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JP6951218B2 - 電気機器 - Google Patents

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JP6951218B2
JP6951218B2 JP2017229119A JP2017229119A JP6951218B2 JP 6951218 B2 JP6951218 B2 JP 6951218B2 JP 2017229119 A JP2017229119 A JP 2017229119A JP 2017229119 A JP2017229119 A JP 2017229119A JP 6951218 B2 JP6951218 B2 JP 6951218B2
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Description

本発明は、机上や卓上に置いて使用する電気機器に関するものである。
従来、この種の電気機器として、例えば、基部と、この基部に取り付けられた支柱部(本願発明の起立部に相当する)とを有し、前記基部に載置受部を設けることで、タブレット端末やスマートホン等の携帯端末を前記載置受部と支柱部とで支持して設置することができる照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。このような電気機器は、携帯端末を設置させることで、机上や卓上を広く使用することができる。
特開2016−72128号公報
前記電気機器に設置される携帯端末は、設置した状態で使用するばかりでなく、設置した状態で充電できるようにするのが望ましい。なお、このような携帯端末は、従来の携帯電話のような専用の充電接点を有さず、汎用性の高い接続端子(メス側)を設けるものが一般的である。そして、この接続端子(メス側)に接続される接続端子(オス側)は、給電ケーブルの先端に設けられる。即ち、携帯端末側の接続端子に充電用の接続端子を接続すると、携帯端末から給電ケーブルが伸びるような形になる。
しかしながら、このような携帯端末の多くは、通常使用姿勢における携帯端末の下部に接続端子が設けられる。従って、通常使用姿勢では、携帯端末の下部から下方に給電ケーブルが伸びるような形になるため、通常使用姿勢で設置して充電しながら使用し難いという問題があった。また、通常使用姿勢における側部や上部に接続端子を有する携帯端末では、通常使用姿勢で設置して充電しながら使用し易いという利点があるものの、接続された給電ケーブルが机上や卓上で邪魔になる虞があった。
本発明は以上の問題点を解決し、携帯端末を設置した状態で使用し易く且つ給電ケーブルが邪魔にならない電気機器を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の電気機器は、基部と、この基部の後部に設けられた起立部とを有する電気機器において、前記基部の上面に設けられた載置受部と、この載置受部に設けられた孔部と、この孔部と連通する溝部とを有し、この溝部が、前記基部の上面から側面にかけて開放すると共に、前記孔部が、前記溝部の前記起立部側で且つ載置受部の間に設けられるものである。
また、本発明の請求項2に記載の電気機器は、請求項1において、前記孔部が、前記溝部の深さ方向の上部において前記溝部と連通するものである。
また、本発明の請求項3に記載の電気機器は、請求項2において、前記孔部が、前記溝部の深さ方向の全域において前記溝部と連通するものである。
また、本発明の請求項4に記載の電気機器は、請求項1において、前記孔部が上下に貫通する貫通孔であり、この孔部の下端部と連通するように第二の溝部が前記基部の底部に設けられるものである。
更に、本発明の請求項5に記載の電気機器は、請求項1において、給電部を備えるものである。
本発明の請求項1に記載の電気機器は、以上のように構成することにより、給電ケーブルが接続された携帯端末を載置受部と起立部とで支持して設置した際に、前記給電ケーブルが、前記載置受部の間に設けられる孔部及びこの孔部と連通する溝部に通されて、前記基部の側部に引き出されるようにできるので、給電ケーブルが邪魔にならないようにすることができる。また、前記携帯端末が、通常使用姿勢における下部に給電端子を有するものであっても、前記載置受部の間に設けられる孔部に前記給電ケーブルが通されるので、前記携帯端末を通常使用姿勢で前記電気機器に設置することができ、これによって、前記携帯端末を設置した状態で使用し易くすることができる。
