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JP6805994B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像装置及びトナーコンテナを備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置は、トナーを収容していてトナーを感光体ドラム等の像担持体へ供給する現像装置と、現像装置へ補給するトナーを収容するトナーコンテナとを備えている。トナーコンテナは、画像形成装置に対して交換可能であり、新品のトナーコンテナは、最大収容量のトナーを収容している。トナーコンテナには、ICチップが備えられ、ICチップには、トナーコンテナに特有の情報が予め記憶されている。
例えば、特許文献1では、静電潜像が形成される感光体、感光体を帯電させる帯電手段、感光体上に形成された静電潜像を現像するための現像手段(現像装置)のいずれか一つ以上を一体にユニット化した画像形成装置が開示されている。画像形成装置は、電子情報を記憶可能な記憶媒体を有するカートリッジ(トナーコンテナ)を着脱自在に装着し、更に、感光体を露光する露光手段と、カートリッジの使用量を検知する手段とを有する。記憶媒体には、各々のカートリッジ固有に持つ条件変更のための閾値情報とカートリッジの使用量情報とが格納されている。画像形成装置は、閾値情報と使用量情報とに基づいて感光体の露光条件を変更する制御を行う。
特開2002−72573号公報
現像装置では、新しいトナーの補給をしても、古い劣化したトナーが入れ替えられずに残存することがある。新トナーと劣化トナーとの混在トナーは、現像装置の現像性能を低下するおそれがある。例えば、混在トナーを正極に帯電させて現像を行う場合、新トナーと劣化トナーとの摩擦帯電によって、負極に帯電したトナーが混じることがある。そのため、混在トナーは、画像濃度の低下やかぶりの発生等の画像不良の原因となる。しかしながら、従来の画像形成装置のように、トナーコンテナの使用量に基づいて露光条件を変更しても、混在トナーに起因する画像不良を抑制することは困難である。また、像担持体に形成された画像の濃度を測定して、その測定結果に基づいて印字の処理条件を補正する構成が考えられるが、このような構成はコスト及び配置スペースの増加を招くことになる。
また、ドット数や印字率等の印字量が同じである印字を行う場合でも、画像形成装置毎に、実際に使用されるトナー量にばらつきが生じることがある。換言すれば、所定の印字量に対して消費されるトナー量を予め想定していても、実際に使用されるトナー量が異なることがある。実際に使用されるトナー量のばらつきの原因として、画像形成装置に備わる像担持体、現像装置、露光器、電源装置及びその他の各部品の精度のばらつきが考えられる。例えば、像担持体としての感光体ドラムと現像装置の現像ローラーとの間の間隔(ドラムスリーブ間距離や現像ギャップと称される)にばらつきが生じることがある。この間隔が広くなると、現像電界が弱くなって現像量が少なくなり、想定していた印字品質よりも薄く印字される原因となる。一方、この間隔が狭くなると、現像電界が強くなって現像量が多くなり、想定していた印字品質よりも濃く印字されたり文字つぶれが生じたりする原因になる。また、感光体ドラムの表面電位や感度、露光器のレーザー光の強度、電源装置の出力値にもばらつきが生じることがある。このような画像形成装置の各部品の精度のばらつきは、形成される画像の品質を低下するおそれがある。
そこで、本発明は上記事情を考慮し、コスト及び配置スペースを抑制しつつ、新旧混在トナーに起因する画像不良を抑制して、所望の印字品質を実現することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、トナーを収容していて前記トナーを像担持体へ供給する現像装置と、前記現像装置へ補給する前記トナーを収容するトナーコンテナと、を備え、前記トナーコンテナの最大収容量に対応して前記トナーコンテナに予め設定された印字可能量を、画像形成された用紙の累積枚数の増加に伴って増大して補正すると共に、前記印字可能量と前記トナーコンテナから実際に使用されたトナーの積算印字量との差分の絶対値を減少させるように、画像形成の処理条件を補正することを特徴とする。
上記の画像形成装置は、前記現像装置の周辺湿度の上昇に伴って、前記印字可能量を増大して補正するとよい。
上記の画像形成装置は、前記トナーコンテナを交換する際に、交換前の前記トナーコンテナの前記印字可能量及び前記積算印字量の差分に基づいて、交換後の前記トナーコンテナを利用する前記画像形成の前記処理条件を補正するとよい。
