JP7029342B2 - モールド金型、樹脂モールド装置及び樹脂モールド方法 - Google Patents
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Description
また、特許文献2のように、モールド金型の型開閉動作を繰り返す場合には、プレス装置を高精度に位置制御する必要があり、装置構成が複雑化高度化する。
トランスファ機構の動作に伴って、チップ表面に押し当てられたチップ押さえ駒に対するキャビティ駒位置を樹脂圧によりキャビティ容積を縮小させた位置とキャビティ容積を拡大した位置との間で相対移動させてモールド樹脂を加圧成形するので、先ずアンダーフィルモールドを優先させ、その後樹脂流動性を高めてチップ間の隙間を埋めるように樹脂充填性を高めて加圧成形することができる。
これにより、キャビティ駒の少なくともランナゲート側の一部がチップ押さえ駒に対する相対移動が規制されたキャビティ容積を拡大させた位置から更なる型閉じ動作により当該キャビティ駒が再度キャビティ容積を縮小させた位置へ相対移動させることで、トランスファ成形以上に樹脂圧を高めて加圧成形でき、ボイドを可及的に減らしてチップ間の隙間やチップと基板の隙間等モールド樹脂が充填し難い領域まで充填することができる。特に、チップ押さえ駒以外のキャビティ容積を縮小することで最終的にアンダーフィルモールドと同じ高さにすることができるため、アンダーフィルモールドの樹脂充填性を向上しつつ成形品の使用樹脂量を減らすこともできる。
これにより、金型クランプによるチップ押さえ駒のチップに対する押圧力の強まりを第一コイルばねにより逃がすことができるので、ワークに対して過度の機械的なストレスが作用することはない。
また、キャビティ駒は樹脂圧が作用すると第二コイルばねが撓んでチップ押さえ駒に対する相対位置が変化するので、キャビティ容積を可変とすることができる。よって、キャビティ駒がキャビティ容積を拡大させた状態でモールド樹脂をキャビティ凹部内に受け入れ、ストッパーにより可動位置が規制されると更なる型閉じ動作によりチップ押さえ駒に対して相対位置が下方に移動してキャビティ容積を縮小させて通常のトランスファ成形に比べて高い樹脂圧を作用させて加圧成形することができる。
これにより、トランスファ機構を作動させてキャビティ凹部内にモールド樹脂を充填する際に、キャビティ駒の位置を相対移動させることで、フリップチップ接続されたチップのモールドアンダーフィルを優先して行うことができ、樹脂圧が加わるとキャビティ凹部内の空間を広げて隙間にモールド樹脂を充填し易くすることができる。
また、キャビティ駒の最終型閉じ位置をチップの上面高さ位置より下方に抑えると、通常のトランスファ成形より高い加圧力で樹脂圧を作用させることができるのでボイドを可及的に減らし、しかも無駄な樹脂量を減らして樹脂モールドすることができる。
これにより、キャビティ凹部内に充填されるモールド樹脂が加圧されてオーバーフローすることでモールド樹脂の未充填エリアを可及的に無くして成形品質を向上させることができる。
また、キャビティ駒を再度第一位置へ相対移動させてキャビティ内樹脂を加圧してキャビティ外へ押し出すことにより、通常のトランスファ成形より高い加圧力で樹脂圧を作用させることができるので、ボイドを可及的に減らし、しかも最終成形品に無駄な樹脂量を減らして樹脂モールドすることができる。
よって、チップが搭載されたワークに対してアンダーフィルモールドを伴ってチップ露出させてトランスファ成形することができる。
尚、以下ではフィルムFを用いてチップTを挟み込んで成形する場合について説明をするが、フィルムFは必ずしも必要な部材ではなく、省略しても良い。
図1はワークWとして100mm×300mmの短冊状ストリップ基板(矩形基板)を用いてモールドアンダーフィルを行う場合について例示する。
図1Aに示すように、基板K上にはチップTがマトリクス配置で実装されている。図1Bに示すように、チップTは、基板K上に形成された端子接続部にはんだバンプを介してフリップチップ接続されている。
