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JP7194288B2 - 周辺監視装置 - Google Patents

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JP7194288B2 JP2021547991A JP2021547991A JP7194288B2 JP 7194288 B2 JP7194288 B2 JP 7194288B2 JP 2021547991 A JP2021547991 A JP 2021547991A JP 2021547991 A JP2021547991 A JP 2021547991A JP 7194288 B2 JP7194288 B2 JP 7194288B2
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Description

本明細書は、移動体の少なくとも3方向を監視する周辺監視装置に関する技術を開示したものである。
近年、例えば部品実装ラインにおいては、特許文献1(国際公開WO2019/087392号公報)に記載されているように、部品実装ラインを構成する複数台の部品実装機の配列に沿って設けられた移動レーンにフィーダ自動交換ロボットを移動可能に設け、このフィーダ自動交換ロボットを自動交換要求が発生した部品実装機の前面側へ移動させて、当該部品実装機のフィーダセット台に対してフィーダを自動交換するようにしたものがある。
一般に、部品実装ラインの稼働中に、いずれかの部品実装機で何らかのエラーが発生して当該部品実装機の生産が停止したときには、作業者が当該部品実装機の点検・調整等の作業を行って当該部品実装機の生産を再開するようにしている。この場合、フィーダ自動交換ロボットに対する作業者の安全性を確保するために、特許文献1の部品実装ラインでは、フィーダ自動交換ロボットの前面側(作業者側)の下部両側のコーナー部分に設置した2つのセーフティレーザスキャナによってフィーダ自動交換ロボットの下部の周囲3方向を監視して、その監視エリア内に作業者が不用意に侵入したときに、それをセーフティレーザスキャナで検出してフィーダ自動交換ロボットの動作を非常停止させるようにしている。
国際公開WO2019/087392号公報
ところで、フィーダ自動交換ロボットの前面下部のコーナー部分に設けたセーフティレーザスキャナで監視する監視エリアは、床面に沿って水平方向に2次元で監視する水平面状の監視エリアとなっている。この構成では、監視エリアの上方をフィーダ自動交換ロボットに向かって飛び込んでくる飛来物を検出できなかったり、或は、作業者等が持つ棒状物等の先端が監視エリアの上方をフィーダ自動交換ロボットに向かって接近してきても検出できない。このため、監視エリアの上方を侵入してくる飛来物や棒状物等に対して安全性を確保できない。
また、従来の監視エリアは、作業者の足元を検出するように設定されているため、作業者の足元が監視エリアの外側にあれば、作業者の手先が監視エリアの上方をフィーダ自動交換ロボットに向かって伸びてきても検出できない。このため、安全性を確保するために、作業者の手先が伸びる範囲を考慮して監視エリアを大きめに設定する必要があった。一般に、監視エリアが大きくなるほど、監視エリア内に作業者が不用意に侵入して検出される頻度が増加してフィーダ自動交換ロボットの動作が非常停止する頻度が増加し、生産性が低下する。また、監視エリアが大きくなるほど、作業者が安全に作業できる作業エリアが狭められてしまい、作業性も低下する。
