[go: up one dir, main page]

JP6876556B2 - ロータ、および回転電機 - Google Patents

ロータ、および回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP6876556B2
JP6876556B2 JP2017138844A JP2017138844A JP6876556B2 JP 6876556 B2 JP6876556 B2 JP 6876556B2 JP 2017138844 A JP2017138844 A JP 2017138844A JP 2017138844 A JP2017138844 A JP 2017138844A JP 6876556 B2 JP6876556 B2 JP 6876556B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
rotor
contact portion
permanent magnet
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017138844A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019022324A (ja
Inventor
順二 井上
順二 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2017138844A priority Critical patent/JP6876556B2/ja
Publication of JP2019022324A publication Critical patent/JP2019022324A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6876556B2 publication Critical patent/JP6876556B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

本発明は、永久磁石が固定されたロータ、およびロータを備えた回転電機に関する。
ステータ(固定子)に複数のコイルが配置されるとともに、ロータ(回転子)に永久磁石を組込んだ回転電機では、永久磁石による渦電流損失を低減するために、永久磁石を複数に分割することが従来から行われている。しかしながら、磁石の分割数が増すと、部品点数が増大し、コストの高騰を招いてしまう。
そこで、特許文献1では、電動機用永久磁石を製造するに当たり、渦電流による損失・発熱を必要な割合で抑制できる磁石の分割数、および分割形状と、コストの高騰を抑制する手法とが提案されている。
特開2003-70214号公報
ところで、分割した永久磁石をロータヨークに組込む際に、ロータヨークスロット部に固定材を流し込み、固定材で永久磁石を固定する手法が知られている。
しかしながら、このような固定方法は、ロータヨークスロット部に固定材を流し込む際に、重ねられた磁石に圧力がかかる。このため、磁石同士が当接した状態で組立てられるので、磁石間の間隔が狭まり、絶縁抵抗が低くなり、渦電流損失が大きくなるおそれがある。
本発明は、前述の点に鑑みてなされたものであり、渦電流損失を低減することができるロータ、および回転電機を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係るロータは、回転可能に軸支されるロータシャフトと、該ロータシャフトの径方向外側に該ロータシャフトと一体に配置されるロータヨークと、該ロータヨークを貫通する磁石挿入孔と、該磁石挿入孔内に該ロータシャフトの軸方向に連続して設置される複数の永久磁石と、を備え、該永久磁石は、該軸方向の一側端部に、隣接する該永久磁石に対して、線接触、または点接触する当接部を備え、前記当接部は、軸方向および径方向に対して斜めに傾斜する平面からなる傾斜面を備え、隣接する該傾斜面同士がなす傾斜面間角度αは、前記磁石挿入孔の径方向寸法をA、前記永久磁石の径方向寸法をB、該永久磁石の軸方向寸法をC、とした場合に、下記の式(1)、式(2)の関係を満たす角度に設定されたことを特徴とする。
B<A … 式(1)
A−B<Csinα … 式(2)
本発明によれば、渦電流損失を低減することができるロータ、および回転電機を提供することができる。
第1実施形態に係る回転電機を示す断面図である。 図1におけるS1部を示す要部拡大図である。 図2におけるIII-III線に沿った断面図である。 図3におけるS2部を示す要部拡大斜視図である。 第1実施形態の別態様を示し、図3におけるS2部を示す要部拡大斜視図である。 第2実施形態を示し、図2におけるIII-III線に沿った断面図である。 第2実施形態を示し、上側磁石が磁石挿入孔内で倒れた状態を示す断面図である。 第2実施形態に関する一例を示し、図2におけるIII-III線に沿った断面図である。 第2実施形態に関する一例を示し、上側磁石が磁石挿入孔内で倒れた状態を示す断面図である。 第3実施形態を示し、図2におけるIII-III線に沿った断面図である。