図1Cに成形後のワークWを示す。マトリクス配置された各チップTはモールドアンダーフィルされかつチップ間の隙間までモールド樹脂Rによりモールドされている。図1では5行の例だが、図2以降省略して3行の例を示す。なお、行および列は一例であってこれに限定されるものではない。
また、上型キャビティ駒3fは樹脂圧が作用すると第二コイルばね3hが撓んで樹脂圧を吸収することでチップ押さえ駒3eに対する相対位置が変化するので、キャビティ容積を可変とすることができる。
よって、上型キャビティ駒3fがキャビティ容積を拡大させた状態でモールド樹脂Rをキャビティ凹部4内に受け入れ、上型キャビティ駒3fが第一ストッパー3mにより可動位置が規制されると更なる型閉じ動作によりチップ押さえ駒3eに対して下方に相対移動してキャビティ容積を縮小させて通常のトランスファ成形に比べて高い樹脂圧を作用させて加圧成形することができる。
次に図7に示すように下型2の更なる上動により上型クランパ3bが第3コイルバネ3cの付勢に抗して押上げる。下型インサート2bに搭載されたワークWが上昇し、チップ押さえ駒3eを押し上げるが、キャビティ駒3fは固定されたまま上昇できない。結果として上型キャビティ駒3fがチップ押さえ駒3eに対して相対的に下方に移動してモールド樹脂Rを押圧する。このとき、キャビティ容積の縮小により溢れ出したモールド樹脂Rは、樹脂路(上型ランナゲート3r、上型カル3q)を介してプランジャ5aを押し下げてポット2d内に戻される。或いはキャビティ容積の縮小によりモールド樹脂Rを上型クランパ3bに設けられた図示しないオーバーフローキャビティへ溢れ出させてもよい。
尚、チップ押さえ駒3eは第二ストッパー3nに突き当たることがないので、チップTに作用する押圧力の強まりは、第一コイルばね3kの撓みにより吸収される。また、上型クランパ3bを吊り下げ支持する第三コイルばね3cは、下型2が上動し続ける間は押し縮められて撓み続ける。
また、モールド金型1を型閉じ動作を行いチップ表面に押し当てられたチップ押さえ駒3eに対し、上型キャビティ駒3fをキャビティ容積を縮小させた第一位置でトランスファ機構5の作動によりモールド樹脂Rがキャビティに注入され、上型キャビティ駒3fの高さがチップTのアンダーフィル高さと略同じになっているため、モールド樹脂Rがゲートからその周囲の隙間に向かって順次充填され、キャビティ凹部4内に満充填することができる。
また、上型キャビティ駒3fの相対移動が規制され更なる型閉じ動作により当該上型キャビティ駒3fを、再度キャビティ容積を縮小させた第一位置へ相対移動させることでモールド樹脂Rを加圧成形するので、トランスファ成形以上に樹脂圧を高めて加圧成形でき、ボイドを可及的に減らしてチップT間の隙間やチップTと基板Kの隙間等樹脂が充填し難い領域まで充填することができる。特に、チップ押さえ駒3e以外のキャビティ容積を縮小することで最終的にアンダーフィルモールドと同じ高さにすることができるため、モールド樹脂Rの充填性を向上しつつ使用樹脂量を減らすこともできる。
次に、ワークWとして、例えばφ300mmの円形状キャリア基板(半導体ウェハ)を用いてモールドアンダーフィルを行うモールド金型について例示する。上型3の平面図(図11A)に対応するように、チップTの一例として、例えば20×30mmサイズのGPUとその周りにHBMが近接して配置された半導体チップが円形キャリア基板Kに多数搭載されたFPGA用基板である。チップTは、基板K上に形成された端子接続部にはんだバンプを介してフリップチップ接続されている(図12参照)。
実施例1ではマトリクスに配置したチップTで、各チップT間にキャビティ駒を配置することができたが、実施例2では各チップ間が狭く隣合わせに配置しているためチップT間にはキャビティ駒は配置できない。
図12において、上型3(第二の金型)には、チップ搭載部分に対向してキャビティ凹部4が形成されている。また、下型2(第一の金型)にはチップTが搭載されたワークWが支持され、キャビティ凹部4にモールド樹脂Rを圧送りするトランスファ機構5が設けられている。
