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JP7149409B2 - 鞍乗型電動車両 - Google Patents

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JP7149409B2
JP7149409B2 JP2021506855A JP2021506855A JP7149409B2 JP 7149409 B2 JP7149409 B2 JP 7149409B2 JP 2021506855 A JP2021506855 A JP 2021506855A JP 2021506855 A JP2021506855 A JP 2021506855A JP 7149409 B2 JP7149409 B2 JP 7149409B2
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Description

本発明は鞍乗型電動車両に関する。
特許文献1には、モータに電力を供給するバッテリを有する鞍乗型電動車両が開示されている。この鞍乗型車両は、フレームを取り外すことで、バッテリを含む電源ユニットを、車両側方に取り出し可能な構造を有している。
国際公開第2014/054204号パンフレット
特許文献1の鞍乗型電動車両は、基本的に車両にバッテリを固定した、据え置き式のバッテリを用いた構造を想定していると理解される。その電源ユニットは、メンテナンスや修理の場合に取り外されることが想定された大型のユニットであり、取り外し作業も大掛かりなものとなる。一方、可搬型バッテリを用いた鞍乗型電動車両においては、車両のユーザが可搬型バッテリを交換することも想定され、可搬型バッテリを単独で取り外せる構造が必要とされる。
本発明の目的は、可搬型バッテリを単独で取り外すのに有利な構造を有する鞍乗型電動車両を提供することにある。
本発明によれば、
車体フレーム(2)と、
走行駆動力を発生する電動モータ(5)と、
前記電動モータに電力を供給する可搬型バッテリ(11)と、
前記電動モータを制御する制御装置(12)と、
を備えた鞍乗型電動車両(1)であって、
前記車体フレーム(2)は、
ヘッドパイプ(20)から前記車両の後方に延びる延設部(21a)を含むメインフレーム(21)と、
前記車両の上下方向で前記延設部(21a)よりも下方に位置し、前記車両の前後方向に延びるロワフレーム(27L,27R)と、
前記車両の上下方向で前記延設部(21a)よりも下方で前記ロワフレーム(27L,27R)よりも上方に位置し、前記車両の前後方向に延びるミドルフレーム(28L,28R)と、を含み、
前記制御装置(12)は、前記車両の上下方向で、前記延設部(21a)と前記ミドルフレーム(28L,28R)との間に配置され、
前記可搬型バッテリ(11)は、前記車両の上下方向で、前記ミドルフレーム(28L,28R)と前記ロワフレーム(27L,27R)との間に配置される、
ことを特徴とする鞍乗型電動車両が提供される。
本発明によれば、可搬型バッテリを単独で取り外すのに有利な構造を有する鞍乗型電動車両を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る鞍乗型電動車両の左側面図。 図1の鞍乗型電動車両の右側面図。 図1の鞍乗型電動車両に搭載される可搬型バッテリの車載態様を示す前側斜視図。 図1の鞍乗型電動車両に搭載される可搬型バッテリの車載態様を示す後側斜視図。 図1の鞍乗型電動車両に搭載される可搬型バッテリの斜視図。 図1の鞍乗型電動車両が備えるサブフレームの斜視図。 図6のサブフレームの平面図。 図6のサブフレームが備えるクロスフレームの着脱態様を示す図。 別例のクロスフレームの着脱態様を示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
各図において、矢印D1、D2、D3は、鞍乗型電動車両の前進方向を基準として、鞍乗型車両の前後方向、車幅方向(左右方向)、上下方向を示す。また、FR、RR、U、D、L、Rは、前側、後側、上側、下側、左側、右側を示す。
<鞍乗型電動車両の概要>
図1は本発明の一実施形態に係る鞍乗型電動車両1(以下、単に車両1と呼ぶ場合がある。)の左側面図であり、図2は車両1の右側面図である。図3及び図4は車両1に搭載される可搬型バッテリ11(以下、単にバッテリ11と呼ぶ場合がある。)の車載態様を示す斜視図であり、図3はD1方向でバッテリ11の前側周辺、図4はD1方向でバッテリ11の後側周辺を示す。
