本明細書や添付の請求項で使用されるように、単数形「(a)、(an)、および(the)」は、文脈で特段の定めのない限り、複数の指示物を含んでいる。ゆえに、例えば、「薬剤」への言及は複数のこうした薬剤を含み、「細胞」への言及は1以上の細胞(または複数の細胞)、および当業者に既知の同等物などへの言及を含む。分子量などの物理的特性、または化学式などの化学的特性に関する範囲が本明細書で使用されているとき、範囲と範囲内の具体的な実施形態の組み合わせと下位の組み合わせがすべて包含されるように意図されている。用語「約(about)」とは、数または数の範囲を指すとき、参照される数または数の範囲が、実験のばらつきの範囲内(または統計学的な実験誤差内)の近似値であり、したがって、数または数の範囲が、例によっては、記載される数または数の範囲の1%乃至15%で変動することを意味する。用語「含むこと」(および、「含む(comprise)または(comprises)」、あるいは「有すること(having)」または「含むこと(including)」などの関連する用語)は、他の特定の実施形態において、例えば、本明細書に記載される任意の物質の組成物、組成物、方法、またはプロセスなどのある実施形態が、記載される特徴「からなる(consist of)」または「から本質的になる(consist essentially of)」ことを排除することを意図するものではない。定義
本明細書と添付の請求項で使用されるように、別段の定めのない限り、以下の用語は下に示す意味を有する。
「アミノ」は−NH2ラジカルを指す。
「シアノ」は−CNラジカルを指す。
「ニトロ」は−NO2ラジカルを指す。
「オキサ」は−O−ラジカルを指す。
「オキソ」は=Oラジカルを指す。
「チオキソ」は=Sラジカルを指す。
「イミノ」は=N−Hラジカルを指す。
「オキシモ」は=N−OHラジカルを指す。
「ヒドラジノ」は=N−NH2ラジカルを指す。
「アルキル」は、炭素と水素の原子のみからなり、不飽和を含まず、1〜15の炭素原子を有する、直鎖または分枝鎖の炭化水素鎖ラジカルを指す(例えば、C1−C15アルキル)。特定の実施形態において、アルキルは1〜13の炭素原子(例えばC1−C13アルキル)を含む。特定の実施形態において、アルキルは1〜8の炭素原子(例えばC1−C8アルキル)を含む。他の実施形態において、アルキルは1〜5の炭素原子(例えばC1−C5アルキル)を含む。他の実施形態において、アルキルは1〜4の炭素原子(例えばC1−C4アルキル)を含む。他の実施形態において、アルキルは1〜3の炭素原子(例えばC1−C3アルキル)を含む。他の実施形態において、アルキルは1〜2の炭素原子(例えばC1−C2アルキル)を含む。他の実施形態において、アルキルは1つの炭素原子(例えばC1アルキル)を含む。他の実施形態において、アルキルは5〜15の炭素原子(例えばC5−C15アルキル)を含む。他の実施形態において、アルキルは5〜8の炭素原子(例えばC5−C8アルキル)を含む。他の実施形態において、アルキルは2〜5の炭素原子(例えばC2−C5アルキル)を含む。他の実施形態において、アルキルは3〜5の炭素原子(例えばC3−C5アルキル)を含む。他の実施形態において、アルキル基は、メチル、エチル、1−プロピル(n−プロピル)、1−メチルエチル(イソ−プロピル)、1−ブチル(n−ブチル)、1−メチルプロピル(sec−ブチル、2−メチルプロピル(イソ−ブチル)、1,1−ジメチルエチル(tert−ブチル)、1−ペンチル(n−ペンチル)から選択される。アルキルは、単結合によって分子の残りに結合する。本明細書において別段の定めのない限り、アルキル基は以下の置換基の1つ以上によって随意に置換される:ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、チオキソ、イミノ、オキシモ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−OC(O)−N(Ra)2、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)S(O)tRa(tは1または2である)、−S(O)tORa(tは1または2である)、−S(O)tRa(tは1または2である)、および−S(O)tN(Ra)2(tは1または2である);ここで、Raはそれぞれ独立して、水素、アルキル(ハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで随意に置換される)、フルオロアルキル、カルボシクリル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、カルボシクリルアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、アリール(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、アラルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロシクリル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロシクリルアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロアリール(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、あるいは、ヘテロアリールアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)である。
「アルコキシ」は、式−O−アルキルの酸素原子によって結合したラジカルを指し、アルキルは上に定義されるようなアルキル鎖である。
「アルケニル」は、炭素と水素の原子のみからなり、少なくとも1つの炭素炭素二重結合を含み、2〜12の炭素原子を有する、直鎖または分枝鎖の炭化水素鎖ラジカル基を指す。特定の実施形態において、アルケニルは、2〜8の炭素原子を含む。他の実施形態において、アルケニルは、2〜4の炭素原子を含む。アルケニルは単結合によって分子の残りに結合し、例えば、エテニル(すなわち、ビニル)、プロプ(prop)−1−エニル(すなわち、アリル)、ブト(but)−1−エニル、ペント(pent)−1−エニル、ペンタ(penta)−1,4−ジエニルなどである。本明細書において別段の定めのない限り、アルケニル基は、以下の置換基の1つ以上によって随意に置換される:ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、チオキソ、イミノ、オキシモ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−OC(O)−N(Ra)2、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)S(O)tRa(tは1または2である)、−S(O)tORa(tは1または2である)、−S(O)tRa(tは1または2である)、および−S(O)tN(Ra)2(tは1または2である);ここで、Raはそれぞれ独立して、水素、アルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、フルオロアルキル、カルボシクリル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、カルボシクリルアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、アリール(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、アラルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロシクリル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロシクリルアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロアリール(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、あるいは、ヘテロアリールアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)である。
「アルキニル」は、炭素と水素の原子のみからなり、少なくとも1つの炭素炭素三重結合を含み、2〜12の炭素原子を有する、直鎖または分枝鎖の炭化水素鎖ラジカル基を指す。特定の実施形態において、アルキニルは2〜8の炭素原子を含む。他の実施形態では、アルキニルは2〜6の炭素原子を含む。他の実施形態では、アルキニルは2〜4の炭素原子を含む。アルキニルは単結合によって分子の残りに結合し、例えば、エチニル、プロピニル、ブチニル、ペンチニル、ヘキシニルなどである。本明細書において別段の定めのない限り、アルキニル基は、以下の置換基の1つ以上によって随意に置換される:ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、チオキソ、イミノ、オキシモ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−OC(O)−N(Ra)2、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)S(O)tRa(tは1または2である)、−S(O)tORa(tは1または2である)、−S(O)tRa(tは1または2である)、および−S(O)tN(Ra)2(tは1または2である);ここで、Raはそれぞれ独立して、水素、アルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、フルオロアルキル、カルボシクリル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、カルボシクリルアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、アリール(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、アラルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロシクリル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロシクリルアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロアリール(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、あるいは、ヘテロアリールアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)である。
「アルキレン」または「アルキレン鎖」は、炭素と水素のみからなり、不飽和を含まず、1〜12の炭素原子を有し、分子の残りをラジカル基に結合する直鎖または分枝鎖の二価炭化水素鎖を指し、例えば、メチレン、エチレン、プロピレン、n−ブチレンなどである。アルキレン鎖は、単結合を介して分子の残りに、および単結合を介してラジカル基に結合する。分子の残りおよびラジカル基へのアルキレン鎖の付着点は、アルキレン鎖内の1つの炭素、またはアルキレン鎖内の任意の2つの炭素を介する。特定の実施形態において、アルキレンは1〜8の炭素原子(例えばC1−C8アルキレン)を含む。他の実施形態において、アルキレンは1〜5の炭素原子(例えばC1−C5アルキレン)を含む。他の実施形態において、アルキレンは1〜4の炭素原子(例えばC1−C4アルキレン)を含む。他の実施形態において、アルキレンは1〜3の炭素原子(例えばC1−C3アルキレン)を含む。他の実施形態において、アルキレンは1〜2の炭素原子(例えばC1−C2アルキレン)を含む。他の実施形態において、アルキレンは1つの炭素原子(例えばC1アルキレン)を含む。他の実施形態において、アルキレンは5〜8の炭素原子(例えばC5−C8アルキレン)を含む。他の実施形態において、アルキレンは2〜5の炭素原子(例えばC2−C5アルキレン)を含む。他の実施形態において、アルキレンは3〜5の炭素原子(例えばC3−C5アルキレン)を含む。本明細書において別段の定めのない限り、アルキレン鎖は、以下の置換基の1つ以上によって随意に置換される:ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、チオキソ、イミノ、オキシモ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−OC(O)−N(Ra)2、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)S(O)tRa(tは1または2である)、−S(O)tORa(tは1または2である)、−S(O)tRa(tは1または2である)、および−S(O)tN(Ra)2(tは1または2である);ここで、Raはそれぞれ独立して、水素、アルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、フルオロアルキル、カルボシクリル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、カルボシクリルアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、アリール(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、アラルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロシクリル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロシクリルアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロアリール(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、あるいは、ヘテロアリールアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)である。
「アルキニレン」または「アルキニレン鎖」は、分子の残りをラジカル基に結合し、炭素と水素のみからなり、少なくとも1つの炭素炭素三重結合を含み、2〜12の炭素原子を有する、直鎖または分枝鎖の二価の炭化水素鎖を指す。アルキニレン鎖は、単結合により分子の残りに結合し、単結合によりラジカル基に結合する。ある実施形態では、アルキニレンは2〜8の炭素原子(例えばC2−C8アルキニレン)を含む。他の実施形態では、アルキニレンは2〜5の炭素原子(例えばC2−C5アルキニレン)を含む。他の実施形態では、アルキニレンは2〜4の炭素原子(例えばC2−C4アルキニレン)を含む。他の実施形態では、アルキニレンは2〜3の炭素原子(例えばC2−C3アルキニレン)を含む。他の実施形態では、アルキニレンは2つの炭素原子(例えばC2アルキレン)を含む。他の実施形態では、アルキニレンは5〜8の炭素原子(例えばC5−C8アルキニレン)を含む。他の実施形態では、アルキニレンは3〜5の炭素原子(例えばC3−C5アルキニレン)を含む。本明細書において別段の定めのない限り、アルキニレン鎖は、以下の置換基の1つ以上によって随意に置換される:ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、チオキソ、イミノ、オキシモ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−OC(O)−N(Ra)2、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)S(O)tRa(tは1または2である)、−S(O)tORa(tは1または2である)、−S(O)tRa(tは1または2である)、および−S(O)tN(Ra)2(tは1または2である);ここで、Raはそれぞれ独立して、水素、アルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、フルオロアルキル、カルボシクリル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、カルボシクリルアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、アリール(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、アラルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロシクリル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロシクリルアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロアリール(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、あるいは、ヘテロアリールアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)である。
「アリール」は、環炭素原子から水素原子を取り除くことにより、芳香族の単環式または多環式の炭化水素環系に由来するラジカルを指す。芳香族単環式または多環式の炭化水素環系は、水素と、5乃至18の炭素原子からの炭素のみを含み、ここで、環系における環の少なくとも1つは完全に不飽和であり、すなわち、ヒュッケルの理論に従った環状の非局在化した(4n+2)π−電子系を含む。アリール基が由来する環系は、限定されないが、ベンゼン、フルオレン、インダン、インデン、テトラリン、およびナフタレンなどの基を含む。本明細書において具体的に別段の定めの無い限り、用語「アリール」または接頭辞「ar−」(「アラルキル」におけるものなど)は、以下から独立して選択された1つ以上の置換基によって随意に置換されたアリールラジカルを含むことを意味する:アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロ、フルオロアルキル、シアノ、ニトロ、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたアラルケニル、随意に置換されたアラルキニル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアリール、随意に置換されたヘテロアリールアルキル、−Rb−ORa、−Rb−OC(O)−Ra、−Rb−OC(O)−ORa、−Rb−OC(O)−N(Ra)2、−Rb−N(Ra)2、−Rb−C(O)Ra、−Rb−C(O)ORa、−Rb−C(O)N(Ra)2、−Rb−O−Rc−C(O)N(Ra)2、−Rb−N(Ra)C(O)ORa、−Rb−N(Ra)C(O)Ra、−Rb−N(Ra)S(O)tRa(tは1または2である)、−Rb−S(O)tRa(tは1または2である)、−Rb−S(O)tORa(tは1または2である)、および−Rb−S(O)tN(Ra)2(tは1または2である)、ここで、Raはそれぞれ独立して、水素、アルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、フルオロアルキル、シクロアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、シクロアルキルアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、アリール(ハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで随意に置換される)、アラルキル(ハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで随意に置換される)、ヘテロシクリル(ハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで随意に置換される)、ヘテロシクリルアルキル(ハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで随意に置換される)、ヘテロアリール(ハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで随意に置換される)、あるいはヘテロアリールアルキル(ハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで随意に置換される)であり、Rbはそれぞれ独立して、直接結合、あるいは直鎖または分枝鎖のアルキレン鎖またはアルケニレン鎖であり、および、Rcは直鎖または分枝鎖のアルキレン鎖またはアルケニレン鎖であり、ここで上記置換基の各々は、別段の定めのない限り非置換型である。