<第1実施形態>
本発明の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態に係るロータ11を含む回転電機101の全体構成を示す概略構成図(断面図)である。回転電機101は、例えばハイブリッド自動車や電気自動車等の車両に搭載され、外部から電力が供給された場合には、走行用モータとして機能し、回生制動時には、発電機として機能する。
なお、本願発明のロータ11は、車両用の回転電機101に限らず、固定式のモータやその他用途のモータ、および発電機にも適用が可能である。
また、説明中の上下は、図示における上下を示すものであり、回転電機101を車両に組付けた状態での上下を示すものではない。
回転電機101は、図1に示すように、ケース102と、ステータ103と、ロータ11と、を備えている。
ケース102は、両端が閉止された略円筒形状を備え、その内部に、円柱状の空間が形成されている。
ステータ103は、円筒形状を備え、筒内にロータ11が配置される。また、ステータ103は、ステータコア104と、ステータコア104に装着されたコイル105とを備えている。
コイル105は、U相、V相、W相の3つの位相について、導体106を集中巻きした3相コイルである。なお、本実施形態の各相のコイル105は、対応する複数のセグメントコイル107が互いに接続されることで形成されている。
各セグメントコイル107は、所定のスロットに導体106が挿入されつつ、ステータコア104に巻回されている。そして、同相のセグメントコイル107同士は、ステータコア104に対して軸方向の一方において、溶接等で接合されている。
なお、コイル105の構成は、適宜変更が可能である。たとえば、コイル105は、セグメントコイル107に限らず、分布巻きによる方法でステータコア104に装着しても構わない。
ロータ11は、ケース102の軸心部に回転可能に軸支されている。そして、ロータ11は、図2、図3に示すように、ロータヨーク21と、ロータシャフト31と、端面板13と、を備えている。
なお、ロータシャフト31について、説明の都合上、ケース102に軸支される部位の図示を省略している。
ロータヨーク21は、円環形状を呈する薄板の鋼板からなるヨーク板23を軸方向に複数枚積層することで、略円筒形状に形成されている。そして、ロータヨーク21は、その筒内に、ロータシャフト31が圧入、固定される。
ヨーク板23には、図2、図3に示すように、板厚方向に貫通する板孔23aが開口している。
板孔23aは、ヨーク板23の周方向に、所定の配置パターンで複数開口している。また、ヨーク板23は、積層される際に、それぞれの板孔23aが重なり、軸方向に連通するように、周方向の位置合わせが行われる。
そして、軸方向に連通する板孔23aを磁石挿入孔21aと称する。
磁石挿入孔21aの孔内には、永久磁石41と磁石固定手段51とが配置される。
つまり、ロータヨーク21は、ヨーク板23が重ねられたものである。
なお、積層されるヨーク板23の枚数は、磁石挿入孔21aの深さ寸法L21に応じて適宜設定される(図3参照)。
次に永久磁石41について説明する。
永久磁石41は、図3に示すように、下側磁石42、上側磁石43の2つの磁石で構成され、磁石挿入孔21a内に、軸方向に沿って直列に配置されている。
下側磁石42、上側磁石43の各軸方向寸法は、磁石挿入孔21aの深さ寸法L21を2等分する寸法(同一寸法)に設定されている。
なお、本実施形態では、挿入方向前方(図3における下側)の永久磁石41を下側磁石42と称し、挿入方向後方(図3における上側)の永久磁石41を上側磁石43と称する。
下側磁石42は、下側磁石本体42a、下側当接部42bを備えている。
下側磁石本体42aは、直方体形状を備えている。
下側当接部42b(当接部41b)は、下側磁石本体42aの挿入方向後端に配置され図の上方に向かって凸の半円柱形状を備えている。
上側磁石43は、上側磁石本体43a、上側当接部43bを備えている。
上側磁石本体43aは、直方体形状を備えている。
上側当接部43b(当接部41b)は、上側磁石本体43aの挿入方向前端に配置され、図の下方に向かって凸の半円柱形状を備えている。
図4に示すように、下側当接部42bと上側当接部43bとは、下側磁石42と上側磁石43とが、磁石挿入孔21a内に設置された状態で、互いの半円柱形状が平行に位置するように配置されている。
そして、下側磁石42と上側磁石43との接点は、下側当接部42bの上端と上側当接部43bの下端とが、周方向に沿って接する線接触となっている。
つまり、下側磁石42、上側磁石43は、挿入方向前方側端部(図3における下端部)の形状と、挿入方向後方側端部(図3における上端部)の形状とが、それぞれ異なる形状を備えている
また、当接部41bが設定される軸方向の一側端部は、隣接する永久磁石41に向かって突出する円弧形状を備えている。
つまり、永久磁石41は、軸方向の一側端部に、隣接する永久磁石41に対して、線接触、または点接触する当接部41bを備えている。
