JP7198725B2 - 車両用シート装置 - Google Patents
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Description
したがって、シートバックの前方及び後方のいずれの方向からでもロック機構によるロックの解除及びシートバックの傾動操作を簡単に行うことができる。
同構成によれば、操作部の後面に指掛け部が設けられているため、使用者は、シートバックが起立位置にある場合であれ、前方に倒されている場合であれ、シートバックの前方及び後方のいずれの方向からでも指掛け部に手指を掛けて操作レバーを回動操作できる。
同構成によれば、操作部の凹部または貫通孔に使用者の手指を挿入できる。したがって、操作レバーを安定して操作することができる。
同構成によれば、使用者は、操作部の先端面と凹部の対向面との間の隙間に手指を挿入することによっても操作レバーを回動操作できる。これにより、操作レバーの操作性を向上できる。
図1、図5、及び図6に示すように、車両用シート装置(以下、シート装置10)は、車体のフロア70に取り付けられるシートクッション61、シートクッション61の後部から起立して設けられたシートバック62、シートバック62の上端部に取り付けられたヘッドレスト63を備えている。なお、本実施形態のシート装置10は、例えばサードシートとして採用されることが好ましい。
図1~図4に示すように、取付凹部64内には、ベゼル30が取り付けられている。
前壁31及び一対の側壁32によって、上方及び後方に開口する凹部33が形成される。凹部33は、シートバック62の上面62aから後面62bにわたって設けられる。
凹部33の開口の周縁には、全周にわたってフランジ34が設けられている。フランジ34の上面及び後面は、シートバック62の上面62a及び後面62bと略面一となる。
図3に示すように、凹部33内には、上記操作レバー20が収容されている。
軸部20Bは、凹部33内の前側且つ上側において幅方向Wに沿って延びるとともに、レバー本体20Aの回動中心となる。
図3に示すように、各側壁部21の前部には、周囲の部分よりも幅方向Wの内側に位置する窪み部26が設けられている。
一方の挿通孔38、支持筒部27、及び他方の挿通孔38に対して、軸部20Bが順に挿通されている。操作レバー20は、凹部33内において軸部20Bを中心に回動可能に取り付けられている。
図2及び図4に示すように、操作部23の先端面23aと、ベゼル30の凹部33における先端面23aに対向する対向面34aとの間には、使用者の手指を挿入可能な隙間Sが設けられている。隙間Sの上下方向の長さは、幅方向Wにおいて一定である(図2参照)。
図5(a)及び図6(a)の実線にて示すように、操作レバー20が回動操作されていない非操作位置にあるときには、延在部22の上面は、シートバック62の上面62aと略面一である。また、このとき、操作部23の後面は、シートバック62の後面62bと略面一である。
図5(a)及び図6(a)に実線にて示すように、操作レバー20が非操作位置にあるときには、シートバック62の上端部において上面62aから後面62bにわたって連続して設けられた凹部33に収容されている。このため、使用者は、シートバック62が起立位置にある場合であれ、フロア70の上面に沿うように前方に倒された位置(以下、伏倒位置)にある場合であれ、シートバック62の前方及び後方のいずれの方向からでも操作レバー20を回動操作できる。なお、本実施形態では、シートバック62は、伏倒位置にてシートクッション61に折り重ねられている。
(1)シート装置10は、シートクッション61に対してシートバック62をロックするロック機構40と、ロック機構40によるロックを解除するロック解除機構50とを備えている。ロック解除機構50は、シートバック62の上端部において当該シートバック62の上面62aから後面62bにわたって設けられた凹部33と、凹部33内に収容されている非操作位置から凹部33の外方に向けて回動操作されることでロック機構40によるロックを解除する操作レバー20とを備えている。操作レバー20は、レバー本体20Aと、凹部33内の前側且つ上側においてシートバック62の幅方向Wに沿って延びるとともにレバー本体20Aの回動中心となる軸部20Bとを備え、レバー本体20Aは、軸部20Bよりも後方に延びる延在部22と、延在部22の後部から下方に延びる操作部23とを有している。
こうした構成によれば、操作部23の後面には指掛け部としての貫通孔24が設けられている。このため、使用者は、シートバック62が起立位置にある場合であれ、伏倒位置にある場合であれ、シートバック62の前方及び後方のいずれの方向からでも貫通孔24に手指を掛けて操作レバー20を回動操作できる。また、操作レバー20を安定して操作することができる。
こうした構成によれば、使用者は、操作部23の先端面23aと取付凹部64の対向面34aとの間の隙間Sに手指を挿入することによっても操作レバー20を回動操作できる。これにより、操作レバー20の操作性を向上できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・例えば図7に示すように、操作部23の後面に設けられた凹溝29などの凹部によって指掛け部を構成することもできる。
・隙間Sが設けられているのであれば、指掛け部を省略することもできる。
Claims (2)
- シートクッションに対してシートバックをロックするロック機構と、前記ロック機構によるロックを解除するロック解除機構とを備える車両用シート装置において、
前記シートクッションに対して前記シートバックが起立している起立位置における前記シートバックの上下方向の上方及び下方を上方及び下方とするとともに、前記シートバックの前後方向の前方及び後方を前方及び後方とするとき、
前記ロック解除機構は、
前記シートバックの上端部において当該シートバックの上面から後面にわたって設けられた凹部と、
前記凹部内に収容されている非操作位置から前記凹部の外方に向けて回動操作されることで前記ロック機構によるロックを解除する操作レバーと、を備え、
前記操作レバーは、レバー本体と、前記凹部内の前側且つ上側において前記シートバックの幅方向に沿って延びるとともに前記レバー本体の回動中心となる軸部と、を備え、
前記レバー本体は、前記軸部よりも後方に延びる延在部と、前記延在部の後部から下方に延びる操作部と、を有し、
前記操作部の後面には、指掛け部として機能する貫通孔が開口しており、
前記操作部の先端面と、前記凹部における前記先端面に対向する対向面との間には、手指を挿入可能な隙間が設けられている、
車両用シート装置。 - 前記シートバックは、車両のフロアに沿う伏倒位置に倒されるものであり、
前記ロック機構は、前記伏倒位置にて前記シートクッションに対して前記シートバックをロックする、
請求項1に記載の車両用シート装置。
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ID=73546198
Family Applications (1)
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