上記課題を解決するために、移動体の少なくとも3方向に監視エリアを設定した周辺監視装置であって、前記移動体には、各方向の監視エリア毎にセーフティレーザスキャナが設置され、少なくとも1方向の監視エリアは、3次元で監視する3次元監視エリアとし、それ以外の方向の監視エリアは、水平方向に2次元で監視する水平監視エリアとし、前記3次元監視エリアを監視するセーフティレーザスキャナは、前記移動体の上部に設置されて、前記3次元監視エリアが前記移動体の上部から下部に向かって前記移動体との間隔が徐々に広がる傾斜面状の監視エリアを形成するように構成され、前記水平監視エリアを監視するセーフティレーザスキャナは、前記移動体の下部に設置されて、前記水平監視エリアが前記移動体の下部から水平面状の監視エリアを形成するように構成され、前記3次元監視エリアは、前記移動体の移動方向とは異なる方向を3次元で監視するように設定されている。
この構成では、少なくとも1方向の監視エリアは、移動体の上部から斜め下方に向かって3次元で監視する3次元監視エリアとなっているため、この3次元監視エリアでは、移動体に向かって侵入してくる飛来物や棒状物等を検出することができて、飛来物や棒状物等に対しても安全性を確保できる。しかも、3次元監視エリアでは、作業者の手先が移動体側に接近してくれば検出できるため、作業者の手先が伸びる範囲を考慮して3次元監視エリアの水平距離を大きめに設定する必要がなくなり、3次元監視エリアの水平距離を従来の監視エリアの水平距離よりも短くすることができる。これにより、3次元監視エリア内に作業者が不用意に侵入して検出される頻度を従来より減らすことができて、生産性も確保できる。しかも、作業者が安全に作業できる作業エリアが3次元監視エリアによって狭められる領域を従来よりも少なくすることができて、作業性も確保できる。
尚、移動体の周囲の各方向の監視エリアを3次元監視エリアとするか、水平監視エリアとするかは、例えば、移動体の種類、移動体の走行路と作業エリアとの位置関係、移動体の移動方向等を考慮して決定すれば良い。
図1は一実施例における部品実装ライン全体の構成を示す斜視図である。 図2はフィーダ自動交換ロボットと部品実装機の構成を概略的に示す斜視図である。 図3はフィーダ自動交換ロボットの周囲の監視エリアを説明する側面図である。 図4はフィーダ自動交換ロボットの周囲の監視エリアを説明する平面図である。 図5はフィーダ自動交換ロボット付きの部品実装ラインの制御系の構成を概略的に示すブロック図である。
以下、本発明を部品実装機10のフィーダ自動交換ロボット26に適用して具体化した一実施例を説明する。
まず、図1及び図2に基づいて部品実装ライン10の構成を説明する。
部品実装ライン10は、回路基板11の搬送方向(X方向)に沿って複数台の部品実装機12を1列に配列して構成され、該部品実装ライン10の基板搬入側には、回路基板11に半田を印刷する半田印刷機(図示せず)やカセット式のフィーダ14を保管するフィーダ保管装置19等が設置されている。
図2に示すように、各部品実装機12には、回路基板11を搬送する2本のコンベア13と、複数のカセット式のフィーダ14を交換可能にセットするフィーダセット台24(図1参照)と、このフィーダセット台24にセットしたカセット式のフィーダ14から供給される部品を吸着して回路基板11に実装する吸着ノズル(図示せず)を保持する実装ヘッド15と、この実装ヘッド15をXY方向(左右前後方向)に移動させるヘッド移動装置16と、吸着ノズルに吸着した部品をその下方から撮像する部品撮像用カメラ17(図5参照)等が設けられている。ヘッド移動装置16には、回路基板11の基準マーク(図示せず)を撮像するマーク撮像用カメラ18(図5参照)が実装ヘッド15と一体的にXY方向に移動するように取り付けられている。
その他、図5に示すように、部品実装機12の制御装置20には、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置21と、制御用の各種プログラムや各種データ等を記憶するHDD、SSD、ROM、RAM等の記憶装置22と、液晶ディスプレイ、CRT等の表示装置23等が接続されている。各部品実装機12の制御装置20は、部品実装ライン10全体の生産を管理する生産管理コンピュータ70とネットワークで接続され、該生産管理コンピュータ70によって部品実装ライン10全体の生産が管理される。
