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JP7124379B2 - 情報処理システム、使用量情報生成方法、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、使用量情報生成方法、情報処理装置及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、使用量情報生成方法、情報処理装置及びプログラムに関する。
従来、顧客環境の画像処理装置から情報を取得し、顧客環境の画像処理装置に関するレポートを生成して出力する情報処理システムが知られている。
例えば画像形成出力についての好適な環境構築を総合的にサポートするサービスにおいて生成されるレポートには、画像形成出力の実行回数や総コストなどの情報が含まれる場合がある。このようなサービスを利用するサービス利用者によっては、複数の拠点を有する会社など、組織が大規模な場合があり、拠点ごとや部署ごと等、任意の管理単位ごとにレポートを生成することが求められていた(例えば特許文献1参照)。
ところで、複数の拠点を有する会社など、比較的大規模な組織では、拠点や部署に所属しないゲストユーザが、拠点や部署に所属する画像処理装置を使用することがある。しかしながら、顧客環境の画像処理装置に関するレポートを生成して出力する従来の情報処理システムでは、拠点や部署に所属する画像処理装置のゲストユーザによる利用を考慮しておらず、ゲストユーザによる利用も含めた拠点や部署単位の正確なレポートを生成できない場合があった。このような課題は画像処理装置のみならず、機器に関する使用量の情報を含むレポートを生成して出力する場合に共通して起こり得る。
本発明の実施の形態は、グループに所属していないユーザによる利用も含めたグループ単位の正確な使用量情報を生成できる情報処理システムを提供することを目的とする。
上記した課題を達成するために本願請求項1は、出力機器の使用量情報を前記出力機器が所属するグループ単位に生成する情報処理システムであって、グループに所属するユーザ、又は、前記グループに所属していないユーザ、による前記出力機器の使用実績に関する使用実績情報を記憶する使用実績情報記憶手段と、前記グループに所属する前記ユーザによる前記出力機器の使用実績情報を前記使用実績情報記憶手段から抽出すると共に、前記グループに所属していないユーザによる前記グループに所属する前記出力機器の使用実績情報を前記使用実績情報記憶手段から抽出し、前記出力機器の使用量情報を、前記グループ単位に生成する処理手段と、前記ユーザが所属していた前記グループ、及び、前記グループに所属していた所属期間を表すユーザ履歴情報を記憶するユーザ履歴情報記憶手段と、を有し、前記処理手段は、所定期間に前記グループに所属していた前記ユーザ、及び、前記ユーザの所属期間を前記ユーザ履歴情報記憶手段から抽出し、前記所定期間における前記グループに所属していた前記ユーザによる前記出力機器の使用実績情報と、前記所定期間における前記グループに所属していないユーザによる前記グループに所属する前記出力機器の使用実績情報と、により所定期間毎の使用量情報を、グループ単位に生成することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、グループに所属していないユーザによる利用も含めたグループ単位の正確な使用量情報を生成できる。
第1の実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。 コンピュータの一例のハードウェア構成図である。 出力機器の一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係るカウンタ蓄積サーバ装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る分析データ蓄積サーバ装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係るWebサーバ装置の一例の処理ブロック図である。 カウンタ設定の一例の構成図である。 日次データの一例の構成図である。 グループ情報の一例の構成図である。 機器情報の一例の構成図である。 機器履歴情報の一例の構成図である。 ユーザ情報の一例の構成図である。 ユーザ履歴情報の一例の構成図である。 月次データの一例の構成図である。 カウンタ蓄積処理の手順を示した一例のフローチャートである。 カウンタ分析処理の手順を示した一例のフローチャートである。 グループに所属するユーザとグループに所属しないゲストユーザとによる印刷データの集計先について説明する一例の図である。 図17に示すケースにおいて適切でない月次データと適切な月次データとを表すグラフ図である。 Webページ表示処理の手順を示した一例のシーケンス図である。 カウンタ分析処理の手順を示した他の例のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は第1の実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。図1の情報処理システム1は、顧客環境及びサービス提供環境が、インターネットなどのネットワーク50を介して接続されている。顧客はサービス提供環境によって提供されるサービスの顧客であって、企業、団体、教育機関、行政機関や部署などの組織が含まれる。顧客環境には1台以上の出力機器10と、クライアント端末12と、仲介機14と、ファイヤウォール16と、がLANなどのネットワーク60を介して接続されている。また、サービス提供環境にはカウンタ蓄積サーバ装置20と、分析データ蓄積サーバ装置30と、Webサーバ装置40と、がネットワーク50に接続されている。
出力機器10は、レーザプリンタや複合機(マルチファンクションプリンタ)などの画像形成装置、プロジェクタ、電子黒板、テレビ会議装置、カメラ、通信機能を備えた産業用又は家庭用機器、通信機能を備えた医療機器などである。出力機器10は上記した機器の他、カウンタ値を含む使用量情報が収集可能な機器が含まれ、使用量情報を外部に出力可能であればよい。
クライアント端末12は、ユーザが利用するスマートフォンや携帯電話、タブレットPC、デスクトップPC、ノートPC、等の情報処理装置である。クライアント端末12には、Webブラウザなどの画面表示機能を有するアプリケーションが搭載されている。アプリケーションはWebサーバ装置40から受信したデータを画面表示する機能を有していればよくWebブラウザに限られない。
