を行った。測定した面積に対し、しきい値50%以下の割合を算出し、CFRP成形物の内部欠陥を評価した。
内部欠陥の判定
○:非常に良好:しきい値50%以下の割合が 1.0%未満
△:良好 :しきい値50%以下の割合が 1.0%以上3.0%未満
×:不良 :しきい値50%以下の割合が 3.0%以上
上記で得られた多軸織物プリプレグの樹脂フロー測定後のCFRP硬化物を ASTM D7028法に准じて、炭素繊維強化複合材料のガラス転移温度を測定した。上記成形板を長さ(繊維方向)55mm×幅6mmの試験片に加工し、ユービーエム社製Rheogel-E4000を用い、測定周波数1Hz、昇温速度5℃/分、条件で、30℃からゴム弾性領域まで貯蔵弾性率E’を測定した。logE’を温度に対してプロットし、logE’の平坦領域の近似直線と、E’が転移する領域の近似直線との交点から求められる温度をガラス転移温度(Tg)として記録した。
上記多軸織物プリプレグを[0°/90°]/[90°/0°]で積層した。この積層物をバッグ内に入れ、オートクレーブ内で2℃/分で昇温し、150℃にて10分間加熱し、硬化させて成形板(炭素繊維強化複合材料)を作製した。
得られた1.0mm厚の炭素繊維複合材料に関して、試験片(長さ127mm×幅12.7mm)に加工し、スガ試験機製燃焼試験機を用いてUL-94V規格に従って燃焼試験を実施した。各試験片の燃焼時間のうち最長の燃焼時間(max)[秒]、総燃焼時間[秒]及び判定結果[V-0、V-1、V-2及びfail]を記録した。結果は表1に示した。
上記多軸織物プリプレグを[0°/90°]/[0°/90°]/[90°/0°]/[90°/0°]で積層した。この積層物をバッグ内に入れ、オートクレーブ内で2℃/分で昇温し、150℃にて10分間加熱し、硬化させて成形板(炭素繊維強化複合材料)を作製した。
得られた2mm厚の炭素繊維複合材料に関して、試験片(長さ100mm×幅15mm)に加工し、ASTM D790法に准じて、温度23℃、湿度50%RHの環境下、3点曲げ治具で曲げ試験を行い、曲げ強度、曲げ弾性率および曲げ伸度を算出した。結果は表1に示した。
尚、曲げ試験のサポート間距離は、厚み×32倍の64mmとした。
強化繊維基材の形態を短繊維のマットとした以外は、表2の樹脂組成でSMCを得た。
上記で得られたSMCを2ply積層し、成形用金型にチャージ率(金型面積に対するSMCの面積の割合)65%でチャージして、金型温度150℃、圧力5MPaの条件で5分間加熱圧縮し、エポキシ樹脂組成物を硬化させ、厚さ約2mm、300mm角の平板状の繊維強化複合材料を得た。
上記で得られた2mm厚の炭素繊維複合材料に関して、試験片(長さ100mm×幅25mm)に加工し、ASTM D790法に准じて、温度23℃、湿度50%RHの環境下、3点曲げ治具で曲げ試験を行い、曲げ強度、曲げ弾性率および曲げ伸度を算出した。結果は表2に示した。
尚、曲げ試験のサポート間距離は、厚み×16倍の32mmとした。
強化繊維基材の形態を強化繊維束のトウとした以外は、表3の樹脂組成でトウプレグを得た。
上記で得られたトウプレグを8.5mm間隔で平板上に配置し、0°/90°/0°/90°/0°の5層に積層した、150mm×150mmのプリフォームを得た。
得られたプリフォームを上記(6)の樹脂フロー評価、(7)のCFRP内部欠陥を実施し、結果は表3に示した。
Claims (12)
- 少なくとも以下の[A]成分~[D]成分
[A]成分:25℃で液状であるエポキシ樹脂、
[B]成分:エポキシ樹脂硬化剤、
[C]成分:25℃で液状であって、[A]成分と40℃以下の温度で硬化反応する第1の化合物、
[D]成分:[A]成分を45℃以上の温度で増粘させる第2の化合物
を含み、[D]成分により増粘させられていない状態のエポキシ樹脂組成物であって、
前記エポキシ樹脂組成物の調製後1時間以内に昇温速度2℃/分の条件で測定した40℃における粘度を(a)、調製後40℃で48時間経過後の40℃における粘度を(b)としたとき、
(a)=0.05~5Pa・s
(b)=200~200,000Pa・s
(b)/(a)=200~100,000
であり、
[C]成分が、アミン及び/又は酸無水物であり、[C]成分の含有量は、[A]成分のエポキシ基の総量あたり、活性水素及び/又は酸無水物当量が0.1~0.4当量となる量であり、
[D]成分が、メタクリル酸エステル系化合物、アクリル酸エステル系化合物及びビニル系化合物から成る群から選択される1種又は2種以上の重合単位を有する重合体であり、[D]成分の含有量は、[A]成分100質量部に対して3~20質量部であることを特徴とするエポキシ樹脂組成物。 - [B]成分が、ジシアンジアミド、尿素化合物、及びイミダゾール化合物から選択される1種以上の化合物である請求項1に記載のエポキシ樹脂組成物。
- [A]成分と[B]成分との反応開始温度が100~150℃である請求項1又は2に記載のエポキシ樹脂組成物。
- [A]成分と[C]成分との25℃での可使時間が30~360分である請求項1乃至3の何れか1項に記載のエポキシ樹脂組成物。
- [A]成分と[D]成分とを2℃/分で昇温する場合において、[D]成分が80~110℃で膨潤を開始する請求項1乃至4の何れか1項に記載のエポキシ樹脂組成物。
- [C]成分が、25℃における粘度が10~500mPa・sである脂環式ジアミン及び/又は芳香族ジアミンである請求項1乃至5の何れか1項に記載のエポキシ樹脂組成物。
- 強化繊維基材と、
前記強化繊維基材内に含浸している請求項1乃至6の何れか1項に記載のエポキシ樹脂組成物と、
からなるプリプレグであって、
[A]成分の一部と、[C]成分の一部又は全部と、が反応して成るプリプレグ。 - 前記強化繊維基材が炭素繊維ストランドであり、トウプリプレグの形態を有する請求項7に記載のプリプレグ。
- 前記強化繊維基材が繊維長5~100mmの短繊維で形成されたマットであり、シートモールディングコンパウンドの形態を有する請求項7に記載のプリプレグ。
- 前記強化繊維基材が炭素繊維の織物又は多積層織物であり、織物プリプレグの形態を有する請求項7に記載のプリプレグ。
- 請求項1乃至6の何れか1項に記載のエポキシ樹脂組成物を強化繊維基材内に含浸させた後、50℃以下の温度で8時間以上加熱処理することを特徴とするプリプレグの製造方法。
- 請求項7乃至10の何れか1項に記載のプリプレグを、金型内で温度130~170℃、圧力0.2~10MPaで1~20分間加熱加圧する繊維強化複合材料の製造方法。
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