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JP6908135B2 - フィードバック情報の送受信方法、装置及び通信システム - Google Patents

フィードバック情報の送受信方法、装置及び通信システム Download PDF

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JP6908135B2 JP2019567668A JP2019567668A JP6908135B2 JP 6908135 B2 JP6908135 B2 JP 6908135B2 JP 2019567668 A JP2019567668 A JP 2019567668A JP 2019567668 A JP2019567668 A JP 2019567668A JP 6908135 B2 JP6908135 B2 JP 6908135B2
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Description

本発明の実施例は、通信技術の分野に関し、特にフィードバック情報の送受信方法、装置及び通信システムに関する。
ダウンリンクのハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat reQuest)について、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)周波数分割多重(FDD:Frequency Division Duplex)システムでは、ユーザ装置(UE:User Equipment)は、アップリンクのサブフレーム内でダウンリンクのサブフレームに対応するフィードバック情報(例えばHARQ−ACK)をフィードバックする必要がある。LTE時分割多重(TDD:Time Division Duplex)システムでは、フレーム構造の制限により、ユーザ装置はアップリンクのサブフレーム内で複数のダウンリンクのサブフレームに対応するHARQ−ACKをフィードバックする必要がある。
キャリアアグリゲーションを考慮すると、ユーザ装置は、アップリンクのサブフレーム内で複数のダウンリンクのキャリアに対応するHARQ−ACKをフィードバックする必要がある。例えば、各トランスポートブロック(TB:Transport Block)は、ACK又はNACKを指示するための1ビットのHARQ−ACKに対応する。フィードバックされたHARQ−ACKは複数のサブフレーム及び/又はキャリアに対応する可能性があるため、HARQ−ACKのビット数は実際にスケジューリングされたTBの数に伴って変化する。
LTEは、フィードバック情報を動的に調整することをサポートしており(例えば、最終的に送信されるフィードバック情報はHARQ−ACKコードブック、HARQ−ACK codebookと称される)、即ち、実際のデータスケジューリングに従って、フィードバックされるHARQ−ACKのビット数を動的に決定することで、不要なフィードバックのオーバーヘッドを低減することができる。
キャリアアグリゲーションの場合、LTEではダウンリンク割り当てインデックス(DAI:Downlink Assignment Index)のメカニズムを用いて、フィードバックされるHARQ−ACKのビット数を動的に決定する。例えば、DAIは物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)/拡張されたPDCCH(EPDCCH)における4ビットのフィールドを介してユーザ装置に通知されてもよく、そのうち、2ビットは累積したPDCCH/EPDCCHの数を示すcounter DAIを指示し、残りの2ビットは現在のサブフレームまでのPDCCH/EPDCCHの総数を示すtotal DAIを指示する。ここのPDCCH/EPDCCHは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)の伝送をスケジューリングし、或いはダウンリンクのセミパーシステントスケジューリング(SPS:Semi−Persistent Scheduling)の解放を指示する。DAIの詳細な定義については、LTE 36.213基準を参照してもよい。
図1はDAIを用いてフィードバック情報を動的に決定することを示す図であり、LTEキャリアアグリゲーションの場合にDAIを用いてHARQ−ACKコードブック(HARQ codebook)を動的に決定する例を示している。図1に示すように、ユーザ装置は8つのキャリアCC#0〜CC#7を構成し、各キャリアは4つのダウンリンクのサブフレーム内でデータ伝送をスケジューリングし、各サブフレームは1つのダウンリンクのTB伝送をスケジューリングすることができ、図1における陰影部分はTBスケジューリングが実際に存在するサブフレームを表し、ユーザ装置は、アップリンクのサブフレーム内で、図1におけるアグリゲーションウィンドウ内の全てのキャリア及びサブフレームについてHARQ−ACKをフィードバックする必要がある。
図1では、ネットワーク装置(例えば基地局)が合計13個のダウンリンクのTB伝送をスケジューリングするため、ユーザ装置がフィードバックする必要のあるHARQ−ACKビット数又はHARQ−ACKコードブックのサイズは13である。図1における括弧内の前後2つの数字は(counter DAI,total DAI)をそれぞれ表す。この例では、1つのTBをスケジューリングすると、counter DAIに1を加算すると簡単に理解されてもよく、total DAIは現在のサブフレームまでスケジューリングされたTBの総数を表す。この13ビットでフィードバックする必要のあるHARQ−ACKについて、counter DAIは各ビットの相対位置を決定した。
図2は図1のDAIに2ビットの使用制限がないことを示す図である。図1では、各DAIが2ビットを用いて指示されるため、その値範囲は0〜3である。図2では2ビットの制限を考慮しておらず、実際の計数時のDAI値範囲を用い、図1と比較してもよい。
Counter DAI及びtotal DAIを併用すると、PDCCHの検出漏れに一定のロバスト性を提供することができる。例えば、ユーザ装置がサブフレーム内でキャリアに対応するPDCCHを検出しなくても、ユーザ装置が該サブフレーム内で他のPDCCHを検出した場合、ユーザ装置は依然としてtotal DAIに基づいてフィードバックされるHARQ−ACKのビット総数を決定してもよい。受信されたcounter DAIに対応するビット位置について、ユーザ装置は実際の復調及び復号の結果に従ってACK又はNACKを充填してもよく、他のビット位置について、検出漏れのPDCCHによりスケジューリングされたTBに対応し、ユーザ装置はそれらにNACKを充填する。
なお、背景技術に関する上記の説明は、単なる本発明の構成をより明確、完全に説明するためのものであり、当業者を理解させるために説明するものである。これらの構成が本発明の背景技術の部分に説明されているから当業者にとって周知の技術であると解釈してはならない。
しかし、本発明の発明者の発見によると、将来の第5世代(5G)システムはより柔軟なHARQタイミングをサポートすることができ、コードブロックグループ(CBG:code block group)に基づく再送へのサポートが追加されている。従来のDAI指示方法は、HARQ−ACKの正しいビット数を予約できないため、HARQ−ACKのフィードバックのオーバーヘッド又はダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)のシグナリングオーバーヘッドが増加し、リソースの浪費に繋がる。
本発明の実施例は、フィードバック情報の送受信方法、装置及び通信システムを提供する。コードブロックグループ数及び/又はトランスポートブロック数に基づいて複数のキャリアをグループ分けし、各グループ内のキャリアに対応するフィードバック情報をそれぞれ決定することで、フィードバック情報の正しいビット数を予約することができると共に、フィードバック情報のオーバーヘッド又はDCIシグナリングのオーバーヘッドを低減することができるため、リソースの浪費を低減又は回避することができる。
本発明の実施例の第1態様では、フィードバック情報の送信方法であって、コードブロックグループ数及び/又はトランスポートブロック数に基づいて複数のキャリアをグループ分けするステップと、ネットワーク装置により前記複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて送信されたデータ、並びに1つ又は複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて送信された、フィードバック情報を構成するためのダウンリンク割り当てインデックスを受信するステップと、各グループ内の前記キャリアに対応するフィードバック情報をそれぞれ決定するステップと、各グループに対応するフィードバック情報をカスケードした後に、前記ネットワーク装置に送信するステップと、を含む、方法を提供する。
本発明の実施例の第2態様では、フィードバック情報の送信装置であって、コードブロックグループ数及び/又はトランスポートブロック数に基づいて複数のキャリアをグループ分けするグループ分け手段と、ネットワーク装置により前記複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて送信されたデータ、並びに1つ又は複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて送信された、フィードバック情報を構成するためのダウンリンク割り当てインデックスを受信する受信手段と、各グループ内の前記キャリアに対応するフィードバック情報をそれぞれ決定する決定手段と、各グループに対応するフィードバック情報をカスケードした後に、前記ネットワーク装置に送信する送信手段と、を含む、装置を提供する。
