JP6936774B2 - 配線基板およびその製造方法 - Google Patents
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Description
上記半導体素子搭載用基板によれば、上記一対の接続電極が、上記表面(搭載部)を除いて上記絶縁基体に埋め込まれているので、上記搭載部の上方に搭載する半導体素子から発生する熱の放熱性が向上し、且つ上記絶縁基体にクラック等が発生するのを抑制できる。
更に、上記一対の接続電極をそれらの表面を除いて上記絶縁基体に埋め込む構造とした場合、該絶縁基体の厚みが過度に厚くなり得る、という問題もあった。
即ち、本発明の配線基板(請求項1)は、絶縁材からなり、且つ対向する表面および裏面を有する基板本体と、該基板本体の表面と裏面との間を貫通する貫通孔と、該貫通孔内に形成された貫通導体と、上記基板本体の表面における上記貫通孔の開口部を囲む位置に形成された電極パッドと、上記基板本体の裏面における上記貫通孔の開口部を囲む位置に形成された外部接続端子と、を備えた配線基板であって、平面視で上記電極パッドの面積は、上記外部接続端子の面積よりも小さく、且つ前記電極パッドの厚みは、前記外部接続端子の厚みよりも大であると共に、前記電極パッドおよび前記外部接続端子の表面には、凹部が個別に形成されており、前記電極パッドの表面に位置する凹部の深さは、前記外部接続端子の表面に位置する凹部の深さよりも浅い、ことを特徴とする。
(1)前記電極パッドは、平面視における面積を前記外部接続端子の面積よりも小さく、且つ該パッドの厚みを外部接続端子の厚みよりも大きくしたので、製造時の電解金属メッキの際に形成され且つ該電極パッドの表面に位置する凹部の深さが、上記外部接続端子の表面に位置する凹部の深さよりも浅くなっている。従って、該電極パッドの表面における平坦度を向上させることができるので、該表面の上方に、追ってハンダを介して電子部品を電気的に良好に実装することが可能となる。
(2)前記外部接続端子は、平面視での面積を前記電極パッドの面積よりも大きく、且つその厚みを前記電極パッドの厚みよりも小さくしたので、製造時の電解金属メッキの際に形成される該外部接続端子の表面に位置する凹部の深さを上記電極パッドの表面に位置する凹部の深さよりも深くなっている。その結果、本配線基板自体をプリント基板などのマザーボードに追って実装する際に、前記凹部により外部接続端子の表面が広い面積を有するため、接合用のハンダとの接触面積を増やすことができる。従って、本配線基板をプリント基板などに強固に実装することが可能となる。
(3)前記電極パッドの厚みを厚くし且つ外部接続端子の厚みを薄くしているので、これらと前記基板本体とを含む本配線基板全体の厚みの増加を抑制できる。
(4)前記電極パッドの表面上に追って実装される電子部品から発生する熱を、厚みが大きい前記電極パッド、該電極パッドに隣接する前記貫通導体、および該貫通導体に隣接する前記外部接続端子を介して、前記基板本体内部の絶縁材側や、該基板本体の裏面側から外部へ、迅速且つ効果的に放熱することが可能となる。
また、前記貫通孔の軸方向と直交する方向の断面形状と、平面視における前記電極パッドおよび外部接続端子の形状とは、円形状や、矩形(正方形または長方形)状などを呈する。
更に、前記電極パッド、外部接続端子、および貫通導体は、主に銅または銀からなり、何れも複数個が前記基板本体において形成される。
また、前記凹部は、平面視が円形状で且つ側面視が円弧形状である。
加えて、前記電極パッドの表面上に追って実装される電子部品には、例えば、発光ダイオード(以下、単にLEDと略記する)やパワー半導体が例示される。
これによれば、前記電極パッドの表面に位置する凹部は、平面視の面積が前記外部接続端子の表面に位置する凹部の面積よりも小さく、且つ前記のように、該凹部の深さが上記外部接続端子側の凹部の深さよりも浅いため、上記電極パッドの表面における平坦性が確保されるので、前記効果(1)を一層確実に得られる。