なお、前記孔部が、前記溝部の深さ方向の上部において前記溝部と連通することで、前記給電ケーブルの端子部分を前記孔部に配置した状態で、前記ケーブルの電線部分を前記溝部に通すことができる。
また、前記孔部が、前記溝部の深さ方向の全域において前記溝部と連通することで、前記給電ケーブルの端子部分を前記孔部に配置した状態で、この端子部分に負担をかけることなく前記ケーブルの電線部分を前記溝部に通すことができる。
また、前記孔部が上下に貫通する貫通孔であり、この孔部の下端部と連通するように第二の溝部が前記基部の底部に設けられることで、前記給電ケーブルを前記孔部から第二の溝部に通すこともできるので、前記給電ケーブルが邪魔にならないようにすることができる。
更に、給電部を備えることで、前記携帯端末への給電を容易に行うことができる。
本発明の実施例1を示す電子機器の斜視図である。 同、正面図である。 同、側面図である。 同、縦断面図である。 同、下部の拡大断面図である。 同、背面図である。 同、下部の斜視図である。 同、下部の平面図である。 同、底面図である。 同、使用状態の斜視図である。 本発明の実施例2を示す正面図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
以下、本発明の実施例1について、図1〜図10に基づいて説明する。なお、主として、図2の正面図に基づいて、前後左右を規定する。即ち、図2における左側を左、右側を右として説明する。
1は本発明の電気機器である電気スタンドである。この電気スタンド1は、合成樹脂製の基部2と、この基部2の後部で該基部2の上に立設した合成樹脂製の支柱部3とを有し、この支柱部3が起立部である。前記支柱部3の上部に首部4が可動に設けられ、この首部4の先端に灯体5が可動に設けられる。
前記基部2は、前側の幅が後側の幅より広い平面視で略台形状の板状底面部11を有し、載置面でもある被照射面に当接状態で載置される。また、前記基部2の上面たる上面部12には、後述する携帯端末等を載置する載置受部12Aが設けられる。この例では、前記載置受部12Aは、板状をなす上面部12の上面により構成されている。なお、前記上面部12及び載置受部12Aは左右対称であるが、非対称でもよい。
前記基部2の載置受部12Aは、水平又は前側に向かって上向きに傾斜し、水平に配置した前記底面部11に対して、0度乃至45度、好ましくは、5度乃至30度程度の角度をなす。また、前記基部2の周囲には、前側に向かって低くなるように傾斜した前面部13と、後面部14と、左,右側面部15,15が設けられる。そして、前記前面部13は、前記上面部12の前側と底面部11の前側との間に設けられる。なお、前記上面部12,前面部13,後面部14及び左,右側面部15,15は、それぞれ板状部材から形成される。このため、前記基部2の内部は中空である。
前記載置受部12Aの左右方向中央には、後述する溝部21の位置より前記支柱部3側に孔部16が形成される。即ち、左右の前記載置受部12Aの間に、前記孔部16が位置する。この孔部16は、前記上面部12の載置受部12Aと底面部11に開口する貫通孔であり、左右の内面部17,17を有し、これら左右の内面部17,17の間に形成される。そして、図8等に示すように、これら左右の内面部17,17は、平面視で後側から前側に間隔が広がる。また、左右の内面部17,17の後端同士が円弧状内面部18により連結される。そして、左右方向中央の孔部16により、後側の後側載置受部12Uを残して、前記載置受部12Aが左右に分割される。
前記基部2には、前記孔部16の前側左右に、該孔部16と連通して、左右方向の溝部21,21が形成される。この例では、これら左右の溝部21,21は、前記上面部12の前端側に形成される。これら左右の溝部21,21の左右外側は、前記左右の側面部15,15にそれぞれ開口する。左右の溝部21,21及び孔部16の前側には、左右方向の前側内面部22が位置する。なお、前記溝部21の前後幅に比べて、前記孔部16の前後幅及び左右最大幅は大きく形成される。
前記前側内面部22は、前記前面部13の上縁から垂設され、下方に向かって僅かに後向きに傾斜する。なお、前記前面部13の上縁が前記上面部12の前端12Mである。
