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JP7038222B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型車両に係り、特に、操向ハンドルの車幅方向中央を覆うハンドルカバーの内側にホーンを配設した鞍乗型車両に関する。
従来から、操向ハンドルの車幅方向中央を覆うハンドルカバーを備える鞍乗型車両において、警告音を発するホーンをハンドルカバーの内側に配設した構成が知られている。
特許文献1には、ハンドルカバーの内側にホーンを配設すると共に、ハンドルカバーの車体前方側の面に、車体正面視でホーンを露出させる開口を設けた構成が開示されている。
特許第5113556号公報
ここで、ホーンにより発生する警告音は、より遠くに位置する警告対象に届くことが望ましいが、特許文献1に開示されるハンドルカバーの開口は、車体正面視で略V字をなす形状とされ、かつホーンの中心より上方部分のみが露出する形状とされており、開口の形状や構造に関しては依然として工夫の余地があった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、ハンドルカバーの内側に配設されたホーンの警告音をより遠くに届かせることができる鞍乗型車両を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、前輪(WF)を操舵する操向ハンドル(9)と、該操向ハンドル(9)を覆うハンドルカバー(5)と、警告音を発するホーン(60)とを有する鞍乗型車両(1)において、前記ホーン(60)が、前記操向ハンドル(9)を構成するハンドルバー(9a)に固定されると共に、前記ハンドルカバー(5)の内部に配設されており、前記ハンドルカバー(5)の車体前方側に、前記ホーン(60)を車体前方に露出させる開口(50)が設けられており、前記開口(50)が、前記ホーン(60)の車体下方側の部分を露出させる略方形状とされる点に第1の特徴がある。
また、前記ハンドルカバー(5)の上面に、薄板状のバイザー(6)が近接配置されており、前記バイザー(6)の下縁(6a)が、前記開口(50)の前方上方に位置することで、車体正面視において、前記バイザー(6)の下縁(6a)が前記開口(50)の上縁をなすように視認される点に第2の特徴がある。
また、前記開口(50)に、車体上下方向に指向する複数のルーバー(51)が設けられている点に第3の特徴がある。
また、前記ハンドルバー(9a)は、ヘッドパイプ(2)に揺動自在に軸支されるハンドルポスト(9b)の上端から左右の斜め上方に延びており、前記ホーン(60)が、前記ハンドルポスト(9b)の上方かつ前記左右のハンドルバー(9a)の間の位置に配設されている点に第4の特徴がある。
また、前記操向ハンドル(9)に、前記ハンドルポスト(9b)および前記左右のハンドルバー(9a)の車体前方側を覆う補強板(64)が固定されており、前記ホーン(60)を支持する支持ステー(63)が、前記補強板(64)に固定されている点に第5の特徴がある。
また、前記ルーバー(51)が、前記バイザー(6)の下縁(6a)より車体後方側に位置しており、前記ハンドルカバー(5)に、前記ルーバー(51)の下端部から車体前方下方に延びる張り出し面(41a)が形成されている点に第6の特徴がある。
さらに、前記開口(50)が、少なくとも前記ホーン(60)の中心(60a)を含む車体下方側の部分を露出させる点に第7の特徴がある。
第1の特徴によれば、前輪(WF)を操舵する操向ハンドル(9)と、該操向ハンドル(9)を覆うハンドルカバー(5)と、警告音を発するホーン(60)とを有する鞍乗型車両(1)において、前記ホーン(60)が、前記操向ハンドル(9)を構成するハンドルバー(9a)に固定されると共に、前記ハンドルカバー(5)の内部に配設されており、前記ハンドルカバー(5)の車体前方側に、前記ホーン(60)を車体前方に露出させる開口(50)が設けられており、前記開口(50)が、前記ホーン(60)の車体下方側の部分を露出させる略方形状とされるので、車体前方側へのホーンの露出面積を拡大すると共に、警告音を届かせたい方向に向けて開口を設けて指向性を高めることで、警告音をより遠くに届かせることが可能となる。また、ハンドルカバーに略方形の開口を設けることで、斬新な外観を得ることができる。
第2の特徴によれば、前記ハンドルカバー(5)の上面に、薄板状のバイザー(6)が近接配置されており、前記バイザー(6)の下縁(6a)が、前記開口(50)の前方上方に位置することで、車体正面視において、前記バイザー(6)の下縁(6a)が前記開口(50)の上縁をなすように視認されるので、ハンドルカバーの開口に、まぶたを有する動物の目のような外観を与えることができる。また、開口の前方上方にバイザーの下縁が位置することで、雨等が侵入をしにくくすることができる。
第3の特徴によれば、前記開口(50)に、車体上下方向に指向する複数のルーバー(51)が設けられているので、ルーバーによって警告音に指向性を与えて警音をより遠くに届かせることができると共に、ハンドルカバーの内壁によって車体後方に反射して運転者に届く音を低減することができる。また、ルーバーによって車体前方からホーンの形状が認識しにくくなり、外観性を向上させることができる。