本発明の実施例の第3態様では、フィードバック情報の受信方法であって、コードブロックグループ数及び/又はトランスポートブロック数に基づいて複数のキャリアをグループ分けするステップと、前記複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいてユーザ装置にデータを送信し、1つ又は複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて前記ユーザ装置に、フィードバック情報を構成するためのダウンリンク割り当てインデックスを送信するステップと、前記ユーザ装置により送信されたフィードバック情報を受信するステップと、前記グループに基づいて、前記複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて送信される前記データに対応するフィードバック情報を決定するステップと、を含む、方法を提供する。
本発明の実施例の第4態様では、フィードバック情報の受信装置であって、コードブロックグループ数及び/又はトランスポートブロック数に基づいて複数のキャリアをグループ分けするグループ分け手段と、前記複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいてユーザ装置にデータを送信し、1つ又は複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて前記ユーザ装置に、フィードバック情報を構成するためのダウンリンク割り当てインデックスを送信する送信手段と、前記ユーザ装置により送信されたフィードバック情報を受信する受信手段と、前記グループに基づいて、前記複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて送信される前記データに対応するフィードバック情報を決定する決定手段と、を含む、装置を提供する。
本発明の実施例の第5態様では、第2態様に記載のフィードバック情報の送信装置を有するユーザ装置と、第4態様に記載のフィードバック情報の受信装置を有するネットワーク装置と、を含む、通信システムを提供する。
本発明の実施例の有益な効果としては、コードブロックグループ数及び/又はトランスポートブロック数に基づいて複数のキャリアをグループ分けし、各グループ内のキャリアに対応するフィードバック情報をそれぞれ決定することで、フィードバック情報の正しいビット数を予約することができると共に、フィードバック情報のオーバーヘッド又はDCIシグナリングのオーバーヘッドを低減することができるため、リソースの浪費を低減又は回避することができる。
下記の説明及び図面に示すように、本発明の特定の実施形態が詳細に開示され、本発明の原理を採用できる方式が示される。なお、本発明の実施形態の範囲はこれらに限定されない。本発明の実施形態は、添付される特許請求の範囲の要旨及び項目の範囲内において、変更されたもの、修正されたもの及び均等的なものを含む。
1つの実施形態に記載された特徴及び/又は示された特徴は、同一又は類似の方式で1つ又はさらに多くの他の実施形態で用いられてもよいし、他の実施形態における特徴と組み合わせてもよいし、他の実施形態における特徴に代わってもよい。
なお、本文では、用語「含む/有する」は、特徴、部材、ステップ又は構成要件が存在することを意味し、一つ又は複数の他の特徴、部材、ステップ又は構成要件の存在又は付加を排除しない。
本発明の実施例の1つの図面及び1つの実施形態に記載された要素及び特徴は、1つ又はさらに多くの図面又は実施形態に示された要素及び特徴と組み合わせてもよい。また、図面において、類似の符号は複数の図面における対応する素子を示し、1つ以上の実施形態に用いられる対応素子を示してもよい。
DAIを用いてフィードバック情報を動的に決定することを示す図である。 図1のDAIに2ビットの使用制限がないことを示す図である。 本発明の実施例の通信システムを示す図である。 キャリアアグリゲーションの場合のデータ伝送を示す図である。 本発明の実施例のフィードバック情報の送信方法を示す図である。 本発明の実施例のフィードバック情報の受信方法を示す図である。 本発明の実施例のフィードバック情報の送受信方法を示す図である。 本発明の実施例のDAIを用いてフィードバック情報を動的に決定することを示す図である。 図8のDAIに2ビットの使用制限がないことを示す図である。 本発明の実施例のDAIを用いてフィードバック情報を動的に決定することを示す他の図である。 図10のDAIに4ビットの使用制限がないことを示す図である。 キャリアアグリゲーションの場合のデータ伝送を示す他の図である。 本発明の実施例のDAIを用いてフィードバック情報を動的に決定することを示す他の図である。 本発明の実施例のDAIを用いてフィードバック情報を動的に決定することを示す他の図である。 キャリアアグリゲーションの場合のデータ伝送を示す他の図である。 本発明の実施例のDAIを用いてフィードバック情報を動的に決定することを示す他の図である。 本発明の実施例のフィードバック情報の送信装置を示す図である。 本発明の実施例のフィードバック情報の受信装置を示す図である。 本発明の実施例のネットワーク装置を示す図である。 本発明の実施例のユーザ装置を示す図である。
本発明の上記及び他の特徴は以下の説明により明らかになる。明細書及び図面において、本発明の特定の実施形態が詳細に開示され、本発明の原理を採用できる実施形態の一部が示される。なお、本発明は説明される実施形態に限定されない。本発明は、添付される特許請求の範囲内の全ての変更されたもの、変形されたもの及び均等的なものを含む。以下は、図面を参照しながら本発明の各実施形態を説明する。これらの実施形態は単なる例示的なものであり、本発明を制限するものではない。
本発明の実施例では、用語「第1」、「第2」などは、タイトルで異なる要素を区別するために用いられるが、これらの要素の空間的配列又は時間的順序などを表すものではなく、これらの要素はこれらの用語に制限されない。用語「及び/又は」は、関連するリストに列挙された用語の1つ又は複数のうち何れか1つ及び全ての組み合わせを含む。用語「含む」、「包括する」、「有する」などは、列挙された特徴、要素、素子又は構成部材の存在を意味するが、1つ又は複数の他の特徴、要素、素子又は構成部材の存在又は追加を排除するものではない。
本発明の実施例では、単数形の「1つ」、「該」などは複数形を含み、「1種類」又は「1類」と広義的に理解されるべきであり、「1個」に限定されない。また、用語「前記」は、文脈がそうでないことを明確に示さない限り、単数形及び複数形両方を含むと理解されるべきである。また、文脈がそうでないことを明確に示さない限り、用語「に記載の」は「少なくとも一部に記載の」と理解されるべきであり、用語「に基づいて」は「少なくとも一部に基づいて」と理解されるべきである。
本発明の実施例では、用語「通信ネットワーク」又は「無線通信ネットワーク」は、例えばロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)、進化したロングタームエボリューション(LTE−A、LTE−Advanced)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標):Wideband Code Division Multiple Access)、高速パケットアクセス(HSPA:High−Speed Packet Access)などの任意の通信規格に適合するネットワークを意味してもよい。
また、通信システムにおける装置間の通信は、任意の段階の通信プロトコルに従って行われてもよく、該通信プロトコルは、例えば1G(generation)、2G、2.5G、2.75G、3G、4G、4.5G、及び将来の5G、新無線(NR:New Radio)等、及び/又は現在の既知の他の通信プロトコル若しくは将来開発される他の通信プロトコルを含んでもよいが、これらに限定されない。
本発明の実施例では、用語「ネットワーク装置」は、例えば通信システムに端末装置をアクセスさせて該端末装置にサービスを提供する通信システム内の装置を意味する。ネットワーク装置は、基地局(BS:Base Station)、アクセスポイント(AP:Access Point)、送受信ポイント(TRP:Transmission Reception Point)、ブロードキャスト送信機、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobile Management Entity)、ゲートウェイ、サーバ、無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)、基地局コントローラ(BSC:Base Station Controller)などを含んでもよいが、これらに限定されない。
そのうち、基地局は、ノードB(NodeB又はNB)、進化ノードB(eNodeB又はeNB)、及び5G基地局(gNB)など、並びにリモート無線ヘッド(RRH:Remote Radio Head)、リモート無線ユニット(RRU:Remote Radio Unit)、中継装置(relay)又は低電力ノード(例えばfemto、picoなど)を含んでもよいが、これらに限定されない。また、用語「基地局」はそれらの機能の一部又は全てを含んでもよく、各基地局は特定の地理的エリアに対して通信カバレッジを提供してもよい。用語「セル」は、該用語が使用されるコンテキストに応じて、基地局及び/又はそのカバレッジエリアを意味してもよい。
本発明の実施例では、用語「ユーザ装置」(UE:User Equipment)又は用語「端末装置」(TE:Terminal Equipment)は、例えばネットワーク装置を介して通信ネットワークにアクセスし、ネットワークサービスを受ける装置を意味する。ユーザ装置は、固定的なもの又は移動的なものであってもよく、移動局(MS:Mobile Station)、端末、加入者ステーション(SS:Subscriber Station)、アクセス端末(AT:Access Terminal)、ステーションなどと称されてもよい。
