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JP6966740B2 - ショットキーバリアダイオード - Google Patents

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Description

本発明はショットキーバリアダイオードに関し、特に、酸化ガリウムを用いたショットキーバリアダイオードに関する。
ショットキーバリアダイオードは、金属と半導体の接合によって生じるショットキー障壁を利用した整流素子であり、PN接合を有する通常のダイオードに比べて順方向電圧が低く、且つ、スイッチング速度が速いという特徴を有している。このため、ショットキーバリアダイオードはパワーデバイス用のスイッチング素子として利用されることがある。
ショットキーバリアダイオードをパワーデバイス用のスイッチング素子として用いる場合、十分な逆方向耐圧を確保する必要があることから、シリコン(Si)の代わりに、よりバンドギャップの大きい炭化シリコン(SiC)、窒化ガリウム(GaN)、酸化ガリウム(Ga)などが用いられることがある。中でも、酸化ガリウムは、バンドギャップが4.8〜4.9eVと非常に大きく、絶縁破壊電界も7〜8MV/cmと大きいことから、酸化ガリウムを用いたショットキーバリアダイオードは、パワーデバイス用のスイッチング素子として非常に有望である。酸化ガリウムを用いたショットキーバリアダイオードの例は、特許文献1〜3に記載されている。
特許文献1には、フィールドプレート構造を有するショットキーバリアダイオードが開示されている。また、特許文献2に記載されたショットキーバリアダイオードは、平面視でアノード電極と重なる位置に複数のトレンチを設け、トレンチの内壁を絶縁膜で覆った構造を有している。かかる構造により、逆方向電圧が印加されるとトレンチ間に位置するメサ領域が空乏層となるため、ドリフト層のチャネル領域がピンチオフされる。これにより、逆方向電圧が印加された場合のリーク電流を大幅に抑制することができる。
特許文献3に記載されたショットキーバリアダイオードは、窒化物層を介してドリフト層の表面を覆うp型酸化物半導体層を設けることにより、ドリフト層に空乏層を形成し、これにより逆方向電圧が印加された場合の耐圧を向上させている。
特開2017−045969号公報 特開2017−199869号公報 国際公開第2018/020849号パンフレット
しかしながら、特許文献1及び2に記載されたショットキーバリアダイオードは、アノード電極の端部に電界が集中するため、高電圧を印加するとこの部分において絶縁破壊を起こしてしまう。また、特許文献2に記載されたショットキーバリアダイオードにおいては、端部に位置するトレンチのエッジ部分にも電界が集中し、この部分において絶縁破壊を起こす可能性がある。
特許文献3に記載されたショットキーバリアダイオードは、ドリフト層の表面をp型酸化物半導体層によって覆うことにより電界を緩和しているが、p型酸化物半導体層の端部と重なる位置において、ドリフト層に電界が集中することから、この部分において絶縁破壊を起こす可能性がある。
したがって、本発明は、酸化ガリウムを用いたショットキーバリアダイオードであって、電界集中による絶縁破壊が生じにくいショットキーバリアダイオードを提供することを目的とする。
本発明によるショットキーバリアダイオードは、酸化ガリウムからなる半導体基板と、半導体基板上に設けられた酸化ガリウムからなるドリフト層と、ドリフト層とショットキー接触するアノード電極と、半導体基板とオーミック接触するカソード電極と、ドリフト層上に設けられ、平面視でアノード電極を囲む絶縁層と、アノード電極と絶縁層の間に位置するドリフト層の表面、並びに、絶縁層上に設けられた、ドリフト層と逆導電型の半導体層とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ドリフト層の表面が逆導電型の半導体層で覆われていることから、逆方向電圧を印加した場合に、ドリフト層のうち逆導電型の半導体層で覆われた部分に空乏層が広がる。これにより、アノード電極の角部における電界集中が緩和される。しかも、半導体層の一部が絶縁層上に乗り上げた、いわゆるフィールドプレート構造を有していることから、半導体層の端部に集中する電界も緩和される。これにより、逆方向電圧による絶縁破壊が生じにくいショットキーバリアダイオードを提供することが可能となる。
本発明において、半導体層は酸化物半導体材料からなるものであっても構わない。これによれば、酸化による半導体層の特性変化を防止することができる。