「アラルキル」は、式−Rc−アリールのラジカルを指し、Rcは上に定義されるようなアルキレン鎖であり、例えば、メチレン、エチレンなどである。アラルキルラジカルのアルキレン鎖部分は、アルキレン鎖について上に記載されるように随意に置換される。アラルキルラジカルのアリール部分は、アリール基について上に記載されるように随意に置換される。
「アラルケニル」は、式−Rd−アリールのラジカルを指し、Rdは上に定義されるようなアルケニレン鎖である。アラルケニルラジカルのアリール基部分は、アリール基について上に記載されるように随意に置換される。アラルケニルラジカルのアルケニレン鎖部分は、アルケニレン基について上に定義されるように随意に置換される。
「アラルキニル」は式−Re−アリールのラジカルを指し、Reは上に定義されるようなアルキニレン鎖である。アラルキニルラジカルのアリール部分は、アリール基について上記に記載されるように、随意に置換される。アラルキニルラジカルのアルキニレン鎖部分は、アルキニレン鎖について上記に定義されるように、随意に置換される。
「アラルコキシ」は、式−O−Rc−アリールの酸素原子によって結合したラジカルを指し、Rcは上に定義されるようなアルキレン鎖であり、例えば、メチレン、エチレンなどである。アラルキルラジカルのアルキレン鎖部分は、アルキレン鎖について上に記載されるように随意に置換される。アラルキルラジカルのアリール部分は、アリール基について上に記載されるように随意に置換される。
「カルボシクリル」は、炭素と水素の原子のみからなり、縮合環または架橋環の系を含み、3〜15の炭素原子を有する、非芳香族の単環式または多環式の炭化水素ラジカルを指す。特定の実施形態において、カルボシクリルは3〜10の炭素原子を含む。他の実施形態において、カルボシクリルは5〜7の炭素原子を含む。カルボシクリルは、単結合により分子の残りに結合する。カルボシクリルは飽和した(つまり、単一のC−C結合のみを含む)か、または不飽和(つまり、1つ以上の二重結合または三重結合を含む)である。完全に飽和したカルボシクリルラジカルは「シクロアルキル」とも呼ばれる。単環式シクロアルキルの例は、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、およびシクロオクチルを含む。不飽和カルボシクリルは「シクロアルケニル」とも呼ばれる。単環式のシクロアルケニルの例は、例えば、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、シクロヘプテニル、およびシクロオクテニルを含む。多環式カルボシクリルラジカルとしては、例えば、アダマンチル、ノルボルニル(つまり、ビシクロ[2.2.1]ヘプタニル)、ノルボルネニル、デカリニル(decalinyl)、7,7−ジメチル−ビシクロ[2.2.1]ヘプタニルなどが挙げられる。本明細書において具体的に他に明示されない限り、用語「カルボシクリル」は、以下から選択された1つ以上の置換基によって随意に置換されるヘテロアリールラジカルを含むことを意味する:アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロ、フルオロアルキル、オキソ、チオキソ、シアノ、ニトロ、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたアラルケニル、随意に置換されたアラルキニル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアリール、随意に置換されたヘテロアリールアルキル、−Rb−ORa、−Rb−OC(O)−Ra、−Rb−OC(O)−ORa、−Rb−OC(O)−N(Ra)2、−Rb−N(Ra)2、−Rb−C(O)Ra、−Rb−C(O)ORa、−Rb−C(O)N(Ra)2、−Rb−O−Rc−C(O)N(Ra)2、−Rb−N(Ra)C(O)ORa、−Rb−N(Ra)C(O)Ra、−Rb−N(Ra)S(O)tRa(tは1または2である)、−Rb−S(O)tRa(tは1または2である)、−Rb−S(O)tORa(tは1または2である)、および−Rb−S(O)tN(Ra)2(tは1または2である)、ここで、Raはそれぞれ独立して、水素、アルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、フルオロアルキル、シクロアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、シクロアルキルアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、アリール(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、アラルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロシクリル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロシクリルアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロアリール(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、あるいはヘテロアリールアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)であり、Rbはそれぞれ独立して、直接結合、あるいは直鎖または分枝鎖のアルキレン鎖またはアルケニレン鎖であり、および、Rcは直鎖または分枝鎖のアルキレン鎖またはアルケニレン鎖であり、ここで上記置換基の各々は、別段の定めのない限り非置換型である。
「カルボシクリルアルキル」は、式−Rc−カルボシクリルのラジカルを指し、Rcは上に定義されるようなアルキレン鎖である。アルキレン鎖およびカルボシクリルラジカルは、上に定義されるように随意に置換される。
「カルボシクリルアルキニル」は、式−Rc−カルボシクリルのラジカルを指し、Rcは上に定義されるようなアルキニレン鎖である。アルキニレン鎖とカルボシクリルラジカルは上に定義されるように随意に置換される。
「カルボシクリルアルコキシ」は、式−O−Rc−カルボシクリルの酸素原子によって結合したラジカルを指し、Rcは上に定義されるようなアルキレン鎖である。アルキレン鎖およびカルボシクリルラジカルは、上に定義されるように随意に置換される。
本明細書で使用されるように、「カルボン酸生物学的等価体」はカルボン酸部分として同様の物理的、生物学的、および/または化学的な性質を示す、官能基または部分を指す。カルボン酸生物学的等価体の例としては、限定されないが、以下が挙げられる。
「ジュウテロアルキル」は、アルキルの1つ以上の水素原子が重水素と取り替えられる場合のアルキル基を指す。
「ハロ」または「ハロゲン」はブロモ、クロロ、フルオロ、またはヨードの置換基を指す。
「ハロアルキル」は、上に定義されるように、1つ以上のハロラジカルによって置換される、上に定義されるようなアルキルラジカルを指し、例えば、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、フルオロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、1−フルオロメチル−2−フルオロエチル、トリクロロメチル、ジクロロメチル、クロロメチル、2,2,2−トリクロロエチル、1−クロロメチル−2−クロロエチル、トリブロモメチル、ジブロモメチル、ブロモメチル、2,2,2−トリブロモエチル、1−ブロモメチル−2−ブロモエチルなどである。いくつかの実施形態では、ハロアルキルラジカルのアルキル部分はアルキル基について上に定義されるように随意に置換される。
「フルオロアルキル」は、上に定義されるように、1つ以上のフルオロラジカルによって置換される、上に定義されるようなアルキルラジカルを指し、例えば、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、フルオロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、1−フルオロメチル−2−フルオロエチルなどである。いくつかの実施形態では、フルオロアルキルラジカルのアルキル部分はアルキル基について上に定義されるように随意に置換される。
「ヘテロアルキル」は、アルキルの1つ以上の骨格原子が炭素以外の原子、例えば、酸素、窒素(例えば、−NH−、−N(アルキル)−)、硫黄、あるいはこれらの組み合わせから選択される、アルキル基を指す。ヘテロアルキルはヘテロアルキルの炭素原子で分子の残りに付けられる。1つの態様では、ヘテロアルキルはC1−C6ヘテロアルキルである。本明細書において別段の定めのない限り、ヘテロアルキル鎖は、以下の置換基の1つ以上によって随意に置換される:ハロ、シアノ、ニトロ、オキソ、チオキソ、イミノ、オキシモ、トリメチルシラニル、−ORa、−SRa、−OC(O)−Ra、−N(Ra)2、−C(O)Ra、−C(O)ORa、−C(O)N(Ra)2、−N(Ra)C(O)ORa、−OC(O)−N(Ra)2、−N(Ra)C(O)Ra、−N(Ra)S(O)tRa(tは1または2である)、−S(O)tORa(tは1または2である)、−S(O)tRa(tは1または2である)、および−S(O)tN(Ra)2(tは1または2である);ここで、Raはそれぞれ独立して、水素、アルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、フルオロアルキル、カルボシクリル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、カルボシクリルアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、アリール(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、アラルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロシクリル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロシクリルアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロアリール(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、あるいは、ヘテロアリールアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)である。
「ヘテロシクリル」は、窒素、酸素、および硫黄から選択される2〜12の炭素原子と1〜6つのヘテロ原子を含む、安定した3〜18員の非芳香環ラジカルを指す。本明細書で別段の定めのない限り、ヘテロシクリルラジカルは、単環式、二環式、三環式、または四環式の環系であり、それは縮合した環系または架橋した環系を随意に含む。ヘテロシクリルラジカル中のヘテロ原子は随意に酸化される。1つ以上の窒素原子は、存在する場合、随意に四級化される。ヘテロシクリルラジカルは、部分的または完全に飽和される。ヘテロシクリルは環の任意の原子によって分子の残りに結合される。こうしたヘテロシクリルラジカルの例としては、限定されないが、ジオキソラニル、チエニル[1,3]ジチアニル、デカヒドロイソキノリル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、イソチアゾリジニル、イソキサゾリジニル、モルホリニル、オクタヒドロインドリル、オクタヒドロイソインドリル、2−オキソピペラジニル、2−オキソピペリジニル、2−オキソピロリジニル、オキサゾリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、4−ピペリドニル、ピロリジニル、ピラゾリジニル、キヌクリジニル、チアゾリジニル、テトラヒドロフリル、トリチアニル、テトラヒドロピラニル、チオモルホリニル、チアモルホリニル、1−オキソ−チオモルホリニル、および1,1−ジオキソ−チオモルホリニルが挙げられる。本明細書において具体的に別段の定めのない限り、用語「ヘテロシクリル」は、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロ、フルオロアルキル、オキソ、チオキソ、シアノ、ニトロ、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたアラルケニル、随意に置換されたアラルキニル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアリール、随意に置換されたヘテロアリールアルキル、−Rb−ORa、−Rb−OC(O)−Ra、−Rb−OC(O)−ORa、−Rb−OC(O)−N(Ra)2、−Rb−N(Ra)2、−Rb−C(O)Ra、−Rb−C(O)ORa、−Rb−C(O)N(Ra)2、−Rb−O−Rc−C(O)N(Ra)2、−Rb−N(Ra)C(O)ORa、−Rb−N(Ra)C(O)Ra、−Rb−N(Ra)S(O)tRa(tは1または2である)、−Rb−S(O)tRa(tは1または2である)、−Rb−S(O)tORa(tは1または2である)、および−Rb−S(O)tN(Ra)2(tは1または2である)、ここで、Raはそれぞれ独立して、水素、アルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、フルオロアルキル、シクロアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、シクロアルキルアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、アリール(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、アラルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロシクリル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロシクリルアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、ヘテロアリール(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、あるいはヘテロアリールアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)であり、Rbはそれぞれ独立して、直接結合、あるいは直鎖または分枝鎖のアルキレン鎖またはアルケニレン鎖であり、および、Rcは直鎖または分枝鎖のアルキレン鎖またはアルケニレン鎖であり、ここで上記置換基の各々は、別段の定めのない限り非置換型である。
「N−ヘテロシクリル」または「N結合のヘテロシクリル」は、少なくとも1つの窒素を含有している上に定義されるようなヘテロシクリルラジカルを指し、ここで分子の残りへのヘテロシクリルラジカルの結合点は、ヘテロシクリルラジカル中の窒素原子を介する。N−ヘテロシクリルラジカルは、ヘテロシクリルラジカルについて上記に記載されるように、随意に置換される。こうしたN−ヘテロシクリルラジカルの例としては、限定されないが、1−モルホリニル、1−ピペリジニル、1−ピペラジニル、1−ピロリジニル、ピラゾリジニル、イミダゾリニル、およびイミダゾリジニルが挙げられる。
「C−ヘテロシクリル」または「C結合ヘテロシクリル」は、少なくとも1つのヘテロ原子を含む上に記載されるようなヘテロシクリルラジカルを指し、ここでヘテロシクリルラジカルの分子の残りへの結合点は、ヘテロシクリルラジカル中の炭素分子を介する。C−ヘテロシクリルラジカルは、ヘテロシクリルラジカルについて上記に記載されるように、随意に置換される。そのようなC−ヘテロシクリルラジカルの例は、限定されないが、2−モルホリニル、2−または3−または4−ピペリジニル、2−ピペラジニル、2−または3−ピロリジニルなどを含む。
「ヘテロシクリルアルキル」は、式−Rc−ヘテロシクリルのラジカルを指し、Rcが上に定義されるようなアルキレン鎖である。ヘテロシクリルが窒素含有ヘテロシクリルである場合、ヘテロシクリルは、窒素原子にてアルキルラジカルに随意に結合する。ヘテロシクリルアルキルラジカルのアルキレン鎖は、アルキレン鎖について上に定義されるように随意に置換される。ヘテロシクリルアルキルラジカルのヘテロシクリル部分は、ヘテロシクリル基について上に定義されるように随意に置換される。
「ヘテロシクリルアルコキシ」は、式−O−Rc−ヘテロシクリルの酸素原子によって結合したラジカルを指し、Rcは上に定義されるようなアルキレン鎖である。ヘテロシクリルが窒素含有ヘテロシクリルである場合、ヘテロシクリルは、窒素原子にてアルキルラジカルに随意に結合する。ヘテロシクリルアルコキシラジカルのアルキレン鎖は、アルキレン鎖について上に定義されるように随意に置換される。ヘテロシクリルアルコキシラジカルのヘテロシクリル部分は、ヘテロシクリル基について上に定義されるように随意に置換される。
