JP7178590B2 - エレベータ装置 - Google Patents
エレベータ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7178590B2 JP7178590B2 JP2019140548A JP2019140548A JP7178590B2 JP 7178590 B2 JP7178590 B2 JP 7178590B2 JP 2019140548 A JP2019140548 A JP 2019140548A JP 2019140548 A JP2019140548 A JP 2019140548A JP 7178590 B2 JP7178590 B2 JP 7178590B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- shaped member
- braking
- connecting portion
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 21
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 17
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 17
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
例えば、下記特許文献1には、下降するかごに対して相対的に調速機ロープによって引き上げられるレバーの先端に設けられたローラとくわえ金具とによって、かごを案内するガイドレールを挟み込んでかごを停止させる非常止め装置が開示されている。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、本実施形態に係るエレベータ装置を設置した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
これらガイドレール3,3は、図3に示すように、互いに向き合う方向に開口するガイド溝の溝底側を区画する溝底片部4と、溝幅方向一方側(奥行方向手前側)を区画する第1側壁部5と、溝幅方向他方側(奥行方向奥側)を区画する第2側壁部6と、を備えている。籠10側には、これらガイドレール3,3にガイドされる適宜の被ガイド部が設けられている。
この制動機構20は、図4(a)、(b)に示すように、制動部27が上下動するように籠10に対して回転自在に保持された第1レバー状部材21を備えている。また、制動機構20は、この第1レバー状部材21の回転を伴い上方側に変位されて制動位置とされた制動部27とによってガイドレール3を挟むように保持し、籠10の降下を制動する制動本体30を備えている。また、制動機構20は、紐状体2が連結された連結部18の上下動に連動して先端側部位46が制動部27とは逆側に上下動するように回転される第2レバー状部材41を備えている。また、制動機構20は、連結部18の籠10に対する下降を伴い第2レバー状部材41の先端側部位46を下方側に変位させるように付勢する第1付勢部材34を備えている。また、第1レバー状部材21と第2レバー状部材41とは、第2レバー状部材41の先端側部位46が下方側に変位される際には、制動部27が上方側に変位するように連動されて回転されるように連結されている。
また、第1レバー状部材21と第2レバー状部材41とは、制動部27が制動位置とされた状態で、第2レバー状部材41の先端側部位46が上方側の初期位置に変位する側への第2レバー状部材41の第1レバー状部材21に対する回転を許容するように連結されている。このような構成とすれば、制動位置とされた制動部27がガイドレール3に食い込んだ状態で、第1レバー状部材21に対して第2レバー状部材41を初期位置側に回転させて連結部18を上昇させ、新たな紐状体2を連結することができる。これにより、第1レバー状部材21や第2レバー状部材41に過度な負荷を掛けることなく新たな紐状体2を容易に連結することができる。
また、制動機構20は、紐状体2が連結された連結部18の上下動に連動して上下動される連動部材36及びこの連動部材36の籠10に対する上下動を制振する第3付勢部材40を備えている。また、制動機構20は、制動本体30を保持し、籠10の底板15の下面側に固定される保持部材28を備えている。
この制動機構20の主要部を構成する第1レバー状部材21や保持部材28、制動本体30、第1付勢部材34、第2付勢部材35、連動部材36、第3付勢部材40、第2レバー状部材41等は、幅方向両側に位置するように対状に設けられている(図3参照)。なお、これら幅方向両側の制動機構20の主要部の構成は、互いに同様であるので、以下では一方を例にとって説明する。
また、本実施形態では、図3に示すように、このレバー軸29を、エレベータ装置1の幅方向に架け渡すように設け、幅方向両側の第1レバー状部材21,21及び第2レバー状部材41,41の共用軸としている。
制動部27は、レバー軸29の軸方向(エレベータ装置1の幅方向)に見て略円形の円柱状(ローラ状)とされている。第1レバー状部材21の保持部26は、この制動部27の上下両側及びレバー軸29方向外側への移動を規制するように形成されている。また、保持部材28には、初期位置(非制動位置)の第1レバー状部材21の保持部26側部位の下方側への更なる移動を抑止するストッパー部33が設けられている。
本実施形態では、第1板状連結部22に突起24を設け、第2板状連結部42に長穴44を設けた構成としている。
第1板状連結部22は、第1レバー状部材21の軸挿通部23及び保持部26が設けられた部位(レバー本体部)のレバー軸29方向中央側に位置するように設けられている(図3参照)。この第1板状連結部22は、レバー軸29を囲むように設けられている。複数の突起24は、この第1板状連結部22の厚さ方向一方側となるレバー軸29方向中央側からレバー軸29方向中央側に向けて突出するように設けられている。これら突起24は、レバー軸29の軸心を円心とする同一円周上に位置するように、かつ周方向に等間隔を空けて設けられている。なお、この第1板状連結部22は、第1レバー状部材21のレバー本体部に一体的に設けられたものでもよく、レバー本体部に対してねじ等によって固定された別部材であってもよい。
また、これら長穴44は、レバー軸29の軸心を円心とする同一円周上に位置するように、かつ周方向に等間隔を空けて設けられている。これら長穴44は、図4(b)及び図5(b)に示すように、第1レバー状部材21及び第2レバー状部材41が初期位置において、長径方向一方の穴縁に突起24が位置するように形成されている。