同様に固定キャビティ駒3sには第二吊り下げピン3j2が貫通孔に挿入されており、ピン下端部には上型キャビティ駒3fが固定キャビティ駒3sの下面側に吊り下げ支持されている。図12では、上型キャビティ駒3fはキャビティ凹部4内にモールド樹脂Rが最初に流れるゲート側の一部のみを図示しており、チップ押さえ駒3eまでの上型キャビティ駒3fの一部だけを図示している。また、第二吊り下げピン3j2の上端部と上型チェイス3aの底面との間には第二コイルばね3h(第二付勢手段)が弾発して設けられている。
また、上型キャビティ駒3fは樹脂圧が作用すると第二コイルばね3hが撓んで樹脂圧を吸収することでチップ押さえ駒3eに対する相対位置が変化するので、キャビティ容積を可変とすることができる。
よって、上型キャビティ駒3fがキャビティ容積を拡大させた状態でモールド樹脂Rをキャビティ凹部4内に受け入れ、上型キャビティ駒3fが第一ストッパー3mにより可動位置が規制されると更なる型閉じ動作によりチップ押さえ駒3eに対して下方に相対移動してキャビティ容積を縮小させて通常のトランスファ成形に比べて高い樹脂圧を作用させて加圧成形することができる。
図12は、モールド金型1を型開きした状態を示す。上型3の上型クランプ面にはフィルムFが吸着保持されている。ワークWは第一下型インサート2b1の上面に位置決めされて支持される。図13に示すように、ワークWは下型センターインサート2cと第二下型インサート2b2に外周縁部を囲まれた状態で第一下型インサート2b1の上面に載置され、ポット2dのワーク押さえ部2d1をワークW(基板K)の上面に重ね合わせることにより位置決めされる。また、ポット2d内には固形樹脂(モールド樹脂R:樹脂タブレット)が供給される。ワークW及びモールド樹脂Rは、図示しないローダー等により同時に搬入してもよいし、個別に搬入してもよい。また、上型キャビティ駒3f及びチップ押さえ駒3eは、可動範囲の下端位置に吊り下げ支持された状態にある。このとき、上型チェイス3aの吸引路3t及び下型チェイス2aの吸引路2gより吸引動作を開始してもよい。
尚、チップ押さえ駒3eは第二ストッパー3nに突き当たることがないので、チップTに作用する押圧力の強まりは、第一コイルばね3kの撓みにより吸収される。また、上型クランパ3bを吊り下げ支持する第三コイルばね3cは、下型2とクランプしたときから下型2が上動し続ける間は押し縮められて撓み続ける。
また、モールド金型1の型閉じ動作を行いチップ表面に押し当てられたチップ押さえ駒3eに対し、上型キャビティ駒3fをキャビティ容積を縮小させた第一位置からトランスファ機構5の作動に伴ってキャビティ容積を拡大させた第二位置へ相対移動させてランナゲートからその周囲の隙間へ向かってモールド樹脂Rの充填を促しながらキャビティ凹部4内に充填することができる。
また、上型キャビティ駒3fの相対移動が規制され更なる型閉じ動作により当該上型キャビティ駒3fを再度キャビティ容積を縮小させた第一位置へ相対移動させることでモールド樹脂Rを加圧成形するので、トランスファ成形以上に樹脂圧を高めて加圧成形でき、ボイドを可及的に減らしてチップT間の隙間やチップTと基板Kの隙間等樹脂が充填し難い領域まで充填することができる。特に、チップ押さえ駒3e以外のキャビティ容積を縮小することで最終的にアンダーフィルモールドと同じ高さにすることができるため、モールド樹脂Rの充填性を向上しつつ使用樹脂量を減らすこともできる。
Claims (11)
- チップが搭載されたワークを支持する第一の金型と、チップ搭載部分に対向してキャビティ凹部が形成された第二の金型と、前記キャビティ凹部にモールド樹脂を圧送りするトランスファ機構とを備えたモールド金型であって、
前記第二の金型には、前記キャビティ凹部を形成する前記ワークをクランプするクランパと、前記クランパに囲まれて配置され、第一コイルばねにより付勢されて型閉じ状態でチップ表面に常時押し当てられるチップ押さえ駒と、前記チップ押さえ駒の周囲に配置されチェイスとの間に第二コイルばねを介して相対移動可能に支持されたキャビティ駒と、を備え、