「ヘテロアリール」は、窒素、酸素、および硫黄から選択される2〜17の炭素原子と1〜6のヘテロ原子を含む、3乃至18員の芳香族環ラジカルに由来するラジカルを指す。本明細書に使用されるように、ヘテロアリールラジカルは、単環式、二環式、三環式、または四環式の環系であり、ここで、環系における環の少なくとも1つは完全に不飽和であり、即ち、ヒュッケル理論に従った環式の、非局在化(4n+2)π−電子系を含む。ヘテロアリールは、縮合または架橋した環系を含む。ヘテロアリールラジカル中のヘテロ原子は、随意に酸化される。1つ以上の窒素原子は、存在する場合、随意に四級化される。ヘテロアリールは、環の任意の原子を介して分子の残りに結合する。ヘテロアリールの例は、限定されないが、アゼピニル、アクリジニル、ベンズイミダゾリル、ベンズインドリル、1,3−ベンゾジオキソリル、ベンゾフラニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾ[d]チアゾリル、ベンゾチアジアゾリル、ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、ベンゾ[b][1,4]オキサジニル、1,4−ベンゾジオキサニル、ベンゾナフトフラニル、ベンゾキサゾリル、ベンゾジオキソリル、ベンゾジオキシニル、ベンゾピラニル、ベンゾピラノニル、ベンゾフラニル、ベンゾフラノニル、ベンゾチエニル(ベンゾチオフェニル)、ベンゾチエノ[3,2−d]ピリミジニル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾ[4,6]イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、カルバゾリル、シンノリニル、シクロペンタ[d]ピリミジニル、6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジニル、5,6−ジヒドロベンゾ[h]キナゾリニル、5,6−ジヒドロベンゾ[h]シンノリニル、6,7−ジヒドロ−5H−ベンゾ[6,7]シクロヘプタ[1,2−c]ピリダジニル、ジベンゾフラニル、ジベンゾチオフェニル、フラニル、フラノニル、フロ[3,2−c]ピリジニル、5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロシクロオクタ[d]ピリミジニル、5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロシクロオクタ[d]ピリダジニル、5,6,7,8,9,10−ヘキサヒドロシクロオクタ[d]ピリジニル、イソチアゾリル、イミダゾリル、インダゾリル、インドリル、インダゾリル、イソインドリル、インドリニル、イソインドリニル、イソキノリル、インドリジニル、イソキサゾリル、5,8−メタノ−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリニル、ナフチリジニル、1,6−ナフチリジノニル、オキサジアゾリル、2−オキソアゼピニル、オキサゾリル、オキシラニル、5,6,6a,7,8,9,10,10a−オクタヒドロベンゾ[h]キナゾリニル、1−フェニル−1H−ピロリル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニル、フタラジニル、プテリジニル、プリニル、ピロリル、ピラゾリル、ピラゾロ[3,4−d]ピリミジニル、ピリジニル、ピリド[3,2−d]ピリミジニル、ピリド[3,4−d]ピリミジニル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、キナゾリニル、キノキサリニル、キノリニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリニル、5,6,7,8−テトラヒドロベンゾ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジニル、6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ[4,5]チエノ[2,3−d]ピリミジニル、5,6,7,8−テトラヒドロピリド[4,5−c]ピリダジニル、チアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、トリアジニル、チエノ[2,3−d]ピリミジニル、チエノ[3,2−d]ピリミジニル、チエノ[2,3−c]ピリジニル、およびチオフェニル(すなわち、チエニル)が挙げられる。本明細書において別段の定めのない限り、用語「ヘテロアリール」は、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロ、フルオロアルキル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、オキソ、チオキソ、シアノ、ニトロ、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたアラルケニル、随意に置換されたアラルキニル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアリール、随意に置換されたヘテロアリールアルキル、−Rb−ORa、−Rb−OC(O)−Ra、−Rb−OC(O)−ORa、−Rb−OC(O)−N(Ra)2、−Rb−N(Ra)2、−Rb−C(O)Ra、−Rb−C(O)ORa、−Rb−C(O)N(Ra)2、−Rb−O−Rc−C(O)N(Ra)2、−Rb−N(Ra)C(O)ORa、−Rb−N(Ra)C(O)Ra、−Rb−N(Ra)S(O)tRa(tは1または2である)、−Rb−S(O)tRa(tは1または2である)、−Rb−S(O)tORa(tは1または2である)、および−Rb−S(O)tN(Ra)2(tは1または2である)、ここで、Raはそれぞれ独立して、水素、アルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、フルオロアルキル、シクロアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、シクロアルキルアルキル(随意にハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで置換される)、アリール(ハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで随意に置換される)、アラルキル(ハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで随意に置換される)、ヘテロシクリル(ハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで随意に置換される)、ヘテロシクリルアルキル(ハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで随意に置換される)、ヘテロアリール(ハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで随意に置換される)、あるいはヘテロアリールアルキル(ハロゲン、ヒドロキシ、メトキシ、またはトリフルオロメチルで随意に置換される)であり、Rbはそれぞれ独立して、直接結合、あるいは直鎖または分枝鎖のアルキレン鎖またはアルケニレン鎖であり、および、Rcは直鎖または分枝鎖のアルキレン鎖またはアルケニレン鎖であり、ここで上記置換基の各々は、別段の定めのない限り非置換型である。
「N−ヘテロアリール」は、少なくとも1つの窒素を含有している上に定義されるようなヘテロアリールラジカルを指し、ヘテロアリールラジカルの分子の残りへの結合点は、ヘテロアリールラジカル中の窒素原子を介する。N−ヘテロアリールラジカルは、ヘテロアリールラジカルについて上に記載されるように随意に置換される。
「C−ヘテロアリール」は、上に定義されるようなヘテロアリールラジカルを指し、ヘテロアリールラジカルの分子の残りへの結合点は、ヘテロアリールラジカル中の炭素分子を介する。C−ヘテロアリールラジカルは、ヘテロアリールラジカルについて上に記載されるように随意に置換される。
「ヘテロアリールアルキル」とは、式−Rc−ヘテロアリールのラジカルを指し、Rcは上に定義されるようなアルキレン鎖である。ヘテロアリールが窒素含有ヘテロアリールである場合、ヘテロアリールは、窒素原子にてアルキルラジカルに随意に結合する。ヘテロアリールアルキルラジカルのアルキレン鎖は、アルキレン鎖について上に定義されるように随意に置換される。ヘテロアリールアルキルラジカルのヘテロアリール部分は、ヘテロアリール基について上に定義されるように随意に置換される。
「ヘテロアリールアルコキシ」とは、式−O−Rc−ヘテロアリールの酸素原子によって結合したラジカルを指し、Rcは上に定義されるようなアルキレン鎖である。ヘテロアリールが窒素含有ヘテロアリールである場合、ヘテロアリールは、窒素原子にてアルキルラジカルに随意に結合する。ヘテロアリールアルコキシラジカルのアルキレン鎖は、アルキレン鎖について上に定義されるように随意に置換される。ヘテロアリールアルコキシラジカルのヘテロアリール部分は、ヘテロアリール基について上に定義されるように随意に置換される。
いくつかの実施形態において、本明細書で開示される化合物は1つ以上の不斉中心を含み、したがって、絶対的な立体化学の観点から(R)または(S)として定義されるエナンチオマー、ジアステレオマー、および他の立体異性の形態を生じさせる。別段の定めのない限り、本明細書に開示される化合物のすべての立体異性形態が本開示によって企図されている。本明細書に記載される化合物がアルケン二重結合を含む場合、特段の明記のない限り、本開示はEとZの両方の幾何異性体(例えば、シスまたはトランス)を含むことが意図されている。同様に、すべての起こり得る異性体、そのラセミ体や光学的に純粋な形態、およびすべての互変異性体も含まれるよう意図されている。用語「幾何異性体」は、アルケン二重結合のEまたはZの幾何異性体(例えば、シスまたはトランス)を指す。「位置異性体」との用語は、ベンゼン環のまわりのオルト−、メタ−、およびパラ−異性体などの、中心環のまわりの構造異性体を指す。
本明細書に開示された化合物がその天然の同位体存在度を示すこともあれば、原子の1つ以上が、同じ原子番号であるが自然界で主に見られる原子質量または質量数とは異なる原子質量または質量数を有する特定の同位体において人為的に富化されることもある。本発明の化合物の同位体の変異体はすべて、放射性であってもなくても、本発明の範囲内に包含される。例えば、水素は、1H(プロチウム)、2H(重水素)、および3H(トリチウム)と示される、3つの自然発生の同位体を有している。プロチウムは、自然界において最も豊富な水素の同位体である。重水素の富化は、インビボでの半減期および/または暴露の増加などの、特定の治療上の利点をもたらし得るか、あるいは薬物排泄および代謝のインビボでの経路を調査するのに有用な化合物を提供し得る。同位体富化された化合物は、当業者に周知の従来の技術によって、あるいは、適切な同位体富化された試薬および/または中間体を使用する本明細書のスキームと実施例に記載されるプロセスに類似したプロセスによって調製され得る。いくつかの実施形態では、本明細書に記載された化合物は、1つ以上の同位体変異体(例えば、重水素、トリチウム、13C、および/または14C)を含有している。
「互変異性体」は、ある分子の1つの原子から同じ分子の別の原子までのプロトン移動が可能な分子を指す。本明細書で提示される化合物は、特定の実施形態では互変異性体として存在する。互変異性化が可能な状況では、互変異性体の化学平衡が存在する。互変異性体の正確な割合は、物理的状態、温度、溶媒、およびpHを含む複数の因子に依存する。互変異性平衡のいくつかの例は、次のものを含む:
「薬学的に許容可能な塩」は、酸付加塩および塩基付加塩の両方を含む。本明細書に記載される置換されたステロイド誘導体化合物のいずれか1つの薬学的に許容可能な塩は、あらゆるすべての薬学的に適切な塩形態を包含するように意図されている。本明細書に記載される化合物の好ましい薬学的に許容可能な塩は、薬学的に許容可能な酸付加塩および薬学的に許容可能な塩基付加塩である。
「薬学的に許容可能な酸付加塩」は、遊離塩基の生物学的効果および特性を保持する塩を指し、これは、生物学的にまたは他に望ましくないものではなく、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸、ヨウ化水素酸、フッ化水素酸、亜リン酸などの無機酸により形成される。同様に、脂肪族のモノカルボン酸およびジカルボン酸、フェニル置換のアルカン酸、ヒドロキシアルカン酸、アルカン二酸(alkanedioic acids)、芳香族酸、脂肪族酸および芳香族スルホン酸などの有機酸により形成される塩も含まれ、例えば、酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、シュウ酸、マレイン酸、マロン酸、コハク酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、桂皮酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、サリチル酸などを含む。従って、典型的な塩としては、硫酸塩、ピロ硫酸塩、重硫酸塩、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、一水素リン酸塩(monohydrogenphosphates)、二水素リン酸塩(dihydrogenphosphates)、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、塩化物、臭化物、ヨウ化物、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、プロピオン酸塩、カプリル酸塩、イソ酪酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、琥珀酸塩、スベリン酸塩、セバシン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、マンデル酸塩、安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、メチル安息香酸塩、ジニトロ安息香酸塩(dinitrobenzoates)、フタル酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、フェニル酢酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩などが挙げられる。同様に、アルギン酸塩、グルコン酸塩、およびガラクトウロン酸塩のようなアミノ酸の塩も企図されている(例えば、Berge S.M. et al., ”Pharmaceutical Salts,” Journal of Pharmaceutical Science, 66:1−19 (1997))。塩基性化合物の酸付加塩は、実施形態によっては、当業者が熟知している方法と技術に従って塩を生成するために、十分な量の所望の酸に遊離塩基形態を接触させることにより調製される。
「薬学的に許容可能な塩基付加塩」は、遊離酸の生物学的効果および特性を保持するこれらの塩を指し、これらは、生物学的にまたはそれ以外でも望ましくないものではない。これらの塩は、無機塩基または有機塩基を遊離酸に加えることによって調製される。薬学的に許容可能な塩基付加塩は、実施形態によっては、アルカリ、アルカリ土類金属、または有機アミンのような金属またはアミンで作られる。無機塩基に由来する塩は、限定されないが、ナトリウム、カリウム、リチウム、アンモニウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、アルミニウムの塩などを含む。有機塩基由来の塩は、限定されないが、第一級、第二級、および第三級のアミン、自然発生する置換されたアミンを含む置換されたアミン、環状アミン、および塩基イオン交換樹脂、例えば、イソプロピルアミン、トリメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、2−ジメチルアミノエタノール、2−ジエチルアミノエタノール、ジシクロヘキシルアミン、リジン、アルギニン、ヒスチジン、カフェイン、プロカイン、N,N−ジベンジルエチレンジアミン、クロロプロカイン、ヒドラバミン、コリン、ベタイン、エチレンジアミン、エチレンジアニリン、N−メチルグルカミン、グルコサミン、メチルグルカミン、テオブロミン、プリン、ピペラジン、ピペリジン、N−エチルピペリジン、ポリアミン樹脂などの塩を含む。上述のBerge et al.を参照。
本明細書で使用されるように、「処置」または「処置すること」または「緩和すること」または「寛解させること」は交換可能に使用される。こうした用語は、限定されないが、治療の有用性および/または予防的な利益を含む、有益な結果または望ましい結果を得るための手法を指す。「治療効果」は、処置されている基礎疾患の根絶または寛解を意味する。同様に、治療効果は、患者がまだ基礎疾患に罹っているにもかかわらず患者で改善が観察されるように、基礎疾患に関連する生理的な症状の1つ以上の根絶または寛解により達成される。予防的な効果については、たとえ特定の疾患の診断がなされていなくても、組成物は、実施形態によっては、この疾患にかかる危険に瀕している患者、または疾患の生理的な症状の1つ以上を報告している患者に投与される。
「プロドラッグ」は、いくつかの実施形態において、生理学的条件下で、または本明細書に記載される生物学的に活性な化合物への加溶媒分解によって変換される化合物を指すことを意味している。ゆえに、用語「プロドラッグ」は、薬学的に許容可能な生物学的に活性な化合物の前駆物質を指す。プロドラッグは、被験体に投与されるとき、一般に不活性であるが、例えば、加水分解によってインビボで活性化合物に変換される。プロドラッグ化合物は哺乳動物中で溶解度、組織適合性、または遅延放出という利点を有することが多い(例えば、Bundgard,H.,Design of Prodrugs(1985),pp.79,21 24(Elsevier,Amsterdam)を参照)。
本明細書で使用される略語は、化学分野および生物学分野の中でその従来の意味を有している。以下の略語は全体にわたって指示された意味を有する:Na2HPO4=リン酸水素二ナトリウム、AcOH=酢酸、aq.=水性の、NH4Cl=塩化アンモニウム、DCM=ジクロロメタン、DMPU=1,3−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2(1H)−ピリミジノン、ESI=エレクトロスプレーイオン化、EtOAc=、酢酸エチル、g=グラムh=時間、LCMS=液体クロマトグラフィー質量分析、LDA=リチウムジイソプロピルアミド、MgSO4=硫酸マグネシウム、m/z=質量電荷比、mg=ミリグラム、MeOH=メタノール、min=分、NMR=核磁気共鳴、rtまたはRT=室温、sat.=飽和した、NaHCO3=炭酸水素ナトリウム、NaBH4=水素化ホウ素ナトリウム、Na2CO3=炭酸ナトリウム、NaCl=塩化ナトリウム、Na2SO4=硫酸ナトリウム、Na2S2O3=チオ硫酸ナトリウム、TFA=トリフルオロ酢酸、および、THF=テトラヒドロフラン。
置換されたステロイド誘導体化合物
置換されたステロイド誘導体化合物はGR阻害剤である。こうした化合物やこの化合物を含む組成物は、癌、腫瘍性疾患、およびコルチゾン過剰症性疾患ならびに障害の処置に役立つ。
本明細書で提供されるいくつかの実施形態は、式(I)の構造を有する化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、またはプロドラッグを記載しており、
式中、
環Aはヘテロアリール、アリール、シクロアルキル、あるいはヘテロシクリルであり、
R1は、−H、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロアリール、−C(O)OR6、−C(O)NR4R5、−OC(O)OR6、−OC(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−S(O)R7、−SR7、−NR4S(O)2NR4R5、−P(O)(OR6)2、−P(O)(R6)2、−CN、−CO2H、または−NO2であり、
R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−C(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)NR4R5、−OC(O)OR6、−OC(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−S(O)R7、−SR7、−NR4S(O)2NR4R5、−CN、−CO2H、または−NO2であり、