上記のうち、上記貫通導体、電極パッド、および外部接続端子が、一体の金属から構成されている形態によれば、前記効果(4)を顕著に得ることができる。
尚、前記貫通導体、前記電極パッド、および前記外部接続端子が、一体の銅または銀(金属)から構成されている場合、上記貫通導体は、通電用のビア導体と放熱ビアとを兼ねている。
また、前記形態のうち、上記貫通導体、電極パッド、および外部接続端子が、互いに異なる金属部分により構成されている形態にした場合には、各部位ごとに熱伝導率や熱膨張率など、各金属の特性を考慮して、上記貫通導体、電極パッド、および外部接続端子を形成することができる。
これによれば、本配線基板の製造時における電解金属メッキにおいて、前記貫通導体、電極パッド、および外部接続端子を一体で緻密な金属からなるものに形成できるので、前記効果(4)をより確実に得ることが可能となる。
尚、前記メタライズ層や前記内層配線は、前記絶縁材や絶縁板がアルミナなどの高温同時焼成セラミックである場合には、タングステン(以下、単にWと略記する)またはモリブデン(以下、単にMoと略記する)からなり、ガラス−セラミックや樹脂である場合には、銅(Cu)または銀(Ag)からなる。
(5)前記レジスト層の形成工程および前記メッキ工程を併有しているので、前記電極パッドの表面に位置する凹部の深さが、前記外部接続端子の表面に位置する凹部の深さよりも浅い前記配線基板を確実に製造することができる。
(6)前記効果(1)〜(4)に加えて、更に上記効果(5)を奏し得る前記配線基板を確実に製造することができる。
また、前記レジスト層は、感光性の樹脂を塗布することにより樹脂層を形成する方法の他、感光性の樹脂フィルムを貼り付ける方法で形成しても良い。
更に、前記表面側レジスト層の厚みは、前記裏面側レジスト層の厚みよりも大とされ、両者の厚みは、前記電極パッドと外部接続端子との厚みに連動している。
また、電解金属メッキは、主に前記電解銅メッキあるいは前記電解銀メッキが用いられる。
加えて、前記配線基板の製造方法は、多数個取りの形態により行っても良い。
これによれば、前記メッキ工程において、前記表面側レジスト層における前記空間内に形成される前記電極パッドの平面視での面積を、前記裏面側レジスト層における前記空間内に形成される前記外部接続端子の面積よりも小さくできるので、前記効果(2)を奏する配線基板をより確実に製造できることに関連して、前記効果(6)を得ることができる。
これによれば、前記電極パッドの平面視における面積を、前記外部接続端子の面積よりも小さくできるので、前記効果(2)を奏する配線基板をより確実に製造できることに関して、前記効果(6)を得ることが可能となる。
これによれば、前記効果(6)を一層確実に得ることができる。
尚、前記エッチングには、例えば、NaOHの水溶液などのエッチング剤が用いられる。
また、前記エッチング工程の後には、前記電極パッドと外部接続端子との外部に露出する表面には、ニッケル層を介して、極薄の金層が被覆される。
図1(A)は、本発明による一形態の配線基板1を示す垂直断面図であり、図1(B)は、前記(A)中の部分拡大図である。
上記配線基板1は、図1(A)に示すように、複数のセラミック層(絶縁材)c1,c2を積層してなり、対向する表面3および裏面4を有する基板本体2と、該基板本体2の表面3と裏面4との間を貫通する一対の貫通孔5と、該貫通孔5の内側ごとに形成された一対の貫通導体10と、上記基板本体2の表面3における前記貫通孔5ごとの開口部を囲む位置に形成された一対の電極パッド12と、上記基板本体2の裏面4における前記貫通孔5ごとの開口部を囲む位置に形成された一対の外部接続端子13とを備えている。
尚、上記基板本体2の表面3と裏面4とは、平面視が矩形(正方形または長方形)状である。
また、前記貫通孔5、貫通導体10、電極パッド12、および、外部接続端子13は、図1(A)の前後方向に沿って2対ずつ以上が形成された形態としても良い。