また、仲介機14は出力機器10から、その出力機器10の使用実績を示す情報(カウンタ値)を収集し、まとめてカウンタ蓄積サーバ装置20に送信する。なお、出力機器10は仲介機14を介さず、カウンタ値を自らカウンタ蓄積サーバ装置20に送信してもよい。情報処理システム1は仲介機14を有さない場合もある。
出力機器10がカウンタ蓄積サーバ装置20に送信する使用実績を示す情報には、例えば図8に示されているカウンタ値の項目に対応する情報が含まれる。なお、図8に示されているカウンタ値の項目に対応する情報は一例であって、他の項目に対応する情報が含まれていてもよい。
カウンタ蓄積サーバ装置20は顧客環境から受信した出力機器10のカウンタ値をOLTP(オンライントランザクション処理)テーブルで蓄積する。例えばOLTPテーブルには出力機器10のカウンタ値の日次データが蓄積される。分析データ蓄積サーバ装置30はカウンタ蓄積サーバ装置20のOLTPテーブルを利用し、例えばOLAP(オンライン分析処理)キューブを作成する。OLAPキューブには、OLTPテーブルに蓄積されている日次データから、締め日を基準に生成した月次データが蓄積される。
また、Webサーバ装置40はカウンタ蓄積サーバ装置20のOLTPテーブル又は分析データ蓄積サーバ装置30のOLAPキューブから、出力機器10を利用するグループごとの日次データや月次データを取得する。また、Webサーバ装置40はグループに所属するユーザ毎やグループに所属する出力機器10ごとの日次データや月次データを取得する。Webサーバ装置40は、日次データや月次データをクライアント端末12に表示させる画面データを作成し、クライアント端末12に送信する。
なお、図1に示す情報処理システム1の構成は一例であって、顧客環境と、カウンタ蓄積サーバ装置20との間に1つ以上のサーバ装置(プロキシサーバやゲートウェイサーバなど)が介在していてもよい。また、クライアント端末12は、顧客環境以外にあってもよく、例えばネットワーク50に接続されていてもよい。図1のカウンタ蓄積サーバ装置20、分析データ蓄積サーバ装置30及びWebサーバ装置40は1台の情報処理装置に統合して実現してもよいし、複数台の情報処理装置に分散して実現してもよい。
例えばカウンタ蓄積サーバ装置20の機能の一部又は全部は分析データ蓄積サーバ装置30、Webサーバ装置40、又は、その他のサーバ装置に備えてもよい。分析データ蓄積サーバ装置30の機能の一部又は全部はカウンタ蓄積サーバ装置20、Webサーバ装置40、又は、その他のサーバ装置に備えてもよい。また、Webサーバ装置40の機能の一部又は全部はカウンタ蓄積サーバ装置20、分析データ蓄積サーバ装置30、又は、その他のサーバ装置に備えてもよい。
このように本実施形態に係る情報処理システム1では出力機器10の日次データがカウンタ蓄積サーバ装置20に集められる。分析データ蓄積サーバ装置30は、カウンタ蓄積サーバ装置20から日次データを取得し、後述のユーザ履歴情報及び機器履歴情報を考慮して、グループごとの月次データを作成する。分析データ蓄積サーバ装置30はユーザ又は出力機器10ごとの月次データを作成することもできる。そして、Webサーバ装置40は、グループごとの月次データを情報として含むWebページを作成し、クライアント端末12に搭載されたWebブラウザに表示させる。
図1の情報処理システム1はカウンタ蓄積サーバ装置20、分析データ蓄積サーバ装置30及びWebサーバ装置40が顧客環境の外側のインターネットなどのネットワーク50に接続されている。言い換えれば図1の情報処理システム1は、カウンタ蓄積サーバ装置20、分析データ蓄積サーバ装置30及びWebサーバ装置40が、いわゆるクラウド環境に備えられた例である。なお、カウンタ蓄積サーバ装置20、分析データ蓄積サーバ装置30及びWebサーバ装置40は顧客環境の内側(オンプレミス環境)に備えられていてもよい。
<ハードウェア構成>
《コンピュータ》
図1のクライアント端末12は例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータにより実現される。また、カウンタ蓄積サーバ装置20、分析データ蓄積サーバ装置30及びWebサーバ装置40を実現する一台以上の情報処理装置も図2に示すハードウェア構成のコンピュータにより実現される。
図2はコンピュータの一例のハードウェア構成図である。図2のコンピュータ500は入力装置501、表示装置502、外部I/F503、RAM504、ROM505、CPU506、通信I/F507及びHDD508などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。なお、入力装置501及び表示装置502は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
入力装置501はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置502はディスプレイ等を含み、コンピュータ500による処理結果を表示する。
通信I/F507はコンピュータ500を各種ネットワークに接続するインタフェースである。これにより、コンピュータ500は通信I/F507を介してデータ通信を行うことができる。
また、HDD508は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置の一例である。格納されるプログラムやデータには、コンピュータ500全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(以下、単にアプリケーションと呼ぶ)などがある。なお、コンピュータ500はHDD508に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであってもよい。
外部I/F503は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、コンピュータ500は外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM505にはコンピュータ500の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504はプログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ500全体の制御や機能を実現する演算装置である。
