JP7144227B2 - レンズ、組成物およびレンズの製造方法 - Google Patents
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Description
また、長い間、眼に青色光の照射を浴びることは、眼精疲労やストレスを受けることが懸念されており、加齢黄斑変性を引き起こす要因と考えられている。
ポルフィリン化合物を含む従来のレンズは、波長420nm程度の短波長青色光の抑制効果が低いため、眼精疲労やストレスの軽減効果が十分ではなく、さらにレンズが黄変することがあった。また、耐光性にも改善の余地があった。
また、樹脂等に対するポルフィリン化合物の分散性が低く、製品の歩留まりが低下することがあった。
すなわち、本発明は以下に示すことができる。
(1) 樹脂と、下記一般式[1]で表されるポルフィリン系化合物と、を含むレンズ。
(2) 前記樹脂100質量部に対し、前記ポルフィリン系化合物を0.0001~0.02質量部含む、(1)に記載のレンズ。
(3) さらに、一般式[1]で表される前記ポルフィリン系化合物以外の紫外線吸収剤を含有する(1)または(2)に記載のレンズ。
(4) X1~X8がすべて水素原子であり、R1~R20は水素原子、フッ素原子、塩素原子、カルボン酸基から選択される基である、(1)~(3)のいずれかに記載のレンズ。
(5) 厚さ2mmにおいて、波長420nm以下の分光透過率が0~20%である、(1)~(4)のいずれかに記載のレンズ。
(6) 厚さ2mmにおいて、波長420nm以下の分光透過率が0~20%であり、波長450nmの分光透過率が50%以上である、(1)~(5)のいずれかに記載のレンズ。
(7) さらに色調調整用の染料を含有する(1)~(6)のいずれかに記載のレンズ。
(8) 前記樹脂が熱可塑性樹脂である(1)~(7)のいずれかに記載のレンズ。
(9) 前記樹脂が熱硬化性樹脂である(1)~(7)のいずれかに記載のレンズ。
(10) 熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂モノマーと、下記一般式[1]で表されるポルフィリン系化合物と、を含む組成物。
(11) 前記熱可塑性樹脂または前記熱硬化性樹脂モノマー100質量部に対して、前記ポルフィリン系化合物を0.0001~0.02質量部含む、(10)に記載の組成物
(12) 下記一般式[1]で表されるポルフィリン系化合物と熱可塑性樹脂粉体とを粉体ブレンドし、その後溶融混合してマスターバッチを調製する工程と、
前記マスターバッチと熱可塑性樹脂ペレットとを溶融混合して樹脂組成物を調製する工程と、
前記樹脂組成物を射出成型する工程と、
を含む、レンズの製造方法。
(13) 前記熱可塑性樹脂粉体および前記熱可塑性樹脂ペレットの合計100質量部に対し、前記ポルフィリン系化合物を0.0001~0.02質量部用いる、(12)に記載のレンズの製造方法。
(14) 前記熱可塑性樹脂粉体の平均粒径が0.2~1mmである、(12)または(13)に記載のレンズの製造方法。
(15) 前記熱可塑性樹脂粉体の嵩密度が0.5~0.8g/cm3である、(12)~(14)のいずれかに記載のレンズの製造方法。
(16) 前記熱可塑性樹脂粉体が、下記Rosin-Rammlerの式における分布定数nが1~3.5である、(12)~(15)のいずれかに記載のレンズの製造方法。
Rosin-Rammlerの式:R=100exp(-bDpn)
〔Rは篩上(重量%)、Dpは粒子径(mm)、bは定数、nは分布定数を示す。〕
(17) 前記熱可塑性樹脂がポリカーボネートである、(12)~(16)のいずれかに記載のレンズの製造方法。
(18) 熱硬化性樹脂モノマーと、下記一般式[1]で表されるポルフィリン系化合物とを混合し、組成物を調製する工程と、
前記組成物を硬化成形する工程と、を含むレンズの製造方法。
(19) 前記熱硬化性樹脂モノマー100質量部に対して、前記ポルフィリン系化合物を0.0001~0.02質量部用いる、(18)に記載のレンズの製造方法。
また、所定のポルフィリン化合物は樹脂等に対する分散性に優れており、製造安定性に優れたレンズを提供することができる。
