JP7207452B2 - 自動車用構造部材、及びその製造方法 - Google Patents
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Description
ここで、衝突の形態としては、軸圧壊する衝突形態と、曲げ変形する衝突形態とがある。軸圧壊する衝突形態では、自動車前面から入力される衝突荷重を受けるクラッシュボックスやフロントサイドメンバのように、部材の長手方向が衝突方向と一致して軸圧壊が発生する。曲げ変形する衝突形態では、側面衝突におけるBピラーやサイドシルのように、構造部材の側面に衝突荷重が負荷されて部材が曲げ変形する。両方の形態は、いずれも、部材が座屈変形することで衝突エネルギーを吸収し、耐衝突性能を発揮する。
また他の補強方法として、特許文献5には、板厚を最適化し、稜線部を含む箇所を部分的に厚くすることで部材強度を増加させて、変形を抑制する技術が挙げられている。
また、特許文献7には、左右の側壁部を連結する補強部品(第1連結部30)の配置位置を最適化することで、曲げ圧壊時の断面変形を拘束し、衝突性能を向上させる技術が挙げられている。
例えば、特許文献1~5の技術は補強部品や充填材によって変形抵抗を高めることで衝突時の荷重を増加させる技術である。
しかしながら、構造部材に対し単純に補強部品を取り付けた場合、耐衝突性能は向上するものの、部品点数の増加を招いて必要以上に重量が増加したり、金型の増加を招いたりして、コスト面の課題がある。
また、発泡充填材による補強は、生産工程の複雑化が懸念され、リサイクル性の観点からも課題がある。また、部分的に発砲充填部材を取り付ける場合、部材取付けに接着が用いられるが、変形途中でのはく離や経年劣化などの接着性に課題があり、安定した耐衝突性能の確保が困難であると考えられる。
更にまた、これらの特許文献に記載の方法は、剛性を高め変形抵抗を高めることで、耐衝突性能を向上させる技術であり、部材を変形させ、効率よくエネルギー吸収を高めるための、つまり変形が進む過程においても高い変形抵抗を維持するための技術ではない。前述の通り、部材によって求められる耐衝突性能は異なるが、各特許文献に記載の方法は、あえて潰すことでエネルギーを吸収する場合に適しているとは言い難い。
また、特許文献6の技術は、折れ曲がりによる部材侵入量を制御する技術であり、効率よく衝撃を吸収するための技術とは異なる。特許文献6の技術では、部材強度制御のため、局所的な熱処理やテーラードブランクなどの技術を活用する必要があり、工程数の増加や材質ばらつきなどの生産面での課題も挙げられる。
特許文献7の技術は、本開示と同様に断面変形制御による衝突性能向上ではある。しかし、特許文献7の技術は、断面変形拘束による衝突時の最大荷重向上を目的とした補強部品の好適な配置であり、断面変形のバランスを制御しつつ、補強部品を活用せず簡便に効率よくエネルギー吸収を高めるために変形が進む過程においても高い変形抵抗を維持するための断面変形制御技術ではない。
すなわち、本発明の態様では、2つのハット断面部材の左右の合わせ面(接合面)である第1合わせ面及び第2合わせ面について、基準とする一方の天板部からの互いの高さを異なる配置とする。これによって、本発明の態様によれば、2つの天板部の対向方向に沿った方向に衝突荷重に対し、曲げ変形時の部材断面変形の際に掛かる負荷を分散させることで、部材を変形させつつ、効率よく衝突エネルギーを吸収させることが可能となる。
ここで、上記の補強部品としては、例えば、各特許文献に記載のような補強部品がある。その補強部品としては、例えば、ハット断面部材を構成する左右の側壁部を連結する補強部品、例えば、閉断面内に配置されて左右方向に延在し、端部をそれぞれ左右の側壁部に連結した補強部品や、天板部の幅方向に当該天板部を跨がるように延在すると共に、端部をそれぞれ左右の側壁部外面に連結した補強部品などが例示できる。
(構成)
本実施形態では、図1及び図2に示すような天板部10A、11Aの両側にそれぞれ側壁部10B、11B及びフランジ部10C、11Cが連続する断面ハット形状からなる2つのハット断面部材10、11について、左右の対向するフランジ部10C、11C同士を接合して閉断面形状を作成して中空部材とする。その中空部材を、補強すべき自動車用構造部材1(以下、単に構造部材1とも記載する。)とする。フランジ部10C、11C同士の接合は、例えば、スポット溶接にて行われる。
本明細書では、図1及び図2に示すように、2つのハット断面部材10、11の天板部10A、11A同士が上下で対向配置させた状態の姿勢で説明する。本実施形態では、上側のハット断面部材10側の天板部10Aに対し構造部材1側方からの衝撃が入力しやすい場合とする。
