JP6818278B1 - ガラスクロス - Google Patents
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Abstract
Description
(i)下記式(1)に示す開繊度が、経糸が70〜90%であり、緯糸が95〜120%。
開繊度(%)={(25×1000)/WD−I}/(D×N)×100 (1)
WD:経糸または緯糸の織密度(本/25mm)
I:隣接する経糸間または緯糸間の隙間間隔(μm)
D:経糸または緯糸の平均フィラメント直径(μm)
N:経糸または緯糸の平均フィラメント本数(本)
(ii)隣接する前記経糸間の隙間間隔、または隣接する前記緯糸間の隙間間隔のいずれかが100μm以下。
(iii)JIS R 3420:2013 7.10.1に従って測定される厚さが14μm以下。
(iv)JIS R 3420:2103 7.2に従って測定されるクロス質量が11g/m2以下。
(i)隣接する経糸間の隙間同士の間隔が、隣接する緯糸間の隙間同士の間隔に対して大きく、経糸による緯糸の把持が十分でないこと、
(ii)元々薄いガラスクロスとするものであり、経糸及び緯糸が細く柔軟であること
(iii)低質量のガラスクロスを該ガラスクロスの質量割合が低いものとなるように樹脂溶液を含浸して硬化する際には、ガラスクロスの質量割合が比較的高いものとなるよう樹脂溶液を含浸して硬化させる場合に比して、緯糸が硬化収縮によりガラスクロス幅方向により動きやすくなること、
等が相俟って、緯糸がガラスクロス幅方向に微妙に動き、これに伴ってタテシワが発生しやすくなると考えた。
項1.質量が10g/m2以下のガラスクロスであって、前記ガラスクロスの、下記式(1)に示す隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが95μm以下、及び下記式(2)に示す隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが95μm以下であり、前記ガラスクロスの、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比(Iw/If)が1.10以上1.60以下であり、前記ガラスクロスの、下記式(3)で示すバスケットホール面積割合が12%以上20%以下である、ガラスクロス。
隣接する経糸間の隙間設計値Iwd(μm)=(25000/Ww)−(Dw×Nw) ・・・式(1)
隣接する緯糸間の隙間設計値Ifd(μm)=(25000/Wf)−(Df×Nf) ・・・式(2)
バスケットホール面積割合(%)=(Iw×If)/{(25000/Ww)×(25000/Wf)}×100 ・・・式(3)
Ww:ガラスクロスの経糸密度(本/25mm)
Wf:ガラスクロスの緯糸密度(本/25mm)
Dw:ガラスクロスを構成する経糸の平均フィラメント径(μm)
Df:ガラスクロスを構成する緯糸の平均フィラメント径(μm)
Nw:ガラスクロスを構成する経糸の平均フィラメント本数(本)
Nf:ガラスクロスを構成する緯糸の平均フィラメント本数(本)
Iw:ガラスクロス中の隣接する経糸間の隙間実測値(μm)
If:ガラスクロス中の隣接する緯糸間の隙間実測値(μm)
項2.前記隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが70μm以上95μm以下、及び前記隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが70μm以上95μm以下であり、前記ガラスクロスの、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比(Iw/If)が1.25以上1.45以下であり、前記ガラスクロスのバスケットホール面積割合が12%以上18%以下である、項1に記載のガラスクロス。
項3.項1又は2に記載のガラスクロスを含むプリプレグであって、該プリプレグの質量(g/m2)に対する前記ガラスクロスの質量(g/m2)の割合(ガラスクロスの質量/プリプレグの質量)が10〜40質量%である、プリプレグ。
項4.質量が10g/m2以下のガラスクロスの製造方法であって、前記ガラスクロスの、下記式(1)に示す隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが95μm以下、及び下記式(2)に示す隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが95μm以下としつつ、前記ガラスクロスの、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比(Iw/If)が1.10以上1.60以下、及び、前記ガラスクロスの、下記式(3)で示すバスケットホール面積割合が12%以上20%以下となるように、開繊処理をおこなうことを特徴とする、ガラスクロスの製造方法。
隣接する経糸間の隙間設計値Iwd(μm)=(25000/Ww)−(Dw×Nw) ・・・式(1)
隣接する緯糸間の隙間設計値Ifd(μm)=(25000/Wf)−(Df×Nf) ・・・式(2)
バスケットホール面積割合(%)=(Iw×If)/{(25000/Ww)×(25000/Wf)}×100 ・・・式(3)
Ww:ガラスクロスの経糸密度(本/25mm)
Wf:ガラスクロスの緯糸密度(本/25mm)
Dw:ガラスクロスを構成する経糸の平均フィラメント径(μm)
Df:ガラスクロスを構成する緯糸の平均フィラメント径(μm)
Nw:ガラスクロスを構成する経糸の平均フィラメント本数(本)
Nf:ガラスクロスを構成する緯糸の平均フィラメント本数(本)
Iw:ガラスクロス中の隣接する経糸間の隙間実測値(μm)
If:ガラスクロス中の隣接する緯糸間の隙間実測値(μm)
隣接する経糸間の隙間設計値Iwd(μm)=(25000/Ww)−(Dw×Nw) ・・・式(1)
隣接する緯糸間の隙間設計値Ifd(μm)=(25000/Wf)−(Df×Nf) ・・・式(2)
バスケットホール面積割合(%)=(Iw×If)/{(25000/Ww)×(25000/Wf)}×100・・・式(3)
Ww:ガラスクロスの経糸密度(本/25mm)
Wf:ガラスクロスの緯糸密度(本/25mm)
Dw:ガラスクロスを構成する経糸の平均フィラメント径(μm)