また、前記貫通孔5は、径方向の断面が円形状であり、その内径は、例えば、約200μmである。
更に、図2(A),(B)に示すように、前記電極パッド12および外部接続端子13は、平面視の形状が何れも矩形状であり、図1(B)および図2(A),(B)に示すように、平面視において、上記電極パッド12の面積A1は、上記外部接続端子13の面積A2よりも小さい反面、電極パッド12の厚みt1は、約150μmであり、外部接続端子13の厚みt2の約50μmよりも大である。
加えて、前記貫通導体5、電極パッド12、および外部接続端子13は、何れも銅(金属)からなり、図示のように、一体物として形成されている。
また、前記図1および図2に示すように、上記電極パッド12側の凹部14は、平面視におけるその面積a1が、上記外部接続端子13側の凹部15の面積a2よりも小さく、且つ前記凹部14の深さd1は、前記凹部15の深さd2よりも浅くなっている。尚、前記深さd1,d2は、上記凹部14,15における最深部におけるものである。
上記メタライズ層6〜8は、例えば、何れも厚みが数10μmのWあるいはMoからなると共に、互いに電気的に接続されている。
更に、前記基板本体2を構成する前記セラミック層c1,c2間には、WまたはMoからなり、平面視が所要パターンを呈し且つ上記同様の厚みの内層配線9が形成され、その一部が円筒形状の前記筒形メタライズ層6に接続されている。
加えて、前記電極パッド12の表面上に追って実装されるLEDなどの電子部品16から発生する熱を、厚みが大きい前記電極パッド12、該電極パッド12と連続する前記貫通導体10、および該貫通導体10と連続する前記外部接続端子13を介して、前記基板本体2の内部のセラミック層c1,c2内や、該基板本体1の裏面4側から、迅速且つ効果的に放熱することが可能となる。
従って、前記配線基板1によれば、前記効果(1)〜(4)が確実に得られる。
予め、アルミナ粉末、バインダ樹脂、可塑剤、および溶剤などを適量ずつ配合して、セラミックスラリー(図示せず)を制作し、該スラリーをドクターブレード法によって、図3(A)に示すように、厚みが約200μm超ずつである2層のグリーンシート(絶縁板)g1,g2を用意した。
次いで、上記グリーンシートg1,g2の適所ごとに対し、ポンチとダイとによる打ち抜き加工、あるいは、レーザー照射によるレーザー加工を行って、図3(B)に示すように、上記グリーンシートg1,g2の表面と裏面との間を個別に貫通し、且つ内径が約200μmの貫通孔5a,5bを形成した。
更に、図3(D)に示すように、前記グリーンシートg1,g2の貫通孔5a,5bの内壁面ごとに対して、前記同様の導電性ペーストを、負圧を利用した状態下で、全体が円筒形状を呈する未焼成のメタライズ層6a,6bを形成した。
尚、上記メタライズ層6〜8と内層配線9との厚みは、約20μmであった。
その結果、図3(E)に示すように、上記グリーンシートg1,g2が積層され、上記貫通孔5a,5bが同軸心で連通し、且つ前記メタライズ層6a,6bが連続するように接続された筒形メタライズ層6を含有するグリーンシート積層体18が得られた。
次に、上記グリーンシート積層体18を加熱し更に保持する焼成を行った。
その結果、図3(F)に示すように、前記グリーンシートg1,g2がセラミック層(絶縁材)c1,c2となり、且つ互いに一体とされた前記基板本体2になると同時に、前記メタライズ層6〜8や内層配線9も焼成されると共に、これらが互いに接続されていた。
次いで、前記レジスト層20,22における前記貫通孔5における両端の開口部を含む位置ごとに対し、面積が異なる矩形パターンで紫外線を個別に露光した後、該露光部分ごとに対して、公知のエッチング液を個別に接触させた。
更に、前記貫通孔5の内壁面に形成された前記筒形メタライズ層6の内側面と、前記表面側レジスト層20および裏面側レジスト層22の空間21,23内の底面に位置する前記メタライズ層7,8ごとの上面に対し、電解銅(金属)メッキを同時に施すメッキ工程を行った。