車両1は、オフロードタイプの自動二輪車であるが、本発明は他の形式の自動二輪車を含む各種の鞍乗型車両に適用可能である。
車両1は、前輪FW、後輪RW及び車体フレーム2を備える。前輪FWは操舵輪であり、後輪RWは駆動輪である。後輪RWは、電動モータを備えるインホイールモータ5を備える。インホイールモータ5の駆動により後輪RWが回転し、走行駆動力が発揮される。なお、本実施形態では駆動輪をインホイールモータにより駆動する駆動形式としたがこれに限られない。例えば、電動モータをホイールから分離し、歯車機構、ベルト伝動機構、チェーン伝動機構により電動モータの駆動力をホイールに伝達する駆動形式も採用可能である。
車体フレーム2は、ヘッドパイプ20、メインフレーム21及びサブフレーム25を含む。ヘッドパイプ20には、左右のフロントフォーク3L、3R及びハンドルバー8が操向自在に支持されている。具体的には、ヘッドパイプ20にはステム20bが回動自在に支持されており、ステム20bにはトップブリッジ20aが固定されている。トップブリッジ20a及びステム20bには、左右のフロントフォーク3L、3R及びハンドルバー8が支持されている。前輪FWは左右のフロントフォーク3L、3Rに回転自在に支持される。ハンドルバー8の左右端部には、それぞれ、左右のグリップ9L、9Rが設けられている。ライダは左右のグリップ9L、9Rを把持してステム20bを回動させることにより、前輪FWを操舵する。
メインフレーム21は、ヘッドパイプ20から後方に延設された前側延設部21aと、前側延設部21aから下方へ延設された後側延設部21bとを含む。前側延設部21aは、本実施形態の場合、後方下方へ僅かに湾曲している。本実施形態の場合、前側延設部21aは、左右に分かれていない単一のフレームであるが、左右一対のフレームであってもよい。後側延設部21bの端部には、ピボットフレーム24が設けられている。
ピボットフレーム24は、スイングアーム6を揺動自在に支持する。スイングアーム6には後輪RWのインホイールモータ5が支持されている。スイングアーム6は、クッションフレーム6aを有し、クッションフレーム6aとメインフレーム21との間には、リアクッション7が設けられている。
ピボットフレーム24の近傍左側にはサイドスタンド17が展開・収納自在に設けられている。図1は展開時のサイドスタンド17が図示されている。車両1はサイドスタンド17を展開して接地することで、前輪FW、後輪RW及びサイドスタンド17の三者によって左側に傾斜した状態で自立状態を維持可能である。
ピボットフレーム24の近傍右側にはブレーキペダル18が回動自在に支持されている。ブレーキペダル18に対するライダの制動操作があった場合、インホイールモータ5の出力を低下させることにより、車両1を制動することができる。
メインフレーム21には、左右一対のシートフレーム22L、22Rの前端部が接続されている。シートフレーム22L、22R上には、ライダが着座するシート4が支持されている。左右一対のシートフレーム22L、22Rと、後側延設部21bとの間には、左右一対の補強フレーム23L、23Rが接続されている。
メインフレーム21上には、充電ポート19が支持されている。充電ポート19には、バッテリ11を充電するための充電ケーブルが接続され、電力が供給される。供給された電力は、車両1に搭載されている不図示の充電器を介してバッテリ11に供給され、バッテリ11を充電することができる。
充電ポート19は、D1方向でシート4とハンドルバー8との間に配置されている。充電ポート19はリッド10で開閉可能に覆われる。図1はリッド10を閉鎖した状態を示し、図2はリッド10を開放した状態を示す。充電ポート19を使用しない場合には、リッド10でこれを覆うことで、充電ポート19の端子の劣化等を防止できる。また、リッド10はD1方向でその後側に回動軸10aが設けられており、回動軸10aを回動中心としてD1方向に回動する。リッド10を開放する場合には、リッド10をD1方向で後側に引き上げる必要があり、シート4に着座するライダが、走行中に不意にリッド10を開いてしまう事態を防ぐことができる。
サブフレーム25は、前輪FWと後輪RWとの間において、バッテリ11、制御装置12、バッテリ13及びレギュレータ16を支持する。バッテリ13は、バッテリ11よりも低出力電圧・小容量のバッテリであり、例えば、12Vの鉛バッテリである。バッテリ13は、制御装置12の電気回路や車両1の電装品に電力を供給するバッテリとして利用することができる。
