JP6808021B2 - 有機el画像表示装置 - Google Patents
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Description
[1]発光素子基板および円偏光板を含む有機EL画像表示装置であって、
上記発光素子基板は反射層および上記反射層上にマトリクス状の有機電界発光層群を含み、
上記反射層、上記有機電界発光層群、および上記円偏光板はこの順で配置されており、
上記有機電界発光層群と上記円偏光板との間に偏光分離層を含み、
上記偏光分離層は上記有機電界発光層群に対応してマトリクス状に配置されている偏光分離部位を含み、
上記偏光分離部位は、対応する有機電界発光層が発光した光のうち、1つの偏光状態の光を反射し、かつ他方の偏光状態の光を透過し、
上記偏光分離層は可視光透過領域により区分されて上記偏光分離部位を形成している有機EL画像表示装置。
[3]上記可視光透過領域が上記偏光分離部位と同一の組成物を硬化した層を含み、上記可視光透過領域が光学的に等方性である[2]に記載の有機EL画像表示装置。
[4]上記可視光透過領域が上記偏光分離部位と同一の組成物を硬化した層を含み、上記可視光透過領域が紫外光波長域または赤外光波長域に選択反射の中心波長を有する[2]に記載の有機EL画像表示装置。
[5]上記可視光透過領域が上記偏光分離部位と同一の組成物を硬化した層を含まない[2]に記載の有機EL画像表示装置。
L ≦ (M+N)/2 (1)
L:座標xyの偏光分離部位と平面Zの交線の長さ
M:座標xyの偏光分離部位に対応する座標xyの有機電界発光層と平面Zの交線の長さ
N:座標xyの有機電界発光層および平面Zの交線の中心と、座標xyの有機電界発光層と同じ波長の光を発光する有機電界発光層であって平面Zに交点を有する最も近い有機電界発光層および平面Zの交線の中心との距離
[7]上記マトリクスの任意の座標xyの偏光分離部位において、下記式(2)が満たされている[1]〜[6]のいずれかに記載の有機EL画像表示装置。
L ≧ 1.25×D + M (2)
D:座標xyの偏光分離部位と座標xyの有機電界発光層との距離
本明細書において「〜」とはその前後に記載される数値を下限値および上限値として含む意味で使用される。
本明細書において、数値、数値範囲、及び定性的な表現(例えば、「同一」、「同じ」等の表現)については、画像表示装置やそれに用いられる部材について一般的に許容される誤差を含む数値、数値範囲及び性質を示していると解釈されるものとする。
本明細書において、「(メタ)アクリレート」は、「アクリレートおよびメタクリレートのいずれか一方または双方」の意味で使用される。
可視光線は電磁波のうち、ヒトの目で見える波長の光であり、380nm〜780nmの波長域の光を示す。
可視光反射率を得る際には、例えば、日本分光(株)製分光光度計「V−670」を用いることができる。
本発明の画像表示装置は、有機電界発光層の発光に基づいて画像表示を行う有機EL画像表示装置である。有機EL画像表示装置は、自発光型の表示装置であり、CRT(Cathode Ray Tube)型の表示装置や液晶表示装置と比較して視認性が高い、視野角依存性がないなどの表示性能の利点を有し、また、軽量化、薄型化できるといった利点もある。
偏光分離層は偏光分離部位を含む層である。本発明の画像表示装置を画像表示側から見たとき、偏光分離層において偏光分離部位はマトリクス状に配置されている。本明細書において、複数の偏光分離部位が形成する領域をまとめて偏光分離領域ということがある。本発明の画像表示装置において、偏光分離層は偏光分離領域以外の領域を含む。偏光分離領域以外の領域は可視光透過領域であればよい。
「選択的な偏光分離」は、可視光領域のうち、偏光分離部位が対応する有機電界発光層の発光の波長域に対応する波長域のみにおける偏光分離をいう。したがって、偏光分離部位は、可視光領域のうち、偏光分離部位が対応する有機電界発光層の発光の波長域に対応する波長域のみにおいて偏光分離するものであってもよく、実質的に可視光の全波長域において偏光分離するものであってもよく、赤色波長域、緑色波長域、および青色波長域などの複数の波長域で偏光分離するものであってもよい。
偏光分離部位は、対応する有機電界発光層の発光の波長域において選択的に偏光分離を行うことができる部位であることが好ましい。
図1(a)〜(c)は、いずれも反射層3、有機電界発光層2、偏光分離部位1、円偏光板7をこの順に有する構成を示す。図1(a)に示す構成は、偏光分離部位と同じ組成物から形成された光学的に等方性の可視光透過領域8を有する。図1(b)に示す構成では、可視光透過領域が接着層10からなる。図1(c)に示す構成では、可視光透過領域が紫外光波長域に選択反射の中心波長を有する領域9として構成されている。
L ≦ (M+N)/2 (1)
L:座標xyの偏光分離部位と平面Zの交線の長さ
M:座標xyの偏光分離部位に対応する座標xyの有機電界発光層と平面Zの交線の長さ
N:座標xyの有機電界発光層および平面Zの交線の中心と、座標xyの有機電界発光層と同じ波長の光を発光する有機電界発光層であって平面Zに交点を有する最も近い有機電界発光層および平面Zの交線の中心との距離
L ≧ 1.25×D + M (2)
D:座標xyの偏光分離部位と座標xyの有機電界発光層との距離