クライアント端末12、カウンタ蓄積サーバ装置20、分析データ蓄積サーバ装置30及びWebサーバ装置40は例えば図2に示すコンピュータ500のハードウェア構成により、後述するような各種処理を実現できる。
《出力機器》
図1の出力機器10は、複合機の場合、例えば図3に示すようなハードウェア構成のコンピュータにより実現される。図3は出力機器の一例のハードウェア構成図である。図3に示す出力機器10はコントローラ601、操作パネル602、外部I/F603、通信I/F604、プリンタ605、スキャナ606及びICカードリーダ607などを備える。
コントローラ601はCPU611、RAM612、ROM613、NVRAM614及びHDD615などを備える。ROM613は、各種プログラムやデータが格納されている。RAM612はプログラムやデータを一時保持する。NVRAM614は、例えば設定情報等が格納されている。また、HDD615は各種プログラムやデータが格納されている。
CPU611は、ROM613やNVRAM614、HDD615などからプログラムやデータ、設定情報等をRAM612上に読み出し、処理を実行することで、出力機器10全体の制御や機能を実現する。
操作パネル602はユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部とを備えている。外部I/F603は外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体603aなどがある。これにより、出力機器10は外部I/F603を介して記録媒体603aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体603aにはICカード、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ、SIMカード等がある。
通信I/F604は、出力機器10をネットワーク60に接続させるインタフェースである。これにより、出力機器10は通信I/F604を介してデータ通信を行うことができる。プリンタ605は印刷データを被搬送物に印刷するための印刷装置である。例えば被搬送物は、紙、コート紙、厚紙、OHP、プラスチックフィルム、プリプレグ、銅箔など、紙に限定されない。スキャナ606は原稿から画像データ(電子データ)を読み取るための読取装置である。なお、図3はあくまで出力機器10が複合機の場合の例を示しており、出力機器10が上述したように複合機でない場合にはプリンタ605やスキャナ606を必ずしも備える必要はない。また、カメラ、ランプ光源、タッチパネルなど図3に示した以外のハードウェアを有していてもよい。
出力機器10は、例えばログイン時に入力されるユーザIDやICカードリーダ607を介して取得した情報に基づいて直接又は間接的に特定したユーザIDをカウンタ値と関連付けることで、カウンタ値とユーザIDとを関連付けた使用実績の情報をカウンタ蓄積サーバ装置20へ送信できる。また、ユーザIDは印刷対象のジョブデータに含まれているユーザIDを参照することで特定してもよい。なお、ユーザIDにはグループに所属するユーザのユーザIDや、グループに所属していないゲストユーザのユーザIDが含まれる。また、これらのユーザIDの特定方法は一例であって、他の方法によってユーザIDを特定してもよい。
<ソフトウェア構成>
《カウンタ蓄積サーバ装置》
本実施形態に係るカウンタ蓄積サーバ装置20は例えば図4に示す処理ブロックにより実現される。図4は、本実施形態に係るカウンタ蓄積サーバ装置の一例の処理ブロック図である。カウンタ蓄積サーバ装置20はプログラムを実行することで、図4に示すような処理ブロックを実現する。
図4のカウンタ蓄積サーバ装置20は通信部21、カウンタ設定記憶部22、カウンタ蓄積処理部23、カウンタ記憶部24、カウンタ提供処理部25を実現している。通信部21は、外部とのデータ通信を行う。
カウンタ設定記憶部22は後述のカウンタ設定を記憶している。カウンタ設定はカウンタ蓄積処理部23においてカウンタ値の蓄積を行うために必要な情報である。カウンタ蓄積処理部23は通信部21によって受信したカウンタ値と、カウンタ設定記憶部22に記憶されているカウンタ設定に基づいて作成した後述の日次データをカウンタ記憶部24に記憶させる。カウンタ記憶部24は日次データを記憶する。
カウンタ提供処理部25は分析データ蓄積サーバ装置30からの要求に対し、カウンタ記憶部24に記憶されている日次データを、通信部21によって分析データ蓄積サーバ装置30に提供する。また、カウンタ提供処理部25は、Webサーバ装置40からの要求に対し、カウンタ記憶部24に記憶されている日次データを、通信部21によってWebサーバ装置40に提供する。
《分析データ蓄積サーバ装置》
本実施形態に係る分析データ蓄積サーバ装置30は例えば図5に示す処理ブロックにより実現される。図5は本実施形態に係る分析データ蓄積サーバ装置の一例の処理ブロック図である。分析データ蓄積サーバ装置30はプログラムを実行することで、図5に示すような処理ブロックを実現する。
図5の分析データ蓄積サーバ装置30は通信部31、分析設定記憶部32、カウンタ分析処理部33、分析データ記憶部34、分析データ提供処理部35を実現している。通信部31は、外部とのデータ通信を行う。
分析設定記憶部32は、後述の分析設定を記憶している。分析設定は、カウンタ分析処理部33において日次データを分析に適した形(年月、グループ、ユーザ、カウンタ種類別の月次データなど)に再構築して保存するために必要な情報である。分析設定は、例えば後述のグループ情報、ユーザ情報、機器情報、ユーザ履歴情報及び機器履歴情報などを含む。
カウンタ分析処理部33は通信部31によって受信した日次データを、分析設定に基づき、分析に適した条件別(年月別、グループ別、ユーザ別、カウンタ種類別など)の月次データに再構築して分析データ記憶部34に記憶させる。本実施形態において、カウンタ分析処理部33は通信部31によって受信した日次データを、グループ別の月次データに再構築して分析データ記憶部34に記憶させる。