レギュレータ16は、バッテリ11の出力電圧を、インホイールモータ5の駆動に適した所定の電圧に維持する電気回路ユニットであり、例えば、バッテリ11の出力電圧を所定の電圧に降圧するダウンレギュレータである。レギュレータ16を、バッテリ11に内蔵することも可能である。しかし、本実施形態のようにレギュレータ16とバッテリ11とを別にすることで、汎用性の高いバッテリ11を用いつつ、車両1に必要な電圧に合わせてレギュレータ16を設計することができる。
制御装置12は、インホイールモータ5の駆動回路を含み、レギュレータ16を介してバッテリ11から出力される電力をインホイールモータ5に供給する制御を行うパワーコントロールユニットである。制御装置12は、例えば、グリップ9Rに対するライダのアクセル操作に応じて、インホイールモータ5に供給する電力を制御する。インホイールモータ5が交流モータである場合、駆動回路はインバータを含む。
バッテリ11は例えばリチウムイオンバッテリであり、インホイールモータ5に電力を供給するための蓄電装置である。図5はバッテリ11の斜視図である。図5における各矢印D1~D3は車載時の方向を示している。バッテリ11は全体として直方体形状を有しており、その内部には複数のバッテリセルが収容される。
バッテリ11の長手方向一方端部には、ハンドル11aが設けられている。バッテリ11の交換を行う作業者は、例えば、ハンドル11aを把持し、ハンドル11aの側を上、反対側を下にしてバッテリ11を持ち運ぶことができる。バッテリ11の車載時には、ハンドル11aは図3に示すようにD1方向でバッテリ11の前端に位置する。前輪FWの後方にハンドル11aが露出しているため、作業者がハンドル11にアクセスし易い。
バッテリ11の、ハンドル11aと反対側の端部には、図4に示すように電気接続部11bが設けられている。電気接続部11bには、電力を出力する電気接続端子が設けられる。バッテリ11の車載時には、電気接続部11bは、D1方向でバッテリ11の後端に位置する。電気接続部11bには、車両側のコネクタ15が脱着自在に接続される。走行中に障害物や飛び石等との接触が比較的少ないバッテリ11の後端において電気接続を行うことで、走行中に電気接続が外れることを防止することができる。
レギュレータ16は、コネクタ15を介してバッテリ11に接続され。コネクタ15及びレギュレータ16は、本実施形態の場合、D1方向でバッテリ11の後方に位置しており、特に、バッテリ11とピボットフレーム24との間のスペースに配置されている。また、電気接続部11bはバッテリ11の後端において、D2方向で右側に偏った位置に位置している。このため、レギュレータ16とコネクタ15は、D2方向に並べて配置されており、コネクタ15は右側、レギュレータ16は左側に位置している。コネクタ15とレギュレータ16との間の電気配線を短くすることができる。また、レギュレータ16とコネクタ15の配置のために狭いスペースを有効に活用できる。
サブフレーム25の構造について、図1~図4に加えて、図6及び図7を参照して説明する。図6はサブフレーム25の斜視図であり、図7はサブフレーム25の平面図である。
サブフレーム25は、左右一対のダウンフレーム26L、26R、左右一対のロワフレーム27L、27R、左右一対のミドルフレーム28L、28R、及び、左右一対のクロスフレーム29L、29Rを含む。
左右一対のダウンフレーム26L、26Rは、その各上端部がメインフレーム21の前端部に接続され、メインフレーム21から下方へ延設されている。左右一対のダウンフレーム26L、26R間には、D2方向に延設されたクロスフレーム32a、32bが架設されている。クロスフレーム32a、32bはD3方向に離間している。
左右一対のロワフレーム27L、27Rは、本実施形態の場合、車体フレーム2の最下部を構成するフレームである。左右一対のロワフレーム27L、27Rは、左右一対のダウンフレーム26L、26Rの下端部からD1方向で後方に延設されており、D3方向で、メインフレーム21の前側延設部21aよりも下方に位置している。左右一対のロワフレーム27L、27Rは、それぞれ、水平に延びる前側延設部27aと、前側延設部27aから上方で、かつ、D2方向内側に延びる後側延設部27bとを含む。各後側延設部27bの端部は、ピボットフレーム24に接続される。
