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JP6838026B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器に関する。
従来から、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等を有する電子機器が普及している。周囲が暗い環境下において、ディスプレイの明るさを大きくした状態で電子機器を使用すると、ユーザの眼が疲労する場合がある。
そこで、周囲の明るさに応じて、ディスプレイの明るさを自動調整する技術が存在する。例えば、特許文献1には、電子機器の周囲が暗い場合に、ディスプレイを暗くする技術が記載されている。
特開2004−096593号公報
ユーザの中には、眼が疲労していない状態では、暗い環境下においてもディスプレイが明るい状態で電子機器を使用し、眼が疲労してきたらディスプレイが暗い状態で電子機器を使用したいというユーザが存在する。しかしながら、単に、周囲が暗くなると自動的にディスプレイの明るさを暗くするといった特許文献1等に記載の技術では、ユーザの眼の疲れ具合に応じた適切な明るさ調整を行うことができなかった。
そこで、本発明は、適切なタイミングでディスプレイの明るさを低下させることができる電子機器を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電子機器は、明るさを変更可能なディスプレイを有する電子機器であって、周囲の明るさを検出し、周囲の明るさの情報を出力するセンサと、ディスプレイの表示時間を特定する特定部と、ディスプレイの明るさを制御する制御部と、を備え、制御部は、周囲の明るさとディスプレイの明るさとの関係と、表示時間に基づいて、ディスプレイの明るさを低下させる制御を実行する。
この態様によれば、制御部が電子機器の周囲の明るさとディスプレイの明るさとの関係のみならず、ディスプレイの表示時間に基づいてディスプレイの明るさを制御する。そのため、適切なタイミングでディスプレイの明るさを低下させることが可能となる。
本発明によれば、適切なタイミングでディスプレイの明るさを低下させることができる電子機器を提供することができる。
本発明の実施形態に係る電子機器の外観を示す図である。 電子機器のハードウェア構成の一例を示す図である。 電子機器の機能ブロックの構成例を示す図である。 疲労度テーブルの一例を示す図である。 電子機器による第1処理の一例を示すフローチャートである。 電子機器による第2処理の一例を示すフローチャートである。 電子機器のディスプレイに表示される報知画面の一例を示す図である。 電子機器による第3処理の一例を示すフローチャートである。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
図1は、本発明の実施形態に係る電子機器1の外観を示す図である。本明細書においては、ノート型パーソナルコンピュータ(以下「ノートパソコン」という。)に本発明を適用した場合を例に説明する。本発明は、ノートパソコンのみならず、デスクトップ型パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォン等のディスプレイを備える各種の電子機器に適用することができる。
電子機器1は、蓋体10、筐体17及びヒンジ部12を備えている。ヒンジ部12は、蓋体10と筐体17の長辺に取り付けられ、蓋体10と筐体17とを回転可能に連結している。すなわち、蓋体10が筐体17に対して開閉可能となっている。図1は、蓋体10が筐体17に対して開いた状態を示している。
蓋体10は、ディスプレイ26を収容する。ディスプレイ26は、文字や画像等を表示する。ディスプレイ26は、蓋体10が閉じられた状態で筐体17と対向する位置に設けられている。ディスプレイ26は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイであってよい。
ディスプレイ26は、明るさの段階を変更することができる。例えば、ディスプレイ26の明るさが「暗」、「中」、「明」の三段階で設定可能な場合に、設定を「明」から「中」にすると、ディスプレイ26の明るさは、設定が「明」のときと比べて小さくなるように変更される。ディスプレイ26の明るさの変更は、ディスプレイ26が液晶ディスプレイである場合、バックライトの輝度が変更されることで行われてもよい。また、バックライト等の光源から出力される光を遮る遮光層をディスプレイ26に設けることにより、明るさの変更が行われてもよい。
