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JP7132003B2 - 硬貨処理装置および硬貨処理方法 - Google Patents

硬貨処理装置および硬貨処理方法 Download PDF

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本発明は、硬貨を処理する硬貨処理装置および硬貨処理方法に関する。
従来、搬送ベルトにより硬貨を搬送路に押圧しながら搬送する硬貨処理機がある。
このように硬貨を搬送路に押圧しながら搬送する場合、搬送される硬貨と搬送路との間の摩擦により、硬貨から硬貨粉が発生することがある。例えば1円硬貨を大量に処理する場合、他の金種と同様に硬貨が搬送されることから、硬貨粉が大量に発生しやすく、この硬貨粉が搬送路に凝着し、いわゆる硬貨の焼付きが生じてしまう問題がある。
そこで、搬送される硬貨の金種によって搬送路に対する搬送ベルト全体の高さを変更した硬貨処理機がある。例えば1円硬貨が搬送される場合には、搬送ベルトによる1円硬貨への押圧を抑制している。これにより、硬貨と搬送路との間での摩擦を軽減し、焼付きを軽減している。
また、搬送路の搬送面が板金にて構成されている場合、焼付き防止用の表面処理を施している。これにより、硬貨と搬送路との間での摩擦を軽減し、焼付きを軽減している。
また、搬送路を搬送される硬貨を識別部により識別しているが、近年、硬貨の識別をより正確に行うために、搬送される硬貨全体の二次元画像を採取するようになった。そのため、識別部が配置される搬送路の搬送面の一部に硬貨の最大径よりも大きいイメージセンサのガラス面を設け、搬送される硬貨の硬貨全体の画像を採取するようになった。
しかしながら、上述のように搬送路の板金で構成された搬送面には焼付き防止用の表面処理を施すことができるが、ガラス面には焼付き防止用の表面処理を施すことがでない。さらに、ガラス面には焼付き防止用の表面処理を施すことがでないにもかかわらず、硬貨が焼付き防止用の表面処理が施された板金の搬送面と同じ押圧力で押圧されながらガラス面上を搬送されている。そのため、搬送路に押圧されながら搬送される硬貨が識別部のガラス面上を通過する際、硬貨とガラス面との間の摩擦により、硬貨から硬貨粉が発生し、焼付きの問題が生じる。
特許第3386366号公報
従来、搬送中の硬貨の焼付きの問題があり、この搬送中の硬貨の焼付きを軽減することが望まれている。
本発明は、搬送中の硬貨の焼付きを軽減できる硬貨処理装置および硬貨処理方法を提供することを目的とする。
本発明の硬貨処理装置は、硬貨を搬送路の搬送面に押圧しながら搬送し、識別部により硬貨を識別する硬貨処理装置において、硬貨を搬送する搬送部と、前記搬送部が硬貨に接触するように前記搬送部を押圧する押圧部と、前記識別部での前記押圧部による前記搬送部の押圧強さが、前記識別部以外での前記押圧部による前記搬送部の押圧強さよりも小さくなるように設定する設定部とを備えるものである。
また、前記搬送面は、前記識別部により硬貨を識別する情報を取得するための識別面を有し、前記設定部は、前記識別面での前記押圧部による前記搬送部の押圧強さが、前記識別面以外の前記搬送面での前記押圧部による前記搬送部の押圧強さよりも小さくなるように設定するものである。
また、前記識別面は、ガラスである。
また、前記識別部での前記搬送路の通路幅を前記識別部の搬送方向前後での前記搬送路の通路幅よりも狭くして硬貨の幅方向の位置を規制する規制部をさらに備えるものである。
また、前記設定部および前記規制部を有するアタッチメントをさらに備えるものである。
また、前記アタッチメントは、前記搬送路に対して着脱可能に取り付けられるものである。
また、前記設定部は、付勢力により前記押圧部による前記搬送部の押圧強さを設定する弾性部材を有するものである。