上記電解銅メッキ浴中において、上記陽極から前記メッキ浴中に溶出した銅イオン(Cu2+)は、前記筒形メタライズ層6の内側面と、前記メタライズ層7,8の上面とに対し、順次析出し且つ堆積して行った。その結果、図4(B)に示すように、上記筒形メタライズ層6の内側面に沿っており、全体が円筒形状の銅メッキ部分10aと、前記メタライズ層7,8の上面に沿っており、平面視がリング形状の銅メッキ部分12a,13aとが形成された。
更に引き続いて、前記電解銅メッキを続行した結果、図4(D)に示すように、前記銅メッキ部分12b,13bは、前記空間21,23内ごとにおいて、これらの厚み方向に沿って成長すると共に、これらの表面における中心側ごとには、中心部が浅く凹んだ円錐形状の凹部14b,15bが個別に形成されていた。
この際、図示のように、上記電極パッド12の表面における中央側には、前記凹部14bの跡であり、平面視が小径で且つ浅い円弧形状の凹部14が形成されていた。一方、上記外部接続端子13の表面における中央側には、前記凹部15bの跡であり、平面視が大径で且つ上記凹部14よりも深い円弧形状の凹部15が形成されていた。
最後に、上記基板本体2において、外部に露出している前記電極パッド12および外部接続端子13の表面に対し、電解ニッケルメッキと電解金メッキとを順次施し、下地のニッケル層を介して極薄の金層を個別に被覆した。
その結果、図4(F)に示すように、前記図1(B)で示した形態と同じ前記配線基板1を得ることができた。
尚、以上の各工程は、複数の配線基板1を同時に製造するべく、多数個取りの形態によって行っても良い。
従って、前記配線基板1の製造方法によれば、前記(5),(6)が得られた。
例えば、前記基板本体2は、単層のセラミック層、単層または複層の樹脂層、あるいは、セラミック層と樹脂層とを適宜の層数で積層した形態としても良い。
また、複層のセラミック層、複層の樹脂層、およびセラミック層と樹脂層とを積層した基板本体において、最上層のセラミック層または樹脂層を平面視で矩形枠状の形態とし、その内側にキャビティを有する形態としても良い。この場合には、該キャビティの底面が前記基板本体2の表面3となる。
更に、前記基板本体を構成するセラミック層がガラス−セラミックなどの低温同時焼成セラミックからなる場合、あるいは樹脂層からなる場合、前記メタライズ層6〜8や内層配線9は、銅または銀によって形成される。
更に、前記貫通孔5および貫通導体10の径方向における断面を、四角形以上の正多角形あるいは変形多角形とし、且つ各角部にアールを付けた形態としても良い。この場合、前記筒形メタライズ層6は、前記に倣った多角筒形状となる。
また、前記貫通導体10は、1つの電極パッド12および1つの外部接続端子13に対して、複数個が接続している形態としても良い。
加えて、前記電極パッド12および外部接続端子13の平面視における形状は、円形状や長円形状とした形態としても良い。これらの形態の場合、前記表面側レジスト層20や裏面側レジスト層22に設ける前記空間も、平面視で上記形状と相似形とされる。
以上のほか、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、適宜変更しても良い。
2……………………………基板本体
3……………………………表面
4……………………………裏面
5……………………………貫通孔
6〜8………………………メタライズ層
10…………………………貫通導体
12…………………………電極パッド
13…………………………外部接続端子
14,15…………………凹部
20…………………………表面側レジスト層
21,23…………………空間
22…………………………裏面側レジスト層
A1,A2,a1,a2…面積
d1,d2…………………深さ
t1,t2…………………厚み
c1,c2…………………セラミック層(絶縁材、絶縁板)
g1,g2…………………グリーンシート(絶縁板)
Claims (8)
- 絶縁材からなり、且つ対向する表面および裏面を有する基板本体と、