本実施形態のレンズは、樹脂と、ポルフィリン系化合物と、を含む。以下、各成分について説明する。
本実施形態におけるポルフィリン系化合物は、下記一般式[1]で表される。
X1~X8は、好ましくは、水素原子、塩素原子、臭素原子、フッ素原子、ヨウ素原子であり、より好ましくは水素原子、塩素原子、臭素原子、フッ素原子であり、さらに好ましくは水素原子である。
R1~R20は、好ましくは、水素原子、フッ素原子、塩素原子、カルボン酸基、カルボン酸エステル基、スルホン酸基、スルホン酸エステル基であり、より好ましくは、水素原子、フッ素原子、塩素原子、カルボン酸基である。
構成(a):少なくとも1つのフェニル基が、フッ素原子、臭素原子または塩素原子で3つ以上置換される。
構成(b):式中の4つのフェニル基のうち、少なくとも1つのフェニル基が、カルボン酸基で1つ以上置換される。
構成(c):式中の4つのフェニル基のうち、少なくとも1つのフェニル基の2位と6位が塩素原子で置換される。
構成(a)~(c)の何れにおいても、式中の4つのフェニル基のうち、少なくとも1つのフェニル基、好ましくは、少なくとも2つのフェニル基、より好ましくは、4つ全てのフェニル基が置換される。
(a1)R1~R5の少なくとも3つが、フッ素原子、臭素原子または塩素原子であり、好ましくは、フッ素原子である。
(a2)R6~R10の少なくとも3つが、フッ素原子、臭素原子または塩素原子であり、好ましくは、フッ素原子である。
(a3)R11~R15の少なくとも3つが、フッ素原子、臭素原子または塩素原子であり、好ましくは、フッ素原子である。
(a4)R16~R20の少なくとも3つが、フッ素原子、臭素原子または塩素原子であり、好ましくは、フッ素原子である。
(b1)R1~R5の少なくとも1つがカルボン酸基である。
(b2)R6~R10の少なくとも1つがカルボン酸基である。
(b3)R11~R15の少なくとも1つがカルボン酸基である。
(b4)R16~R20の少なくとも1つがカルボン酸基である。
(c1)R1~R5のうち、R1およびR5が塩素原子である。
(c2)R6~R10のうち、R6およびR10が塩素原子である。
(c3)R11~R15のうち、R11およびR15が塩素原子である。
(c4)R16~R20のうち、R16およびR20が塩素原子である。
本実施形態において、樹脂としては熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂が挙げられる。
熱可塑性樹脂としては、具体的にはポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂等を挙げることができる。
汎用性の点からビスフェノールAから製造されたポリカーボネートが好ましい。
本実施形態の組成物は、前述の熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂モノマーと、一般式[1]で表されるポルフィリン系化合物と、を含む。
トリチオグリセリン、ペンタエリスリトールテトラキス(チオグリコレート)、トリメチロールプロパン(3-メルカプトプロピオネート)、ペンタエリスリトールテトラキス(3-メルカプトプロピオネート)、ジペンタエリスリトールヘキサ(3-メルカプトプロピオネート)、ビス(2-メルカプトエチル)スルフィド、4-メルカプトメチル-3,6-ジチアオクタン-1,8-ジチオール、4,8-ビス(メルカプトメチル)-3,6,9-トリチアウンデカン-1,11-ジチオール、4,7-ビス(メルカプトメチル)-3,6,9-トリチアウンデカン-1,11-ジチオール、5,7-ビス(メルカプトメチル)-3,6,9-トリチアウンデカン-1,11-ジチオール、1,1,3,3-テトラキス(メルカプトメチル)-2-チアプロパン、1,4-ジチアン-2,5-ジチオール、2,5-ビス(メルカプトメチル)-1,4-ジチアン、キシリレンジチオール等のメルカプト基を有する2官能以上の活性水素化合物、