また、本発明の硬貨処理装置は、硬貨を搬送路の搬送面に押圧しながら搬送し、識別部により硬貨を識別する硬貨処理装置において、硬貨を搬送する搬送部と、前記搬送部が硬貨に接触するように前記搬送部を押圧する押圧部と、前記識別部での前記押圧部による前記搬送部の押圧強さを設定する設定部とを備え、前記搬送面は、耐焼付き用の表面処理が施された第1の搬送面、および前記識別部において耐焼付き用の表面処理が施されていない第2の搬送面を有し、前記設定部は、前記第2の搬送面での前記押圧部による前記搬送部の押圧強さが、前記第1の搬送面での前記押圧部による前記搬送部の押圧強さよりも小さくなるように設定するものである。
また、本発明の硬貨処理装置は、搬送面に対して硬貨を押圧しながら搬送する搬送部を有する硬貨処理装置において、前記搬送面の材質に応じて硬貨を押圧する押圧態様が異なるように前記搬送部を設定する設定部を備えるものである。
また、本発明の硬貨処理方法は、押圧部で押圧される搬送部により硬貨を搬送路の搬送面に押圧しながら搬送し、識別部により硬貨を識別する硬貨処理方法において、前記識別部での前記押圧部による前記搬送部の押圧強さを、前記識別部以外での前記押圧部による押圧強さよりも小さくするものである。
また、本発明の硬貨処理方法は、搬送部により硬貨を搬送路の搬送面に押圧しながら搬送する硬貨処理方法において、前記搬送面の材質に応じて硬貨を押圧する前記搬送部の押圧態様を異ならせるものである。
本発明の硬貨処理装置および硬貨処理方法によれば、搬送中の硬貨の焼付きを軽減できる。
本発明の第1の実施の形態を示す硬貨処理装置の斜視図である。 同上硬貨処理装置の識別部の位置で搬送路にアタッチメントを装着した斜視図である。 同上硬貨処理装置の識別部の位置で搬送路にアタッチメントを装着した断面図である。 同上硬貨処理装置の識別部の位置で搬送路にアタッチメントを装着した平面図である。 同上硬貨処理装置の識別部の位置で搬送路にアタッチメントを装着していない比較例の断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す硬貨処理装置の押圧強さの関係を示す説明図である。
以下、本発明の第1の実施の形態を、図1ないし図5を参照して説明する。
図1に硬貨処理装置10の斜視図を示す。硬貨処理装置10は、例えば、所定金種の硬貨を計数する硬貨計数機に用いられる。
硬貨処理装置10は、処理する硬貨を受け入れて1枚ずつ繰り出す繰出部11、この繰出部から1枚ずつ繰り出される硬貨を搬送する搬送通路部12、この搬送通路部12により搬送される硬貨を識別する識別部13、この識別部13で識別された硬貨のうち所定の硬貨以外の硬貨を搬送通路部12から分岐する第1の分岐部14および第2の分岐部15、および搬送通路部12から所定の硬貨を送出する送出部16を備えている。
繰出部11は、ベース19、このベース19上に配置された供給円盤20および繰出円盤21、ベース19上で供給円盤20および繰出円盤21の周囲に配置された周壁22を備えている。供給円盤20は、上方に配置される図示しないホッパなどに投入される硬貨を受け入れ、この受け入れた硬貨を供給円盤20の回転により繰出円盤21に供給する。繰出円盤21は、供給円盤20から硬貨を受け入れ、この受け入れた硬貨を繰出円盤21の回転により1枚ずつ搬送通路部12に繰り出す。周壁22は、硬貨を供給円盤20上および繰出円盤21上に貯留する。硬貨通路部12に対向する周壁22の部分は開口されている。この周壁22の開口部分には、厚み規制部材23が取り付けられている。厚み規制部材23は、繰出円盤21の上面との間に硬貨が厚み方向に1枚ずつ通過可能な間隙をあけて配置されている。
また、搬送通路部12は、硬貨の搬送路26、この搬送路26に沿って硬貨を搬送する搬送部27、およびこの搬送部27が搬送路26上の硬貨に接触するように搬送部27を押圧する押圧部28を備えている。
搬送路26は、繰出円盤21の接線方向に延びる第1の搬送路部26a、およびこの第1の搬送路部26aから繰出円盤21の側方域に向けて略直角に方向転換して延びる第2の搬送路部26bを備えている。さらに、搬送路26は、底板30、およびこの底板30上で搬送路26の幅方向両側に沿って配置されるガイド部材31,32を有している。底板30の上面には、硬貨の一面が接触するとともにその硬貨を摺動させながら搬送するための搬送面33が形成されている。底板30は、識別部13の箇所の一部を除いて板金で構成されている。この板金で構成される搬送面33には、硬貨の耐焼付き用の表面処理が施されている。ガイド部材31,32は、処理対象金種の硬貨の直径よりも広い間隔で対向配置され、搬送面33上を搬送される硬貨の周縁部を案内するガイド縁部31a,32aを有している。なお、底板30およびガイド部材31,32は、搬送路26に沿って複数に分割されていてもよいし、一体に設けられていてもよい。また、搬送路26には、搬送路26上の硬貨の搬送位置を検知する複数の位置検知センサが設置されている。
