JP6889028B2 - 建物の外壁支持構造 - Google Patents
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第1実施形態に係る建物の外壁支持構造の一例について説明する。
図1には、建物10に適用された建物の外壁支持構造の一例としての支持構造30が示されている。支持構造30の詳細については後述する。以後の説明では、建物10の桁方向をZ方向、妻方向をX方向、高さ方向(上下方向)をY方向と称する。X方向、Y方向及びZ方向は、互いに直交する。また、X方向及びZ方向は、水平方向の一例とされている。なお、以後は、X方向を建物10の内外方向の一例として説明する。
次に、支持構造30について説明する。
外壁部32は、後述する止水材41を挟んでY方向に並んで配置された下側外壁42及び上側外壁43を有する。
下側外壁42は、一例として、軽量気泡コンクリート(ALC)で構成されている。また、下側外壁42は、Z方向から見た場合の断面形状がY方向に長い略矩形状とされ、Z方向に延びる板状に形成されている。さらに、下側外壁42は、Z方向に複数枚並んで配置されている。そして、下側外壁42は、屋内側の部位が図示しない下地フレームを介して建物10の躯体に取付けられることにより、Y方向に沿って立設されている。
上側外壁43は、下側外壁42と同様に軽量気泡コンクリート(ALC)で構成されている。また、上側外壁43は、Z方向から見た場合の断面形状がY方向に長い略矩形状とされ、Z方向に延びる板状に形成されている。上側外壁43のX方向の幅は、下側外壁42のX方向の幅とほぼ同じ大きさに揃えられている。上側外壁43のZ方向の長さは、下側外壁42のZ方向の長さとほぼ同じ長さとされている。上側外壁43のY方向の高さは、一例として、下側外壁42のY方向の高さよりも低い。
止水材41は、一例として、ポリウレタン製の発泡体で構成されている。また、止水材41は、一例として、Z方向に延びる四角柱状に形成されており、Z方向から見た場合の断面形状が、X方向を長手方向とする矩形状とされている。さらに、止水材41は、一例として、上面42AのX方向の中央に対する屋外側の部位と、下面43AのX方向の中央に対する屋外側の部位とで挟まれており、Y方向に圧縮されている。本実施形態では、止水材41は、一例として、横目地49におけるX方向の中央よりも屋内側の部位(空間)には配置されていない。加えて、横目地49における止水材41に対する屋外側の部位(空間)には、シール材52が充填されている。
図2に示すように、パラペットフレーム34は、一例として、それぞれ同程度の厚さの板状に形成された底壁34A、縦壁34B、上壁34C及び2つの側壁34Dにより構成されている。また、パラペットフレーム34の全体は、屋内側に向けて開口する箱状に形成されている。さらに、パラペットフレーム34は、ウェブ16Aに対してウェルドナット16C(図1参照)側の上フランジ16B上に載置されている。そして、パラペットフレーム34は、ボルト17(図1参照)がウェルドナット16Cに締結されることより、上フランジ16B(天井大梁16)に取付けられている。さらに、パラペットフレーム34は、上側外壁43をX方向の屋内側から支持する。なお、図2では、後述する調整部44(図1参照)及びボルト、ビス等の図示を省略している。
図4(B)に示す底壁34Aは、X方向及びZ方向に広がっている。底壁34AをY方向から見た場合の形状は、Z方向を長手方向としX方向を短手方向とする略矩形状とされている。底壁34AのZ方向の長さは、上側外壁43(図1参照)のZ方向の長さよりも短い。また、底壁34AのY方向の厚さは、上フランジ16B(図1参照)のY方向の厚さよりも薄い。底壁34AにおけるX方向の中央に対する一方側(屋内側)には、Z方向に間隔をあけて配置されY方向に貫通した2つの貫通孔35が形成されている。貫通孔35の大きさは、ボルト17(図1参照)を挿通可能な大きさとされている。そして、底壁34Aは、上フランジ16B(図1参照)にボルト17により取付けられる。
