JPH0514443U - 筐体のロツク装置 - Google Patents
筐体のロツク装置Info
- Publication number
- JPH0514443U JPH0514443U JP7067291U JP7067291U JPH0514443U JP H0514443 U JPH0514443 U JP H0514443U JP 7067291 U JP7067291 U JP 7067291U JP 7067291 U JP7067291 U JP 7067291U JP H0514443 U JPH0514443 U JP H0514443U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- lock lever
- solenoid
- lever
- door
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- Pending
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロックされたか否かを確認することができ、
さらにソレノイドが作動しない場合には手動でロックを
解除できるソレノイド式のロック装置を提供する。 【構成】 扉2に設けられたロックレバー7は、本体ケ
ース3の係止板16に係止する。本体ケース3のソレノ
イド19は、解除レバー18を持ち上げてロックレバー
7を解除する。ソレノイド19が作動しない時は、扉2
の操作錠11で操作アーム13を回し、ロックレバー7
を手動で解除できる。扉のロック状態は、ロックレバー
7自体の位置をマイクロスイッチ20で検出することに
より確認することができる。
さらにソレノイドが作動しない場合には手動でロックを
解除できるソレノイド式のロック装置を提供する。 【構成】 扉2に設けられたロックレバー7は、本体ケ
ース3の係止板16に係止する。本体ケース3のソレノ
イド19は、解除レバー18を持ち上げてロックレバー
7を解除する。ソレノイド19が作動しない時は、扉2
の操作錠11で操作アーム13を回し、ロックレバー7
を手動で解除できる。扉のロック状態は、ロックレバー
7自体の位置をマイクロスイッチ20で検出することに
より確認することができる。
Description
【0001】
本考案は、ソレノイドを利用してロックの解除を行なう筺体のロック装置に関 するものである。
【0002】
筺体等の扉のロック装置には、電気的な施錠又は解除の手段としてソレノイド を用いたものが知られている。従来のこの種のロック装置では、例えば爪状のロ ック部材をソレノイドで直接駆動するようになっており、このロック部材を相手 片の係止部に引掛け、又は解除する動作をソレノイドで行なっていた。
【0003】
従来のロック装置によれば、ソレノイドの作動によってロック部材が確かに係 止部に係合したかどうかを確認する手段がなかった。 また、ロックした後、停電や故障等のためにソレノイドが作動しなくなると、 ロックを解除できなくなってしまうという不都合があった。
【0004】 本考案は、ロックされたか否かを確認することができ、さらにソレノイドが作 動しない場合には手動でロックを解除できるソレノイド式のロック装置を提供す ることを目的としている。
【0005】
本考案に係る筺体のロック装置は、開閉自在とされた一対の筺体の一方に揺動 自在に設けられたロックレバーと、他方に設けられて前記ロックレバーが係止す る係止部と、前記ロックレバーの位置をキーで操作する操作部と、ソレノイドで 操作されて前記ロックレバーの前記係止部に対する係止を解除する解除レバーと 、前記ロックレバーの位置を検知する検知手段とを具備している。
【0006】
一方の筺体のロックレバーが他方の筺体の係止部に係止している状態において 、ソレノイドで解除レバーを作動させると、解除レバーはロックレバーを操作し 、ロックレバーの係止部に対する係止は解除される。解除レバーを元の位置に戻 して両筺体を閉じれば、一対の筺体は再びロックされる。ロックレバーが係止部 に係止している位置にあるか否かは検知手段により直接検出される。ロックされ ている時にソレノイドが作動しない場合には、操作部におけるキー操作でロック レバーを解除位置にすることができる。
【0007】
本実施例のロック装置1は、一方の筺体である扉2と、他方の筺体である本体 ケース3からなる筺体4に装備される。 本体ケース3に対して、扉2は図示しないヒンジを中心として開閉自在となる ように取付けられている。ヒンジとは反対側の扉2の側縁部には、その内面側に 取付板5及び支持軸6を介してロックレバー7が取付けられている。ロックレバ ー7は、先端が丸く、かつ先端の下側に鉤部8が形成されており、本体ケース3 の方に突出している。ロックレバー7は、図中実線で示したロック位置と、図中 想像線で示した解除位置との間で揺動することができる。
【0008】 ロックレバー7には、連結板9を介して操作板10が取付けられている。操作 板10は前記ロックレバー7と平行であり、ロックレバー7とともに支持軸6で 回動自在に支持されている。また、前記扉2には、この操作板10の近傍に操作 部としての操作錠11が取付けられている。操作錠11の回動軸12は前記支持 軸6と直交する向きであり、該回動軸12には操作アーム13が固設されている 。そして、前記操作アーム13は前記操作板10に下側から接触できるようにな っている。即ち、扉2の外から鍵で操作錠11を回し、操作アーム13を介して 操作板10を回動させれば、ロック位置にある前記ロックレバー7を上方の解除 位置に移動させることができる。
【0009】 前記本体ケース3のうち、前記ロックレバー7と対面する部分には箱形のカバ ー部14が設けられ、該カバー部14の正面にはロックレバー7が挿入されるス リット15が形成されている。そして、このカバー部14内には、スリット15 から挿入されたロックレバー7が引掛かる係止部としての係止板16が設けられ ている。
【0010】 前記カバー部14の後方には、前記係止板16と一体になった取付ブラケット 17がある。この取付ブラケット17には解除レバー18の基端が揺動自在に取 付けられており、折曲げられた先端は前記ロックレバー7の鉤部8に下側から当 接できる。また、取付ブラケット17にはソレノイド19が下向きに取付けられ ており、ソレノイド19のロッドは前記解除レバー18の中間部に連結されてい る。即ち、ソレノイド19を作動させて解除レバー18を上方へ持上げれば、前 記係止板16にロックされた前記ロックレバー7を上方の解除位置に移動させる ことができる。