前記現像装置は、前記トナーを担持すると共に前記像担持体へ前記トナーを供給するトナー担持体を備え、上記の画像形成装置は、前記積算印字量が前記印字可能量よりも多い場合には、前記処理条件として前記トナー担持体に印加する現像バイアスのピーク間電圧値を高く補正する一方、前記積算印字量が前記印字可能量よりも少ない場合には、前記処理条件として前記ピーク間電圧値を低く補正するとよい。
本発明によれば、コスト及び配置スペースを抑制しつつ、新旧混在トナーに起因する画像不良を抑制して、所望の印字品質を実現することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るプリンターを示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターのトナーコンテナ、感光体ドラム及び現像装置を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの電気的構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおける積算印字量測定及び印字処理条件補正の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、累積用紙枚数と補正された積算印字率との関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、湿度変化を考慮した場合の累積用紙枚数と補正された積算印字率との関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、現像バイアスのピーク間電圧値の変化量と、積算印字率及び印字率予定総量の変化比率との関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、現像バイアスのピーク間電圧値の変化量と、積算印字率及び印字率予定総量の変化比率との関係を示す表である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、積算印字率の印字率予定総量に対する必要補正量と、現像バイアスのピーク間電圧値の補正量との関係を示すグラフである。
先ず、本発明の実施形態に係るプリンター1(画像形成装置)の全体の構成について図1を参照しながら説明する。以下、説明の便宜上、図1における紙面手前側をプリンター1の前側とする。各図に適宜付される矢印L、R、U、Loは、それぞれプリンター1の左側、右側、上側、下側を示している。
プリンター1は、略箱型形状のプリンター本体2を備え、プリンター本体2の下部には用紙を収納する給紙カセットが設けられ、プリンター本体2の上部には排紙トレイが設けられる。
プリンター本体2の上面には、排紙トレイの側方に上カバー3が開閉可能に取り付けられ、上カバー3の下方にはトナーコンテナ4が収納される。上カバー3を開くことで、プリンター本体2内のトナーコンテナ4の収納空間が露出し、プリンター本体2に対してトナーコンテナ4を着脱可能となる。プリンター本体2は、トナーコンテナ4の収納空間の近傍にコンテナ検出器41及びリーダー/ライター部42を備えている(図3参照)。コンテナ検出器41は、トナーコンテナ4の着脱、即ち、交換を検出する。リーダー/ライター部42は、装着されたトナーコンテナ4のICチップ23(図3参照)と通信してデータの読み取り及び書き込みを行う。
プリンター本体2内の上部には、レーザー・スキャニング・ユニット(LSU)で構成される露光器5が排紙トレイの下方に配置され、露光器5の下方には、画像形成部6が設けられる。画像形成部6には、像担持体である感光体ドラム7が回転可能に設けられ、感光体ドラム7の周囲には、帯電器8と、トナーコンテナ4に接続された現像装置9と、転写ローラーと、クリーニング装置とが、感光体ドラム7の回転方向に沿って配置される。感光体ドラム7の回転軸の一端(例えば、後端)は、モーター等のドラム駆動源44(図3参照)に接続され、ドラム駆動源44から伝達される回転駆動力によって感光体ドラム7が回転する。帯電器8は、帯電バイアス印加部45に接続され、帯電バイアス印加部45から印加される帯電バイアスに応じて、感光体ドラム7の表面を帯電させる。
プリンター本体2の内部には、用紙の搬送経路10が設けられる。搬送経路10の上流端には給紙部が給紙カセットの近傍に設けられ、搬送経路10の中流部には、感光体ドラム7及び転写ローラーからなる転写部が設けられる。搬送経路10の下流部には定着装置が設けられ、搬送経路10の下流端には排紙部が排紙トレイの近傍に設けられる。
