JP7028575B2 - 建築用面材 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明に係る建築用面材は、所定の面に沿って設置される下地材と、該下地材上に、互いに隙間をあけて配置される仕上げ材と、隣り合う前記仕上げ材の間に形成された前記隙間に配置される目地材と、を備え、前記下地材及び前記目地材のいずれか一方には、嵌合部が設けられ、前記下地材及び前記目地材の他方には、被嵌合部が設けられ、前記目地材は、前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合により、前記下地材から離間する方向の移動が規制され、前記目地材は、前記所定の面側を向く第一対向面を有し、前記仕上げ材は、前記第一対向面と対向するとともに、該第一対向面と近接または当接配置される第二対向面を有することを特徴とする。
本実施形態に係る建築用面材の一例である床材は、バルコニー等の床面上に設置されるものである。
図1は、本発明の一実施形態に係る床材を示す斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る床材を示す分解斜視図である。図3は、本発明の一実施形態に係る床材の構成を示すために、仕上げ材を1枚だけ実線で示し、残りを二点鎖線で示した斜視図である。図2では、仕上げ材を1枚だけ実線で示し、残りを二点鎖線で示している。
図1から図3に示すように、床材100は、バルコニーの床面上に設置される下地材1と、下地材1上に設置される仕上げ材2と、仕上げ材2の間に設置される目地材3と、を備えている。
ここで、仕上げ材2の並び方向の一方向(図1に示す紙面の左奥側から右手前側に向かう方向)を横方向Xと称し、仕上げ材2の並び方向の他方向(図1に示す紙面の右奥側から左手前側に向かう方向)を縦方向Yと称することがある。
図4から図7に示すように、下地材1は、板状をなし、平面視略矩形状に形成されている。複数の下地材1が、横方向X(図1参照。以下同じ。)及び縦方向Y(図1参照。以下同じ。)にそれぞれ並んで隣接配置されている。例えば、下地材1は、樹脂やゴム等の材料により成形されている。
図8から図10に示すように、目地材3は、平面視十字状に形成されている。目地材3は、平面視直線状に延びる直線体30が、互いに直交して形成されている。各直線体30は、直線体30どうしの交点30cの一方側に配置された短辺部31、及び交点30cの他方側に配置され短辺部31よりも長さが長い長辺部32で形成されている。
図12に示すように、挿入脚部36の幅方向(隣り合う仕上げ材2の離間方向)の長さは、隣り合う仕上げ材2の隙間の長さと略同一または隙間よりも僅かに短い。
バルコニーの床面上に、下地材1を横方向X及び縦方向Yにそれぞれ並べる。次に、仕上げ材2を、横方向X及び縦方向Yに隣接する下地材1にまたがるように、下地材1上の所定の位置に設置する。目地材3を、交点30cが仕上げ材2の角部に沿うように(一の目地材3が隣接する2枚の仕上げ材2に沿うように)配置し、目地材3の挿入脚部36及び嵌合突起40を隣接する仕上げ材2の隙間2sに挿入する。この際に、目地材3の嵌合突起40の一対の係止片41は、隣接する仕上げ材2の隙間2s及び嵌合孔16の縮径部17を通過する際に互いに近接するように弾性変形し、係止片41の突出部43が嵌合孔16の拡径部18に到達すると一対の係止片41は互いに離間する方向、つまり元の状態に戻る。これにより、目地材3の係止片41が下地材1の嵌合孔16に嵌合されるとともに、目地材3の押圧面37bは仕上げ材2の面取り部21を押圧した状態となり、目地材3及び仕上げ材2が下地材1に取り付けられる。
以下の変形例において、前述した実施形態で用いた部材と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
上記に示す実施形態の変形例1について、主に図13及び図14を用いて説明する。
図13は、本発明の一実施形態の変形例1に係る床材の仕上げ材の構成を示す斜視図である。図14は、図13のD部拡大図である。図15は、本発明の一実施形態の変形例1に係る床材の構成を示す断面図である。
図13、図14及び図15に示すように、本変形例では、仕上げ材2の被押圧面22は、仕上げ材2の4箇所の角部それぞれに形成されている。被押圧面22は、仕上げ材2の上面2uに平行に、角部を中心に1/4円状に形成されている。被押圧面22と仕上げ材2の上面2uとは上下方向に連結面29で連結されている。連結面29は、被押圧面22の円弧状の外縁から立設されている。なお、被押圧面22は、仕上げ材2の対角の2箇所の角部のみに形成されていてもよい。
上記に示す実施形態の変形例2について、主に図16及び図17を用いて説明する。
