JP7207729B2 - 開き扉の施解錠機構 - Google Patents
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Description
また、施解錠状態監視装置は、常時、監視電流を供給し、その通電状態を検知して施解錠状態を検出する装置である。その回路構成により、スイッチ部の作動時(オン)における通電状態を検知することにより施錠状態であることを検出すること、又は、スイッチ部の不作動時(オフ)における通電状態を検知することにより解錠状態であることを検出することが可能である。
また、スイッチ部押圧部材の取り付け位置に定めはなく、スライド手段に設けること、スイッチ装置に付設又は近接して設けること等、その作用を奏させるために適切な位置に設けることが可能である。
さらに、スイッチ部押圧部材は、スイッチ装置のスイッチ部の側の端部に、重心が位置していることが、安定性を保つために好ましい。また、スイッチ部押圧部材は、直接的又は他の部材を介して、間接的にスイッチ部を押圧するものであってもよい(下記第2の施解錠機構も同様)。
また、ロック状態監視装置は、常時、監視電流を供給し、その通電状態を検知して、ロック状態及びロック解除状態を検出する装置である。その回路構成により、スイッチ部の作動時(オン)における通電状態を検知することによりロック状態であることを検出すること、又は、スイッチ部の不作動時(オフ)における通電状態を検知することによりロック解除状態であることを検出することが可能である。
まず、各実施形態の本施解錠機構M1、M2に共通して適用する壁体Wについて説明する。
壁体Wは、隣接する各パネルW1,W2,W3との間に段差がなくフラットな状態(面一)となるように、厚さが一定規格であるスチール製の複数のパネルW1、W2,W3を立設することにより形成されている。
本施解錠機構M1は、開閉ガイド装置G、施解錠状態監視装置Uのスイッチ装置J(以下、本実施形態では「スイッチ装置」という。)及び錠装置Aとから構成されている。
図3及び図4に示すように、第1実施形態の開閉ガイド装置Gは、スライド手段SとプッシュラッチP(ロック手段)とを主要部としている。スライド手段SとプッシュラッチPは、開閉ガイド装置Gの構成要素の一部である幅狭のコ字形状(上面視)に形成されている取付フレーム20に設けられている。
スライド手段Sは、スライダ30と、下記錠装置Aにおける施錠レバー90(レバー部材)のフック93(係止体)の切欠係止部93cを係止するための係止軸44(被係止部材)を備える受具40と、制動手段50とを備えており、スイッチ装置Jが設けられている。
上記取付基板34のプッシュラッチP側の面には、軸部の先端に球形状の係合突起36が突設されている取付プレート37がネジ39により取り付けられている。
プッシュラッチPは、公知の装置を用いることができる(図3)。
上記プッシュラッチPは、取付側板62を有する略直方体の筐体61として形成されており、取付フレーム20の端板23側の端部において、小支持板21の端板23側の端部と取付側板62とが当接するように、下記係合凹部63をストッパ軸24の方向に突出する向きに、ネジ69により取り付けられている。
図7に示すように、錠装置Aは、施解除機構を備えるシリンダ錠80と、当該シリンダ錠80の鍵穴81aに挿入して回動操作する鍵と、開き扉Dの開閉を行うための施錠レバー90とを備えている。
また、上記フック93の廻り留止め部93bの略中央部には、枢軸98を挿通するための挿通孔93dが設けられている。
なお、自動施錠されたシリンダ錠80は、鍵により解錠することができるようになっている。
続いて、全開した状態における開き扉Dを施錠する場合における本施解錠機構M1の動作について説明する(図8)。
本施解錠機構M1によれば、オンオフを切り替えるスイッチ部72aを有し、施解錠状態監視装置Uと接続されているスイッチ装置Jを備え、当該スイッチ部72aは、スイッチ部押圧体74により、フック93の動作と連動して、当該フック93の受具40の係止軸44への係合時において押圧されるとともに、上記フック93の係止軸44からの離脱時において押圧が解除されるように構成されている。そのため、錠装置Aのシリンダ錠80の施解錠時(フック93が受具40の係止軸44への係合時又は係合の解除時)において、スイッチ部72aのオンオフ状態により変化する、施解錠状態監視装置Uの通電状態を検知することにより、開き扉Dにおける錠装置Aの施錠状態を正確かつ容易に確認し、遠隔監視等することに利用することができる。