更に、プリンター本体2は、プリンター1の各部を制御する制御装置15を内部に備える。また、プリンター本体2は、プリンター1の状態を表示する表示部17を上面や側面に備える。表示部17は、タッチパネルやディスプレイ等で構成され、例えば、トナーコンテナ4のトナー残量を表示する。なお、表示部17は、スタートキー、ストップ/クリアキー、テンキー等のプリンター1を操作する操作キーを備えて構成されてもよい。
次に、このような構成を備えたプリンター1の画像形成動作について説明する。プリンター1は、外部のコンピューター等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、画像形成動作を開始する。画像形成動作では、先ず、画像形成部6の帯電器8によって感光体ドラム7の表面が帯電された後、露光器5からのレーザー光により感光体ドラム7に対して画像データに対応した露光が行われ、感光体ドラム7の表面に静電潜像が形成される。次に、この静電潜像を、画像形成部6の現像装置9がトナーを用いてトナー像に現像する。
一方、給紙カセットに収納された用紙が、給紙部によって取り出されて搬送経路10上を搬送される。搬送経路10上の用紙は、所定のタイミングで転写部へ搬送され、転写部によって感光体ドラム7上のトナー像が用紙に転写される。トナー像を転写された用紙は、定着装置へ搬送され、定着装置によって用紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、排紙部から排紙トレイに排出される。
次に、トナーコンテナ4について説明する。図2に示すように、トナーコンテナ4は、トナーを内部に収容する容器本体20を備える。容器本体20内には、トナーを現像装置9へ補給する搬送部材21と、トナーを攪拌する撹拌部材22とが備えられる。容器本体20の側面には、トナーコンテナ4に関するコンテナ情報を記憶したICチップ23が備えられる。
容器本体20は、前後方向に長い略箱型形状に形成され、下面に開口した供給口20aを有する。供給口20aは、供給路12を介して現像装置9と連通している。
搬送部材21は、容器本体20の下部において供給口20aに対応した位置に回転可能に取り付けられる。搬送部材21は、例えば、前後方向に長い回転軸と、回転軸の外周面に形成される螺旋状の搬送羽根とからなる搬送スクリューとして構成される。搬送部材21の回転軸の一端(例えば、後端)は、モーター等のコンテナ駆動源43(図3参照)に接続され、コンテナ駆動源43から伝達される回転駆動力によって搬送部材21が回転する。搬送部材21が回転することによって、容器本体20内のトナーを供給口20a及び供給路12を介して現像装置9へ供給する。
撹拌部材22は、容器本体20内の上下方向の略中央において回転可能に取り付けられる。撹拌部材22は、例えば、前後方向に長い回転軸と、回転軸の外周面に形成される撹拌羽根とから構成される。撹拌部材22が回転することで、容器本体20内のトナーを攪拌する。
ICチップ23は、トナーコンテナ4がプリンター本体2に装着された状態で、制御装置15に接続されたリーダー/ライター部42と通信可能になり、アンテナ(図示せず)を介して通信してもよい。ICチップ23は、不揮発性のメモリー等の記憶媒体(図示せず)を備えていて、トナーコンテナ4のコンテナ情報を記憶する。
ICチップ23は、例えば、トナーコンテナ4のコンテナ情報として、新品のトナーコンテナ4の容器本体20に収容されるトナーの最大収容量を記憶する。また、ICチップ23は、コンテナ情報として、プリンター1が所定の印字品質(例えば、濃度等)で印字(画像形成)を行うことを前提として、最大収容量のトナーを使い切るまでに印字可能なドット数や印字率等の予定総量(印字可能量)を記憶する。例えば、A4サイズの用紙の全面をトナーで塗り潰す印字は100%の印字率で示され、この場合、A3サイズの用紙の全面をトナーで塗り潰す印字は200%の印字率で示される。トナーコンテナ4の印字可能量として印字率予定総量が25000%の場合、A4サイズの用紙に5%の印字率で印字を繰り返すことでトナーコンテナ4の最大収容量のトナーを使い切るとき、5000ページの用紙を印字できる。また、ICチップ23は、コンテナ情報として、トナーコンテナ4内のトナーを実際に用いてプリンター1による印字を行ったときの印字率やドット数等の印字量の積算値(積算印字量)を記憶する。例えば、新品のトナーコンテナ4のICチップ23は、0%の積算印字率を記憶している。
次に、現像装置9について説明する。図2に示すように、現像装置9は、トナーを収容する筐体30を備え、筐体30内には、トナーを感光体ドラム7へ供給する現像ローラー31(トナー担持体)と、トナーを攪拌・搬送する撹拌部材32及び搬送部材33とが設けられる。また、現像装置9は、筐体30内のトナー量を検出するトナー量センサー34と、現像装置9の周辺の湿度を検出する湿度センサー35とを備える。