R3は随意に置換されたアルキル、ハロ、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロアリール、−Si(R6)3、−OR6、あるいは−S(O)2R7であり、
R4とR5はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロアリール、−S(O)2R7、−C(O)N(R13)2、−C(O)R6、あるいは−C(O)OR6であり、
あるいは、同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、置換または非置換の複素環を形成し、
R6はそれぞれ独立して、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、または随意に置換されたヘテロアリールであり、
R7は随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、あるいは随意に置換されたヘテロアリールであり、
R8とR9はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、ハロ、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、−OH、−OR6、−NR4R5、−C(O)NR4R5、−CN、−S(O)2R7、−C(O)2H、−C(O)R6、あるいは−C(O)OR6であり、
あるいは、R8とR9は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する置換または非置換の環を形成し、
R10とR11はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、ハロ、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、−OH、−S(O)2R7、−C(O)2H、−C(O)R6、あるいは−C(O)OR6であり、
あるいは、R10とR11は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する置換または非置換の環を形成し、
R12は、水素、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、ジュウテロアルキル、ヒドロキシ、ハロ、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、または随意に置換されたヘテロアルキルであり、
R13はそれぞれ独立して、H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、あるいは随意に置換されたヘテロアリールであり、および、
nは0、1、2、3、または4である。
いくつかの実施形態において、
環Aは、単環式または二環式のヘテロアリール、単環式または二環式のアリール、単環式のシクロアルキル、あるいは単環式のヘテロシクリルであり、
R1は、−H、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、−P(O)(OR6)2、−CN、または−CO2Hであり、
R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、−CN、または−CO2Hであり、
R3は随意に置換されたアルキル、ハロ、ハロアルキル、ジュウテロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロアリール、−Si(R6)3、−OR6、あるいは−S(O)2R7であり、
R4とR5はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロアリール、−S(O)2R7、−C(O)N(R13)2、−C(O)R6、あるいは−C(O)OR6であり、
あるいは、同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、置換または非置換の4−、5−、あるいは6−員の複素環を形成し、
R6は、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、または随意に置換されたヘテロアリールであり、
R7は随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、あるいは随意に置換されたヘテロアリールであり、
R8とR9はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、ハロ、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、−OH、−S(O)2R7、−C(O)2H、−C(O)R6、または−C(O)OR6であり、
あるいは、R8とR9は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0または1つのヘテロ原子を含有する置換または非置換の3−、4−、5−、あるいは6−員の環を形成し、
R10とR11はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、ハロ、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、または−OHであり、
あるいは、R10とR11は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0または1つのヘテロ原子を含有する置換または非置換の3−、4−、5−、あるいは6−員の環を形成し、
R12は水素、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシ、ハロ、随意に置換されたカルボシクリル、または随意に置換されたヘテロアルキルであり、
R13はそれぞれ独立して、H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、あるいは随意に置換されたヘテロアリールであり、および、
nは0、1、2、3、または4である。
いくつかの実施形態において、
環Aはアリールまたは二環式ヘテロアリールであり、
R1は、−NR4R5、ハロ、−OR6、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C3−6ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、−P(O)(R6)2、−P(O)(OR6)2、または−CNであり、
R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、−OR6、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C1−6ヘテロアルキル、C3−6ヘテロシクリル、または−CNであり、
R3はC1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、カルボシクリル、またはヘテロシクリルアルキルであり、
R4とR5はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C1−6カルボシクリルアルキル、C2−6ヘテロシクリル、C1−6アルキルC3−6ヘテロシクリル、−S(O)2R7、または−C(O)N(R13)であり、
あるいは、同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、置換または非置換の4−、5−、あるいは6−員の複素環を形成し、
R6はアルキルであり、
R7はC1−6アルキル、C3−6カルボシクリル、あるいはハロまたはアルキルで随意に置換されたフェニルであり、
R8とR9はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、ハロ、またはC3−6カルボシクリルであり、
R10とR11はそれぞれ独立して、−HまたはC1−6アルキルであり、
R12は水素またはC1−6アルキルであり、
R13はそれぞれ独立して水素あるいはC1−6アルキルであり、および、
nは0、1、2、3、または4である。
いくつかの実施形態において、
環Aはフェニル、3−ベンゾジオキシキシリル(benzodioxyxlyl)または1,4−ベンゾジオキサニルであり、
R1は−NR4R5、ハロ、−OR6、アルキル、またはフルオロアルキルであり、
R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、アルキル、カルボシクリル、アルコキシ、または−CNであり、
R3はC1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、カルボシクリル、ジュウテロアルキル、またはヘテロアルキルであり、
R4とR5はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、ヘテロアルキル、または−S(O)2R7であり、
あるいは、同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、置換または非置換の4−、5−、あるいは6−員の複素環を形成し、
R6はアルキルであり、
R7はC1−6アルキル、C3−6カルボシクリル、あるいはハロまたはアルキルで随意に置換されたフェニルであり、
R8とR9はそれぞれ独立して−HまたはC1−6アルキルであり、
R10とR11はそれぞれ独立して、−Hであり、
R12は水素であり、
R13はそれぞれ独立して水素あるいはC1−6アルキルであり、および、
nは0、1、または2である。
いくつかの実施形態では、
環Aはフェニルであり、
R1は−NR4R5、−OR6、アルキル、またはフルオロアルキルであり、
R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、アルキルであり、
R3はC1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、カルボシクリル、ジュウテロアルキル、またはヘテロアルキルであり、
R4とR5はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、またはヘテロアルキルであり、
あるいは、同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、置換または非置換の4−、5−、あるいは6−員の複素環を形成し、
R6はアルキルであり、
R7はC1−6アルキル、C3−6カルボシクリル、あるいはハロまたはアルキルで随意に置換されたフェニルであり、
R8とR9はそれぞれ独立して−HまたはC1−6アルキルであり、
R10とR11はそれぞれ独立して、−Hであり、
R12は水素であり、
R13はそれぞれ独立して水素あるいはC1−6アルキルであり、および、
nは0、1、または2である。
いくつかの実施形態において、
環Aは、3−ベンゾジオキシキシリル(benzodioxyxlyl)または1,4−ベンゾジオキサニルであり、
R1は−Hであり、
R3はC1−6アルキルであり、
R8とR9はそれぞれ独立して−HまたはC1−6アルキルであり、
R10とR11はそれぞれ独立して、−Hであり、
R12は水素であり、
R13はそれぞれ独立して水素あるいはC1−6アルキルであり、および、
nは0である。
式(I)の実施形態のいずれかおよび全てに関して、置換基は、記載した代替物の部分集合の中から選択される。
いくつかの実施形態において、環Aは、単環式のアリール、二環式のアリール、単環式のヘテロアリール、または二環式のヘテロアリールである。いくつかの実施形態では、環Aは単環式のヘテロアリールまたは単環式のアリールである。いくつかの実施形態では、環Aは二環式のヘテロアリールまたは二環式のアリールである。いくつかの実施形態において、環AはN−結合ヘテロアリールである。いくつかの実施形態において、環AはC−結合ヘテロアリールである。いくつかの実施形態では、環Aはアリールである。
特定の実施形態では、環Aは、フェニル、ナフチル、フラニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、トリアジニル、キノリニル、イソキノリニル、キナゾリニル、キノキサリニル、ナフチリジニル、インドリル、インダゾリル、ベンゾキサゾリル、ベンズイソキサゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリル、ベンズイミダゾリル、プリニル、シンノリニル、フタラジニル、プテリジニル、ピリドピリミジニル、ピラゾロピリミジニル、または、アザインドリルである。いくつかの実施形態では、R1は、フラニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、またはトリアジニルである。いくつかの実施形態において、環Aはピリミジニル、ピリジニル、ピラジニル、トリアジニル、あるいはチアゾリルである。いくつかの実施形態において、環AはC−結合イミダゾリルである。いくつかの実施形態において、環AはN−結合イミダゾリルである。いくつかの実施形態では、環Aはピリミジニルである。いくつかの実施形態において、環Aはアルキルまたはアルコキシで随意に置換されたピリミジニルである。いくつかの実施形態では、環Aはピラジニルである。いくつかの実施形態では、環Aはトリアジニルである。いくつかの実施形態では、環Aはチアゾリルである。
いくつかの実施形態では、環Aはフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、またはピリダジニルである。いくつかの実施形態では、環Aはフェニルである。
いくつかの実施形態において、環Aは二環式のヘテロアリールである。ある実施形態では、環Aは随意に置換された3−ベンゾジオキシキシリル(benzodioxyxlyl)または1,4−ベンゾジオキサニルである。いくつかの実施形態では、環Aは非置換の3−ベンゾジオキシキシリル(benzodioxyxlyl)または1,4−ベンゾジオキサニルである。いくつかの実施形態では、環Aはフェニル、3−ベンゾジオキシキシリル(benzodioxyxlyl)、または1,4−ベンゾジオキサニルである。
いくつかの実施形態において、R1は、−H、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロアリール、−C(O)NR4R5、−OC(O)OR6、−OC(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−S(O)R7、−SR7、−NR4S(O)2NR4R5、−P(O)(OR6)2、−P(O)(R6)2、−CN、または−NO2である。いくつかの実施形態において、R1は、−H、−NR4R5、ハロ、−OR6、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロアリール、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、−P(O)(R6)2、−P(O)(OR6)2、または−CNである。いくつかの実施形態において、R1は、−H、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、−C(O)R6、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、−CN、または−CO2Hである。いくつかの実施形態において、R1は、−NR4R5、ハロ、−OR6、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、ヘテロアルキル、ヘテロシクリル、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、または−CNである。いくつかの実施形態において、R1は、−NR4R5、ハロ、−OR6、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C3−6ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、−P(O)(R6)2、−P(O)(OR6)2、または−CNである。いくつかの実施形態において、R1は、−NR4R5、ハロ、−OR6、−S(O)2NR4R5、−P(O)(R6)2、または−P(O)(OR6)2である。ある実施形態では、R1は−NR4R5、ハロ、−OR6、アルキル、またはフルオロアルキルである。ある実施形態では、R1はハロ、−OR6、またはアルキルである。他の実施形態では、R1は、−NMe2、−NHMe、−NH2、−NEt2、−NHEt、−NPr2、−NHPr、−N(i−Pr2)、−NH(i−Pr)、−NBu2、−NHBu、−NEt2、−NHEt、−N(i−Bu2)、−NH(i−Bu)、−NMeEt、−NMePr、−N(Me)(i−Pr)、−NMePr、−N(Me)(Bu)、−NMeBu、−NEtPr、−N(Et)(i−Pr)、−N(Et)(Bu)、−NEtBu、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ−プロポキシ、モルホリノ、またはピロリジノである。ある実施形態では、R1はC1−6アルキル、フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、またはC3−6ヘテロシクリルである。いくつかの実施形態では、R1は−Hである。いくつかの実施形態では、R1は−NR4R5である。いくつかの実施形態では、R1は−NMe2ある。いくつかの実施形態では、R1は−NHMeである。いくつかの実施形態では、R1は−NH2である。いくつかの実施形態では、R1は−NMeEtである。いくつかの実施形態では、R1は−NEt2である。いくつかの実施形態では、R1はハロである。いくつかの実施形態では、R1はフルオロである。いくつかの実施形態では、R1はクロロである。いくつかの実施形態では、R1はブロモである。いくつかの実施形態では、R1はC1−6アルキルである。いくつかの実施形態では、R1はメチルである。いくつかの実施形態では、R1はエチルである。いくつかの実施形態では、R1はプロピルである。いくつかの実施形態では、R1はイソ−プロピルである。いくつかの実施形態では、R1はカルボシクリルである。いくつかの実施形態では、R1はシクロプロピルである。いくつかの実施形態では、R1はシクロブチルである。いくつかの実施形態では、R1はシクロペンチルである。いくつかの実施形態では、R1はシクロヘキシルである。いくつかの実施形態では、R1は−OR6である。いくつかの実施形態では、R1はメトキシである。いくつかの実施形態では、R1はエトキシである。いくつかの実施形態では、R1はプロポキシである。いくつかの実施形態では、R1はイソ−プロポキシである。いくつかの実施形態では、R1はヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R1は、アゼタジノ、モルホリノ、チオモルホリノ、ピペリジノ、ピペラジノ、またはピロリジノである。いくつかの実施形態では、R1はモルホリノである。いくつかの実施形態では、R1はピロリジノである。いくつかの実施形態では、R1はアゼタジノである。