磁石固定手段51は、図3に示すように、絶縁性を有する樹脂材からなり、永久磁石41が挿入された磁石挿入孔21aに注入され、固化することで、永久磁石41を磁石挿入孔21aに固定する。
磁石固定手段51の樹脂材としては、例えばエポキシ樹脂が用いられる。これによれば耐熱性も備わり好適である。
次に、ロータシャフト31について説明する。
ロータシャフト31は、図3に示すように、シャフト本体31a、フランジ部31bを備えている。
シャフト本体31aは、円筒形状を備えている。そして、シャフト本体31aは、ロータヨーク21の筒孔21b内に圧入される。
フランジ部31bは、シャフト本体31aの下端部外周部分から径方向外側に突出する円環形状の突起で構成されている。そして、フランジ部31bは、軸方向へ移動しようとするロータヨーク21と係合し、ロータヨーク21の軸方向への移動を規制する。
端面板13は、図3に示すように、最下方のヨーク板23と、フランジ部31bとの間に配置される。また、端面板13は、露出する永久磁石41の下端面を隠すために配置され、各磁石挿入孔21aの一部分、または全部に重なる形状に設定されている。本実施形態では、端面板13は、絶縁材からなる円環形状を備えた板状部材で構成されている。
次に、ロータ11の製造方法について説明する。
はじめに、図3に示すように、規定された枚数のヨーク板23を型枠(図示せず)上で、軸方向に重ねる。ここでヨーク板23を重ねる際に、ヨーク板23に開口する板孔23a、中心孔23bが一致するように、周方向の位置合わせを併せて行う。そして、ヨーク板23が重ねられて、板孔23aが連続することで、磁石挿入孔21aが形成され、中心孔23bが連続することで、筒孔21bが形成される。
次に、磁石挿入孔21aに、永久磁石41(下側磁石42、上側磁石43)を所定の順序、所定の向きで挿入する。
そして、磁石挿入孔21a内における永久磁石41の周囲に形成される隙間に、樹脂材を注入、固化して、磁石固定手段51を形成し、永久磁石41を磁石挿入孔21a内に固定する。
樹脂材が、固化したことを確認し、型枠を取外す。
次に、ロータヨーク21の筒孔21b内に、下方からシャフト本体31aを圧入する。
また、シャフト本体31aを圧入する際に、ロータヨーク21の下端とフランジ部31bとの間に端面板13を介在させる。
以上で、ロータ11が完成する。
次に、本実施形態に係るロータ11の作用効果について説明する。
図3、図4に示すように、本実施形態では、永久磁石41は、軸方向の一側端部に、隣接する永久磁石41に対して、線接触する当接部41bを備えている。
このような構成とすることによって、永久磁石41を磁石挿入孔21aに組込んだ際に、永久磁石41同士の接触面積を小さくする(狭める)ことができる。
これによって、磁石間の絶縁抵抗を高めることができ、渦電流損失を低減することができる。
また、本実施形態では、当接部41bが、隣接する永久磁石41に向かって突出する円弧形状(半円柱形状)を備えている。
このような構成とすることによって、当接部41bは鋭角な形状を備えることなく、隣接する永久磁石41と線接触が行えるため、取扱い時における永久磁石41の破損を抑制することができる。
なお、本実施形態では、下側当接部42bと上側当接部43bとは、互いの半円柱形状が平行に位置するように配置されているが、このような形態に限定されるものではない。
たとえば、下側当接部42bと上側当接部43bとのどちらか一方のみを備え、他方の当接部41bを備えない構成とすることが可能である。
つまり、下側磁石42と上側磁石43のどちらか一方が、半円柱形状の当接部41bを備え、他方が磁石本体(ヨーク板23の板面に平行な平面)に当接する構成とすることが可能である。
このような構成としても、下側磁石42と上側磁石43との接点が、線接触となるため、本実施形態と同様の作用効果が得られる。
また、下側当接部42bと上側当接部43bとは、互いの半円柱形状が交差するように配置することも可能である。
このような形態とした場合、下側磁石42と上側磁石43との接点が、点接触となるため、下側磁石42と上側磁石43との接触面積をさらに小さくすることができる。
次に、本実施形態における永久磁石41の別態様について説明する。
本態様の永久磁石41は、図5に示すように、下側当接部42bと上側当接部43bの各形状が、半円柱形状ではなく、球面の一部分で構成されている。
このような構成とすることで、下側磁石42と上側磁石43との接点を、点接触とすることができる。
これによって、上記実施形態よりも、下側磁石42と上側磁石43との接触面積をさらに小さくすることができる。
なお、本態様では、下側当接部42bと上側当接部43bとは、互いに球面の一部分で構成されているが、このような態様に限定されるものではない。
たとえば、下側当接部42bと上側当接部43bとのどちらか一方のみを備え、他方の当接部41bを備えない平坦面とする構成にすることが可能である。
つまり、下側磁石42と上側磁石43のどちらか一方が、球面状の当接部41bを備え、他方が磁石本体(ヨーク板23の板面に平行な平面)に当接する構成とすることが可能である。