筐体30は、前後方向に長い略箱型形状に形成され、感光体ドラム7と対向するように左面に開口した開口部と、上面に開口した補給口31aとを有する。補給口31aは、供給路12を介してトナーコンテナ4と連通している。
現像ローラー31は、開口部を介して感光体ドラム7と対向すると共に接触するように配置され、前後方向に長い回転軸を有して、筐体30に対して回転可能に取り付けられる。現像ローラー31の回転軸の一端(例えば、後端)は、モーター等の現像駆動源46(図3参照)に接続され、現像駆動源46から伝達される回転駆動力によって現像ローラー31が回転する。現像ローラー31が回転することによって、筐体30内のトナーを感光体ドラム7へ供給する。また、現像ローラー31は、現像バイアス印加部47(図3参照)に接続され、現像バイアス印加部47から印加される現像バイアスに応じて帯電してトナーを表面に担持する。
撹拌部材32及び搬送部材33は、筐体30の下部において左右に並べて配置され、特に搬送部材33は、補給口30aの下方に配置される。撹拌部材32及び搬送部材33は、前後方向に長い回転軸を有して、筐体30に対して回転可能に取り付けられる。撹拌部材32及び搬送部材33が回転することで、筐体30内のトナーを攪拌しつつ現像ローラー31へ搬送する。
トナー量センサー34は、筐体30内のトナー量が、所定の第1の閾値未満であるか否かを検出する。筐体30内のトナー量が第1の閾値未満の場合、現像装置9が現像に十分な量のトナーを収容していない(トナーコンテナ4からのトナー補給を要する)トナーロー状態であると判定される。また、トナー量センサー34は、筐体30内のトナー量が、第1の閾値よりも少ない所定の第2の閾値未満であるか否かを検出する。筐体30内のトナー量が第2の閾値未満の場合、現像装置9のトナー量が空である(トナーコンテナ4の交換を要する)トナーエンプティ状態であると判定される。
次に、制御装置15の電気的な構成について図3を参照しながら説明する。制御装置15は、CPU等で構成され、ROMやRAM等の記憶装置16に接続されている。また、制御装置15は、コンテナ検出器41、リーダー/ライター部42、コンテナ駆動源43、ドラム駆動源44、帯電バイアス印加部45、現像駆動源46、現像バイアス印加部47、トナー量センサー34、湿度センサー35及び表示部17等のプリンター1の各部に接続されている。
制御装置15は、記憶装置16に格納された制御プログラムや制御用データに基づいて、制御装置15に接続された各部を制御する。制御装置15は、例えば、新品のプリンター1又は新品の現像装置9の使用を開始してから、プリンター1による印字(画像形成)の累積回数、即ち、印字された用紙の累積枚数を測定する累積用紙枚数測定を行う。更に、制御装置15は、新品のトナーコンテナ4が装着されてから使用済みとなって交換されるまでの間に、トナーコンテナ4内のトナーを実際に用いて印字を行ったときの印字率やドット数等の印字量の積算値(積算印字量)を測定する積算印字量測定を行う。また、制御装置15は、測定した積算印字量に基づいて、印字の処理条件を補正する処理条件補正を行う。印字の処理条件は、トナーの濃度や使用量、印字率を変更可能な各部の設定条件である。
印字の処理条件には、例えば、現像バイアス印加部47によって現像ローラー31に印加される現像バイアスの交流矩形波のピーク間電圧値Vpp、面積平均の中心電圧値Vdc(直流成分)、周波数Vf及びデューティー比Vdutyがある。また、処理条件には、現像駆動源46によって駆動される現像ローラー31の、ドラム駆動源44によって駆動される感光体ドラム7に対する線速比S/Dがある。更に、処理条件には、帯電バイアス印加部45及び帯電器8によって帯電バイアスを印加された感光体ドラム7の表面電位がある。また、処理条件には、露光器5によるレーザー光の強度や、画像データのドット数(解像度)等がある。
上記の累積用紙枚数測定、積算印字量測定及び処理条件補正の動作について、図4のフローチャートを参照しながら説明する。新品のトナーコンテナ4をプリンター本体2へ装着すると、制御装置15は、コンテナ検出器41によってトナーコンテナ4の装着を検出し、コンテナ駆動源43を制御してトナーコンテナ4の搬送部材21を回転させることで、トナーコンテナ4から現像装置9へのトナー補給を行う(ステップS1)。トナー補給は、トナー量センサー34の検知結果に基づいて、現像装置9の筐体30内のトナー量が第1の閾値以上になるまで行われる。