他の実施形態では、R1は、随意に置換された単環式のアリール、随意に置換された二環式のアリール、随意に置換された単環式のヘテロアリール、または随意に置換された二環式のヘテロアリールである。ある実施形態では、R1は、フェニル、ナフチル、フラニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、トリアジニル、キノリニル、イソキノリニル、キナゾリニル、キノキサリニル、ナフチリジニル、インドリル、インダゾリル、ベンゾキサゾリル、ベンズイソオキサゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリル、ベンズイミダゾリル、プリニル、シンノリニル、フタラジニル、プテリジニル、ピリドピリミジニル、ピラゾロピリミジニル、またはアザインドリルである。いくつかの実施形態では、R1は、フラニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、またはトリアジニルである。いくつかの実施形態において、R1はピリミジニル、ピリジニル、ピラジニル、トリアジニル、あるいはチアゾリルである。特定の実施形態において、R1はC−結合イミダゾリルである。特定の実施形態において、R1はN−結合イミダゾリルである。いくつかの実施形態では、R1はピリミジニルである。いくつかの実施形態において、R1はアルキルまたはアルコキシで随意に置換されたピリミジニルである。いくつかの実施形態では、R1はピラジニルである。いくつかの実施形態では、R1はトリアジニルである。いくつかの実施形態では、R1はチアゾリルである。
ある実施形態では、R1は、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。ある実施形態では、R1は、ハロ、アルキル、またはアルコキシで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R1は、フルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R1は、フルオロまたはメチルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R1は、メチルまたはメトキシで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−C(O)R6、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、アルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、アルキル、ハロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)R6、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、−OR6、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、−CN、または−CO2Hである。特定の実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、−OR6、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、ヘテロアルキル、ヘテロシクリル、−S(O)2NR4R5、−NR4S(O)2NR4R5、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、C1−6アルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C1−6アルキルC3−6カルボシクリル、C1−6ヘテロアルキル、C3−6ヘテロシクリル、C1−6アルキルC3−6ヘテロシクリル、C1−6ヒドロキシアルキル、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−C(O)R6、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、−OR6、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C1−6ヘテロアルキル、C3−6ヘテロシクリル、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、アルキル、カルボシクリル、アルコキシ、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、アルキル、またはアルコキシである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、メチル、メトキシ、エチル、プロピル、イソ−プロピル、シクロプロピル、フルオロ、クロロ、または−NMe2である。いくつかの実施形態では、R2はそれぞれ、−NMe2、−NHMe、−NH2、−NEt2、−NHEt、−NPr2、−NHPr、−N(i−Pr2)、−NH(i−Pr)、−NBu2、−NHBu、−NEt2、−NHEt、−N(i−Bu2)、−NH(i−Bu)、−NMeEt、−NMePr、−N(Me)(i−Pr)、−NMePr、−N(Me)(Bu)、−NMeBu、−NEtPr、−N(Et)(i−Pr)、−N(Et)(Bu)、−NEtBu、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ−プロポキシ、モルホリノ、またはピロリジノである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、メチル、メトキシ、イソ−プロピル、シクロプロピル、フルオロ、クロロ、または−NMe2である。いくつかの実施形態では、R2はメトキシである。いくつかの実施形態では、R2はメチルである。いくつかの実施形態では、R2はエチルである。いくつかの実施形態では、R2はイソ−プロピルである。いくつかの実施形態では、R2はプロピルである。いくつかの実施形態では、R2はシクロプロピルである。いくつかの実施形態では、R2はシクロブチルである。いくつかの実施形態では、R2はフルオロである。いくつかの実施形態では、R2はクロロである。いくつかの実施形態では、R2は−NMe2ある。いくつかの実施形態では、R2は−NH2である。いくつかの実施形態では、R2は−NHMeである。いくつかの実施形態では、R1は−NMeEtである。
ある実施形態では、R2はそれぞれ独立して、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、フルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、フルオロまたはメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R3はアルキル、ハロ、ハロアルキル、ジュウテロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、ヘテロアリール、−Si(R6)3、−OR6、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、R3は、アルキル、ハロ、ハロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、あるいはヘテロアルキルである。いくつかの実施形態において、R3は、随意に置換されたC1−10アルキル、ハロ、ハロアルキル、ジュウテロアルキル、カルボシクリル、随意に置換されたアリール、あるいは随意に置換されたヘテロアリールであり、R3は、ハロ、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、−NR4R5、または−S(O)2R7で随意に置換される。いくつかの実施形態において、R3は、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6ジュウテロアルキル、C3−6カルボシクリル、C3−6カルボシクリルC1−6アルキル、C3−6ヘテロシクリル、C3−6ヘテロシクリルC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R3は、アルキル、ハロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、あるいはヘテロアルキルである。いくつかの実施形態において、R3は、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、カルボシクリル、あるいはヘテロシクリルアルキルである。ある実施形態では、R3はC3−8アルキル、またはC1−6フルオロアルキルである。いくつかの実施形態では、R3はC1−6アルキルである。いくつかの実施形態では、R3はC1−8アルキルである。いくつかの実施形態では、R3はC2−8アルキルである。いくつかの実施形態では、R3はC3−6アルキルである。いくつかの実施形態では、R3はメチルである。いくつかの実施形態では、R3はエチルである。いくつかの実施形態では、R3はプロピルである。いくつかの実施形態では、R3はi−プロピルである。いくつかの実施形態では、R3はt−ブチルである。いくつかの実施形態では、R3はブチルである。いくつかの実施形態では、R3はイソブチルである。いくつかの実施形態では、R3はsec−ブチルである。いくつかの実施形態では、R3はカルボシクリルである。いくつかの実施形態では、R3はシクロプロピルである。いくつかの実施形態では、R3はシクロブチルである。いくつかの実施形態では、R3はシクロペンチルである。いくつかの実施形態では、R3はシクロヘキシルである。いくつかの実施形態では、R3はハロである。いくつかの実施形態では、R3はフルオロである。いくつかの実施形態では、R3はクロロである。いくつかの実施形態では、R3はブロモである。いくつかの実施形態では、R3はトリフルオロメチルである。いくつかの実施形態では、R3はヒドロキシアルキルである。いくつかの実施形態では、R3は重水素化メチルである。いくつかの実施形態において、R3は−Si(R6)3である。いくつかの実施形態において、R3は−Si(Me)3である。いくつかの実施形態において、R3は−Si(Ph)3である。いくつかの実施形態では、R3は−OR6である。いくつかの実施形態において、R3は−S(O)2R7である。
他の実施形態において、R3は随意に置換されたアリール、または随意に置換されたヘテロアリールである。ある実施形態では、R3は、フェニル、フラニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、またはトリアジニルである。いくつかの実施形態において、R3は、ハロ、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、−NR4R5、または−S(O)2R7で随意に置換されたフェニルである。いくつかの実施形態において、R3は、ハロ、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、−NR4R5、または−S(O)2R7で随意に置換されたピリジニルである。いくつかの実施形態では、R3はフェニルである。いくつかの実施形態では、R3はピリジニルである。
ある実施形態では、R3は、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、−NR4R5、−S(O)2R7、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R3は、クロロ、フルオロ、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ−プロポキシ、、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、メチルアミノ、アミノ、−S(O)2Me、またはトリフルオロメチルで随意に置換される。ある実施形態では、R3は、クロロ、フルオロ、メチル、ヒドロキシ、メトキシ、ジメチルアミノ、−S(O)2Me、またはトリフルオロメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、−S(O)2R7、または−C(O)N(R13)2である。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C1−6カルボシクリルアルキル、C2−6ヘテロシクリル、C1−6アルキルC3−6ヘテロシクリル、−S(O)2R7、または−C(O)N(R13)2である。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C3−5ヘテロシクリル、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態では、R4とR5はそれぞれ独立して、−Hまたはアルキルである。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、メチル、エチル、プロピル、またはイソ−プロピルである。いくつかの実施形態では、R4とR5は−Hである。いくつかの実施形態では、R4とR5はメチルである。いくつかの実施形態において、R4はメチルであり、R5はエチルである。いくつかの実施形態において、R4はメチルであり、R5はプロピルである。いくつかの実施形態において、R4はメチルであり、R5はイソ−プロピルである。いくつかの実施形態において、R4はHであり、R5はイソ−プロピルである。いくつかの実施形態では、R4とR5はそれぞれ独立して、−Hまたは−C(O)N(R13)2である。
他の実施形態において、同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−3のヘテロ原子をさらに含有する置換または非置換の4−、5−、または6−員の環複素環を形成する。いくつかの実施形態において、同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、0または1の酸素ヘテロ原子をさらに含有する4−、5−、あるいは6−員の複素環を形成する。他の実施形態において、同じN原子に結合したR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−から選択された1つのヘテロ原子をさらに含有する置換または非置換の4−、5−、あるいは6−員の環複素環を形成する。他の実施形態において、同じN原子に結合したR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、1つの酸素ヘテロ原子をさらに含有する4−、5−、あるいは6−員の環複素環を形成する。他の実施形態において、同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、4−、5−、または6−員の環を形成する。いくつかの実施形態において、4−、5−、または6−員の環は
である。
ある実施形態では、R4とR5はそれぞれ独立して、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、フルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、フルオロまたはメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R6は、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたカルボシクリル、または随意に置換されたヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R6は、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、または随意に置換されたヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R6はアルキル、アリール、カルボシクリル、またはヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R6はアルキル、カルボシクリル、またはヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R6はアルキル、カルボシクリル、あるいはフルオロアルキルである。いくつかの実施形態において、R6は、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、またはC3−6ヘテロシクリルである。ある実施形態では、R6はC1−6アルキルである。ある実施形態では、R6は、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、またはtert−ブチルである。いくつかの実施形態では、R6は随意に置換されたフェニルである。
いくつかの実施形態において、R7は、アルキル、カルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、または随意に置換されたヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R7は、C1−6アルキル、C3−6カルボシクリル、あるいはハロまたはアルキルで随意に置換されたアリールである。いくつかの実施形態において、R7は、C1−6アルキル、C3−6カルボシクリル、あるいはハロまたはアルキルで随意に置換されたフェニルである。いくつかの実施形態では、R7は随意に置換されたベンジルである。いくつかの実施形態では、R7はC3−6カルボシクリルである。いくつかの実施形態では、R7はフェニルである。いくつかの実施形態において、R7は1−4のC1−6アルキル置換基またはフルオロ置換基で置換されたフェニルである。いくつかの実施形態において、R7はC1−6アルキル置換基またはフルオロ置換基で置換されたフェニルである。いくつかの実施形態において、R7はアルキル、カルボシクリル、アラルキル、またはヘテロシクリルである。
ある実施形態では、R7は、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R7は、フルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R7は、フルオロまたはメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R8とR9はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、ハロ、C3−6カルボシクリル、C1−6アルキルC3−6カルボシクリル、C1−6ヘテロアルキル、C3−6ヘテロシクリル、C1−6アルキルC3−6ヘテロシクリル、−OH、−OR6、−NR4R5、−C(O)NR4R5、−CN、−S(O)2R7、−C(O)2H、−C(O)R6、または−C(O)OR6であり、あるいは、R8とR9は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する環を形成する。いくつかの実施形態において、R8とR9はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、ハロ、C3−6カルボシクリル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ−プロポキシ、−NH2、−NMe2、−NHMe、−NEt2、−C(O)NH2、−C(O)NMe2、−C(O)NHMe、または−CNである。いくつかの実施形態において、R8とR9はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、ハロ、またはC3−6カルボシクリルである。いくつかの実施形態において、R8とR9はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、またはC3−6カルボシクリルである。いくつかの実施形態において、R8とR9はそれぞれ独立して、−HまたはC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R8は−Hであり、R9はC1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、、またはC3−6カルボシクリルである。いくつかの実施形態において、R8は−Hであり、R9はアルキルである。いくつかの実施形態において、R8はC1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、またはC3−6カルボシクリルであり、R9は−Hである。いくつかの実施形態において、R8はメチルであり、R9は−Hである。いくつかの実施形態において、R8とR9は−Hである。いくつかの実施形態において、R8とR9はC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R8とR9はメチルである。