また、ディスプレイ26は、色温度の変更が可能であってもよい。例えば、ディスプレイ26は、出力される青色光を低減することにより、色温度を低下させてもよい。青色光が低減され色温度が低下すると、ディスプレイ26の表示は、色温度の低下前と比較して黄色や赤色を帯びたものとなる。なお、ディスプレイ26の明るさや色温度の調整を制御する制御回路等は、蓋体10の内部に収容されていてもよい。
筐体17は、上面カバー15及び底面カバー16から構成される。上面カバー15と底面カバー16を上下方向に重ね合わせ周囲を接合することにより、筐体17が組み立てられる。筐体17の内部には、基板、CPU、メモリ、HDDやSSD、バッテリ等が収納されている。筐体17には、キートップが上面カバー15側から突出するようにキーボード13が設けられている。また、キーボード13に隣接するようにしてタッチパッド14が設けられている。ユーザは、キーボード13やタッチパッド14等の入力デバイスを介して電子機器1の操作を行うことができる。
電子機器1は、周囲の明るさを検出するセンサ25を備える。センサ25は、フォトトランジスタやフォトダイオードを使用した明るさを検出する検出回路を含んでいてもよい。また、本実施形態において、センサ25は、筐体17のうちヒンジ部12付近に設けれられているが、電子機器1におけるセンサ25の位置は限定されず、電子機器1の周囲の明るさが検出可能な位置であればよい。
図2は、電子機器1のハードウェア構成の一例を示す図である。電子機器1は、CPU(Central Processing Unit)20、記憶装置21、通信IF(Interface)22、入力デバイス23、出力デバイス24、センサ25及びディスプレイ26を有する。これらの各構成は、相互にデータ送受信可能に接続される。
CPU101は、記憶装置21に記憶されたプログラムの実行に関する制御やデータの演算、加工を行う制御部である。CPU20は、通信IF22からデータを受け取り、データの演算結果を出力デバイス24に出力したり、記憶装置21に記憶したりすることで、後述する制御部33の各種機能を実現する。
記憶装置21は、各種情報を記憶するデバイスである。記憶装置21は、データの書き換えが可能な揮発性の記憶媒体やデータの読み出しのみが可能な不揮発性の記憶媒体である。
通信IF22は、電子機器1を通信ネットワークに接続するデバイスである。通信IF22は、電子機器1の外部に設けられることも考えられる。その場合、通信IF22は、例えばUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェースを介して電子機器1に接続される。
入力デバイス23は、ユーザからの情報の入力を受け付けるためのデバイスである。本実施形態において、入力デバイス23には、キーボード13やタッチパッド14が含まれる。なお、入力デバイス23には、上述した例に限られず、例えばタッチパネル、ボタン、マウス及びマイク等が含まれていてもよい。
出力デバイス24は、情報を出力するためのデバイスである。出力デバイス24には、スピーカやランプ等が含まれていてもよい。
センサ25は、図1を用いて説明したように電子機器1の周囲の明るさを検出するためのデバイスである。センサ25は、検出した周囲の明るさの情報を出力信号として後述する検出部30に出力する。
ディスプレイ26は、図1を用いて説明したように文字や画像等を表示するデバイスである。ディスプレイ26は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイであってよい。
図3は、電子機器1の機能ブロックの構成例を示す図である。電子機器1は、検出部30、取得部31、特定部32及び制御部33を含む。検出部30、取得部31、特定部32及び制御部33は、電子機器1のCPU20が、記憶装置21に記憶されたプログラムを実行することにより実現することができる。当該プログラムは、サーバからダウンロードされて電子機器1にインストール可能なプログラム(アプリケーション)であってもよい。また、当該プログラムは、記憶媒体に格納することができる。当該プログラムを格納した記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体(Non-transitory computer readable medium)であってもよい。非一時的な記憶媒体は特に限定されないが、例えば、USBメモリ又はCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の記憶媒体であってもよい。