搬送部27は、搬送路26上に沿って配置される搬送ベルト35を備えている。本実施の形態では、搬送路27は、第1の搬送路部26a上に沿って配置される第1の搬送ベルト35a、および第2の搬送路部26b上に沿って配置される第2の搬送ベルト35bを備えている。これら搬送ベルト35a,35bは、無端状で、例えば断面円形の丸ベルトが用いられている。
押圧部28は、搬送ベルト35a,35bの搬送方向上流側と下流側の端部をそれぞれ回動可能に支持する端部プーリ37,38を備えている。搬送方向下流側の端部プーリ38が図示しないモータによって回転駆動される。さらに、押圧部28は、回転体である複数の押圧プーリ39を備えている。押圧プーリ39は、端部プーリ37,38間に張設された搬送ベルト35a,35bの下側ベルト部位(以下、単に搬送ベルト35a,35bという)上に回転可能に配置され、その搬送ベルト35a,35bを搬送面33上の硬貨に接触するように押圧する。
そして、第1の搬送路部26aでは、一側のガイド部材31のガイド縁部31aが延びる方向と第1の搬送ベルト35aの張設方向との相対関係から、搬送面33上の硬貨を一側のガイド部材31に片寄せしながら搬送し、また、第2の搬送路部26bでは、他側のガイド部材32のガイド縁部32aが延びる方向と第2の搬送ベルト35bの張設方向との相対関係から、搬送面33上の硬貨を他側のガイド部材32に片寄せしながら搬送する。
また、識別部13は、磁気センサ部41、イメージセンサ部42、および汚損センサ部(カラーセンサ)43を有している。
磁気センサ部41は、搬送路26を搬送される硬貨の材質を磁気的に検知する。磁気センサ部41が配置される搬送面33の箇所は、磁気センサ部41による磁気的な検知を可能とするために例えばジルコニアなどの非磁性材料の識別面44に形成されている。なお、例えばジルコニアなどの非磁性材料の識別面44の上面には、硬貨の耐焼付き用の表面処理を施すことができない。
イメージセンサ部42は、搬送面33に埋め込み設置されたガラス板45、およびこのガラス板45の下面側に対向するように配置されたイメージセンサ46を有している。ガラス板45は、例えばサファイアガラスなどの透明なガラス製で、硬貨の直径よりも大きくかつ搬送路26の幅よりも大きい直径の円板状に形成されている。ガラス板45は、底板30に形成された開口部47に嵌合固定され、上面が搬送面33と面一となって搬送面33の一部として構成される識別面48に形成されている。イメージセンサ46は、例えばCMOSやCCDなどの固体撮像素子が用いられている。そして、イメージセンサ46は、ガラス板45を通じて、ガラス板45上を通過する硬貨の面を撮像する。なお、ガラス板45の上面には、硬貨の耐焼付き用の表面処理を施すことができない。
汚損センサ部43は、硬貨の汚損具合を検知する。
そして、搬送面33は、識別部13により硬貨を識別する情報を取得するための識別面44,48を有している。また、搬送面33は、耐焼付き用の表面処理が施された第1の搬送面33a、および識別部13において耐焼付き用の表面処理が施されていない第2の搬送面33bを有している。第1の搬送面33aは、板金で構成された搬送面33の箇所である。第2の搬送面33bは、識別面44,48である。
また、第1の分岐部14は、識別部13で例えば処理対象外や識別不能等と識別されたリジェクト硬貨を分岐する。第1の分岐部14は、底板30に開口された分岐孔51、および一側のガイド部材31側に配置された分岐ローラ52を有している。分岐孔51は、一側のガイド部材31に沿って搬送される硬貨の両側縁が底板30上に載った状態で通過可能に設けられている。分岐ローラ52は、偏心回転する。そして、分岐ローラ52が偏心回転して搬送路26外に退避していることにより、一側のガイド部材31に沿って搬送される硬貨の両側が底板30上に載った状態で分岐孔51上を通過する。分岐ローラ52が偏心回転して搬送路26内に突出することにより、一側のガイド部材31に沿って搬送される硬貨の一側を底板30上から分岐孔51に落とし込んで分岐する。