左右一対のミドルフレーム28L、28Rは、左右一対のダウンフレーム26L、26Rの途中部からD1方向で後方に延設されており、D3方向で、メインフレーム21の前側延設部21aよりも下方に位置し、左右一対のロワフレーム27L、27Rよりも上方に位置している。左右一対のミドルフレーム28L、28Rは、全体として水平に延びており、各後端部が、左右一対の接続部材BL、BRを介してメインフレーム21に接続されている。
左右一対のミドルフレーム28L、28Rは、平面視で、D1方向後側に向かって内側に傾斜しており、左右一対のミドルフレーム28L、28RのD2方向の離間距離は前後で異なっている。すなわち、前側の距離Wfよりも後側の距離Wrの方が短い。ライダがシート4に着座した際、ライダの脚部に近い、左右一対のミドルフレーム28L、28Rの後端部側の離間距離Wrが狭いことによって、ライダがシート4に跨り易くなる。
次に、サブフレーム25は、D3方向に二段の部品配置スペースを形成する。上側の部品配置スペースは、D3方向で、左右一対のミドルフレーム28L、28Rとメインフレーム21の前側延設部21aとの間の空間である。ここには、制御装置12とバッテリ13とがD1方向に並べて配置される。
制御装置12を支持する構造として、左右一対のミドルフレーム28L、28R間には、D2方向に延設された支持部材34が架設されている。本実施形態の場合、支持部材34は複数(ここでは2つ)設けられており、D1方向に離間している。制御装置12は、例えば、ボルト(不図示)により支持部材34に固定される。
制御装置12は、そのD3方向の長さHcが、D2方向の長さWc及びD1方向の長さLcのいずれよりも短く、全体として扁平形状を有している。これにより、左右一対のミドルフレーム28L、28Rとメインフレーム21の前側延設部21aとの間の比較的狭い空間に制御装置12を配置することができ、後述するバッテリ11の配置スペースをD3方向に広く確保することができ、より大型のバッテリ11を搭載できる。
バッテリ13を支持する構造として、左右一対のミドルフレーム28L、28R上には、収容部材14が搭載されている。収容部材14は、上方が開放した箱型の本体が、左右一対のミドルフレーム28L、28R間の空間に配置され、本体の左右側部に設けられたフック状の係止部14a、14bが左右一対のミドルフレーム28L、28Rに係止される。バッテリ13は、収容部材14の本体に挿入されて支持される。収容部材14の底部が左右一対のミドルフレーム28L、28Rよりも下方に位置することで、バッテリ13が左右一対のミドルフレーム28L、28Rよりも上方に突出する高さを低くすることができ、バッテリ13として比較的高さのあるバッテリを使用することができる。
バッテリ13が制御装置12の前側に配置されることで、バッテリ13と制御装置12との配線を短くすることができる。バッテリ13が車体フレーム2の前部に位置することから、バッテリ13に外部(特に車体上方)からのアクセスが可能となり、バッテリ13のメンテナンス性を向上できる。また、制御装置12の前方をバッテリ13によって保護することもできる。
下側の部品配置スペースは、D3方向で、左右一対のロワフレーム27L、27Rと左右一対のミドルフレーム28L、28Rとの間の空間である。ここには、比較的高重量であるバッテリ11が配置される。バッテリ11が車両1の低い位置に配置されることで、車両1の低重心化を図ることができる。
バッテリ11を支持する構造として、左右一対のロワフレーム27L、27Rには、トレイ状の支持部材31と、棒状の支持部材33が設けられている。支持部材31は、左右一対のロワフレーム27L、27Rの下、前、左右を囲むように形成されている。具体的には、支持部材31は、前壁部31F、左右の側壁部31L、31R及び底壁部31Bを有する。支持部材33はD2方向に延設され、左右一対のロワフレーム27L、27Rに架設され、かつ、底壁部31B上に設けられている。本実施形態の場合、支持部材33は複数(ここでは2つ)設けられており、D1方向に離間している。
バッテリ11は、支持部材33上に載置され、不図示のロック機構により解除可能に固定される。バッテリ11、コネクタ15及びレギュレータ16が下段に、制御装置12が上段に配置されることで、これらを近接して配置でき、配線を短くすることができる。バッテリ11は、サブフレーム25に囲まれるようにして車両1に搭載されるが、D3方向における左右一対のロワフレーム27L、27Rと左右一対のミドルフレーム28L、28Rとの距離(高さ方向の隙間)は、車載時におけるバッテリ11の高さよりも長い。したがって、バッテリ11の交換作業に際して、左右一対のロワフレーム27L、27Rと左右一対のミドルフレーム28L、28Rは、その直接の妨げにはならない。