後述するように、例えば、偏光分離部位に、コレステリック液晶層を使用したときなどにおいて、斜め方向から入射する光に対しては、偏光分離部位の反射波長が短波長にシフトする。そのため、有機電界発光層から法線方向で入射する光を反射する偏光分離部位であっても、斜め方向からの光を反射できないことがある。斜め方向における輝度向上の効果は、偏光分離部位の反射の波長域を広帯域化することにより、反射できなかった光が反射されるようになったことによると考えられる。
コレステリック液晶層を含む偏光分離部位は、コレステリック液晶層のみからなっていてもよく、配向層や保護層(添加剤層)などの他の層を含んでいてもよい。
本明細書において、コレステリック液晶層は、コレステリック液晶相を固定した層を意味する。
コレステリック液晶相は、特定の波長域において右円偏光または左円偏光のいずれか一方のセンスの円偏光を選択的に反射させるとともに他方のセンスの円偏光を透過する円偏光選択反射を示すことが知られている。本明細書において、円偏光選択反射を単に選択反射ということもある。
円偏光選択反射性を示すコレステリック液晶相を固定した層を含むフィルムとして、重合性液晶化合物を含む組成物から形成されたフィルムは従来から数多く知られており、コレステリック液晶層については、それらの従来技術を参照することができる。
分光光度計UV3150(島津製作所)を用いてコレステリック液晶層の透過スペクトル(コレステリック液晶層の法線方向から測定したもの)を測定すると、選択反射帯域に透過率の低下ピークがみられる。このピークの極小透過率と低下前の透過率との中間(平均)の透過率となる2つの波長のうち、短波長側の波長の値をλl(nm)、長波長側の波長の値をλh(nm)とすると、選択反射の中心波長λと半値幅Δλは下記式で表すことができる。
λ=(λl+λh)/2
Δλ=(λh−λl)
上記のように求められる選択反射中心波長はコレステリック液晶層の法線方向から測定した円偏光反射スペクトルの反射ピークの重心位置にある波長と略一致する。
λd=n2×P×cosθ2
コレステリック液晶相のピッチ(P値)は重合性液晶化合物とともに用いるキラル剤の種類、またはその添加濃度に依存するため、これらを調整することによって所望のピッチを得ることができる。なお、螺旋のセンスやピッチの測定法については「液晶化学実験入門」日本液晶学会編 シグマ出版2007年出版、46頁、および「液晶便覧」液晶便覧編集委員会 丸善 196頁に記載の方法を用いることができる。
コレステリック液晶層の反射円偏光のセンスは螺旋のセンスに一致する。偏光分離層に複数種のコレステリック液晶層が含まれるとき、それらの螺旋のセンスは通常全て同じであればよい。
以下、コレステリック液晶層の作製方法について説明する。
コレステリック液晶層の形成には重合性液晶化合物を含む液晶組成物が用いられる。液晶組成物は、さらにキラル剤(光学活性化合物)を含んでいてもよい。必要に応じてさらに界面活性剤や重合開始剤などと混合して溶剤などに溶解した上記液晶組成物を、支持体、配向膜、下層となるコレステリック液晶層などに塗布し、配向熟成後、液晶組成物の硬化により固定化してコレステリック液晶層を形成することができる。
重合性液晶化合物としては、棒状液晶化合物であっても、円盤状液晶化合物であってもよいが、棒状液晶化合物が好ましい。
棒状の重合性液晶化合物の例としては、棒状ネマチック液晶化合物が挙げられる。棒状ネマチック液晶化合物としては、アゾメチン類、アゾキシ類、シアノビフェニル類、シアノフェニルエステル類、安息香酸エステル類、シクロヘキサンカルボン酸フェニルエステル類、シアノフェニルシクロヘキサン類、シアノ置換フェニルピリミジン類、アルコキシ置換フェニルピリミジン類、フェニルジオキサン類、トラン類およびアルケニルシクロヘキシルベンゾニトリル類が好ましく用いられる。かかる棒状液晶化合物は、低分子液晶化合物だけではなく、高分子液晶化合物も用いることができる。
Aは、置換基を有していてもよい2価の芳香環基を示し、
Lは単結合、−C(=O)O−、−OC(=O)−、−NH−C(=O)−、−C(=O)−NH−、−CH=CH−C(=O)O−、および−OC(=O)−CH=CH−からなる群から選択される連結基を示し、
mは2〜12の整数を示し、
Sp1およびSp2はそれぞれ独立に、単結合、炭素数1から20の直鎖もしくは分岐のアルキレン基、および炭素数1から20の直鎖もしくは分岐のアルキレン基において1つまたは2つ以上の−CH2−が−O−、−S−、−NH−、−N(CH3)−、−C(=O)−、−OC(=O)−、または−C(=O)O−で置換された基からなる群から選択される連結基を示し、
Q1およびQ2はそれぞれ独立に、重合性基を示す。
m個のAおよびm−1個のLはそれぞれ同一でも異なっていてもよい。
一般式(I)で表される化合物は、特表平11−513019号公報(WO97/00600)に記載の方法等で合成することができる。
以下に式(I)で示される重合性化合物の例を示すが、これらの例に限定されるものではない。
Y11およびY12は、それぞれ独立に、単結合、−O−、−S−、−CO−、−COO−、−OCO−、−CONH−、−NHCO−、−CH=CH−、−CH=CH−COO−、−OCO−CH=CH−、または、−C≡C−を表す。なかでも、−O−が好ましい。
Sp11およびSp12は、それぞれ独立に、単結合、または、炭素数1〜25のアルキレン基を表す。アルキレン基は、直鎖状、分岐鎖状、および、環状のいずれでもよい。なかでも、炭素数1〜10のアルキレン基がより好ましい。
n11およびn12はそれぞれ独立に0〜2の整数を表し、n11またはn12が2の場合、複数あるA11、A12、X11およびX12は同じであっても異なっていてもよい。