キシリレンジアミン、α、α、α'、α'-テトラメチル-キシリレンジアミン、1,5-ジアミノペンタン、1,6-ジアミノヘキサン、ジアミノポリプロピレン、ジアミノポリエチレン、イソホロンジアミン、ビス(アミノシクロヘキシル)メタン、ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、ビス(アミノメチル)ノルボルナン等のアミノ基を有する2官能以上の活性水素化合物等が挙げられる。
2、2-ビス[4-(メタ)アクリロイルオキシフェニル]プロパン、2、2-ビス[4-(メタ)アクリロイルオキシエトキシフェニル]プロパン、2、2-ビス[4-(メタ)アクリロイルオキシジエトキシフェニル]プロパン、2、2-ビス[4-(メタ)アクリロイルオキシプロピルオキシフェニル]プロパン、2、2-ビス[4-(メタ)アクリロイルオキシジプロピルオキシフェニル]プロパン、2、2-ビス[4-(メタ)アクリロイルオキシポリエトキシフェニル]プロパン、2、2-ビス[4-(メタ)アクリロイルオキシポリプロピルオキシフェニル]プロパン、2、2-ビス[4-(メタ)アクリロイルオキシ(2’-ヒドロキシプロピルオキシ)フェニル]プロパン、等の芳香族含有型ジ(メタ)アクリレート;
トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、グリセリントリ(メタ)クリレート、等のトリ(メタ)アクリレート;
ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート誘導体やジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル基が4個以上置換された多官能(メタ)アクリレート等が挙げられる。
一般式[1]で表されるポルフィリン系化合物以外の紫外線吸収剤の含有量は、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂モノマー100質量部に対して、好ましくは0.01~1.0質量部であり、より好ましくは0.02~0.8質量部であり、さらに好ましくは0.05~0.8質量部である。かかる配合量の範囲であれば、レンズに十分な耐候性を付与することが可能である。
色調調整用の染料の含有量は、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂モノマー100質量部に対して、好ましくは、0.0001~0.004質量部であり、より好ましくは、0.0001~0.002質量部であり、さらに好ましくは、0.0001~0.001質量部である。かかる配合量の範囲であれば、色調を十分に調整することが可能である。
組成物中の酸化防止剤の含有量は、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂モノマー100質量部に対して0.001~0.3質量部であることが好ましい。
加工熱安定剤としては、例えば、リン系加工熱安定剤、硫黄系加工熱安定剤等が挙げられる。
組成物中のリン系加工熱安定剤の含有量は、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂モノマー100質量部に対して0.001~0.2質量部が好ましい。
組成物中の硫黄系加工熱安定剤の含有量は、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂モノマー100質量部に対して0.001~0.2質量部が好ましい。
本実施形態のレンズの製造方法を、熱可塑性樹脂を含む組成物を用いた第1実施形態と、熱硬化性樹脂モノマーを含む組成物を用いた第2実施形態により説明する。
本実施形態においては、一般式[1]で表されるポルフィリン系化合物と熱可塑性樹脂とを混合して樹脂組成物を調製することができる。混合方法は特に限定されるものではないが、溶融押し出し機(短軸もしくは2軸)により溶融混練することにより混合することができる。
なお、本実施形態においては、以下の工程を備える方法にてレンズを製造方することが好ましい。
工程1:一般式[1]で表されるポルフィリン系化合物と熱可塑性樹脂粉体とを粉体ブレンドし、その後溶融混合してマスターバッチを調製する。