検出部30は、センサ25の出力信号を用いて電子機器1の周囲の明るさを検出する。検出部30が検出した電子機器1の周囲の明るさの情報は、制御部33に伝達される。
取得部31は、電子機器1が備えるディスプレイ26の明るさの情報を取得する。例えば、取得部31は、ディスプレイ26の明るさの設定に関する情報を取得する。取得部31は、この情報をディスプレイ26の制御回路等から取得してもよい。取得部31が取得したディスプレイ26の明るさの情報は、制御部33に伝達される。制御部33は、周囲の明るさの情報とディスプレイ26の明るさの情報とを、後述の特定部32で特定されるディスプレイ26の表示時間の情報に関連付けて経時的に記憶装置21に記録する。
特定部32は、ディスプレイ26の表示時間を特定する。特定部32は、ユーザによって電子機器1のログインがなされた時点からの経過時間を計測し表示時間として特定してもよい。このとき、特定部32は、ユーザによってログオフされた場合に経過時間をリセットし、計測しなおしてもよい。また、特定部32は、ディスプレイ26の電源がオンになった時点からの経過時間を計測し表示時間として特定してもよい。このとき、特定部32は、ディスプレイ26の電源がオフになった場合に経過時間をリセットし、計測しなおしてもよい。
制御部33は、電子機器1の周囲の明るさとディスプレイの明るさとの関係と、ディスプレイ26の表示時間に基づいて、ディスプレイ26の明るさを低下させる制御を実行する。
図4を用いて制御部33が実行する制御について説明する。図4は、記憶装置21に記憶されている疲労度テーブル21aの一例を示す図である。疲労度テーブル21aは、電子機器1の周囲の明るさとディスプレイ26の明るさの設定との関係から、単位時間あたりのユーザの眼の疲労度を決定するためのテーブルである。ここで、「疲労度」とは、ユーザの眼の疲労の程度を数値化したものである。
疲労度テーブル21aには、「周囲の明るさ」、「ディスプレイの明るさ」及び「単位時間あたりの疲労度」の列が存在する。「周囲の明るさ」の列において、電子機器1の周囲の明るさが「0〜200(ルクス)」、「201〜400(ルクス)」、「401〜600(ルクス)」に段階分けされている。なお、疲労度テーブル21aに示す電子機器1の周囲の明るさの上限は、600ルクスとなっているが、これに限定されない。また、電子機器1の周囲の明るさは、より小さい幅(例えば、100ルクスごと)で段階分けされていてもよい。
「ディスプレイの明るさ」の列には、ディスプレイ26の明るさの設定の情報が含まれている。図4に示す疲労度テーブル21aには、「暗」、「中」、「明」の三種類の設定の情報が含まれている。設定を変化させると、ディスプレイ26の明るさの段階が変化する。ディスプレイ26の明るさは、設定が「暗」、「中」、「明」の順に従って大きくなる。
「単位時間あたりの疲労度」の列には、電子機器1の周囲の明るさとディスプレイ26の明るさの設定との組み合わせに対応付けられた、単位時間(本実施形態においては、一分間)あたりの疲労度が含まれている。周囲が暗い状況下において明るいディスプレイ26を視認した場合、暗いディスプレイ26を視認した場合と比べて疲労度は大きくなる。この現象を利用し、図4に示す疲労度テーブル21aでは、周囲の明るさが同一である場合、ディスプレイ26の明るさの設定が「明」のときの方が、「暗」のときと比べて単位時間あたりの疲労度が大きく設定されている。
制御部33は、検出部30が検出した電子機器1の周囲の明るさと取得部31が取得したディスプレイ26の明るさの設定との組み合わせに対応するレコードを参照することにより、単位時間あたりの疲労度を決定する。
例えば、検出部30が検出した電子機器1の周囲の明るさが「50(ルクス)」、取得部31が取得したディスプレイ26の明るさの設定が「明」である場合、制御部33は、周囲の明るさが「0〜200(ルクス)」、ディスプレイの明るさの設定が「明」のレコードを参照することにより、単位時間あたりの疲労度「20(/分)」を決定する。