そのうち、ユーザ装置は、携帯電話(Cellular Phone)、パーソナルデジタルアシスタント(PDA:Personal Digital Assistant)、無線変復調装置、無線通信装置、ハンドヘルドデバイス、マシンタイプ通信装置、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、スマートフォン、スマートウォッチ、デジタルカメラなどを含んでもよいが、これらに限定されない。
例えば、モノのインターネット(IoT:Internet of Things)などのシナリオでは、ユーザ装置は、監視又は測定を行う機器又は装置であってもよく、例えばマシンタイプ通信(MTC:Machine Type Communication)端末、車載通信端末、デバイスツーデバイス(D2D:Device to Device)端末、マシンツーマシン(M2M:Machine to Machine)端末などを含んでもよいが、これらに限定されない。
以下は本発明の実施例のシナリオを例示的に説明するが、本発明はこれに限定されない。
図3は本発明の実施例の通信システムを示す図であり、ユーザ装置及びネットワーク装置の例を例示的に説明する。図3に示すように、通信システム300は、ネットワーク装置301及びユーザ装置302を含んでもよい(説明の便宜上、図3は1つのユーザ装置及び1つのネットワーク装置のみの例を説明するが、本発明はこれに限定されない)。
本発明の実施例では、ネットワーク装置301とユーザ装置302との間で、既存のトラフィック又は将来実装可能なトラフィックを行ってもよい。例えば、これらのトラフィックは、拡張された移動ブロードバンド(eMBB:enhanced Mobile Broadband)、大規模マシンタイプ通信(mMTC:massive Machine Type Communication)、高信頼性低遅延通信(URLLC:Ultra−Reliable and Low−Latency Communication)などを含むが、これらに限定されない。
将来の5G通信システムは、より柔軟なHARQタイミングをサポートすることができる。例えば、FDDシステムにおいても、ユーザ装置は送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval。例えばスロット(slot)等)内で、複数のTTI内でスケジューリングされるデータについてHARQ−ACKフィードバックを行う場合もある。
さらに、将来の5G通信システムでは、CBGに基づく再送のサポートが追加されている。1つのTBは複数のCBGに分割されてもよく、CBGを単位としてデータ再送を行うことで、再送オーバーヘッドを低減することができる。それに対応して、HARQ−ACKフィードバックもCBGについて行われてもよいため、1つのTBは複数のHARQ−ACKビットに対応してもよい。
CBGに基づくHARQ−ACKフィードバックの場合、LTEにおける従来のDAI指示方法は、普遍的に適用できない可能性がある。これの原因は以下の通りである。LTEにおけるDAIがPDCCH/EPDCCHの数を指示し、ユーザ装置が1つのPDCCHの検出を逃すと、ユーザ装置はtotal DAIに基づいて、1つのPDCCH/EPDCCHによりスケジューリングされたTBを逃したことを知ることができ、それのために1ビットのHARQ−ACKの余裕量を予約する。一方、CBGに基づくHARQ−ACKの場合は、異なるキャリアでサポートされるCBGの数が異なると、ユーザ装置はtotal DAIにより該TBに含まれるCBGの数を知ることができないため、HARQ−ACKのビット数を正しく予約することができない。
このような問題は、LTEのDAIメカニズムを拡張することで解決することができる。
図4はキャリアアグリゲーションの場合のデータ伝送を示す図である。ここで、各キャリアが最大で1つのTB伝送をスケジューリングし、アグリゲーションウィンドウの概念が依然として存在すると仮定する。周波数領域では、ユーザ装置は複数のキャリアによりスケジューリングされたTBに対してHARQ−ACKフィードバックを行う必要があり、時間領域では、柔軟なHARQタイミングにより、FDD又はTDDに関係なく、ユーザ装置は複数のslot内でスケジューリングされたTBに対してフィードバックを行う必要がある。図4と図1又は図2との相違点として、図4の異なるキャリアは異なるCBG数が構成される可能性があるため、図4の理想的な条件では、32ビットのHARQ−ACKフィードバックが必要である。
HARQ−ACKの正しいビット数を予約するための1つの方法としては、例えば、既存のcounter DAI及びtotal DAIの定義及び指示方法を変更せず、全てのキャリアの最大のCBG数に基づいてHARQ−ACKビットを予約、生成する。例えば、図4の例では、スケジューリングされたTBの全てが4ビットでHARQ−ACKフィードバックを生成するため、図4におけるスケジューリングされた13個のTBが52ビットのHARQ−ACKフィードバックに対応することを意味する。理想的な場合の32ビットに比べると、HARQ−ACKフィードバックのオーバーヘッドは大幅に増加する。
もう1つの方法は、例えば、既存のcounter DAI及びtotal DAIの定義を変更してもよく、例えばDAIがPDCCH/EPDCCHの数を指示せず(単一TBの伝送モードの場合、単にスケジューリングされたTBの数として理解されてもよい)、CBGの数を指示するようにする。CBGの数がTBの数よりも大きいため、CBGのアドレス指示の要件を満たすためにDAIビット数を増加する必要がある。counter DAI及びtotal DAIのフィールドが何れも元の2ビットから4ビットに増加すると仮定すると、図4に示すアグリゲーションウィンドウ内では、ダウンリンクDCIのオーバーヘッドは52ビット増加する。この場合に理想的な32ビットのHARQ−ACKフィードバックに達成できるが、そのコストはDCIシグナリングのオーバーヘッドの増加である。
上記の問題に関して、本発明の実施例は、フィードバック情報(例えばHARQ−ACKコードブックと称される)を動的に決定する方法及び装置を提供し、キャリアをグループ分けて並び替え、各グループ内でcounter DAI及びtotal DAIを独立して定義、使用することで、CBGに基づくHARQ−ACKフィードバックをサポートすることができ、フィードバック情報のオーバーヘッド又はDCIシグナリングのオーバーヘッドを効率的に低減することができる。
<実施例1>
本発明の実施例はフィードバックの送受信方法を提供する。
図5は本発明の実施例のフィードバック情報の送信方法を示す図であり、ユーザ装置側から説明する。図5に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ501:ユーザ装置は、コードブロックグループ数及び/又はトランスポートブロック数に基づいて複数のキャリアをグループ分けする。
ステップ502:ユーザ装置は、ネットワーク装置により該複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて送信されたデータ、並びに1つ又は複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて送信された、フィードバック情報を構成するためのダウンリンク割り当てインデックスを受信する。
ステップ503:ユーザ装置は、各グループ内の該キャリアに対応するフィードバック情報をそれぞれ決定する。
ステップ504:ユーザ装置は、各グループに対応するフィードバック情報をカスケードした後に、該ネットワーク装置に送信する。
本実施例では、該グループの分けのためのルールは、予め定義されてもよいし、該ネットワーク装置によりシグナリングを介してユーザ装置に通知されてもよい。例えば、通知は無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)シグナリングを介して行われてもよいが、本発明はこれに限定されない。これによって、ネットワーク装置とユーザ装置とは、グループの分けの方法について合意することができる。
本実施例では、該タイムユニットは、フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット(mimi−slot)、送信時間間隔(TTI)であってもよいが、本発明はこれに限定されなく、他のより長い又は短い時間間隔であってもよい。以下は、サブフレーム又はスロットを一例にして説明する。
本実施例では、該ダウンリンク割り当てインデックスは、各グループにおいてそれぞれ計数される。例えば、counter DAI及びtotal DAIはグループ1及びグループ2においてそれぞれ計数され、これらの2つのグループにおけるcounter DAI及びtotal DAIの計数プロセスは独立しており、即ちcounter DAI及びtotal DAIのグループ1における計数プロセスはcounter DAI及びtotal DAIのグループ2における計数プロセスとは異なってもよい。
本実施例では、クロスキャリア(cross−carrier)のスケジューリングでは、DAI(又はPDCCH)は1つのキャリアからのものであってもよい。このため、データは複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて送信されてもよく、対応するDAIは1つ又は複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて送信されてもよい。データ送信方法の詳細及びDAI送信方法の詳細は、関連技術を参照してもよく、本発明はこれに限定されない。
図6は本発明の実施例のフィードバック情報の受信方法を示す図であり、ネットワーク装置側から説明する。図6に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ601:ネットワーク装置は、コードブロックグループ数及び/又はトランスポートブロック数に基づいて複数のキャリアをグループ分けする。