他の実施形態では、R8とR9は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する3−、4−、5−、あるいは6−員の環を形成する。いくつかの実施形態において、R8とR9は、それらが結合している原子と一体となって、3−、4−、5−、あるいは6−員の環状炭素を形成する。
いくつかの実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、アルキル、ハロ、ハロアルキル、カルボシクリル、ヘテロアルキル、または−OHである。他の実施形態では、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、C1−6、アルキル、ハロ、C1−6アルコキシ、または−OHである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−HまたはC1−6アルキルである。ある実施形態では、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、フルオロ、クロロ、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、あるいはtert−ブチルである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、フルオロ、またはメチルである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはメチルである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはフルオロである。いくつかの実施形態において、R10とR11は両方とも−Hである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはメトキシである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたは−OHである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはフルオロである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはクロロである。
いくつかの実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、アルキル、ハロ、ハロアルキル、カルボシクリル、ヘテロアルキル、または−OHであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。他の実施形態では、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、ハロ、C1−6アルコキシ、または−OHであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−HまたはC1−6アルキルであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態では、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、フルオロ、クロロ、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、あるいはtert−ブチルであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、フルオロ、またはメチルであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはメチルであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態では、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hあるいはフルオロであり、ここで、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはメトキシであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたは−OHであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態では、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hあるいはフルオロであり、ここで、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはクロロであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。
いくつかの実施形態において、R10とR11はメチルである。いくつかの実施形態において、R10とR11はエチルである。いくつかの実施形態において、R10とR11はプロピルである。いくつかの実施形態において、R10とR11はフルオロである。いくつかの実施形態において、R10とR11はクロロである。いくつかの実施形態において、R10とR11はブロモである。いくつかの実施形態において、R10とR11はメトキシである。いくつかの実施形態において、R10とR11はエトキシである。いくつかの実施形態において、R10とR11は−OHである。
いくつかの実施形態において、R10とR11は、それらが結合している原子と一体となって、3−、4−、5−、あるいは6−員の環を形成する。いくつかの実施形態において、R10とR11は、それらが結合している原子と一体となって、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、あるいはシクロヘキシルを形成する。いくつかの実施形態において、R10とR11は、それらが結合している原子と一体となって、シクロプロピルを形成する。
ある実施形態では、R10とR11は、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R10とR11は、フルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R10とR11は、フルオロまたはメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R12は、水素、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6ジュウテロアルキル、C3−6カルボシクリル、C3−6カルボシクリルC1−6アルキル、C3−6ヘテロシクリル、C3−6ヘテロシクリルC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R12は、水素、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボシクリル、あるいはヘテロアルキルである。いくつかの実施形態において、R12は、水素、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、カルボシクリル、あるいはヘテロシクリルアルキルである。ある実施形態では、R12はC1−6アルキルまたはC1−6フルオロアルキルである。いくつかの実施形態において、R12は、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6ジュウテロアルキル、C3−6カルボシクリル、C3−6カルボシクリルC1−6アルキル、C3−6ヘテロシクリル、C3−6ヘテロシクリルC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R12は、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボシクリル、あるいはヘテロアルキルである。いくつかの実施形態において、R12は、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、カルボシクリル、あるいはヘテロシクリルアルキルである。ある実施形態では、R12はC1−6アルキルまたはC1−6フルオロアルキルである。特定の実施形態において、R12は水素である。いくつかの実施形態において、R12はC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R12はC1−3アルキルである。いくつかの実施形態では、R12はC2−8アルキルである。いくつかの実施形態では、R12はC3−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R12はメチルである。いくつかの実施形態では、R12はエチルである。いくつかの実施形態では、R12はプロピルである。いくつかの実施形態では、R12はi−プロピルである。いくつかの実施形態では、R12はt−ブチルである。いくつかの実施形態において、R12はブチルである。いくつかの実施形態において、R12はイソブチルである。いくつかの実施形態では、R12はsec−ブチルである。いくつかの実施形態において、R12はカルボシクリルである。いくつかの実施形態では、R12はシクロプロピルである。いくつかの実施形態において、R12はシクロブチルである。いくつかの実施形態において、R12はシクロペンチルである。いくつかの実施形態において、R12はシクロヘキシルである。いくつかの実施形態において、R12はトリフルオロメチルである。いくつかの実施形態において、R12はヒドロキシアルキルである。いくつかの実施形態において、R12は重水素化メチルである。
ある実施形態では、R12は、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R12は、フルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R12は、フルオロまたはメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して、水素、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、または随意に置換されたヘテロアリールである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して、水素、随意に置換されたアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、または随意に置換されたアリールである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して、随意に置換されたアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、またはヘテロアリールである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立してアルキルまたはアリールである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して水素またはC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して、水素、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、またはヘキシルである。いくつかの実施形態では、R13はそれぞれ独立して、水素、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、またはtert−ブチルである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して水素またはメチルである。いくつかの実施形態では、R13はHである。他の実施形態では、R13はアルキルである。他の実施形態では、R13はアリールである。
いくつかの実施形態において、nは0、1、または2である。いくつかの実施形態において、nは0、1、または2である。いくつかの実施形態において、nは1または2である。いくつかの実施形態において、nは3または4である。いくつかの実施形態では、nは0である。いくつかの実施形態において、nは1である。いくつかの実施形態において、nは2である。いくつかの実施形態において、nは3である。
様々な変数について上に記載された基の任意の組み合わせが本明細書で企図される。明細書全体にわたって、基およびそれらの置換基は、安定した部分と化合物を提供するために当業者によって選択される。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(Ia)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(Ib)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(Ic)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(Id)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(Ie)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(If)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(Ig)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(Ih)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(Ii)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(Ij)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(Ik)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(Im)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(In)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(Io)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(Ip)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(Iq)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態では、化合物は式(Ir)または式(Is)の以下の構造を有し、
環Bは、随意に置換された縮合カルボシクリル、随意に置換された縮合ヘテロシクリル、随意に置換された縮合アリール、または随意に置換された縮合ヘテロアリールであり、および、nは0、1、2、または3である。
本明細書で提供されるいくつかの実施形態は、式(II)の構造を有する化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、またはプロドラッグを記載しており、
式中、
環Aはヘテロアリール、アリール、シクロアルキル、あるいはヘテロシクリルであり、
R1は、−H、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロアリール、−C(O)OR6、−C(O)NR4R5、−OC(O)OR6、−OC(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−S(O)R7、−SR7、−NR4S(O)2NR4R5、−P(O)(OR6)2、−P(O)(R6)2、−CN、−CO2H、または−NO2であり、
R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−C(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)NR4R5、−OC(O)OR6、−OC(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−S(O)R7、−SR7、−NR4S(O)2NR4R5、−CN、−CO2H、または−NO2であり、
R3は随意に置換されたアルキル、ハロ、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロアリール、−Si(R6)3、−OR6、あるいは−S(O)2R7であり、
R4とR5はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロアリール、−S(O)2R7、−C(O)N(R13)2、−C(O)R6、あるいは−C(O)OR6であり、
あるいは、同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、置換または非置換の複素環を形成し、
R6はそれぞれ独立して、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、または随意に置換されたヘテロアリールであり、
R7は随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、あるいは随意に置換されたヘテロアリールであり、
R13はそれぞれ独立して、H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、あるいは随意に置換されたヘテロアリールであり、
R14は水素またはメチルであり、および、
nは0、1、2、3、または4である。
いくつかの実施形態において、
環Aはアリールまたは二環式のヘテロアリールであり、
R1は、−NR4R5、ハロ、−OR6、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C3−6ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、−P(O)(R6)2、−P(O)(OR6)2、または−CNであり、
R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、−OR6、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C1−6ヘテロアルキル、C3−6ヘテロシクリル、または−CNであり、