また、制御装置15は、トナーコンテナ4が装着されると、リーダー/ライター部42によってトナーコンテナ4のICチップ23からコンテナ情報を読み取る(ステップS2)。これにより、制御装置15は、トナーコンテナ4のコンテナ情報である印字可能量を把握し、例えば、印字可能量として印字率予定総量を把握する。例えば、交換用の正規のトナーコンテナ4の場合、印字率予定総量は50000%に設定され、新品のプリンター1に同梱された試用のトナーコンテナ4の場合、印字率予定総量は正規のトナーコンテナ4よりも少ない25000%に設定される。トナーコンテナ4が試用か正規かは、コンテナ情報の印字率予定総量に基づいて判定してよく、あるいは、コンテナ情報に含まれる試用か正規かの情報に基づいて判定してもよい。
トナー補給が完了すると、プリンター1は印字が可能な状態になり、制御装置15は、画像データ及び印刷開始指示を入力する度に、各部を制御して印字を行う(ステップS3)。制御装置15は、画像データ及び印刷開始指示の内容に基づいて、用紙一枚当たりの印字量として印字率を把握する。制御装置15は、印字を行う度に印字率を積算して積算印字率(積算印字量)を記憶装置16に記憶すると共に、リーダー/ライター部42によって積算印字率をトナーコンテナ4のICチップ23に書き込む(ステップS4)。また、制御装置15は、印字を行う度に、印字の累積回数、即ち、累積用紙枚数を測定して記憶装置16に記憶する(ステップS5)。なお、用紙一枚に対して片面印刷の場合には、累積用紙枚数に一枚分を累積し、用紙一枚に対して両面印刷の場合には、累積用紙枚数に二枚分を累積する。
なお、制御装置15は、トナーコンテナ4の積算印字率と印字率予定総量とに基づいてトナーコンテナ4のトナー残量を算出して表示部17に表示する。例えば、印字率予定総量が25000%であって、積算印字率が5000%の場合、100%から印字率予定総量と積算印字率との割合を引くことによって、トナー残量は80%と算出される。なお、制御装置15は、トナーコンテナ4の積算印字率の増加に応じてトナーコンテナ4のトナー残量を1%刻みで減少して表示部17に表示する。トナーコンテナ4のトナー残量は、新品のトナーコンテナ4への交換直後(初期状態)を100%とし、現像装置9のトナーエンプティ状態を0%として、積算印字率の変化に応じてトナー残量が直線的に変化するように表示されてもよいが、実際に算出されるトナー残量よりもやや少なめに表示されてもよい。
また、制御装置15は、トナー量センサー34によって現像装置9の筐体30内のトナー量を監視している。印字を続ける内に、筐体30内のトナー量が第1の閾値未満になると(ステップS6:YES)、制御装置15は、コンテナ駆動源43を制御してトナーコンテナ4から現像装置9へのトナー補給を行う(ステップS7)。
トナー補給を続ける内に、トナーコンテナ4の容器本体20内のトナーが減少すると、現像装置9へ十分な量のトナーを補給できなくなる。そして、容器本体20内のトナーが空になると、トナー補給されないので、筐体30内のトナー量が第1の閾値未満になり(ステップS8:YES)、制御装置15は、現像装置9がトナーロー状態であると判定し(ステップS9)、スピーカ(図示せず)や表示部17によってユーザーに対してトナーロー状態を報知する。
なお、現像装置9の第1の閾値に相当するトナーに対応する印字率の予定総量は、設定されている処理条件(印字品質)に拘らず、予め所定の確保量、例えば、2500%に設定されている。筐体30内のトナーが第1の閾値未満になり、即ち、現像装置9がトナーロー状態になると、制御装置15は、積算印字率に拘らず、トナーコンテナ4のトナー残量を、第1の閾値に対応する印字率の予定総量に合わせて5%として表示部17に表示する。例えば、試用のトナーコンテナ4を装着している場合、積算印字率が22500%になると、トナーコンテナ4の印字率予定総量の25000%に対してトナー残量は10%と算出されるが、制御装置15は、トナーコンテナ4のトナー残量として10%の表示後、直ぐに5%を表示部17に表示する。
ところで、制御装置15は、現像装置9がトナーロー状態になるまでは、積算印字率に拘らず、トナーコンテナ4のトナー残量として5%以下を表示部17に表示しない。例えば、試用のトナーコンテナ4を装着している場合、積算印字率が23750%になると、トナーコンテナ4の印字率予定総量の25000%に対してトナー残量は5%と算出されるが、現像装置9の筐体30内に第1の閾値以上のトナーが収容されていてトナーロー状態が判定されない場合には、制御装置15は、トナーコンテナ4のトナー残量として6%を表示部17に表示し続ける。
そして、現像装置9がトナーロー状態になったとき、現像装置9内のトナーで所定の確保量(2500%)の印字が可能になっている。例えば、正規のトナーコンテナ4を装着している場合、現像装置9がトナーロー状態になったときの積算印字率が52635%であると、更に2500%の印字が可能であるので、そのトナーコンテナ4の全てのトナーを用いて可能な積算印字率は54865%になる。トナーロー状態後では、制御装置15は、装着されているトナーコンテナ4の最大収容量に拘らず、印字率が500%積算される毎にトナーコンテナ4のトナー残量を1%減少して表示部17に表示する。