工程2:前記マスターバッチと熱可塑性樹脂ペレットとを溶融混合して樹脂組成物を調製する。
工程3:前記樹脂組成物を射出成型する。
まず、ポルフィリン系化合物を熱可塑性樹脂粉体に高濃度に粉体混合する。混合方法は特に限定されるものではなく、各成分を均一に混合することができれば特に限定されず、公知の方法で行うことができる。
これにより、樹脂に対するポルフィリン化合物の分散性がより優れることになり、ポルフィリン化合物の添加効果を効果的に発現させることができる。また、溶融混合させる場合に混錬機への樹脂の導入の効率を上げることができる。つまり、上記範囲の嵩密度を有する熱可塑性樹脂粉体を用いることにより、レンズの製造安定性に優れる。なお、嵩密度は JIS-R-6126の方法に従い求めた。
Rosin-Rammlerの式:R=100exp(-bDpn)
〔Rは篩上(重量%)、Dpは粒子径(mm)、bは定数、nは分布定数を示す。〕
これにより、樹脂に対するポルフィリン化合物の分散性がより優れることになり、ポルフィリン化合物の添加効果を効果的に発現させることができる。また、溶融混合させる場合に混練機への樹脂の導入の効率を上げることができる。つまり、上記範囲の分布定数を有する熱可塑性樹脂粉体を用いることにより、レンズの製造安定性に優れる。
次いで、マスターバッチと熱可塑性樹脂ペレットとを、溶融押し出し機(短軸もしくは2軸)により溶融混合して樹脂組成物を調製する。
本工程においては、樹脂組成物を射出成型により成型し、その後離型することでレンズを製造することができる。
当該工程は、射出成形法および射出圧縮成形法等の射出成型方法により行うことができる。射出成型工程は従来公知の条件で行うことができる。
本実施形態のレンズの製造方法は以下の工程を含む。
工程a:熱硬化性樹脂モノマーと、下記一般式[1]で表されるポルフィリン系化合物とを混合し、組成物を調製する。
工程b:前記組成物を硬化成形する。
本実施形態の組成物は、熱硬化性樹脂モノマーと一般式[1]で表されるポルフィリン系化合物とを混合して得ることができる。混合方法は特に限定されるものではなく、各成分を均一に混合することができれば特に限定されず、公知の方法で行うことができる。
工程aで得られた重合性組成物を硬化(たとえば加熱硬化)させ、レンズを得ることができる。たとえば、重合性組成物を注型重合する方法によりレンズを得ることができる。
本実施形態のレンズは、本発明の効果の観点から、樹脂100質量部に対し、ポルフィリン系化合物を0.0001~0.02質量部、好ましくは、0.0001~0.01質量部、より好ましくは、0.0005~0.005質量部含むことができる。一般式[1]で表されるポルフィリン系化合物は上記のように少量であっても本発明の効果を発揮することができる。
ハードコート層は、レンズ表面に耐擦傷性、耐摩耗性、耐湿性、耐温水性、耐熱性、耐候性等機能を与えることを目的としたコーティング層である。
以上、本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、本発明の効果を損なわない範囲で、上記以外の様々な構成を採用することができる。
〔1〕ポリカーボネート樹脂-1:帝人株式会社製、パンライト L-1225WP、ビスフェノールA型ポリカーボネート:平均粒径0.5mm:嵩密度0.64g/cm3、Rosin-Rammlerの式においてn=1.445、b=0.801
〔3〕ポリカーボネート樹脂-3:帝人株式会社製、パンライト L-1250Z100
〔13〕加工熱安定剤A:テトラキス(2,4-ジ-t-ブチルフェニル)-4,4’-ビフェニレンジホスホナイト:〔Hostanox P-EPQ〕
〔14〕ブルーイング剤A:1-ヒドロキシ-4-(p-トリルアミノ)アントラセン-9,10-ジオン〔マクロレックスバイオレットB〕
〔15〕ブルーイング剤B:C.I.Solvent Green 28 CAS番号:4851-50-7
2mm厚のプラノーレンズを用いて、(株)島津製作所社製、分光光度計Multispecにより紫外・可視光スペクトルを測定した。
〔YI値の測定〕