また、重合条件の異なる2種類以上の反応性基を同一分子内に有する液晶化合物と、重合条件が同一である反応性基を同一分子内に2つ以上有する液晶化合物を併用すると、選択反射の反射帯域を広げることができ、より好ましい。具体的には、(メタ)アクリロイル基とオキセタニル基とを含む液晶化合物と(メタ)アクリロイル基を2つ含む液晶化合物との組み合わせが挙げられる。
コレステリック液晶層の形成に用いる材料はキラル剤を含んでいることが好ましい。キラル剤はコレステリック液晶相の螺旋構造を誘起する機能を有する。キラル化合物は、化合物によって誘起する螺旋のセンスまたは螺旋ピッチが異なるため、目的に応じて選択すればよい。
キラル剤としては、特に制限はなく、公知の化合物を用いることができる。キラル剤の例としては、液晶デバイスハンドブック(第3章4−3項、TN、STN用カイラル剤、199頁、日本学術振興会第142委員会編、1989)、特開2003−287623号、特開2002−302487号、特開2002−80478号、特開2002−80851号、特開2010−181852号または特開2014−034581号の各公報に記載の化合物が挙げられる。
また、キラル剤は、液晶化合物であってもよい。
液晶組成物における、キラル剤の含有量は、重合性液晶化合物の総モル量に対しての0.01モル%〜200モル%が好ましく、1モル%〜30モル%がより好ましい。
液晶組成物は、重合開始剤を含有していることが好ましい。紫外線照射により重合反応を進行させる態様では、使用する重合開始剤は、紫外線照射によって重合反応を開始可能な光重合開始剤であることが好ましい。光重合開始剤の例としては、ラジカル重合開始剤およびカチオン重合開始剤が挙げられる。
アシルフォスフィンオキシド化合物としては、例えば、市販品のBASFジャパン(株)製のIRGACURE819(化合物名:ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイド)を用いることができる。オキシム化合物としては、IRGACURE OXE01(BASF社製)、IRGACURE OXE02(BASF社製)、TR−PBG−304(常州強力電子新材料有限公司製)、アデカアークルズNCI−831、アデカアークルズNCI−930(ADEKA社製)、アデカアークルズNCI−831(ADEKA社製)等の市販品を用いることができる。
液晶組成物中の光重合開始剤の含有量は、重合性液晶化合物の含有量に対して0.1〜20質量%であることが好ましく、0.5質量%〜5質量%であることがさらに好ましい。
液晶組成物は、硬化後の膜強度向上、耐久性向上のため、任意に架橋剤を含有していてもよい。架橋剤としては、紫外線、熱、湿気等で硬化するものが好適に使用できる。
架橋剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えばトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート等の多官能アクリレート化合物;グリシジル(メタ)アクリレート、エチレングリコールジグリシジルエーテル等のエポキシ化合物;2,2−ビスヒドロキシメチルブタノール−トリス[3−(1−アジリジニル)プロピオネート]、4,4−ビス(エチレンイミノカルボニルアミノ)ジフェニルメタン等のアジリジン化合物;ヘキサメチレンジイソシアネート、ビウレット型イソシアネート等のイソシアネート化合物;オキサゾリン基を側鎖に有するポリオキサゾリン化合物;ビニルトリメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)3−アミノプロピルトリメトキシシラン等のアルコキシシラン化合物などが挙げられる。これらのうち、多官能アクリレート化合物が好ましい。多官能アクリレート化合物としては、3〜6官能アクリレート化合物が好ましく、4〜6官能アクリレート化合物がより好ましい。また、架橋剤の反応性に応じて公知の触媒を用いることができ、膜強度および耐久性向上に加えて生産性を向上させることができる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
液晶組成物中には、安定的にまたは迅速にプレーナー配向するために寄与する配向制御剤を添加してもよい。配向制御剤の例としては特開2007−272185号公報の段落〔0018〕〜〔0043〕等に記載のフッ素(メタ)アクリレート系ポリマー、特開2012−203237号公報の段落〔0031〕〜〔0034〕等に記載の式(I)〜(IV)で表される化合物などが挙げられる。
なお、配向制御剤としては1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
その他、液晶組成物は、塗膜の表面張力を調整し厚みを均一にするための界面活性剤、および重合性モノマー等の種々の添加剤から選ばれる少なくとも1種を含有していてもよい。また、液晶組成物中には、必要に応じて、さらに重合禁止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定化剤、色材、金属酸化物微粒子等を、光学的性能を低下させない範囲で添加することができる。
液晶組成物の調製に使用する溶媒としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、有機溶媒が好ましく用いられる。
有機溶媒としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えばケトン類、アルキルハライド類、アミド類、スルホキシド類、ヘテロ環化合物、炭化水素類、エステル類、エーテル類などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、環境への負荷を考慮した場合にはケトン類が特に好ましい。