そして、本実施形態では、2つの天板部10A、11Aのうちの一方の天板部10Aからの、右側の第1合わせ面S2の高さL2の高さ方向の位置と、左側の第2合わせ面S1の高さL1の高さ方向の位置とが異なるように設定する。
一方の天板部は、例えば、衝撃が入力しやすい上側の天板部10Aとする。
0 < h/H ≦ 0.55 ・・・(1)
より好ましくは、「0.05 ≦ h/H ≦ 0.5」である。
ここで、第1合わせ面S2と第2合わせ面S1と間の高さの差hが、天板部間の高さHの0.55倍より大きくなった場合は、衝突荷重が負荷されていくと、衝突過程における変形のバランスが大きく崩れ、断面が左右の一方向に折れ曲がる(平行四辺形を押しつぶすイメージ)ため、変形抵抗が大きく低下すると考えられる。
また、左右の合わせ面の高さ方向の差hは、例えば、2mmよりも大きいことが好ましい。また、左右の合わせ面の高さ方向の差hは、例えば0.05H以上が好ましい。
また、中空部材の高さ方向中央位置に対する左右の合わせ面S1、S2の高さa、bが等しくなっている。これらの値は左右で異なっていてもよい。ただし、2つのハット断面部材10、11として、同一断面形状の部材を採用した方が、加工コストなどの点で有利である。2つのハット断面部材10、11の断面形状が若干異なっていても良い。例えば、高さ方向に沿った、第1合わせ面S2の高さ方向の位置と第2合わせ面S1の高さ方向の位置との中点位置SPの、2つのハット断面部材のいずれか一方の天板部からの距離((L1+L2)/2)は、0.4H以上0.6H以下とする。中点位置が高さ方向の中央部及び近傍にある方が、閉断面構造に左右差を付与しつつも、左右バランスが大きく崩れることを抑えることができる。
なお、各天板部10A、11Aや側壁部10B、11Bに、長手方向に向けて延びる1又は2以上のビードが形成されていても良い。長手方向に延びるビードを設けることで、自動車用構造部材1は、中空部材の長手方向に沿った方向への荷重入力に対する強度が向上する。
また、図1その他の図面には、実施例における部材の寸法を併記しているが、この寸法は、本発明を何ら限定するものではない。
本実施形態では、次のような効果を奏する。
(1)本実施形態では、天板部の両側にそれぞれ側壁部及びフランジ部が連続する断面ハット形状からなる2つのハット断面部材における、対向するフランジ部同士をそれぞれ接合して閉断面形状を構成する中空部材を有し、2つの天板部の対向する方向を高さ方向とした場合、一方のフランジ部同士の接合面である第1合わせ面S2の高さ方向の位置と、左側の上記フランジ部同士の接合面である第2合わせ面S1の高さ方向の位置と、が異なる構成とする。
この構成によれば、中空部材に必ずしも左右の側壁部の開きを抑制するような補強部品を別途設けることなく、曲げ変形する衝突形態において、構造部材1の耐衝突性能を向上させることが可能となる。すなわち、本実施形態によれば、補強による重量の増加を抑えつつ、簡便に耐衝突性能を向上させることが可能な自動車用構造部材を提供することが可能となる。
また、本実施形態によれば、補強部品や発泡材などを用いないため、部品点数の増加による重量増加や、金型増加によるコスト増加、あるいはリサイクルや、生産性を阻害することなく簡便に耐衝突性能を向上させることができる。
(3)対向する2つの天板部間の距離をHとし、上記高さ方向に沿った、上記第1合わせ面の高さ方向の位置と上記第2合わせ面の高さ方向の位置との中点位置の、上記2つのハット断面部材のいずれか一方の天板部からの距離は、0.4H以上0.6H以下である。
(4)上記2つのハット断面部材は、ともに同一断面形状の部材である。
0 < h/H ≦ 0.55 ・・・(1)
この構成によれば、より確実に上記効果を奏することが可能となる。
曲げ変形する衝突形態の可能性のある自動車の位置に、本実施形態の自動車用構造部材を用いることで、自動車の重量を増加することなく、曲げ変形する衝突形態における耐衝突性能を向上可能となる。
上下のハット断面部材10、11として、厚さ1.2mm、引張強度1180MPaの鋼板を使用した。
比較部品として、2つのハット断面部材の左右の側壁部の高さが等しく、左右の合わせ面S1、S2の高さの差hがゼロの中空部材を用いた。なお、中空部材の高さ、長さ、板厚は、発明例と等しい値に設定した。