ステップ602:ネットワーク装置は、該複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいてユーザ装置にデータを送信し、1つ又は複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて該ユーザ装置に、フィードバック情報を構成するためのダウンリンク割り当てインデックスを送信する。
ステップ603:ネットワーク装置は、該ユーザ装置により送信されたフィードバック情報を受信する。
ステップ604:ネットワーク装置は、該グループに基づいて、該複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて送信される該データに対応するフィードバック情報を決定する。
本実施例では、該データは例えばPDSCHを介して送信されてもよく、該ダウンリンク割り当てインデックス(DAI)はPDCCH又はEPDCCHを介して送信されてもよい。各キャリアは1つ又は複数のTBをサポートし、各TBは1つ又は複数のCBGに分割されてもよく、該データはCBGを単位として伝送又は再送されてもよい。該フィードバック情報はHARQ−ACKコードブックと称されてもよく、ビットシーケンスであってもよい。
図7は本発明の実施例のフィードバック情報の送受信方法を示す図であり、ネットワーク側及びユーザ装置側から説明する。図7に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ701:ネットワーク装置は、シグナリングを介してユーザ装置にグループの分けのルールを送信する。
ステップ702:ネットワーク装置は、コードブロックグループ数及び/又はトランスポートブロック数に基づいて複数のキャリアをグループ分けする。
ステップ703:ユーザ装置は、コードブロックグループ数及び/又はトランスポートブロック数に基づいて複数のキャリアをグループ分けする。
ステップ704:ネットワーク装置は、複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいてユーザ装置にデータを送信し、1つ又は複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて該ユーザ装置に、フィードバック情報を構成するためのダウンリンク割り当てインデックスを送信する。
ステップ705:ユーザ装置は、各グループ内の該キャリアに対応するフィードバック情報をそれぞれ決定する。
ステップ706:ユーザ装置は、各グループに対応するフィードバック情報をカスケードする。
ステップ707:ネットワーク装置は、ユーザ装置により送信された該フィードバック情報を受信する。
ステップ708:ネットワーク装置は、該グループに基づいて、該複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて送信される該データに対応するフィードバック情報を決定する。
グループ分け方法の詳細及び各グループ内のキャリアのフィードバック情報の決定方法の詳細は、後述する実施例2〜6の通りである。ここで、実施例2乃至6は独立して実行されてもよいし、組み合わせて実行されてもよいが、本発明はこれに限定されない。
なお、以上は図5乃至図7を参照しながら本発明の実施例を例示的に説明しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、各ステップの実行順序を適宜調整してもよく、他のステップを追加し、或いはその中のステップを削除してもよい。当業者が上記内容に基づいて変形を適宜行ってもよく、上記の図5乃至図7の記載内容に限定されない。
本実施例によれば、コードブロックグループ数及び/又はトランスポートブロック数に基づいて複数のキャリアをグループ分けし、各グループ内のキャリアに対応するフィードバック情報をそれぞれ決定することで、フィードバック情報の正しいビット数を予約することができると共に、フィードバック情報のオーバーヘッド又はDCIシグナリングのオーバーヘッドを低減することができるため、リソースの浪費を低減又は回避することができる。
<実施例2>
本発明の実施例は実施例1をベースにして、キャリアが最大で1つのTBをスケジューリングする場合を説明する。
本実施例では、同一又は近いCBG数を有する複数のキャリアを同一グループに分けて1つ又は複数の第1グループを形成し、同一のCBG数を有しない残りの1つ又は複数のキャリアを同一グループに分けて1つの第2グループを形成してもよい。
1つの態様では、各第1グループについて、該同一のCBG数に基づいて該複数のキャリアに対応するフィードバック情報のビット数をそれぞれ決定してもよい。第2グループについて、該1つ又は複数のキャリアにおける最大のCBG数に基づいて該1つ又は複数のキャリアに対応するフィードバック情報のビット数を決定してもよい。
図8は本発明の実施例のDAIを用いてフィードバック情報を動的に決定することを示す図であり、そのキャリア及びCBGの構成は図4と同じである。図8に示すように、CBG数に基づいてグループ分けを行った後に、同一のCBG数を有するキャリア(キャリア数が2以上である)は同一のグループ(例えばグループ1、グループ2)に分けられ、他の残りの全てのキャリアは1つのグループ(例えばグループ3)を構成する。このため、グループ1におけるキャリアのCBG数は何れも2であり、グループ2におけるキャリアのCBG数は何れも3であり、グループ3におけるキャリアのCBG数は互いに異なる。
唯一のキャリアグループ分けの結果を得るために、各キャリアグループ内で、キャリア番号を小さい順に並び替えるように定義してもよい。同一のCBG数を有するキャリアグループ(例えばグループ1、グループ2)について、counter DAI及びtotal DAIはLTEの定義に依然として従ってもよく、即ちPDCCH/EPDCCHの数を指示してもよい。図8の例では、TB数を指示することと同等であってもよい。
同一のCBG数を有するグループ(第1グループと称されてもよい)内の全てのキャリアのCBG数がNであると仮定し、ユーザ装置は、各スケジューリング可能なTBのために、該TBに含まれるN個のCBGに対応するNビットのHARQ−ACKを予約する。第1グループ内の各キャリアのCBG数は何れも同一であるため、HARQ−ACKコードブックのサイズの異なった意味を生じることはない。各第1グループ、例えばグループ1及びグループ2について、DCIオーバーヘッドは増加しておらず、グループに対応するHARQ−ACKコードブックのビットのオーバーヘッドもそれ以上増加していない。
異なるCBG数を有するキャリアグループ(第2グループと称されてもよく、例えばグループ3)について、グループ1及びグループ2から完全に独立したDAIメカニズムを利用してもよい。例えば、counter DAI及びtotal DAIは依然としてPDCCH/EPDCCHの数を指示してもよく、図8ではTB数を指示することと同等であり、グループ3内の最大のCBG数(例えばCBG=4)に基づいてHARQ−ACKビットを予約してもよい。この場合、グループ3に対応するHARQ−ACKは理想的な場合に比べて増加するが、グループ3内のキャリアのHARQ−ACKのフィードバック量のみは増加する。一方、キャリアグループ分けを利用しない従来方法では、最大のCBG数に基づいてフィードバックのビット数を予約することにより、全てのキャリアのHARQ−ACKのフィードバック量はそれに応じて増加する。
図9は図8のDAIに2ビットの使用制限がないことを示す図であり、2ビットのDAIのビット幅制限を考慮しておらず、実際の計数時のDAIの値範囲を用いることを示している。HARQ−ACKのフィードバック量について対比すると、理想的な場合は、図4に示す例では32ビットのHARQ−ACKフィードバックが必要であり、本実施例の方法では38ビットのHARQ−ACKフィードバックが必要であり、上記の従来方法では52ビットのHARQ−ACKフィードバックが必要である。
もう1つの態様では、各第1グループについて、該同一のCBG数に基づいて該複数のキャリアに対応するフィードバック情報のビット数をそれぞれ決定してもよい。該第2グループについて、該1つ又は複数のキャリアのそれぞれのCBG数に基づいて該1つ又は複数のキャリアに対応するフィードバック情報のビット数を決定してもよい。ここで、該第2グループにおける該1つ又は複数のキャリアに対応するDAIは、CBG数を指示するために用いられる。
図4におけるキャリア及びCBGの構成を一例にして説明する。キャリアのグループ分け、及びグループ1、グループ2のDAI指示は上記の態様と同じであり、グループ3のDAIメカニズムについて異なる。ここで、新たなDAI定義を用い、即ちcounter DAI及びtotal DAIを用いてCBG数を指示する。
上述したように、CBG数がTB数よりも大きいため、CBGのアドレス指示の要件を満たすためにcounter DAI及びtotal DAIのビット数を増加する必要がある。この場合、グループ3内のDCIオーバーヘッドのみが増加する。一方、キャリアグループ分けを用いない従来方法では、DAIビット数が増加すると、全てのキャリアのDCIはそれに応じて増加する。
図10は本発明の実施例のDAIを用いてフィードバック情報を動的に決定することを示す他の図であり、そのキャリア及びCBG構成は図4と同じである。図10に示すように、counter DAIは4ビットを用いて、CBGに対応するHARQ−ACKビットの開始位置を指示し、total DAIは4ビットを用いて、現在のスロットまでのCBG総数を指示する。例えば、ユーザ装置は、スロット#5のキャリア5においてPDCCHを受信した場合、現時点で合計8ビットのHARQ−ACKがあることを知ることができ、キャリア5のCBGに対応する3ビットのHARQ−ACKをコードブックにおける番号5、6、7の位置に配置する。
図11は図10のDAIに4ビットの使用制限がないことを示す図であり、4ビットのDAIのビット幅制限を考慮しておらず、実際の計数時のDAIの値範囲を用いることを示している。説明の便宜上、図10及び図11にはグループ分け後の状況が示されておらず、グループ分け後の状況は図8及び図9を参照してもよい。
