JP4871578B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1に、本発明を適用することができる画像形成装置を示す。同図に示す画像形成装置は、電子写真方式、中間転写体方式、タンデム方式の4色フルカラーのプリンタである。同図は、このプリンタ(以下「画像形成装置」という。)を正面側、すなわち画像形成装置の操作時にユーザが位置する側から見た縦断面図に相当する模式図である。
本実施の形態では、像担持体として回転ドラム形の電子写真感光体(感光ドラム)1が使用されている。感光ドラム1は、感光層として、負帯電特性の有機光導電体(OPC)を有している。この感光ドラム1は、図3の層構成模型図に示すように、アルミニウム製シリンダによって形成された導電性ドラム基体1aの表面に、内側(図3中の下側)から順に下引き層1b、光電荷発生層1c、電荷輸送層1dの3層を塗り重ねて構成されている。ここで、下引き層1bは、光の干渉を抑え、上層の接着性を向上させるためのものである。なお、OPCは、光電荷発生層1cと電荷輸送層1dとによって構成されている。感光ドラム1は、外径30mmであり、中心支軸を中心に100mm/secのプロセススピード(周速度)をもって図2,図4中の矢印方向(反時計回り)に回転駆動される。
帯電手段は、上述の感光ドラム1表面を所定の極性・電位に一様に帯電するものであり、本実施の形態では、帯電ローラ2が使用されている。
下層2b:カーボン分散の発泡EPDM、比重0.5g/cm3・体積抵抗値102〜109Ω・cm・層厚3.0mm・長さ320mm
中間層2c:カーボン分散のNBR系ゴム、体積抵抗値102〜106Ω・cm、層厚700μm、
表層2d:フッ素化合物のトレジン樹脂に酸化スズ、カーボンを分散、体積抵抗値107〜1010Ω・cm、表面粗さ(JIS規格10点平均表面粗さRa)1.5μm、層厚10μm
図2及び図4に示すように、情報書き込み手段として、露光装置3が使用される。本実施の形態では、露光装置3として、半導体レーザを用いたレーザビームスキャナが用いられる。露光装置3は、画像読み取り装置(不図示)等のホスト装置から画像形成装置側に送られた画像信号に対応して変調されたレーザ光Lを出力する。これにより、回転中の帯電後の感光ドラム1表面を、露光位置bにおいてレーザ走査露光(イメージ露光)する。感光ドラム1表面は、このレーザ走査露光によりレーザ光照射部分の電位が低下することで画像情報に対応した静電潜像が順次に形成されていく。
図2及び図4に示すように、感光ドラム1の回転方向に沿っての露光位置bの下流側には、現像手段としての現像器4が配設されている。現像器4は、感光ドラム1上の静電潜像に現像剤(トナー)を供給して静電潜像を可視化するものであり、本実施の形態では、二成分磁気ブラシ現像方式を採用して、反転現像を行っている。
図1に示す画像形成装置は、中間転写ユニット5を備えている。中間転写体ユニット5は、各感光ドラム1の下方に配設されている。中間転写ユニット5は、中間転写ベルト51及び4個の一次転写ローラ53(第1転写手段、第2転写手段)、中間転写ベルト駆動ローラ55、二次転写対向ローラ56、二次転写ローラ57、テンションローラ59、さらに中間転写ベルトクリーナ60を有している。
定着装置7は、回転自在に配設された定着ローラ71と、この定着ローラ71に圧接しながら回転する加圧ローラ72とを有している。定着ローラ71の内部には、ハロゲンランプ等のヒーター73が配設されており、ヒーター73への電圧等を制御することにより定着ローラ71の表面の温度調節を行っている。
図2に示すように、本実施の形態においては、K(ブラック)のプロセスユニットPdは、感光ドラム1表面の転写残トナーを除去するためのクリーニング装置を具備していない。いわゆるクリーナレス方式を採用している。このため、本実施の形態においては、転写残トナーの帯電極性を正規極性である負極性に揃えて、現像器4において効率よく回収するために、第1のトナー(現像剤)帯電量制御手段7と第2のトナー帯電量制御手段8を設けている。これらは、感光ドラム1の回転方向に沿っての一次転写部dの下流側で帯電部aよりも上流側に配置され、かつ第1のトナー帯電量制御手段7は、第2のトナー帯電量制御手段8の上流側に配置されている。