前記トランスファ機構の動作に伴って、チップ表面に押し当てられた前記チップ押さえ駒に対する前記キャビティ駒位置を、樹脂圧の高まりにより前記第二コイルばねの付勢に抗してキャビティ容積を拡大させた位置と型閉じの進行によりキャビティ容積を縮小した位置との間で相対移動させてモールド樹脂を加圧成形することを特徴とするモールド金型。 - 前記キャビティ駒の少なくともランナゲート側の一部の前記チップ押さえ駒に対する相対移動を規制する規制部を備え、チップ表面に押し当てられた前記チップ押さえ駒に対して前記少なくとも一部のキャビティ駒がキャビティ容積を縮小させた位置で前記トランスファ機構の動作に伴ってモールド樹脂を前記キャビティ凹部内に充填させ、樹脂圧によりキャビティ容積を拡大した位置へ移動させて前記規制部により前記少なくとも一部のキャビティ駒のキャビティ容積を拡大する方向への移動が規制されると更なる型閉じ動作により当該キャビティ駒が再度キャビティ容積を縮小させた位置へ相対移動させる請求項1記載のモールド金型。
- 前記第二の金型には、チェイスに対して前記チップ押さえ駒が第一コイルばねにより付勢支持されており、前記キャビティ駒が第二コイルばねにより付勢支持されており、前記キャビティ駒が樹脂圧により前記第二コイルばねの付勢に抗して押し戻された際にストッパーにより移動規制されて前記チップ押さえ駒に対して相対移動する請求項1又は請求項2記載のモールド金型。
- 前記キャビティ駒は、型閉じ動作により前記チップ押さえ駒に押し当てられた前記チップの下面高さに相対移動し、樹脂圧により前記チップの上面高さ位置まで相対移動する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のモールド金型。
- 前記チップ押さえ駒にはチップに対向してチップ押さえ駒が各々配置されている請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のモールド金型。
- 前記第一の金型と第二の金型による型閉じ動作によりモールド金型内に減圧空間が形成される請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のモールド金型。
- 前記第二の金型の前記キャビティ凹部を含むクランプ面には、フィルムが吸着保持され、当該フィルムを介して前記チップ押さえ駒によりチップ表面に押し当てられる請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のモールド金型。
- 前記クランパには、前記キャビティ凹部内より溢れ出したモールド樹脂を収容するオーバーフローキャビティが設けられている請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のモールド金型。
- 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のモールド金型を備えた樹脂モールド装置。
- チップが搭載されたワークに対してチップ露出させてトランスファ成形する樹脂モールド方法であって、
モールド金型を型閉じし、キャビティ側部を形成するクランパによりワークをクランプする工程と、
キャビティ底部を形成するチップ押さえ駒が第一コイルばねにより付勢されてチップ表面に押し当てたまま当該チップ押さえ駒の周囲に配置されチェイスとの間に設けられた第二コイルばねにより付勢されたキャビティ駒がキャビティ容積を縮小した位置へ相対移動させる工程と、
トランスファ機構を作動させて溶融したモールド樹脂をキャビティ内に圧送りする工程と、
前記キャビティ内に満充填された樹脂圧により前記キャビティ駒が前記第二コイルばねの付勢に抗してキャビティ容積を拡大させた位置へ退避させてモールド樹脂を充填する工程と、
前記キャビティ駒のキャビティ容積を拡大させた位置への移動を規制したまま前記モールド金型の型閉じ動作を行い、前記キャビティ駒を型閉じの進行によりキャビティ容積を縮小した位置へ相対移動させてキャビティ内樹脂を加圧しキャビティ外へ押し出す工程と、
を含むことを特徴とする樹脂モールド方法。 - 前記キャビティ駒をチップ下面高さ位置である第一位置に相対移動させてモールドする請求項10記載の樹脂モールド方法。
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