DCIオーバーヘッドの増加をコストにして、本実施例の方法及び従来方法の両方は、理想的な32ビットのHARQ−ACKフィードバックオーバーヘッドを達成することができる。counter DAI及びtotal DAIのフィールドが何れも元の2ビットから4ビットに増加すると仮定すると、この2つの方法によるDCIオーバーヘッドの増加量を比較したところ、本実施例のDCI増加量は16ビットであり、上記の従来方法のDCI増加量は52ビットである。
なお、以上はグループ分け方法の詳細及び各グループ内のキャリアのフィードバック情報の決定方法の詳細を例示的に説明しているが、本発明はこれに限定されない。異なるCBG数を有するグループについて、他の方法を用いてHARQ−ACKコードブックを決定してもよく、本発明の実施例はこれに限定されない。
本実施例では、該第2グループが1つのキャリアのみを有する場合、該ネットワーク装置に該1つのキャリアに対応するフィードバック情報を個別に送信してもよい。
即ち、異なるCBG数を有するグループ(第2グループ)が単一のキャリアのみを有する場合、例えば図8におけるグループ3に1つのキャリアのみが含まれる場合、他のグループ(第1グループ)と共同でHARQ−ACKコードブックを構成せず、該キャリアについてHARQ−ACKを個別にフィードバックしてもよい。
例えば、他のPUCCHフォーマットを用いてHARQ−ACKをフィードバックしてもよく、例えばPUCCH format 1a/1b等を用いて1〜2ビットのACK/NACKをフィードバックする。
<実施例3>
本発明の実施例は実施例1をベースにして、キャリアが最大で複数のTBをスケジューリングできる場合を説明する。実施例2では、該キャリアが最大で1つのトランスポートブロックをサポートする場合、該キャリアが有するCBG数は、該TBにおけるCBGの数である。実施例3では、該キャリアが最大で複数のTBをサポートする場合、該キャリアが有するCBG数は、該複数のTBにおけるCBG数の和であってもよい。
例えば、実施例3では、上記実施例2を拡張し、キャリアが空間分割多重伝送モードで構成されるシナリオ、即ちキャリアが最大で2つのダウンリンクTB伝送をスケジューリングできるシナリオに適用できるようにする。キャリアグループの再配置について、各キャリアに含まれる全てのTBのCBG総数に基づいてグループ分けを行い、即ち同一のCBG総数を有するキャリアを同一のグループに分ける。各キャリアのグループでは、キャリアを番号の小さい順に並び替える。
CBG総数が同一のキャリアグループ(第1グループと称されてもよい)では、counter DAI及びtotal DAIはPDCCH/EPDCCHの数を指示し、CBG総数に基づいてHARQ−ACKビットを予約する。CBG総数が異なるキャリアグループ(第2グループと称されてもよい)では、グループ内の最大のCBG総数に基づいてHARQ−ACKビットを予約し、或いはcounter DAI及びtotal DAIのビットを追加することでCBG数を指示する。
図12はキャリアアグリゲーションの場合のデータ伝送を示す他の図であり、各キャリアが最大で2つのTB伝送をスケジューリングすると仮定し、アグリゲーションウィンドウの概念が依然として存在する。図12のユーザ装置について、アグリゲートされた各キャリアが何れも空間分割多重伝送モードをサポートし、各スロット内のPDCCH/EPDCCHが何れも2つのTB伝送をスケジューリングできる。実際にスケジューリングされたスロットは、図12における陰影部分で示されている。
従来方法では、最大のTB数(即ち2)及び最大のCBG数(即ち4)に基づいてHARQ−ACKフィードバックビットを予約してもよいため、各スロットには8ビットのHARQ−ACKが必要である。図12では15個のスロットがスケジューリングされているため、合計120ビットのHARQ−ACKフィードバックが必要である。
図13は本発明の実施例のDAIを用いてフィードバック情報を動的に決定することを示す他の図であり、本発明の実施例のキャリアグループの再配置、及びcounter DAI、total DAI指示を示している。キャリアグループ1〜3(第1グループ)について、各グループ内のキャリアが同一のCBG総数を有するため、それぞれのCBG総数に基づいてHARQ−ACKビットを予約してもよい。キャリアグループ4(第2グループ)について、キャリア5とキャリア2とは異なるCBG総数を有し、ここで、最大のCBG総数(即ち7)に基づいてHARQ−ACKビットを予約すると仮定する。
これによって、グループ1は12ビットのHARQ−ACKに対応し、グループ2は10ビットのHARQ−ACKに対応し、グループ3は30ビットのHARQ−ACKに対応し、グループ4は28ビットのHARQ−ACKに対応し、合計80ビットのHARQ−ACKフィードバックが必要であり、上記の従来方法の120ビットのHARQ−ACKフィードバックに比べて、本発明の実施例は約33%のフィードバックオーバーヘッドが節約された。
各キャリアが最大で2つのTBをスケジューリングできることは、常に2つのTBをスケジューリングすることを意味することではなく、実際には1つのTBのみをスケジューリングしてもよい。ただし、常に2つのTBでHARQ−ACKビットを予約し、各TBに対応するHARQ−ACKビットの開始位置及び終了位置を予め定義していれば、異なる意味が生じられない。
例えば、図13の3番目のキャリアCC#3が2つのTBをスケジューリングする場合、5ビットのHARQ−ACKに対応し、以下のように定義してもよい。ビットb0、b1はTB#0の2ビットのHARQ−ACKに対応し、ビットb2、b3、b4はTB#1の3ビットのHARQ−ACKに対応する。1つのTBのみ(TB#0であってもよいし、TB#1であってもよい)をスケジューリングする場合、該TBに対応するHARQ−ACKの開始位置が常にb0から開始し、後続のビットが順次配置されるようにしてもよい。該原則は、最大の数に基づいてHARQ−ACKビットを予約するシナリオに普遍的に適用され、例えば本発明の全ての実施例に適用される。
<実施例4>
本発明の実施例は実施例1をベースにして、キャリアが最大で複数のTBをスケジューリングする場合を説明する。実施例2では、該キャリアが最大で1つのトランスポートブロックをサポートする場合、該キャリアが有するCBG数は、該TBにおけるCBGの数である。実施例4では、該キャリアが最大で複数のTBをサポートする場合、該キャリアが有するCBG数は、該複数のTBにおける最大のCBG数であってもよい。
例えば、本実施例では、実施例3とは異なるもう1つの方法を例示し、同様に、各キャリアが最大で2つのTB伝送をスケジューリングできるシナリオ、即ち空間分割多重伝送モードをサポートするシナリオに適用される。キャリアグループの再配置について、各キャリアに含まれる全てのTBの最大のCBG総数に基づいてグループ分けを行い、即ち同一の最大のCBG総数を有するキャリアを同一のグループに分ける。各キャリアのグループでは、キャリアを番号の小さい順に並び替える。各キャリアグループ内では、counter DAI及びtotal DAIがPDCCH/EPDCCHの数を指示し、グループ内の最大のTB数と最大のCBG数との積に基づいてHARQ−ACKビットを予約する。
図14は本発明の実施例のDAIを用いてフィードバック情報を動的に決定することを示す他の図であり、本発明の実施例のキャリアグループの再配置、及びcounter DAI、total DAI指示を示している。同様に図12の構成を一例にすると、ここでキャリアによりスケジューリングされた全てのTB(図14では2つのTB)における最大のCBG数に基づいてキャリアグループを再配置し、同一の最大のCBG数を有するキャリアを同一のグループに分ける。
図14に示すように、CC#1及びCC#6の最大のCBG数は何れも2であり、グループ1に分けられ、CC#3、CC#4及びCC#5の最大のCBG数は何れも3であり、グループ2に分けられ、CC#0、CC#2及びCC#7の最大のCBG数は何れも4であり、グループ3に分けられている。
本実施例では、各グループ内のキャリアはキャリア番号の小さい順に並び替えられる。各グループでは、グループ内の最大のTB数と最大のCBG数との積に基づいてHARQ−ACKフィードバックビットを予約する。各グループ内では、counter DAI及びtotal DAIがPDCCH/EPDCCHの数を指示する。
これによって、グループ1内の各スケジューリングスロットは4ビットのHARQ−ACKフィードバックに対応し、グループ2の各スケジューリングスロットは6ビットのHARQ−ACKフィードバックに対応し、グループ3内の各スケジューリングスロットは8ビットのHARQ−ACKフィードバックに対応する。このため、本実施例の方法は、合計96ビットのHARQ−ACKフィードバックが必要であり、上記の従来方法の120ビットのHARQ−ACKフィードバックに比べて、約20%のフィードバックオーバーヘッドが節約された。
同様に、各キャリアが最大で2つのTBをスケジューリングできることは、常に2つのTBをスケジューリングすることを意味することではなく、実際には1つのTBのみをスケジューリングしてもよい。ただし、常に2つのTBでHARQ−ACKビットを予約し、各TBに対応するHARQ−ACKビットの開始位置及び終了位置を予め定義していれば、異なる意味が生じられない。
例えば、図14の3番目のキャリアCC#3について、実施例4の方法は6ビットのHARQ−ACKを予約しており、2つのTBをスケジューリングする場合、5ビットのHARQ−ACKに対応し、ビットb0、b1はTB#0の2ビットのHARQ−ACKに対応し、ビットb2、b3、b4はTB#1の3ビットのHARQ−ACKに対応するように定義されてもよい。1つのTBのみをスケジューリングする場合、該TBに対応するHARQ−ACKの開始位置が常にb0から開始するようにしてもよい。
<実施例5>