このような構成としても、下側磁石42と上側磁石43との接点が、点接触となるため、本態様と同様の作用効果が得られる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態のロータ11について説明する。
本実施形態の永久磁石41は、図6に示すように、下側当接部42bと上側当接部43bの各形状が、半円柱形状ではなく、断面が直角三角形の三角柱形状で構成されている。
下側当接部42bは、直角三角形の直角を挟む2辺の一方が、直方体形状を有する下側磁石本体42aの上端面と面しつつ、2辺の他方が、磁石挿入孔21aの内径側孔壁21cに面する下側磁石本体42aの側面に沿って配置されている。つまり、下側当接部42bは、上方に向かって凸の直角三角形の断面形状を備えている。
上側当接部43bは、直角三角形の直角を挟む2辺の一方が、直方体形状を有する上側磁石本体43aの下端面と面しつつ、2辺の他方が、磁石挿入孔21aの内径側孔壁21cに面する上側磁石本体43aの側面に沿って配置されている。つまり、上側当接部43bは、下方に向かって凸の直角三角形の断面形状を備えている。
そして、下側当接部42bが、上側当接部43bの下端を支持している。
下側当接部42bの直角三角形の斜辺となる下側傾斜面42cと、上側当接部43bの直角三角形の斜辺となる上側傾斜面43cとが形成する角度を傾斜面間角度αと称する。
そして、傾斜面間角度αは、磁石挿入孔21aの径方向寸法をA、永久磁石41の径方向寸法をB、永久磁石41の軸方向寸法をC、と称した場合に、下記の式(1)、式(2)の関係を満たす角度に設定されている。
B<A … 式(1)
A−B<Csinα … 式(2)
つまり、図7に示すように、傾斜面間角度αは、上側磁石43が磁石挿入孔21a内で倒れ、外径側孔壁21dに寄り掛かった場合に、上側磁石43と内径側孔壁21cとの間にできる隙間の角度θよりも大きくなるように設定されている。
なお、説明のための一例として、
A−B>Csinα
となるように、上側磁石43の形状はそのままに、下側磁石42の下側当接部42bを変更した場合を示す(図8参照)。
このような形態の場合、図9に示すように、上側磁石43が磁石挿入孔21a内を倒れた際に、外径側孔壁21dまで倒れきれずに、下側磁石42の端面上に支持されて、下側傾斜面42cと上側傾斜面43cとが面接触してしまうおそれがある。
これに対して、本実施形態のように、式(1)、式(2)を満たすように当接部41bの傾斜面間角度αを設定することで、このような面接触が回避される。
次に、本実施形態に係るロータ11の作用効果について説明する。
本実施形態では、傾斜面間角度αが、式(1)、式(2)を満たすように設定されている。
これによって、ロータ11を組立てる際に、上側磁石43が磁石挿入孔21a内に倒れた場合でも、上側磁石43の下端を下側磁石42に線接触で支持することができる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態のロータ11について説明する。
本実施形態の永久磁石41は、図10に示すように、ロータシャフト31の軸方向に連続して3つ配置されており、3つの永久磁石41は、同一の磁石で統一されている。つまり、各永久磁石41は、同一形状に形成されつつ、同様の向きに設置した際に、同様の磁界を形成するように着磁されている。
各永久磁石41は、その軸方向寸法L41が、磁石挿入孔21aの深さ寸法L21を3等分する寸法に設定されている。また、各永久磁石41は、磁石本体41a、当接部41bを備えている。
磁石本体41aは、直方体形状を備えている。
当接部41bは、磁石本体41aの挿入方向後端(図10における上端)に配置されている。また、当接部41bは、上方に向かって凸の断面形状が略扇形状(略1/4円柱形状)を備えている。
つまり、各永久磁石41は、挿入方向前方側端部の形状と、挿入方向後方側端部の形状とが、異なる形状を備えている。
次に、本実施形態に係るロータ11の作用効果について説明する。
本実施形態では、挿入方向前方側端部の形状と、挿入方向後方側端部の形状とが、異なる形状を備えつつ、それぞれの外形形状が統一された永久磁石41を採用している。
このような構成とすることによって、永久磁石41を磁石挿入孔21aに組込む際に、全ての永久磁石41を同じ向きで組込むことができる。
これによって、上記第1実施形態の作用効果に加え、永久磁石41を磁石挿入孔21aに組込む際に、永久磁石41の誤組付け(向きの間違え)を防止することができる。
また、全ての永久磁石41を同じ向きで組込めばよいことから、永久磁石41の組付け作業性を向上させることができる。
11 ロータ
21 ロータヨーク
21a 磁石挿入孔
31 ロータシャフト
41 永久磁石
41b 当接部
42 下側磁石(永久磁石)
42b 下側当接部(当接部)
42c 下側傾斜面(傾斜面)
43 上側磁石(永久磁石)
43b 上側当接部(当接部)
43c 上側傾斜面(傾斜面)
α 傾斜面間角度