支持体、配向膜、1/4波長板、下層となるコレステリック液晶層などへの液晶組成物の塗布方法は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ワイヤーバーコーティング法、カーテンコーティング法、押し出しコーティング法、ダイレクトグラビアコーティング法、リバースグラビアコーティング法、ダイコーティング法、スピンコーティング法、ディップコーティング法、スプレーコーティング法、スライドコーティング法などが挙げられる。また、別途支持体上に塗設した液晶組成物を転写することによっても実施できる。塗布した液晶組成物を加熱することにより、液晶分子を配向させる。コレステリック液晶層形成の際はコレステリック配向させればよく、1/4波長板形成の際は、ネマチック配向させることが好ましい。コレステリック配向の際、加熱温度は200℃以下が好ましく、130℃以下がより好ましい。この配向処理により、重合性液晶化合物がフィルム面に対して実質的に垂直な方向に螺旋軸を有するようにねじれ配向している光学薄膜が得られる。ネマチック配向の際、加熱温度は50℃〜120℃が好ましく、60℃〜100℃がより好ましい。
液晶組成物は、支持体または支持体表面に形成された配向層の表面に塗布され層形成されていてもよい。支持体または支持体および配向層は、層形成後に剥離してもよい。例えば、層を発光素子基板に接着後に剥離してもよい。支持体の例としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)などのポリエステル、ポリカーボネート、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリアミド、ポリオレフィン、セルロース誘導体、シリコーン、またはガラス板などが挙げられる。
支持体の厚みは5μm〜1000μm程度であればよく、好ましくは10μm〜250μm、より好ましくは15μm〜120μmであればよい。
コレステリック液晶層を形成する際、支持体上に直接もしくはその上に設けた配向層で液晶組成物の配向状態を規制することが好ましい。配向層は、光学異方性層に配向性を付与できるものであれば、どのような層でもよい。配向層の好ましい例としては、ポリマーなどの有機化合物(ポリイミド、ポリビニルアルコール、ポリエステル、ポリアリレート、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリアミド、変性ポリアミドなどの樹脂)のラビング処理された層、アゾベンゼンポリマーやシンナメートポリマーに代表される偏光照射により液晶の配向性を発現する光配向層、無機化合物の斜方蒸着層、およびマイクログルーブを有する層、さらにω−トリコサン酸、ジオクタデシルメチルアンモニウムクロライドおよびステアリル酸メチル等のラングミュア・ブロジェット法(LB膜)により形成される累積膜、あるいは電場あるいは磁場の付与により誘電体を配向させた層を挙げることができる。配向層としてはラビングの態様ではポリビニルアルコールを含むことが好ましく、配向層の上または下の少なくともいずれか1層と架橋できることが特に好ましい。具体的には、特開2009−69793号公報、特開2010−113249号公報、および特開2011−203636号公報に記載の配向層を利用することができる。また、光配向層も、好適に用いることができる。光配向層を用いると、微小異物による配向欠陥の発生が抑えられ、微細な形状であっても高い光学的性能でコレステリック液晶層を形成することができるからである。例えば、特開2015−26050号公報に記載の液晶配向剤(例えば、エポキシ含有ポリオルガノシロキサンを含む液晶配向剤)を用いることができる。配向層の配向規制力を十分に発揮させるために、塗布した液晶組成物の温度を制御して、所望の相を発現させる処理(配向処理)を行ってもよい。
配向層の厚みは0.01μm〜5.0μmであることが好ましく、0.05μm〜2.0μmであることがさらに好ましい。
異なる波長において偏光分離を示す複数種の偏光分離部位を含む偏光分離層の形成のために、コレステリック液晶層をパターニングにより形成することができる。発光素子基板の各有機電界発光層の発光波長に対応して、選択反射波長を調整したパターン状のコレステリック液晶層を用いることで、光利用効率をより高めることができる。パターニング方法によってコレステリック液晶層を形成することにより、偏光分離層における偏光分離部位および可視光透過領域の形成、およびマトリクス状に配置された偏光分離部位の形成も行なうことができる。
パターン露光の手法としてはマスクを用いたコンタクト露光、プロキシ露光、投影露光などが挙げられる。上記露光の光源の照射波長としては250〜450nmにピークを有することが好ましく、300〜410nmにピークを有することがさらに好ましい。具体的には、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、メタルハライドランプ、青色レーザー等が挙げられる。好ましい露光量としては通常3〜2000mJ/cm2程度であり、より好ましくは5〜1000mJ/cm2程度、さらに好ましくは10〜500mJ/cm2程度、最も好ましくは10〜100mJ/cm2程度である。
用いる材料に応じて、パターン露光の代わりにまたはパターン加熱を行なってもよい。パターン加熱の手法としては加温したパターニングプレートを用いたコンタクト加熱、赤外レーザーによる加熱などを用いることができる。