図1に示す縦壁34Bは、底壁34AのX方向の屋外側の端部にY方向に沿って立設されている。縦壁34BのY方向の高さは、上側外壁43のY方向の下端から中央までの高さよりも高くかつ上側外壁43のY方向の下端から上端までの高さよりも低くなるように設定されている。また、図3(A)に示すように、縦壁34Bは、Y方向及びZ方向に広がっている。縦壁34BをX方向から見た場合の形状は、Y方向を長手方向としZ方向を短手方向とする略矩形状とされている。縦壁34BのZ方向の長さは、底壁34AのZ方向の長さ、上壁34CのZ方向の長さとそれぞれ等しく、上側外壁43(図1参照)のZ方向の長さよりも短い。縦壁34BにおけるY方向及びZ方向の中央には、X方向(厚さ方向)に貫通した1つの貫通孔48が形成されている。貫通孔48のZ方向、Y方向の大きさは、ボルト46(図1参照)の雄ネジが形成された軸部の直径よりも大きい。なお、ボルト46の頭部は、貫通孔48には挿通されない。
図1に示す上壁34Cは、縦壁34BのY方向の上端部から外壁部32側とは反対側にX方向に沿って延出され、底壁34AとY方向に対向配置されている。また、上壁34Cには、後述する調整部44により押付部材36が取付けられている。
図3(A)に示すように、側壁34Dは、縦壁34BにおけるZ方向の両端部に配置されている。また、図3(B)に示すように、側壁34Dは、縦壁34BからX方向の屋内側に延び底壁34Aと上壁34CとをY方向に繋いでいる。言い換えると、側壁34Dは、底壁34Aから上壁34Cまで、Y方向に沿って直立しており、X方向及びY方向に広がっている。側壁34DをZ方向から見た場合の形状は、Y方向を長手方向としX方向を短手方向とする略矩形状とされている。側壁34DのX方向の長さは、上壁34CのX方向の長さと等しい。
図2に示す押付部材36は、一例として、Z方向から見た場合の断面形状がクランク状となるように2箇所で屈曲された板材で構成されており、Z方向に延在されている。押付部材36のZ方向の長さは、1つの上側外壁43のZ方向の長さよりも長い。具体的には、押付部材36は、第1横板部36Aと、接触部の一例としての縦板部36Bと、第2横板部36Cとを有する。
第1横板部36Aは、X方向及びZ方向に広がっている。第1横板部36AをY方向から見た場合の形状は、Z方向を長手方向としX方向を短手方向とする略矩形状とされている。第1横板部36AのX方向の長さは、上壁34CのX方向の長さとほぼ等しい。また、第1横板部36AのZ方向の一部は、上壁34C上に載置される。第1横板部36Aにおいて、上壁34Cの貫通孔62(図4(A)参照)とY方向に並ぶ部位には、Y方向に貫通した貫通孔64が1箇所形成されている。貫通孔64の大きさは、後述する調整部44のボルト74(図1参照)の雄ネジが形成された軸部を挿通可能な大きさとされている。そして、第1横板部36Aは、上壁34Cにボルト74により取付けられる。
縦板部36Bは、第1横板部36AのX方向の屋外側(外壁部32側)の端部からY方向に沿って直立している。縦板部36BをX方向から見た場合の形状は、Z方向を長手方向としY方向を短手方向とする略矩形状とされている。縦板部36BのY方向の高さは、上壁34C上に第1横板部36Aが載置された状態で、X方向から見た場合に縦板部36Bと上側外壁43のY方向の上部とが重なるように、後述するスペーサ38のY方向の高さも含めて設定されている。これにより、縦板部36Bは、パラペットフレーム34に押付部材36が取付けられた状態で、X方向において上側外壁43に屋内側から接触して、上側外壁43の上部を支持するようになっている。