前記溝部21の後側の左右に、左右の後側内面部23,23が位置する。これら左右の後側内面部23,23の内端と、前記孔部16の左右の内面部17,17の前端とは、湾曲角部24,24により連結される。また、左右の後側内面部23,23は上面部12の載置受部12Aの前側から下方に略垂直に垂設される。さらに、前記左右の溝部21,21の底部には、前記底面部11より上方に、左右の溝底面部25,25が略水平に形成される。そして、左右の溝底面部25,25の左右方向中央側の内縁と前記底面部11とが左右の傾斜曲面部26,26により連結される。これらの傾斜曲面部26,26は、中央に向かうほど傾きが大きくなるように形成される。前記左右の溝底面部25,25は、前記左右の側面部15,15に連通する。即ち、左右の溝部21,21は、その左右両端における全深さにおいて、左右の側面部15,15に開口する。そして、後側内面部23の上縁を基準として、溝部21の左右両端部における深さ寸法は、孔部16の深さ寸法の0.5〜0・7倍程度である。
図2及び図8等に示すように、前記左右の傾斜曲面部26,26は対向して設けられる。そして、これら左右の傾斜曲面部26,26の間隔は、前記左右の内面部17,17の前側の間隔より広く形成される。また、前記傾斜曲面部26と底面部11との間に、前記孔部16の前側下部を構成する前側孔部27が形成される。この前側孔部27は貫通孔である。そして、その前側孔部27の左右に前記左右の溝部21,21が位置する。
図5、図6及び図9等に示すように、前記底面部11の左右方向中央には、前後方向に伸びる第二の溝部31が上側に凹んで形成される。この底面側溝部たる第二の溝部31は、その前端が前記孔部16の後下部に連結される。そして、前記第二の溝部31と孔部16との間には、図5等に示すように、後側から前側に向かうに従って高くなるように湾曲する湾曲部32が形成される。
また、前記底面部11の後部には、上側に凹んだ凹所33が形成される。この凹所33は、図9等に示すように、基部2に形成された凹所上面部33Jと、凹所前面部33Mと、左右の凹所側面部33S,33Sの間に形成され、図5に示すように、底面と後面が開口する。また、左右の凹所側面部33S,33Sの後端と前記基部2の左右の側面部15,15の下部後側との間には、湾曲部34,34が形成される。そして、前記凹所前面部33Mの下部に、下側が開口した開口部35が形成され、この開口部35に前記第二の溝部31の後端が連結される。これら開口部35及び第二の溝部31は、略同一形状で、断面略逆U字状をなす。
前記上面部12の載置受部12Aには、前記孔部16の左右に、シリコンゴム板等の摩擦の大きい滑り止め部材41,41がそれぞれ固定される。そして、これら滑り止め部材41,41の上面により、滑り止め部が構成される。また、これらの滑り止め部材41の上面には、小凸部42が複数形成される。
前記支柱部3は、前面が開口したケース本体45と、このケース本体45の前面開口部45Kを塞ぐケース前面部46とを備え、合成樹脂からなる。そして、この支柱部3の前面であるケース前面部46が傾斜支持部である。また、前記支柱部3は、下方から上方に向かって左右幅及び前後幅が縮小する形状をなし、前記ケース前面部46の上部が後退するように傾く。なお、この例では、ケース前面部46の下部に前記上面部12が一体に設けられる。また、前記ケース本体45は、ケース後面部47と、このケース後面部47から前側に向かって相互の間隔が広がる左右のケース側面部48,48とを有し、これら左右のケース側面部48,48の前縁部間に前記前面開口部45Kが形成される。
前記基部2の前記左右の側面部15,15の後部は、前記左右のケース側面部48,48の下部に連続して形成される。また、前記基部2の前記後面部14は、前記ケース後面部47に連続して形成される。
前記ケース後面部47には、複数のボス部51が前方に向かって突設され、このボス部51に対応して、前記ケース前面部46の後面に挿入ボス部52が後方に向かって突出される。そして、この挿入ボス部52の先端を前記ボス部51の先端に係入し、このボス部51の後方から挿通したネジ53を、前記挿入ボス部52に螺着することにより、前記ケース本体45に前記ケース前面部46を固定することができる。
図4に示すように、前記基部2と前記ケース本体45には電源基板55が内蔵される。そして、この電源基板55の後部は、基板カバー55Aにより覆われる。また、図5に示すように、前記凹所前面部33Mの上部にはコード用開口部56が形成される。更に、このコード用開口部56に電源コード57が挿通保持され、この電源コード57が前記電源基板55に電気的に接続される。