部品実装ライン10の各部品実装機12は、上流側の部品実装機12から搬送されてくる回路基板11をコンベア13によって所定位置まで搬送してクランプ機構(図示せず)で該回路基板11をクランプして位置決めして、該回路基板11の基準マークをマーク撮像用カメラ18で撮像して該基準マークの位置(該回路基板11の基準位置)を認識すると共に、フィーダ14から供給される部品を、実装ヘッド15の吸着ノズルで吸着して、その吸着位置から撮像位置へ移動させて、該部品をその下面側から部品撮像用カメラ17で撮像して該部品の吸着位置ずれ量等を判定した後、その吸着位置ずれ量を補正するように実装ヘッド15を移動させて該部品をコンベア13上の回路基板11に実装して部品実装基板を生産する。
図1に示すように、部品実装ライン10の前面側には、各部品実装機12のフィーダセット台24へのフィーダ14のセット及び/又は取り外し(以下「自動交換」という)を行うフィーダ自動交換ロボット26(自律走行ロボット)が設置されている。各部品実装機12のフィーダセット台24の下方に、当該フィーダセット台24にセットする複数のフィーダ14を収納するストック部71が設けられている。フィーダ自動交換ロボット26は、部品実装ライン10を構成する複数台の部品実装機12のいずれかでフィーダ14の自動交換要求が発生したときに当該自動交換要求が発生した部品実装機12の前面側へ移動して当該部品実装機12のフィーダセット台24から交換対象のフィーダ14を取り出してストック部71に回収すると共に、ストック部71から必要なフィーダ14を取り出して当該フィーダセット台24にセットするようにしている。尚、フィーダ自動交換ロボット26は、自動交換要求に応じて、フィーダセット台24から取り出したフィーダ14をストック部71に回収するだけの作業を行う場合もあり、その反対に、ストック部71から取り出したフィーダ14をフィーダセット台24の空きスロットにセットするだけの作業を行う場合もある。
部品実装ライン10の前面側には、フィーダ自動交換ロボット26(移動体)を部品実装機12の配列に沿ってX方向(左右方向)に移動させるガイドレール75が部品実装ライン10全体にX方向に延びるように設けられている。ガイドレール75の基板搬入側は、フィーダ保管装置19まで延長され、フィーダ自動交換ロボット26がフィーダ保管装置19の前面側へ移動して、フィーダ自動交換ロボット26がフィーダ保管装置19から自動交換に必要なフィーダ14を取り出したり、使用済みのフィーダ14をフィーダ保管装置19内に戻すようにしている。
フィーダ自動交換ロボット26には、部品実装ライン10に対するフィーダ自動交換ロボット26の位置を検出する位置検出装置34(図5参照)が設けられている。フィーダ自動交換ロボット26の制御装置90は、いずれかの部品実装機12で自動交換要求が発生したときに、位置検出装置34の検出信号によりフィーダ自動交換ロボット26の位置を検出しながら当該自動交換要求が発生した部品実装機12へ移動してフィーダ14の自動交換を行う動作を制御する。
尚、フィーダ自動交換ロボット26は、フィーダ14の自動交換の他に、図示はしないが、交換用の吸着ノズルを収容したカセット式のノズル交換ユニットや、キャリブレーション用部品を供給するカセット式のキャリブレーション用部品供給ユニット等についてもフィーダセット台24に対して自動交換できるようになっている。
生産管理コンピュータ70は、フィーダ自動交換ロボット26の制御装置90と共同してフィーダ自動交換ロボット26の移動を制御する制御装置としても機能し、生産中に部品実装ライン10を構成する複数台の部品実装機12のいずれかで自動交換要求が発生したか否かを監視し、いずれかの部品実装機12で自動交換要求が発生したときにその情報をフィーダ自動交換ロボット26の制御装置90へ送信して、フィーダ自動交換ロボット26を自動交換要求が発生した部品実装機12の前面側へ移動させるようにしている。或は、フィーダ自動交換ロボット26の制御装置90は、自動交換要求が発生した部品実装機12の情報をネットワークを介して当該部品実装機12から直接取得してフィーダ自動交換ロボット26が当該部品実装機12の前面側へ移動するようにしても良い。