第2横板部36Cは、X方向及びZ方向に広がっている。第2横板部36CをY方向から見た場合の形状は、Z方向を長手方向としX方向を短手方向とする略矩形状とされている。第2横板部36CのX方向の長さは、上側外壁43の上面43BのX方向の長さとほぼ等しい。また、第2横板部36Cは、後述するスペーサ38上に載置される。第2横板部36Cには、Y方向に貫通した貫通孔66がX方向に間隔をあけて2箇所形成されている。2箇所の貫通孔66は、一例として、Y方向から見た場合に貫通孔64とX方向に並んでいる。貫通孔66の大きさは、後述するビス54(図1参照)の雄ネジが形成された軸部を挿通可能な大きさとされている。そして、第2横板部36Cは、スペーサ38を介して上側外壁43にビス54により取付けられる。
スペーサ38は、Z方向を長手方向としX方向を短手方向とする板材で構成されている。スペーサ38のZ方向の長さは、一例として、押付部材36のZ方向の長さとほぼ等しい。また、スペーサ38のX方向の長さは、上側外壁43の上面43BのX方向の長さよりも短い。そして、スペーサ38は、上面43Bに載置されている。
ビス54の長さは、一例として、笠木ホルダ27の板部27Aの厚さと、防水シート25の厚さと、第2横板部36Cの厚さと、スペーサ38の厚さとを合計した長さよりも長い。これにより、上側外壁43上にスペーサ38、第2横板部36C、防水シート25及び板部27Aが重ねられた状態でビス54により共締めされることで、これらが上側外壁43に取付けられて(固定されて)いる。
調整部44は、押付部材36のパラペットフレーム34に取付けられる部位(第1横板部36A)に設けられている。また、調整部44は、一例として、ボルト74と、ウェルドナット76と、図示しないワッシャとを有する。ボルト74は、頭部74Aと、雄ネジが形成された軸部74Bとを有している。ここで、軸部74Bが貫通孔62(図4(A)参照)及び貫通孔64(図2参照)に挿入され、雄ネジがウェルドナット76の雌ネジと螺合されることにより、第1横板部36Aが上壁34Cに取付けられる。
ボルト46は、頭部46Aと、雄ネジが形成された軸部46Bとを有している。ここで、軸部46Bが縦壁34Bの貫通孔48に挿入されると共に、雄ネジがネジ穴47の雌ネジと螺合されることにより、上側外壁43がパラペットフレーム34に締結されている。言い換えると、パラペットフレーム34が上側外壁43をX方向の屋内側から支持している。なお、軸部46Bの直径の大きさは、貫通孔48の孔壁に対してY方向及びZ方向に間隔があくように設定されている。このため、ネジ穴47に対するボルト46の螺合量が少ない状態(仮留め状態)では、上側外壁43が、パラペットフレーム34に対してY方向及びZ方向に移動可能となっている。
図4(A)に示すブラケット56は、一例として、Y方向から見た場合の断面形状がL字状のアングル材で構成されている。具体的には、ブラケット56は、Y方向から見た場合に、Z方向に沿って延びる縦壁56Aと、縦壁56AのZ方向の一端部からX方向に沿って延びる縦壁56Bとを有する。縦壁56Bは、一方の側壁34Dの内側面におけるY方向の上部に接着により設けられて(固定されて)いる。縦壁56Aは、縦壁56Bが固定されることにより、上壁34CのX方向の屋内側の端面とY方向に面を揃えて配置されている。
次に、第1実施形態の支持構造30の作用について説明する。
次に、第2実施形態に係る建物の外壁支持構造の一例について説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部材、部位には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図7及び図8(B)に示すように、パラペットフレーム82は、一例として、それぞれ同程度の厚さの板状に形成された底壁82A、縦壁82B及び上壁82Cにより構成されている。また、パラペットフレーム82の全体は、Z方向から見た場合に屋内側に向けて開口する断面略U字状に形成されている。さらに、図7に示すパラペットフレーム82は、ウェブ16Aに対してウェルドナット16C(図6参照)側の上フランジ16B上に載置されている。そして、パラペットフレーム82は、ボルト17(図6参照)がウェルドナット16Cに締結されることより、上フランジ16B(天井大梁16)に取付けられている。さらに、パラペットフレーム82は、上側外壁43をX方向の屋内側から支持する。なお、図7では、調整部44(図6参照)及びボルト、ビス等の図示を省略している。