トナーロー状態から更に印字を続ける内に、筐体30内のトナー量が第2の閾値未満になると(ステップS10:YES)、制御装置15は、現像装置9がトナーエンプティ状態であると判定し(ステップS11)、スピーカ(図示せず)や表示部17によってユーザーに対してトナーエンプティ状態を報知して、トナーコンテナ4の交換をユーザーに促す。このとき、制御装置15は、トナーコンテナ4のトナー残量として0%を表示部17に表示することになる。なお、制御装置15は、トナーコンテナ4のICチップ23に書き込まれた積算印字率が印字率予定総量に達していれば、そのトナーコンテナ4が使用不可であると判定することができる。
トナーコンテナ4を交換するとき(ステップS12)、交換前のトナーコンテナ4が正規のものであれば(ステップS13:YES)、制御装置15は、交換前のトナーコンテナ4のICチップ23から読み取った印字率予定総量を、それまでの累積用紙枚数に基づいて補正する(ステップS14)。例えば、制御装置15は、累積用紙枚数の増加に伴って印字率予定総量を増大して補正する。具体的には、図5に示すように、累積用紙枚数が所定の枚数閾値(例えば、100000枚)を超えた場合には、累積用紙枚数が多くなる程、印字率予定総量をより多く補正し、累積用紙枚数が枚数閾値以下の場合には、印字率予定総量を補正しない。また、補正の上限として、累積用紙枚数の所定の上限値(例えば、300000枚)又は印字率予定総量の所定の上限値(例えば、53000%)を設定する。なお、累積用紙枚数が多くなる程、印字率予定総量の増大の傾きを緩やかにしてもよい。
更に、制御装置15は、湿度センサー35によって現像装置9の周辺の湿度を監視していて、この周辺湿度に基づいて印字率予定総量を補正してもよい。例えば、制御装置15は、現像装置9の周辺湿度の上昇に伴って印字率予定総量を増大して補正する。具体的には、交換前のトナーコンテナ4を使用している間に、制御装置15は、印字時の現像装置9の周辺湿度を湿度センサー35によって検出して記憶装置16に記憶しておく。そして、トナーコンテナ4の交換時に、制御装置15は、交換前のトナーコンテナ4について記憶された現像装置9の周辺湿度を平均し、平均した周辺湿度が所定の湿度閾値(例えば、20g/m)以上の場合、図6に示すように、所定の加算量(例えば、20000%)を印字率予定総量に加算して補正する(二点鎖線参照)。
そして、制御装置15は、交換前のトナーコンテナ4の積算印字率及び補正後の印字率予定総量に基づいて、交換後のトナーコンテナ4を用いた印字のために、印字の処理条件を補正する処理条件補正を行う(ステップS15)。印字の処理条件は、例えば、トナーコンテナ4の交換前の初期状態では、現像ローラー31の現像バイアスについて、ピーク間電圧値Vppに1325Vが設定され、中心電圧値Vdcに135Vが設定され、周波数Vfに3.1kVが設定され、デューティー比Vdutyに64%が設定される。また、現像ローラー31の感光体ドラム7に対する線速比S/Dに1.4〜1.5倍が設定され、感光体ドラム7の表面電位に220Vが設定される。
これに対して、処理条件の補正では、積算印字率の印字率予定総量からの差分の絶対値を減少してなくなるように、即ち、積算印字率が印字率予定総量に近づくように処理条件の各値を補正する。交換前のトナーコンテナ4の実際の積算印字率が印字率予定総量より多くなる程、実際の印字が薄いと想定できるので、トナー使用量や濃度を多くするように、処理条件を補正する。一方、積算印字率が印字率予定総量より少なくなる程、実際の印字が濃いと想定できるので、トナー使用量や濃度を少なくするように、処理条件を補正する。例えば、現像バイアス印加部47による現像バイアスのピーク間電圧値Vppを補正する場合、積算印字率が印字率予定総量より多くなる程、ピーク間電圧値Vppをより高く補正する。一方、積算印字率が印字率予定総量より少なくなる程、ピーク間電圧値Vppをより低く補正する。なお、ピーク間電圧値Vppは、所定の下限値(例えば、1025V)以上、所定の上限値(例えば、1625V)以下の範囲内で補正する。
ピーク間電圧値Vppを変化させて実験を行った結果、図7及び図8に示すように、ピーク間電圧値Vppの変化量(Vpp変化量)が増加する程、積算印字率と印字率予定総量との差分の、印字率予定総量に対する比率(トナー消費量変化比率)が増加するように変化する。換言すれば、トナー消費量変化比率は、積算印字率を印字率予定総量へと合わせるために必要な補正量(トナー消費量必要補正量)であり、図9に示すように、トナー消費量必要補正量が多くなる程、ピーク間電圧値Vppを増加する補正量(Vpp補正量)が増加する。従って、交換前のトナーコンテナ4の積算印字率と補正後の印字率予定総量とに基づいてVpp補正量を算出することができる。