第1の分岐部14の搬送方向上流側には、第1の分岐部14で分岐する硬貨よりも搬送方向上流側の硬貨の搬送を停止させるストッパ部53が配置されている。ストッパ部53は、通路幅方向に開閉可能に設けられた一対のストッパ54を有している。
また、第2の分岐部15は、識別部13で例えば処理対象金種であるが硬貨面の刻印などに異常が検知された異常硬貨を分岐する。第2の分岐部15は、底板30に開口された分岐孔56、およびこの分岐孔56に配置された分岐ローラ57を有している。分岐ローラ57は偏心回転する。そして、分岐ローラ57が偏心回転して分岐孔56内に位置することにより、他側のガイド部材32に沿って搬送される硬貨の両側が底板30と分岐ローラ57とに載った状態で分岐孔56上を通過する。分岐ローラ57が偏心回転して分岐孔56の下方に移動することにより、他側のガイド部材32に沿って搬送される硬貨の他側を分岐孔56に落とし込んで分岐する。
また、送出部16は、底板30に開口された送出口59、および搬送路26の末端に搬送される硬貨を送出口59に導く送出ガイド60を有している。
送出部16の搬送方向上流側には、送出部16から送出される硬貨をカウントするカウントセンサ部61が配置されている。
次に、図2および図3に搬送路26の識別部13付近を示す。
識別部13のガラス板45の上方に、搬送ベルト35(35a)が硬貨(図3に符号Cで示す)に接触するように搬送ベルト35(35a)を押圧する押圧部28が配置されている。本実施の形態では押圧部28が2つ配置されているが、1つ配置されていてもよいし、3つ以上配置されていてもよい。
押圧部28は、押圧プーリ39を有している。押圧プーリ39は、プーリ軸64の一端に回転可能に支持されている。プーリ軸64の他端は、プーリ支持体65によって支持されている。プーリ支持体65は、プーリ支持体65の支持孔66に挿通される支軸67によって揺動可能に支持されている。支軸67は、搬送路26の一側上方に設置される硬貨処理装置10の構造物の一部である取付部68に取り付けられている。取付部68に対する支軸67の取付位置は上下方向に変更可能としている。図3は支軸67が取付部68の上側位置に取り付けられている状態を示す。プーリ支持体65は、弾性部材69によって下方に付勢されている。弾性部材69は、例えばコイルスプリング、トーションバネ、板ばね、ゴムなどが含まれる。プーリ支持体65の下部には、揺動可能とするプーリ支持体65の揺動下降位置を規制するための下降規制部70が突設されている。なお、識別部13の押圧部28と同様に、識別部13以外の押圧部28も構成されていてもよい。
また、硬貨処理装置10で処理する硬貨の金種が、搬送面33に焼き付きの生じやすい金種の場合、識別部13の押圧部28にアタッチメント73が使用される。搬送面33に焼付きの生じやすい金種としては、例えばアルミニウム製の1円硬貨である。
アタッチメント73は、設定部74および規制部75を一体に備えている。
設定部74は、識別部13(識別面48や第2の搬送面33bなどを含む)での押圧部28による搬送ベルト35(35a)の押圧強さが、識別部13以外(識別面48以外や、第2の搬送面33b以外である第1の搬送面33aなどを含む)での押圧部28による搬送ベルト35(35a,35b)の押圧強さよりも小さくなるように設定する。なお、押圧部28による搬送ベルト35(35a,35b)の押圧強さが小さいとは、押圧そのものをしない場合も含まれる。押圧そのものをしないとは、搬送ベルト35(35a)が硬貨に接触しない場合も含まれる。
言い換えれば、設定部74は、搬送面33の材質に応じて硬貨を押圧する押圧態様が異なるように搬送部27を設定するものである。なお、搬送面33の材質が異なるものとしては、耐焼付き用の表面処理が施された搬送面33と、識別部13のイメージセンサ部42の識別面44および磁気センサ部41の識別面48(第1の搬送面33aなど)などである。さらに、搬送面33の材質とは、表面処理が施されている場合にはその表面処理の材質である。