第4の特徴によれば、前記ハンドルバー(9a)は、ヘッドパイプ(2)に揺動自在に軸支されるハンドルポスト(9b)の上端から左右の斜め上方に延びており、前記ホーン(60)が、前記ハンドルポスト(9b)の上方かつ前記左右のハンドルバー(9a)の間の位置に配設されているので、左右のハンドルバーの間のデッドスペースを利用してホーンを配設することができる。これにより、ハンドルカバーの小型化が可能となり、デザインの自由度を高めることができる。
第5の特徴によれば、前記操向ハンドル(9)に、前記ハンドルポスト(9b)および前記左右のハンドルバー(9a)の車体前方側を覆う補強板(64)が固定されており、前記ホーン(60)を支持する支持ステー(63)が、前記補強板(64)に固定されているので、ハンドルバーの強度等に影響を与えることなく、溶着等により支持ステーを固定することが可能となる。
第6の特徴によれば、前記ルーバー(51)が、前記バイザー(6)の下縁(6a)より車体後方側に位置しており、前記ハンドルカバー(5)に、前記ルーバー(51)の下端部から車体前方下方に延びる張り出し面(41a)が形成されているので、車体前方から開口を視認した際に、開口の入り口から奥まった位置にルーバーが配設されるエアダクトのような斬新な印象を与えることができる。また、バイザーの下縁および張り出し面によって、警音の指向方向を車体前方下方に向けることが容易となる。
第7の特徴によれば、前記開口(50)が、少なくとも前記ホーン(60)の中心(60a)を含む車体下方側の部分を露出させるので、より遠くの車体前方下方に警告音を届かせることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の右側面図である。 ハンドルカバーまわりを車体右側前方から見た斜視図である。 ハンドルカバーまわりの拡大正面図である。 操向ハンドルまわりの構成を示す左側面図である。 操向ハンドルまわりの構成を車体左側前方から見た斜視図である。 操向ハンドルまわりの構成を示す正面図である。 図3のVII-VII線断面図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る自動二輪車1の右側面図である。自動二輪車1は、シート12と操向ハンドル9との間に、跨ぎ部34を備える鞍乗型車両である。操向ハンドル9の左右端部には、運転者が把持するハンドルグリップ8が取り付けられている。
車体フレーム10のメインフレーム11の前端部には、ステアリングステム4を回動自在に軸支するヘッドパイプ2が固定されている。ヘッドパイプ2から車体後方下方に延びる車幅方向中央のメインフレーム11の後端下部には、スイングアーム20を揺動自在に軸支するスイングアームピボット24が設けられている。メインフレーム11の後方上部には、車体後方上方に延びる上側リヤフレーム13および下側リヤフレーム32がそれぞれ左右一対で取り付けられている。スイングアーム20は、車体前方寄りの位置でリヤクッション33によって上側リヤフレーム13に吊り下げられている。
操向ハンドル9は、ステアリングステム4の上端部に固定されている。一方、ステアリングステム4の下端部には、左右一対のフロントフォーク27を支持するボトムブリッジ29が固定されている。フロントフォーク27の下端部には前輪WFが回転自在に軸支されており、フロントフォーク27の上下方向略中央には、前輪WFの上方後方を覆うフロントフェンダ28が取り付けられている。
メインフレーム11の下部には、4サイクルエンジンと有段変速機とを一体に構成したパワーユニットPが支持されている。パワーユニットPの回転動力は、車幅方向左側のドライブチェーン22を介して後輪WRに伝達される。パワーユニットPの燃焼ガスは、パワーユニットPの下方を通る排気管25を介して車幅方向右側のマフラ21から排出される。
メインフレーム11の上方および車幅方向左右を覆うサイドカバー26は、車体前方のボトムブリッジ29からパワーユニットPの前方側まで延出している。サイドカバー26の前方上部には、左右一対のヘッドライト31を支持するフロントカバー3が取り付けられており、操向ハンドル9の前後は、ハンドルカバー5によって覆われている。操向ハンドル9には左右一対のバックミラー7が固定されており、ハンドルカバー5の上部には小型のバイザー6が取り付けられている。
サイドカバー26の後端部には、シート12の下方でリヤフレーム13,32を覆う左右一対のシートカバー14が連結されている。シートカバー14の後部には、テールライト15を支持する左右一対のリヤサイドカバー35が配設されており、リヤサイドカバー35の下部には、左右のリヤサイドカバー35を連結する下面部およびこの下面部から車体後方に延びる延出部を有する車体カバーとしてのリヤエンドカバー17が取り付けられている。リヤエンドカバー17の延出部には、左右一対の後側フラッシャライト16、車幅方向中央のライセンスライト、ライセンスプレートホルダとしても機能するリヤフェンダ19が取り付けられている。