ロワフレーム27L、27Rには、左右のフットレスト(フットステップ)FL、FRを支持するブラケット30L、30Rが設けられており、バッテリ11は左右のフットレストFL、FRの間に配置される。何らかの事情によりロックが解除された場合に、フットレストFL、FRの存在によって、バッテリ11が車両1の左側或いは右側に脱落することを防止することができる。
クロスフレーム29Lは、ロワフレーム27Lとミドルフレーム28Lとを連結し、バッテリ11の左側に位置している。バッテリ11の左側部を保護すると共に、何らかの事情によりロックが解除された場合に、バッテリ11が車両1の左側に脱落することを防止することができる。
クロスフレーム29Rは、ロワフレーム27Rとミドルフレーム28Rとを連結し、バッテリ11の右側に位置している。バッテリ11の右側部を保護すると共に、何らかの事情によりロックが解除された場合に、バッテリ11が車両1の右側に脱落することを防止することができる。
バッテリ11はサブフレーム25によって囲まれており、保護される一方、そのままではサブフレーム25の外部に取り出すことができない。そこで、本実施形態ではクロスフレーム29Rが取り外し可能となっており、クロスフレーム29Rを取り外すことで、バッテリ11を車両1の右側に取り出すことが可能となっている。クロスフレーム29L及び29Rの双方を取り外し可能としてもよいし、クロスフレーム29Lのみを取り外し可能としてもよいが、本実施形態ではクロスフレーム29Lは取り外し不能とされている。クロスフレーム29Lは、例えば、ロワフレーム27L、ミドルフレーム28Lに溶接等によって固着される。本実施形態の車両1はサイドスタンド17によって左側に傾斜した状態で自立状態を維持可能であり、この状態でバッテリ11の取り外し作業が行われる場合がある。その際、クロスフレーム29Lが取り外し不能とされていることから、バッテリ11が車両1の左側に不意に脱落してしまうことを防止することができる。
図8は、クロスフレーム29Rの着脱態様を示す図である。状態ST1は、クロスフレーム29Rがロワフレーム27Rとミドルフレーム28Rに固定された状態を示し、状態ST2はクロスフレーム29Rがロワフレーム27Rとミドルフレーム28Rから取り外された状態を示す。
パイプ状のミドルフレーム28Rの途中部位は、扁平な形状を有しており、その周辺に筒状の取付部材35が設けられている。パイプ状のクロスフレーム29Rの上端部には扁平な形状の取付部29aが形成されており、取付部29aと、取付部材35及びミドルフレーム28Rとをボルト36で締結することで両者が固定される。ボルト36を取り外すことで固定が解除される。
パイプ状のロワフレーム27Rの前側延設部27aの途中部位は、扁平な形状を有する取付部27cを有している。クロスフレーム29Rの下端部には二股に分岐した逆U字形状の取付部29が形成されている。取付部27cを取付部29で挟むようにして両者を嵌め合わせ、これらをボルト36で締結することで両者が固定される。ボルト36を取り外すことで固定が解除される。
状態ST2に示すように、クロスフレーム29Rが取り外された状態においては、ロワフレーム27Rとミドルフレーム28Rとの間の隙間からバッテリ11を外部に取り出すことができ、また、外部からバッテリ11をサブフレーム25内に搭載することができる。なお、クロスフレーム29Rの固定構造は、ボルト36を用いた上記の構造に限られず、適宜設計可能である。
以上述べた通り、本実施形態によれば、バッテリ11と制御装置12とを別体で構成し、バッテリ11は、左右一対のミドルフレーム28L、28Rと左右一対のロワフレーム27L、27Rとの間に配置した。バッテリ11は、これらのフレームの上下の隙間から車幅方向に単独で取り出せるので、本実施形態の構造は、バッテリ11の単独での取り外しに有利な構造であり、また、比較的高重量のバッテリ11を低い位置で着脱できる点でもバッテリ11の単独での取り外しに有利な構造である。
制御装置12はバッテリ11の真上に配置されるので、本実施形態の構造は、バッテリ11との電気配線の配線上、有利な構造である一方、バッテリ11の着脱のために制御装置12の着脱は不要であり、また、バッテリ11の着脱の妨げにもならない。