本発明において、アノード電極と半導体層が重なりを有していても構わない。これによれば、アノード電極の角部における電界集中をより効果的に緩和することが可能となる。
本発明において、ドリフト層は平面視でアノード電極と重なる位置に設けられた複数の中心トレンチをさらに有していても構わない。この場合、複数の中心トレンチの内壁は絶縁膜で覆われていても構わない。これによれば、逆方向電圧が印加されると中心トレンチ間に位置するメサ領域が空乏層となり、ドリフト層のチャネル領域がピンチオフされることから、逆方向電圧が印加された場合のリーク電流を大幅に抑制することができる。
このように、本発明によれば、電界集中による絶縁破壊が生じにくい酸化ガリウムを用いたショットキーバリアダイオードを提供することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態によるショットキーバリアダイオード100の構成を示す模式的な上面図である。 図2は、図1のA−A線に沿った模式的な断面図である。 図3は、第1の実施形態の第1の変形例によるショットキーバリアダイオード100aの構成を示す模式的な断面図である。 図4は、第1の実施形態の第2の変形例によるショットキーバリアダイオード100bの構成を示す模式的な断面図である。 図5は、第1の実施形態の第3の変形例によるショットキーバリアダイオード100cの構成を示す模式的な断面図である。 図6は、第1の実施形態の第4の変形例によるショットキーバリアダイオード100dの構成を示す模式的な断面図である。 図7は、第1の実施形態の第5の変形例によるショットキーバリアダイオード100eの構成を示す模式的な断面図である。 図8は、本発明の第2の実施形態によるショットキーバリアダイオード200の構成を示す模式的な断面図である。 図9は、比較例1によるショットキーバリアダイオード200aの構成を示す模式的な断面図である。 図10は、比較例2によるショットキーバリアダイオード200bの構成を示す模式的な断面図である。 図11は、実施例1のシミュレーション結果を示すグラフである。 図12は、実施例1のシミュレーション結果を示すグラフである。 図13は、実施例2のシミュレーション結果を示すグラフである。 図14は、実施例2のシミュレーション結果を示すグラフである。 図15は、実施例2のシミュレーション結果を示すグラフである。 図16は、実施例3のシミュレーション結果を示すグラフである。 図17は、実施例4のシミュレーション結果を示すグラフである。 図18は、実施例5のシミュレーション結果を示すグラフである。 図19は、実施例5のシミュレーション結果を示すグラフである。 図20は、実施例6のシミュレーション結果を示すグラフである。 図21は、実施例7のシミュレーション結果を示すグラフである。 図22は、実施例8のシミュレーション結果を示すグラフである。 図23は、実施例8のシミュレーション結果を示すグラフである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態によるショットキーバリアダイオード100の構成を示す模式的な上面図である。また、図2は、図1のA−A線に沿った模式的な断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態によるショットキーバリアダイオード100は、いずれも酸化ガリウム(β−Ga)からなる半導体基板20及びドリフト層30を備える。半導体基板20及びドリフト層30には、n型ドーパントとしてシリコン(Si)又はスズ(Sn)が導入されている。ドーパントの濃度は、ドリフト層30よりも半導体基板20の方が高く、これにより半導体基板20はn層、ドリフト層30はn層として機能する。
半導体基板20は、融液成長法などを用いて形成されたバルク結晶を切断加工したものであり、その厚み(Z方向における高さ)は250μm程度である。半導体基板20の平面サイズについては特に限定されないが、一般的に素子に流す電流量に応じて選択することになり、順方向の最大電流量が20A程度であれば、X方向における幅及びY方向における幅を2.4mm程度とすればよい。
半導体基板20は、実装時において上面側に位置する上面21と、上面21の反対側であって、実装時において下面側に位置する裏面22を有する。上面21の全面にはドリフト層30が形成されている。ドリフト層30は、半導体基板20の上面21に反応性スパッタリング、PLD法、MBE法、MOCVD法、HVPE法などを用いて酸化ガリウムをエピタキシャル成長させた薄膜である。ドリフト層30の膜厚については特に限定されないが、一般的に素子の逆方向耐電圧に応じて選択することになり、600V程度の耐圧を確保するためには、例えば7μm程度とすればよい。