第1実施形態の本施解錠機構M1におけるスイッチ装置Jにかえて、下記スイッチ装置J’を使用すると、既設の開閉ガイド装置において、事後的に取付可能となるため好適である。
なお、スイッチ部押圧体74は、補助押圧板を介して、マイクロスイッチのスイッチ部(ともに図示せず)を押圧可能となるように、取付用ケース76の両側面間に架設されている支持軸45を支軸として、回動自在に取り付けられている(図10)。
第2実施形態の本施解錠機構M2には、施解錠状態監視装置Uが設けられておらず、管理装置Gに設けられているロック状態監視装置(図示せず)と、当該ロック状態監視装置に接続されているスイッチ装置L(以下、本実施形態においても、説明の便宜上「スイッチ装置」といい、異なる符号を付す。)が設けられている点が異なっている(なお、受具40’の側板41’の形状も異なっているが、詳説しない)。
続いて、開き扉Dがロック状態となる場合における本施解錠機構M2の動作について説明する。
本施解錠機構M2によれば、オンオフを切り替えるスイッチ部72a’を有し、ロック状態監視装置と接続されているスイッチ装置Lを備えている。そして、スライド手段S’において、錠装置Aのフック93が、開閉ガイド装置G’のスライド手段S’における係止軸44に係合されている施錠状態であり、かつ、フック93が予め設定されているロック状態の検出位置(本実施形態では、スイッチ部押圧体74’のフック当接部74c’)に到達した場合に、スイッチ装置Lのマイクロスイッチ72’のスイッチ部72a’を押圧し、ロック状態の検出位置からの離反時において、その押圧が解除されるように構成されているスイッチ部押圧体74’が設けられている。そのため、開き扉Dのロック時又はロック解除時において、スイッチ部72a’のオンオフ状態により変化する、ロック状態監視装置の通電状態を検知することにより、開き扉Dにおけるロック状態及びロック解除状態を正確かつ容易に確認し、遠隔監視等することに利用することができる。
第2実施形態の本施解錠機構M2では、スイッチ装置Lは、左袖パネルW3に取り付けられている。しかし、スイッチ装置Lは、その動作を行わせることができる位置であれば、適切な位置に取り付けることができる。例えば、第2実施形態の本施解錠機構M2に使用されるスイッチ装置Lにかえて、当該スイッチ装置L’における支持架台77’の下部において、高さ方向に取付板78’を設け、開閉ガイド装置Gにおける取付フレーム20の端板23に取り付ける態様としてもよい(図13)。
また、施解錠状態監視装置とロック状態監視装置(各スイッチ装置を含む)を併用することも可能である。
W 壁体
W1 右袖パネル
W2 中間パネル
W3 左袖パネル
D 開き扉
G,G’ 開閉ガイド装置
S,S’ スライド手段
P プッシュラッチ(ロック手段)
A 錠装置
U 施解錠状態監視装置
J,J’,L,L’ スイッチ装置
15c 木口部(戸先側木口部)
20 取付フレーム
30 スライダ
36 係合突起
40,40’,40” 受具
41,41’,41” 側板
44 係止軸(被係止部材)
45,45’,46,46’ 支持軸(支持部材)
50 制動手段
61 筐体
71,71’ 本体ケース
71a,71a’ 補助押圧板
72,72’ マイクロスイッチ
72a,72a’ スイッチ部
74,74’ スイッチ部押圧体(スイッチ部押圧部材)
74a 鉛直部
74a’ 段差部
74b 支持部
74b’ 先端部
74c’ フック当接部
75’ 支持突起
76 取付ケース
77’ 支持架台
80 シリンダ錠
81 シリンダ
90 施錠レバー(レバー部材)
91 クランク(クランク部材)
93 フック(係止体)
93a 先端部
93c 切欠係止部
Claims (2)
- 施解錠状態監視装置と接続されている開き扉の施解錠機構において、