この比較部品の衝突時の挙動を見てみると、図5の左側に示すように、ストロークの増加にともない、部材長手方向の中央部であるパンチ接触部の変形が開始し、衝突荷重が増加する。比較部品は、左右対称の断面のため、左右の稜線部(天板部と側壁部の接続部)に均等に負荷が掛かりながら、荷重増加にともない断面の変形が進行する。そして、最大荷重を超えると断面の座屈が顕著となり、断面が大きく横に広がっている。
発明部品として、左右の両フランジ部の合わせ面S1、S2の配置を上下にオフセット(オフセット量m=40mm)させた中空部材を用いた。
発明部品は、図2に示すように、左右非対称の構造である。このため、発明部品では、図5の右側に示すように、まず、左右の稜線部(天板部と側壁部の接続部)のうち、一方の稜線部への負荷が大きくなり、その後、他方の稜線部への負荷が増加することが分かった。つまり、発明部品では、左右の稜線部に掛かる抵抗のタイミングが異なることで、初期変形が起こった後もすぐに荷重が低下せず、比較部品よりも長く、変形抵抗が維持されると考えられる。
そして、発明部品では、比較部品に比べて、断面の座屈が抑えられ、竪壁の開きが小さくなっているが、左右の変形バランスが異なることで、断面が左右に開く際の拘束力が働くと考えられ、変形が進行していくにつれ、座屈により荷重が急激に低下することを抑制する効果もあると考えられる。
この図6から分かるように、発明例では、比較例に比べて、衝突初期の変形抵抗が低減して衝突初期の乗員への急激な衝撃を緩和し、その後の荷重入力に対する変形抵抗を比較例よりも長く維持できることが分かった。
更に、上記の差hを変更して評価した結果を、表1に示す。
ここで、ストロークを100mmまでとした。
表1中、平均荷重は、全ストロークでの荷重の平均値であり、エネルギー吸収能に相当する。また、「合わせ面間の高さ」は、部品の高さHに対する差hの比(h/H)を表す。
表1及び図7から分かるように、差hを0よりも大きく且つ0.55H以下とすることで、比較例に比べて、発明例は、長期に亘って変形抵抗が維持でき、平均荷重(ストローク100mmまでの全エネルギーに比例する値)も比較例よりも大きいことが分かった。
10、11 ハット断面部材
10A、11A天板部
10B、11B側壁部
10C、11Cフランジ部
S1 第2合わせ面
S2 第1合わせ面
h 合わせ面間の差
H 天板部間の高さ
SP 中点位置
Claims (6)
- 天板部の両側にそれぞれ側壁部及びフランジ部が連続する断面ハット形状からなる2つのハット断面部材における、対向するフランジ部同士をそれぞれ接合して閉断面形状を構成する中空部材を有し、2つの天板部の対向する方向を高さ方向とした場合、
一方のフランジ部同士の接合面である第1合わせ面の高さ方向の位置と、他方のフランジ部同士の接合面である第2合わせ面の高さ方向の位置と、が異なり、
上記中空部材は、上記2つのハット断面部材で形成される閉断面内に、上記中空部材を補強する補強部品を有せず、
上記2つのハット断面部材は、ともに同一断面形状の部材である、
ことを特徴とする自動車用構造部材。 - 上記2つのハット断面部材はともに、ハット断面部材を構成する補強部品を有しない、
ことを特徴とする請求項1に記載した自動車用構造部材。 - 対向する2つの天板部間の距離をHとし、
上記高さ方向に沿った、上記第1合わせ面の高さ方向の位置と上記第2合わせ面の高さ方向の位置との中点位置の、上記2つのハット断面部材のいずれか一方の天板部からの距離は、0.4H以上0.6H以下である、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した自動車用構造部材。 - 対向する2つの天板部間の距離をHとし、上記第1合わせ面の高さと上記第2合わせ面の高さとの差をhとした場合、下記(1)式を満足することを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか1項に記載した自動車用構造部材。
0 < h/H ≦ 0.55 ・・・(1) - 請求項1~請求項4のいずれか1項に記載した自動車用構造部材であって、対向する2つの天板部の対向方向に沿った方向から入力される衝突荷重を負担可能な自動車用構造部材。
- 請求項1~請求項5のいずれか1項に記載した自動車用構造部材の製造方法であって、
天板部の左右両側にそれぞれ側壁部及びフランジ部が連続する断面ハット形状からなる2つのハット断面部材における、対向するフランジ部同士をそれぞれ接合して閉断面形状の中空部材を作製し、
2つのハット断面部材として、それぞれ、左右の側壁部の高さが異なる部材を使用することを特徴とする自動車用構造部材の製造方法。
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