また、この両方を組み合わせてもよい。
すなわち、第一の液晶組成物から形成された層にパターン露光を行った後、その上に新たな第二の液晶組成物から形成された層を形成または転写し、その後に別のパターン露光を行うことができる。さらに、その上に新たな第三の液晶組成物から形成された層を形成または転写し、その後に別のパターン露光を行うことができる。
特に、液晶組成物を用いてパターン状に偏光分離部位を有する偏光分離層を形成する場合などにおいて、保護層を用いてもよい。保護層は液晶組成物を仮硬化した後に残る未反応の反応性基による重合反応を開始させる機能を有する重合開始剤を少なくとも一種以上含んでいればよい。コレステリック液晶層と保護層は直接接していることが好ましい。重合開始剤を含む保護層の構成としては特に限定は無いが、重合開始剤以外に少なくとも1種のポリマーを含むことが好ましい。
コレステリック液晶層を含む偏光分離層は有機電界発光層上で形成してもよく、別途形成した偏光分離層または偏光分離層を含む積層体を有機電界発光層上に積層してもよい。典型的には、有機電界発光層群を含む発光素子基板上に偏光分離層を形成し、さらにその上に円偏光板を形成するか、または、上記偏光分離層および円偏光板の積層体を作製し、その後この積層体を有機電界発光層群を含む発光素子基板上に設けることが好ましく、後者がより好ましい。
円偏光板は、有機EL画像表示装置における、外光の映り込みの低減およびコントラスト向上のために有機電界発光層の画像表示側に設けられるものである。円偏光板としては、有機EL画像表示装置において用いられる円偏光板として公知の円偏光板を用いることができる。
本明細書において、位相差は正面レターデーションを意味する。位相差はAXOMETRICS社製の偏光位相差解析装置AxoScanを用いて測定することができる。
有機電界発光層は、少なくとも発光層を有し、さらに発光層以外の機能層として、正孔輸送層、電子輸送層、正孔ブロック層、電子ブロック層、正孔注入層、電子注入層等の各層を含んでいてもよい層を意味する。
有機電界発光層は特開2016−139372号公報に記載のマイクロキャビティ構造の有機電界発光層を用いてもよい。
発光素子基板は少なくとも、反射層および有機電界発光層を含む。通常、発光素子基板は、ガラスなどの表面に薄膜トランジスタ(TFT)などにより形成された画素構造を有するTFT基板上に反射層および有機電界発光層を含むものであればよい。有機電界発光層は通常TFT基板上にマトリクス状に配置された有機電界発光層群として含まれることが好ましい。
TFT基板/反射電極/有機電界発光層/透明電極
TFT基板/透明電極/有機電界発光層/反射電極
本発明の画像表示装置は、各層の接着のための接着層を含んでいてもよい。接着層形成に用いられる接着剤としては硬化方式の観点からホットメルトタイプ、熱硬化タイプ、光硬化タイプ、反応硬化タイプ、硬化の不要な感圧接着タイプがあり、それぞれ素材としてアクリレート系、ウレタン系、ウレタンアクリレート系、エポキシ系、エポキシアクリレート系、ポリオレフィン系、変性オレフィン系、ポリプロピレン系、エチレンビニルアルコール系、塩化ビニル系、クロロプレンゴム系、シアノアクリレート系、ポリアミド系、ポリイミド系、ポリスチレン系、ポリビニルブチラール系などの化合物を使用することができる。作業性、生産性の観点から、硬化方式として光硬化タイプ、特に紫外線硬化タイプが好ましく、光学的な透明性、耐熱性の観点から、素材はアクリレート系、ウレタンアクリレート系、エポキシアクリレート系などを使用することが好ましい。
有機EL画像表示装置は、発光素子基板上に偏光分離層を設け、その後別途形成した円偏光板を偏光分離層上に円偏光板の位相差層が接するように接着するか、または、円偏光板上の位相差層側に偏光分離層を形成し、発光素子基板に接着することにより、作製することができる。発光素子基板として反射層上に有機電界発光層がマトリクス状に配置された有機電界発光層群を含むものを用いるとき、偏光分離部位が有機電界発光層に対応して配置され、マトリクス状の偏光分離領域を形成している偏光分離層を用いることが好ましい。有機電界発光層群および偏光分離領域は、各有機電界発光層および偏光分離部位が対応するように位置合わせを行なって、積層、接着等されていればよい。
また、実施例において、粘着剤としては、SK−2057(綜研化学株式会社製)を用いた。
下記に示す各成分の混合物を、80℃に保温された容器中にて攪拌、溶解させ、配向膜組成物Aを調製した。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
配向膜組成物A(質量部)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
純水 97.2
PVA−205(クラレ製) 2.8
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
下記の各成分を混合した後、孔径0.2μmのポリプロピレン製フィルタでろ過して、液晶組成物LC−1を調製した。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
液晶組成物LC−1(質量部)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
棒状液晶(L−1) 19.57
水平配向剤(L−2) 0.015
キラル剤(C−1) 1.49
ラジカル重合開始剤(Irgacure 907、BASF製) 0.587