これら長穴44の周方向に沿う長径は、制動位置とされた第1レバー状部材21に対して、図6(b)に示すように、第2レバー状部材41の先端側部位46が上方側の初期位置に変位可能なように適宜の径とされている。図例では、制動位置とされた第1レバー状部材21に対して第2レバー状部材41が初期位置とされた状態で、長穴44の長径方向の途中部位に突起24が位置する構成とした例を示しているが、このような構成に限られない。なお、長穴44を貫通孔状とした態様に代えて、有底穴状としてもよい。この場合は、突起24を適宜、変形するようにしてもよく、また、第1板状連結部22と第2板状連結部42とを連結する適宜の連結部を設けた構成としてもよい。また、第2レバー状部材41に対して第1レバー状部材21を連動させて制動位置とする一方、制動位置とされた第1レバー状部材21に対して第2レバー状部材41の回転を許容する連結機構としては、上記したような態様に限られず、種々の変形が可能である。
第1付勢部材34は、他端部としての上端部が籠側ばね保持部17に規制され、一端部としての下端部が当接された第2レバー状部材41のばね保持部47を押し下げるように付勢する構成とされている。この第1付勢部材34は、第2レバー状部材41が初期位置とされた状態で、圧縮された状態、つまり、付勢力が蓄勢された状態とされている。
連動部材36には、この第3付勢部材40の他端部としての下端部が当接されるばね保持部37が設けられている。このばね保持部37は、上下方向に厚さ方向を沿わせて配される板状とされ、連結部18が挿通される挿通孔を設けた構成とされている。このばね保持部37の下面側には、連結部18の上下動に連動してばね保持部37が上下動するように連結部18に固定された固定部19が設けられている。この固定部19は、連結部18に設けられた雄ねじ部にねじ合わされたナット部材であってもよく、また、ばね保持部37の下面側に固定的に設けられたものであってもよい。
上記のような構成により、第3付勢部材40は、籠10に人や荷物等が載せられて荷重が負荷された際に籠10に対して相対的に上方側に変位する連結部18の変位の抑制や、昇降時における籠10の振動の軽減が可能な構成とされている。つまり、第3付勢部材40は、籠10に対して相対的に連結部18とともに上方側に変位する連動部材36のばね保持部37を下方側に向けて付勢する構成とされている。
図5(a)、(b)に示すように、紐状体2に緩みや切断が生じ、籠10に対して連結部18が下方側に変位可能となれば、第1付勢部材34が復元力によって伸長し、先端側部位46が押し下げられるように第2レバー状部材41がレバー軸29回りに回転する。この第2レバー状部材41の回転に連動して、上記したように第1レバー状部材21が制動位置となり、籠10が制動され、停止される。
また、上記した例では、第1付勢部材34及び第3付勢部材40を圧縮コイルばねとした例を示しているが、上記同様、他のばね部材としてもよい。また、第3付勢部材40を設けていない構成としてもよい。この場合は、上記のような連動部材36を設けずに、第2レバー状部材41の先端側部位46に連結部18を連結したような構成等としてもよい。本実施形態に係るエレベータ装置1の上記した各部材及び各部の構成は、一例に過ぎず、その他、種々の変形が可能である。
2 紐状体
3 ガイドレール
10 籠
18 連結部
21 第1レバー状部材
22 第1板状連結部
24 突起
27 制動部
29 レバー軸(軸)
30 制動本体
34 第1付勢部材
35 第2付勢部材
41 第2レバー状部材
42 第2板状連結部
44 長穴
46 先端側部位
Claims (5)
- 昇降方向に沿ってガイドレールにガイドされ、紐状体に吊り下げられて昇降される籠を備えたエレベータ装置であって、
制動部が上下動するように前記籠に対して回転自在に保持された第1レバー状部材と、該第1レバー状部材の回転を伴い上方側に変位されて制動位置とされた前記制動部とによって前記ガイドレールを挟むように保持し、前記籠の降下を制動する制動本体と、前記紐状体が連結された連結部の上下動に連動して先端側部位が前記制動部とは逆側に上下動するように回転される第2レバー状部材と、前記連結部の前記籠に対する下降を伴い前記第2レバー状部材の先端側部位を下方側に変位させるように付勢する第1付勢部材と、を備えており、
前記第1レバー状部材と前記第2レバー状部材とは、該第2レバー状部材の先端側部位が下方側に変位される際には、前記制動部が上方側に変位するように連動されて回転される一方、前記制動部が前記制動位置とされた状態で、前記第2レバー状部材の先端側部位が上方側の初期位置に変位する側への該第2レバー状部材の前記第1レバー状部材に対する回転を許容するように連結されていることを特徴とするエレベータ装置。 - 請求項1において、
前記制動位置とされた前記第1レバー状部材を、前記初期位置とされた前記第2レバー状部材に対して前記制動部を下方側に変位させるように付勢する第2付勢部材を備えていることを特徴とするエレベータ装置。 - 請求項1または2において、
前記第1レバー状部材及び前記第2レバー状部材は、同軸回りに回転される構成とされ、かつこれらのうちの一方には、前記第2レバー状部材の前記第1レバー状部材に対する前記初期位置側への回転を許容するように前記第1レバー状部材及び前記第2レバー状部材の軸の外周側において周方向に延び、前記第1レバー状部材及び前記第2レバー状部材の軸方向に開口する長穴が設けられ、他方には、該長穴に差し入れられて前記第2レバー状部材に対して前記第1レバー状部材を連動させて前記制動位置に向けて回転させる際に前記長穴の長径方向一方の穴縁に位置される突起が前記軸方向に突出するように設けられていることを特徴とするエレベータ装置。 - 請求項3において、
前記長穴は、前記軸の外周側において周方向に間隔を空けて複数箇所に設けられ、前記突起は、これら複数の長穴のそれぞれに差し入れられるように前記軸の外周側において周方向に間隔を空けて複数箇所に設けられていることを特徴とするエレベータ装置。 - 請求項3または4において、
前記第1レバー状部材には、前記軸方向に厚さ方向を沿わせ該軸が挿通された第1板状連結部が設けられ、前記第2レバー状部材には、前記軸方向に厚さ方向を沿わせ該軸が挿通され、前記第1板状連結部の前記軸方向に隣接されて連結された第2板状連結部が設けられており、