Df:ガラスクロスを構成する緯糸の平均フィラメント径(μm)
Nw:ガラスクロスを構成する経糸の平均フィラメント本数(本)
Nf:ガラスクロスを構成する緯糸の平均フィラメント本数(本)
Iw:ガラスクロス中の隣接する経糸間の隙間実測値(μm)
If:ガラスクロス中の隣接する緯糸間の隙間実測値(μm)
隣接する緯糸間の隙間設計値Ifd(μm)=(25000/Wf)−(Df×Nf) ・・・式(2)
Ww:ガラスクロスの経糸密度(本/25mm)
Wf:ガラスクロスの緯糸密度(本/25mm)
Dw:ガラスクロスを構成する経糸の平均フィラメント径(μm)
Df:ガラスクロスを構成する緯糸の平均フィラメント径(μm)
Nw:ガラスクロスを構成する経糸の平均フィラメント本数(本)
Nf:ガラスクロスを構成する緯糸の平均フィラメント本数(本)
(1)ガラス糸の平均フィラメント直径(μm)
経糸、緯糸それぞれについて無作為に30本選び、該30本のガラス糸の全フィラメントの直径(最も大きい部分)を測定して平均値を算出し、経糸及び緯糸の平均フィラメント直径とする。
(2)平均フィラメント本数(本)
経糸、緯糸それぞれについて無作為に20本選び、20本のガラス糸の全フィラメント数を測定して平均値を算出し、経糸及び緯糸の平均フィラメント直径とする。
バスケットホール面積割合(%)=(Iw×If)/{(25000/Ww)×(25000/Wf)}×100 ・・・式(3)
Iw:隣接する経糸間の隙間実測値(μm)
If:隣接する緯糸間の隙間実測値(μm)
Ww:ガラスクロスの経糸密度(本/25mm)
Wf:ガラスクロスの緯糸密度(本/25mm)
隣接する経糸間の隙間設計値Iwd(μm)=(25000/Ww)−(Dw×Nw) ・・・式(1)
隣接する緯糸間の隙間設計値Ifd(μm)=(25000/Wf)−(Df×Nf) ・・・式(2)
バスケットホール面積割合(%)=(Iw×If)/{(25000/Ww)×(25000/Wf)}×100 ・・・式(3)
Ww:ガラスクロスの経糸密度(本/25mm)
Wf:ガラスクロスの緯糸密度(本/25mm)
Dw:ガラスクロスを構成する経糸の平均フィラメント径(μm)
Df:ガラスクロスを構成する緯糸の平均フィラメント径(μm)
Nw:ガラスクロスを構成する経糸の平均フィラメント本数(本)
Nf:ガラスクロスを構成する緯糸の平均フィラメント本数(本)
Iw:ガラスクロス中の隣接する経糸間の隙間実測値(μm)
If:ガラスクロス中の隣接する緯糸間の隙間実測値(μm)
経糸及び緯糸として、ガラス材料がEガラスであり、平均フィラメント径3.6μm、平均フィラメント本数40本、撚り数0.5Zのガラス糸を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が105本/25mm、緯糸密度が105本/25mmの平織130cm幅のガラスクロスロールを得た。ついで、得られたガラスクロスに付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を10g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.0MPaの水流加工でガラスクロスの張力を経方向が20N/mとしつつ、ガラスクロスの緯方向両端をテンターで把持しながら緯方向にも5〜10N/mの張力を付与して開繊処理を施し、実施例1のガラスクロスロール製品を得た。得られたガラスクロスは、隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが94μm、隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが94μm、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比が1.38、バスケットホール面積割合が14.9%であった。
<ワニスA>
エポキシ樹脂(三菱化学株式会社製 jER5045B80) 100質量部
硬化剤(三菱化学株式会社製 jERキュアDICY7) 2.7質量部(ジシアンジアミド)
硬化促進剤(三菱化学株式会社製2−エチル−4−メチルイミダゾール) 0.2質量部
希釈溶剤(キシダ化学株式会社製ジメチルホルムアミド) 20質量部
無機充填剤(球状ガラス、平均粒子径0.5μm) 25質量部
<ワニスB>
変性ビスマレイミド樹脂(株式会社プリンテック製 HR3070) 60質量部
硬化促進剤(三菱化学株式会社製2−エチル−4−メチルイミダゾール) 0.3質量部
希釈溶剤(キシダ化学株式会社製メチルエチルケトン) 40質量部
無機充填剤(球状ガラス、平均粒子径0.5μm) 25質量部
経糸及び緯糸として、ガラス材料がEガラスであり、平均フィラメント径3.6μm、平均フィラメント本数40本、撚り数0.5Zのガラス糸を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が110本/25mm、緯糸密度が110本/25mmの平織130cm幅のガラスクロスロールを得た。ついで、得られたガラスクロスに付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を10g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.0MPaの水流加工でガラスクロスの張力を経方向が20N/mとしつつ、ガラスクロスの緯方向両端をテンターで把持しながら緯方向にも5〜10N/mの張力を付与して開繊処理を施し、実施例2のガラスクロスロール製品を得た。得られたガラスクロスは、隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが83μm、隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが83μm、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比が1.51、バスケットホール面積割合が16.0%であった。