ドリフト層30の上面31には、ドリフト層30とショットキー接触するアノード電極40が形成されている。アノード電極40は、例えば白金(Pt)、パラジウム(Pd)、金(Au)、ニッケル(Ni)等の金属からなる。アノード電極40は、異なる金属膜を積層した多層構造、例えば、Pt/Au、Pt/Al、Pd/Au、Pd/Al、Pt/Ti/AuまたはPd/Ti/Auであっても構わない。一方、半導体基板20の裏面22には、半導体基板20とオーミック接触するカソード電極50が設けられる。カソード電極50は、例えばチタン(Ti)等の金属からなる。カソード電極50は、異なる金属膜を積層した多層構造、例えば、Ti/AuまたはTi/Alであっても構わない。
さらに、ドリフト層30の上面31には、平面視で(Z方向から見て)アノード電極40と重ならない位置であって、アノード電極40を囲む位置に絶縁層80が設けられている。絶縁層80の材料としては、SiO、HfO、Al、ZrOなどを用いることができ、できるだけ絶縁耐圧及び比誘電率の高い材料を選択することが好ましい。但し、多くの場合、絶縁体材料の絶縁耐圧と比誘電率はトレードオフの関係にある。絶縁層80の厚みは、薄いほどドリフト層30に印加される電界の分散効果が高くなる一方、薄すぎると絶縁層80自体に印加される電界が強くなるため、これらを考慮して設計することが好ましい。具体的には、絶縁層80の厚みを600nm〜800nm程度とすることが好ましい。
アノード電極40と絶縁層80の間に位置するドリフト層30の表面は、ドリフト層30と逆導電型の半導体層70で覆われている。ドリフト層30と半導体層70は、絶縁膜などを介することなく、直接接触していても構わないし、ドリフト層30と半導体層70の間に絶縁膜などが介在していても構わない。半導体層70の一部は、絶縁層80の内周エッジを超えて絶縁層80の上面81に乗り上げており、これによりいわゆるフィールドプレート構造が実現されている。ドリフト層30の導電型はn型であることから、半導体層70としてはp型の半導体材料を用いる必要がある。p型の半導体材料としては、Si,GaAs,SiC,Ge,ZnSe,CdS,InP,SiGeなどの他、NiO,CuO、AgOなどのp型酸化物半導体を挙げることができる。p型酸化物半導体は酸化の問題がないという利点があり、中でも、NiOはp型導電性だけを示す特殊な材料であり、品質の安定化の観点から最も好ましい材料である。また、NiOはバンドギャップが3.7eVと大きいことから、酸化ガリウムの高耐圧を生かす材料として望ましい。さらに、アクセプタ濃度を制御するため、NiO(99.9%)に対して0.2〜1.0mol%程度のLiやLaをドーパントとして添加しても構わない。アクセプタ濃度は5×1017cm−3以上であることが好ましく、製造安定性の面からは5×1018cm−3以上であることがより好ましい。これは、アクセプタ濃度が低いと半導体層70の内部が空乏化してしまい、所望の機能が得られない恐れがあるからである。このため、アクセプタ濃度は高いほど好ましい。しかしながら、アクセプタ濃度が1×1022cm−3を超えると膜の特性が劣化する恐れがあるため、5×1021cm−3程度以下であることが好ましい。半導体層70は、フローティング状態であっても構わないし、アノード電極40と接していても構わない。半導体層70の表面は、SiOなどからなるパッシベーション膜で覆われていることが好ましい。
ここで、半導体層70を構成するp型酸化物が完全なアモルファス状態であると、デバイス製造中の加熱工程において意図せず結晶化してしまい、特性が不安定となるおそれがある。この点を考慮すれば、ドリフト層30上にp型酸化物を成膜した時点で、例えば体積比で50%程度結晶化させておくことにより、デバイス製造中の加熱工程における結晶化の影響を低減することができる。
半導体層70は、ドリフト層30と逆導電型であることから、ポテンシャル差によって、ドリフト層30のうち半導体層70で覆われた部分に空乏層が広がる。これにより、アノード電極40とカソード電極50の間に逆方向電圧が印加された場合に、アノード電極40の端部に集中する電界が緩和される。アノード電極40の端部に集中する電界は、アノード電極40と半導体層70の間の隙間が小さいほどより効果的に緩和されるため、両者は接触していることが好ましい。ここで、アノード電極40の外周エッジと半導体層70の内周エッジを完全に一致させることが困難である場合には、図3に示す第1の変形例によるショットキーバリアダイオード100aのように、アノード電極40の外周エッジを覆うよう、半導体層70の一部をアノード電極40上に形成しても構わないし、図4に示す第2の変形例によるショットキーバリアダイオード100bのように、半導体層70の内周エッジを覆うよう、アノード電極40の一部を半導体層70上に形成しても構わない。これらによれば、アノード電極40と半導体層70に重なりが生じることから、アノード電極40と半導体層70を確実に接触させることが可能となる。