また、フィーダ自動交換ロボット26には、当該フィーダ自動交換ロボット26の周辺の3方向を監視する周辺監視装置80が設けられている。この周辺監視装置80は、フィーダ自動交換ロボット26の周辺の3方向に監視エリアA,B,C(図3及び図4参照)が設定され、各監視エリアA,B,C毎にセーフティレーザスキャナ81,82,83が設置されている。各セーフティレーザスキャナ81,82,83は、各監視エリアA,B,Cに照射するレーザ光の照射角度を変化させて各監視エリアA,B,C内をレーザ光でスキャンし、検出対象に当たって反射したレーザ光を受光することで、各監視エリアA,B,C内に侵入した検出対象を検出する安全センサである。各セーフティレーザスキャナ81,82,83の検出エリアである各監視エリアA,B,Cの広さや形状は、ユーザー側で任意に変更可能となっている。
フィーダ自動交換ロボット26の移動方向(X方向とその反対方向)とは異なる方向であるフィーダ自動交換ロボット26の前方を監視する監視エリアA(図4に点々で示す領域)は、3次元で監視する3次元監視エリアAとなっている。この3次元監視エリアAを監視するセーフティレーザスキャナ81は、フィーダ自動交換ロボット26の上部前端の中央部に設置されて、図3に示すように、3次元監視エリアAがフィーダ自動交換ロボット26の上部から下部に向かってフィーダ自動交換ロボット26の前面との間隔が徐々に広がる傾斜面状の監視エリアを形成するように構成されている。
この3次元監視エリアAの傾斜角度を決定する際に、部品実装機12前面の危険源(フィーダ14を出し入れする部分)からの水平距離である安全距離を次式により計算して、危険源から3次元監視エリアAまでの水平距離が安全距離となるように3次元監視エリアAの傾斜角度を決定すれば良い。
安全距離=(Vmax ×T1 )+S1 +ΔS+(Vman ×T2 )+S2
ここで、Vmax はフィーダ自動交換ロボット26の最大速度、T1 は危険領域に物が入ってからフィーダ自動交換ロボット26がブレーキをかけ始めるまでの時間、S1 はフィーダ自動交換ロボット26の制動距離、ΔSはセーフティレーザスキャナ81の計測誤差、Vman は人の侵入速度、T2 は危険領域に物が入ってからフィーダ自動交換ロボット26が停止するまでの時間、S2 は危険領域に侵入する前に体の一部が危険区域に接近する距離である。
一方、フィーダ自動交換ロボット26の移動方向(X方向とその反対方向)である左右方向を監視する監視エリアB,C(図4に左斜線と右斜線で示す領域)は、水平方向に2次元で監視する水平監視エリアB,Cとなっている。左右方向の水平監視エリアB,Cを監視するセーフティレーザスキャナ82,83は、フィーダ自動交換ロボット26の下部に設置されて、左右方向の水平監視エリアB,Cがフィーダ自動交換ロボット26の下部から床面27に沿って水平面状の監視エリアを形成するように構成されている。
更に、本実施例では、左右方向の水平監視エリアB,Cを監視するセーフティレーザスキャナ82,83は、フィーダ自動交換ロボット26の下部のうちの3次元監視エリアA側のコーナー部分に設置され、3次元監視エリアAの左右両側に配置された水平監視エリアB,Cの一部が3次元監視エリアAの下部とフィーダ自動交換ロボット26の前面下部との間の隙間全体をカバーするように張り出している。
各方向の監視エリアA,B,Cは、このエリア内に人や物が侵入したときに、それらとフィーダ自動交換ロボット26との衝突を回避するためにフィーダ自動交換ロボット26の駆動系の電源である動力電源を遮断してフィーダ自動交換ロボット26を非常停止させるエリアである。セーフティレーザスキャナ81,82,83のいずれかが監視エリアA,B,C内への人や物の侵入を検出するとフィーダ自動交換ロボット26の動力電源が遮断されるが、この動力電源の遮断中も、周辺監視装置80及びフィーダ自動交換ロボット26の制御系の電源である制御電源が維持され、周辺監視装置80が各方向の監視エリアA,B,C内への人や物の侵入の有無を監視して、監視エリアA,B,C内に侵入した人や物が監視エリアA,B,Cから出ていったときに、直ちにフィーダ自動交換ロボット26の動力電源を復帰させてフィーダ自動交換ロボット26の移動制御を再開できるようになっている。