【0011】 前記解除レバー18よりも下方の前記取付ブラケット17には、前記ロックレ バー7の位置を検知する検知手段としてマイクロスイッチ20が設けられている 。マイクロスイッチ20のアクチュエータ21は、前記ロックレバー7の鉤部8 によって作動されるようになっており、ロックレバー7がロック位置にあるか解 除位置にあるかをマイクロスイッチ20のON・OFF信号によって直接検知で きる。
【0012】 次に、以上の構成における作用を説明する。 扉2がロックされた状態においては、扉2側のロックレバー7の鉤部8が、本 体ケース3側のスリット15を介して係止板16に引掛っている。ロック位置に あるロックレバー7はマイクロスイッチ20をON状態にしており、このマイク ロスイッチ20からの信号によって扉2がロックされていることがわかる。本実 施例では、扉2をロックするロックレバー7の位置を直接検知しているので、扉 2がロックされているか否かは確実に検出できる。
【0013】 ロックを解除する時はソレノイド19に通電し、解除レバー18を持上げ、ロ ックレバー7を上方の解除位置に移動させる。扉2を引けばロックレバー7はス リット15から外方へ抜け、本体ケース3の前面を開放できる。
【0014】 扉2を開いた後、ソレノイド19を通電したままにしておけば、解除レバー1 8はそのまま上方位置にある。従って、扉2を閉めてロックレバー7がスリット 15内に入っても、ロックレバー7はロック位置に落込まないので扉2はロック されない。
【0015】 扉2を閉めてロックする場合には、ソレノイド19への通電を断ち、解除レバ ー18の先端を下げる。ここで扉2を閉めれば、ロックレバー7はスリット15 を介して係止板16に当り、これを乗り越えて鉤部8を係止板16に係止させる 。これによって扉2は本体ケース3に対してロックされる。
【0016】 停電・故障等の事情によってソレノイド19が作動しない場合にロックを解除 するためには、前記操作錠11を用いる。操作錠11に鍵を差込んで操作アーム 13を上方へ回転させる。これによって操作板10が上方に持ち上げられ、操作 板10に連動するロックレバー7は上方の解除位置に設定される。
【0017】
本考案に係る筺体のロック装置によれば、ソレノイドで作動する解除レバーで ロックレバーによるロックを解除するようになっている。そして、ロックレバー 自体の位置を検知しているのでロック状態を確実に検出でき、手動式の操作部で ロックレバーを動かせるのでソレノイドが作動しなくてもロックを解除できる。
【図1】一実施例の横断面図である。
【図2】一実施例の縦断面図である。
1 ロック装置 2 一方の筺体としての扉 3 他方の筺体としての本体ケース 4 筺体 7 ロックレバー 11 操作部としての操作錠 16 係止部としての係止板 18 解除レバー 19 ソレノイド 20 検知手段としてのマイクロスイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 開閉自在とされた一対の筺体の一方に揺
動自在に設けられたロックレバーと、他方に設けられて
前記ロックレバーが係止する係止部と、前記ロックレバ
ーの位置をキーで操作する操作部と、ソレノイドで操作
されて前記ロックレバーの前記係止部に対する係止を解
除する解除レバーと、前記ロックレバーの位置を検知す
る検知手段とを具備する筺体のロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7067291U JPH0514443U (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 筐体のロツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7067291U JPH0514443U (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 筐体のロツク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0514443U true JPH0514443U (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=13438389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7067291U Pending JPH0514443U (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 筐体のロツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0514443U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016132963A (ja) * | 2015-01-22 | 2016-07-25 | 理想科学工業株式会社 | 扉開閉装置 |
JP2021067041A (ja) * | 2019-10-20 | 2021-04-30 | 株式会社ベスト | 開き扉の施解錠機構 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS574561B2 (ja) * | 1976-02-06 | 1982-01-26 | ||
JPS6233981A (ja) * | 1985-08-02 | 1987-02-13 | 株式会社ゴ−ル | 引戸用電気錠 |
JPS6325766B2 (ja) * | 1981-03-16 | 1988-05-26 | Mitsubishi Electric Corp |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP7067291U patent/JPH0514443U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS574561B2 (ja) * | 1976-02-06 | 1982-01-26 | ||
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JP2016132963A (ja) * | 2015-01-22 | 2016-07-25 | 理想科学工業株式会社 | 扉開閉装置 |
JP2021067041A (ja) * | 2019-10-20 | 2021-04-30 | 株式会社ベスト | 開き扉の施解錠機構 |
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