但し、本発明において、アノード電極40と半導体層70を接触させることは必須でなく、図5に示す第3の変形例によるショットキーバリアダイオード100cのように、アノード電極40の外周エッジと半導体層70の内周エッジの間にギャップG1が存在していても構わない。アノード電極40の端部に集中する電界は、ギャップG1が大きくなるほど強くなることから、ギャップG1はできるだけ狭いことが好ましい。
このように、半導体層70を設けることによってアノード電極40の端部に集中する電界が緩和されるが、半導体層70を設けると、その外周エッジに電界が集中する。しかしながら、半導体層70の外周エッジは絶縁層80上に位置していることから、半導体層70の外周エッジに集中する電界は、絶縁層80によって緩和される。このように、本実施形態においては、アノード電極40の端部に集中する電界が半導体層70によって緩和されるとともに、半導体層70の外周エッジに集中する電界が絶縁層80によって緩和されることから、逆方向電圧が印加された場合に絶縁破壊を防止することが可能となる。
また、半導体層70が完全な連続膜である必要はなく、図6に示す第4の変形例によるショットキーバリアダイオード100dのように、半導体層70に設けられたスリットや切り欠きからドリフト層30が部分的に露出していても構わないし、図7に示す第5の変形例によるショットキーバリアダイオード100eのように、半導体層70に設けられたスリットや切り欠きから絶縁層80が部分的に露出していても構わない。但し、半導体層70にスリットや切り欠きなどが存在すると、この部分に電界が集中することから、スリットや切り欠きからなるギャップG2,G3はできるだけ狭いことが好ましい。
以上説明したように、本実施形態によるショットキーバリアダイオード100は、アノード電極40と絶縁層80の間に位置するドリフト層30の表面がドリフト層30と逆導電型の半導体層70で覆われていることから、アノード電極40の端部に集中する電界が半導体層70によって広がる空乏層によって緩和されるとともに、半導体層70が絶縁層80に乗り上げたフィールドプレート構造を有していることから、半導体層70の外周エッジに集中する電界も緩和される。これにより、電界集中による絶縁破壊を防止することが可能となる。
<第2の実施形態>
図8は、本発明の第2の実施形態によるショットキーバリアダイオード200の構成を示す模式的な断面図である。
図8に示すように、第2の実施形態によるショットキーバリアダイオード200においては、ドリフト層30に複数の中心トレンチ60が設けられている。中心トレンチ60は、いずれも平面視でアノード電極40と重なる位置に設けられており、その内壁はHfOなどからなる絶縁膜61で覆われている。中心トレンチ60の内部は、導電性材料によって埋め込まれている。中心トレンチ60を埋め込む導電性材料は、アノード電極40と同じ材料であっても構わないし、高濃度にドーピングされた多結晶Siや、Ni、Au等の金属材料であっても構わない。本実施形態においては、ドリフト層30に複数の中心トレンチ60が設けられているため、アノード電極40の材料としては、モリブデン(Mo)や銅(Cu)などの仕事関数が低い材料を用いることができる。また、本実施形態においては、ドリフト層30のドーパント濃度を5×1016cm−3程度に高めることができる。その他の構成は、第1の実施形態によるショットキーバリアダイオード100と基本的に同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
ドリフト層30のうち中心トレンチ60間に位置する部分はメサ領域を構成する。メサ領域は、アノード電極40とカソード電極50との間に逆方向電圧が印加されると空乏層となるため、ドリフト層30のチャネル領域がピンチオフされる。これにより、逆方向電圧が印加された場合のリーク電流が大幅に抑制される。
このような構造を有するショットキーバリアダイオードにおいては、端部に位置する中心トレンチ60aの底部に電界が集中し、この部分が絶縁破壊しやすくなる。しかしながら、本実施形態によるショットキーバリアダイオード200においては、ドリフト層30の表面が半導体層70で覆われているとともに、半導体層70が絶縁層80に乗り上げたフィールドプレート構造を有していることから、端部に位置する中心トレンチ60aの電界が緩和される。