本発明の実施例は実施例1をベースにして、ユーザ装置に構成されたキャリアが最大で1つのTBをスケジューリングする場合と最大で2つのTBをスケジューリングする場合の両方が存在するシナリオを説明する。本実施例のキャリアグループに対する再配置は、まず、サポートされる最大のTB数に基づいてグループ分けし、即ち同一の最大のTB数を有するキャリアを同一のグループに分けてもよい。そして、同一の最大のTB数を有するキャリアのグループ内で、再度グループ分けを行い、グループ分けのルールは実施例2乃至実施例4における任意の方法を用いてもよい。最終的に取得された各キャリアグループ内で、それぞれのcounter DAI及びtotal DAI指示を定義する。
本実施例では、同一のTB数を有する複数のキャリアを同一グループに分けて1つ又は複数の第3グループを形成し、同一のTB数を有しない残りの1つ又は複数のキャリアを同一グループに分けて1つの第4グループを形成してもよい。
また、各第3グループについて、同一又は近いCBG数を有する複数のキャリアを同一グループに分けて1つ又は複数の第5グループを形成し、且つ/或いは、該第4グループについて、同一又は近いCBG数を有する複数のキャリアを同一グループに分けて1つ又は複数の第6グループを形成してもよい。
図15はキャリアアグリゲーションの場合のデータ伝送を示す他の図であり、キャリアが最大で1つ又は2つのTB伝送をスケジューリングすると仮定し、アグリゲーションウィンドウの概念が依然として存在する。例えば、図15に示すように、キャリア2、4、5は最大で1つのTB伝送をサポートし、残りのキャリアは最大で2つのTB伝送をサポートする。実際にスケジューリングされたスロットは、陰影部分で示されている。
従来方法では、最大のTB数及び最大のCBG数に基づいてHARQ−ACKビットを予約してもよく、この場合、120ビットのHARQ−ACKフィードバックが必要である。
図16は本発明の実施例のDAIを用いてフィードバック情報を動的に決定することを示す他の図であり、本発明の実施例のキャリアグループの再配置、及びcounter DAI、total DAI指示を示している。図16に示すように、キャリア0、1、3、6、7は何れも最大で2つのTB伝送をサポートし、同一のグループ(第3グループ)に分けられてもよく、キャリア2、4、5は何れも最大で1つのTB伝送をサポートし、同一のグループ(第4グループ)に分けられてもよく、図16ではグループ3で示されている。
さらに、キャリア0、1、3、6、7について、各キャリアのCBG総数に基づいて再度グループ分けを行ってもよく、即ち第3グループをグループ1とグループ2(第5グループ)にさらに分けてもよい。グループ1におけるキャリアのCBG総数は何れも3であり、グループ2におけるキャリアのCBG総数は何れも6である。counter DAI及びtotal DAIは各キャリアグループ内で独立して定義され、ここでDAIが何れもPDCCH/EPDCCH数を指示すると仮定する。
グループ1は15ビットのHARQ−ACKが必要であり、グループ2は30ビットのHARQ−ACKが必要である。グループ3は、最大のCBG数に基づいてHARQ−ACKビットを予約すると仮定すると、20ビットのHARQ−ACKが必要である。このため、本実施例5の方法は、合計65ビットのHARQ−ACKが必要であり、従来方法の120ビットのHARQ−ACKフィードバックに比べて、約46%のフィードバックオーバーヘッドを節約することができる。
<実施例6>
本発明の実施例は実施例1をベースにして、近いCBG数を有する場合を説明する。
本実施例では、近いCBG数を有する複数のキャリアを同一グループに分けて1つ又は複数の第1グループを形成し、近いCBG数を有しない残りの1つ又は複数のキャリアを同一グループに分けて1つの第2グループを形成してもよい。
本実施例では、該近いCBG数を有する複数のキャリアは、CBG数の差が所定閾値以下の複数のキャリアであってもよいが、本発明はこれに限定されない。各第1グループについて、該近いCBG数のうちの最大のCBG数に基づいて、該複数のキャリアに対応するフィードバック情報のビット数をそれぞれ決定してもよい。
例えば、構成に応じて、同一のCBG数を有するキャリアが存在しない可能性があり、この場合、他の方法を用いてキャリアをグループ分けしてもよい。例えば、CBG数の差がn以下であるキャリアを同一のグループに分けてもよく、nの値は柔軟に調整してもよく、好ましくは、nの値は比較的に小さい値である。同一のグループ内のキャリアについて、CBG数の差が大きくなければ、最大のCBG数に基づいてHARQ−ACKビットを予約しても大きな無駄にならないため、HARQ−ACKフィードバックのオーバーヘッドを節約するのに有利である。
<実施例7>
本発明の実施例はフィードバック情報の送信装置を提供し、該フィードバック情報の送信装置は例えばユーザ装置であってもよいし、ユーザ装置に配置された部分又は構成要素であってもよい。実施例7の実施例1乃至6と同様な内容について説明を省略する。
図17は本発明の実施例のフィードバック情報の送信装置を示す図である。図17に示すように、フィードバック情報の送信装置1700は、グループ分け部1701、受信部1702、決定部1703及び送信部1704を含む。
グループ分け部1701は、コードブロックグループ数及び/又はトランスポートブロック数に基づいて複数のキャリアをグループ分けする。
受信部1702は、ネットワーク装置により該複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて送信されたデータ、並びに1つ又は複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて送信された、フィードバック情報を構成するためのダウンリンク割り当てインデックスを受信する。
決定部1703は、各グループ内の該キャリアに対応するフィードバック情報をそれぞれ決定する。
送信部1704は、各グループに対応するフィードバック情報をカスケードした後に、該ネットワーク装置に送信する。
本実施例では、該グループの分けのためのルールは、予め定義され、或いは該ネットワーク装置によりシグナリングを介して通知されてもよい。また、該ダウンリンク割り当てインデックスは、各グループにおいてそれぞれ計数される。
本実施例では、グループ分け部1701は、同一又は近いコードブロックグループ数を有する複数のキャリアを同一グループに分けて1つ又は複数の第1グループを形成し、同一又は近いコードブロックグループ数を有しない残りの1つ又は複数のキャリアを同一グループに分けて1つの第2グループを形成してもよい。
本実施例では、該キャリアが最大で1つのトランスポートブロックをサポートする場合、該キャリアが有するコードブロックグループ数は、該1つのトランスポートブロックにおけるコードブロックグループの数であり、該キャリアが最大で複数のトランスポートブロックをサポートする場合、該キャリアが有するコードブロックグループ数は、該複数のトランスポートブロックにおけるコードブロックグループ数の和、又は該複数のトランスポートブロックにおける最大のコードブロックグループ数である。例えば、該近いコードブロックグループ数を有する複数のキャリアは、コードブロックグループ数の差が所定閾値以下の複数のキャリアである。
本実施例では、送信部1704は、該第2グループが1つのキャリアのみを有する場合、該ネットワーク装置に該1つのキャリアに対応するフィードバック情報を個別に送信してもよい。
本実施例では、決定部1703は、該第1グループのそれぞれについて、該同一のコードブロックグループ数に基づいて該複数のキャリアに対応するフィードバック情報のビット数をそれぞれ決定し、或いは、該近いコードブロックグループ数のうちの最大のコードブロックグループ数に基づいて該複数のキャリアに対応するフィードバック情報のビット数をそれぞれ決定してもよい。
本実施例では、決定部1703は、該第2グループについて、該1つ又は複数のキャリアにおける最大のコードブロックグループ数に基づいて該1つ又は複数のキャリアに対応するフィードバック情報のビット数を決定してもよい。
本実施例では、決定部1703は、該第2グループについて、前記1つ又は複数のキャリアのそれぞれのコードブロックグループ数に基づいて該1つ又は複数のキャリアに対応するフィードバック情報のビット数を決定してもよい。ここで、該第2グループにおける前記1つ又は複数のキャリアに対応する該ダウンリンク割り当てインデックスは、該コードブロックグループ数を指示するために用いられる。
本実施例では、グループ分け部1701は、同一のトランスポートブロック数を有する複数のキャリアを同一グループに分けて1つ又は複数の第3グループを形成し、同一のトランスポートブロック数を有しない残りの1つ又は複数のキャリアを同一グループに分けて1つの第4グループを形成してもよい。
本実施例では、グループ分け部1701は、該第3グループのそれぞれについて、同一又は近いコードブロックグループ数を有する複数のキャリアを同一グループに分けて1つ又は複数の第5グループを形成し、且つ/或いは、該第4グループについて、同一又は近いコードブロックグループ数を有する複数のキャリアを同一グループに分けて1つ又は複数の第6グループを形成してもよい。
なお、以上は本発明に関連する各部分又はモジュールを説明しているが、本発明はこれに限定されない。フィードバック情報の送信装置1700は他の部分又はモジュールをさらに含んでもよく、これらの部分又はモジュールの具体的な内容は関連技術を参照してもよい。
本実施例によれば、コードブロックグループ数及び/又はトランスポートブロック数に基づいて複数のキャリアをグループ分けし、各グループ内のキャリアに対応するフィードバック情報をそれぞれ決定することで、フィードバック情報の正しいビット数を予約することができると共に、フィードバック情報のオーバーヘッド又はDCIシグナリングのオーバーヘッドを低減することができるため、リソースの浪費を低減又は回避することができる。
<実施例8>
本発明の実施例はフィードバック情報の受信装置を提供し、該フィードバック情報の受信装置は例えばネットワーク装置であってもよいし、ネットワーク装置に配置された部分又は構成要素であってもよい。実施例8の実施例1乃至6と同様な内容について説明を省略する。