以上説明した本実施例によれば、フィーダ自動交換ロボット26の周辺の3方向に監視エリアA,B,Cが設定され、フィーダ自動交換ロボット26の移動方向(X方向とその反対方向)とは異なる方向であるフィーダ自動交換ロボット26の前方を監視する監視エリアAは、3次元で監視する3次元監視エリアAであり、この3次元監視エリアAがフィーダ自動交換ロボット26の上部から下部に向かってフィーダ自動交換ロボット26の前面との間隔が徐々に広がる傾斜面状の監視エリアを形成するように構成されているため、この3次元監視エリアAでは、フィーダ自動交換ロボット26の前面に向かって侵入してくる飛来物や棒状物等を検出することができて、飛来物や棒状物等に対しても安全性を確保できる。しかも、3次元監視エリアAでは、作業者の手先がフィーダ自動交換ロボット26の前面側に接近してくれば検出できるため、作業者の手先が伸びる範囲を考慮して3次元監視エリアAの水平距離を大きめに設定する必要がなくなり、3次元監視エリアAの水平距離を従来の監視エリアの水平距離よりも短くすることができる。これにより、3次元監視エリアA内に作業者が不用意に侵入して検出される頻度を従来より減らすことができて、フィーダ自動交換ロボット26の動作が非常停止する頻度を減らすことができ、生産性も確保できる。しかも、作業者が安全に作業できる作業エリアが3次元監視エリアAによって狭められる領域を従来よりも少なくすることができて、作業性も確保できる。
ところで、フィーダ自動交換ロボット26の停止中等に3次元監視エリアAの下部とフィーダ自動交換ロボット26の前面下部との間の隙間にその側方(X方向又はその反対方向)から作業者等が侵入しても、作業者等が3次元監視エリアAに入らなければ、3次元監視エリアAのセーフティレーザスキャナ81では作業者等を検出できない。
この対策として、本実施例では、フィーダ自動交換ロボット26の移動方向(X方向とその反対方向)を監視する監視エリアB,Cは、フィーダ自動交換ロボット26の下部から水平方向に2次元で監視する水平監視エリアB,Cであり、各方向の水平監視エリアB,Cの一部が3次元監視エリアAの下部とフィーダ自動交換ロボット26の前面下部との間の隙間全体をカバーするように張り出しているため、フィーダ自動交換ロボット26の停止中等に3次元監視エリアAの下部とフィーダ自動交換ロボット26の前面下部との間の隙間にその側方から作業者等が侵入した場合には、左右方向の水平監視エリアB,Cで作業者等を検出でき、安全性を確保できる。
尚、本実施例では、左右方向の水平監視エリアB,Cの一部が3次元監視エリアAの下部とフィーダ自動交換ロボット26の前面下部との間の隙間全体をカバーするように構成したが、左右方向の水平監視エリアB,Cの一部が3次元監視エリアAの下部に重なる位置まで張り出していれば良く、3次元監視エリアAの内側において左右方向の水平監視エリアB,Cの間に多少の隙間があっても良い。この構成でも、本実施例とほぼ同様の効果を得ることができる。
また、本実施例は、本発明をフィーダ自動交換ロボット26に適用した実施例であるが、フィーダ自動交換ロボット26以外の自律走行ロボットや無人搬送車等、様々な種類の移動体に適用しても良い。この場合、移動体の4方向に監視エリアを設定しても良く、また、移動体の移動方向又はその直角方向の2方向の監視エリアを3次元監視エリアとし、他の2方向の監視エリアを水平監視エリアとしても良い。一般に、移動体の周囲の各方向の監視エリアを3次元監視エリアとするか、水平監視エリアとするかは、例えば、移動体の種類、移動体の走行路と作業エリアとの位置関係、移動体の移動方向等を考慮して決定すれば良い。
その他、本発明は、上記実施例の構成に限定されず、例えば、3次元監視エリアの形状や水平監視エリアの形状を適宜変更して実施しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは勿論である。
