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JP7176224B2 - 車両のパーキングブレーキ制御装置 - Google Patents

車両のパーキングブレーキ制御装置 Download PDF

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Description

ここに開示された技術は、車両のパーキングブレーキを制御する車両のパーキングブレーキ制御装置に関するものである。
従来、車両の電源がオフにされたときに、電動パーキングブレーキを自動的に作動させるオートアプライ制御が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、特許文献2に記載の技術では、ブレーキペダルが踏まれている状態で、車両電源スイッチがオフにされると、電動パーキングブレーキを自動的に作動させるオートアプライ制御が実行されている。
特許第3978261号公報 特許第3945387号公報
例えば故障したときなどに車両を牽引する際には、パーキングブレーキをオフにする必要がある。また、欧州の洗車場では、一般に、左右の一方輪のみをベルトコンベヤに乗せて、自動洗車機まで車両を移動させて自動洗車が行われるので、パーキングブレーキをオフにしておく必要がある。このように、車両電源スイッチにより車両の電源がオフにされたときに電動パーキングブレーキが自動的に作動するオートアプライ制御を実行したくない場合がある。そこで、乗員の操作によりオートアプライ制御が実行されないようにすることを容易に可能にすることが求められる。
ここに開示された技術は、乗員の操作によりオートアプライ制御が実行されないようにすることを容易に可能にする車両のパーキングブレーキ制御装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、ここに開示された技術の一態様は、
車両のパーキングブレーキを制御する車両のパーキングブレーキ制御装置であって、
前記車両の乗員により操作可能な位置に設けられ前記パーキングブレーキのオンオフを切り換えるためのパーキング切り換え操作部と、
前記乗員により操作可能な位置に設けられ前記車両の電源のオンオフを切り換えるための車両電源切り換え操作部と、
前記パーキングブレーキを制御するとともに、前記車両電源切り換え操作部を用いて前記乗員により前記車両の電源がオンからオフに操作されると、前記パーキングブレーキを自動的にオンにさせるオートアプライ制御を実行するパーキングブレーキ制御部と、
前記車両の電源がオン状態、前記車両が停止した状態、かつ前記パーキングブレーキがオフの状態において、前記パーキング切り換え操作部に対するオフ操作が実行された後に、前記車両電源切り換え操作部に対するオフ操作が実行されると、前記オートアプライ制御を禁止する禁止条件が成立したと判定する禁止条件判定部と、
を備え、
前記パーキングブレーキ制御部は、前記禁止条件が成立したと判定されると、前記オートアプライ制御を実行しないものであり、
前記禁止条件判定部は、前記パーキング切り換え操作部に対するオフ操作が所定時間以上継続されると、前記パーキング切り換え操作部に対するオフ操作が実行されたと判定し、前記車両電源切り換え操作部に対するオフ操作が、前記パーキング切り換え操作部に対するオフ操作が終了してから所定時間以内に実行されると、前記禁止条件が成立したと判定するものである。
この態様では、車両の電源がオン状態、車両が停止した状態、かつパーキングブレーキがオフの状態において、パーキング切り換え操作部に対するオフ操作が実行された後に、車両電源切り換え操作部に対するオフ操作が実行されると、オートアプライ制御を禁止する禁止条件が成立したと判定される。禁止条件が成立したと判定されると、オートアプライ制御が実行されない。したがって、この態様によれば、乗員が、パーキング切り換え操作部に対するオフ操作と車両電源切り換え操作部に対するオフ操作とを、この順番で行うだけで、容易に、オートアプライ制御が実行されないようにすることができる。
上記態様において、好ましくは、
前記禁止条件が成立したと判定されると、前記オートアプライ制御が実行されないことを前記乗員に報知する報知部を更に備えるものである。
この態様では、禁止条件が成立したと判定されると、オートアプライ制御が実行されないことが、乗員に報知される。したがって、この態様によれば、オートアプライ制御が実行されないことを、乗員は、容易に気付くことができる。
上記態様において、好ましくは、前記報知部は、前記車両の電源がオン状態、前記車両が停止した状態、かつ前記パーキングブレーキがオフの状態において、前記パーキング切り換え操作部のオフ操作が所定時間以上継続した場合に、前記パーキング切り換え操作部に対するオフ操作が実行されたことを前記乗員に報知するものである。
上記態様において、好ましくは、
前記禁止条件判定部は、前記パーキング切り換え操作部に対するオフ操作が所定時間以上継続されると、前記パーキング切り換え操作部に対するオフ操作が実行されたと判定するものである。
この態様では、パーキング切り換え操作部に対するオフ操作が所定時間以上継続されると、パーキング切り換え操作部に対するオフ操作が実行されたと判定される。したがって、この態様によれば、パーキング切り換え操作部を誤って所定時間未満の短時間オフ操作した場合には、パーキング切り換え操作部に対するオフ操作が実行されたと判定されないため、オートアプライ制御を実行することができる。
上記態様において、好ましくは、