図9(B)に示す底壁82Aは、X方向及びZ方向に広がっている。底壁82AをY方向から見た場合の形状は、Z方向を長手方向としX方向を短手方向とする略矩形状とされている。底壁82AのZ方向の長さは、上側外壁43(図6参照)のZ方向の長さよりも短い。また、底壁82AのY方向の厚さは、上フランジ16B(図6参照)のY方向の厚さよりも薄い。底壁82AにおけるX方向の中央に対する一方側(屋内側)には、Z方向に間隔をあけて配置されY方向に貫通した2つの貫通孔85が形成されている。貫通孔85の大きさは、ボルト17(図6参照)を挿通可能な大きさとされている。そして、底壁82Aは、上フランジ16B(図6参照)にボルト17により取付けられる。
図6に示す縦壁82Bは、底壁82AのX方向の屋外側の端部にY方向に沿って立設されている。縦壁82BのY方向の高さは、上側外壁43のY方向の下端から中央までの高さよりも高くかつ上側外壁43のY方向の下端から上端までの高さよりも低くなるように設定されている。また、図8(A)に示すように、縦壁82Bは、Y方向及びZ方向に広がっている。縦壁82BをX方向から見た場合の形状は、Y方向を長手方向としZ方向を短手方向とする略矩形状とされている。縦壁82BのZ方向の長さは、底壁82AのZ方向の長さ、上壁82CのZ方向の長さとそれぞれ等しく、上側外壁43(図6参照)のZ方向の長さよりも短い。縦壁82BにおけるY方向及びZ方向の中央には、X方向(厚さ方向)に貫通した1つの貫通孔87が形成されている。貫通孔87のZ方向、Y方向の大きさは、ボルト46(図6参照)の雄ネジが形成された軸部の直径よりも大きい。なお、ボルト46の頭部は、貫通孔87には挿通されない。
図6に示す上壁82Cは、縦壁82BのY方向の上端部から外壁部32側とは反対側にX方向に沿って延出され、底壁82AとY方向に対向配置されている。また、上壁82Cには、調整部44により、後述する押付部材84が取付けられている。
図7に示す押付部材84は、一例として、Z方向の一部において、Z方向から見た場合の断面形状がクランク状となるように2箇所で屈曲された板材で構成されており、Z方向に延在されている。押付部材84のZ方向の長さは、1つの上側外壁43のZ方向の長さよりも長い。具体的には、押付部材84は、第2横板部84Aと、接触部の一例としての縦板部84Bと、第1横板部84Cとを有する。
第2横板部84Aは、X方向及びZ方向に広がっている。第2横板部84AをY方向から見た場合の形状は、Z方向を長手方向としX方向を短手方向とする略矩形状とされている。第2横板部84AのX方向の長さは、上側外壁43の上面43BのX方向の長さよりも長い。また、第2横板部84Aは、スペーサ38上に載置される。第2横板部84AのX方向の屋外側の端部は、上側外壁43のX方向における屋外側の側面の上方に配置されている。第2横板部84AのX方向の屋内側の端部は、上側外壁43のX方向における屋内側の側面に対して屋内側に延びている。
縦板部84Bは、切欠部92のX方向の屋外側の縁部からY方向の下側に向けて延びている。縦板部84BをX方向から見た場合の形状は、Z方向を長手方向としY方向を短手方向とする略矩形状とされている。縦板部84BのY方向の高さは、上壁82C上に後述する横板部84Cが載置された状態で、X方向から見た場合に縦板部84Bと上側外壁43のY方向の上部とが重なるように、スペーサ38のY方向の高さも含めて設定されている。これにより、縦板部84Bは、パラペットフレーム82に押付部材84が取付けられた状態で、X方向において上側外壁43に屋内側から接触して、上側外壁43の上部を支持するようになっている。