10…部品実装ライン、11…回路基板、12…部品実装機、14…カセット式のフィーダ、15…実装ヘッド、20…部品実装機の制御装置、24…フィーダセット台、26…フィーダ自動交換ロボット(移動体,自律走行ロボット)、70…生産管理コンピュータ、80…周辺監視装置、81,82,83…セーフティレーザスキャナ、90…フィーダ自動交換ロボットの制御装置、A…3次元監視エリア、B,C…水平監視エリア

Claims (6)

  1. 移動体の少なくとも3方向に監視エリアを設定した周辺監視装置であって、
    前記移動体には、各方向の監視エリア毎にセーフティレーザスキャナが設置され、
    少なくとも1方向の監視エリアは、3次元で監視する3次元監視エリアとし、それ以外の方向の監視エリアは、水平方向に2次元で監視する水平監視エリアとし、
    前記3次元監視エリアを監視するセーフティレーザスキャナは、前記移動体の上部に設置されて、前記3次元監視エリアが前記移動体の上部から下部に向かって前記移動体との間隔が徐々に広がる傾斜面状の監視エリアを形成するように構成され、
    前記水平監視エリアを監視するセーフティレーザスキャナは、前記移動体の下部に設置されて、前記水平監視エリアが前記移動体の下部から水平面状の監視エリアを形成するように構成され
    前記3次元監視エリアは、前記移動体の移動方向とは異なる方向を3次元で監視するように設定されている、周辺監視装置。
  2. 前記3次元監視エリアの両側に前記水平監視エリアが配置され、
    前記水平監視エリアの一部が前記3次元監視エリアの下部に重なる位置まで張り出している、請求項1に記載の周辺監視装置。
  3. 前記水平監視エリアを監視するセーフティレーザスキャナは、前記移動体の下部のうちの前記3次元監視エリア側のコーナー部分に設置され、
    前記3次元監視エリアの両側に配置された前記水平監視エリアの一部が前記3次元監視エリアの下部と前記移動体の下部との間の隙間全体をカバーするように張り出している、請求項に記載の周辺監視装置。
  4. 移動体の少なくとも3方向に監視エリアを設定した周辺監視装置であって、
    前記移動体には、各方向の監視エリア毎にセーフティレーザスキャナが設置され、
    少なくとも1方向の監視エリアは、3次元で監視する3次元監視エリアとし、それ以外の方向の監視エリアは、水平方向に2次元で監視する水平監視エリアとし、
    前記3次元監視エリアを監視するセーフティレーザスキャナは、前記移動体の上部に設置されて、前記3次元監視エリアが前記移動体の上部から下部に向かって前記移動体との間隔が徐々に広がる傾斜面状の監視エリアを形成するように構成され、
    前記水平監視エリアを監視するセーフティレーザスキャナは、前記移動体の下部に設置されて、前記水平監視エリアが前記移動体の下部から水平面状の監視エリアを形成するように構成された周辺監視装置において、
    前記3次元監視エリアの両側に前記水平監視エリアが配置され、
    前記水平監視エリアの一部が前記3次元監視エリアの下部に重なる位置まで張り出しており、
    前記水平監視エリアを監視するセーフティレーザスキャナは、前記移動体の下部のうちの前記3次元監視エリア側のコーナー部分に設置され、
    前記3次元監視エリアの両側に配置された前記水平監視エリアの一部が前記3次元監視エリアの下部と前記移動体の下部との間の隙間全体をカバーするように張り出している、周辺監視装置。
  5. 前記移動体は、自律走行ロボットである、請求項1乃至4のいずれかに記載の周辺監視装置。
  6. 前記自律走行ロボットは、部品実装ラインを構成する複数台の部品実装機の配列に沿って移動して各部品実装機との間でフィーダを自動交換するフィーダ自動交換ロボットである、請求項5に記載の周辺監視装置。
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