前記パーキングブレーキ制御部は、前記車両の電源がオフの状態、かつ前記パーキングブレーキがオンの状態のときに、前記パーキング切り換え操作部に対するオフ操作が実行されても、前記パーキングブレーキをオフにしないものである。
この態様によれば、車両の電源がオフの状態、かつパーキングブレーキがオンの状態のときに、乗員により、パーキング切り換え操作部に対して誤ってオフ操作が行われても、パーキングブレーキがオフにされない。したがって、この態様によれば、車両の安全性を高めることができる。
上記態様において、好ましくは、
前記車両が位置する道路の勾配を検出する勾配センサを更に備え、
前記禁止条件判定部は、更に、前記道路の勾配が所定角度以下のときに、前記禁止条件が成立したと判定するものである。
この態様では、車両が位置する道路の勾配が所定角度以下のときに、禁止条件が成立したと判定される。言い換えると、車両が位置する道路の勾配が所定角度を超えるときには、禁止条件が成立したと判定されない。したがって、この態様によれば、車両が位置する道路の勾配が所定角度を超えている場合には、オートアプライ制御が実行される。このため、パーキング切り換え操作部をオンにするのを忘れた場合でも、パーキングブレーキがオフになって車両が道路の勾配により移動するのを未然に防止することができる。
上記態様において、好ましくは、
前記車両のシフトレバーの位置を検出するレンジセンサを更に備え、
前記禁止条件判定部は、更に、前記シフトレバーがニュートラル位置のときに、前記禁止条件が成立したと判定するものである。
この態様によれば、シフトレバーがニュートラル位置のときに、禁止条件が成立したと判定されるので、例えば車両の牽引時にシフトレバーをニュートラル位置に移動させると、オートアプライ制御が実行されないようにすることができる。
上記態様において、好ましくは、
前記パーキング切り換え操作部と、前記車両電源切り換え操作部とは、前記車両のステアリングホイールに対して、前記車両の幅方向において同じ側に配置されているものである。
パーキング切り換え操作部のオフ操作と、車両電源切り換え操作部のオフ操作とが同時に実行されると、オートアプライ制御が実行されないようにすることが考えられる。しかし、この態様では、パーキング切り換え操作部と、車両電源切り換え操作部とは、車両のステアリングホイールに対して、車両の幅方向において同じ側に配置されている。このため、パーキング切り換え操作部のオフ操作と、車両電源切り換え操作部のオフ操作とを、両手を使って同時に実行するためには、運転席に着座した状態では体をひねることが必要になるため、困難となっている。これに対して、この態様では、乗員が、パーキング切り換え操作部に対するオフ操作と車両電源切り換え操作部に対するオフ操作とを、この順番で行うだけで、容易に、オートアプライ制御が実行されないようにすることができる。したがって、パーキング切り換え操作部と車両電源切り換え操作部との位置関係がこの態様のような場合に、より大きな効果を得ることができる。
上記態様において、好ましくは、
前記パーキング切り換え操作部と、前記車両電源切り換え操作部とは、前記車両のステアリングホイールに対して、前記車両の幅方向において中央側に配置されているものである。
パーキング切り換え操作部のオフ操作と、車両電源切り換え操作部のオフ操作とが同時に実行されると、オートアプライ制御が実行されないようにすることが考えられる。しかし、この態様では、パーキング切り換え操作部と、車両電源切り換え操作部とは、車両のステアリングホイールに対して、車両の幅方向において中央側に配置されている。このため、パーキング切り換え操作部のオフ操作と、車両電源切り換え操作部のオフ操作とを、両手を使って同時に実行するためには、運転席に着座した状態では体をひねることが必要になるため、困難となっている。これに対して、この態様では、乗員が、パーキング切り換え操作部に対するオフ操作と車両電源切り換え操作部に対するオフ操作とを、この順番で行うだけで、容易に、オートアプライ制御が実行されないようにすることができる。したがって、パーキング切り換え操作部と車両電源切り換え操作部との位置関係がこの態様のような場合に、より大きな効果を得ることができる。
ここに開示された技術の他の態様は、車輪を制動するためのパーキングブレーキを制御する車両のパーキングブレーキ制御装置であって、
前記車両の乗員により操作可能な位置に設けられ前記パーキングブレーキの制動状態と非制動状態を切り換えるためのパーキング切り換え操作部と、
前記乗員により操作可能な位置に設けられ車両電源のオン状態とオフ状態を切り換えるための車両電源切り換え操作部と、
前記車両電源がオン状態、前記車両が停止した状態、かつ前記パーキングブレーキが非制動の状態において、
前記乗員により前記車両電源切り換え操作部を用いて前記車両電源のオフ状態への操作がされたときに、前記パーキングブレーキを非制動状態から制動状態に切り換える一方、
前記乗員により前記パーキング切り換え操作部を用いて前記パーキングブレーキの非制動状態への操作がされた後に、前記乗員により前記車両電源切り換え操作部を用いて前記車両電源のオフ状態への操作がされたときに、前記パーキングブレーキを非制動状態に維持するパーキングブレーキ制御部と、
を有し、
前記パーキングブレーキ制御部は、前記パーキング切り換え操作部に対して非制動状態に切り換える操作が所定時間以上継続されると、前記パーキング切り換え操作部に対して非制動状態にする操作が実行されたと判定し、前記車両電源切り換え操作部に対してオフ状態に切り換える操作が、前記パーキング切り換え操作部に対して非制動状態に切り換える操作が実行されてから所定時間以内に実行されると、前記パーキングブレーキを非制動状態に維持するものである。