さらに、制御部33は、特定した単位時間あたりの疲労度に、特定部32が特定したディスプレイ26の表示時間を乗じる演算を行い、算出された値を疲労度とする。例えば、上述の例において、特定部32が特定した表示時間が「30(分)」である場合、制御部33は、単位時間あたりの疲労度「20(/分)」に表示時間「30(分)」を乗じることで、疲労度「600」を算出する。制御部33は、常時又は所定の時間ごとに疲労度の算出を行い、疲労度が所定の値以上である場合に、ディスプレイ26の明るさを低下させる制御を行う。例えば、ディスプレイ26の明るさの設定を「明」から「中」に変更する制御を行う。なお、制御部33は、単位時間あたりの疲労度と表示時間の乗算により得られた数値に所定の係数をかけた値を、疲労度としてもよい。
また、制御部33は、色温度係数を用いて疲労度を算出してもよい。ここで、「色温度係数」とは、ディスプレイ26の色温度に対応した係数である。例えば、制御部33は、単位時間あたりの疲労度に表示時間と色温度係数を乗じることで疲労度を算出してもよい。ここで、ディスプレイ26の色温度が高い(青色光の割合が高い)場合の色温度係数は、色温度が低い(青色光の割合が低い)場合と比べて疲労度がより大きく算出されるように設定される。
制御部33は、ディスプレイ26の色温度を変更する制御を実行してもよい。例えば、制御部33は、算出した疲労度が所定の値以上であった場合に、ディスプレイ26から出力される青色光を低減させることによりディスプレイ26の色温度を低下させてもよい。なお、制御部33は、ディスプレイ26の明るさを低下させる制御と色温度を低下させる制御のいずれか一方のみを実行してもよいし、両方を実行してもよい。
図5のフローチャートを参照して、電子機器1によりディスプレイ26の明るさを低下させる処理(第1処理)の一例を説明する。
まず、検出部30が、電子機器1の周囲の明るさを検出する(ステップS100)。例えば、図1に示したセンサ25が周囲の明るさに応じた出力信号を送出し、この信号に基づいて、検出部30は電子機器1の周囲の明るさを検出する。検出された明るさの情報は、記憶装置21に格納される。
次に、取得部31が、ユーザにより設定されたディスプレイ26の明るさの設定に関する情報を取得する(ステップS101)。取得された明るさの設定に関する情報は、記憶装置21に格納される。
なお、検出部30による明るさの検出と、取得部31による明るさの設定に関する情報の取得の実行順序は限定されない。
次に、特定部32は、ディスプレイ26の表示時間を特定する(ステップS102)。特定した表示時間は、電子機器1の周囲の明るさの情報とディスプレイ26の明るさの設定の情報に関連付けられ、記憶装置21に格納される。
制御部33は、単位時間あたりの疲労度を決定する(ステップS103)。制御部33は、図4に示す疲労度テーブル21aを参照し、電子機器1の周囲の明るさとディスプレイ26の明るさの設定との組み合わせに基づいて、単位時間あたりの疲労度を決定してもよい。単位時間あたりの疲労度は、記憶装置21に格納される。
制御部33は、単位時間あたりの疲労度に、特定部32が特定した表示時間を乗じて疲労度を算出する(ステップS104)。算出された疲労度は、記憶装置21に格納される。
制御部33は、疲労度が所定の値以上である場合(例えば、所定の値が「500」であり、算出された疲労度が「600」であった場合)に、ディスプレイ26の明るさを低下させる。例えば、制御部33は、ディスプレイ26の明るさが「明」に設定されていた場合に、設定を「中」に変更する。なお、制御部33は、ディスプレイ26の明るさを低下させるとともに、ディスプレイ26から出力される青色光を低減させることにより、ディスプレイ26の色温度を低下させてもよい。以上で、第1処理は終了する。
ユーザの眼の疲労度は、ディスプレイ26の視認時間に応じて増加する。本実施形態に係る電子機器1によれば、電子機器の周囲の明るさとディスプレイ26の明るさとの関係と、ディスプレイ26の表示時間に基づいて、ユーザの眼の疲れ具合に応じた適切なタイミングでディスプレイ26の明るさを低下させることが可能となる。
また、可視光のうち、エネルギーが高い青色光は、眼の角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達するため、眼の疲れや眼の痛み等の悪影響を及ぼすおそれがある。本実施形態に係る電子機器1によれば、ディスプレイ26の色温度を低下させることにより出力される青色光が減少するため、ユーザの眼の疲れや眼の痛みを防止することができる。