経糸及び緯糸として、ガラス材料がEガラスであり、平均フィラメント径3.6μm、平均フィラメント本数36本、撚り数0.5Zのガラス糸を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が115本/25mm、緯糸密度が115本/25mmの平織130cm幅のガラスクロスロールを得た。ついで、得られたガラスクロスに付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を10g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.0MPaの水流加工でガラスクロスの張力を経方向が20N/mとしつつ、ガラスクロスの緯方向両端をテンターで把持しながら緯方向にも5〜10N/mの張力を付与して開繊処理を施し、実施例3のガラスクロスロール製品を得た。得られたガラスクロスは、隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが88μm、隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが88μm、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比が1.34、バスケットホール面積割合が16.4%であった。
経糸及び緯糸として、ガラス材料がEガラスであり、平均フィラメント径3.6μm、平均フィラメント本数36本、撚り数0.5Zのガラス糸を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が125本/25mm、緯糸密度が125本/25mmの平織130cm幅のガラスクロスロールを得た。ついで、得られたガラスクロスに付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を10g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.0MPaの水流加工でガラスクロスの張力を経方向が20N/mとしつつ、ガラスクロスの緯方向両端をテンターで把持しながら緯方向にも5〜10N/mの張力を付与して開繊処理を施し、実施例4のガラスクロスロール製品を得た。得られたガラスクロスは、隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが70μm、隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが70μm、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比が1.53、バスケットホール面積割合が13.3%であった。
経糸及び緯糸として、ガラス材料がEガラスであり、平均フィラメント径3.3μm、平均フィラメント本数35本、撚り数0.5Zのガラス糸を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が125本/25mm、緯糸密度が125本/25mmの平織130cm幅のガラスクロスロールを得た。ついで、得られたガラスクロスに付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を10g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.0MPaの水流加工でガラスクロスの張力を経方向が20N/mとしつつ、ガラスクロスの緯方向両端をテンターで把持しながら緯方向にも5〜10N/mの張力を付与して開繊処理を施し、実施例5のガラスクロスロール製品を得た。得られたガラスクロスは、隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが85μm、隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが85μm、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比が1.20、バスケットホール面積割合が19.2%であった。
経糸及び緯糸として、ガラス材料がEガラスであり、平均フィラメント径3.1μm、平均フィラメント本数34本、撚り数0.5Zのガラス糸を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が135本/25mm、緯糸密度が135本/25mmの平織130cm幅のガラスクロスロールを得た。ついで、得られたガラスクロスに付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を10g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.5MPaの水流加工でガラスクロスの張力を経方向が20N/mとしつつ、ガラスクロスの緯方向両端をテンターで把持しながら緯方向にも5〜10N/mの張力を付与して開繊処理を施し、実施例6のガラスクロスロール製品を得た。得られたガラスクロスは、隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが80μm、隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが80μm、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比が1.29、バスケットホール面積割合が18.4%であった。
経糸及び緯糸として、ガラス材料がEガラスであり、平均フィラメント径3.1μm、平均フィラメント本数32本、撚り数0.5Zのガラス糸を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が145本/25mm、緯糸密度が145本/25mmの平織130cm幅のガラスクロスロールを得た。ついで、得られたガラスクロスに付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)JNC株式会社)を10g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.0MPaの水流加工でガラスクロスの張力を経方向が20N/mとしつつ、ガラスクロスの緯方向両端をテンターで把持しながら緯方向にも5〜10N/mの張力を付与して開繊処理を施し、実施例6のガラスクロスロール製品を得た。得られたガラスクロスは、隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが73μm、隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが73μm、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比が1.19、バスケットホール面積割合が19.5%であった。