第1横板部84Cは、縦板部84BのY方向の下端部からX方向の屋内側に延びている。第1横板部84CをY方向から見た場合の形状は、Z方向を長手方向としX方向を短手方向とする略矩形状とされている。第1横板部84CのX方向の長さは、上壁82CのX方向の長さとほぼ等しい。第1横板部84Cは、上壁82C上に載置される。第1横板部84Cにおいて、貫通孔89(図9(A)参照)とY方向に並ぶ部位には、Y方向に貫通した貫通孔94が2箇所形成されている。貫通孔94の大きさは、ボルト74(図6参照)の雄ネジが形成された軸部を挿通可能な大きさとされている。そして、第1横板部84Cは、上壁82Cにボルト74により取付けられる。
図7に示すブラケット86は、一例として、Y方向から見た場合の断面形状が、X方向の屋外側に向けて開口する略U字状に形成されている。具体的には、ブラケット86は、Y方向から見た場合に、縦壁82BとX方向に対向する対向壁86Aと、対向壁86AのZ方向の両端部から縦壁82BのZ方向の両端部に向けてX方向に延びる2つの側壁86Bとを有する。それぞれの側壁86BのX方向の屋外側の端部には、縦壁82Bの屋内側の側面と接触するようにZ方向に屈曲された取付部86Cが形成されている。取付部86Cは、一例として、縦壁82Bに接着により取付けられている。なお、2つのブラケット86は、縦壁82BのY方向の上部と中央部とに1つずつ取付けられている。
次に、第2実施形態の支持構造80の作用について説明する。
16 天井大梁(躯体の一例)
26 防水鋼板(防水材の一例)
30 支持構造(建物の外壁支持構造の一例)
32 外壁部
34 パラペットフレーム(支持部材の一例)
34A 底壁
34B 縦壁
34C 上壁
36 押付部材
36B 縦板部(接触部の一例)
41 止水材
42 下側外壁
43 上側外壁
44 調整部(調整手段の一例)
46 ボルト(締結部材の一例)
48 貫通孔
49 横目地(目地の一例)
56 ブラケット(被取付部の一例)
58 ブラケット(被取付部の一例)
80 支持構造(建物の外壁支持構造の一例)
82 パラペットフレーム(支持部材の一例)
82A 底壁
82B 縦壁
82C 上壁
84 押付部材
84B 縦板部(接触部の一例)
86 ブラケット(被取付部の一例)
Claims (4)
- 止水材を挟んで建物の高さ方向に並んで配置された下側外壁及び上側外壁を有する外壁部と、
前記建物の内外方向において前記上側外壁を屋内側から支持する支持部材と、
前記支持部材に取付けられ、前記上側外壁を前記下側外壁に向けて押付ける押付部材と、を有し、
前記押付部材の前記支持部材に取付けられる部位には、前記押付部材による前記上側外壁への押付力を調整可能とする調整手段が設けられている建物の外壁支持構造。 - 前記押付部材は、前記内外方向において前記上側外壁に屋内側から接触する接触部を有する請求項1に記載の建物の外壁支持構造。
- 前記支持部材は、前記建物の躯体に取付けられる底壁と、該底壁の前記外壁部側の端部に前記高さ方向に沿って立設され厚さ方向に貫通する貫通孔が形成された縦壁と、該縦壁の上端部から前記外壁部側とは反対側に延出され前記押付部材が取付けられる上壁とを有し、
前記貫通孔に挿入され前記上側外壁を前記支持部材に締結する締結部材が設けられた請求項1又は2に記載の建物の外壁支持構造。 - 前記支持部材には、防水材が取付けられる被取付部が設けられている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の建物の外壁支持構造。
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