図18は本発明の実施例のフィードバック情報の受信装置を示す図である。図18に示すように、フィードバック情報の受信装置1800は、グループ分け部1801、送信部1802、受信部1803及び決定部1804を含む。
グループ分け部1801は、コードブロックグループ数及び/又はトランスポートブロック数に基づいて複数のキャリアをグループ分けする。
送信部1802は、該複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいてユーザ装置にデータを送信し、1つ又は複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて該ユーザ装置に、フィードバック情報を構成するためのダウンリンク割り当てインデックスを送信する。
受信部1803は、該ユーザ装置により送信されたフィードバック情報を受信する。
決定部1804は、該グループに基づいて、該複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて送信される該データに対応するフィードバック情報を決定する。
本実施例では、該グループの分けのためのルールは、予め定義され、或いはシグナリングを介して該ユーザ装置に通知してもよい。また、該ダウンリンク割り当てインデックスは、各グループにおいてそれぞれ計数される。
本実施例では、グループ分け部1801は、同一又は近いコードブロックグループ数を有する複数のキャリアを同一グループに分けて1つ又は複数の第1グループを形成し、同一又は近いコードブロックグループ数を有しない残りの1つ又は複数のキャリアを同一グループに分けて1つの第2グループを形成してもよい。
本実施例では、該キャリアが最大で1つのトランスポートブロックをサポートする場合、該キャリアが有するコードブロックグループ数は、該1つのトランスポートブロックにおけるコードブロックグループの数であり、該キャリアが最大で複数のトランスポートブロックをサポートする場合、該キャリアが有するコードブロックグループ数は、該複数のトランスポートブロックにおけるコードブロックグループ数の和、又は該複数のトランスポートブロックにおける最大のコードブロックグループ数である。
本実施例では、グループ分け部1801は、同一のトランスポートブロック数を有する複数のキャリアを同一グループに分けて1つ又は複数の第3グループを形成し、同一のトランスポートブロック数を有しない残りの1つ又は複数のキャリアを同一グループに分けて1つの第4グループを形成してもよい。
本実施例では、グループ分け部1801は、該第3グループのそれぞれについて、同一又は近いコードブロックグループ数を有する複数のキャリアを同一グループに分けて1つ又は複数の第5グループを形成し、且つ/或いは、該第4グループについて、同一又は近いコードブロックグループ数を有する複数のキャリアを同一グループに分けて1つ又は複数の第6グループを形成してもよい。
なお、以上は本発明に関連する各部分又はモジュールを説明しているが、本発明はこれに限定されない。フィードバック情報の受信装置1800は他の部分又はモジュールをさらに含んでもよく、これらの部分又はモジュールの具体的な内容は関連技術を参照してもよい。
本実施例によれば、コードブロックグループ数及び/又はトランスポートブロック数に基づいて複数のキャリアをグループ分けし、各グループ内のキャリアに対応するフィードバック情報をそれぞれ決定することで、フィードバック情報の正しいビット数を予約することができると共に、フィードバック情報のオーバーヘッド又はDCIシグナリングのオーバーヘッドを低減することができるため、リソースの浪費を低減又は回避することができる。
<実施例9>
本発明の実施例は通信システムをさらに提供し、図3を参照してもよく、実施例1乃至8と同様な内容について説明を省略する。本実施例では、通信システム300は、ネットワーク装置301及びユーザ装置302を含んでもよい。
ネットワーク装置301には、実施例8に記載のフィードバック情報の受信装置1800が配置されている。
ユーザ装置302には、実施例7に記載のフィードバック情報の送信装置1700が配置されている。
本発明の実施例はネットワーク装置をさらに提供し、該装置は例えば基地局であってもよいが、本発明はこれに限定されず、他のネットワーク装置であってもよい。
図19は本発明の実施例のネットワーク装置を示す図である。図19に示すように、ネットワーク装置1900は、プロセッサ1910(例えば中央処理装置:CPU)及びメモリ1920を含んでもよく、メモリ1920はプロセッサ1910に接続される。メモリ1920は、各種のデータを記憶してもよいし、情報処理のプログラム1930をさらに記憶し、プロセッサ1910の制御で該プログラム1930を実行する。
例えば、プロセッサ1910は、コードブロックグループ数及び/又はトランスポートブロック数に基づいて複数のキャリアをグループ分けし、複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいてユーザ装置にデータを送信し、1つ又は複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいてユーザ装置に、フィードバック情報を構成するためのダウンリンク割り当てインデックスを送信し、ユーザ装置により送信されたフィードバック情報を受信し、グループに基づいて、複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて送信されるデータに対応するフィードバック情報を決定するようにプログラム1930を実行してもよい。
また、図19に示すように、ネットワーク装置1900は、送受信機1940及びアンテナ1950等をさらに含んでもよい。上記部材の機能は従来技術と類似し、ここでその説明を省略する。なお、ネットワーク装置1900は図19に示す全てのユニットを含む必要がない。また、ネットワーク装置1900は、図19に示されていないユニットをさらに含んでもよく、従来技術を参照してもよい。
本発明の実施例はユーザ装置をさらに提供し、本発明はこれに限定されず、他の装置であってもよい。
図20は本発明の実施例のユーザ装置を示す図である。図20に示すように、ユーザ装置2000は、プロセッサ2010及びメモリ2020を含んでもよく、メモリ2020はデータ及びプログラムを記憶し、プロセッサ2010に接続される。なお、該図は単なる例示的なものであり、電気通信機能又は他の機能を実現するように、他の種類の構成を用いて、該構成を補充又は代替してもよい。
例えば、プロセッサ2010は、コードブロックグループ数及び/又はトランスポートブロック数に基づいて複数のキャリアをグループ分けし、ネットワーク装置により複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて送信されたデータ、並びに1つ又は複数のキャリア及び複数のタイムユニットにおいて送信された、フィードバック情報を構成するためのダウンリンク割り当てインデックスを受信し、各グループ内のキャリアに対応するフィードバック情報をそれぞれ決定し、各グループに対応するフィードバック情報をカスケードした後に、ネットワーク装置に送信するように構成されてもよい。
図20に示すように、ユーザ装置2000は、通信モジュール2030、入力部2040、ディスプレイ2050、及び電源2060をさらに含んでもよい。ここで、上記各部の機能は従来技術と類似し、ここでその説明を省略する。なお、ユーザ装置2000は図20に示す全てのユニットを含む必要がない。また、ユーザ装置2000は、図20に示されていないユニットをさらに含んでもよく、従来技術を参照してもよい。
本発明の実施例は、ネットワーク装置においてプログラムを実行する際に、該ネットワーク装置に、実施例1乃至6に記載のフィードバック情報の受信方法を実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムをさらに提供する。
本発明の実施例は、ネットワーク装置に、実施例1乃至6に記載のフィードバック情報の受信方法を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶する、記憶媒体をさらに提供する。
本発明の実施例は、ユーザ装置においてプログラムを実行する際に、該ユーザ装置に、実施例1乃至6に記載のフィードバック情報の送信方法を実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムをさらに提供する。
本発明の実施例は、ユーザ装置に、実施例1乃至6に記載のフィードバック情報の送信方法を実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶する、記憶媒体をさらに提供する。
本発明の以上の装置及び方法は、ハードウェアにより実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェアを結合して実現されてもよい。本発明はコンピュータが読み取り可能なプログラムに関し、該プログラムはロジック部により実行される時に、該ロジック部に上述した装置又は構成要件を実現させる、或いは該ロジック部に上述した各種の方法又はステップを実現させることができる。本発明は上記のプログラムを記憶するための記憶媒体、例えばハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、DVD、フラッシュメモリ等に関する。