経糸及び緯糸として、ガラス材料がEガラスであり、平均フィラメント径3.6μm、平均フィラメント本数40本、撚り数0.5Zのガラス糸を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が105本/25mm、緯糸密度が105本/25mmの平織130cm幅のガラスクロスロールを得た。ついで、得られたガラスクロスに付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を10g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力0.5MPaの水流加工でガラスクロスの張力を経方向が20N/mとしつつ、ガラスクロスの緯方向両端をテンターで把持しながら緯方向にも5〜10N/mの張力を付与して開繊処理を施し、比較例1のガラスクロスロール製品を得た。得られたガラスクロスは、隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが94μm、隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが94μm、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比が1.35、バスケットホール面積割合が21.5%であった。
経糸及び緯糸として、ガラス材料がEガラスであり、平均フィラメント径3.6μm、平均フィラメント本数40本、撚り数0.5Zのガラス糸を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が105本/25mm、緯糸密度が105本/25mmの平織130cm幅のガラスクロスロールを得た。ついで、得られたガラスクロスに付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を10g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.2MPaの水流加工でガラスクロスの張力を経方向が50N/mとしつつ、ガラスクロスの緯方向両端をテンターで把持しながら緯方向にも20〜25N/mの張力を付与して開繊処理を施し、比較例2のガラスクロスロール製品を得た。得られたガラスクロスは、隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが94μm、隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが94μm、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比が1.00、バスケットホール面積割合が18.7%であった。
経糸及び緯糸として、ガラス材料がEガラスであり、平均フィラメント径3.6μm、平均フィラメント本数40本、撚り数0.5Zのガラス糸を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が125本/25mm、緯糸密度が125本/25mmの平織130cm幅のガラスクロスロールを得た。ついで、得られたガラスクロスに付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を10g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.0MPaの水流加工でガラスクロスの張力を経方向が20N/mとしつつ、ガラスクロスの緯方向両端をテンターで把持しながら緯方向にも15〜20N/mの張力を付与して開繊処理を施し、比較例3のガラスクロスロール製品を得た。得られたガラスクロスは、隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが56μm、隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが56μm、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比が1.25、バスケットホール面積割合が9.8%であった。
経糸及び緯糸として、ガラス材料がEガラスであり、平均フィラメント径3.6μm、平均フィラメント本数40本、撚り数0.5Zのガラス糸を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が105本/25mm、緯糸密度が105本/25mmの平織130cm幅のガラスクロスロールを得た。ついで、得られたガラスクロスに付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を10g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.0MPaの水流加工でガラスクロスの張力を経方向が50N/mとし、緯方向に張力を付与せずに開繊処理を施したこと以外は、実施例1と同様に行い、比較例4のガラスクロスロール製品を得た。得られたガラスクロスは、隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが94μm、隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが94μm、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比が1.64、バスケットホール面積割合が17.6%であった。