この態様では、車両電源がオン状態、車両が停止した状態、かつパーキングブレーキが非制動の状態において、乗員により車両電源切り換え操作部を用いて車両電源のオフ状態への操作がされたときに、パーキングブレーキが非制動状態から制動状態に切り換えられる。したがって、この態様によれば、乗員がパーキング切り換え操作部の操作を忘れても、自動的にパーキングブレーキを制動状態にすることができる。
また、車両電源がオン状態、車両が停止した状態、かつパーキングブレーキが非制動の状態において、乗員によりパーキング切り換え操作部を用いてパーキングブレーキの非制動状態への操作がされた後に、乗員により車両電源切り換え操作部を用いて車両電源のオフ状態への操作がされたときに、パーキングブレーキが非制動状態に維持される。したがって、この態様によれば、乗員が、パーキング切り換え操作部を用いたパーキングブレーキの非制動状態への操作と、車両電源切り換え操作部を用いた車両電源のオフ状態への操作とを、この順番で行うだけで、容易に、パーキングブレーキを非制動状態に維持することができる。
この車両のパーキングブレーキ制御装置によれば、乗員が、パーキング切り換え操作部に対するオフ操作と車両電源切り換え操作部に対するオフ操作とを、この順番で行うだけで、容易に、オートアプライ制御が実行されないようにすることができる。
本実施形態の車両のパーキングブレーキ制御装置を備える車両の制御構成を概略的に示すブロック図である。 図1に示される車両のブレーキ機構を概略的に示す図である。 図1に示される車両のブレーキ機構を概略的に示す図である。 図1に示される車両の運転席周辺の外観を概略的に示す図である。 図1に示される車両の運転席周辺の外観を概略的に示す図である。 車両の動作手順の一例を概略的に示すフローチャートである。 車両の動作手順の一例を概略的に示すフローチャートである。 車両の動作手順の一例を概略的に示すフローチャートである。 図6~図8の動作における各部の推移を示すタイミングチャートである。 図6~図8の動作における各部の推移を示すタイミングチャートである。 電動パーキングブレーキ機構の制御に関する動作手順の一例を概略的に示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施形態が説明される。なお、各図では、同様の要素には同様の符号が付され、適宜、説明が省略される。
図1は、本実施形態の車両のパーキングブレーキ制御装置を備える車両10の制御構成を概略的に示すブロック図である。図2、図3は、図1に示される車両10のブレーキ機構を概略的に示す図である。図4、図5は、図1に示される車両10の運転席58周辺の外観を概略的に示す図である。車両10は、例えば4輪自動車である。
図2、図3に示されるように、車両10は、フットブレーキ機構2と、電動パーキングブレーキ機構4(パーキングブレーキの一例に相当)とを備える。フットブレーキ機構2は、ブレーキペダル5の踏込操作に応じて加圧されたブレーキ液(以下、「ブレーキ液圧」と称される)を前後2対の液圧ブレーキ機構20に供給することにより、前後2対の車輪6を制動可能に構成されている。
フットブレーキ機構2は、ブレーキペダル5、マスタシリンダ7、ブースタ11、液圧ブレーキ機構20等を含む。ブースタ11は、ブレーキペダル5に連動して軸方向に移動可能な可動壁(図示省略)を有し、この可動壁によって区画された負圧室と大気室との差圧を利用してブレーキペダル5の踏み込み力を倍力している。4個の車輪6にそれぞれ設けられた液圧ブレーキ機構20は、管路27によってマスタシリンダ7に接続され、乗員によるブレーキペダル5の踏込操作に応じて各車輪6に制動力を付与している。
図3に示されるように、各液圧ブレーキ機構20は、車輪6に一体回転可能に設けられたロータディスク21、このロータディスク21に制動力を付与可能なキャリパ22等を備えている。キャリパ22は、ロータディスク21に鞍状に跨って配設されたキャリパ本体23と、このキャリパ本体23の内部にてロータディスク21を挟んでその両側に配設されたアウタ側ブレーキパッド24とインナ側ブレーキパッド25とを備えている。インナ側ブレーキパッド25の内側には、ロータディスク21の軸心方向に移動可能なピストン26が配設され、このピストン26は、キャリパ本体23に形成されたシリンダ孔23aに摺動可能に嵌挿されている。シリンダ孔23aには管路27が接続されている。
乗員がブレーキペダル5を踏込操作すると、ブレーキ液圧が管路27を流れてシリンダ孔23aに供給され、ピストン26を軸心方向外側に向けて前進させる。これに伴いインナ側ブレーキパッド25がロータディスク21の内側に押し付けられ、この反力により、キャリパ本体23が内側に移動し、アウタ側ブレーキパッド24がロータディスク21の外側に押し付けられる。以上により、フットブレーキ機構2の制動力が発生する。
電動パーキングブレーキ機構4は、ブレーキペダル5の踏込操作とは、独立して作動する。電動パーキングブレーキ機構4は、図3に示されるように、ピストン41、円環状部材42、電動モータ43等を含む。ピストン41の内端側部分には、雄ねじ部41aが形成され、この雄ねじ部41aと円環状部材42の内面部に形成された雌ねじ部42aとが螺合している。円環状部材42の外面部には、ギヤ面部42bが形成され、このギヤ面部42bと電動モータ43の駆動軸に一体回転可能に取り付けられたピニオン44とが螺合している。これにより、電動モータ43を駆動することで、円環状部材42が回転駆動され、ピストン41を軸心方向に対して進退移動させている。ピストン41が軸心方向の外側に向けて前進すると、インナ側ブレーキパッド25及びアウタ側ブレーキパッド24がロータディスク21に押し付けられて、電動パーキングブレーキ機構4の制動力が発生する。