図2は、ハンドルカバー5まわりを車体右側前方から見た斜視図である。また、図3はハンドルカバー5まわりの拡大正面図である。操向ハンドル9の車幅方向右側のハンドルグリップ8の前方には、前輪ブレーキを操作するフロントブレーキレバー45が揺動可能に軸支されており、一方の車幅方向左側のハンドルグリップ8の前方には、クラッチレバー46が揺動可能に軸支されている。
合成樹脂の薄板部材等からなるハンドルカバー5は、操向ハンドル9の車体前後を覆う前側カバー41および後側カバー42、前側カバー41の上面に取り付けられる左右一対の装飾カバー43、左右の装飾カバー43の間で前側カバー41の上面に近接配置されるバイザー6を有する。バイザー6は、ねじ等の締結部材によって前側カバー41の上面に取り付けられている。
バックミラー7を支持するバックミラーステー7aは、前側カバー41に形成された開口を通って操向ハンドル9に固定されている。車幅方向右側のバックミラーステー7aの近傍には、油圧式ブレーキのブレーキフルードを貯留するリザーバタンク44が露出している。また、車体上方に張り出すフロントカバー3の間には、フロントセンタカバー47が配設されている。
本実施形態では、ハンドルカバー5の前面に設けられた開口50から、ホーン60が車体前方に露出している点に特徴がある。ホーン60は、操向ハンドル9に固定されて、ハンドルカバー5の内部で車幅方向中央に配設されている。そして、開口50は、少なくともホーン60の中心60aを含む車体下方側の部分を露出させる略方形状とされている。これにより、車体前方側へのホーン60の露出面積を拡大すると共に、警告音を届かせたい方向に向けて開口50を設けて指向性を高めることで、警告音をより遠くに届かせることが可能となる。また、ハンドルカバー5に略方形の開口50を設けることで、斬新な外観を得ることができる。
本実施形態では、開口50の両側面が車体上方に向かうにつれて徐々に車幅方向外側に位置するように傾斜し、下底より上底の方が長い略台形の開口50とすることにより、より鋭い目のような外観が与えられている。また、開口50が、バイザー6の下縁6aおよび左右一対の装飾カバー43の前端部によって囲まれることで、より一層斬新な外観が与えられている。
また、バイザー6は、車体後方に向かって車幅方向の寸法が徐々に大きくなる形状を有すると共に、後上がりに傾斜して前側カバー41に固定されている。そして、バイザー6の車体前方側の下縁6aが、開口50の前方上方に位置することで、車体正面視において、バイザー6の下縁6aが開口50の上縁をなすように視認されることとなる。これにより、ハンドルカバー5の開口50に、まぶたを有する動物の目のような外観を与えると共に、開口50の前方上方にバイザー6の下縁6aが位置することで、雨等が侵入をしにくくすることを可能としている。
さらに、開口50には、車体上下方向に指向する5本のルーバー51が設けられている。このルーバー51によれば、警告音に指向性を与えて警音をより遠くに届かせることができると共に、ハンドルカバー5の内壁によって車体後方に反射して運転者に届く音を低減することができる。また、ルーバー51によって車体前方からホーン60の形状が認識しにくくなり、外観性も向上させることができる。
図4は、操向ハンドル9まわりの構成を示す左側面図である。また、図5は操向ハンドル9まわりの構成を車体左側前方から見た斜視図である。クラッチレバー46は、操向ハンドル9に固定される左側レバーホルダ70に軸支されている。バックミラーステー7aは、操向ハンドル9の上面に固定されるミラーホルダ7bに固定されている。操向ハンドル9を構成する左右のハンドルバー9aの間には、メータ装置48が配設されている。
ハンドルバー9aは、ヘッドパイプ2に揺動自在に軸支されるハンドルポスト9bの上端から左右の斜め上方に延びている。ホーン60は、車幅方向左側のハンドルバー9aに固定されて、メータ装置48の前方下方の位置に配設されている。すなわち、ホーン60は、メータ装置48の前方下方で左右のハンドルバー9aの間のデッドスペースを利用して配設されており、これにより、ハンドルカバー5の小型化を可能にしてデザインの自由度を高めている。
本実施形態では、ハンドルポスト9bおよびハンドルバー9aの車体前方側に、操向ハンドル9の剛性を高めるための補強板64が固定されている。ホーン60は、車幅方向左側のハンドルバー9aを覆う補強板64に溶着された支持ステー63に支持されている。これにより、ハンドルバー9aの強度等に影響を与えることなく支持ステー63およびホーン60を支持することを可能としている。ホーン60は、補強板64に溶着される金属製の支持ステー63に対して、防振グロメット62を介してボルト61で固定されている。
図5を参照して、ルーバー51は、バイザー6の下縁6aより車体後方側に位置している。そして、ハンドルカバー5には、ルーバー51の下端部から車体前方下方に延びる張り出し面41aが形成されている。この構成によれば、車体前方から開口50を視認した際に、開口50の入り口から奥まった位置にルーバー51が配設される、エアダクトのような斬新な印象を与えることができる。また、バイザー6の下縁aおよび張り出し面41aによって、警音の指向方向を車体前方下方に向けることが容易となる。