<クロスフレームの着脱構造の別の例>
図8の例では、クロスフレーム29Rのみを取り外し可能な構造としたが、周囲のフレームも一体に取り外し可能な構造でもよい。図9はその一例を示す。図示の例では、クロスフレーム29Rが、ロワフレーム27Rの前端部27d及びダウンフレーム26Rの一部26aと一体的に形成され、これらが一体的に取り外し可能となっている。状態ST11は、クロスフレーム29R等がロワフレーム27Rとミドルフレーム28Rに固定された状態を示し、状態ST12はクロスフレーム29R等がロワフレーム27Rとミドルフレーム28Rから取り外された状態を示す。
クロスフレーム29Rの上端部とミドルフレーム28Rとの固定構造は図8の例と同じである。クロスフレーム29Rの下端部は、前端部27dに固着されている。前端部27dと、ロワフレーム27Rの残りの部分とは、筒状の接続管37で連結され、これらをボルト36で締結することで互いに固定される。ボルト36を取り外すことで固定が解除される。ダウンフレーム26Rの一部26aと、残りの部分とは、筒状の接続管38で連結され、これらをボルト36で締結することで互いに固定される。ボルト36を取り外すことで固定が解除される。
状態ST12に示すように、クロスフレーム29R等が取り外された状態においては、ロワフレーム27Rとミドルフレーム28Rとの間の隙間だけでなく、ダウンフレーム26Rの一部26aが存在していた部分の空きの空間を利用して、バッテリ11を右前方に取り出すことができ、バッテリ11を取り出しやすくなる。また、外部からバッテリ11をサブフレーム25内に搭載し易くある。更に、車載時のバッテリ11の高さが、D3方向における左右一対のロワフレーム27L、27Rと左右一対のミドルフレーム28L、28Rとの距離(高さ方向の隙間)よりも大きい場合でも、バッテリ11の車載及び取り出しが可能となり、車両1の大型化を伴わずにバッテリ11の大型化による充電容量の増加を図ることができる。
<他の実施形態>
上記実施形態では、ダウンフレーム、ロワフレーム、ミドルフレームをそれぞれ左右に一つずつ設けたが、車幅方向中央に一つ設けてもよい。しかし、上記実施形態のように、左右に一つずつ設けることで、バッテリ11、バッテリ13及び制御装置12等をより安定して支持することができる。
<実施形態のまとめ>
上記実施形態は、少なくとも以下の車両を開示する。
1.上記実施形態の車両は、
車体フレーム(2)と、
走行駆動力を発生する電動モータ(5)と、
前記電動モータに電力を供給する可搬型バッテリ(11)と、
前記電動モータを制御する制御装置(12)と、
を備えた鞍乗型電動車両(1)であって、
前記車体フレーム(2)は、
ヘッドパイプ(20)から前記車両の後方に延びる延設部(21a)を含むメインフレーム(21)と、
前記車両の上下方向で前記延設部(21a)よりも下方に位置し、前記車両の前後方向に延びるロワフレーム(27L,27R)と、
前記車両の上下方向で前記延設部(21a)よりも下方で前記ロワフレーム(27L,27R)よりも上方に位置し、前記車両の前後方向に延びるミドルフレーム(28L,28R)と、を含み、
前記制御装置(12)は、前記車両の上下方向で、前記延設部(21a)と前記ミドルフレーム(28L,28R)との間に配置され、
前記可搬型バッテリ(11)は、前記車両の上下方向で、前記ミドルフレーム(28L,28R)と前記ロワフレーム(27L,27R)との間に配置される。
この実施形態によれば、前記ミドルフレームと前記ロワフレームとの間の隙間から前記可搬型バッテリを単独で取り外すことができ、また、比較的高重量の前記可搬型バッテリを低い位置で着脱できるので、可搬型バッテリを単独で取り外すのに有利な構造を有する鞍乗型電動車両を提供することができる。前記制御装置は、前記可搬型バッテリの真上に配置されるので、前記可搬型バッテリとの電気配線の配線上、有利な構造であり、また、前記制御装置が前記可搬型バッテリの着脱の妨げになることもない。
2.上記実施形態では、
前記制御装置(12)は、車載時において、前記車両の上下方向の長さ(Hc)よりも、前記車両の前後方向の長さ(Lc)が長い。
この実施形態によれば、前記車両の上下方向で、前記制御装置をコンパクトに搭載することができる。
3.上記実施形態では、前記車両は、
前記可搬型バッテリ(11)の電気接続部(11b)に接続されるコネクタ(15)を備え、
前記電気接続部(11b)は、車載時において、前記車両の前後方向で前記可搬型バッテリ(11)の後端に位置し、