例えば、印字率予定総量が50000%であって、積算印字率が54865%である場合、実際には約9.73%多く印字されていて、即ち、トナー消費量必要補正量が約9.73%である。約9.73%のトナー消費量必要補正量を補正するためには、図9に示すように、約84VのVpp補正量が必要である。補正前のピーク間電圧値Vppが1325Vであれば、交換後のトナーコンテナ4を用いた印字(画像形成)のためには、現像ローラー31の現像バイアスのピーク間電圧値Vppを1409Vに補正する。
なお、現像バイアス印加部47による現像バイアスの中心電圧値Vdcを補正する場合、交換前のトナーコンテナ4の積算印字率が印字率予定総量より多くなる程、中心電圧値Vdcをより高く補正する。一方、積算印字率が印字率予定総量より少なくなる程、中心電圧値Vdcをより低く補正する。現像バイアス印加部47による現像バイアスの周波数Vf又はデューティー比Vdutyを補正する場合、交換前のトナーコンテナ4の積算印字率が印字率予定総量より多くなる程、周波数Vf又はデューティー比Vdutyをより小さく補正する。一方、積算印字率が印字率予定総量より少なくなる程、周波数Vf又はデューティー比Vdutyをより大きく補正する。
また、現像駆動源46及びドラム駆動源44による現像ローラー31と感光体ドラム7との線速比S/Dを補正する場合、交換前のトナーコンテナ4の積算印字率が印字率予定総量より多くなる程、線速比S/Dをより大きく補正する。一方、積算印字率が印字率予定総量より少なくなる程、線速比S/Dをより小さく補正する。帯電バイアス印加部45及び帯電器8による感光体ドラム7の表面電位を補正する場合、交換前のトナーコンテナ4の積算印字率が印字率予定総量より多くなる程、表面電位をより低く補正する。一方、積算印字率が印字率予定総量より少なくなる程、表面電位をより高く補正する。
また、露光器5によるレーザー光の強度を補正する場合、交換前のトナーコンテナ4の積算印字率が印字率予定総量より多くなる程、強度をより強く補正する。一方、積算印字率が印字率予定総量より少なくなる程、強度をより弱く補正する。画像データのドット数(解像度)を補正する場合、交換前のトナーコンテナ4の積算印字率が印字率予定総量より多くなる程、ドット数をより多く補正する。一方、積算印字率が印字率予定総量より少なくなる程、ドット数をより少なく補正する。なお、画像データのドット数の補正は、画像処理によって画像データの解像度を変更するように補正してよい。
ところで、現像装置9がトナーロー状態になった後、トナーエンプティ状態になる前に、現像装置9内にトナーが残っているにも拘らず、トナーコンテナ4が交換されることがある。即ち、現像装置9内には、交換前のトナーコンテナ4から補給された交換前残量のトナーが収容されている。そのため、制御装置15は、交換後のトナーコンテナ4のICチップ23から読み取った印字率予定総量(印字可能量)に交換前残量を足した量を、交換後のトナーコンテナ4の印字率予定総量と仮定する。
例えば、トナーロー状態から印字率を700%まで積算したときにトナーコンテナ4を交換すると、現像装置9内には、1800%の印字率に相当する交換前残量のトナーが収容されている。この場合、交換後のトナーコンテナ4のICチップ23に50000%の印字率予定総量が記憶されていた場合、交換後のトナーコンテナ4の印字率予定総量は、51800%と仮定される。そして、制御装置15は、仮定後の印字率予定総量と積算印字率(積算印字量)とに基づいてトナーコンテナ4のトナー残量の算出等を行う。
本実施形態によれば、上述のように、プリンター1(画像形成装置)は、トナーを収容していてトナーを感光体ドラム7(像担持体)へ供給する現像装置9と、現像装置9へ補給するトナーを収容するトナーコンテナ4とを備えている。そして、プリンター1の制御装置15は、トナーコンテナ4の最大収容量に対応してトナーコンテナ4に予め設定された印字可能量を、画像形成された用紙の累積枚数の増加に伴って増大して補正すると共に、印字可能量とトナーコンテナ4から実際に使用されたトナーの積算印字量との差分の絶対値を、印字可能量を基準として減少させるように、印字(画像形成)の処理条件を補正する。