また、図1等に示すように、基部2の外面である右の側面部15には、給電部61が設けられる。そして、この給電部61は、給電プラグ62を電気的に接続する接続口61Aが前後に並んで2つ設けられる。前記給電部61には、前記電源基板55から電気が供給される。
また、前記給電プラグ62は給電ケーブル63を備え、この給電ケーブル63の先端に端子64が設けられ、この端子64が携帯端末65の給電端子68に接続される。前記携帯端末65としては、携帯電話、スマートホン、タブレット端末、電子書籍端末等の情報通信可能な携帯型の電子機器が例示され、その前面に表示部66を有する。そして、携帯端末65が前記載置受部12Aに載置される載置物である。
前記首部4の内部には、それ自体が可撓性を有するフレキシブルシャフト4Aが設けられる。
図4等に示すように、前記灯体5は、前記首部4の先端に連結された灯体ケース71を備える。この灯体ケース71の先端側には、フード部72が先端側に向かって延設される。前記灯体ケース71は合成樹脂製で、光を通さない不透明な材料からなる。なお、前記灯体5は、前記首部4の軸中心に対して、水平位置より上下それぞれ45度程度回動可能である。また、前記灯体5は、前記首部4を屈曲させることにより、向きを自由に変更することができる。なお、この例の前記灯体5の水平位置とは、前記灯体ケース71のフード部72が水平線と略平行となる状態の位置を指す。
前記灯体5は、光源としての複数の照明用LED73を有する。これらのLED73は、金属基板74上に左右一列に複数並べて設けられ、前記フード部72の下部開口部75から外部に光を照射する。
更に、前記基部2の前面部13には操作部が設けられる。この操作部は、中央にメインスイッチ77、左右に調光スイッチ78L,78Rが設けられる。これらは、いずれもタッチ式の静電スイッチであり、前記電源基板55に電気的に接続される。そして、前記メインスイッチ77により、LED73のオンオフ操作を行うことができ、右の調光スイッチ78Rを操作することにより、光量を上げることができ、左の調光スイッチ78Lを操作することにより、光量を下げることができる。なお、一例として、図示しないが、右の調光スイッチ78Rにはプラスの図形が付され、左の調光スイッチ78Lにはマイナスの図形が付される。また、図2の正面図では、スイッチ77,78L,78Rを図示省略する。
次に、本実施例の作用について説明する。なお、前記電気スタンド1は、前記電源コード57により、予め図示しない交流電源に接続されているものとする。そして、使用者が前記メインスイッチ77を操作することで、前記灯体5に設けられた前記LED73に電力が供給され、このLED73が発光する。
なお、前記LED73に通電することで発生する熱は、前記金属基板74を介して放熱体(図示せず)に移動し、この放熱体から放出される。
また、図10に示すように、携帯端末65を立て掛けて支持することができる。具体的には、前記携帯端末65の下縁部67を載置受部12Aの滑り止め部材41に載置すると共に、携帯端末65の後面上側をケース前面部46、即ち支柱部3に立て掛ける。こうして、電気スタンド1にセットした携帯端末65を使用することができ、また、LED73により照明することもできる。
更に、電気スタンド1にセットした状態で、携帯端末65を充電することができる。具体的には、左の側面部15に位置する給電部61に、給電プラグ62を接続する。この場合、給電ケーブル63が前側を向くように給電プラグ62を接続することが好ましい。そして、給電ケーブル63を左の側面部15に開口する左の溝部21に挿入し、端子64を孔部16に通し、端子64を携帯端末65の給電端子68に挿入接続する。この場合、携帯端末65の下縁部67中央の給電端子68に端子64を接続する。特に、下縁部67中央の給電端子68に端子64を接続し、端子64が孔部16に位置するようにセットすると、携帯端末65の通常の使用姿勢で使用しながら、充電することができる。この際、前記溝部21の中央部に傾斜曲面部26が形成されるので、前記給電ケーブル63を緩やかに屈曲させることができる。従って、この給電ケーブル63に負担をかけにくくすることができる。なお、左側面に給電端子68を有する携帯端末65の場合、給電ケーブル63を右側から前記溝部21に挿入し、左側から引き出して、端子64を給電端子68に接続するようにしても良い。また、給電ケーブル63を右側から前記溝部21に挿入し、孔部16から引き出して、端子64を給電端子68に接続するようにしても良い。更に、右側面に給電端子68を有する携帯端末65の場合、給電ケーブル63を溝部21に挿入しなくても良い。給電ケーブル63を頻繁に携帯する場合、このように、給電ケーブル63を溝部21の側部から挿入するようにすれば、簡単に給電ケーブル63を電気スタンド1から取り外すことができるので、便利である。