前記コネクタ(15)は、前記車両の前後方向で、前記可搬型バッテリ(11)の後方に位置する。
この実施形態によれば、前記可搬型バッテリの搭載場所において、前記コネクタと前記可搬型バッテリを接続することができ、電気配線の取り回しの利便性を高めることができる。
4.上記実施形態では、前記車両は、
前記可搬型バッテリ(11)の出力電圧を調整するレギュレータ(16)を備え、
前記車体フレーム(2)は、後輪(RW)を支持するスイングアーム(6)を支持するピボットフレーム(24)を含み、
前記レギュレータ(16)は、前記車両の前後方向で、前記可搬型バッテリ(11)と前記ピボットフレーム(24)との間に配置される。
この実施形態によれば、前記可搬型バッテリと前記レギュレータとの間の電気配線をより短くすることができる。
5.上記実施形態では、前記車両は、
前記可搬型バッテリ(11)よりも容量が小さい小容量バッテリ(13)を備え、
前記小容量バッテリ(13)は、前記車両の上下方向で、前記延設部(21a)と前記ミドルフレーム(28L,28R)との間に配置され、かつ、前記車両の前後方向で、前記制御装置(12)よりも前側に配置される。
この実施形態によれば、前記小容量バッテリのメンテナンス性を向上でき、また、前記小容量バッテリにより前記制御装置の前方を保護することができる。
6.上記実施形態では、
前記ロワフレームは、左右一対のロワフレーム(27L,27R)を備え、
前記ミドルフレームは、左右一対のミドルフレーム(28L,28R)を備える。
この実施形態によれば、より安定して前記制御装置や前記可搬型バッテリを支持することができる。
7.上記実施形態では、前記車両は、
左側の、前記ロワフレーム(27L)と前記ミドルフレーム(28L)とを連結し、前記可搬型バッテリ(11)の左側に位置する左側クロスフレーム(29L)と、
右側の、前記ロワフレーム(27R)と前記ミドルフレーム(28R)とを連結し、前記可搬型バッテリ(11)の右側に位置する右側クロスフレーム(29R)と、を備える。
この実施形態によれば、前記バッテリの左右側方を保護でき、また、前記可搬型バッテリが左右に脱落することを防止できる。
8.上記実施形態では、
前記左側クロスフレーム(29L)、及び/又は、前記右側クロスフレーム(29R)が取り外し可能である。
この実施形態によれば、前記バッテリの着脱作業を容易化することができる。
9.上記実施形態では、前記車両は、
前記鞍乗型電動車両(1)を左側に傾斜した状態で自立可能にするサイドスタンド(17)を備え、
前記左側クロスフレーム(29L)は取り外し不能であり、
前記右側クロスフレーム(29R)が取り外し可能である。
この実施形態によれば、前記サイドスタンドを利用して前記鞍乗型電動車両を自立させた状態で、前記バッテリの着脱作業を容易化することができる。
10.上記実施形態では、前記車両は、
左右一対のフットレスト(FL,FR)を備え、
前記左右一対のフットレスト(FL,FR)の間に、前記可搬型バッテリ(11)が配置されている。
この実施形態によれば、前記フットレストによって前記可搬型バッテリが左右に脱落することを防止できる。
11.上記実施形態では、前記車両は、
シート(4)と、
ハンドルバー(8)と、
前記シートと前記ハンドルバーとの間に配置された充電ポート(19)と、
前記充電ポート(19)を開閉するリッド(10)と、を備え、
前記リッド(10)は、前記車両の前後方向に回動し、その回動軸(10a)は前記リッド(10)の後側に設けられている。
この実施形態によれば、前記可搬型バッテリの充電を可能としつつ、不意に前記リッドが開放することを抑制できる。
以上、発明の実施形態について説明したが、発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。

Claims (11)

  1. 車体フレーム(2)と、
    走行駆動力を発生する電動モータ(5)と、
    前記電動モータに電力を供給する可搬型バッテリ(11)と、
    前記電動モータを制御する制御装置(12)と、
    を備えた鞍乗型電動車両(1)であって、
    前記車体フレーム(2)は、
    ヘッドパイプ(20)から前記車両の後方に延びる延設部(21a)を含むメインフレーム(21)と、
    前記車両の上下方向で前記延設部(21a)よりも下方に位置し、前記車両の前後方向に延びるロワフレーム(27L,27R)と、