前記長穴は、前記第1板状連結部及び前記第2板状連結部のうちの一方に設けられ、前記突起は、他方に設けられていることを特徴とするエレベータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019140548A JP7178590B2 (ja) | 2019-07-31 | 2019-07-31 | エレベータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019140548A JP7178590B2 (ja) | 2019-07-31 | 2019-07-31 | エレベータ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021024648A JP2021024648A (ja) | 2021-02-22 |
JP7178590B2 true JP7178590B2 (ja) | 2022-11-28 |
Family
ID=74662761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019140548A Active JP7178590B2 (ja) | 2019-07-31 | 2019-07-31 | エレベータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7178590B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3008214U (ja) | 1994-08-24 | 1995-03-07 | 株式会社コシハラ | 上下開閉式扉の安全装置 |
JP2004142914A (ja) | 2002-10-25 | 2004-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターの非常止め装置 |
US20150041256A1 (en) | 2012-04-16 | 2015-02-12 | Mitsubishi Electric Corporation | Elevator apparatus |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5147164U (ja) * | 1974-10-04 | 1976-04-07 |
-
2019
- 2019-07-31 JP JP2019140548A patent/JP7178590B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3008214U (ja) | 1994-08-24 | 1995-03-07 | 株式会社コシハラ | 上下開閉式扉の安全装置 |
JP2004142914A (ja) | 2002-10-25 | 2004-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターの非常止め装置 |
US20150041256A1 (en) | 2012-04-16 | 2015-02-12 | Mitsubishi Electric Corporation | Elevator apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021024648A (ja) | 2021-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9714158B2 (en) | Elevator counterweight device | |
EP2495205B1 (en) | Emergency stop device for elevators | |
AU2016231645B2 (en) | Braking system for a hoisted structure and method of controlling braking a hoisted structure | |
US6021872A (en) | Remote brake release mechanism for an elevator machine | |
CN111712455A (zh) | 紧急停止装置及电梯 | |
CN104229580B (zh) | 电梯的调速器以及电梯 | |
JP5809755B2 (ja) | エレベーターの非常止め装置およびエレベーター | |
JP5832669B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JP6578826B2 (ja) | エレベータ用非常止め装置 | |
JP7178590B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JP2014114130A (ja) | エレベータ | |
KR101646393B1 (ko) | 승강기 이중 추락방지 장치 | |
KR101117340B1 (ko) | 엘리베이터의 비상 정지장치 | |
CN108584637B (zh) | 电梯装置 | |
JP2012158440A (ja) | エレベータ | |
KR102009999B1 (ko) | 엘리베이터용 단방향 비상 제동장치 | |
KR101239403B1 (ko) | 승강기용 안전장치 | |
CN114538239B (zh) | 一种电梯安全升降系统 | |
US11459207B2 (en) | Safety link with pulley | |
JPH10167626A (ja) | 斜行エレベーターのかご装置 | |
WO2023223404A1 (ja) | エレベーター | |
JP2019077533A (ja) | 非常停止装置及びエレベーター | |
CN110461750A (zh) | 电梯装置 | |
JP2024127523A (ja) | エレベーターのドア装置及びドア外れ止め具 | |
KR101287619B1 (ko) | 승강기용 안전장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220804 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220809 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220930 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221018 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221028 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7178590 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |