JP7157371B2 - 帯電装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents
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Description
詳しくは、帯電ローラは、感光体ドラムに対して対向又は接触するように配置されていて、所定の帯電バイアスが印加されることで、感光体ドラムの表面を帯電する。
また、特許文献2には、接触式の帯電ローラを回転させながら帯電工程をおこなう技術が開示されている。また、特許文献2には、画像形成後に、帯電ローラとともにブラシローラ状の帯電清掃部材を回転させて、帯電ローラの表面を清掃する技術が開示されている。
図1は、実施の形態における画像形成装置1を示す全体構成図である。図2は、図1の画像形成装置1に設置されたイエロー用のプロセスカートリッジ10Y(作像部)の構成を示す断面図である。
なお、4つのプロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BK(作像部)は、作像プロセスに用いられるトナーTの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、図2ではイエロー用のプロセスカートリッジ10Yのみを代表的に図示する。
また、10Y、10M、10C、10BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像が形成されるプロセスカートリッジ、16は各プロセスカートリッジ10Y、10M、10C、10BKの感光体ドラム上に形成されたトナー像を中間転写ベルト17上に重ねて転写する1次転写ローラ、を示す。
また、17は複数色のトナー像が重ねて転写される中間転写ベルト、18は中間転写ベルト17上のトナー像をシート上に転写するための2次転写ローラ、19は中間転写ベルト17を清掃する中間転写ベルトクリーニング部、20はシート上のトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、を示す。
まず、原稿Dは、原稿搬送部3の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部4のコンタクトガラス5上に載置される。そして、原稿読込部4で、コンタクトガラス5上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
書込み部2において、4つの光源から画像信号に対応したレーザ光Lが各色に対応してそれぞれ射出される。各レーザ光Lは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム11の表面は、それぞれ、中間転写ベルト17との対向部(1次転写ニップ)に達する。ここで、それぞれの対向部には、中間転写ベルト17の内周面に当接するように1次転写ローラ16が設置されている。そして、1次転写ローラ16の位置で、中間転写ベルト17上に、感光体ドラム11上に形成された各色のトナー像が、順次重ねて転写される(1次転写工程である。)。
その後、感光体ドラム11の表面は、潤滑剤供給装置15、除電装置の位置を順次通過して、感光体ドラム11における一連の作像プロセスが終了する。
その後、中間転写ベルト17の表面は、中間転写ベルトクリーニング部19の位置に達する。そして、中間転写ベルト17上に付着した未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部19に回収されて、中間転写ベルト17における一連の転写プロセスが終了する。
詳しくは、シートを収納する給紙部7から、給紙ローラ8により給送されたシートが、搬送ガイドを通過した後に、レジストローラ9(タイミングローラ)に導かれる。レジストローラ9に達したシートは、タイミングを合わせて、2次転写ニップに向けて搬送される。
そして、定着工程後のシートは、排紙ローラによって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセス(画像形成動作)が完了する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ10Yは、像担持体としての感光体ドラム11と、帯電ローラ12(帯電装置40)と、現像装置13と、クリーニング装置14と、潤滑剤供給装置15と、が一体的にユニットとして構成されている。プロセスカートリッジ10Yは、画像形成装置本体1に対して着脱可能(交換可能)に設置されていて、適宜に画像形成装置本体1から取り出されて新品のものに交換されたり修理がされたりすることになる。