2mm厚のプラノーレンズを用いてスガ試験機株式会社製色彩色差計Cute-iにて測定した。
〔全光線透過率・Haze〕
2mm厚のプラノーレンズを用いて日本電色株式会社製NDH2000にてJIS K 7136に準拠して測定した。
ポリカーボネート樹脂-1を100質量部、PFTPP 0.03質量部(300ppm)およびUVA-A 0.4質量部をタンブラーミキサーに装入し、粉体状態で混合した。その後、該混合物を溶融フラスコに装入し、外温320℃で25分間加熱攪拌して溶融樹脂を作成し、フラスコ下部を切断して、ストランド状の樹脂を取り出し、ペレタイザーにより切断しマスターバッチのペレットを得た。次いでポリカーボネート樹脂-3を90質量部および上記で得られたマスターバッチ10質量部を混合し、定量フィーダーにより2軸押し出し機〔(株)東芝機械製TEM-35、シリンダー設定温度290℃〕に供給し、フィルターを通して異物をろ過した後、ダイからストランド状に排出し、水冷、固化させた後回転式カッターでペレット化しPFTPPを30ppm含有するポリカーボネート樹脂組成物を得た。その後、該ポリカーボネート樹脂組成物をクリーンオーブンにて120℃で5時間乾燥させた。
該ポリカーボネート樹脂組成物を射出成型機〔住友重工業株式会社製 SE-180DU〕にて樹脂温度280℃、金型温度110℃で射出成型し、直径75mm、厚さ2mmのレンズを成型した。このレンズは目視による観察で色の濃淡は認められなかった。またこの際、射出成型機の金型には汚染物質等の付着は認められなかった。
得られたレンズの400nm、420nmおよび450nmの分光透過率、全光線透過率、Haze、YI値を測定し、表1にまとめた。
このレンズは室温にて3か月保管した後も表面に物質の析出等が認められず、表面の状態に変化は認められなかった。
比較のため、ポリカーボネート樹脂-3を100質量部およびCuTPP 0.003質量部(30ppm) を定量フィーダーにより2軸押出機〔(株〕東芝機械製TEM-35、シリンダー設定温度290℃〕に供給し、フィルターを通して異物をろ過した後、ダイからストランド状に排出し、水冷固化させた後回転式カッターでペレット化しポリカーボネート樹脂組成物を得た。その後、該ポリカーボネート樹脂組成物をクリーンオーブンにて120℃で5時間乾燥させた。
該ポリカーボネート樹脂組成物を射出成型機〔住友重工業株式会社製 SE-180DU〕にて樹脂温度280℃、金型温度110℃で射出成型し、直径75mm、厚さ2mmのレンズを成型した。このレンズを目視にて観察したところ、CuTPPが完全に均一には分散しておらず、ところどころ色の濃淡が生じている状態であった。
ポリカーボネート樹脂-2を100質量部、PFTPP 0.03質量部(300ppm)、UVA-A 0.4質量部およびブルーイング剤B 0.004質量部(40ppm)をタンブラーミキサーに装入し、粉体状態で混合した。その後、該混合物を溶融フラスコに装入し、外温320℃で25分間加熱攪拌して溶融樹脂を作成し、フラスコ下部を切断して、ストランド状の樹脂を取り出し、ペレタイザーにより切断しマスターバッチのペレットを得た。次いでポリカーボネート樹脂-3を90質量部および上記で得られたマスターバッチ10質量部を混合し、定量フィーダーにより2軸押し出し機〔(株)東芝機械製TEM-35、シリンダー設定温度290℃〕に供給し、フィルターを通して異物をろ過した後、ダイからストランド状に排出し、水冷、固化させた後回転式カッターでペレット化しPFTPPを30ppm、ブルーイング剤Bを4ppm含有するポリカーボネート樹脂組成物を得た。その後、該ポリカーボネート樹脂組成物をクリーンオーブンにて120℃で5時間乾燥させた。
該ポリカーボネート樹脂組成物を射出成型機〔住友重工業株式会社製 SE-180DU〕にて樹脂温度280℃、金型温度110℃で射出成型し、直径75mm、厚さ2mmのレンズを成型した。このレンズは目視による観察で色の濃淡は認められなかった。またこの際、射出成型機の金型には汚染物質等の付着は認められなかった。
得られたレンズの400nm、420nmおよび450nmの分光透過率、全光線透過率、Haze、YI値を測定し、表1にまとめた。