規制部75は、識別部13での搬送路26の通路幅を識別部13の搬送方向前後での搬送路26の通路幅よりも狭くして硬貨の幅方向の位置を規制する。
アタッチメント73は、搬送路26に対して着脱可能に取り付けられる。アタッチメント73は、他側のガイド部材32上に取り付けられる。他側のガイド部材32の上面にはアタッチメント73を配置する窪み部76が設けられ、この窪み部76にアタッチメント73が配置されて複数のねじ77で他側のガイド部材32に固定されている。
アタッチメント73の上面には、プーリ支持体65の下降規制部70が当接する規制面部78が形成されている。この規制面部78に下降規制部70が当接することで、プーリ支持体65を介して押圧プーリ39の下降位置が規制される。そして、この規制面部78により、識別部13の押圧プーリ39の下降位置を、識別部13以外の押圧プーリ39の下降位置よりも高い位置で規制する。これにより、識別部13の押圧プーリ39による搬送ベルト35(35a)の押圧強さが、識別部13以外の押圧プーリ39による搬送ベルト35(35a)の押圧強さよりも小さくなる。したがって、設定部74は、この規制面部78を備えている。
アタッチメント73の側部には、他側のガイド部材32のガイド縁部32aよりも搬送路26内つまり一側のガイド部材31へ向けて突出する幅寄せ突部79が突設されている。この幅寄せ突部79には、搬送方向上流側で他側のガイド部材32のガイド縁部32aから搬送路26内に傾斜状に突出する幅寄せガイド部80、この幅寄せガイド部80の搬送方向下流側で一側のガイド部材31のガイド縁部31aに略平行に対向する平行ガイド部81、およびこの平行ガイド部81の搬送方向下流側で搬送路26内から他側のガイド部材32のガイド縁部32aへ向けて傾斜する退避ガイド部82を有している。この幅寄せ突部79が、識別部13での搬送路26の通路幅を識別部13の搬送方向前後での搬送路26の通路幅よりも狭くして硬貨の幅方向の位置を規制する規制部75である。
次に、硬貨処理装置10の処理動作を説明する。
まず、図1を参照して硬貨処理装置10の全体の処理動作を説明する。
供給円盤20の上方のホッパから投入される硬貨を供給円盤20上に受け入れる。
硬貨処理装置10の処理開始により、供給円盤20および繰出円盤21が回転するとともに、各搬送ベルト35a,35bが回転する。
供給円盤20の回転により、受け入れた硬貨を繰出円盤21に供給する。繰出円盤21の回転により、受け入れた硬貨を1枚ずつ搬送路26に繰り出す。
搬送路26では、繰出円盤から1枚ずつ繰り出される硬貨を第1の搬送ベルト35aの下側に咥え込み、硬貨を搬送路26の搬送面33に押圧しながら搬送方向下流側へ向けて搬送する。第1の搬送路部26aでは、一側のガイド部材31のガイド縁部31aが延びる方向と第1の搬送ベルト35aの張設方向との相対関係から、搬送面33上の硬貨を一側のガイド部材31に片寄せしながら搬送する。
第1の搬送ベルト35aによって搬送される硬貨を識別部13で識別する。識別部13では、磁気センサ部41の位置を硬貨が通過する際に硬貨の材質を磁気的に検知し、イメージセンサ部42の位置を硬貨が通過する際にイメージセンサ46によって硬貨を撮影する。イメージセンサ46によって撮影された硬貨の画像は、図示しない演算装置によって刻印などの異常がないか確認する。
そして、識別部13で正常と識別された硬貨つまりリジェクト硬貨ではないと識別された硬貨は、第1の分岐部14を通過し、第1の搬送路部26aから第2の搬送路部26bに搬送される。また、識別部13の識別で識別不能などと判断されたリジェクト硬貨は、第1の分岐部14で搬送路26から分岐される。このとき、リジェクト硬貨のみを第1の分岐部14で分岐する。
第2の搬送路部26bでは、第1の搬送路部26aから1枚ずつ送り込まれる硬貨を第2の搬送ベルト35bの下側に咥え込み、硬貨を搬送路26の搬送面33に押圧しながら搬送方向下流側へ向けて搬送する。第2の搬送路部26aでは、他側のガイド部材32のガイド縁部32aが延びる方向と第2の搬送ベルト35bの張設方向との相対関係から、搬送面33上の硬貨を他側のガイド部材32に片寄せしながら搬送する。