このように、本実施形態によるショットキーバリアダイオード200は、第1の実施形態によるショットキーバリアダイオード100による効果に加え、逆方向電圧が印加された場合のリーク電流を削減できるという効果を有する。
本実施形態においては、中心トレンチ60の内壁を絶縁膜61で覆うとともに、中心トレンチ60の内部をアノード電極40と同じ材料で埋め込んでいるが、絶縁膜61を用いることなく、逆導電型(本実施形態ではp型)の半導体材料で埋め込んでも構わない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
図8に示したショットキーバリアダイオード200と同様の構造を有する実施例1のシミュレーションモデルを想定し、アノード電極40とカソード電極50の間に逆方向電圧を印加した場合の電界強度をシミュレーションした。アノード電極40の材料はMoとし、カソード電極50はTiとAuの積層膜とした。半導体基板20のドーパント濃度については1×1018cm−3とし、ドリフト層30のドーパント濃度としては5×1016cm−3とした。ドリフト層30の厚みは7μmとした。中心トレンチ60の深さ及び幅はそれぞれ3μm及び1μmとし、メサ領域のメサ幅は2μmとし、中心トレンチ60の内壁に形成される絶縁膜61は、厚さ50nmのHfO膜とした。半導体層70としては、アクセプタ濃度が1×1019cm−3のNiOを用い、その厚みは100nmとした。また、絶縁層80の材料としては、SiOを用いた。絶縁層80の厚みa、ドリフト層30と接する半導体層70の幅b及び絶縁層80上における半導体層70の幅cについては、それぞれ600nm、30μm、30μmとした。
比較のため、図9に示すショットキーバリアダイオード200aと同様の構造を有する比較例1のシミュレーションモデル、並びに、図10に示すショットキーバリアダイオード200bと同様の構造を有する比較例2のシミュレーションモデルを想定し、アノード電極40とカソード電極50の間に逆方向電圧を印加した場合の電界強度をシミュレーションした。図9に示すショットキーバリアダイオード200aは、半導体層70及び絶縁層80が削除されている点において、図8に示したショットキーバリアダイオード200と相違している。また、図10に示すショットキーバリアダイオード200bは、半導体層70が削除されているとともに、アノード電極40の外周部が絶縁層80の上面81に乗り上げたフィールドプレート構造を有している点において、図8に示したショットキーバリアダイオード200と相違している。
図11は、図8〜図10に示す領域B及びCに印加される電界の強度を示している。領域Bは端部に位置しない中心トレンチ60の直下の領域であり、領域Cは端部に位置する中心トレンチ60aの直下の領域である。また、図12は、絶縁層80に印加される電界の最大値を示している。
図11に示すように、領域Bに印加される電界の強度はいずれのシミュレーションモデルにおいても6.8MV/cmであったが、領域Cに印加される電界の強度は、実施例1のシミュレーションモデルにおいて7.8MV/cm、比較例1及び2のシミュレーションモデルにおいてそれぞれ8.1MV/cm、7.9MV/cmであった。このように、比較例1のシミュレーションモデルにおいては、酸化ガリウムの耐圧である約8MV/cmを超えていたが、実施例1及び比較例2のシミュレーションモデルにおいては、酸化ガリウムの耐圧である約8MV/cmを超えなかった。
しかしながら、図12に示すように、比較例2のシミュレーションモデルにおいては、絶縁層80に印加される電界の最大値が13.6MV/cmであり、SiOの絶縁耐圧である約10MV/cmを大幅に超えていた。これに対し、実施例1のシミュレーションモデルにおいては、絶縁層80に印加される電界の最大値が9.4MV/cmであり、SiOの絶縁耐圧である約10MV/cm未満であった。
実施例1と同様の構成を有する実施例2のシミュレーションモデルを想定し、絶縁層80の厚みaを種々に変化させ、アノード電極40とカソード電極50の間に逆方向電圧を印加した場合の電界強度をシミュレーションした。ドリフト層30と接する半導体層70の幅b及び絶縁層80上における半導体層70の幅cについては、それぞれ10μm、10μmとした。
図13〜図15は、実施例2のシミュレーション結果を示すグラフである。図13に示す値は、ドリフト層30のうち絶縁層80の内周エッジを覆う部分、つまり、図8に示す領域Aに印加される電界の強度を示している。また、図14に示す値は図8に示す領域B及びCに印加される電界の強度を示している。領域Bは端部に位置しない中心トレンチ60の直下の領域であり、領域Cは端部に位置する中心トレンチ60aの直下の領域である。さらに、図15に示す値は、絶縁層80に印加される電界の最大値である。