本発明の実施例を参照しながら説明した方法/装置は、ハードウェア、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュール、又は両者の組み合わせで実施されてもよい。例えば、図17に示す機能的ブロック図における1つ若しくは複数、又は機能的ブロック図の1つ若しくは複数の組み合わせ(例えばグループ分け部及び決定部など)は、コンピュータプログラムフローの各ソフトウェアモジュールに対応してもよいし、各ハードウェアモジュールに対応してもよい。これらのソフトウェアモジュールは、図5に示す各ステップにそれぞれ対応してもよい。これらのハードウェアモジュールは、例えばフィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)を用いてこれらのソフトウェアモジュールをハードウェア化して実現されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、モバイルハードディスク、CD−ROM又は当業者にとって既知の任意の他の形の記憶媒体に位置してもよい。プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ったり、記憶媒体に情報を書き込むように該記憶媒体をプロセッサに接続してもよいし、記憶媒体がプロセッサの構成部であってもよい。プロセッサ及び記憶媒体はASICに位置してもよい。該ソフトウェアモジュールは移動端末のメモリに記憶されてもよいし、移動端末に挿入されたメモリカードに記憶されてもよい。例えば、機器(例えば移動端末)が比較的に大きい容量のMEGA−SIMカード又は大容量のフラッシュメモリ装置を用いる場合、該ソフトウェアモジュールは該MEGA−SIMカード又は大容量のフラッシュメモリ装置に記憶されてもよい。
図面に記載されている機能的ブロック図における一つ以上の機能ブロックおよび/または機能ブロックの一つ以上の組合せは、本願に記載されている機能を実行するための汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理装置、ディスクリートハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の適切な組み合わせで実現されてもよい。図面に記載されている機能的ブロック図における一つ以上の機能ブロックおよび/または機能ブロックの一つ以上の組合せは、例えば、コンピューティング機器の組み合わせ、例えばDSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、DSP通信と組み合わせた1つ又は複数のマイクロプロセッサ又は他の任意の構成で実現されてもよい。
以上、具体的な実施形態を参照しながら本発明を説明しているが、上記の説明は、例示的なものに過ぎず、本発明の保護の範囲を限定するものではない。本発明の趣旨及び原理を離脱しない限り、本発明に対して各種の変形及び変更を行ってもよく、これらの変形及び変更も本発明の範囲内のものである。

Claims (19)

  1. フィードバック情報の送信装置であって、
    コードブロックグループ数及び/又はトランスポートブロック数に基づいて、複数のキャリアをコードブロックグループ(CBG)に基づくグループにグループ分けする処理部であって、前記CBGに基づくグループにグループ分けするためのルールは、予め定義されたルール及び/又はシグナリングを介して通知されたルールである、処理部と、
    数のキャリア及び1つ又は複数のタイムユニットにおけるデータ、並びに1つ又は複数のキャリア及び1つ又は複数のタイムユニットにおけるフィードバック情報を構成するためのダウンリンク割り当てインデックスを受信する受信部であって、前記複数のキャリアのうちの各キャリアは複数のグループのうちの少なくとも1つに属し、前記ダウンリンク割り当てインデックスは各グループにおいてそれぞれ計数される、受信部と、
    前記グループ内の前記キャリアに対応するフィードバック情報を決定する前記処理部と、
    前記グループに対応するフィードバック情報をカスケードした後に送信する送信部と、を含む、装置。
  2. 前記処理部は、
    同一又は近いコードブロックグループ数を有する複数のキャリアを1つ又は複数の第1グループに分け、残りの1つ又は複数のキャリアを1つの第2グループに分け、
    前記近いコードブロックグループ数を有する複数のキャリアは、コードブロックグループ数の差が所定閾値以下の複数のキャリアにより決定される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記キャリアが最大で1つのトランスポートブロックをサポートする場合、前記キャリアが有するコードブロックグループ数は、前記1つのトランスポートブロックにおけるコードブロックグループの数であり、
    前記キャリアが複数のトランスポートブロックをサポートする場合、前記キャリアが有するコードブロックグループ数は、前記複数のトランスポートブロックにおけるコードブロックグループ数の和、又は前記複数のトランスポートブロックにおける最大のコードブロックグループ数である、請求項に記載の装置。
  4. 前記送信部は、前記第2グループが1つのキャリアのみを有する場合、前記1つのキャリアに対応するフィードバック情報を個別に送信する、請求項に記載の装置。
  5. 前記処理部は、前記第1グループのそれぞれについて、前記同一のコードブロックグループ数に基づいて前記複数のキャリアに対応するフィードバック情報のビット数をそれぞれ決定し、或いは、前記近いコードブロックグループ数のうちの最大のコードブロックグループ数に基づいて前記複数のキャリアに対応するフィードバック情報のビット数をそれぞれ決定する、請求項に記載の装置。
  6. 前記処理部は、前記第2グループについて、前記1つ又は複数のキャリアにおける最大のコードブロックグループ数に基づいて前記1つ又は複数のキャリアに対応するフィードバック情報のビット数を決定する、請求項に記載の装置。
  7. 前記処理部は、前記第2グループについて、前記1つ又は複数のキャリアのそれぞれのコードブロックグループ数に基づいて前記1つ又は複数のキャリアに対応するフィードバック情報のビット数を決定する、請求項に記載の装置。
  8. 前記第2グループにおける前記1つ又は複数のキャリアに対応する前記ダウンリンク割り当てインデックスは、前記コードブロックグループ数を指示するために用いられる、請求項に記載の装置。
  9. 前記処理部は、
    同一のトランスポートブロック数を有する複数のキャリアを1つ又は複数の第3グループに分け、残りの1つ又は複数のキャリアを1つの第4グループに分ける、請求項1に記載の装置。
  10. 前記処理部は、前記第3グループのそれぞれについて、同一又は近いコードブロックグループ数を有する複数のキャリアを1つ又は複数の第5グループにそれぞれ分け、
    前記近いコードブロックグループ数を有する複数のキャリアは、コードブロックグループ数の差が所定閾値以下の複数のキャリアにより決定される、請求項に記載の装置。
  11. 前記処理部は、前記第4グループについて、同一又は近いコードブロックグループ数を有する複数のキャリアを1つ又は複数の第6グループに分け、
    前記近いコードブロックグループ数を有する複数のキャリアは、コードブロックグループ数の差が所定閾値以下の複数のキャリアにより決定される、請求項に記載の装置。
  12. 前記複数のグループのうちの少なくとも1つは、トランスポートブロックに基づく伝送を用いる、請求項1に記載の装置。
  13. フィードバック情報の受信装置であって、
    コードブロックグループ数及び/又はトランスポートブロック数に基づいて、複数のキャリアをコードブロックグループ(CBG)に基づくグループにグループ分けする処理部であって、前記CBGに基づくグループにグループ分けするためのルールは、予め定義されたルール及び/又はシグナリングを介して通知されたルールである、処理部と、
    複数のキャリア及び1つ又は複数のタイムユニットにおいてユーザ装置にデータを送信し、1つ又は複数のキャリア及び1つ又は複数のタイムユニットにおいて前記ユーザ装置に、フィードバック情報を構成するためのダウンリンク割り当てインデックスを送信する送信部であって、前記複数のキャリアのうちの各キャリアは複数のグループのうちの少なくとも1つに属し、前記ダウンリンク割り当てインデックスは各グループにおいてそれぞれ計数される、送信部と、
    前記ユーザ装置により送信されたフィードバック情報を受信する受信部と、
    前記グループに基づいて、前記複数のキャリア及び1つ又は複数のタイムユニットにおいて送信される前記データに対応するフィードバック情報を決定する前記処理部と、を含む、装置。
  14. 前記処理部は、
    同一又は近いコードブロックグループ数を有する複数のキャリアを1つ又は複数の第1グループに分け、残りの1つ又は複数のキャリアを1つの第2グループに分け、
    前記近いコードブロックグループ数を有する複数のキャリアは、コードブロックグループ数の差が所定閾値以下の複数のキャリアにより決定される、請求項13に記載の装置。
  15. 前記キャリアが最大で1つのトランスポートブロックをサポートする場合、前記キャリアが有するコードブロックグループ数は、前記1つのトランスポートブロックにおけるコードブロックグループの数であり、
    前記キャリアが複数のトランスポートブロックをサポートする場合、前記キャリアが有するコードブロックグループ数は、前記複数のトランスポートブロックにおけるコードブロックグループ数の和、又は前記複数のトランスポートブロックにおける最大のコードブロックグループ数である、請求項14に記載の装置。
  16. 前記処理部は、
    同一のトランスポートブロック数を有する複数のキャリアを1つ又は複数の第3グループに分け、残りの1つ又は複数のキャリアを1つの第4グループに分ける、請求項13に記載の装置。
  17. 前記処理部は、前記第3グループのそれぞれについて、同一又は近いコードブロックグループ数を有する複数のキャリアを1つ又は複数の第5グループにそれぞれ分け、
    前記近いコードブロックグループ数を有する複数のキャリアは、コードブロックグループ数の差が所定閾値以下の複数のキャリアにより決定される、請求項16に記載の装置。
  18. 前記複数のグループのうちの少なくとも1つは、トランスポートブロックに基づく伝送を用いる、請求項13に記載の装置。
  19. 請求項1に記載のフィードバック情報の送信装置を有するユーザ装置と、
    請求項13に記載のフィードバック情報の受信装置を有するネットワーク装置と、を含む、通信システム。
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