分析データ記憶部34は、条件別の月次データの一例であるグループ別の月次データを記憶する。また、分析データ提供処理部35はWebサーバ装置40からの要求に対し、分析データ記憶部34に記憶されている条件別の月次データの一例であるグループ別の月次データを通信部31によってWebサーバ装置40に提供する。
《Webサーバ装置》
本実施形態に係るWebサーバ装置40は例えば図6に示す処理ブロックにより実現される。図6は、本実施形態に係るWebサーバ装置の一例の処理ブロック図である。Webサーバ装置40はプログラムを実行することで、図6に示すような処理ブロックを実現する。Webサーバ装置40は通信部41、認証部42、Webページ作成部43、カウンタ取得処理部44、分析データ取得処理部45を実現している。通信部41は外部とのデータ通信を行う。
認証部42はクライアント端末12を操作するユーザの認証を行う。ユーザの認証は例えば通信部41によって受信した認証情報(例えばユーザID及びパスワードの組み合わせ)がWebサーバ装置40に予め登録されている認証情報と一致するか否かを判断することで認証できるが、この方法以外の認証方法で認証してもよい。なお、予め登録されているユーザの認証情報はWebサーバ装置40の外部のデータベースに登録されていてもよい。Webページ作成部43は通信部41によって受信したクライアント端末12からの要求に基づいてWebページを作成し、そのWebページを通信部41によってクライアント端末12へ送信することでクライアント端末12に搭載されたWebブラウザにWebページを表示させる。また、Webページ作成部43は、Webページの作成に、後述の日次データや条件別の月次データの一例であるグループ別の月次データが必要であれば、カウンタ取得処理部44や分析データ取得処理部45に要求して取得する。
カウンタ取得処理部44は、Webページ作成部43から要求された日次データを通信部41によってカウンタ蓄積サーバ装置20から取得し、その日次データをWebページ作成部43に提供する。また、分析データ取得処理部45はWebページ作成部43から要求された条件別の月次データの一例であるグループ別の月次データを通信部41によって分析データ蓄積サーバ装置30から受信することで取得し、Webページ作成部43に提供する。
《カウンタ設定》
図7はカウンタ設定の一例の構成図である。カウンタ設定は、機器ID、ユーザID、MACアドレス、日次データIDを項目として有する。機器IDは出力機器10を一意に識別する識別情報の一例である。ユーザIDはユーザを一意に識別する識別情報の一例である。なお、ユーザIDはグループに所属するユーザを一意に識別する識別情報である場合と、グループに所属していないゲストユーザであることを識別する識別情報である場合とがある。
MACアドレスは通信ネットワーク上において出力機器10を一意に識別するための識別情報の一例である。また、日次データIDは機器IDやMACアドレスにより特定される出力機器10及びユーザIDにより特定されるユーザの日次データを一意に識別するための識別情報の一例である。なお、機器IDはIPアドレス、MACアドレス、シリアル番号などを含む概念である。また、機器IDは出力機器10に接続された記録媒体に記録されているID番号も含む。
図7のカウンタ設定では、機器ID「M01」の出力機器10をユーザID「userA」のユーザが使用した場合のカウンタ値が日次データID「d0001」の日次データとしてカウンタ記憶部24に記憶されることを示している。また、図7のカウンタ設定では、機器ID「M01」の出力機器10をユーザID「userB」のユーザが使用した場合のカウンタ値が日次データID「d0003」の日次データとしてカウンタ記憶部24に記憶されることを示している。
さらに、図7のカウンタ設定では、機器ID「M01」の出力機器10をゲストユーザが使用した場合のカウンタ値が日次データID「d0002」の日次データとしてカウンタ記憶部24に記憶されることを示している。図7のカウンタ設定により、カウンタ蓄積処理部23はゲストユーザが使用したカウンタ値を出力機器10ごとに記憶できる。
図8は日次データの一例の構成図である。日次データは、日次データID、年月日、各種カウンタ値を項目として有する。日次データIDは、日次データを一意に識別する識別情報の一例である。年月日は、その日次データの各種カウンタ値がカウントされた日次である。各種カウンタ値は日次のカウンタ値であって、カウンタ値のトータル(合計値)、出力機器10の機能別、色別(カラー、モノクロ等)、用紙サイズ別などの異なる種類のカウンタ値である。
図9はグループ情報の一例の構成図である。グループ情報は、グループID、グループ名称、住所、電話番号、メールアドレス及び締め日を項目として有する。グループIDはグループを識別するための識別情報の一例である。グループは所定の単位で構成される組織を示し、企業、団体や部署などを含む。
グループ名称はグループの名前である。住所、電話番号、メールアドレス及び締め日はグループの住所、電話番号、メールアドレス及び締め日である。締め日は日次データから月次データを作成するための基準日である。メールアドレスはグループに所属するユーザや管理者のメールアドレスが登録される。また、グループIDはグループ名称を含む概念である。グループIDは、番号、文字、記号、のいずれかで表現されてもよいし、これらの組み合わせによって表現されてもよい。
図10は機器情報の一例の構成図である。機器情報は、機器ID、グループID、MACアドレス、月次データIDを項目として有する。機器情報は、機器IDとグループIDとMACアドレスとを対応付けたことで、グループと、そのグループが利用している(そのグループに所属する)出力機器10とを対応付ける。
また、機器情報はグループIDと月次データIDとを対応付けたことにより、グループと、そのグループの月次データとを対応付ける。さらに、機器情報は、機器ID及びMACアドレスと、月次データIDとを対応付けたことにより、出力機器10と、その出力機器10の月次データとを対応付ける。
図10の機器情報では、グループID「G01」のグループが機器ID「M01」の出力機器10を利用していることを示している。また、図10の機器情報では機器ID「M01」の出力機器10の月次データの月次データIDが「M0001」であることを示している。