図13に示すように、絶縁層80の厚みaが厚くなるほど領域Aに印加される電界の強度は強くなったが、少なくとも絶縁層80の厚みaが800nm以下の領域では、酸化ガリウムの耐圧である約8MV/cmを超えることはなかった。一方、図14に示すように、絶縁層80の厚みaが300nm以上であれば、絶縁層80の厚みaを変化させても領域Cに印加される電界の強度はほとんど変化せず、いずれも7.8MV/cmであった。これに対し、絶縁層80の厚みaが0nmである場合、つまり、絶縁層80が存在しない場合には、領域Aに印加される電界の強度は8.1MV/cmであった。さらに、図15に示すように、絶縁層80の厚みaが600nm以上であれば、絶縁層80の厚みaを変化させても絶縁層80に印加される電界の強度はほとんど変化せず、いずれも9.4MV/cmであった。これに対し、絶縁層80の厚みaが500nmである場合に絶縁層80に印加される電界の強度は10.2MV/cm、絶縁層80の厚みaが300nmである場合に絶縁層80に印加される電界の強度は11.4MV/cmであった。したがって、SiOの絶縁耐圧が約10MV/cmであることを考慮すると、絶縁層80の厚みaについては600nm以上とすることが好ましいと言える。
実施例1と同様の構成を有する実施例3のシミュレーションモデルを想定し、ドリフト層30と接する半導体層70の幅bを種々に変化させ、アノード電極40とカソード電極50の間に逆方向電圧を印加した場合の電界強度をシミュレーションした。絶縁層80の厚みa及び絶縁層80上における半導体層70の幅cについては、それぞれ600nm、10μmとした。
図16は、実施例3のシミュレーション結果を示すグラフである。図16に示す値は図8に示す領域Aに印加される電界の強度を示している。図16に示すように、ドリフト層30と接する半導体層70の幅bを変化させても領域Aに印加される電界の強度はほとんど変化せず、いずれも6.2MV/cmであった。
実施例1と同様の構成を有する実施例4のシミュレーションモデルを想定し、絶縁層80上における半導体層70の幅cを種々に変化させ、アノード電極40とカソード電極50の間に逆方向電圧を印加した場合の電界強度をシミュレーションした。絶縁層80の厚みa及びドリフト層30と接する半導体層70の幅bについては、それぞれ600nm、10μmとした。
図17は、実施例4のシミュレーション結果を示すグラフである。図17に示す値も図8に示す領域Aに印加される電界の強度を示している。図17に示すように、絶縁層80上における半導体層70の幅cを変化させても領域Aに印加される電界の強度はほとんど変化せず、いずれも6.3MV/cmであった。
実施例1と同様の構成を有する実施例5のシミュレーションモデルを想定し、図5に示すギャップG1を種々に変化させ、アノード電極40とカソード電極50の間に逆方向電圧を印加した場合の電界強度をシミュレーションした。絶縁層80の厚みa、ドリフト層30と接する半導体層70の幅b及び絶縁層80上における半導体層70の幅cについては、それぞれ600nm、30μm、30μmとした。
図18及び図19は、実施例5のシミュレーション結果を示すグラフである。図18に示す値は図5に示す領域Dに印加される電界の強度を示し、図19に示す値は図8に示す領域B及びCに印加される電界の強度を示している。領域DはギャップG1の直下の領域である。図18に示すように、領域Dに印加される電界は、ギャップG1が大きいほど強くなり、ギャップG1が4μmである場合の電界は7.6MV/cmであり、ギャップG1が5μmである場合の電界は9.4MV/cmであった。また、図19に示すように、領域Cに印加される電界も、ギャップG1が大きいほど強くなり、ギャップG1が4μmである場合の電界は8.0MV/cmであり、ギャップG1が5μmである場合の電界は8.1MV/cmであった。したがって、酸化ガリウムの耐圧が約8MV/cmである点を考慮すると、ギャップG1は4μm以下とすることが好ましいと言える。
実施例1と同様の構成を有する実施例6のシミュレーションモデルを想定し、図6に示すギャップG2を種々に変化させ、アノード電極40とカソード電極50の間に逆方向電圧を印加した場合の電界強度をシミュレーションした。絶縁層80の厚みa、ドリフト層30と接する半導体層70の幅b及び絶縁層80上における半導体層70の幅cについては、それぞれ600nm、30μm、30μmとした。