図6は、操向ハンドル9まわりの構成を示す正面図である。また、図7は図3のVII-VII線断面図である。フロントブレーキレバー45を軸支する右側レバーホルダ71に接続されるブレーキホース72と、クラッチレバー46を軸支する左側レバーホルダ70に接続されるクラッチケーブル73は、車幅方向左寄りの補強板64の前方でまとめられて車体下方に配索される。
ホーン60は、車体正面視において、メータ装置48の下部に重なる位置に配設されており、ホーン60による警告音が車体後方側に漏れる量を抑えることを可能とする。上記したように、本実施形態では、ホーン60そのものは略水平に警音を発するように固定されているものの、開口50の形状、バイザー6の配設位置およびバイザー6の下縁aに連なる張り出し面41a等の工夫によって、車体前方下方の遠くの位置まで警音を届かせることを可能としている。
より具体的には、張り出し面41aの後方上端部とホーン60の下端部とを結ぶ線A(図示破線)が略水平に指向するのに対して、張り出し面41aは大きく前下がりに傾斜している。また、張り出し面41aに沿った線B(図示破線)は、車体後方側でホーン60の中心60aに達すると共に、車体前方側は、フロントセンタカバー47の傾斜角度に沿って前方下方に延びている。このような構成により、ホーン60の警告音Sは、概ね、車体上方縁S1および車体下方縁S2で示すような広がりをもって車体前方下方に指向して遠くまで届くこととなる。
なお、自動二輪車の形態、操向ハンドルやホーンの形状や構造、ホーンの配設位置、開口の形状、バイザーやルーバーの形状や構造、支持ステーや補強板の形状等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。本発明に係るホーン取付構造は、自動二輪車に限られず鞍乗型の三輪車や四輪車等に適用することが可能である。
1…自動二輪車(鞍乗型車両)、2…ヘッドパイプ、5…ハンドルカバー、6…バイザー、6a…バイザーの下縁、9…操向ハンドル、9a…ハンドルバー、9b…ハンドルポスト、41a…張り出し面、50…開口、51…ルーバー、60…ホーン、60a…ホーンの中心、63…支持ステー、64…補強板、WF…前輪

Claims (6)

  1. 前輪(WF)を操舵する操向ハンドル(9)と、該操向ハンドル(9)を覆うハンドルカバー(5)と、警告音を発するホーン(60)とを有する鞍乗型車両(1)において、
    前記ホーン(60)が、前記操向ハンドル(9)を構成するハンドルバー(9a)に固定されると共に、前記ハンドルカバー(5)の内部に配設されており、
    前記ハンドルカバー(5)の車体前方側に、前記ホーン(60)を車体前方に露出させる開口(50)が設けられており、
    前記開口(50)が、前記ホーン(60)の車体下方側の部分を露出させる略方形状とされ、
    前記ハンドルカバー(5)の上面に、薄板状のバイザー(6)が近接配置されており、
    前記バイザー(6)の下縁(6a)が、前記開口(50)の前方上方に位置することで、車体正面視において、前記バイザー(6)の下縁(6a)が前記開口(50)の上縁をなすように視認されることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 前記開口(50)に、車体上下方向に指向する複数のルーバー(51)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記ハンドルバー(9a)は、ヘッドパイプ(2)に揺動自在に軸支されるハンドルポスト(9b)の上端から左右の斜め上方に延びており、
    前記ホーン(60)が、前記ハンドルポスト(9b)の上方かつ前記左右のハンドルバー(9a)の間の位置に配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記操向ハンドル(9)に、前記ハンドルポスト(9b)および前記左右のハンドルバー(9a)の車体前方側を覆う補強板(64)が固定されており、
    前記ホーン(60)を支持する支持ステー(63)が、前記補強板(64)に固定されていることを特徴とする請求項に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記ルーバー(51)が、前記バイザー(6)の下縁(6a)より車体後方側に位置しており、
    前記ハンドルカバー(5)に、前記ルーバー(51)の下端部から車体前方下方に延びる張り出し面(41a)が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記開口(50)が、少なくとも前記ホーン(60)の中心(60a)を含む車体下方側の部分を露出させることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の鞍乗型車両。
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