    前記車両の上下方向で前記延設部(21a)よりも下方で前記ロワフレーム(27L,27R)よりも上方に位置し、前記車両の前後方向に延びるミドルフレーム(28L,28R)と、を含み、
    前記制御装置(12)は、前記車両の上下方向で、前記延設部(21a)と前記ミドルフレーム(28L,28R)との間に配置され、
    前記可搬型バッテリ(11)は、前記車両の上下方向で、前記ミドルフレーム(28L,28R)と前記ロワフレーム(27L,27R)との間に配置される、
    ことを特徴とする鞍乗型電動車両。
  2. 請求項1に記載の鞍乗型電動車両であって、
    前記制御装置(12)は、車載時において、前記車両の上下方向の長さ(Hc)よりも、前記車両の前後方向の長さ(Lc)が長い、
    ことを特徴とする鞍乗型電動車両。
  3. 請求項1に記載の鞍乗型電動車両であって、
    前記可搬型バッテリ(11)の電気接続部(11b)に接続されるコネクタ(15)を備え、
    前記電気接続部(11b)は、車載時において、前記車両の前後方向で前記可搬型バッテリ(11)の後端に位置し、
    前記コネクタ(15)は、前記車両の前後方向で、前記可搬型バッテリ(11)の後方に位置する、
    ことを特徴とする鞍乗型電動車両。
  4. 請求項1に記載の鞍乗型電動車両であって、
    前記可搬型バッテリ(11)の出力電圧を調整するレギュレータ(16)を備え、
    前記車体フレーム(2)は、後輪(RW)を支持するスイングアーム(6)を支持するピボットフレーム(24)を含み、
    前記レギュレータ(16)は、前記車両の前後方向で、前記可搬型バッテリ(11)と前記ピボットフレーム(24)との間に配置される、
    ことを特徴とする鞍乗型電動車両。
  5. 請求項1に記載の鞍乗型電動車両であって、
    前記可搬型バッテリ(11)よりも容量が小さい小容量バッテリ(13)を備え、
    前記小容量バッテリ(13)は、前記車両の上下方向で、前記延設部(21a)と前記ミドルフレーム(28L,28R)との間に配置され、かつ、前記車両の前後方向で、前記制御装置(12)よりも前側に配置される、
    ことを特徴とする鞍乗型電動車両。
  6. 請求項1に記載の鞍乗型電動車両であって、
    前記ロワフレームは、左右一対のロワフレーム(27L,27R)を備え、
    前記ミドルフレームは、左右一対のミドルフレーム(28L,28R)を備える、
    ことを特徴とする鞍乗型電動車両。
  7. 請求項6に記載の鞍乗型電動車両であって、
    左側の、前記ロワフレーム(27L)と前記ミドルフレーム(28L)とを連結し、前記可搬型バッテリ(11)の左側に位置する左側クロスフレーム(29L)と、
    右側の、前記ロワフレーム(27R)と前記ミドルフレーム(28R)とを連結し、前記可搬型バッテリ(11)の右側に位置する右側クロスフレーム(29R)と、を備える、
    ことを特徴とする鞍乗型電動車両。
  8. 請求項7に記載の鞍乗型電動車両であって、
    前記左側クロスフレーム(29L)、及び/又は、前記右側クロスフレーム(29R)が取り外し可能である、
    ことを特徴とする鞍乗型電動車両。
  9. 請求項8に記載の鞍乗型電動車両であって、
    前記鞍乗型電動車両(1)を左側に傾斜した状態で自立可能にするサイドスタンド(17)を備え、
    前記左側クロスフレーム(29L)は取り外し不能であり、
    前記右側クロスフレーム(29R)が取り外し可能である、
    ことを特徴とする鞍乗型電動車両。
  10. 請求項1に記載の鞍乗型電動車両であって、
    左右一対のフットレスト(FL,FR)を備え、
    前記左右一対のフットレスト(FL,FR)の間に、前記可搬型バッテリ(11)が配置されている、
    ことを特徴とする鞍乗型電動車両。
  11. 請求項1に記載の鞍乗型電動車両であって、
    シート(4)と、
    ハンドルバー(8)と、
    前記シートと前記ハンドルバーとの間に配置された充電ポート(19)と、
    前記充電ポート(19)を開閉するリッド(10)と、を備え、
    前記リッド(10)は、前記車両の前後方向に回動し、その回動軸(10a)は前記リッド(10)の後側に設けられている、
    ことを特徴とする鞍乗型電動車両。
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