経糸及び緯糸として、ガラス材料がEガラスであり、平均フィラメント径3.6μm、平均フィラメント本数40本、撚り数0.5Zのガラス糸を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が100本/25mm、緯糸密度が100本/25mmの平織130cm幅のガラスクロスロールを得た。ついで、得られたガラスクロスに付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を10g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.5MPaの水流加工でガラスクロスの張力を経方向が20N/mとしつつ、ガラスクロスの緯方向両端をテンターで把持しながら緯方向にも15〜20N/mの張力を付与して開繊処理を施し、比較例5のガラスクロスロール製品を得た。得られたガラスクロスは、隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが106μm、隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが106μm、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比が1.22、バスケットホール面積割合が15.8%であった。
経糸及び緯糸として、ガラス材料がEガラスであり、平均フィラメント径3.6μm、平均フィラメント本数36本、撚り数0.5Zのガラス糸を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が115本/25mm、緯糸密度が115本/25mmの平織130cm幅のガラスクロスロールを得た。ついで、得られたガラスクロスに付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を10g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力0.5MPaの水流加工でガラスクロスの張力を経方向が20N/mとしつつ、ガラスクロスの緯方向両端をテンターで把持しながら緯方向にも5〜10N/mの張力を付与して開繊処理を施し、比較例6のガラスクロスロール製品を得た。得られたガラスクロスは、隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが88μm、隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが88μm、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比が1.34、バスケットホール面積割合が21.5%であった。
経糸及び緯糸として、ガラス材料がEガラスであり、平均フィラメント径3.6μm、平均フィラメント本数36本、撚り数0.5Zのガラス糸を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が110本/25mm、緯糸密度が110本/25mmの平織130cm幅のガラスクロスロールを得た。ついで、得られたガラスクロスに付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を10g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.0MPaの水流加工でガラスクロスの張力を経方向が20N/mとしつつ、ガラスクロスの緯方向両端をテンターで把持しながら緯方向にも5〜10N/mの張力を付与して開繊処理を施し、比較例7のガラスクロスロール製品を得た。得られたガラスクロスは、隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが98μm、隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが98μm、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比が1.29、バスケットホール面積割合が18.9%であった。
経糸及び緯糸として、ガラス材料がEガラスであり、平均フィラメント径3.6μm、平均フィラメント本数36本、撚り数0.5Zのガラス糸を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が115本/25mm、緯糸密度が115本/25mmの平織130cm幅のガラスクロスロールを得た。ついで、得られたガラスクロスに付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を10g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力0.5MPaの水流加工でガラスクロスの張力を経方向が50N/mとし、緯方向に張力を付与せずに開繊処理を施したこと以外は、実施例1と同様に行い、比較例8のガラスクロスロール製品を得た。得られたガラスクロスは、隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが88μm、隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが88μm、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比が1.70、バスケットホール面積割合が17.1%であった。
経糸及び緯糸として、ガラス材料がEガラスであり、平均フィラメント径3.6μm、平均フィラメント本数36本、撚り数0.5Zのガラス糸を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が130本/25mm、緯糸密度が130本/25mmの平織130cm幅のガラスクロスロールを得た。ついで、得られたガラスクロスに付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を10g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力1.5MPaの水流加工でガラスクロスの張力を経方向が50N/mとしつつ、ガラスクロスの緯方向両端をテンターで把持しながら緯方向にも20〜25N/mの張力を付与して開繊処理を施し、比較例9のガラスクロスロール製品を得た。得られたガラスクロスは、隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが63μm、隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが63μm、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比が1.50、バスケットホール面積割合が8.6%であった。