光増感剤(KAYACURE DETX−S、日本化薬製) 0.916
重合制御剤(IRGANOX1076、BASF製) 0.078
メチルエチルケトン 80.0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
液晶組成物LC−1と同様の手法、材料を用い、添加するキラル剤(C−1)を1.22質量部に変更して、LC−2を調製した。
液晶組成物LC−1と同様の手法、材料を用い、添加するキラル剤(C−1)を1.04質量部に変更して、LC−3を調製した。
配向膜組成物Aを、ガラス基板上にスリットコーターを用いて均一塗布した後、100℃のオーブン内で2分乾燥し、膜厚0.5μmの配向膜付きガラス基板を得た。この配向膜に塗布方向と平行方向にラビング処理を施した。ラビング処理面上に上記液晶組成物LC−1を塗布した。次いで、膜面温度95℃で60秒間加熱熟成し、その後ただちに、25℃空気下にて、キヤノン(株)製PLA−501F露光機(超高圧水銀ランプ)を用い、100mJ/cm2の露光量で、図3(bの値:57.7μm:bの値は式(1)のLに該当する)に示すフォトマスクAを介し露光した。図3において、白は透過部、黒は遮蔽部である。その後、基板全体を200℃に加熱しながら500mJ/cm2の露光量で空冷メタルハライドランプ(アイグラフィックス(株)製)にて窒素下露光することにより、反射中心波長450nm、反射帯域89nmの選択反射を持つ領域と、光学的に等方な領域とに分画されたコレステリック液晶層パターンを有する層を得た。
発光素子基板のバリア層の厚みと、粘着剤の厚みの合計は13μmであり、青色有機電界発光層とコレステリック液晶層との距離は、13μmであった。
パターン形成時に、図3のbの値を30.00μmにしたフォトマスクBを使用した以外は、実施例1と同様の手順により、コレステリック液晶層パターンを有する層を作製した。さらに、実施例1と同様に用意した発光素子基板のバリア層面に、コレステリック液晶層パターンを有する層、円偏光板CP1を、実施例1と同様の手順により貼り合わせ、評価用画像表示装置を作製した。
パターン形成時に、図3のbの値を20.00μmにしたフォトマスクCを使用した以外は、実施例1と同様の手順により、コレステリック液晶層パターンを有する層を作製した。さらに、実施例1と同様に用意した発光素子基板のバリア層面に、コレステリック液晶層パターンを有する層、円偏光板CP1を、実施例1と同様の手順により貼り合わせ、評価用画像表示装置を作製した。
パターン形成時に、図3のbの値を75.00μmにしたフォトマスクDを使用した以外は、実施例1と同様の手順により、コレステリック液晶層パターンを有する層を作製した。さらに、実施例1と同様に用意した発光素子基板のバリア層面に、コレステリック液晶層パターンを有する層、円偏光板CP1を、実施例1と同様の手順により貼り合わせ、評価用画像表示装置を作製した。
実施例1で用いたものと同様の円偏光板CP1の光学異方性層Bの面を実施例1と同様に用意した発光素子基板のバリア層面に、実施例1と同様の手順により貼り合わせ、コレステリック液晶層パターンを有する層を含まない評価用画像表示装置を作製した。
(比較例2)
パターン形成時に使用するマスクを用いなかった以外は実施例1と同様の手順でコレステリック液晶層を作製し、光学的に等方な領域のない全面コレステリック液晶層とした。さらに、実施例1と同様に用意した発光素子基板のバリア層面に、得られた全面コレステリック液晶層、円偏光板CP1を、実施例1と同様の手順により貼り合わせ、評価用画像表示装置を作製した。
液晶組成物LC−1を液晶組成物LC−2に変更し、パターン形成時に、図5に示すフォトマスクEを使用した以外は、実施例1と同様の手順により、反射中心波長550nmの選択反射を持つ領域と、光学的に等方な領域とに分画されたコレステリック液晶層パターンを有する層を得た。
液晶組成物LC−1を液晶組成物LC−3に変更した以外は、実施例1と同様の手順により、反射中心波長650nmの選択反射を持つ領域と、光学的に等方な領域とに分画されたコレステリック液晶層パターンを有する層を得た。
実施例1と同様に用意した発光素子基板のバリア層面と、上記で得られたコレステリック液晶層パターンを有する層とを、粘着剤を用いて図4の赤色有機電界発光層の中央とコレステリック液晶層の中央が一致するようにそれぞれ対応させて貼り合わせた。その後、ガラス基板表面に円偏光板CP1の光学異方性層Bの面を貼り合わせ、評価用画像表示装置を作製した。
実施例1と同様の手順で作製したラビング済み配向膜の、ラビング処理面上に上記液晶組成物LC−1を塗布した。次いで、膜面温度95℃で60秒間加熱熟成し、その後ただちに、25℃空気下にて、キヤノン(株)製PLA−501F露光機(超高圧水銀ランプ)を用い、100mJ/cm2の露光量で、フォトマスクAを介し露光した。その後、未露光の塗布層をメチルエチルケトンで洗い流すことにより、反射中心波長450nm、反射帯域89nmの選択反射を持つ領域と、液晶組成物を硬化した層の存在しない領域を有するコレステリック液晶層パターンを有する層を得た。
発光素子基板のバリア層の厚みと、粘着剤の厚みの合計は13μmであり、有機電界発光層とコレステリック液晶層の距離は、13μmであった。