これにより、プリンター1の各部品の精度のばらつきに起因して、印字品質が予め想定していたものと異なり、印字に用いられるトナー量にばらつきが生じる場合でも、実際の積算印字量が、想定していた印字可能量に合うように印字の処理条件を得ることができる。また、現像装置9において新しいトナーと古い劣化したトナーが混在する場合でも、劣化トナーの混在度合いを考慮して印字可能量を得るので、より好ましい印字の処理条件を得ることができる。そのため、新旧混在トナーに起因する画像不良を抑制することができる。従って、各部品の精度のばらつきに拘らず、想定していた所望の印字品質を発揮すると共に、印字に用いられるトナー量のばらつきを抑制することができる。なお、本実施形態によれば、劣化トナーの検出や画像の濃度の測定を行う専用の部品を設ける必要がないので、コスト及び配置スペースを抑制することができる。
更に、プリンター1の制御装置15は、現像装置9の周辺湿度の上昇に伴って、印字可能量を増大して補正する。例えば、現像装置9の周辺湿度の上昇に起因して、現像性が低下してトナーの消費量が低下し、実際の積算印字量が増大することがある。このような場合でも、周辺湿度に合わせて印字可能量を補正するので、周辺湿度に拘らず、積算印字量と印字可能量との差分を正しく算出することができ、印字の処理条件を正しく得ることができる。従って、現像装置9の周辺湿度に起因する画像不良を抑制することができる。
また、プリンター1の制御装置15は、トナーコンテナ4を交換する際に、交換前のトナーコンテナ4の印字可能量及び積算印字量の差分に基づいて、交換後のトナーコンテナ4を利用する印字の処理条件を補正する。これにより、トナーコンテナ4の交換時では、想定していた印字品質と、実際の印字品質との差を正しく把握することができ、印字の処理条件をより正しく補正することができる。
更に、プリンター1では、現像装置9は、トナーを担持すると共に感光体ドラム7へトナーを供給する現像ローラー31(トナー担持体)を備え、制御装置15は、積算印字量が印字可能量よりも多い場合には、処理条件として現像ローラー31に印加する現像バイアスのピーク間電圧値Vppを高く補正する一方、積算印字量が印字可能量よりも少ない場合には、処理条件としてピーク間電圧値Vppを低く補正する。これにより、現像ローラー31の現像バイアスのピーク間電圧値Vppを補正することで、印字品質の補正の応答性を良好にすると共に、他の部材への影響を抑制することができる。
本実施形態では、モノクロのプリンター1に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、カラープリンター、複写機、ファクシミリ、複合機等の他の画像形成装置に本発明の構成を適用することも可能である。
1 プリンター(画像形成装置)
4 トナーコンテナ
5 露光器
6 画像形成部
7 感光体ドラム(像担持体)
8 帯電器
9 現像装置
15 制御装置
17 表示部
20 容器本体
21 搬送部材
23 ICチップ
30 筐体
31 現像ローラー(トナー担持体)
34 トナー量センサー
35 湿度センサー
41 コンテナ検出器
42 リーダー/ライター部
43 コンテナ駆動源
44 ドラム駆動源
45 帯電バイアス印加部
46 現像駆動源
47 現像バイアス印加部

Claims (3)

  1. トナーを収容していて前記トナーを像担持体へ供給する現像装置と、
    前記現像装置へ補給する前記トナーを収容するトナーコンテナと、を備え、
    前記トナーコンテナの最大収容量に対応して前記トナーコンテナに予め設定された印字可能量を、画像形成された用紙の累積枚数の増加に伴って増大して補正すると共に、前記トナーコンテナを交換する際に、前記印字可能量と前記トナーコンテナから実際に使用されたトナーの積算印字量との差分の絶対値を減少させるように、交換前の前記トナーコンテナの前記印字可能量及び前記積算印字量の差分に基づいて、交換後の前記トナーコンテナを利用する画像形成の処理条件を補正することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像装置の周辺湿度の上昇に伴って、前記印字可能量を増大して補正することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像装置は、前記トナーを担持すると共に前記像担持体へ前記トナーを供給するトナー担持体を備え、
    前記積算印字量が前記印字可能量よりも多い場合には、前記処理条件として前記トナー担持体に印加する現像バイアスのピーク間電圧値を高く補正する一方、
    前記積算印字量が前記印字可能量よりも少ない場合には、前記処理条件として前記ピーク間電圧値を低く補正することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
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