図11は機器履歴情報の一例の構成図である。機器履歴情報は、機器ID、更新日及びグループIDを項目として有する。機器履歴情報は、機器IDにより識別される出力機器10が所属してきたグループの遷移を表す情報である。更新日は出力機器10の所属するグループが変わった日を表している。分析データ蓄積サーバ装置30は、図11の機器履歴情報から機器IDをキーに1つ以上のレコードを抽出することにより、出力機器10が所属していたグループのグループIDと、そのグループに出力機器10が所属していた期間と、を判断できる。
図12はユーザ情報の一例の構成図である。ユーザ情報は、ユーザID及びグループIDを項目として有する。ユーザ情報は、ユーザIDとグループIDとを対応付けたことにより、グループと、そのグループに所属するユーザとを対応付ける。図12のユーザ情報では、ユーザID「userA」のユーザがグループID「G01」のグループに所属していることを示している。また、図12のユーザ情報では、ユーザID「userB」のユーザがグループID「G02」のグループに所属していることを示している。
図13はユーザ履歴情報の一例の構成図である。ユーザ履歴情報は、ユーザID、更新日及びグループIDを項目として有する。ユーザ履歴情報は、ユーザIDにより識別されるユーザが所属してきたグループの遷移を表す情報である。更新日はユーザの所属するグループが変わった日を表している。分析データ蓄積サーバ装置30は、図13のユーザ履歴情報からユーザIDをキーに1つ以上のレコードを抽出することにより、ユーザが所属していたグループのグループIDと、そのグループにユーザが所属していた期間と、を判断できる。
図14は月次データの一例の構成図である。月次データは、月次データID、年月、各種カウンタ値を項目として有する。月次データIDは、月次データを一意に識別する識別情報の一例である。年月は、その月次データの各種カウンタ値がカウントされた月次を表している。各種カウンタ値は月次のカウンタ値であって、トータル、機能別、色別、用紙サイズ別などの異なる種類のカウンタ値である。
<処理>
《カウンタ蓄積処理》
本実施形態に係る情報処理システム1のカウンタ蓄積サーバ装置20は、例えば図15に示す手順によりカウンタ蓄積処理を行う。図15は、カウンタ蓄積処理の手順を示した一例のフローチャートである。
カウンタ蓄積サーバ装置20のカウンタ蓄積処理部23は顧客環境の出力機器10又は仲介機14から、機器ID又はMACアドレスと、ユーザIDとに対応付けられたカウンタ値を受信するまでステップS11で待機する。カウンタ蓄積処理部23は機器ID又はMACアドレスと、ユーザIDとに対応付けられたカウンタ値を受信するとステップS12に進み、その機器ID又はMACアドレスと、ユーザIDとをキーとして、カウンタ設定記憶部22から図7のカウンタ設定のレコードを読み出す。
ステップS13に進み、カウンタ蓄積処理部23はステップS12で読み出したカウンタ設定のレコードに基づき、受信したカウンタ値に日次データIDを付加して作成した日次データのレコードを、カウンタ記憶部24に記憶させる。このように、図7のカウンタ設定によれば、ゲストユーザが使用したカウンタ値を、出力機器10と対応付けて記憶できる。
《カウンタ分析処理》
本実施形態に係る情報処理システム1の分析データ蓄積サーバ装置30は、例えば図16に示す手順によりカウンタ分析処理を行う。図16はカウンタ分析処理の手順を示した一例のフローチャートである。
ステップS21に進み、分析データ蓄積サーバ装置30のカウンタ分析処理部33は分析設定に含まれる図9のグループ情報を参照し、現在の日時とグループ情報に含まれる締め日に基づいて締め日を経過したグループのグループIDを判断して抽出する。ここでグループIDを抽出したグループの月次データをステップS22以降で作成する。
ステップS22に進み、カウンタ分析処理部33は図11の機器履歴情報の更新日及びグループIDと図13のユーザ履歴情報の更新日及びグループIDを参照し、月次データ作成期間に、ステップS21で抽出したグループIDのグループに所属していた出力機器10の機器ID及びユーザのユーザIDと、その所属期間を抽出する。ステップS22の処理では、例えば月次データ作成期間中に所属が変更された出力機器10及びユーザが含まれていたとしても、更新日に基づいてその出力機器10及びユーザがグループに所属していた所属期間を判断できる。
ステップS23に進み、カウンタ分析処理部33はグループに所属していた所属期間を考慮して、そのグループに所属していたユーザの日次データをカウンタ蓄積サーバ装置20へ要求することによって取得する。具体的には、ステップS22で抽出されたユーザのユーザIDに対応する日次データであって、ステップS22で抽出された所属期間に含まれる日次データの要求を通信部31によって送信する。カウンタ蓄積サーバ装置20は通信部21によって受信した要求に応じてカウンタ記憶部24に記憶されている日次データをカウンタ提供処理部25によって通信部31から分析データ蓄積サーバ装置30へ送信することで提供する。
ステップS24に進み、カウンタ分析処理部33はグループに所属していた所属期間を考慮して、そのグループに所属していた出力機器10のゲストユーザの日次データをカウンタ蓄積サーバ装置20へ要求することによって取得する。
具体的には、ステップS22で抽出された出力機器10の機器ID及びゲストユーザのユーザIDに対応する日次データであって、ステップS22で抽出された所属期間に含まれる日次データの要求を通信部31によって送信する。カウンタ蓄積サーバ装置20は通信部21によって受信した要求に応じてカウンタ記憶部24に記憶されている日次データをカウンタ提供処理部25によって通信部31から分析データ蓄積サーバ装置30へ送信することで提供する。
そして、ステップS25に進み、カウンタ分析処理部33はステップS23でカウンタ蓄積サーバ装置20から取得した日次データと、ステップS24でカウンタ蓄積サーバ装置20から取得した日次データと、から図14に示す月次データを作成し、分析データ記憶部34に記憶させる。
図16のフローチャートでは、グループ単位の月次データを作成する場合に、グループに所属しているユーザの日次データを、そのユーザが所属しているグループの月次データへ集計できる。また、図16のフローチャートでは、ゲストユーザの日次データを、そのゲストユーザにより使用された出力機器10が所属しているグループの月次データへ集計できる。このように、図16のフローチャートによれば、グループに所属していないゲストユーザの日次データも含めたグループ単位の月次データを正確に集計できる。