また、給電プラグ62の前後向きを変えて給電部61に接続し、給電ケーブル63を後側から第二の溝部31内に配置し、先端の端子64を孔部16から上部に引き出し、端子64を給電端子68に接続し、携帯端末65の下縁部67を載置受部12Aに載置することもできる。この際、前記第二の溝部31の前端に湾曲部32が形成されるので、この湾曲部32に沿って前記給電ケーブル63を緩やかに屈曲させることができる。従って、この給電ケーブル63に負担をかけにくくすることができる。このようにすると、基部2において、給電プラグ62の前側に給電ケーブル63が露出しないばかりでなく、端子64も露出しない。なお、側面に給電端子68を有する携帯端末65の場合、給電ケーブル63を孔部16又は溝部21の側部から引き出して、端子64を給電端子68に接続するようにしても良い。給電ケーブル63を頻繁に携帯しない場合、このように、給電ケーブル63を第二の溝部31から挿入するようにすれば、より給電ケーブル63が目立たないようにすることができる。
以上のように、本実施例では、基部2と、この基部2の後部に設けられた起立部たる支柱部3とを有する電気機器たる電気スタンド1において、前記基部2の上面たる上面部12に設けられた載置受部12Aと、この載置受部12Aに設けられた孔部16と、この孔部16と連通する溝部21,21とを有し、この溝部21が、前記基部2の上面部12から側面たる側面部15にかけて開放すると共に、前記孔部16が、前記溝部21の前記支柱部3側で且つ載置受部12Aの間に設けられるものであり、給電ケーブル63が接続された携帯端末65を載置受部12Aと支柱部3とで支持して設置した際に、前記給電ケーブル63が、前記載置受部12Aの間に設けられる孔部16及びこの孔部16と連通する溝部21に通されて、前記基部2の側部に引き出されるようにできるので、給電ケーブル63が邪魔にならないようにすることができる。
また、前記携帯端末65が、通常使用姿勢における下部たる下縁部67に給電端子68を有するものであっても、前記載置受部12Aの間に設けられる孔部16に前記給電ケーブル63が通されるので、前記携帯端末65を通常使用姿勢で前記電気スタンド1に設置することができ、これによって、前記携帯端末65を設置した状態で使用し易くすることができる。
なお、本実施例では、前記孔部16が、少なくとも前記溝部21の深さ方向の上部において前記溝部21と連通するから、前記給電ケーブル63の端子64部分を前記孔部16に配置した状態で、前記給電ケーブル63の電線部分を前記溝部21に通すことができる。
また、本実施例では、前記孔部16が、前記溝部21の深さ方向の全域において前記溝部21と連通するから、前記給電ケーブル63の端子64部分を前記孔部16に配置した状態で、この端子64部分に負担をかけることなく前記給電ケーブル63の電線部分を前記溝部21に通すことができる。
また、本実施例では、前記孔部16が上下に貫通する貫通孔であり、この孔部16の下端部と連通するように第二の溝部31が前記基部2の底部たる底面部11に設けられるから、前記給電ケーブル63を前記孔部16から第二の溝部31に通すこともできるので、使い方のバリエーションが増えると共に、前記給電ケーブル63がより邪魔にならないようにすることができる。
更に、本実施例では、給電部61を備えるから、前記携帯端末65への給電を容易に行うことができる。