このレンズは室温にて3か月保管した後も表面に物質の析出等が認められず、表面の状態に変化は認められなかった。
ポリカーボネート樹脂-1を100質量部、PFTPP 0.003質量部(30ppm)、UVA-A 0.4質量部およびブルーイング剤B 0.0004質量部(4ppm)をタンブラーミキサーに装入し、粉体状態で混合した。その後、定量フィーダーにより2軸押し出し機〔(株)東芝機械製TEM-35、シリンダー設定温度290℃〕に供給し、フィルターを通して異物をろ過した後、ダイからストランド状に排出し、水冷、固化させた後回転式カッターでペレット化しPFTPPを30ppm、ブルーイング剤Bを4ppm含有するポリカーボネート樹脂組成物を得た。その後、該ポリカーボネート樹脂組成物をクリーンオーブンにて120℃で5時間乾燥させた。
該ポリカーボネート樹脂組成物を射出成型機〔住友重工業株式会社製 SE-180DU〕にて樹脂温度280℃、金型温度110℃で射出成型し、直径75mm、厚さ2mmのレンズを成型した。このレンズは目視による観察で色の濃淡は認められなかった。またこの際、射出成型機の金型には汚染物質等の付着は認められなかった。
得られたレンズの400nm、420nmおよび450nmの分光透過率、全光線透過率、Haze、YI値を測定し、表1にまとめた。
このレンズは室温にて3か月保管した後も表面に物質の析出等が認められず、表面の状態に変化は認められなかった。
実施例A1において、PFTPP 0.03質量部を使用する代わりにTCTPP 0.02質量部を使用した以外は実施例A1に記載の操作に従いレンズを成型した。このレンズは目視による観察で色の濃淡は認められなかった。またこの際、射出成型機の金型には汚染物質等の付着は認められなかった。
得られたレンズの400nm、420nmおよび450nmの分光透過率、全光線透過率、Haze、YI値を測定し、表1にまとめた。
実施例A2において、PFTPP 0.03質量部およびブルーイング剤B 0.004質量部を使用する代わりにTCTPP 0.02質量部およびブルーイング剤B 0.002質量部を使用した以外は実施例A2に記載の操作に従いレンズを成型した。このレンズは目視による観察で色の濃淡は認められなかった。またこの際、射出成型機の金型には汚染物質等の付着は認められなかった。
得られたレンズの400nm、420nmおよび450nmの分光透過率、全光線透過率、Haze、YI値を測定し、表1にまとめた。
実施例A3において、PFTPP 0.03質量部およびブルーイング剤B 0.004質量部を使用する代わりにTCTPP 0.02質量部およびブルーイング剤B 0.002質量部を使用した以外は実施例A3に記載の操作に従いレンズを成型した。このレンズは目視による観察で色の濃淡は認められなかった。またこの際、射出成型機の金型には汚染物質等の付着は認められなかった。
得られたレンズの400nm、420nmおよび450nmの分光透過率、全光線透過率、Haze、YI値を測定し、表1にまとめた。
実施例A1において、PFTPP 0.03質量部を使用する代わりにDCTPP 0.03質量部を使用した以外は実施例A1に記載の操作に従いレンズを成型した。このレンズは目視による観察で色の濃淡は認められなかった。またこの際、射出成型機の金型には汚染物質等の付着は認められなかった。
得られたレンズの400nm、420nmおよび450nmの分光透過率、全光線透過率、Haze、YI値を測定し、表1にまとめた。
実施例A2において、PFTPP 0.03質量部を使用する代わりにDCTPP 0.03質量部を使用した以外は実施例A2に記載の操作に従いレンズを成型した。このレンズは目視による観察で色の濃淡は認められなかった。またこの際、射出成型機の金型には汚染物質等の付着は認められなかった。
得られたレンズの400nm、420nmおよび450nmの分光透過率、全光線透過率、Haze、YI値を測定し、表1にまとめた。
実施例A3において、PFTPP 0.03質量部を使用する代わりにDCTPP 0.02質量部を使用した以外は実施例A3に記載の操作に従いレンズを成型した。このレンズは目視による観察で色の濃淡は認められなかった。またこの際、射出成型機の金型には汚染物質等の付着は認められなかった。