車両10は、図1に示されるように、車両電源スイッチ100、車速センサ110、パーキングスイッチ120、勾配センサ130、ブザー150、表示灯121、電動モータ43、電子制御ユニット(ECU)160を備える。ECU160は、中央演算処理装置(CPU)170、メモリ180、その他の周辺回路を含む。
メモリ180は、例えば、半導体メモリ、ハードディスク、又は他の記憶素子で構成される。メモリ180は、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等を含む。なお、メモリ180は、プログラムを保存する領域、データを一時的に保存する領域を備えた単一のメモリで構成されていてもよい。
CPU170は、メモリ180に保存されているプログラムに従って動作することにより、パーキングブレーキ制御部171、禁止条件判定部172、報知制御部173、表示制御部174として機能する。CPU170の各機能は、後述される。
車両電源スイッチ100(車両電源切り換え操作部の一例に相当)は、車両10の電源のオンオフを切り換えるためのスイッチである。車両10の電源がオフの状態で、乗員が例えばブレーキペダル5を踏み込みながら車両電源スイッチ100を操作すると、車両10のイグニション(電源)がオンにされる。車両10のイグニション(電源)がオンの状態で、乗員が車両電源スイッチ100を操作すると、車両10の電源がオフにされる。
車両10のイグニション(電源)がオンとは、車両10の電源から車両機器に電力が供給されている状態であることを意味する。車両10の電源がオフとは、車両10の電源から車両機器に電力が供給されていない状態であることを意味する。車両機器は、例えば、エンジン制御のための点火装置等のアクチュエータである。
車速センサ110は、例えば車輪6(図2)の回転速度に基づき、車両10の走行速度を検出する。勾配センサ130は、車両10の勾配(つまり車両10が位置する道路の勾配)を検出する。各センサ110,130は、検出値をECU160に出力する。
パーキングスイッチ120(パーキング切り換え操作部の一例に相当)は、乗員により操作され、電動パーキングブレーキ機構4のオンオフを切り換えるためのスイッチである。乗員が例えば指でパーキングスイッチ120を引き上げるオン操作を行うと、オフになっている電動パーキングブレーキ機構4がオンになる。乗員が例えば指でパーキングスイッチ120を押し下げるオフ操作を行うと、オンになっている電動パーキングブレーキ機構4がオフにされる。パーキングスイッチ120から乗員が指を離すと、パーキングスイッチ120は中立位置に戻る。
電動パーキングブレーキ機構4がオンとは、電動パーキングブレーキ機構4が車輪6(図2)を制動している制動状態であることを意味する。電動パーキングブレーキ機構4がオフとは、電動パーキングブレーキ機構4が車輪6(図2)を制動していない非制動状態であることを意味する。
表示灯121は、パーキングスイッチ120と一体的に形成されている。表示灯121は、電動パーキングブレーキ機構4の作動状況に関する情報を乗員に報知するためのものである。表示灯121は、CPU170の表示制御部174によって制御される。
パーキングスイッチ120は、図4、図5に示されるように、センターコンソール50に配置され、運転席58に着座した乗員が容易に操作可能になっている。車両電源スイッチ100は、図4、図5に示されるように、センタークラスター54とステアリングホイール56との間に配置され、運転席58に着座した乗員が容易に操作可能になっている。本実施形態では、図4、図5に示されるように、パーキングスイッチ120と、車両電源スイッチ100とは、ステアリングホイール56に対して同じ側に配置されている。言い換えると、パーキングスイッチ120と、車両電源スイッチ100とは、ステアリングホイール56に対して、車両10の幅方向Xにおける中央側に配置されている。
なお、本実施形態では、車両電源スイッチ100は、図4、図5に示されるように、乗員が指で押して操作する押しボタン方式が採用されているが、乗員がイグニションキーを差し込んで回転させて操作するキーシリンダー方式が採用されていてもよい。
ブザー150(報知部の一例に相当)は、オートアプライ制御のキャンセルに関する情報を乗員に報知するためのものである。ブザー150は、CPU170の報知制御部173によって制御される。
CPU170のパーキングブレーキ制御部171は、パーキングスイッチ120の操作に応じて、電動パーキングブレーキ機構4のオンオフを制御する。パーキングブレーキ制御部171は、車両電源スイッチ100を用いて乗員により車両10の電源がオフに操作されると、電動パーキングブレーキ機構4を自動的に作動させるオートアプライ制御を実行する。
禁止条件判定部172は、車両10が停止した状態、かつ電動パーキングブレーキ機構4がオフにされている状態において、パーキングスイッチ120に対するオフ操作が実行された後に、車両電源スイッチ100に対するオフ操作が実行されると、オートアプライ制御を禁止する禁止条件が成立したと判定する。
具体的には、禁止条件判定部172は、パーキングスイッチ120に対するオフ操作が所定時間T1以上継続されると、パーキングスイッチ120に対するオフ操作が実行されたと判定する。本実施形態では、例えばT1=1~5[秒]である。禁止条件判定部172は、パーキングスイッチ120に対するオフ操作が終了してから所定時間T2以内に、車両電源スイッチ100に対するオフ操作が実行されると、禁止条件が成立したと判定する。本実施形態では、例えばT2=3~7[秒]である。パーキングスイッチ120に対するオフ操作が終了した後に、車両電源スイッチ100に対するオフ操作を実行することになるので、T2>T1に設定するのが好ましい。禁止条件判定部172は、更に、勾配センサ130により検出された道路の勾配が所定角度以下のときに、禁止条件が成立したと判定する。所定角度は、例えば±5~15%である。