図6のフローチャートを参照して、制御部33がディスプレイ26の表示時間に応じて段階的にディスプレイ26の明るさを低下させる処理(第2処理)の一例を説明する。なお、図6に示す第2処理は、電子機器1の周囲の明るさとディスプレイ26の明るさが一定である場合の電子機器1の処理を示している。
まず、制御部33は、特定部32が特定したディスプレイ26の表示時間が第1所定時間(例えば、30分)を超えたかを判定する(ステップS110)。第1所定時間を超えている場合(ステップS110:Yes)、制御部33は、ディスプレイ26の明るさを低下させる処理を実行する(ステップS111)。例えば、ディスプレイ26の明るさが「明」に設定されている場合、制御部33は、ディスプレイ26の明るさの設定を「中」に変更する処理を実行する。第1所定時間を超えていない場合(ステップS110:No)、制御部33は判定処理(ステップS110)を繰り返す。
電子機器1の制御部33は、ディスプレイ26の表示時間が第1所定時間を超えた場合に報知を行ってもよい。例えば、制御部33は、電子機器1をユーザが長時間使用している旨をディスプレイ26に表示してもよい。また、電子機器1がスピーカを備える場合、制御部33は、音声出力により報知を行ってもよい。
さらに、制御部33は、図7に示すように、ディスプレイ26の明るさを低下させる処理を実行するか否かの選択肢をディスプレイ26に表示し、ユーザの選択に基づいてディスプレイ26の明るさを制御してもよい。
図7は、電子機器1のディスプレイ26に表示される報知画面26aの一例を示す図である。本実施形態においては、第1所定時間を超えた場合に、図7に示すような報知画面26aを表示する。報知画面26aには、「端末を長時間使用しています。眼が疲れていませんか。」という、ユーザに対して電子機器1を長時間使用している旨を報知する文章が表示されている。
また、報知画面26aには、「ディスプレイを暗くしますか?」という文章とともに、ディスプレイ26を暗くするか否かの選択肢が表示されている。ユーザは、表示された選択肢のうちいずれか選択することにより、ディスプレイ26の明るさを低下させるか否かを指示することができる。
本実施形態に係る電子機器1によれば、ディスプレイ26の表示時間が所定時間を超えた場合に報知が行われる。そのため、ユーザは電子機器1の使用時間を把握することができる。また、本実施形態に係る電子機器1は、ユーザからディスプレイ26の明るさを低下させるという選択を受け付けた後に、ディスプレイ26の明るさを低下させる。そのため、ユーザの意に反してディスプレイ26の明るさが低下してしまうことを防止できる。
図6に戻り、第2処理について説明を続ける。制御部33は、ディスプレイ26の明るさを低下させる処理を実行した後、表示時間が第2所定時間(例えば、60分)を超えたか否かを判定する(ステップS112)。
第2所定時間を超えている場合(ステップS112:Yes)、制御部33は、ディスプレイ26の明るさをさらに低下させる処理を実行する(ステップS113)。例えば、ディスプレイ26の明るさが「中」に設定されている場合、制御部33は、ディスプレイ26の明るさの設定を「暗」に変更する処理を実行する。また、制御部33は、ディスプレイ26の明るさを低下させるだけでなく、ディスプレイ26の色温度を低下させる制御を実行してもよい。
第2所定時間を超えていない場合(ステップS112:No)、制御部33は、判定処理(ステップS112)を繰り返す。以上で、電子機器1による第2処理は終了する。
本実施形態に係る電子機器1によれば、所定時間ごとにディスプレイ26の明るさが段階的に低下する。そのため、ディスプレイ26の明るさが急激に低下することを防止できる。
なお、本実施形態においては、表示時間が第1所定時間を超えた場合、及び、表示時間が第2所定時間を超えた場合にディスプレイ26の明るさを低下させる処理を実行しているが、処理を実行する回数は限定されない。
図8のフローチャートを参照して、制御部33がディスプレイ26の明るさを低下させる第1モードと、ディスプレイ26の明るさを低下させない第2モードとを選択的に実行する処理(第3処理)の一例を説明する。