感光体ドラム11は、基層としての導電性支持体上に、絶縁層である下引き層、感光層としての電荷発生層及び電荷輸送層、表面層(保護層)が順次積層されている。
感光体ドラム11は、駆動モータ60(図3参照)によって図2の反時計方向に回転駆動される。詳しくは、駆動モータ60の駆動が、ギア列61、62を介して感光体ドラム11に入力される。
帯電ローラ12は、導電性芯金の外周に中抵抗の弾性層を被覆してなるローラ部材であって、そのローラ主部12a(弾性層が形成された部分である。)が感光体ドラム11に対して微小な隙間Hをあけて対向するように設置されている。
詳しくは、帯電ローラ12の回転軸方向両端部には、それぞれ、ローラ主部12aよりも外径が大きなギャップ形成部材12b(大径部)が設置されている。そして、制御部70によって制御される帯電用の電源部75から帯電ローラ12に所定の電圧(帯電バイアス)が印加されて、これにより対向する感光体ドラム11の表面を一様に帯電する。帯電ローラ12に印加する帯電バイアスとしては、DC電圧を用いることもできるし、DC電圧にAC電圧が重畳されたものを用いることもできる。
なお、本実施の形態では、帯電ローラ12として、芯金の外周に弾性層を被覆したものを用いたが、芯金の外周に樹脂層(非弾性層)を被覆したものを用いることもできる。
なお、本実施の形態における帯電装置40の特徴的な構成・動作については、後で詳しく説明する。
現像ローラ13aは、内部に固設されてローラ周面に磁極を形成するマグネットと、マグネットの周囲を回転するスリーブと、で構成される。マグネットによって現像ローラ13a(スリーブ)上に複数の磁極が形成されて、現像ローラ13a上に現像剤Gが担持されることになる。現像装置13内には、キャリアCとトナーTとからなる2成分現像剤Gが収容されている。現像ローラ13aや2つの搬送スクリュ13b、13cは、現像用モータによって図2の矢印方向に回転駆動される。
このように構成された現像装置13によって、感光体ドラム11の表面に形成された静電潜像が現像されて、感光体ドラム11の表面にトナー像が形成されることになる。
クリーニングブレード14aは、ウレタンゴム等のゴム材料からなり、感光体ドラム11表面に所定角度かつ所定圧力で当接している。これにより、感光体ドラム11上に付着する未転写トナー(シートから生じる紙粉、帯電ローラ12による放電時に感光体ドラム11上に生じる放電生成物、トナーに添加されている添加剤、等の付着物も含むものとする。)が機械的に掻き取られてクリーニング装置14内に回収されることになる。なお、本実施の形態において、クリーニングブレード14aは、感光体ドラム11の回転方向(回転方向)に対してカウンタ方向にて感光体ドラム11に当接している。
潤滑剤供給装置15は、クリーニング装置14(クリーニングブレード14a)に対して感光体ドラム11の回転方向下流側であって、帯電ローラ12に対して感光体ドラム11の回転方向上流側に配設されている。また、薄層化ブレード15fは、潤滑剤供給部材としての潤滑剤供給ローラ15aに対して感光体ドラム11の回転方向下流側に配設されている。
そして、潤滑剤供給ローラ15aによって感光体ドラム11の表面に供給された潤滑剤は、薄層化ブレード15fによって、感光体ドラム11の表面に均一かつ適量に薄層化されることになる。
これにより、感光体ドラム11との摺接によってクリーニングブレード14aのエッジ部が摩耗する不具合などが軽減されることになる。
また、図1、図2を参照して、中間転写ベルト17に対向する位置であって、2次転写ローラ18の上流側で4つの感光体ドラム11の下流側の位置には、通常の画像形成とは異なるタイミングで作像プロセスによって中間転写ベルト17上に形成した各色のパッチパターン(段階的に画像濃度が変化するパターンである。)のトナー付着量(画像濃度)を光学的に検知するトナー付着量センサ55が設置されている。
また、先に図2を用いて説明したように、現像装置13には、現像装置13内の現像剤Gのトナー濃度を検知するトナー濃度センサ13eが設置されている。
そして、電位センサ50やトナー付着量センサ55やトナー濃度センサ13eなどの検知結果に基づいて、適宜に、画像濃度制御(プロセスコントロール)をおこなっている。
先に図2、図3等を用いて説明したように、本実施の形態における帯電装置40(プロセスカートリッジ10Y)には、回転可能な帯電ローラ12や、帯電ローラ12を清掃する回転可能なクリーニングローラ30(清掃部材)、などが設けられている。