R3はC1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、カルボシクリル、またはヘテロシクリルアルキルであり、
R4とR5はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C1−6カルボシクリルアルキル、C2−6ヘテロシクリル、C1−6アルキルC3−6ヘテロシクリル、−S(O)2R7、または−C(O)N(R13)であり、あるいは、
同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、置換または非置換の4−、5−、あるいは6−員の複素環を形成し、
R6はアルキルであり、R7はC1−6アルキル、C3−6カルボシクリル、あるいはハロまたはアルキルで随意に置換されたフェニルであり、
R13はそれぞれ独立して水素あるいはC1−6アルキルであり、
R14は水素またはメチルであり、および、
nは0、1、2、3、または4である。
いくつかの実施形態において、
環Aはフェニル、3−ベンゾジオキシキシリル(benzodioxyxlyl)、または1,4−ベンゾジオキサニルであり、R1は−NR4R5、ハロ、−OR6、アルキル、またはフルオロアルキルであり、
R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、アルキル、カルボシクリル、アルコキシ、または−CNであり、
R3はC1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、カルボシクリル、ジュウテロアルキル、またはヘテロアルキルであり、
R4とR5はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、ヘテロアルキル、または−S(O)2R7であり、あるいは、
同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、置換または非置換の4−、5−、あるいは6−員の複素環を形成し、
R6はアルキルであり、
R7はC1−6アルキル、C3−6カルボシクリル、あるいはハロまたはアルキルで随意に置換されたフェニルであり、
R13はそれぞれ独立して水素あるいはC1−6アルキルであり、
R14は水素であり、
nは0、1、または2である。
いくつかの実施形態では、
環Aはフェニルであり、
R1は−NR4R5、−OR6、アルキル、またはフルオロアルキルであり、
R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、アルキルであり、
R3はC1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、カルボシクリル、ジュウテロアルキル、またはヘテロアルキルであり、
R4とR5はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、またはヘテロアルキルであり、あるいは、
同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、置換または非置換の4−、5−、あるいは6−員の複素環を形成し、
R6はアルキルであり、
R7はC1−6アルキル、C3−6カルボシクリル、あるいはハロまたはアルキルで随意に置換されたフェニルであり、
R13はそれぞれ独立して水素あるいはC1−6アルキルであり、
R14は水素であり、
nは0、1、または2である。
いくつかの実施形態において、
環Aは、3−ベンゾジオキシキシリル(benzodioxyxlyl)または1,4−ベンゾジオキサニルであり、
R1は−Hであり、
R3はC1−6アルキルであり、
R13はそれぞれ独立して水素あるいはC1−6アルキルであり、
R14は水素であり、
nは0である。
式(II)の実施形態のいずれかおよび全てに関して、置換基は、記載した代替物の部分集合の中から選択される。
いくつかの実施形態において、環Aは、単環式のアリール、二環式のアリール、単環式のヘテロアリール、あるいは二環式のヘテロアリールである。いくつかの実施形態では、環Aは単環式のヘテロアリールまたは単環式のアリールである。いくつかの実施形態では、環Aは二環式のヘテロアリールまたは二環式のアリールである。いくつかの実施形態において、環AはN−結合ヘテロアリールである。いくつかの実施形態において、環AはC−結合ヘテロアリールである。いくつかの実施形態では、環Aはアリールである。
ある実施形態では、環Aは、フェニル、ナフチル、フラニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、トリアジニル、キノリニル、イソキノリニル、キナゾリニル、キノキサリニル、ナフチリジニル、インドリル、インダゾリル、ベンゾキサゾリル、ベンズイソオキサゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリル、ベンズイミダゾリル、プリニル、シンノリニル、フタラジニル、プテリジニル、ピリドピリミジニル、ピラゾロピリミジニル、または、アザインドリルである。いくつかの実施形態では、R1は、フラニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、またはトリアジニルである。いくつかの実施形態において、環Aはピリミジニル、ピリジニル、ピラジニル、トリアジニル、あるいはチアゾリルである。いくつかの実施形態において、環AはC−結合イミダゾリルである。いくつかの実施形態において、環AはN−結合イミダゾリルである。いくつかの実施形態では、環Aはピリミジニルである。いくつかの実施形態において、環Aはアルキルまたはアルコキシで随意に置換されたピリミジニルである。いくつかの実施形態では、環Aはピラジニルである。いくつかの実施形態では、環Aはトリアジニルである。いくつかの実施形態では、環Aはチアゾリルである。
いくつかの実施形態では、環Aはフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、またはピリダジニルである。いくつかの実施形態では、環Aはフェニルである。
いくつかの実施形態において、環Aは二環式のヘテロアリールである。ある実施形態では、環Aは随意に置換された3−ベンゾジオキシキシリル(benzodioxyxlyl)または1,4−ベンゾジオキサニルである。いくつかの実施形態では、環Aは非置換の3−ベンゾジオキシキシリル(benzodioxyxlyl)または1,4−ベンゾジオキサニルである。
いくつかの実施形態において、R1は、−H、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロアリール、−C(O)NR4R5、−OC(O)OR6、−OC(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−S(O)R7、−SR7、−NR4S(O)2NR4R5、−P(O)(OR6)2、−P(O)(R6)2、−CN、または−NO2である。いくつかの実施形態において、R1は、−H、−NR4R5、ハロ、−OR6、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロアリール、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、−P(O)(R6)2、−P(O)(OR6)2、または−CNである。いくつかの実施形態において、R1は、−H、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、−C(O)R6、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、−CN、または−CO2Hである。いくつかの実施形態において、R1は、−NR4R5、ハロ、−OR6、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、ヘテロアルキル、ヘテロシクリル、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、または−CNである。いくつかの実施形態において、R1は、−NR4R5、ハロ、−OR6、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C3−6ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、−P(O)(R6)2、−P(O)(OR6)2、または−CNである。いくつかの実施形態において、R1は、−NR4R5、ハロ、−OR6、−S(O)2NR4R5、−P(O)(R6)2、または−P(O)(OR6)2である。ある実施形態では、R1は−NR4R5、ハロ、−OR6、アルキル、またはフルオロアルキルである。ある実施形態では、R1はハロ、−OR6、またはアルキルである。他の実施形態では、R1は、−NMe2、−NHMe、−NH2、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ−プロポキシ、モルホリノ、またはピロリジノである。ある実施形態では、R1はC1−6アルキル、フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、またはC3−6ヘテロシクリルである。いくつかの実施形態では、R1は−Hである。いくつかの実施形態では、R1は−NR4R5である。いくつかの実施形態では、R1は−NMe2ある。いくつかの実施形態では、R1は−NHMeである。いくつかの実施形態では、R1は−NH2である。いくつかの実施形態では、R1は−NMeEtである。いくつかの実施形態では、R1は−NEt2である。いくつかの実施形態では、R1はハロである。いくつかの実施形態では、R1はフルオロである。いくつかの実施形態では、R1はクロロである。いくつかの実施形態では、R1はブロモである。いくつかの実施形態では、R1はC1−6アルキルである。いくつかの実施形態では、R1はメチルである。いくつかの実施形態では、R1はエチルである。いくつかの実施形態では、R1はプロピルである。いくつかの実施形態では、R1はイソ−プロピルである。いくつかの実施形態では、R1はカルボシクリルである。いくつかの実施形態では、R1はシクロプロピルである。いくつかの実施形態では、R1はシクロブチルである。いくつかの実施形態では、R1はシクロペンチルである。いくつかの実施形態では、R1はシクロヘキシルである。いくつかの実施形態では、R1は−OR6である。いくつかの実施形態では、R1はメトキシである。いくつかの実施形態では、R1はエトキシである。いくつかの実施形態では、R1はプロポキシである。いくつかの実施形態では、R1はイソ−プロポキシである。いくつかの実施形態では、R1はヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R1はアゼタジノ、モルホリノ、チオモルホリノ、ピペリジノ、ピペラジノ、またはピロリジノである。いくつかの実施形態では、R1はモルホリノである。いくつかの実施形態では、R1はピロリジノである。いくつかの実施形態では、R1はアゼタジノである。
他の実施形態では、R1は、随意に置換された単環式のアリール、随意に置換された二環式のアリール、随意に置換された単環式のヘテロアリール、または随意に置換された二環式のヘテロアリールである。ある実施形態では、R1は、フェニル、ナフチル、フラニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、トリアジニル、キノリニル、イソキノリニル、キナゾリニル、キノキサリニル、ナフチリジニル、インドリル、インダゾリル、ベンゾキサゾリル、ベンズイソオキサゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリル、ベンズイミダゾリル、プリニル、シンノリニル、フタラジニル、プテリジニル、ピリドピリミジニル、ピラゾロピリミジニル、またはアザインドリルである。いくつかの実施形態では、R1は、フラニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、またはトリアジニルである。いくつかの実施形態において、R1はピリミジニル、ピリジニル、ピラジニル、トリアジニル、あるいはチアゾリルである。特定の実施形態において、R1はC−結合イミダゾリルである。特定の実施形態において、R1はN−結合イミダゾリルである。いくつかの実施形態では、R1はピリミジニルである。いくつかの実施形態において、R1はアルキルまたはアルコキシで随意に置換されたピリミジニルである。いくつかの実施形態では、R1はピラジニルである。いくつかの実施形態では、R1はトリアジニルである。いくつかの実施形態では、R1はチアゾリルである。
ある実施形態では、R1は、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。ある実施形態では、R1は、ハロ、アルキル、またはアルコキシで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R1は、フルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R1は、フルオロまたはメチルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R1は、メチルまたはメトキシで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−C(O)R6、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、アルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、アルキル、ハロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)R6、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、−OR6、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、−CN、または−CO2Hである。特定の実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、−OR6、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、ヘテロアルキル、ヘテロシクリル、−S(O)2NR4R5、−NR4S(O)2NR4R5、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、C1−6アルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C1−6アルキルC3−6カルボシクリル、C1−6ヘテロアルキル、C3−6ヘテロシクリル、C1−6アルキルC3−6ヘテロシクリル、C1−6ヒドロキシアルキル、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−C(O)R6、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、−OR6、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C1−6ヘテロアルキル、C3−6ヘテロシクリル、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、アルキル、カルボシクリル、アルコキシ、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、アルキル、またはアルコキシである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、メチル、メトキシ、エチル、プロピル、イソ−プロピル、シクロプロピル、フルオロ、クロロ、または−NMe2である。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、メチル、メトキシ、イソ−プロピル、シクロプロピル、フルオロ、クロロ、または−NMe2である。いくつかの実施形態では、R2はメトキシである。いくつかの実施形態では、R2はメチルである。いくつかの実施形態では、R2はエチルである。いくつかの実施形態では、R2はイソ−プロピルである。いくつかの実施形態では、R2はプロピルである。いくつかの実施形態では、R2はシクロプロピルである。いくつかの実施形態では、R2はシクロブチルである。いくつかの実施形態では、R2はフルオロである。いくつかの実施形態では、R2はクロロである。いくつかの実施形態では、R2は−NMe2ある。いくつかの実施形態では、R2は−NH2である。いくつかの実施形態では、R2は−NHMeである。いくつかの実施形態では、R1は−NMeEtである。
ある実施形態では、R2はそれぞれ独立して、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、フルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、フルオロまたはメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R3はアルキル、ハロ、ハロアルキル、ジュウテロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、アリール、ヘテロアリール、−Si(R6)3、−OR6、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、R3は、アルキル、ハロ、ハロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、あるいはヘテロアルキルである。いくつかの実施形態において、R3は、随意に置換されたC1−10アルキル、ハロ、ハロアルキル、ジュウテロアルキル、カルボシクリル、随意に置換されたアリール、あるいは随意に置換されたヘテロアリールであり、R3は、ハロ、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、−NR4R5、または−S(O)2R7で随意に置換される。いくつかの実施形態において、R3は、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6ジュウテロアルキル、C3−6カルボシクリル、C3−6カルボシクリルC1−6アルキル、C3−6ヘテロシクリル、C3−6ヘテロシクリルC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R3は、アルキル、ハロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、あるいはヘテロアルキルである。いくつかの実施形態において、R3は、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、カルボシクリル、あるいはヘテロシクリルアルキルである。ある実施形態では、R3はC3−8アルキル、またはC1−6フルオロアルキルである。いくつかの実施形態では、R3はC1−6アルキルである。いくつかの実施形態では、R3はC1−8アルキルである。いくつかの実施形態では、R3はC2−8アルキルである。いくつかの実施形態では、R3はC3−6アルキルである。いくつかの実施形態では、R3はメチルである。いくつかの実施形態では、R3はエチルである。いくつかの実施形態では、R3はプロピルである。いくつかの実施形態では、R3はi−プロピルである。いくつかの実施形態では、R3はt−ブチルである。いくつかの実施形態では、R3はブチルである。いくつかの実施形態では、R3はイソブチルである。いくつかの実施形態では、R3はsec−ブチルである。いくつかの実施形態では、R3はカルボシクリルである。いくつかの実施形態では、R3はシクロプロピルである。いくつかの実施形態では、R3はシクロブチルである。いくつかの実施形態では、R3はシクロペンチルである。いくつかの実施形態では、R3はシクロヘキシルである。いくつかの実施形態では、R3はハロである。いくつかの実施形態では、R3はフルオロである。いくつかの実施形態では、R3はクロロである。いくつかの実施形態では、R3はブロモである。いくつかの実施形態では、R3はトリフルオロメチルである。いくつかの実施形態では、R3はヒドロキシアルキルである。いくつかの実施形態では、R3は重水素化メチルである。いくつかの実施形態において、R3は−Si(R6)3である。いくつかの実施形態において、R3は−Si(Me)3である。いくつかの実施形態において、R3は−Si(Ph)3である。いくつかの実施形態では、R3は−OR6である。いくつかの実施形態において、R3は−S(O)2R7である。