なお、図16のフローチャートでは、グループの締め日を経過していれば、日次データから月次データを作成する例を示したが、これに限らない。例えばカウンタ分析処理部33はWebサーバ装置40から月次データを要求されたタイミングで日次データから月次データを作成するようにしてもよい。また、カウンタ分析処理部33は月次データに替えて、週次データ、四半期データ又は年次データを作成してもよい。
図17は、グループに所属するユーザとグループに所属しないゲストユーザとによる印刷データの集計先について説明する一例の図である。図17では総務部に所属する出力機器10を、総務部に所属する「ユーザA」と企画部に所属する「ユーザB」とグループに所属していない「ゲストユーザX」とが使用する例を示している。
図17において、総務部に所属する「ユーザA」は、総務部に所属する出力機器10で10面の印刷を行っている。また、企画部に所属する「ユーザB」は、総務部に所属する出力機器10で50面の印刷を行っている。さらに、グループに所属していない「ゲストユーザX」は、総務部に所属する出力機器10で20面の印刷を行っている。
企画部に所属する「ユーザB」が出力機器10で行った出力面数「50面」は「ユーザB」が所属する企画部に集計される。また、総務部に所属する「ユーザA」が出力機器10で行った出力面数「10面」は「ユーザA」が所属する総務部に集計される。グループに所属していない「ゲストユーザX」が出力機器10で行った出力面数「20面」は出力機器10が所属する総務部に集計される。
したがって、図17の例では企画部に出力面数「50面」が集計され、総務部に「30面」が集計される。本実施形態によれば、グループに所属していないゲストユーザが出力機器10で行った出力面数を出力機器10の所属するグループに集計できる。
図18は、図17に示すケースにおいて適切でない月次データと適切な月次データとを表すグラフ図である。図18(A)は、ゲストユーザの出力面数がグループに集計されていないため、グループ単位の月次データを正確に集計できない。一方、図18(B)ではゲストユーザの出力面数が、ゲストユーザの使用した出力機器の所属する総務部に集計されているため、グループ単位の月次データを正確に集計できる。
《Webページ表示処理》
本実施形態に係る情報処理システム1は、例えば図19に示す手順によりWebページ表示処理を行う。図19は、Webページ表示処理の手順を示した一例のシーケンス図である。
ステップS31において、例えば顧客環境の管理者などのユーザはクライアント端末12を操作し、Webサーバ装置40へのログイン要求を送信する。Webサーバ装置40はユーザ情報としてユーザIDとユーザの所属するグループのグループIDを関連付けて記憶して管理している。ステップS32に進み、Webサーバ装置40の認証部42はログインを要求したユーザを通信部41によって受信したログイン要求に含まれるユーザの認証情報に基づいて認証する。図19では認証が成功した例を示している。なお、認証が失敗すれば、ステップS33以降の処理は行われない。
ステップS33に進み、Webサーバ装置40の分析データ取得処理部45はログインの認証に成功したユーザのユーザIDに関連付けられているグループIDを特定し、特定したグループIDと対応付けられている月次データを分析データ蓄積サーバ装置30から取得する。具体的にはログイン中のユーザのユーザIDに関連付けられているグループIDを特定し、特定したグループIDと対応付けられている月次データの要求を通信部41によって分析データ蓄積サーバ装置30へ送信し、要求に応じて分析データ蓄積サーバ装置30から送信された月次データを通信部41によって受信する。
ステップS34に進み、Webサーバ装置40のWebページ作成部43は分析データ蓄積サーバ装置30から受信することによって取得した月次データを含んだトップページの画面データを作成する。ステップS35に進み、Webサーバ装置40はトップページの画面データをクライアント端末12に通信部41によって送信する。ステップS36において画面データを受信したクライアント端末12のWebブラウザは、トップページを表示する。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、出力機器10及びユーザのグループ間の移動と、グループに所属する出力機器10のゲストユーザによる利用と、を考慮することで、グループ単位の月次データを正確に集計できるようにしている。第2の実施形態は出力機器10及びユーザのグループ間の移動の考慮を省略したものである。なお、第2の実施形態は第1の実施形態の図16のフローチャートの処理が図20のフローチャートの処理となる。図20はカウンタ分析処理の手順を示した他の例のフローチャートである。
ステップS51に進み、分析データ蓄積サーバ装置30のカウンタ分析処理部33は分析設定に含まれる図9のグループ情報を参照し、現在の日時とグループ情報に含まれる締め日に基づいて締め日を経過したグループのグループIDを判断して抽出する。ここでグループIDを抽出したグループの月次データをステップS52以降で作成する。
ステップS52に進み、カウンタ分析処理部33はステップS51で抽出したグループIDのグループに所属している出力機器10の機器ID及びユーザのユーザIDを抽出する。ステップS53に進み、カウンタ分析処理部33はグループに所属しているユーザの日次データをカウンタ蓄積サーバ装置20へ要求することによって取得する。
具体的にはステップS52で抽出されたユーザのユーザIDに対応する日次データの要求を通信部31によって送信する。カウンタ蓄積サーバ装置20は通信部21によって受信した要求に応じてカウンタ記憶部24に記憶されている日次データをカウンタ提供処理部25によって通信部31から分析データ蓄積サーバ装置30へ送信する。
ステップS54に進み、カウンタ分析処理部33はグループに所属している出力機器10のゲストユーザの日次データをカウンタ蓄積サーバ装置20へ要求することによって取得する。
具体的には、ステップS52で抽出された出力機器10の機器ID及びゲストユーザのユーザIDに対応する日次データの要求を、通信部31によって送信する。カウンタ蓄積サーバ装置20は、通信部21によって受信した要求に応じてカウンタ記憶部24に記憶されている日次データをカウンタ提供処理部25によって通信部31から分析データ蓄積サーバ装置30へ送信することで提供する。