クリーニングローラ30は、軸部上に弾性層が形成されたローラ部材であって、帯電ローラ12の表面に当接している。クリーニングローラ30の軸部には、ギア列42、43を介して駆動モータ41(感光体ドラム11を駆動する駆動モータ60とは別の駆動モータである。)の駆動が伝達されるように構成されている。そして、制御部70による制御によって、駆動モータ41が稼働されるとクリーニングローラ30が図4(B)の矢印方向(反時計方向)に回転して、駆動モータ41が稼働停止されるとクリーニングローラ30が図2、図4(A)に示すように回転停止することになる。また、図4(A)、(B)に示すように、クリーニングローラ30の回転駆動に連動して帯電ローラ12が回転することになる。
具体的に、図3を参照して、帯電ローラ12は、そのローラ主部12aが感光体ドラム11に対して隙間Hをあけて対向するように、ローラ主部12aよりも外径が大きなギャップ形成部材12bが回転軸方向両端部にそれぞれ設置されている。ギャップ形成部材12bは、樹脂材料などで形成された略ドーナッツ状の部材であって、その内径部が帯電ローラ12の軸部に圧入されている。したがって、ギャップ形成部材12bとローラ主部12aとの外径差の1/2の値が、帯電ローラ12(ローラ主部12a)と感光体ドラム11との隙間Hの値となる。また、帯電ローラ12の軸部を回転可能に保持する軸受がスプリングによって感光体ドラム11に向けて付勢されており、ギャップ形成部材12bが感光体ドラム11に押し付けられている。
このような構成により、ローラ主部12aが回転すると、ローラ主部12aとともにギャップ形成部材12bもと同じ方向に回転することになる。
これにより、ギャップ形成部材12bが感光体ドラム11に摺動して感光体ドラム11の表面がダメージを受けてしまったとしても、感光体ドラム11の表面に形成される画像に影響が及ぶことはない。
詳しくは、帯電工程時(画像形成時)には、駆動モータ41が稼働停止されて、クリーニングローラ30が回転停止した状態になるように制御される。このように回転停止したクリーニングローラ30(及び、駆動モータ41、ギア列42,43)が負荷(ブレーキ)になって、帯電ローラ12は、感光体ドラム11が回転していても連れ回ることなく、回転停止した状態になる。
さらに、帯電工程時に帯電ローラ12を回転停止させているため、帯電工程時に感光体ドラム11に対向する帯電ローラ12の電気抵抗値(体積抵抗値や表面抵抗値である。)が変化せずにほぼ一定になり、感光体ドラム11の表面電位(帯電電位)にムラ(帯電ムラ)が生じにくくなる。
したがって、感光体ドラム11(又は、シート)上に形成される画像に周期的な濃淡(濃度ムラ)が生じにくくなる。
図5(A)に示すように帯電ローラ12の短径W1の部分が感光体ドラム11に対向した状態のときの隙間H1は、図5(B)に示すように帯電ローラ12の長径W2の部分が感光体ドラム11に対向した状態のときの隙間H2に比べて大きくなる(H1>H2)。非接触式の帯電装置40において、帯電ローラ12によって感光体ドラム11を帯電させるためには、両者の隙間Hの空気層で放電させる必要がある。しかし、放電を生じさせるために必要な電圧は、その隙間Hの大きさによって決まるので、隙間Hが変化してしまうと、放電電位が変化して感光体ドラム11の表面電位(帯電電位)も変化してしまう。すなわち、図5(A)に示す状態での感光体ドラム11の帯電電位と、図5(B)に示す状態での感光体ドラム11の帯電電位と、は異なることになる。そして、帯電ローラ12を回転させる場合には、このような帯電電位の変化が、帯電ローラ12の回転周期に合わせて生じることになる。
これに対して、本実施の形態では、帯電工程時に帯電ローラ12の回転を停止しているため、このような不具合の発生を軽減することができる。
帯電ローラ12に同じ帯電バイアスを印加しても、図6(A)に示すように帯電ローラ12の高抵抗部R1が感光体ドラム11に対向した状態のときと、図6(B)に示すように帯電ローラ12の低抵抗部R2が感光体ドラム11に対向した状態のときと、では、隙間Hが一定であっても、隙間Hに形成される電界の大きさが変化してしまう。すなわち、図6(A)に示す状態での感光体ドラム11の帯電電位と、図6(B)に示す状態での感光体ドラム11の帯電電位と、は異なることになる。そして、帯電ローラ12を回転させる場合には、このような帯電電位の変化が、帯電ローラ12の回転周期に合わせて生じることになる。