比較例2と同様の手順で、全面コレステリック液晶層を得た。続いて、特許4220796号に記載の実施例1の方法で平均粒子径200nmの銀粒子を含む感光性樹脂組成物を作製し、全面コレステリック液晶層の表面に、スピンコートにより乾燥厚み0.5μmの塗布層を形成したのち、図3に示すマスクの透過部と遮蔽部を反転させたフォトマスクFを介して、超高圧水銀灯を用いて感光性遮光層に500mJ/cm2の露光を行った。その後水洗処理(現像処理)を行って未露光部を除去し、コレステリック液晶層上にブラックマトリクスを作製した。
支持体として、市販されている厚さ40μmのトリアセチルセルロースフィルム「Z−TAC」(富士フイルム社製)を用いた。Z−TACを温度60℃の誘電式加熱ロールを通過させ、フィルム表面温度を40℃に昇温した後に、フィルムの片面に下記に示す組成のアルカリ溶液を、バーコーターを用いて塗布量14ml/m2で塗布し、110℃に加熱し、(株)ノリタケカンパニーリミテド製のスチーム式遠赤外ヒーターの下に、10秒間搬送した。続いて、同じくバーコーターを用いて、純水を3ml/m2塗布した。次いで、ファウンテンコーターによる水洗とエアナイフによる水切りを3回繰り返した後に、70℃の乾燥ゾーンに10秒間搬送して乾燥し、アルカリ鹸化処理したアセチルセルロース透明支持体を作製した。
──────────────────────────────────
アルカリ溶液の組成(質量部)
──────────────────────────────────
水酸化カリウム 4.7
水 15.8
イソプロパノール 63.7
界面活性剤
SF−1:C14H29O(CH2CH2O)20H 1.0
プロピレングリコール 14.8
──────────────────────────────────
発光素子基板のバリア層の厚みと、粘着剤の厚みとタックフィルムの合計は53μmであり、有機電界発光層とコレステリック液晶層の距離は、53μmであった。
パターン形成時に使用するマスクについて、図3のbの値を95μmにした以外は、実施例8と同様の手順により、コレステリック液晶層パターンを有する層を作製し、実施例8と同様の手順によりコレステリック液晶層パターンを有する層、円偏光板CP1を、実施例1と同様に用意した発光素子基板のバリア層面に貼り合わせ、評価用画像表示装置を作製した。
パターン形成時に、図6に示すフォトマスクGを使用した以外は、実施例1と同様の手順で、反射中心波長450nm、反射帯域89nmの選択反射を持つ領域と、光学的に等方な領域とに分画されたコレステリック液晶層パターンを有する層を得た。なお、図6において、白は透過部、黒は遮蔽部である。
Apple Watch(アップル社製)より、偏光板および光学フィルムを剥離し、有機電界発光層を保護するバリア層の表面を露出させ、発光素子基板とした。上記で得られたコレステリック液晶層パターンを有する層を、発光素子基板のバリア層面に、粘着剤を用いて、図7に示す青色有機電界発光層の中央とコレステリック液晶層の中央が一致するようにそれぞれ対応させて貼り合わせた。その後、ガラス基板表面に円偏光板CP1の光学異方性層Bの面を粘着剤にて貼り合わせ、評価用画像表示装置を作製した。
発光素子基板のバリア層の厚みと、粘着剤の厚みの合計は15μmであり、有機電界発光層とコレステリック液晶層の距離は、15μmであった。
円偏光板CP1の光学異方性層Bの面を実施例10と同様に用意した発光素子基板のバリア層面に貼り合わせ、コレステリック液晶層パターンを有していない評価用画像表示装置を作製した。
(比較例5)
比較例2と同様に、パターン形成時に使用するマスクを用いないで光学的に等方な領域のない全面コレステリック液晶層を作製した。さらに、実施例10と同様に用意した発光素子基板のバリア層面に得られた全面コレステリック液晶層、円偏光板CP1を、実施例10と同様の手順により貼り合わせ、評価用画像表示装置を作製した。
下記の各成分を混合した後、孔径0.2μmのポリプロピレン製フィルタでろ過して、液晶組成物LC−4を調製した。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
液晶組成物LC−4(質量部)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
棒状液晶(L−1) 100
光反応性右旋回性キラル剤(C−2) 6.00
水平配向剤(L−2) 0.1
重合開始剤IRGACURE819(BASF社製) 4
重合禁止剤IRGANOX1010(BASF社製) 1
溶剤(クロロホルム) 330.3
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
実施例1と同様の手順で作製したラビング済み配向膜上に、塗布液LC−4をスピンコート塗布し、膜厚5μmとなるように塗布膜を形成した。塗布膜が配置された配向膜付きガラス基板を80℃のホットプレート上で1分間加熱し、溶媒を乾燥除去するとともにコレステリック配向状態を形成した後、HOYA−SCHOTT社製EXECURE3000−Wを用いて、室温、窒素雰囲気下フォトマスクFを介して、照度30mW/cm2のUV(ultraviolet)光を10秒間照射し、露光部(A)の配向を固定化した。次いで、フォトマスクを除去し、空気下で照度3mW/cm2のUV光を8秒間照射した後、80℃のホットプレート上で1分間加熱することで、固定化されていない部分の反射波長を長波長側に変換した後に、再度、室温、窒素雰囲気下で、照度30mW/cm2のUV光を10秒間照射し、残りの部分(B)の配向を固定化することで、コレステリック液晶層パターンを有する層を作製した。Aの部分における反射中心波長は350nm、Bの部分における反射中心波長は450nmであった。