パーキングブレーキ制御部171は、禁止条件が成立したと禁止条件判定部172により判定されると、オートアプライ制御を実行しない。
図6~図8は、車両10の動作手順の一例を概略的に示すフローチャートである。図9、図10は、図6~図8の動作における車両10の各部の推移を示すタイミングチャートである。図9は、禁止条件が成立したと判定されてオートアプライ制御が実行されない場合を示す。図10は、オートアプライ制御が実行される場合を示す。図6~図8の動作は、一定時間(例えば50msec)毎に実行される。
図6のステップS1000において、禁止条件判定部172は、車両10が停止しているか否かを判定する。禁止条件判定部172は、例えば、車速センサ110からの検出値に基づき、車速が所定の低速度(例えば2~5km/h)以下の状態が所定時間継続されると、車両10は停止していると判定する。車両10が停止していれば(ステップS1000でYES)、処理はステップS1005に進む。一方、車両10が停止していなければ(ステップS1000でNO)、図6~図8の動作は終了する。図9、図10では、時刻t1に、車両10は停止していると判定される。
図6のステップS1005において、禁止条件判定部172は、電動パーキングブレーキ機構4がオフであるか否かを判定する。禁止条件判定部172は、パーキングブレーキ制御部171が電動モータ43を作動させていなければ、電動パーキングブレーキ機構4がオフであると判定する。電動パーキングブレーキ機構4がオフであれば(ステップS1005でYES)、処理はステップS1010に進む。一方、電動パーキングブレーキ機構4がオンであれば(ステップS1005でNO)、図6~図8の動作は終了する。
ステップS1010において、禁止条件判定部172は、勾配センサ130からの検出値に基づき、道路の勾配が所定角度以下であるか否かを判定する。道路の勾配が所定角度以下であれば(ステップS1010でYES)、処理はステップS1015に進む。一方、道路の勾配が所定角度を超えていれば(ステップS1010でNO)、処理はステップS1200(図8)に進む。
ステップS1015において、禁止条件判定部172は、パーキングスイッチ120がオフ操作されたか否かを判定する。パーキングスイッチ120がオフ操作されると(ステップS1015でYES)、処理はステップS1020に進む。一方、パーキングスイッチ120がオフ操作されなければ(ステップS1015でNO)、処理はステップS1200(図8)に進む。
ステップS1020において、禁止条件判定部172は、パーキングスイッチ120がオフ操作されたことを表示制御部174に通知する。表示制御部174は、表示灯121を周波数FQ1で点滅させる。本実施形態では、例えばFQ1=0.5~3[Hz]である。ステップS1025において、禁止条件判定部172は、判定時間をカウントする。図9、図10では、時刻t2に、パーキングスイッチ120がオフ操作され、表示灯121の点滅表示が開始され、判定時間のカウントが開始されている。
ステップS1030において、禁止条件判定部172は、カウントしている判定時間が所定時間T1に達したか否かを判定する。判定時間が所定時間T1に達していれば(ステップS1030でYES)、処理はステップS1100(図7)に進む。一方、判定時間が所定時間T1に達していなければ(ステップS1030でNO)、処理はステップS1035に進む。
ステップS1035において、禁止条件判定部172は、パーキングスイッチ120のオフ操作が終了したか否かを判定する。パーキングスイッチ120のオフ操作が終了していなければ(ステップS1035でNO)、処理はステップS1030に戻って、以上のステップが繰り返される。パーキングスイッチ120のオフ操作が終了していれば(ステップS1035でYES)、処理はステップS1200(図8)に進む。すなわち、本実施形態では、所定時間T1未満の短時間のパーキングスイッチ120のオフ操作は、オートアプライ制御を実行させないようにするためのオフ操作ではなく、誤って行われたオフ操作であると取り扱われている。
図7のステップS1100において、禁止条件判定部172は、判定時間が所定時間T1に達した旨をパーキングブレーキ制御部171及び報知制御部173に通知する。パーキングブレーキ制御部171は、オートアプライ制御を許可モードから禁止モードに遷移する。報知制御部173は、ブザー150を所定時間作動させる。図9、図10では、時刻t2から所定時間T1が経過した時刻t3に、オートアプライ制御が許可モードから禁止モードに遷移され、ブザー150が所定時間作動している。このブザー150の作動によって、乗員に対して、オートアプライ制御を実行させないようにするための操作を受け付けたことが報知される。
図7のステップS1105において、禁止条件判定部172は、パーキングスイッチ120のオフ操作が終了したか否かを判定する。パーキングスイッチ120のオフ操作が終了していなければ(ステップS1105でNO)、待機する。パーキングスイッチ120のオフ操作が終了すると(ステップS1105でYES)、禁止条件判定部172は、パーキングスイッチ120のオフ操作が終了したことを表示制御部174に通知する。