識別部13で硬貨面の刻印などに異常がないと判断された硬貨は、第2の分岐部15を通過し、カウントセンサ部61でカウントされて送出部16から送出される。また、識別部13で硬貨面の刻印などに異常があると判断された異常硬貨は、第2の分岐部15で搬送路26から分岐される。
このように、硬貨処理装置10では、投入された硬貨を識別し、正常硬貨のみを計数して送出する。
次に、搬送中の硬貨の焼付きの生じやすい金種である例えば1円硬貨を処理する場合について説明する。
この硬貨を多量に連続的に搬送して処理する場合、搬送面33に硬貨の焼付きが生じやすい。
搬送面33が板金で構成される箇所については、硬貨の耐焼付き用の表面処理を施すことにより、硬貨の焼付きを軽減することができる。
識別部13では、搬送面33の一部にイメージセンサ部42のガラス板45が用いられているが、このガラス板45には耐焼付き用の表面処理を施すことができない。そのため、ガラス板45上で硬貨の焼付きが生じやすい。
ここで、図5には、ガラス板45上での押圧部28による第1の搬送ベルト35aの押圧強さが、ガラス板45以外での押圧部28による第1の搬送ベルト35a(あるいは第2の搬送ベルト35b)の押圧強さと同等であった場合の比較例を示す。なお、支軸67は取付部68に対して下側位置に取り付けられ(なお、取付部68に対する支軸67の取付位置は、図3に示す本実施の形態と同じ位置でもよい。)、下降規制部70は他側のガイド部材32の上面に当接する。そのため、図3に示す本実施の形態に比べて、押圧プーリ39の下降位置が低く、この押圧プーリ39による第1の搬送ベルト35aの押圧強さが強く、第1の搬送ベルト35aで硬貨をガラス板45上に押圧する押圧力が強い。そして、この比較例の場合、ガラス板45への硬貨の押圧力が大きいため、ガラス板45と硬貨との摩擦力が大きく、摩擦によって硬貨が削れて金属粉が発生し、この金属粉と摩擦で発生する摩擦熱とにより、ガラス板45上に硬貨が焼付く現象が発生しやすい。
それに対して、図2および図3に示すように、本実施の形態では、アタッチメント73の設定部74により、ガラス板45上での押圧部28による第1の搬送ベルト35aの押圧強さが、ガラス板45上以外での押圧部28による第1の搬送ベルト35a(あるいは第2の搬送ベルト35b)の押圧強さよりも小さくなるように設定されている。この場合、ガラス板45への硬貨の押圧力が小さくなるため、ガラス板45と硬貨との摩擦力が小さく、摩擦による硬貨の金属粉の発生が軽減されるとともに、摩擦で発生する摩擦熱が軽減され、ガラス板45上に硬貨が焼付くのが軽減される。
また、搬送路26の第1の搬送路部26aでは、一側のガイド部材31のガイド縁部31aを基準縁とし、硬貨が一側のガイド部材31に片寄せされた状態で搬送されることにより、この片寄せされた一定状態の硬貨を識別部13で安定して識別することが可能となっている。しかしながら、搬送中の硬貨の焼付きの軽減のために、ガラス板45への硬貨の押圧力が小さくなることで、硬貨を一側のガイド部材31に確実に片寄せすることができない可能性がある。そこで、図2ないし図4に示すように、アタッチメント73の規制部75により、識別部13での搬送路26の通路幅を識別部13の搬送方向前後での搬送路26の通路幅よりも狭くして硬貨の幅方向の位置を規制する。これにより、硬貨が一側のガイド部材31に片寄せした状態で搬送され、この片寄せされた一定状態の硬貨を識別部13で安定して識別することが可能となる。
このように、本実施の形態の硬貨処理装置10によれば、設定部74により、識別部13での押圧部28による搬送部27の押圧強さが、識別部13以外での押圧部28による搬送部27の押圧強さよりも小さくなるように設定するため、搬送中の硬貨の焼付きを軽減できる。同様に、本実施の形態の硬貨処理方法によれば、識別部13での押圧部28による搬送部27の押圧強さが、識別部13以外での押圧部28による搬送部27の押圧強さよりも小さくなるように設定するため、識別部13での搬送中の硬貨の焼付きを軽減できる。