Claims (4)

  1. 回転可能に軸支されるロータシャフトと、
    該ロータシャフトの径方向外側に該ロータシャフトと一体に配置されるロータヨークと、
    該ロータヨークを貫通する磁石挿入孔と、
    該磁石挿入孔内に該ロータシャフトの軸方向に連続して設置される複数の永久磁石と、を備え、
    該永久磁石は、該軸方向の一側端部に、隣接する該永久磁石に対して、線接触、または点接触する当接部を備え、
    前記当接部は、軸方向および径方向に対して斜めに傾斜する平面からなる傾斜面を備え、
    隣接する該傾斜面同士がなす傾斜面間角度αは、
    前記磁石挿入孔の径方向寸法をA、
    前記永久磁石の径方向寸法をB、
    該永久磁石の軸方向寸法をC、
    とした場合に、
    下記の式(1)、式(2)の関係を満たす角度に設定された
    B<A … 式(1)
    A−B<Csinα … 式(2)
    ことを特徴とするロータ。
  2. 前記当接部は、
    隣接する前記永久磁石に向かって突出する円弧形状を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のロータ。
  3. 複数の前記永久磁石は、
    挿入方向前方側端部の形状と、挿入方向後方側端部の形状とが、異なる形状を備えつつ、
    それぞれの外形形状が統一された
    ことを特徴とする請求項1、または請求項2に記載のロータ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のロータを備えた
    ことを特徴とする回転電機。
JP2017138844A 2017-07-18 2017-07-18 ロータ、および回転電機 Expired - Fee Related JP6876556B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017138844A JP6876556B2 (ja) 2017-07-18 2017-07-18 ロータ、および回転電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017138844A JP6876556B2 (ja) 2017-07-18 2017-07-18 ロータ、および回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019022324A JP2019022324A (ja) 2019-02-07
JP6876556B2 true JP6876556B2 (ja) 2021-05-26