ステップS1110において、表示制御部174は、表示灯121を消灯する。ステップS1115において、禁止条件判定部172は、判定時間のカウントを終了し、禁止時間のカウントを開始する。図9、図10では、パーキングスイッチ120のオフ操作が終了した時刻t4に、表示灯121が消灯し、判定時間のカウントが終了され、禁止時間のカウントが開始されている。
図7のステップS1120において、禁止条件判定部172は、車両電源スイッチ100がオフ操作されたことにより、車両10の電源がオフにされたか否かを判定する。車両10の電源がオフにされていなければ(ステップS1120でNO)、処理はステップS1125に進む。一方、車両10の電源がオフにされていれば(ステップS1120でYES)、処理はステップS1130に進む。
ステップS1125において、禁止条件判定部172は、カウントしている禁止時間が所定時間T2に達したか否かを判定する。禁止時間が所定時間T2に達していなければ(ステップS1125でNO)、ステップS1120に戻って、以上のステップが繰り返される。一方、禁止時間が所定時間T2に達していれば(ステップS1125でYES)、処理はステップS1140に進む。言い換えると、禁止時間が所定時間T2に達するまでに、車両電源スイッチ100がオフ操作されると、処理はステップS1130に進む一方、禁止時間が所定時間T2に達するまでに、車両電源スイッチ100がオフ操作されなければ、処理はステップS1140に進む。
ステップS1130において、禁止条件判定部172は、車両10の電源がオフにされたことを報知制御部173、表示制御部174、パーキングブレーキ制御部171に通知する。この通知を受けて、報知制御部173は、ブザー150を所定時間作動させる。また、表示制御部174は、表示灯121を周波数FQ2で所定時間点滅させる。本実施形態では、FQ2>FQ1であり、例えば、FQ2=5~10[Hz]である。そして、パーキングブレーキ制御部171は、オートアプライ制御を実行せずに(ステップS1135)、図6~図8の動作を終了する。
図9では、時刻t5に、車両電源スイッチ100が操作され、その直後の時刻t6に、車両10のイグニションがオフにされる。そして、時刻t6から、ブザー150が所定時間作動し、表示灯121が所定時間点滅して、乗員に対して、オートアプライ制御が実行されないことが報知される。そして、電動パーキングブレーキ機構4がオンにされないまま、終了している。
図7のステップS1140において、禁止条件判定部172は、車両10の電源がオフにされることなく禁止時間が所定時間T2に達したことをパーキングブレーキ制御部171に通知する。パーキングブレーキ制御部171は、オートアプライ制御を禁止モードから許可モードに遷移する。図10では、時刻t4から所定時間T2が経過した時刻t7に、オートアプライ制御が禁止モードから許可モードに遷移されている。
続く図8のステップS1200において、パーキングブレーキ制御部171は、車両電源スイッチ100がオフ操作されたことにより、車両10の電源がオフにされたか否かを判定する。車両10の電源がオフにされていなければ(ステップS1200でNO)、待機する。一方、車両10の電源がオフにされていれば(ステップS1200でYES)、処理はステップS1205に進む。
ステップS1205において、パーキングブレーキ制御部171は、電動モータ43を作動させて、電動パーキングブレーキ機構4をオンにするオートアプライ制御を実行する。パーキングブレーキ制御部171は、電動パーキングブレーキ機構4をオンにしたことを報知制御部173及び表示制御部174に通知する。この通知を受けて、ステップS1210において、報知制御部173は、ブザー150を所定時間作動させる。また、表示制御部174は、表示灯121を点灯する。そして、図6~図8の動作は終了する。
図10では、時刻t8に、車両電源スイッチ100が操作され、その直後の時刻t9に、車両10のイグニションがオフになっている。そして、電動パーキングブレーキ機構4がオンにされる。また、表示灯121が点灯し、ブザー150が所定時間作動して、乗員に対して、電動パーキングブレーキ機構4がオンになっていることが報知される。
図11は、電動パーキングブレーキ機構4の制御に関する動作手順の一例を概略的に示すフローチャートである。図11の動作は、一定時間(例えば50msec)毎に実行される。
ステップS2000において、パーキングブレーキ制御部171は、車両10のイグニションがオフになっているか否かを判定する。車両10のイグニションがオフになっていれば(ステップS2000でYES)、処理はステップS2005に進む。一方、車両10のイグニションがオンであれば(ステップS2000でNO)、図11の動作は終了する。
ステップS2005において、パーキングブレーキ制御部171は、電動モータ43を作動させて電動パーキングブレーキ機構4がオンになっているか否かを判定する。電動パーキングブレーキ機構4がオンになっていれば(ステップS2005でYES)、処理はステップS2010に進む。一方、電動パーキングブレーキ機構4がオフになっていれば(ステップS2005でNO)、図11の動作は終了する。ステップS2010において、パーキングブレーキ制御部171は、電動パーキングブレーキ機構4をオフにするのを禁止して、図11の動作を終了する。