第1モードとは、電子機器1が特定のアプリケーションを実行していない場合に選択されるモードであり、制御部33によりディスプレイ26の明るさを低下させる処理が実行されるモードである。一方、第2モードとは、電子機器1が特定のアプリケーションを実行している場合に選択されるモードであり、制御部33によりディスプレイ26の明るさを低下させる処理が実行されないモードである。
ここで、特定のアプリケーションは、ディスプレイ26の明るさが維持されたまま使用されることが好まれるアプリケーション(例えば、動画視聴用アプリケーション等)を含んでいてもよい。なお、特定のアプリケーションは、ユーザが任意に選択可能であってよい。
図8に示すように、まず、制御部33は、電子機器1が特定のアプリケーションを実行中であるか否かを判定する(ステップS120)。電子機器1が特定のアプリケーションを実行していない場合(ステップS120:No)、制御部33は、ディスプレイ26の明るさを低下させる第1モードを実行する。第1モードの処理内容は、図5を参照して説明した第1処理(ステップS200)と同様であるため説明を省略する。
電子機器1が特定のアプリケーションを実行している場合(ステップS120:Yes)、制御部33はディスプレイ26の明るさを低下させる処理を実行しない。以上で、電子機器1による第3処理は終了する。
本実施形態に係る電子機器1によれば、特定のアプリケーションを実行している場合には、ディスプレイ26の明るさを低下させる処理が行われず、特定のアプリケーション使用中に画面の明るさが低下してしまうストレスを、ユーザに生じさせないことができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
1…電子機器、25…センサ、26…ディスプレイ、26a…報知画面、32…特定部、33…制御部

Claims (7)

  1. 明るさを変更可能なディスプレイを有する電子機器であって、
    周囲の明るさを検出し、前記周囲の明るさの情報を出力するセンサと、
    前記ディスプレイの表示時間を特定する特定部と、
    前記ディスプレイの明るさを制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記周囲の明るさと前記ディスプレイの明るさとの関係と、前記表示時間に基づいて、前記ディスプレイの明るさを低下させる制御であって、前記関係に対応付けられた値に前記表示時間を乗じた値を用いて算出される疲労度に基づいて、前記ディスプレイの明るさを低下させる制御を実行する電子機器。
  2. 前記関係に対応付けられた値は、前記周囲の明るさの段階と前記ディスプレイの明るさの段階との組み合わせに基づいて決定される値であり、
    前記制御部は、前記周囲の明るさの情報に基づいて取得した前記周囲の明るさの段階と、制御を行っている前記ディスプレイの明るさの段階を特定し、特定した段階の組み合わせに基づいて前記関係に対応付けられた値を決定する、
    請求項に記載の電子機器。
  3. 前記制御部は、前記疲労度が所定値以上である場合に前記ディスプレイの明るさを低下させる制御を実行する請求項又はに記載の電子機器。
  4. 前記制御部は、前記表示時間に応じて段階的に前記ディスプレイの明るさを低下させる制御を実行する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 前記制御部は、前記表示時間が所定時間以上である場合に、報知を行う制御を実行する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 前記制御部は、前記関係と前記表示時間に基づいて、前記ディスプレイの色温度を変化させる制御を実行する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の電子機器。
  7. 前記制御部は、前記関係と前記表示時間に基づいて、前記ディスプレイの明るさを低下させる第1モードと、前記関係と前記表示時間に基づいて、前記ディスプレイの明るさを低下させない第2モードと、を選択的に実行可能であり、特定のアプリケーションが実行されていない場合には前記第1モードを実行し、前記特定のアプリケーションが実行されている場合には前記第2モードを実行する制御を行う、
    請求項1からのいずれか一項に記載の電子機器。
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