また、本実施の形態の硬貨処理装置10によれば、設定部74により、搬送面33の材質に応じて硬貨を押圧する押圧態様が異なるように搬送部27を設定するため、搬送中の硬貨の焼付きを軽減できる。同様に、本実施の形態の硬貨処理方法によれば、搬送面33の材質に応じて硬貨を押圧する搬送部27の押圧態様が異ならせるため、搬送中の硬貨の焼付きを軽減できる。これにより、ガラスで構成される搬送面33といった他の搬送面33とは異なる材質の搬送面33を硬貨が通過する場合、ガラスに対する硬貨の摩擦を軽減することができ、搬送中の硬貨の焼付きを軽減できる。
また、搬送面33が識別部13により硬貨を識別する情報を取得するための識別面48を有する場合、設定部74により、識別面48での押圧部28による搬送部27の押圧強さが、識別面48以外の搬送面33での押圧部28による搬送部27の押圧強さよりも小さくなるように設定するため、識別面48での搬送中の硬貨の焼付きを軽減できる。
この識別面48がガラスである場合、耐焼付き用の表面処理が施せないが、識別面48での搬送中の硬貨の焼付きを軽減できる。
また、搬送面33が耐焼付き用の表面処理が施された第1の搬送面33aおよび耐焼付き用の表面処理が施されていない第2の搬送面33bを有する場合、設定部74により、第2の搬送面33bでの押圧部28による搬送部27の押圧強さが、第1の搬送面33aでの押圧部28による搬送部27の押圧強さよりも小さくなるように設定するため、第2の搬送面33bでの搬送中の硬貨の焼付きを軽減できる。
また、規制部75により、識別部13での搬送路26の通路幅を識別部13の搬送方向前後での搬送路26の通路幅よりも狭くして硬貨の幅方向の位置を規制するため、押圧部28による搬送部27の押圧強さが小さくなっても、硬貨を搬送路26の幅方向の所定位置で搬送できる。
この規制部75は、アタッチメント73に一体に設けたり、単体のブラケットやガイド部材で構成してもよく、あるいは、搬送面33に垂直な軸を中心として回転可能なローラなどを用いてもよい。
また、アタッチメント73が設定部74および規制部75を有するため、1つのアタッチメント73で、押圧部28による搬送部27の押圧強さの設定および硬貨の通路幅方向の規制を一度に行うことができる。
さらに、アタッチメント73は搬送路26に対して着脱可能とするため、硬貨処理装置10で処理する金種の変更に対応できる。これにより、搬送中の硬貨の焼付きの生じやすい金種以外の金種を処理する硬貨処理装置10の場合、アタッチメント73を取り付けなくてもよい。この場合、ガラス板45への硬貨の押圧力が大きくなり、搬送中の硬貨の識別をより安定して行うことができる。
なお、設定部74は、アタッチメント73を用いずに、搬送面33に対して押圧部28を高い位置に設置することにより、識別部13での押圧部28による搬送部27の押圧強さが、識別部13以外での押圧部28による搬送部27の押圧強さよりも小さくなるように設定したり、搬送面33の材質に応じて硬貨を押圧する押圧態様が異なるように搬送部27を設定するようにしてもよい。したがって、設定部74および規制部75は、本実施の形態ではアタッチメント73によって一体に設けられているが、別々に設けてもよい。
次に、図6に、第2の実施の形態を示す。
全ての押圧部28である押圧プーリ39は、上下方向に移動可能に支持され、弾性部材69により搬送面33へ向けて付勢されている。弾性部材69は、識別部13以外(識別面48以外や、第2の搬送面33b以外である第1の搬送面33aなどを含む)で押圧部28である押圧プーリ39を付勢する第1の弾性部材69a、識別部13(識別面48や第2の搬送面33bなどを含む)で押圧部28である押圧プーリ39を付勢する第2の弾性部材69bを有している。
そして、設定部74は、弾性部材69(69a,69b)の付勢力により押圧部28による搬送部27の押圧強さを設定している。すなわち、第2の弾性部材69bの付勢力を第1の弾性部材69aの付勢力よりも小さく設定している。付勢力の設定は、弾性係数や形状が異なる弾性部材69a,69bを用いてもよいし、同じ弾性部材69a,69bを用いるがその付勢力が異なるように取付位置を異ならせるなどして設定してもよい。