経糸及び緯糸として、ガラス材料がEガラスであり、平均フィラメント径3.6μm、平均フィラメント本数38本、撚り数0.5Zのガラス糸を用い、エアージェット織機で製織し、経糸密度が105本/25mm、緯糸密度が110本/25mmの平織130cm幅のガラスクロスロールを得た。ついで、得られたガラスクロスに付着している紡糸集束剤と製織集束剤を400℃で30時間加熱して除去した。その後、表面処理剤のシランカップリング剤(S−350:N−ビニルベンジル−アミノエチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン(塩酸塩)チッソ株式会社)を10g/Lの濃度に調整しパダーロールで絞った後、120℃で1分乾燥・キュアリングした。そして、圧力0.8MPaの水流加工でガラスクロスの張力を経方向が20N/mとしつつ、ガラスクロスの緯方向両端をテンターで把持しながら緯方向にも5〜10N/mの張力を付与して開繊処理を施し、比較例10のガラスクロスロール製品を得た。得られたガラスクロスは、隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが101μm、隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが90μm、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比が1.33、バスケットホール面積割合が21.7%であった。
前述した方法にておこなった。
前述した方法にておこなった。
前述した方法にておこなった。
前述した方法にておこなった。
ガラスクロスの質量は、JIS R 3420 2013 7.2に準じて、測定、算出した。ガラスクロスの厚さは、JIS R 3420 2013 7.10.1A法に従い、測定、算出した。
得られたプリプレグロール製品から400mm×400mmの四角形にカットしたプリプレグを、幅方向の任意の箇所から3枚採取し、これを長さ方向に任意に50セット(合計150枚)採取し、150枚のプリプレグそれぞれ目視でピンホールの数をカウントして4個以内であったプリプレグを良品とし、150枚のうちの良品率について評価した。良品率が90%以上のものを合格とした。
得られたプリプレグロール製品A及びBそれぞれについて無作為に長さ100mを目視検査してタテシワの数を観察し、長さ100mあたりのタテシワの数として、以下の基準により評価した。なお、タテシワは長さ10cm以上のものをカウントした。
○:タテシワの発生が0〜2個/100mであった。
△:タテシワの数が3〜5個/100mであった。
×:タテシワの数が5個/100mを越えるものであった。
Claims (3)
- 質量が10g/m2以下のガラスクロスであって、
前記ガラスクロスの、下記式(1)に示す隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが70μm以上95μm以下、及び下記式(2)に示す隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが70μm以上95μm以下であり、
前記ガラスクロスの、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比(Iw/If)が1.25以上1.45以下であり、
前記ガラスクロスの、下記式(3)で示すバスケットホール面積割合が12%以上18%以下である、ガラスクロス。
隣接する経糸間の隙間設計値Iwd(μm)=(25000/Ww)−(Dw×Nw) ・・・式(1)
隣接する緯糸間の隙間設計値Ifd(μm)=(25000/Wf)−(Df×Nf) ・・・式(2)
バスケットホール面積割合(%)=(Iw×If)/{(25000/Ww)×(25000/Wf)}×100 ・・・式(3)
Ww:ガラスクロスの経糸密度(本/25mm)
Wf:ガラスクロスの緯糸密度(本/25mm)
Dw:ガラスクロスを構成する経糸の平均フィラメント径(μm)
Df:ガラスクロスを構成する緯糸の平均フィラメント径(μm)
Nw:ガラスクロスを構成する経糸の平均フィラメント本数(本)
Nf:ガラスクロスを構成する緯糸の平均フィラメント本数(本)
Iw:ガラスクロス中の隣接する経糸間の隙間実測値(μm)
If:ガラスクロス中の隣接する緯糸間の隙間実測値(μm) - 請求項1に記載のガラスクロスを含むプリプレグであって、
該プリプレグの質量(g/m2)に対する前記ガラスクロスの質量(g/m2)の割合(ガラスクロスの質量/プリプレグの質量)が10〜40質量%である、プリプレグ。 - 質量が10g/m2以下のガラスクロスの製造方法であって、
前記ガラスクロスの、下記式(1)に示す隣接する経糸間の隙間設計値Iwdが70μm以上95μm以下、及び下記式(2)に示す隣接する緯糸間の隙間設計値Ifdが70μm以上95μm以下としつつ、
前記ガラスクロスの、隣接する経糸間の隙間実測値(Iw)と隣接する緯糸間の隙間実測値(If)との比(Iw/If)が1.25以上1.45以下、及び、前記ガラスクロスの、下記式(3)で示すバスケットホール面積割合が12%以上18%以下となるように、開繊処理をおこなうことを特徴とする、ガラスクロスの製造方法。
隣接する経糸間の隙間設計値Iwd(μm)=(25000/Ww)−(Dw×Nw) ・・・式(1)
隣接する緯糸間の隙間設計値Ifd(μm)=(25000/Wf)−(Df×Nf) ・・・式(2)
バスケットホール面積割合(%)=(Iw×If)/{(25000/Ww)×(25000/Wf)}×100 ・・・式(3)
Ww:ガラスクロスの経糸密度(本/25mm)
Wf:ガラスクロスの緯糸密度(本/25mm)
Dw:ガラスクロスを構成する経糸の平均フィラメント径(μm)
Df:ガラスクロスを構成する緯糸の平均フィラメント径(μm)
Nw:ガラスクロスを構成する経糸の平均フィラメント本数(本)
Nf:ガラスクロスを構成する緯糸の平均フィラメント本数(本)
Iw:ガラスクロス中の隣接する経糸間の隙間実測値(μm)
If:ガラスクロス中の隣接する緯糸間の隙間実測値(μm)
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