発光素子基板のバリア層の厚みと、粘着剤の厚みの合計は13μmであり、発光層とコレステリック液晶層パターンを有する層の距離は、13μmであった。
実施例1と同様の手順で作製したラビング済み配向膜上に、塗布液LC−4をスピンコート塗布し、膜厚5μmとなるように塗布膜を形成した。塗布膜が配置された配向膜付きガラス基板を80℃のホットプレート上で1分間加熱し、溶媒を乾燥除去するとともにコレステリック配向状態を形成した後、HOYA−SCHOTT社製EXECURE3000−Wを用いて、室温、窒素雰囲気下で図8に示すフォトマスクHを介して、照度30mW/cm2のUV(ultraviolet)光を10秒間照射し、露光部(図10に示す(A))の配向を固定化した。次いで、フォトマスクHを除去し、図9に示すハーフトーンフォトマスクIを、上記フォトマスクHとマーキング部が重なるように位置を併せて設置した。ハーフトーンフォトマスクIはハーフトーン部として光透過率67%の部分および光透過率33%の部分を有する。このハーフトーンフォトマスクIを介して空気下で照度3mW/cm2のUV光を25秒間照射した後、80℃のホットプレート上で1分間加熱することで、固定化されていない部分の反射波長を長波長側に変換した後に、再度、室温、窒素雰囲気下で、照度30mW/cm2のUV光を10秒間照射し、図10に示す(B)〜(D)の領域を固定化し、コレステリック液晶層パターンを有する層を作製した。Aの部分における反射中心波長は350nm、Bの部分における反射中心波長は450nm、Cの部分における反射中心波長は550nm、Dの部分における反射中心波長は650nmであった。
評価用画像表示装置を点灯し、全面に単色(表1における有機電界発光層の各色、ただし、実施例12のみは白色)を表示させた後、架台に設置し、2m先に分光放射計SR−3((株)トプコン製)を配置して輝度評価を行った。輝度評価は、対応するコレステリック材料がない画像表示装置の輝度に対して、以下の基準で輝度の向上率を評価することにより行なった。すなわち、実施例1〜4、7〜9、11および比較例2、3については比較例1の輝度からの輝度向上率、実施例5、6、12については比較例1の画像表示装置を用いそれぞれ全面に単色の緑色、全面に単色の赤色、全面に白色を表示させたものの輝度からの輝度向上率、実施例10および比較例5については比較例4の輝度からの輝度向上率を求めた。
A:輝度向上率が40%以上
B:輝度向上率が40%より小さく、20%以上
C:輝度向上率が20%より小さく、5%以上
D:輝度向上率が5%より小さい
A:にじみがない
B:ルーペを用いて拡大するとにじみが見えるが、目視では見えず、実用上問題ない
D:目視でにじみが見える
実施例1〜4より、可視光透過領域により区分された偏光分離領域を有する偏光分離層を有し、かつ偏光分離層の長さLを小さくすることで、多重反射が抑制され、にじみが改善することがわかる。特に、式(1)および式(2)を満たす実施例1のときに、輝度向上率とにじみの評価がいずれもAとなった。
2 有機電界発光層
3 反射層
4 発光素子基板
5 位相差層
6 偏光層
7 円偏光板
8 光学的に等方性である可視光透過領域
9 紫外光波長域に選択反射の中心波長を有する可視光透過領域
10 接着層
11 バリア層
Claims (6)
- 発光素子基板および円偏光板を含む有機EL画像表示装置であって、
前記発光素子基板は反射層および前記反射層上にマトリクス状の有機電界発光層群を含み、
前記反射層、前記有機電界発光層群、および前記円偏光板はこの順で配置されており、
前記有機電界発光層群と前記円偏光板との間に偏光分離層を含み、
前記偏光分離層は前記有機電界発光層群に対応してマトリクス状に配置されている偏光分離部位を含み、
前記偏光分離部位は、対応する有機電界発光層が発光した光のうち、1つの偏光状態の光を反射し、かつ他方の偏光状態の光を透過し、
前記偏光分離層は可視光透過領域により区分されて前記偏光分離部位を形成しており、
前記マトリクスの任意の座標xyの偏光分離部位を通り、かつ前記反射層に垂直な任意の平面Zにおいて、下記式(1)が満たされている有機EL画像表示装置。
L ≦ (M+N)/2 (1)
L:座標xyの偏光分離部位と平面Zの交線の長さ(μm)
M:座標xyの偏光分離部位に対応する座標xyの有機電界発光層と平面Zの交線の長さ(μm)
N:座標xyの有機電界発光層および平面Zの交線の中心と、座標xyの有機電界発光層と同じ波長の光を発光する有機電界発光層であって平面Zに交点を有する最も近い有機電界発光層および平面Zの交線の中心との距離(μm) - 前記偏光分離部位がコレステリック液晶相を固定して形成された層を含む請求項1に記載の有機EL画像表示装置。
- 前記可視光透過領域が前記偏光分離部位と同一の組成物を硬化した層を含み、前記可視光透過領域が光学的に等方性である請求項2に記載の有機EL画像表示装置。
- 前記可視光透過領域が前記偏光分離部位と同一の組成物を硬化した層を含み、前記可視光透過領域が紫外光波長域または赤外光波長域に選択反射の中心波長を有する請求項2に記載の有機EL画像表示装置。
- 前記可視光透過領域が前記偏光分離部位と同一の組成物を硬化した層を含まない請求項2に記載の有機EL画像表示装置。
- 前記マトリクスの任意の座標xyの偏光分離部位において、下記式(2)が満たされている請求項1〜5のいずれか一項に記載の有機EL画像表示装置。
L ≧ 1.25×D + M (2)
D:座標xyの偏光分離部位と座標xyの有機電界発光層との距離(μm)
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