このように、弾性部材69(69a,69b)の付勢力により押圧部28による搬送部27の押圧強さを設定することにより、搬送中の硬貨の焼付きを軽減できる。
なお、上記各実施の形態において、イメージセンサ部42のガラス板45上の識別面48に対する硬貨の押圧力を小さくする他に、磁気センサ部41の識別面44に対する硬貨の押圧力を小さくしてもよい。この磁気センサ部41の識別面44は、例えばジルコニアなどの非磁性材料で形成されるため、耐焼付き用の表面処理が施されない第2の搬送面33bとして構成されている。
また、硬貨処理装置10は、所定の金種のみを計数する硬貨計数機に用いる場合に限らず、複数金種を計数する硬貨計数機に用いてもよい。さらに、硬貨処理装置は、硬貨計数機に限らず、硬貨入金機や硬貨入出金機、あるいは硬貨包装機などに用いてもよい。
10 硬貨処理装置
13 識別部
26 搬送路
27 搬送部
28 押圧部
33 搬送面
33a 第1の搬送面
33b 第2の搬送面
48 識別面
69 弾性部材
73 アタッチメント
74 設定部
75 規制部

Claims (9)

  1. 硬貨を搬送路の搬送面に押圧しながら搬送し、識別部により硬貨を識別する硬貨処理装置において、
    硬貨を搬送する搬送部と、
    前記搬送部が硬貨に接触するように前記搬送部を押圧する押圧部と、
    前記識別部での前記押圧部による前記搬送部の押圧強さが、前記識別部以外での前記押圧部による前記搬送部の押圧強さよりも小さくなるように設定する設定部と
    を備えることを特徴とする硬貨処理装置。
  2. 前記搬送面は、前記識別部により硬貨を識別する情報を取得するための識別面を有し、
    前記設定部は、前記識別面での前記押圧部による前記搬送部の押圧強さが、前記識別面以外の前記搬送面での前記押圧部による前記搬送部の押圧強さよりも小さくなるように設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置。
  3. 前記識別面は、ガラスである
    ことを特徴とする請求項2記載の硬貨処理装置。
  4. 前記識別部での前記搬送路の通路幅を前記識別部の搬送方向前後での前記搬送路の通路幅よりも狭くして硬貨の幅方向の位置を規制する規制部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の硬貨処理装置。
  5. 前記設定部および前記規制部を有するアタッチメントをさらに備える
    ことを特徴とする請求項4記載の硬貨処理装置。
  6. 前記アタッチメントは、前記搬送路に対して着脱可能に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項5記載の硬貨処理装置。
  7. 前記設定部は、付勢力により前記押圧部による前記搬送部の押圧強さを設定する弾性部材を有する
    ことを特徴とする請求項1ないし6いずれか一記載の硬貨処理装置。
  8. 硬貨を搬送路の搬送面に押圧しながら搬送し、識別部により硬貨を識別する硬貨処理装置において、
    硬貨を搬送する搬送部と、
    前記搬送部が硬貨に接触するように前記搬送部を押圧する押圧部と、
    前記識別部での前記押圧部による前記搬送部の押圧強さを設定する設定部と
    を備え、
    前記搬送面は、耐焼付き用の表面処理が施された第1の搬送面、および前記識別部において耐焼付き用の表面処理が施されていない第2の搬送面を有し、
    前記設定部は、前記第2の搬送面での前記押圧部による前記搬送部の押圧強さが、前記第1の搬送面での前記押圧部による前記搬送部の押圧強さよりも小さくなるように設定する
    ことを特徴とする硬貨処理装置
  9. 押圧部で押圧される搬送部により硬貨を搬送路の搬送面に押圧しながら搬送し、識別部により硬貨を識別する硬貨処理方法において、
    前記識別部での前記押圧部による前記搬送部の押圧強さを、前記識別部以外での前記押圧部による押圧強さよりも小さくする
    ことを特徴とする硬貨処理方法
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