得られたレンズの400nm、420nmおよび450nmの分光透過率、全光線透過率、Haze、YI値を測定し、表1にまとめた。
ポリカーボネート樹脂-2を100質量部、PFTPP 0.003質量部(30ppm)、UVA-A 0.4質量部、加工熱安定剤A0.1質量部およびブルーイング剤A 0.0004質量部(4ppm)をタンブラーミキサーに装入し、粉体状態で混合した。その後、定量フィーダーにより2軸押し出し機〔(株)東芝機械製TEM-35、シリンダー設定温度290℃〕に供給し、フィルターを通して異物をろ過した後、ダイからストランド状に排出し、水冷、固化させた後回転式カッターでペレット化しPFTPPを30ppm、ブルーイング剤Aを4ppm含有するポリカーボネート樹脂組成物を得た。その後、該ポリカーボネート樹脂組成物をクリーンオーブンにて120℃で5時間乾燥させた。
該ポリカーボネート樹脂組成物を射出成型機〔住友重工業株式会社製 SE-180DU〕にて樹脂温度280℃、金型温度110℃で射出成型し、直径75mm、厚さ2mmのレンズを成型した。このレンズは目視による観察で色の濃淡は認められなかった。またこの際、射出成型機の金型には汚染物質等の付着は認められなかった。
得られたレンズの400nm、420nmおよび450nmの分光透過率、全光線透過率、Haze、YI値を測定し、表1にまとめた。
このレンズは室温にて3か月保管した後も表面に物質の析出等が認められず、表面の状態に変化は認められなかった。
比較例A1において、CuTPP 0.003質量部使用する代わりに、TPP 0.003質量部を使用した以外は比較例A1に記載の操作に従いレンズを成型した。このレンズを目視にて観察したところ、TPPが完全に均一には分散しておらず、ところどころ色の濃淡が生じている状態であった。
比較例A1において、CuTPP 0.003質量部使用する代わりに、FeClPFTPP 0.003質量部を使用した以外は比較例A1に記載の操作に従いレンズを成型した。このレンズを目視にて観察したところ、FeClPFTPPが完全に均一には分散しておらず、ところどころ色の濃淡が生じている状態であった。
比較例A1において、CuTPP 0.003質量部使用する代わりに、CoMeOTPP 0.003質量部を使用した以外は比較例A1に記載の操作に従いレンズを成型した。このレンズを目視にて観察したところ、CoMeOTPPが完全に均一には分散しておらず、ところどころ色の濃淡が生じている状態であった。
比較例A1において、CuTPP 0.003質量部使用する代わりに、化合物1-1 0.003質量部を使用した以外は比較例A1に記載の操作に従いレンズを成型した。このレンズを目視にて観察したところ、化合物1-1が完全に均一には分散しておらず、ところどころ色の濃淡が生じている状態であった。また、レンズが全体的にピンクに着色しておりレンズとしての魅力が低いものであった。
なお、テトラフェニルポルフィリンとして、実施例Aに記載のPFTPP、TCTPPを用いた。
〔屈折率(ne)およびアッベ数(νe)〕
屈折計KPR-20(カルニュー光学工業社製)を用いて20℃で測定した。
〔全光線透過率(Tt)、濁り(Haze)〕
2mm厚の平板をHaze Meter NDH 2000(日本電色工業社製)を用いて測定した。
〔YI値(ASTM E313-73)〕
2mm厚の平板を分光測色計CM-5(コニカミノルタ社製)を用いて測定した。
〔分光透過率〕
2mm厚の平板を分光光度計UV-1800(島津製作所社製)を用いて各吸収波長の透過率を測定した。
2,5(2,6)-ビス(イソシアナトメチル)ビシクロ[2.2.1]ヘプタン50.6質量部を三ツ口フラスコに入れ、触媒としてジブチル錫ジクロライド0.035質量部、離型剤としてMR用内部離型剤(リン酸エステル、三井化学社製)0.1質量部、PFTPPを0.003質量部(30 ppm)添加し、室温で約10分間撹拌して、均一溶液を得た。続いてペンタエリトリトールテトラ(3-メルカプトプロピオネート) 23.9質量部、4-メルカプトメチル-3,6-ジチアオクタン-1,8-ジチオール25.5質量部を添加し、混合して均一溶液を得た。この混合物を20 ℃以下で撹拌し、400 Pa以下の減圧下で30分間以上脱ガスした。この混合物を1 ?m径のテフロン製フィルタでろ過し、ガラス製モールド内に注型し、20~120 ℃に徐々に加熱した。重合反応を21時間進行させ、冷却後、モールドからレンズを離型した。