そして、ステップS55に進み、カウンタ分析処理部33はステップS53でカウンタ蓄積サーバ装置20から取得した日次データと、ステップS54でカウンタ蓄積サーバ装置20から取得した日次データと、から図14に示した月次データを作成し、分析データ記憶部34に記憶させる。
図20のフローチャートでは、グループ単位の月次データを作成する場合に、グループに所属しているユーザの日次データを、そのユーザが所属しているグループの月次データへ集計できる。また、図20のフローチャートでは、ゲストユーザの日次データを、そのゲストユーザにより使用された出力機器10が所属しているグループの月次データへ集計できる。このように、図20のフローチャートによれば、グループに所属していないゲストユーザの日次データも含めたグループ単位の月次データを正確に集計できる。
なお、図20のフローチャートでは、グループの締め日を経過していれば、日次データから月次データを作成する例を示したが、これに限らない。例えばカウンタ分析処理部33はWebサーバ装置40から月次データを要求されたタイミングで日次データから月次データを作成するようにしてもよい。また、カウンタ分析処理部33は月次データに替えて、週次データ、四半期データ又は年次データを作成してもよい。
以上、本実施形態に係る情報処理システム1によれば、グループ単位の月次データを作成する場合に、グループに所属していないゲストユーザの日次データを、使用した出力機器10が所属しているグループの月次データへ集計できる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。カウンタ値は特許請求の範囲に記載した使用量情報の一例である。使用量情報は、出力機器10を使用した時間、出力機器10が撮像した画像のデータ量や枚数、出力機器10の通信データ量、出力機器10がデータを出力している時間や出力するデータの量も含まれる。なお、本実施形態で説明した情報処理システム1は一例であって、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。
1 情報処理システム
10 出力機器
12 クライアント端末
14 仲介機
16 ファイヤウォール
20 カウンタ蓄積サーバ装置
21 通信部
22 カウンタ設定記憶部
23 カウンタ蓄積処理部
24 カウンタ記憶部
25 カウンタ提供処理部
30 分析データ蓄積サーバ装置
31 通信部
32 分析設定記憶部
33 カウンタ分析処理部
34 分析データ記憶部
35 分析データ提供処理部
40 Webサーバ装置
41 通信部
42 認証部
43 Webページ作成部
44 カウンタ取得処理部
45 分析データ取得処理部
50、60 ネットワーク
特許第5853993号公報

Claims (9)

  1. 出力機器の使用量情報を前記出力機器が所属するグループ単位に生成する情報処理システムであって、
    グループに所属するユーザ、又は、前記グループに所属していないユーザ、による前記出力機器の使用実績に関する使用実績情報を記憶する使用実績情報記憶手段と、
    前記グループに所属する前記ユーザによる前記出力機器の使用実績情報を前記使用実績情報記憶手段から抽出すると共に、前記グループに所属していないユーザによる前記グループに所属する前記出力機器の使用実績情報を前記使用実績情報記憶手段から抽出し、前記出力機器の使用量情報を、前記グループ単位に生成する処理手段と、
    前記ユーザが所属していた前記グループ、及び、前記グループに所属していた所属期間を表すユーザ履歴情報を記憶するユーザ履歴情報記憶手段と、
    を有し、
    前記処理手段は、
    所定期間に前記グループに所属していた前記ユーザ、及び、前記ユーザの所属期間を前記ユーザ履歴情報記憶手段から抽出し、前記所定期間における前記グループに所属していた前記ユーザによる前記出力機器の使用実績情報と、前記所定期間における前記グループに所属していないユーザによる前記グループに所属する前記出力機器の使用実績情報と、により所定期間毎の使用量情報を、グループ単位に生成 することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記処理手段は、前記出力機器の使用量情報を、前記グループに所属する前記ユーザ及び前記グループに所属していないユーザ単位に生成すること、
    を特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記出力機器が所属していた前記グループ、及び、前記グループに所属していた所属期間を表す機器履歴情報を記憶する機器履歴情報記憶手段、
    を更に有し、
    前記処理手段は、
    前記所定期間に前記グループに所属していた前記出力機器、及び、前記出力機器の所属期間を前記機器履歴情報記憶手段から抽出し、前記所定期間における前記グループに所属していない前記ユーザによる前記出力機器の使用実績情報と、前記所定期間における前記グループに所属していた前記ユーザによる前記出力機器の使用実績情報と、により所定期間毎の使用量情報を、グループ単位に生成すること、
    を特徴とする請求項1又は2記載の情報処理システム。
  4. 前記使用実績情報記憶手段は、前記出力機器の使用実績情報として前記出力機器の使用により増加する日次のカウンタ値を記憶し、
    前記処理手段は、前記所定期間の前記日次のカウンタ値から週次、月次又は年次のカウンタ値を生成すること
    を特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理システム。
  5. 使用実績に関する使用実績情報を送信する出力機器と、グループに所属する前記出力機器の前記使用実績情報を受信して前記出力機器の使用量情報を前記出力機器が所属するグループ単位に生成する情報処理装置により実行可能なプログラムと、を有する情報処理システムであって、
    前記グループに所属するユーザ、又は、前記グループに所属していないユーザ、による前記出力機器の使用実績に関する使用実績情報を記憶する使用実績情報記憶手段と、
    前記グループに所属する前記ユーザによる前記出力機器の使用実績情報を前記使用実績情報記憶手段から抽出すると共に、前記グループに所属していないユーザによる前記グループに所属する前記出力機器の使用実績情報を前記使用実績情報記憶手段から抽出し、前記出力機器の使用量情報を、前記グループ単位に生成する処理手段と、