また、実施例上の効果として、孔部16の左右の内面部17,17は、平面視で後側から前側に向かって間隔が広がるから、給電ケーブル63を孔部16の後端の円弧状内面部18に位置合わせし易い。また、前記孔部16の左右の内面部17,17が、平面視で後側から前側に向かって間隔が広がるから、溝部21から孔部16内に給電ケーブル63をスムーズに引き廻すことができる。また、前記溝部21の後側に位置する左右の後側内面部23,23の内端と、前記孔部16の左右の内面部17,17の前側とが、湾曲角部24,24により連結されているから、溝部21から孔部16内に給電ケーブル63をよりスムーズに引き廻すことができる。更に、第二の溝部31と孔部16との間には、後側から上側に湾曲する湾曲部32が形成されているから、給電ケーブル63が角部に引っ掛からず、給電ケーブル63を孔部16までスムーズに引き廻すことができる。また、基部2に給電部61を設け、給電部61の接続口61Aが溝部21の高さ範囲内に位置するから、給電プラグ62が使い易いものとなる。さらに、第二の溝部31は、基部2の底面部11の後部に開口するから、給電ケーブル63を後側に隠すことができる。また、前記前側孔部27の左右幅が前記孔部16の左右幅より広く、図9に示すように、前記前側孔部27の左右に、前記溝部21と略前後幅の等しい孔拡大部27A,27Aが設けられるから、前記給電ケーブル63を前記溝部21から挿入させて、前記端子64を前記携帯端末65の給電端子68に接続する場合、前記給電ケーブル63を前記孔拡大部27Aに逃がすことができるので、前記給電ケーブル63をより緩やかに湾曲させて、この給電ケーブル63により負担がかからないようにすることができる。
図11は本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その説明を省略して詳述する。なお、図11の正面図では、スイッチ77,78L,78Rを図示省略する。同図は孔部16の変形例を示す。実施例2の孔部16は、その下部が孔底面部16Tにより塞がれている。そして、この孔底面部16Tに向かって左右から前記溝底面部25が低くなるように、傾斜曲面部26,26が設けられる。また、前記孔部16の下部が塞がれているから、第二の溝部31は設けられない。なお、第二の溝部31を設けてもよいが、この場合、第二の溝部31が前記孔部16に連通しないから、前記第二の溝部31に給電ケーブル63を配置することはできない。
このように本実施例では、前記孔部16が、前記溝部21の深さ方向の少なくとも上部において、この溝部21と連通し、また、前記孔部16が、前記溝部21の深さ方向の全域において、この溝部21と連通するから、上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
なお、本発明は以上の実施例に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、基部及び起立部の形状は適宜選定可能である。また、実施例では、基部の右側面部に給電部を設けたが、電気スタントの底面部以外の外面であれば、給電部を基部の前面部や左側面部に設けたり、起立部の前面以外の外面などに設けたりしてもよい。また、孔部の孔底面部を溝底面部より高い位置に設けてもよい。即ち、孔部より溝部が深くてもよい。この場合、前記孔部が、前記溝部の深さ方向の上部において前記溝部と連通する。さらに、第二の溝部は、基部の後部以外に開口していてもよく、この場合も、給電部を含んだ給電部の位置より後側が好ましく、特に、給電部を含んだ給電部の位置より後側で基部の後部との間が好ましい。
1 電気スタンド(電気機器)
2 基部
3 支柱部(起立部)
11 底面部(底面)
12 上面部(上面)
12A 載置受部
16 孔部
21 溝部
31 第二の溝部
61 給電部
65 携帯端末

Claims (5)

  1. 基部と、この基部の後部に設けられた起立部とを有する電気機器において、
    前記基部の上面に設けられた載置受部と、この載置受部に設けられた孔部と、この孔部と連通する溝部とを有し、この溝部が、前記基部の上面から側面にかけて開放すると共に、前記孔部が、前記溝部の前記起立部側で且つ載置受部の間に設けられることを特徴とする電気機器。
  2. 前記孔部が、前記溝部の深さ方向の上部において前記溝部と連通することを特徴とする請求項1記載の電気機器。
  3. 前記孔部が、前記溝部の深さ方向の全域において前記溝部と連通することを特徴とする請求項2記載の電気機器。
  4. 前記孔部が上下に貫通する貫通孔であり、この孔部の下端部と連通するように第二の溝部が前記基部の底部に設けられることを特徴とする請求項1記載の電気機器。
  5. 給電部を備えることを特徴とする請求項1記載の電気機器。
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