一方、Y,M,Cの3色のトナー像を形成するプロセスユニットPa,Pb,Pcには、図4に示されるように、クリーニング装置6が具備されており、トナー像転写後の感光ドラム1は、表面に残った転写残トナー等の付着物が除去される。クリーニング装置6は、クリーニングブレード61及び搬送スクリュー62を有している。クリーニングブレード61は、感光ドラム1に対して、所定の角度及び圧力で加圧手段(不図示)により当接されており、感光ドラム1表面に残留したトナー等を回収する。回収された転写残トナー等は搬送スクリュー62により搬送され排出される。
本実施の形態のような多重転写の画像形成装置においては、「再転写」とよばれる現象が起きる場合がある。図5は、再転写現象を説明する模式図である。ここでは、YのプロセスユニットPaの感光ドラム1を感光ドラム1a、転写ローラ53を転写ローラ53aとする。また、MのプロセスユニットPbの感光ドラム1を感光ドラム1b、転写ローラ53を転写ローラ53bとする。
本発明者の検討によれば、感光ドラム1用のクリーニング装置6による感光ドラム1の摩耗量は、感光ドラム1表面の走行距離に比例し、また、帯電ローラ2による(AC+DC)帯電を行った場合にその摩耗量は10倍ほどまで悪化する。仮に、Y,M,C,Kの4色とも感光ドラム1用のクリーニング装置6を具備し、KのプロセスユニットPdのみで画像形成する際には、Y,M,C,Kすべての感光ドラム1を回転させながら、Y,M,Cの感光ドラム1に対しては帯電ローラ2による帯電を行わないとする。このときのY,M,Cの感光ドラム1の摩耗量はKの感光ドラム1に対して約1/10であり、Kの感光ドラム1だけが急速に摩耗することとなる。例えば、所定枚数の印字が行われたときのKの感光ドラム1の摩耗量が10μmであったときに、カラーの画像比率が10%であったとすると、Y,M,Cの感光ドラム1の摩耗量は、概算で(10μm×10%)+(10μm×1/10×90%)=1.9μmとなる。すなわち、Kの感光ドラム1の交換頻度がY,M,Cに比べて約5倍となってしまう。
1 イエロー,マゼンタ,シアンの感光ドラム(第2像担持体)
4 ブラックの現像器(第1現像器)
4 イエロー,マゼンタ,シアンの現像器(第2現像器)
5 中間転写ユニット
6 クリーニング装置(除去手段)
51 中間転写ベルト(転写媒体、中間転写体)
53 ブラックの転写ローラ(第1転写手段)
53 イエロー,マゼンタ,シアンの転写ローラ(第2転写手段)
P 記録材(転写媒体)
Pa イエローのプロセスユニット(第2の画像形成部群)
Pb マゼンタのプロセスユニット(第2の画像形成部群)
Pc シアンのプロセスユニット(第2の画像形成部群)
Pd ブラックのプロセスユニット(第1の画像形成部群)
Claims (3)
- 第1像担持体上の静電像を第1トナーで現像して第1トナー像を形成するとともに、前記第1像担持体上の第1トナーを回収する第1現像器と、第2像担持体に接し、前記第2像担持体上の第2トナーを除去する除去手段と、前記除去手段によって前記第2トナーの除去された前記第2像担持体上の静電像を第2トナーで現像して第2トナー像を形成する第2現像器と、転写バイアスを印加して前記第1像担持体上の前記第1トナー像を転写媒体に転写する第1転写手段と、転写バイアスを印加して前記第2像担持体上の前記第2トナー像を前記転写媒体に転写する第2転写手段と、を有する画像形成装置において、
前記第2像担持体から前記転写媒体に転写された前記第2トナー像に重ね合わせて前記第1像担持体から前記第1トナー像を転写可能であって、
前記第1像担持体の移動する速さと前記転写媒体の移動する速さとの差は、前記第2像担持体の移動する速さと前記転写媒体の移動する速さとの差よりも大きく、
前記第1転写手段に印加する転写バイアスは、前記第2転写手段に印加する転写バイアスよりも小さい、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1トナーの明度が、前記第2トナーの明度よりも低い、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第1像担持体の移動する速さと前記転写媒体の移動する速さとを異ならせた、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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