以上説明されたように、本実施形態では、車両10のイグニションがオン状態、車両10が停止した状態、かつ電動パーキングブレーキ機構4がオフの状態において、パーキングスイッチ120に対するオフ操作が、所定時間T1以上継続されると、オートアプライ制御が許可モードから禁止モードに遷移される。その後、パーキングスイッチ120に対するオフ操作が終了した時点から、所定時間T2が経過するまでに、車両電源スイッチ100に対するオフ操作が実行されて車両10のイグニションがオフになると、オートアプライ制御を禁止する禁止条件が成立したと判定される。禁止条件が成立したと判定されると、オートアプライ制御が実行されない。したがって、乗員が、パーキングスイッチ120に対するオフ操作と車両電源スイッチ100に対するオフ操作とを、この順番で行うだけで、容易に、オートアプライ制御が実行されないようにすることができる。
また、本実施形態では、パーキングスイッチ120に対するオフ操作が、所定時間T1未満で終了すると、オートアプライ制御が許可モードから禁止モードに遷移されない。このため、パーキングスイッチ120に対するオフ操作を、誤って所定時間T1未満の短時間行った場合には、オートアプライ制御が禁止されない。したがって、パーキングスイッチ120の誤操作に対応することが可能になっている。
また、本実施形態では、パーキングスイッチ120に対するオフ操作が終了した時点から、所定時間T2が経過するまでに、車両電源スイッチ100に対するオフ操作が実行されなければ、オートアプライ制御を禁止する禁止条件が成立したと判定されない。したがって、乗員が、パーキングスイッチ120に対するオフ操作を行った後で、オートアプライ制御を実行させたくなった場合には、パーキングスイッチ120に対するオフ操作が終了した時点から、所定時間T2が経過するまでの間、車両電源スイッチ100に対するオフ操作を実行しなければよい。このように、本実施形態によれば、乗員の予定変更に対応することが可能になっている。
また、本実施形態では、図11に示されるように、車両10のイグニションがオフになっている状態で、かつ、電動パーキングブレーキ機構4がオンになっている状態では、たとえパーキングスイッチ120が押し下げられてオフ操作されても、電動パーキングブレーキ機構4がオフにならないようにされている。したがって、電動パーキングブレーキ機構4が不用意にオフになることがない。このため、本実施形態によれば、車両10の安全性を向上することが可能になっている。
(変形された実施形態)
(1)上記実施形態において、車両10は、図1に示されるように、レンジセンサ140を更に備えてもよい。レンジセンサ140は、シフトレバー52(図5)の位置(つまりシフトレンジ)を検出する。レンジセンサ140は、検出結果をECU160に出力する。禁止条件判定部172は、更に、レンジセンサ140により検出されたシフトレバー52(図5)の位置がニュートラル位置のときに、禁止条件が成立すると判定してもよい。この場合には、図6において、例えばステップS1005とステップS1010との間、又は、ステップS1010とステップS1015との間、又は、ステップS1015とステップS1020との間に、シフトレバー52(図5)の位置がニュートラル位置であるか否かの判断ステップを追加すればよい。
この変形された実施形態によれば、シフトレバー52(図5)の位置をニュートラル位置にすることにより、例えば車両10が故障して他車により牽引させる場合、欧州の洗車場において車両10を洗車させる場合等、電動パーキングブレーキ機構4をオフにしておく必要があるときに、オートアプライ制御が実行されないようにすることができる。
(2)上記実施形態では、車両10は、乗員に対して報知するためにブザー150を備えているが、乗員に対して報知する部材は、ブザーに限られない。例えば、ブザーに代えて又は加えて、スピーカを備え、乗員に対して音声により報知してもよい。
(3)上記実施形態では、図4、図5に示されるように、パーキングスイッチ120と車両電源スイッチ100とは、車両10の進行方向に向かって右側に配置されたステアリングホイール56に対して、左方に配置されている。これに対して、車両10の進行方向に向かって左側に、ステアリングホイール56が配置されている場合には、パーキングスイッチ120と車両電源スイッチ100とは、ステアリングホイール56に対して、右方に配置すればよい。要は、パーキングスイッチ120と車両電源スイッチ100とは、車両10のステアリングホイール56(図4、図5)に対して、同じ側に配置されていればよい。言い換えると、パーキングスイッチ120と車両電源スイッチ100とは、車両10のステアリングホイール56に対して、車両10の幅方向Xにおいて、中央側に配置されていればよい。
パーキングスイッチ120のオフ操作と、車両電源スイッチ100のオフ操作とが同時に実行されると、オートアプライ制御が実行されないようにすることが考えられる。しかしながら、パーキングスイッチ120と車両電源スイッチ100との位置関係が、この変形された実施形態又は上記実施形態のような場合には、パーキングスイッチ120のオフ操作と、車両電源スイッチ100のオフ操作とを、両手を使って同時に実行するためには、運転席58に着座した状態では体をひねることが必要になるため、困難となっている。これに対して、上記実施形態では、乗員が、パーキングスイッチに対するオフ操作と車両電源スイッチに対するオフ操作とを、この順番で行うだけで、容易に、オートアプライ制御が実行されないようにすることができる。したがって、パーキングスイッチ120と車両電源スイッチ100との位置関係が、この変形された実施形態又は上記実施形態のような場合に、より大きな効果を得ることができる。
4 電動パーキングブレーキ機構
10 車両
43 電動モータ
100 車両電源スイッチ
120 パーキングスイッチ
130 勾配センサ
140 レンジセンサ
150 ブザー
171 パーキングブレーキ制御部
172 禁止条件判定部
173 報知制御部

Claims (9)