壁体に開設した開口を開閉する開き扉の戸先側木口部において、前記壁体の外側に鍵穴を臨ませて前記開き扉に設置され、前記鍵穴に鍵を差し込んで、前記開き扉の施錠及び解錠を行う錠装置と、
前記壁体の外側から前記鍵穴を臨む開き角度である施解錠操作位置と、前記開き扉が収納状態である閉扉位置との間で、前記開き扉を移動自在に案内する開閉ガイド装置と、
前記施解錠状態監視装置のスイッチ装置と、を備え、
前記錠装置は、シリンダ錠と、
前記シリンダ錠の基端部に回動可能に連結されるクランク部材と、
前記クランク部材に回動可能に枢着され、前記開閉ガイド装置のスライド手段における被係止部材に係脱させることにより前記開き扉を施解錠する係止体と、を備え、
前記開閉ガイド装置は、
前記開き扉の前記閉扉位置におけるロック状態と前記ロック解除状態の切替機構を有するロック手段と、
前記開き扉を、前記施解錠操作位置と前記閉扉位置との間でスライド移動させるとともに、前記係止体を係止するための前記被係止部材を有する前記スライド手段と、を備えるものであり、
前記スイッチ装置は、押圧動作によりオンオフを切り替えるスイッチ部を有し、
前記スイッチ部は、前記係止体の動作と連動して、前記係止体の前記被係止部材への係合時において押圧されるとともに、前記係止体の前記被係止部材からの離脱時において押圧が解除されるように構成されており、
前記被係止部材は、当該被係止部材の取付面が前記スライド移動方向と一致する向きとなるように対向して設けられる2枚の側板間に横設されるとともに、
前記スイッチ装置は、前記被係止部材と平行に横設される支持部材に懸架されており、
前記スイッチ部を押圧するためのスイッチ部押圧部材を備え、
前記スイッチ部押圧部材は、2本の前記側板の横幅における2分の1以上の幅を有し、かつ、少なくとも、前記スイッチ装置の前記スイッチ部との当接位置と、前記係止体の当接位置との間において架設される板状部材であり、その前記スイッチ部側の端部が回動可能に支持されていること、を特徴とする開き扉の施解錠機構。 - ロック状態監視装置と接続されている開き扉の施解錠機構において、
壁体に開設した開口を開閉する開き扉の戸先側木口部において、前記壁体の外側に鍵穴を臨ませて前記開き扉に設置され、前記鍵穴に鍵を差し込んで、前記開き扉の施錠及び解錠を行う錠装置と、
前記壁体の外側から前記鍵穴を臨む開き角度である施解錠操作位置と、前記開き扉が収納状態である閉扉位置との間で、前記開き扉を移動自在に案内する開閉ガイド装置と、
前記ロック状態監視装置のスイッチ装置と、を備え、
前記錠装置は、シリンダ錠と、
前記シリンダ錠の基端部に回動可能に連結されるクランク部材と、
前記クランク部材に回動可能に枢着され、前記開閉ガイド装置のスライド手段における被係止部材に係脱させることにより前記開き扉を施解錠する係止体と、を備え、
前記開閉ガイド装置は、
前記開き扉の前記閉扉位置におけるロック状態と前記ロック解除状態の切替機構を有するロック手段と、
前記開き扉を、前記施解錠操作位置と前記閉扉位置との間でスライド移動させるとともに、前記係止体を係止するための前記被係止部材を有する前記スライド手段と、を備えるものであり、
前記スイッチ装置は、押圧動作によりオンオフを切り替えるスイッチ部を有し、
前記スイッチ部は、前記係止体の動作と連動して、前記係止体が予め定められている前記ロック状態の検出位置へ到達した時に押圧されるとともに、前記係止体が前記ロック状態の検出位置からの離反した時に押圧が解除されるように構成されており、
前記被係止部材は、当該被係止部材の取付面が前記スライド移動方向と一致する向きとなるように対向して設けられる2枚の側板間に横設され、
前記スイッチ装置は、前記被係止部材と平行に横設される支持部材に支持されているとともに、
前記スイッチ部を押圧するためのスイッチ部押圧部材を備え、
前記スイッチ部押圧部材は、2本の前記側板の横幅における2分の1以上の幅を有しており、かつ、少なくとも、前記スイッチ装置の前記スイッチ部の当接位置と、前記ロック状態の検出位置との間において架設される板状部材であり、その前記スイッチ部側の端部が上下方向に移動可能に支持されていること、を特徴とする開き扉の施解錠機構。
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