    前記ユーザが所属していた前記グループ、及び、前記グループに所属していた所属期間を表すユーザ履歴情報を記憶するユーザ履歴情報記憶手段と、
    を有 し、
    前記処理手段は、
    所定期間に前記グループに所属していた前記ユーザ、及び、前記ユーザの所属期間を前記ユーザ履歴情報記憶手段から抽出し、前記所定期間における前記グループに所属していた前記ユーザによる前記出力機器の使用実績情報と、前記所定期間における前記グループに所属していないユーザによる前記グループに所属する前記出力機器の使用実績情報と、により所定期間毎の使用量情報を、グループ単位に生成 することを特徴とする情報処理システム。
  6. 出力機器の使用量情報を前記出力機器が所属するグループ単位に生成する情報処理システムが実行する使用量情報生成方法であって、
    グループに所属するユーザ、又は、前記グループに所属していないユーザ、による前記出力機器の使用実績に関する使用実績情報を使用実績情報記憶手段に記憶する使用実績情報記憶ステップと、
    前記グループに所属する前記ユーザによる前記出力機器の使用実績情報を前記使用実績情報記憶手段から抽出すると共に、前記グループに所属していないユーザによる前記グループに所属する前記出力機器の使用実績情報を前記使用実績情報記憶手段から抽出し、前記出力機器の使用量情報を、前記グループ単位に生成する処理ステップと、
    前記ユーザが所属していた前記グループ、及び、前記グループに所属していた所属期間を表すユーザ履歴情報をユーザ履歴情報記憶手段に記憶するユーザ履歴情報記憶ステップと、
    を有 し、
    前記処理ステップは、
    所定期間に前記グループに所属していた前記ユーザ、及び、前記ユーザの所属期間を前記ユーザ履歴情報記憶手段から抽出し、前記所定期間における前記グループに所属していた前記ユーザによる前記出力機器の使用実績情報と、前記所定期間における前記グループに所属していないユーザによる前記グループに所属する前記出力機器の使用実績情報と、により所定期間毎の使用量情報を、グループ単位に生成 することを特徴とする使用量情報生成方法。
  7. 出力機器の使用量情報を前記出力機器が所属するグループ単位に生成する情報処理装置であって、
    グループに所属するユーザ、又は、前記グループに所属していないユーザ、による前記出力機器の使用実績に関する使用実績情報を記憶する使用実績情報記憶手段と、
    前記グループに所属する前記ユーザによる前記出力機器の使用実績情報を前記使用実績情報記憶手段から抽出すると共に、前記グループに所属していないユーザによる前記グループに所属する前記出力機器の使用実績情報を前記使用実績情報記憶手段から抽出し、前記出力機器の使用量情報を、前記グループ単位に生成する処理手段と、
    前記ユーザが所属していた前記グループ、及び、前記グループに所属していた所属期間を表すユーザ履歴情報を記憶するユーザ履歴情報記憶手段と、
    を有 し、
    前記処理手段は、
    所定期間に前記グループに所属していた前記ユーザ、及び、前記ユーザの所属期間を前記ユーザ履歴情報記憶手段から抽出し、前記所定期間における前記グループに所属していた前記ユーザによる前記出力機器の使用実績情報と、前記所定期間における前記グループに所属していないユーザによる前記グループに所属する前記出力機器の使用実績情報と、により所定期間毎の使用量情報を、グループ単位に生成 することを特徴とする情報処理装置。
  8. 出力機器の使用量情報を前記出力機器が所属するグループ単位に生成する情報処理装置が実行する使用量情報生成方法であって、
    グループに所属するユーザ、又は、前記グループに所属していないユーザ、による前記出力機器の使用実績に関する使用実績情報を使用実績情報記憶手段に記憶する使用実績情報記憶ステップと、
    前記グループに所属する前記ユーザによる前記出力機器の使用実績情報を前記使用実績情報記憶手段から抽出すると共に、前記グループに所属していないユーザによる前記グループに所属する前記出力機器の使用実績情報を前記使用実績情報記憶手段から抽出し、前記出力機器の使用量情報を、前記グループ単位に生成する処理ステップと、
    前記ユーザが所属していた前記グループ、及び、前記グループに所属していた所属期間を表すユーザ履歴情報をユーザ履歴情報記憶手段に記憶するユーザ履歴情報記憶ステップと、
    を有し、
    前記処理ステップは、
    所定期間に前記グループに所属していた前記ユーザ、及び、前記ユーザの所属期間を前記ユーザ履歴情報記憶手段から抽出し、前記所定期間における前記グループに所属していた前記ユーザによる前記出力機器の使用実績情報と、前記所定期間における前記グループに所属していないユーザによる前記グループに所属する前記出力機器の使用実績情報と、により所定期間毎の使用量情報を、グループ単位に生成 することを特徴とする使用量情報生成方法。
  9. 出力機器の使用量情報を前記出力機器が所属するグループ単位に生成する情報処理装置を、
    グループに所属するユーザ、又は、前記グループに所属していないユーザ、による前記出力機器の使用実績に関する使用実績情報を記憶する使用実績情報記憶手段、
    前記グループに所属する前記ユーザによる前記出力機器の使用実績情報を前記使用実績情報記憶手段から抽出すると共に、前記グループに所属していないユーザによる前記グループに所属する前記出力機器の使用実績情報を前記使用実績情報記憶手段から抽出し、前記出力機器の使用量情報を、前記グループ単位に生成する処理手段、
    前記ユーザが所属していた前記グループ、及び、前記グループに所属していた所属期間を表すユーザ履歴情報を記憶するユーザ履歴情報記憶手段、
    として機能させ
    前記処理手段は、
    所定期間に前記グループに所属していた前記ユーザ、及び、前記ユーザの所属期間を前記ユーザ履歴情報記憶手段から抽出し、前記所定期間における前記グループに所属していた前記 ユーザによる前記出力機器の使用実績情報と、前記所定期間における前記グループに所属していないユーザによる前記グループに所属する前記出力機器の使用実績情報と、により所定期間毎の使用量情報を、グループ単位に生成することを特徴とするプログラム。
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