上記基板本体の表面と裏面との間を貫通する貫通孔と、
上記貫通孔内に形成された貫通導体と、
上記基板本体の表面における上記貫通孔の開口部を囲む位置に形成された電極パッドと、
上記基板本体の裏面における上記貫通孔の開口部を囲む位置に形成された外部接続端子と、を備えた配線基板であって、
平面視で上記電極パッドの面積は、上記外部接続端子の面積よりも小さく、且つ前記電極パッドの厚みは、前記外部接続端子の厚みよりも大であると共に、
上記電極パッドおよび上記外部接続端子の表面には、凹部が個別に形成されており、前記電極パッドの表面に位置する凹部の深さは、前記外部接続端子の表面に位置する凹部の深さよりも浅い、
ことを特徴とする配線基板。 - 平面視において、前記電極パッドの表面に位置する凹部の面積は、前記外部接続端子の表面に位置する凹部の面積よりも小さい、
ことを特徴とする請求項1に記載の配線基板。 - 前記貫通導体、前記電極パッド、および前記外部接続端子は、一体の金属から構成されているか、あるいは、互いに異なる金属部分から構成されている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の配線基板。 - 前記貫通孔の内壁面と前記貫通導体の外周面との間、前記基板本体の表面と前記電極パッドの底面との間、および、前記基板本体の裏面と前記外部接続端子の底面との間には、メタライズ層が形成されている、
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の配線基板。 - 絶縁材からなり、且つ対向する表面および裏面を有する基板本体と、該基板本体の表面と裏面との間を貫通する貫通孔と、該貫通孔内に形成された貫通導体と、上記基板本体の表面における上記貫通孔の開口部を囲む位置に形成された電極パッドと、上記基板本体の裏面における上記貫通孔の開口部を囲む位置に形成された外部接続端子と、を備えた配線基板の製造方法であって、
対向する表面および裏面を有する絶縁板に打ち抜き加工またはレーザー加工を施し、前記表面と裏面との間を貫通する貫通孔を形成する貫通孔の形成工程と、
上記絶縁板の貫通孔の内壁面と、前記絶縁板の表面および裏面における前記貫通孔の両端側の開口部を囲む位置ごとに亘って、メタライズ層を形成するメタライズ層の形成工程と、
上記絶縁板の表面および裏面に配置され、且つ上記貫通孔の開口部ごとを囲む空間を有する表面側レジスト層と、裏面側レジスト層とを形成するレジスト層の形成工程と、
上記貫通孔の内壁面に形成された筒形メタライズ層の内側面と、表面側レジスト層および裏面側レジスト層の上記各空間内の底面に位置する表面側メタライズ層および裏面側メタライズ層の上面に対し、電解金属メッキを同時に施して、上記貫通導体、上記電極パッド、および上記外部接続端子を形成するメッキ工程と、を含み、
上記メッキ工程において、上記電極パッドおよび上記外部接続端子は、該電極パッドの表面に位置する凹部の深さが、該外部接続端子の表面に位置する凹部の深さよりも浅くなるように形成される、
ことを特徴とする配線基板の製造方法。 - 前記レジスト層の形成工程において、前記表面側レジスト層の平面視における前記空間の面積は、前記裏面側レジスト層の平面視における前記空間の面積よりも小さい、
ことを特徴とする請求項5に記載の配線基板の製造方法。 - 前記レジスト層の形成工程は、前記貫通孔が形成された前記絶縁板の表面と裏面とに対し、感光性樹脂からなる平坦なレジスト層を個別に形成した後、該2つのレジスト層に対し、平面視の面積の異なる露光を個別に行うものである、
ことを特徴とする請求項5または6に記載の配線基板の製造方法。 - 前記メッキ工程の後に、前記表面側レジスト層および裏面側レジスト層をエッチングして、前記絶縁板から剥離するエッチング工程を有する、
ことを特徴とする請求項5乃至7の何れか一項に記載の配線基板の製造方法。
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