Family

ID=65355058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017138844A Expired - Fee Related JP6876556B2 (ja) 2017-07-18 2017-07-18 ロータ、および回転電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6876556B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006136130A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Toyota Motor Corp 永久磁石式回転電機、それに用いる永久磁石の製造方法およびその製造方法を用いた永久磁石式回転電機の製造方法
JP4241855B2 (ja) * 2007-05-23 2009-03-18 トヨタ自動車株式会社 永久磁石式回転電機および永久磁石式回転電機のロータ製造方法
JP5428482B2 (ja) * 2009-04-15 2014-02-26 日産自動車株式会社 界磁極用磁石体の製造方法及び永久磁石型電動機
JP2014042401A (ja) * 2012-08-22 2014-03-06 Toyota Motor Corp 回転電機
US20140054999A1 (en) * 2012-08-27 2014-02-27 Remy Technologies, Llc Method of manufacturing an electric machine with segmented permanent magnets

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019022324A (ja) 2019-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9705366B2 (en) Embedded permanent magnet rotary electric machine
CN108370178B (zh) 轴向间隙型旋转电机及其制造方法
JP7016001B2 (ja) コイル成形体、その製造方法、モータ、及び、ステータの組立方法
JP5083329B2 (ja) ステータ及びこれを用いた回転電機
JP5382156B2 (ja) 回転電機
JP5365074B2 (ja) アキシャルギャップ型回転電機
JP6720306B2 (ja) 回転電機の固定子
JP6640910B2 (ja) 回転電機
WO2018037529A1 (ja) 回転電機
JP6048191B2 (ja) マルチギャップ型回転電機
JP2015533471A (ja) 永久磁石を伴う同期電気モータおよびこのタイプの電気モータを備える電気コンプレッサ
JP2014045634A (ja) ロータ及びこのロータを備える回転電機
JP2016005350A (ja) アキシャルギャップ型回転電機
JP6876556B2 (ja) ロータ、および回転電機
WO2005060073A1 (en) Hybrid construction electric machine
JP2020054025A (ja) 多相クローポールモータ
JP2016129447A (ja) 回転電機
JP2018129975A (ja) 回転電機、亀甲形コイルの製造方法および亀甲形コイルの製造装置
JP2019115205A (ja) 回転電機のロータ
JP6465330B1 (ja) 多相クローポールモータ
JP5608377B2 (ja) 回転電機
JP5256835B2 (ja) 回転電機の固定子及び回転電機
JP6464905B2 (ja) モータ
JP7424539B2 (ja) 界磁子
JP6696372B2 (ja) 回転電機のロータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210420

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6876556

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE

Ref document number: 6876556

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees