JP7107988B2 - レバー支持構造 - Google Patents
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Description
この構成によれば、操作レバーの回動操作時には、弾性部材が弾性変形しつつレバースイッチを押圧してレバー操作を検知させる。これにより、操作レバーおよびレバースイッチの取り付け位置のばらつき等を弾性部材の弾性変形で吸収可能となる。このため、操作レバースイッチの動作精度(作動性)を確保することができる。その結果、操作伝達機構のアジャスト機構の廃止を図ることができ、部品点数削減によるコストダウンと操作レバー周辺の小型化とを図ることができる。
また、レバースイッチおよび弾性部材の固定箇所が相対的に精度良く位置づけられるので、弾性部材を介したレバースイッチの動作精度を向上させることができる。また、レバースイッチおよび弾性部材が第二レバーブラケットの上面側に配置されるので、レバースイッチおよび弾性部材の組み付けおよびメンテナンスを容易にすることができる。
この構成によれば、第一レバーおよび第二レバーの各回動軸が互いに別軸の構成において、アジャスト機構を無くすことにより、第一レバーおよび第二レバーのレイアウト自由度を向上させることができる。そのため、第二レバー周辺を小型化することができる。その結果、第二レバーのピボット周りを第一レバーのピボット周りに近づけて配置することが可能となり、第二レバーの操作性を向上させることができる。
この構成によれば、レバーブラケットの固定座面に弾性部材の被締結部を締結固定する際、被締結部ひいては弾性部材の位置決めが容易になり、かつネジ部品の締め込みによる弾性部材の共回りが規制される。その結果、弾性部材の取り付け作業が容易になるとともに、弾性部材を精度良く固定可能となり、弾性部材を介したレバースイッチの動作精度を向上させることができる。
前記第四傾斜部(65b)に連なって車幅方向外側に延びる第五傾斜部(66a)と、前記第五傾斜部(66a)の外側端から前記車両前後方向の後方側へ屈曲して延びる第六傾斜部(66b)と、を有し、前記法線方向から見て前記車両前後方向の前方側に凸の山形に屈曲した第二山形部(66)と、を備え、前記操作レバー(37)は、操作前に前記谷形部(65)の内側に配置される係合突起(37g)を備え、前記係合突起(37g)は、前記操作レバー(37)の回動操作に伴い、前記第四傾斜部(65b)を前記車両前後方向の後方側に押圧して前記板バネ部(63)を弾性変形させつつ車幅方向外側に移動し、この弾性変形によって前記第三傾斜部(65a)が前記検出突部(39a)を車幅方向内側に押圧し、さらに、前記係合突起(37g)は、前記第五傾斜部(66a)から前記第六傾斜部(66b)に移動することを特徴とする。
また、係合突起は、第二山形部の頂部を越えた後は、操作レバーの回動角度に対する板バネ部の弾性変形量を減少させる。これにより、レバー操作力の増大を抑えるとともに、操作レバーを作動位置に保持するためのレバー保持力の増大を抑えることができる。
この構成によれば、弾性部材がレバーブラケットに回動可能に支持されることで、弾性部材の弾性変形量を抑えて曲げ応力を小さくする。これにより、板バネ部の強度確保のための肥大化を抑え、操作レバー周辺の小型化を図ることができる。
図1に示す自動二輪車(鞍乗り型車両)1は、所謂アンダーボーン型の車体フレーム5を備えることで、ハンドル4aとシート15との間を低部として跨り易さを向上させ、かつ車両の低重心化を図っている。自動二輪車1の前輪(操舵輪)2は、左右一対のフロントフォーク3の下端部に支持されている。左右フロントフォーク3の上部は、ステアリングステム4を介して、車体フレーム5の前端部に位置するヘッドパイプ6に操舵可能に支持されている。ステアリングステム4の上部には、前輪操舵用のハンドル4aが取り付けられている。
図4~図8を参照し、バータイプのハンドル4aの左右両側における直線状に延びる範囲は、運転者が把持する左右グリップ部4gとされている。実施形態では右グリップ部4gを図示し、左グリップ部4gは左右対称として図示を省略する。
左右グリップ部4gは、それぞれ車幅方向外側ほど後方に位置するように平面視で傾斜している。図中線C0は各グリップ部4gの長手方向に沿う中心軸線を示す。
右グリップ部4gは、スロットルスリーブを装着したスロットルグリップとされている。右グリップ部4gの前方には、前輪ブレーキ24の操作子であるブレーキレバー(第一レバー)27のレバー部27aが配置されている。
第二レバー37の回動軸37cは、メインレバーであり第一レバーであるブレーキレバー27の回動軸27cと近接配置されている。両回動軸27c,37cは、互いに別軸となるように配置されている。すなわち、両回動軸27c,37cは、互いに別体であり、かつ互いに非同軸に配置されている。
第二レバーは、ブレーキレバー27の近傍に配置されるサブレバー(補助レバー)であり、車両の仕様等に応じて、第二操作伝達機構38Aおよび第二レバーブラケット41とともに着脱可能である。第二レバー等については後に詳述する。
図1~図3を参照し、自動二輪車1は、停車時等に後輪ブレーキ25を作動状態に保持するパーキングブレーキ装置25Aを備えている。パーキングブレーキ装置25Aは、ブレーキペダル52の近傍に配置されてブレーキペダル52を踏み込んだ状態(後輪ブレーキ25を作動させた状態)にロックするブレーキロック機構26と、ブレーキレバー27の近傍にパーキングブレーキ操作子である第二レバーを配置する第二レバー機構40と、第二レバー機構40とブレーキロック機構26とを連係させるブレーキロックケーブル38と、を備えている。
図2、図3は、自動二輪車1の車体右側の運転者用ステップ51周辺を示す右側面図である。例えばピボットフレーム8の下端部右側には、ブレーキペダル52が支軸53を介して揺動可能に支持されている。ステップ51の前方には、ブレーキペダル52の踏み部52cが配置されている。運転者がステップ51に乗せた右足でブレーキペダル52の踏み部52cを踏むことで、ブレーキペダル52の作動アーム部52dが揺動してロッド54が引かれ、後輪ブレーキ25を作動させて後輪12を制動する。
図2を参照し、まず、ブレーキペダル52の踏み部52cが図中白抜き矢印で示すように踏み込まれると、ブレーキペダル52は、前記初期位置52(P1)から踏み込み位置(図中符号52(P2)で示す)まで、図中矢印Aで示すように回動する。これにより、作動アーム部52dは、ブレーキペダル52が初期位置52(P1)にあるときに対応する初期位置(図中符号52d(P1)で示す)から、ブレーキペダル52が踏み込み位置52(P2)にあるときに対応するロッド牽引位置(図中符号52d(P2)で示す)まで、図中矢印Bで示すように回動する。これにより、作動アーム部52dにロッド54が引かれ、後輪ブレーキ25を作動させる。
図3を参照し、ブレーキペダル52を踏み込んで後輪ブレーキ25を作動させた状態(作動アーム部52dがロッド牽引位置52d(P2)にある状態)では、作動アーム部52dの先端部52d1がロックカム58との干渉位置を避けるため、ロックカム58は、ブレーキロックケーブル38が引かれると、後述するロック作動位置58(P12)まで回動可能となる。
この状態から、ブレーキペダル52を再度踏み込んでカム山58aの噛み込みを解除すると、ロックカム58は、リターンスプリング57の付勢力によって、図中矢印Dと反対方向に回動して初期位置58(P11)に戻る。この後、ブレーキペダル52の踏み込みを解除すると、ブレーキペダル52が初期位置52(P1)に戻り、後輪12の制動が解除される。すなわち、後輪ブレーキ25によるパーキングブレーキが解除される。
ロックカム58をロック作動位置58(P12)まで矢印D方向に回動させる際、ブレーキペダル52の踏み込みが不十分であると、作動アーム部52dの先端部52d1の最頂部52d2がロックカム58の回動領域に入り込む。このとき、ロックカム58のカム山58aが作動アーム部52dの最頂部52d2に擦れることで、カム山58aに摩耗が生じる。
図9~図13を参照し、第二レバー機構40は、第二レバー37と、第二レバー37を支持する第二レバーブラケット41と、第二レバー37の操作を検知する第二レバースイッチ39と、第二レバー37および第二レバースイッチ39の間に配置される弾性部材61と、を備えている。
図3を参照し、第二レバー37は、レバー部37aを前方に移動させてストッパ片37d2をアッパーブラケット45の前端ストッパ部45bに当接させた初期位置(操作前位置または非ロック位置、図中符号37(P11)で示す)と、レバー部37aを後方に移動させてレバー部37aをアッパーブラケット45の後端ストッパ部45cに当接させたロック作動位置(図中符号37(P12)で示す)と、の間で回動可能である。
ベースブラケット42は、平坦状をなして略水平に配置されるブラケット本体43と、ブラケット本体43の後上方側にオフセットした締結固定部44cを形成する締結ステー44と、を一体に結合して構成されている。ブラケット本体43および締結ステー44は、それぞれ規定厚さの鋼板にプレス成形を施して形成されている。
図4~図8を参照し、第二レバー機構40には、平面視でベースブラケット42と概ね重なる外形状をなすカバー部材47が取り付けられている。カバー部材47は、上下幅を抑えた偏平状をなし、かつ下方に開放する箱状をなしている。カバー部材47の下開放部は、ベースブラケット42が嵌め込まれることで実質的に閉塞されている。カバー部材47は、例えば合成樹脂製として軽量化され、第一レバーブラケット30の締結ボス30aに対してベースブラケット42と共締め固定されている。カバー部材47は、第二レバー機構40の機構部分(第二レバー支持部41a、作動アーム部37d、第二レバースイッチ39および弾性部材61等)を上方から覆うように取り付けられ、前記機構部分に雨水や外力等の外乱が及ぶことを防いでいる。
図3、図9~図12を参照し、ブレーキロックケーブル38は、インナーケーブル38cと、インナーケーブル38cを摺動可能に挿通するアウターケーブル38b(ガイド部材)と、を備えている。インナーケーブル38cは、第二レバー37の回動操作によって駆動される伝動部材(操作伝達部材)である。インナーケーブル38cの両端には、それぞれケーブル本体の長手方向と直交する円柱状の太鼓駒部38c1が一体形成されている。
ブレーキロックケーブル38は、第二レバー37の操作が伝達される第二操作伝達機構38Aを構成している。
図9~図12を参照し、第二レバー37と第二レバースイッチ39との間には、弾性部材61が配置されている。弾性部材61は、アッパーブラケット45の上平面部45aに固定される固定部62と、固定部62から上平面部45aに沿うように延びる板バネ部63と、を備えている。
第一山形部64は、固定部62から車幅方向外側に延びる第一傾斜部64aと、第一傾斜部64aの車幅方向外側の先端から後方に屈曲して延びる第二傾斜部64bと、を有している。第一山部は、回動軸37cの軸方向視で前方側に凸の山形に形成されている。
谷形部65は、第二傾斜部64bの後方に連なって形成され、第二レバースイッチ39の検出突部39aの車幅方向外側を通過するように後方に延びる第三傾斜部65aと、第三傾斜部65aの後端から車幅方向外側へ屈曲して延びる第四傾斜部65bと、を有している。谷形部65は、回動軸37cの軸方向視で後方側に凹む谷形に形成されている。
第一山形部64は、谷形部65および第二山形部66よりも上下幅(帯幅)が狭く、相対的に弾性変形しやすい。谷形部65の第三傾斜部65aの下方には、下方ストッパ片67が突設されている。下方ストッパ片67は、アッパーブラケット45の上平面部45aと上下方向で重なる高さにある。
係合突起37gは、第四傾斜部65b(および第二山形部66の第五傾斜部66a)に摺接しながら後方かつ車幅方向外側に移動し、板バネ部63を弾性変形させる。この弾性変形により、第三傾斜部65aが第二レバースイッチ39の検出突部39aに当接し、検出突部39aを第二レバースイッチ39の軸方向に沿って車幅方向内側へ押圧する。第二レバースイッチ39は、板バネ部63に押圧される前と後とで、内部に有する接点の接続状態(オンオフ)を切り替え、もってレバー操作の検知を可能とする。
さらに第二レバー37の回動操作が進むと、係合突起37gは、第二山形部66の第五傾斜部66aから第六傾斜部66bに至り、第二レバー37の回動角度に対する板バネ部63の弾性変形量の度合いを低下させる。これにより、第二レバー37の回動操作の終盤に要する操作力の増加が抑えられる。なお、第六傾斜部66bの角度設定によっては、第二レバー37をロック作動位置37(P12)側へ付勢することも可能である。
他方、ブレーキロック機構26を作動させるための第二レバー37の回動操作量は変わらないので、第二レバー37のロック作動位置37(P12)にはばらつきが生じやすい。このとき、第二レバー37が第二レバースイッチ39に直接当接して押圧する構成であると、第二レバー37のロック作動位置37(P12)が第二レバースイッチ39との当接の影響を受けることや、第二レバースイッチ39を押圧しきれず第二レバースイッチ39の動作不良を誘発する虞がある。
また、係合突起37gは、第二山形部66の頂部を越えた後は、第二レバー37の回動角度に対する板バネ部63の弾性変形量を減少させる。これにより、レバー操作力の増大を抑えるとともに、第二レバー37をロック作動位置37(P12)に保持するためのレバー保持力の増大を抑えることができる。
第二レバーブラケット41の締結部は、ミラー締結ボスに限らず、例えばハンドルクランプ部33と共締めしたり専用の締結部を設けたりしてもよい。
基部162は、上平面部45aと平行に配置されるフランジ162aと、フランジ162aの車幅方向外側の端部から上方に屈曲して延びる起立部162bと、を含んでいる。
係合突起37gは、第二レバー37が後方側へ回動するように操作されるに従い、谷形部65の第四傾斜部65bに当接してこれを後方へ押圧する。すると、係合突起37gは、第四傾斜部65b(および第二山形部66の第五傾斜部66a)に摺接しながら、後方かつ車幅方向外側に移動し、弾性部材161を弾性変形させつつ雄ネジ162c1中心で図中右回りに回動させる。これにより、第三傾斜部65aが第二レバースイッチ39の検出突部39aを押圧し、もって第二レバースイッチ39がレバー操作を検知可能となる。
板バネ部63は、検出突部39aを押圧しきった後も弾性変形し、第二レバー37のさらなる回動操作を許容する。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
27 ブレーキレバー(第一レバー)
27c 回動軸
30 第一レバーブラケット
37 第二レバー(操作レバー)
37c 回動軸
37g 係合突起
38 ブレーキロックケーブル
38A 第二操作伝達機構(操作伝達機構)
39 第二レバースイッチ(レバースイッチ)
39a 検出突部
41 第二レバーブラケット(レバーブラケット)
42 ベースブラケット
45 アッパーブラケット
45a 上平面部(上面部、平面部)
45a1 固定座面
61,161 弾性部材
62 固定部
62a 固定フランジ(被締結部)
62c ネジ挿通孔
62c1 雄ネジ(ネジ部品)
62d 位置決め孔
62d1 位置決め突部
63,163 板バネ部
64 第一山形部
64a 第一傾斜部
64b 第二傾斜部
65 谷形部
65a 第三傾斜部
65b 第四傾斜部
66 第二山形部
66a 第五傾斜部
66b 第六傾斜部
Claims (5)
- 操作力を受けて回動し、前記操作力を操作伝達機構(38A)に伝達する操作レバー(37)と、
前記操作レバー(37)を回動可能に支持するレバーブラケット(41)と、
前記レバーブラケット(41)に支持され、検出突部(39a)が押圧されることで前記操作レバー(37)の回動操作を検知するレバースイッチ(39)と、
前記操作レバー(37)と前記レバースイッチ(39)との間に設けられ、前記操作レバー(37)への回動操作に伴い弾性変形しながら前記レバースイッチ(39)の検出突部(39a)を押圧する弾性部材(61,161)と、を備え、
前記操作レバー(37)は、第一レバー(27)に対する第二レバー(37)として設けられ、
前記レバーブラケット(41)は、前記第一レバー(27)を回動可能に支持する第一レバーブラケット(30)に対する第二レバーブラケット(41)として設けられ、
前記第二レバーブラケット(41)は、前記第一レバーブラケット(30)に着脱可能に取り付けられ、
前記レバースイッチ(39)および前記弾性部材(61,161)は、前記第二レバーブラケット(41)に取り付けられ、
前記第二レバーブラケット(41)は、
前記第二レバー(37)を、レバー支持構造が車両に組み付けられた状態における車両上下方向の下方から支持するベースブラケット(42)と、
前記ベースブラケット(42)に前記車両上下方向の上方から取り付けられて前記ベースブラケット(42)とともに、前記第二レバー(37)を挟み込んで支持するアッパーブラケット(45)と、を備え、
前記レバースイッチ(39)および前記弾性部材(61,161)は、前記アッパーブラケット(45)における前記車両上下方向の上面側(45a)に取り付けられることを特徴とするレバー支持構造。 - 前記第一レバー(27)の回動軸(27c)と前記第二レバー(37)の回動軸(37c)とは、互いに別軸となるように配置されることを特徴とする請求項1に記載のレバー支持構造。
- 前記レバーブラケット(41)は、前記弾性部材(61)を固定するための固定座面(45a1)を有し、
前記弾性部材(61)は、前記固定座面(45a1)に法線方向で当接した状態で、前記固定座面(45a1)にネジ部品(62c1)を用いて締結固定される被締結部(62a)を備え、
前記被締結部(62a)は、前記ネジ部品(62c1)を挿通するネジ挿通孔(62c)と、前記ネジ挿通孔(62c)の外周側に離間して設けられ、前記固定座面(45a1)に突設された位置決め突部(62d1)に篏合する位置決め孔(62d)と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のレバー支持構造。 - 前記弾性部材(61)は、前記レバーブラケット(41)の平面部(45a)に固定される固定部(62)と、前記平面部(45a)の法線方向を幅方向とした帯状をなし、前記固定部(62)から前記平面部(45a)に沿うように延びる板バネ部(63)と、を備え、
前記固定部(62)は、前記レバースイッチ(39)における、レバー支持構造が車両に組み付けられた状態における車両前後方向の前方に配置され、前記レバースイッチ(39)における前記車両前後方向の後方には、前記操作レバー(37)の回動軸(37c)が配置され、
前記レバースイッチ(39)は、前記検出突部(39a)を車幅方向外側に向けて配置され、
前記板バネ部(63)は、
前記固定部(62)から車幅方向外側に延びる第一傾斜部(64a)と、前記第一傾斜部(64a)の先端から前記車両前後方向の後方に屈曲して延びる第二傾斜部(64b)と、を有し、前記法線方向から見て前記車両前後方向の前方側に凸の山形に屈曲した第一山形部(64)と、
前記第二傾斜部(64b)に連なって前記車両前後方向の後方に延び、前記検出突部(39a)の車幅方向外側に隣接して配置される第三傾斜部(65a)と、前記第三傾斜部(65a)における前記車両前後方向の後端から車幅方向外側へ屈曲して延びる第四傾斜部(65b)と、を有し、前記法線方向から見て前記車両前後方向の後方側に凹む谷形に屈曲した谷形部(65)と、
前記第四傾斜部(65b)に連なって車幅方向外側に延びる第五傾斜部(66a)と、前記第五傾斜部(66a)の外側端から前記車両前後方向の後方側へ屈曲して延びる第六傾斜部(66b)と、を有し、前記法線方向から見て前記車両前後方向の前方側に凸の山形に屈曲した第二山形部(66)と、を備え、
前記操作レバー(37)は、操作前に前記谷形部(65)の内側に配置される係合突起(37g)を備え、
前記係合突起(37g)は、前記操作レバー(37)の回動操作に伴い、前記第四傾斜部(65b)を前記車両前後方向の後方側に押圧して前記板バネ部(63)を弾性変形させつつ車幅方向外側に移動し、この弾性変形によって前記第三傾斜部(65a)が前記検出突部(39a)を車幅方向内側に押圧し、
さらに、前記係合突起(37g)は、前記第五傾斜部(66a)から前記第六傾斜部(66b)に移動することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のレバー支持構造。 - 前記弾性部材(161)は、前記レバーブラケット(41)に対し、前記操作レバー(37)への回動操作に伴い回動可能に支持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のレバー支持構造。
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