得られたレンズの屈折率、アッベ数、400 nm、420 nm、および450 nmの分光透過率、全光線透過率、Haze、YI値を測定し、表2にまとめた。
実施例B1において、PFTPP 0.003質量部(30 ppm)を使用する代わりに、TCTPPを0.003質量部(30 ppm)添加した以外は、実施例B1と同様の操作を行ってレンズを得た。得られたレンズの屈折率、アッベ数、400 nm、420 nm、および450 nmの分光透過率、全光線透過率、Haze、YI値を測定し、表2にまとめた。
Claims (16)
- 樹脂と、下記一般式[1]で表されるポルフィリン系化合物と、を含み、
前記樹脂100質量部に対し、前記ポルフィリン系化合物を0.0001~0.02質量部含むレンズ。
- さらに、一般式[1]で表される前記ポルフィリン系化合物以外の紫外線吸収剤を含有する請求項1に記載のレンズ。
- X1~X8がすべて水素原子であり、R1~R20は水素原子、フッ素原子、塩素原子、カルボン酸基から選択される基である、請求項1または2に記載のレンズ。
- 厚さ2mmにおいて、波長420nm以下の分光透過率が0~20%である、請求項1~3のいずれかに記載のレンズ。
- 厚さ2mmにおいて、波長420nm以下の分光透過率が0~20%であり、波長450nmの分光透過率が50%以上である、請求項1~4のいずれかに記載のレンズ。
- さらに色調調整用の染料を含有する請求項1~5のいずれかに記載のレンズ。
- 前記樹脂が熱可塑性樹脂である請求項1~6のいずれかに記載のレンズ。
- 前記樹脂が熱硬化性樹脂である請求項1~6のいずれかに記載のレンズ。
- 熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂モノマーと、下記一般式[1]で表されるポルフィリン系化合物と、を含み、
前記熱可塑性樹脂または前記熱硬化性樹脂モノマー100質量部に対して、前記ポルフィリン系化合物を0.0001~0.02質量部含む組成物。
- 下記一般式[1]で表されるポルフィリン系化合物と熱可塑性樹脂粉体とを粉体ブレンドし、その後溶融混合してマスターバッチを調製する工程と、
前記マスターバッチと熱可塑性樹脂ペレットとを溶融混合して樹脂組成物を調製する工程と、
前記樹脂組成物を射出成型する工程と、
を含む、レンズの製造方法。
- 前記熱可塑性樹脂粉体および前記熱可塑性樹脂ペレットの合計100質量部に対し、前記ポルフィリン系化合物を0.0001~0.02質量部用いる、請求項10に記載のレンズの製造方法。
- 前記熱可塑性樹脂粉体の平均粒径が0.2~1mmである、請求項10または11に記載のレンズの製造方法。
- 前記熱可塑性樹脂粉体の嵩密度が0.5~0.8g/cm3である、請求項10~12のいずれかに記載のレンズの製造方法。
- 前記熱可塑性樹脂粉体が、下記Rosin-Rammlerの式における分布定数nが1~3.5である、請求項10~13のいずれかに記載のレンズの製造方法。
Rosin-Rammlerの式:R=100exp(-bDpn)
〔Rは篩上(重量%)、Dpは粒子径(mm)、bは定数、nは分布定数を示す。〕 - 前記熱可塑性樹脂がポリカーボネートである、請求項10~14のいずれかに記載のレンズの製造方法。
- 熱硬化性樹脂モノマーと、下記一般式[1]で表されるポルフィリン系化合物とを混合し、組成物を調製する工程と、
前記組成物を硬化成形する工程と、を含み、
前記熱硬化性樹脂モノマー100質量部に対して、前記ポルフィリン系化合物を0.0001~0.02質量部用いるレンズの製造方法。
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