図16は、本発明の一実施形態の変形例2に係る床材の仕上げ材の構成を示す斜視図である。図17は、図16のE部拡大図である。
図16及び図17に示すように、本変形例では、仕上げ材2の被押圧面23は、仕上げ材2の4辺それぞれに形成されている。被押圧面23は、仕上げ材2の各辺の略中央に形成されている。被押圧面23は、仕上げ材2の平面視内側から外側に向かうにしたがって次第に下方に傾斜している。なお、被押圧面23は、仕上げ材2の対向する2辺のみに形成されていてもよい。この構成では、仕上げ材2の辺の中央部が、目地材3の押圧面37bにより下方に押圧されている。
上記に示す実施形態の変形例3について、主に図18を用いて説明する。
図18は、本発明の一実施形態の変形例3に係る床材の構成を示す断面図である。
図18に示すように、本変形例では、変形例1と比較して、目地材3の目地上部37Aの高さが高く、目地材3の挿入脚部36Aの高さが短く形成されている。この構成では、目地材3の目地上部37Aは、当該目地上部37Aの体積に比例して質量が重くなるため、変形例1と比較して仕上げ材2の被押圧面22を強く押圧することができる。
上記に示す実施形態の変形例4について、主に図19を用いて説明する。
図19は、本発明の一実施形態の変形例4に係る床材の目地材の構成を示す斜視図である。
図19に示すように、本変形例では、目地材3Aは格子状に形成されている。目地材3Aの内側には、二点鎖線で示す仕上げ材2が目地材3Aに四方を囲まれた状態で4枚配置される。また、目地材3Aの外側に沿って仕上げ材2が12枚配置可能である。目地材3Aの外側に配置された仕上げ材(不図示)は、他の目地材3A(不図示)が組み合わさって四方を囲まれる。この構成では、一の目地材3Aに対して複数枚の仕上げ材2を設置することができるため、上記に示す実施形態のように分割された目地材3を複数設置するよりも、目地材3Aを設置する施工性が良い。
2…仕上げ材
3…目地材
11…係合腕部
12…係合突起
13…係合凹部
14…没入部
16…嵌合孔(嵌合部、凹部)
17…縮径部
18…拡径部
21…面取り部(第二対向面)
30…直線体
30c…交点
31…短辺部
32…長辺部
36…挿入脚部
37…目地上部
37a…目地仕上げ面
37b…押圧面(第一対向面)
40…嵌合突起(被嵌合部)
41…係止片(突起)
42…基部
43…突出部
43a…傾斜面
100…床材(建築用面材)
X…横方向
Y…縦方向
Claims (6)
- 所定の面に沿って設置される下地材と、
該下地材上に、互いに隙間をあけて配置される仕上げ材と、
隣り合う前記仕上げ材の間に形成された前記隙間に配置される目地材と、を備え、
前記目地材は、平面視直線状に延びる直線体が、互いに直交して形成され、
前記直線体は、前記直線体どうしの交点の一方側に配置された短辺部、及び前記交点の他方側に配置され前記短辺部よりも長さが長い長辺部で形成され、
前記下地材どうしは連結可能に構成され、
前記目地材は、隣接する複数の前記下地材上にまたがって配置され、
前記目地材には、隣接する一方の前記下地材に設けられた嵌合部及び隣接する他方の前記下地材に設けられた嵌合部にそれぞれ嵌合される被嵌合部が設けられ、
前記目地材は、前記嵌合部と前記被嵌合部との嵌合により、前記下地材から離間する方向の移動が規制され、
前記目地材は、前記所定の面側を向く第一対向面を有し、
前記仕上げ材は、前記第一対向面と対向するとともに、該第一対向面と近接または当接配置される第二対向面を有することを特徴とする建築用面材。 - 前記第一対向面は、前記第二対向面を前記所定の面側に押圧することを特徴とする請求項1に記載の建築用面材。
- 前記第一対向面及び前記第二対向面は、前記所定の面側に向かうにしたがって次第に前記隙間の幅方向の中央側に向かうように傾斜していることを特徴とする請求項1または2に記載の建築用面材。
- 前記第二対向面は、前記仕上げ材の外縁の略全長にわたって形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の建築用面材。
- 前記被嵌合部は、前記目地材に設けられ、互いに離間して配置され、前記所定の面側に突出する形状をなす一対の突起であり、
前記嵌合部は、前記下地材に設けられ、前記一対の突起を嵌合可能な凹部であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の建築用面材。 - 一の前記目地材の前記長辺部は、隣接する複数の前記下地材にまたがって配置されるとともに、一の前記目地材の前記短辺部は、隣接する複数の前記下地材のうちの1つの前記下地材にのみ配置されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の建築用面材。
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