図20は、実施例6のシミュレーション結果を示すグラフである。図20に示す値は図6に示す領域Eに印加される電界の強度を示している。領域EはギャップG2の直下の領域である。図20に示すように、領域Eに印加される電界は、ギャップG2が大きいほど強くなり、ギャップG2が2μmである場合の電界は6.9MV/cmであり、ギャップG2が3μmである場合の電界は8.3MV/cmであった。したがって、酸化ガリウムの耐圧が約8MV/cmである点を考慮すると、ギャップG2は2μm以下とすることが好ましいと言える。
実施例1と同様の構成を有する実施例7のシミュレーションモデルを想定し、図7に示すギャップG3を種々に変化させ、アノード電極40とカソード電極50の間に逆方向電圧を印加した場合の電界強度をシミュレーションした。絶縁層80の厚みa、ドリフト層30と接する半導体層70の幅b及び絶縁層80上における半導体層70の幅cについては、それぞれ600nm、30μm、30μmとした。
図21は、実施例7のシミュレーション結果を示すグラフである。図21に示す値は図7に示す領域Fに印加される電界の強度を示している。領域FはギャップG3の直下に位置する領域である。図21に示すように、領域Fに印加される電界は、ギャップG3が大きいほど強くなり、ギャップG3が2μmである場合の電界は9.3MV/cmであり、ギャップG3が3μmである場合の電界は10.4MV/cmであった。したがって、SiOの耐圧が約10MV/cmである点を考慮すると、ギャップG3は2μm以下とすることが好ましいと言える。
実施例1と同様の構成を有する実施例8のシミュレーションモデルを想定し、絶縁層80の比誘電率εを種々に変更し、アノード電極40とカソード電極50の間に逆方向電圧を印加した場合の電界強度をシミュレーションした。絶縁層80の厚みa、ドリフト層30と接する半導体層70の幅b及び絶縁層80上における半導体層70の幅cについては、それぞれ600nm、30μm、30μmとした。
図22及び図23は、実施例8のシミュレーション結果を示すグラフである。図22に示す値は、ドリフト層30のうち半導体層70で覆われた部分における電界の強度の最大値を示し、図23に示す値は、絶縁層80に印加される電界の強度の最大値を示している。図22及び図23に示すように、ドリフト層30及び絶縁層80に印加される電界は、比誘電率εが高いほど緩和される。また、比誘電率εが3〜30の範囲では、ドリフト層30に印加される電界は酸化ガリウムの絶縁耐圧である8MV/cm以下であった。
一方、絶縁層80の絶縁耐圧は選択する材料によって異なるため、図23に示す曲線よりも絶縁耐圧の高い材料を選択すれば良い。例えば、SiOは誘電率が3.9であり、絶縁耐圧が10MV/cm以上であるため、絶縁層80の材料として適切であると言える。
20 半導体基板
21 半導体基板の上面
22 半導体基板の裏面
30 ドリフト層
31 ドリフト層の上面
40 アノード電極
50 カソード電極
60 中心トレンチ
60a 端部に位置する中心トレンチ
61 絶縁膜
70 半導体層
80 絶縁層
81 絶縁層の上面
100,100a〜100e,200,200a,200b ショットキーバリアダイオード
A〜F 領域
G1〜G3 ギャップ

Claims (5)

  1. 酸化ガリウムからなる半導体基板と、
    前記半導体基板上に設けられた酸化ガリウムからなるドリフト層と、
    前記ドリフト層とショットキー接触するアノード電極と、
    前記半導体基板とオーミック接触するカソード電極と、
    前記ドリフト層上に設けられ、平面視で前記アノード電極を囲む絶縁層と、
    前記アノード電極と前記絶縁層の間に位置する前記ドリフト層の表面、並びに、前記絶縁層上に設けられた、前記ドリフト層と逆導電型の半導体層と、を備えることを特徴とするショットキーバリアダイオード。
  2. 前記半導体層が酸化物半導体材料からなることを特徴とする請求項1に記載のショットキーバリアダイオード。
  3. 前記アノード電極と前記半導体層が重なりを有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のショットキーバリアダイオード。
  4. 前記ドリフト層は、平面視で前記アノード電極と重なる位置に設けられた複数の中心トレンチをさらに有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のショットキーバリアダイオード。
  5. 前記複数の中心トレンチの内壁は絶縁膜で覆われていることを特徴とする請求項4に記載のショットキーバリアダイオード。
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