これに対して、本実施の形態では、帯電工程時に帯電ローラ12の回転を停止しているため、このような不具合の発生を軽減することができる。
これにより、帯電工程時に帯電ローラ12を回転停止させることで、ギャップ形成部材12bが感光体ドラム11に摺接することになっても、その摺動抵抗を軽減することができる。
詳しくは、非帯電工程時(非画像形成時)に、所定のタイミングで、駆動モータ41が稼働されて、クリーニングローラ30が図4(B)の反時計方向に回転した状態になるように制御される。そして、このように回転したクリーニングローラ30との摩擦抵抗によって、帯電ローラ12が図4(B)の時計方向に連れ回ることになる。すなわち、クリーニングローラ30の回転駆動に連動して帯電ローラ12が回転することになる。
また、本実施の形態では、クリーニングローラ30を回転駆動することによって帯電ローラ12を回転させているため、帯電ローラ12の表面を適宜に清掃することもできる。すなわち、非帯電工程時(非画像形成時)に、所定のタイミングで、適宜にクリーニングモードが実行されている。これにより、帯電ローラ12の表面がトナーや潤滑剤などで汚れて帯電効率が低下する不具合を抑止することができる。
その場合、上述した所定枚数(又は、所定時間)は、帯電ローラ12のローラ表面が局所的に劣化する不具合や、帯電ローラ12の表面が汚れる不具合、が生じないように設定されることになる。
このように制御することにより、帯電ローラ12(及び、クリーニングローラ30)を無駄に回転させる不具合を防止することができる。
例えば、クリーニングモードが実行されて、次の画像形成動作が開始される直前におこなわれるウォーミングアップ時に、先に説明した制御目標値の設定(プロセスコントロール)をおこなって、電源部75から帯電ローラ12に印加される帯電バイアスを最適化する。
このように帯電ローラ12が回転されるたびに帯電バイアスを最適化する調整をおこなうことで、先に図5、図6を用いて説明したように帯電ローラ12に形状や抵抗値のバラツキがあっても、感光体ドラム11の帯電電位を安定化することができる。
図7は、変形例1としての、感光体ドラム11と帯電ローラ12とを回転軸方向にみた概略図である。
変形例1における帯電装置40は、画像形成時にストッパ部材(回転停止手段)としてのブレーキパッド45を用いて帯電ローラ12の回転を停止している点が、本実施の形態のものと相違する。
図7に示すように、変形例1における帯電装置40には、クリーニングローラ30が設置されておらず、帯電ローラ12のギャップ形成部材12bに対して接離可能なブレーキパッド45(表面が摩擦抵抗の高い材料で形成されている。)が設置されている。
そして、帯電工程時には、ギャップ形成部材12bにブレーキパッド45が当接するように接離機構を制御して、感光体ドラム1が回転駆動していても、帯電ローラ12が連れ回りすることなく回転停止するようにしている。これにより、本実施の形態のものと同様に、感光体ドラム11上に周期的な帯電ムラが生じる不具合を軽減することができる。
また、非帯電工程時には、ギャップ形成部材12bに対してブレーキパッド45が離間するように接離機構を制御して、感光体ドラム1を回転駆動することで、帯電ローラ12が連れ回りするようにしている。これにより、本実施の形態のものと同様に、帯電ローラ12のローラ表面に帯電工程による局所的な劣化が生じる不具合を軽減することができる。
図8(A)は、変形例2としての帯電工程時の感光体ドラム11と帯電ローラ12とクリーニングローラ30とを示す図であって、図8(B)は非帯電工程時の感光体ドラム11と帯電ローラ12とクリーニングローラ30とを示す図であって、それぞれ本実施の形態における図4(A)、(B)に対応する図である。
変形例2における帯電装置40は、感光体ドラムに対してローラ主部12aが当接する接触式の帯電ローラ12が設置されている点が、感光体ドラム11に対してローラ主部12aが隙間をあけて対向する非接触式の帯電ローラ12が設置されている本実施の形態のものと相違する。
図8に示すように、変形例2において、帯電ローラ12は、そのローラ主部12aが感光体ドラム11(像担持体)に当接するように構成されている。したがって、変形例2における帯電装置40には、本実施の形態のもののようにギャップ形成部材12bが設置されていないことになる。
このような接触式の帯電装置40においても、図8(A)に示すように、帯電工程時には帯電ローラ12を回転停止させて、図8(B)に示すように、非回転工程時には帯電ローラ12(及び、クリーニングローラ30)を回転させることで、本実施の形態のものとほぼ同様の効果を得ることができる。