  1. 車両のパーキングブレーキを制御する車両のパーキングブレーキ制御装置であって、
    前記車両の乗員により操作可能な位置に設けられ前記パーキングブレーキのオンオフを切り換えるためのパーキング切り換え操作部と、
    前記乗員により操作可能な位置に設けられ前記車両の電源のオンオフを切り換えるための車両電源切り換え操作部と、
    前記パーキングブレーキを制御するとともに、前記車両電源切り換え操作部を用いて前記乗員により前記車両の電源がオンからオフに操作されると、前記パーキングブレーキを自動的にオンにさせるオートアプライ制御を実行するパーキングブレーキ制御部と、
    前記車両の電源がオン状態、前記車両が停止した状態、かつ前記パーキングブレーキがオフの状態において、前記パーキング切り換え操作部に対するオフ操作が実行された後に、前記車両電源切り換え操作部に対するオフ操作が実行されると、前記オートアプライ制御を禁止する禁止条件が成立したと判定する禁止条件判定部と、
    を備え、
    前記パーキングブレーキ制御部は、前記禁止条件が成立したと判定されると、前記オートアプライ制御を実行しないものであり、
    前記禁止条件判定部は、前記パーキング切り換え操作部に対するオフ操作が所定時間以上継続されると、前記パーキング切り換え操作部に対するオフ操作が実行されたと判定し、前記車両電源切り換え操作部に対するオフ操作が、前記パーキング切り換え操作部に対するオフ操作が終了してから所定時間以内に実行されると、前記禁止条件が成立したと判定する、
    車両のパーキングブレーキ制御装置。
  2. 前記禁止条件が成立したと判定されると、前記オートアプライ制御が実行されないことを前記乗員に報知する報知部を更に備える、
    請求項1に記載の車両のパーキングブレーキ制御装置。
  3. 前記報知部は、前記車両の電源がオン状態、前記車両が停止した状態、かつ前記パーキングブレーキがオフの状態において、前記パーキング切り換え操作部のオフ操作が所定時間以上継続した場合に、前記パーキング切り換え操作部に対するオフ操作が実行されたことを前記乗員に報知する、
    請求項2記載の車両のパーキングブレーキ制御装置。
  4. 前記パーキングブレーキ制御部は、前記車両の電源がオフの状態、かつ前記パーキングブレーキがオンの状態のときに、前記パーキング切り換え操作部に対するオフ操作が実行されても、前記パーキングブレーキをオフにしない、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の車両のパーキングブレーキ制御装置。
  5. 前記車両が位置する道路の勾配を検出する勾配センサを更に備え、
    前記禁止条件判定部は、更に、前記道路の勾配が所定角度以下のときに、前記禁止条件が成立したと判定する、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の車両のパーキングブレーキ制御装置。
  6. 前記車両のシフトレバーの位置を検出するレンジセンサを更に備え、
    前記禁止条件判定部は、更に、前記シフトレバーがニュートラル位置のときに、前記禁止条件が成立したと判定する、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の車両のパーキングブレーキ制御装置。
  7. 前記パーキング切り換え操作部と、前記車両電源切り換え操作部とは、前記車両のステアリングホイールに対して、前記車両の幅方向において同じ側に配置されている、
    請求項1~6のいずれか1項に記載の車両のパーキングブレーキ制御装置。
  8. 前記パーキング切り換え操作部と、前記車両電源切り換え操作部とは、前記車両のステアリングホイールに対して、前記車両の幅方向において中央側に配置されている、
    請求項1~6のいずれか1項に記載の車両のパーキングブレーキ制御装置。
  9. 車輪を制動するためのパーキングブレーキを制御する車両のパーキングブレーキ制御装置であって、
    前記車両の乗員により操作可能な位置に設けられ前記パーキングブレーキの制動状態と非制動状態を切り換えるためのパーキング切り換え操作部と、
    前記乗員により操作可能な位置に設けられ車両電源のオン状態とオフ状態を切り換えるための車両電源切り換え操作部と、
    前記車両電源がオン状態、前記車両が停止した状態、かつ前記パーキングブレーキが非制動の状態において、
    前記乗員により前記車両電源切り換え操作部を用いて前記車両電源のオフ状態への操作がされたときに、前記パーキングブレーキを非制動状態から制動状態に切り換える一方、
    前記乗員により前記パーキング切り換え操作部を用いて前記パーキングブレーキの非制動状態への操作がされた後に、前記乗員により前記車両電源切り換え操作部を用いて前記車両電源のオフ状態への操作がされたときに、前記パーキングブレーキを非制動状態に維持するパーキングブレーキ制御部と、
    を有し、
    前記パーキングブレーキ制御部は、前記パーキング切り換え操作部に対して非制動状態に切り換える操作が所定時間以上継続されると、前記パーキング切り換え操作部に対して非制動状態にする操作が実行されたと判定し、前記車両電源切り換え操作部に対してオフ状態に切り換える操作が、前記パーキング切り換え操作部に対して非制動状態に切り換える操作が実行されてから所定時間以内に実行されると、前記パーキングブレーキを非制動状態に維持する、
    車両のパーキングブレーキ制御装置。
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