なお、変形例2のように接触式の帯電装置40においては、非接触式のものに比べて、帯電ローラ12が感光体ドラム11に摺接する回転軸方向の範囲が広いため、帯電工程時に帯電ローラ12を回転停止しようとしても、感光体ドラム11との摺接によって連れ回り方向の回転力を受けやすい。そのため、帯電工程時に帯電ローラ12の回転を強制的に停止するような構成(例えば、帯電工程時に帯電ローラ12の軸部に形成した溝に移動部材が嵌合するような構成である。)が好ましい。また、感光体ドラム11との摺動抵抗を低減するために、帯電ローラ12(ローラ主部12a)の表面を低摩擦材料で形成することが好ましい。
これにより、帯電ムラを生じにくくすることができる。
これに対して、これらの構成部材を、プロセスカートリッジの構成部材とせずに、それぞれ単体で画像形成装置本体1に交換可能に設置されるように構成することもできる。このような場合にも、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電装置と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置と、像担持体上をクリーニングするクリーニング装置と、のうち少なくとも1つと、像担持体と、が一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるユニットと定義する。
そして、そのような場合にも、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
10Y、10M、10C、10BK プロセスカートリッジ、
11 感光体ドラム(像担持体)、
12 帯電ローラ(帯電部材)、
12a ローラ主部、
12b ギャップ形成部材(大径部)、
30 クリーニングローラ(清掃部材)、
40 帯電装置、
41 駆動モータ(クリーニングモータ)。
Claims (8)
- 回転可能な帯電ローラと、
前記帯電ローラの表面に当接して当該表面を清掃する回転可能なクリーニングローラと、
像担持体を回転駆動する像担持体用駆動モータとは別に設けられて、前記クリーニングローラを回転駆動する駆動モータと、
を備え、
前記クリーニングローラの回転駆動に連動して前記帯電ローラが回転するように構成され、
前記像担持体を帯電する帯電工程時には、前記像担持体用駆動モータを稼働して前記像担持体が回転するようにするとともに、前記駆動モータを稼働停止して前記クリーニングローラを回転停止させた状態として前記帯電ローラが回転しないようにし、
非帯電工程時には、前記像担持体用駆動モータを稼働して前記像担持体を回転させた状態として、前記帯電ローラと前記クリーニングローラとの接触部に線速差を生じさせる ことを特徴とする帯電装置。 - 累積プリント枚数が所定枚数に達するたびに、又は、前記像担持体の累積駆動時間が所定時間に達するたびに、非帯電工程時に、前記帯電ローラが回転するようにすることを特徴とする請求項1に記載の帯電装置。
- 前記帯電ローラが回転した後には、次の帯電工程が開始される前に、前記帯電ローラに印加される帯電バイアスが調整されることを特徴とする請求項2に記載の帯電装置。
- 前記帯電ローラは、そのローラ主部が前記像担持体に当接しないことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の帯電装置。
- 前記帯電ローラの回転軸方向両端部にそれぞれ設置されて、前記像担持体の非画像領域に当接するギャップ形成部材を備え、
前記ギャップ形成部材は、帯電工程時に回転しないことを特徴とする請求項4に記載の帯電装置。 - 前記帯電ローラは、そのローラ主部が前記像担持体に当接することを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載の帯電装置。
- 画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジであって、
請求項1~請求項6のいずれかに記載の帯電装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項1~請求項6のいずれかに記載の帯電装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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