他の実施形態において、R3は随意に置換されたアリールまたは随意に置換されたヘテロアリールである。ある実施形態では、R3は、フェニル、フラニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、またはトリアジニルである。いくつかの実施形態において、R3は、ハロ、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、−NR4R5、または−S(O)2R7で随意に置換されたフェニルである。いくつかの実施形態において、R3は、ハロ、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、−NR4R5、または−S(O)2R7で随意に置換されたピリジニルである。いくつかの実施形態では、R3はフェニルである。いくつかの実施形態では、R3はピリジニルである。
ある実施形態では、R3はハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、−NR4R5、−S(O)2R7、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R3は、クロロ、フルオロ、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ−プロポキシ、、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、メチルアミノ、アミノ、−S(O)2Me、またはトリフルオロメチルで随意に置換される。ある実施形態では、R3は、クロロ、フルオロ、メチル、ヒドロキシ、メトキシ、ジメチルアミノ、−S(O)2Me、またはトリフルオロメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、−S(O)2R7、または−C(O)N(R13)2である。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C1−6カルボシクリルアルキル、C2−6ヘテロシクリル、C1−6アルキルC3−6ヘテロシクリル、−S(O)2R7、または−C(O)N(R13)2である。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C3−5ヘテロシクリル、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、メチル、エチル、プロピル、またはイソ−プロピルである。いくつかの実施形態では、R4とR5は−Hである。いくつかの実施形態では、R4とR5はメチルである。いくつかの実施形態において、R4はメチルであり、R5はエチルである。いくつかの実施形態において、R4はメチルであり、R5はプロピルである。いくつかの実施形態において、R4はメチルであり、R5はイソ−プロピルである。いくつかの実施形態において、R4はHであり、R5はイソ−プロピルである。いくつかの実施形態では、R4とR5はそれぞれ独立して、−Hまたは−C(O)N(R13)2である。
他の実施形態において、同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−3のヘテロ原子をさらに含有する置換または非置換の4−、5−、または6−員の環複素環を形成する。いくつかの実施形態において、同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、0または1の酸素ヘテロ原子をさらに含有する4−、5−、あるいは6−員の複素環を形成する。他の実施形態において、同じN原子に結合したR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−から選択された1つのヘテロ原子をさらに含有する置換または非置換の4−、5−、あるいは6−員の環複素環を形成する。他の実施形態において、同じN原子に結合したR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、1つの酸素ヘテロ原子をさらに含有する4−、5−、あるいは6−員の環複素環を形成する。他の実施形態において、同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、4−、5−、または6−員の環を形成する。いくつかの実施形態において、4−、5−、または6−員の環は
である。
ある実施形態では、R4とR5はそれぞれ独立して、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、フルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、フルオロまたはメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R6は、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたカルボシクリル、または随意に置換されたヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R6は、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、または随意に置換されたヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R6はアルキル、アリール、カルボシクリル、またはヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R6はアルキル、カルボシクリル、またはヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R6はアルキル、カルボシクリル、あるいはフルオロアルキルである。いくつかの実施形態において、R6は、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、またはC3−6ヘテロシクリルである。ある実施形態では、R6はC1−6アルキルである。ある実施形態では、R6は、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、またはtert−ブチルである。いくつかの実施形態では、R6は随意に置換されたフェニルである。
いくつかの実施形態において、R7はアルキル、カルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、または随意に置換されたヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R7は、C1−6アルキル、C3−6カルボシクリル、あるいはハロまたはアルキルで随意に置換されたアリールである。いくつかの実施形態において、R7は、C1−6アルキル、C3−6カルボシクリル、あるいはハロまたはアルキルで随意に置換されたフェニルである。いくつかの実施形態では、R7は随意に置換されたベンジルである。いくつかの実施形態では、R7はC3−6カルボシクリルである。いくつかの実施形態では、R7はフェニルである。いくつかの実施形態において、R7は1−4のC1−6アルキル置換基またはフルオロ置換基で置換されたフェニルである。いくつかの実施形態において、R7はC1−6アルキル置換基またはフルオロ置換基で置換されたフェニルである。いくつかの実施形態において、R7はアルキル、カルボシクリル、アラルキル、またはヘテロシクリルである。
ある実施形態では、R7はハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R7は、フルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R7は、フルオロまたはメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して、水素、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、または随意に置換されたヘテロアリールである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して、水素、随意に置換されたアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、または随意に置換されたアリールである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して、随意に置換されたアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、またはヘテロアリールである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立してアルキルまたはアリールである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して水素またはC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して、水素、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、またはヘキシルである。いくつかの実施形態では、R13はそれぞれ独立して、水素、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、またはtert−ブチルである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して水素またはメチルである。いくつかの実施形態では、R13はHである。他の実施形態では、R13はアルキルである。他の実施形態では、R13はアリールである。
いくつかの実施形態では、R14は水素またはメチルである。
いくつかの実施形態において、nは0、1、または2である。いくつかの実施形態において、nは0、1、または2である。いくつかの実施形態において、nは1または2である。いくつかの実施形態において、nは3または4である。いくつかの実施形態において、nは0である。いくつかの実施形態において、nは1である。いくつかの実施形態において、nは2である。いくつかの実施形態において、nは3である。
いくつかの実施形態において、環Aは、単環式または二環式のヘテロアリール、単環式または二環式のアリール、単環式のシクロアルキル、あるいは単環式のヘテロシクリルであり、R1は、−H、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、−P(O)(OR6)2、−CN、または−CO2Hであり、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、−CN、または−CO2Hであり、R3は随意に置換されたアルキル、ハロ、ハロアルキル、ジュウテロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロアリール、−Si(R6)3、−OR6、あるいは−S(O)2R7であり、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロアリール、−S(O)2R7、−C(O)N(R13)2、−C(O)R6、あるいは−C(O)OR6であり、あるいは、同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、置換または非置換の4−、5−、あるいは6−員の複素環を形成し、R6は随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、または随意に置換されたヘテロアリールであり、R7は随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、あるいは随意に置換されたヘテロアリールであり、R13はそれぞれ独立して、H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、あるいは随意に置換されたヘテロアリールであり、R14は水素またはメチルであり、および、nは0、1、2、3、または4である。
いくつかの実施形態において、環Aは単環式または二環式のアリールであり、R1は、−H、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、あるいは随意に置換されたカルボシクリルであり、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、あるいは随意に置換されたアルキルであり、R3は、随意に置換されたアルキル、ハロ、ハロアルキル、ジュウテロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、あるいは−S(O)2R7であり、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、随意に置換された、アルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、あるいは−C(O)OR6であり、R6は随意に置換されたアルキルであり、R7は随意に置換されたアルキルであり、R13はそれぞれ独立して、H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、あるいは随意に置換されたヘテロアルキルであり、R14は水素またはメチルであり、および、nは0、1、2、3、または4である。
いくつかの実施形態において、環Aは単環式または二環式のヘテロアリール、単環式または二環式のアリールであり、および、R1は、−H、−NR4R5、置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、−P(O)(OR6)2、−CN、または−CO2Hである。いくつかの実施形態において、環Aは単環式または二環式のヘテロアリール、単環式または二環式のアリールであり、および、R1は、−H、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、または−CO2Hである。いくつかの実施形態において、環Aは単環式または二環式のアリールであり、および、R1は、−H、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、または−CO2Hである。いくつかの実施形態において、環Aは単環式または二環式のアリールであり、および、R1は、−H、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、または−CO2Hである。
いくつかの実施形態において、環Aは、単環式または二環式のヘテロアリール、単環式または二環式のアリール、単環式のシクロアルキル、あるいは単環式のヘテロシクリルであり、R1は、−H、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、−P(O)(OR6)2、−CN、または−CO2Hであり、および、R3は、随意に置換されたアルキル、ハロ、ハロアルキル、ジュウテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロアリール、−Si(R6)3、−OR6、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、環Aは単環式または二環式のアリールであり、R1は、−H、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、−P(O)(OR6)2、−CN、または−CO2Hであり、R3は、随意に置換されたアルキル、ハロ、置換されたヘテロアリール、−Si(R6)3、−OR6、または−S(O)2R7であり、および、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、または−C(O)OR6である。
いくつかの実施形態において、環Aは単環式のアリールであり、R1は、−H、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、−C(O)NR4R5、または−CO2Hであり、R3は随意に置換されたアルキル、ハロ、または−S(O)2R7であり、および、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、または−C(O)OR6である。いくつかの実施形態において、環Aは単環式のアリールであり、R1は−Hまたは−NR4R5であり、R3は随意に置換されたアルキル、ハロ、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態では、環Aはフェニルであり、R1は−Hまたは−NR4R5であり、R3は随意に置換されたアルキルまたはハロであり、および、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキルである。いくつかの実施形態では、環Aはフェニルであり、R1は−Hまたは−NR4R5であり、R3はアルキルであり、および、R4とR5はそれぞれ独立してアルキルである。いくつかの実施形態では、環Aはフェニルであり、R1は−NR4R5であり、R3はアルキルであり、および、R4とR5はそれぞれ独立してアルキルである。いくつかの実施形態では、環Aはフェニルであり、R1は−NR4R5であり、R3はC1−6アルキルであり、および、R4とR5はそれぞれ独立してアルキルである。いくつかの実施形態では、環Aはピリジルであり、R1は−Hまたは−NR4R5であり、R3はアルキルまたはハロであり、および、R4とR5はそれぞれ独立してアルキルである。いくつかの実施形態では、環Aはフェニルであり、R1は−NR4R5であり、R3はアルキルであり、および、R4とR5はそれぞれ独立してアルキルである。いくつかの実施形態では、環Aはピリジルであり、R1は−Hまたは−NR4R5であり、R3はアルキルであり、および、R4とR5はそれぞれ独立してアルキルである。いくつかの実施形態では、環Aはピリジルであり、R1は−NR4R5であり、R3はアルキルであり、および、R4とR5はそれぞれ独立してアルキルである。いくつかの実施形態では、環Aはピリジルであり、R1は−NR4R5であり、R3はC1−6アルキルであり、および、R4とR5はそれぞれ独立してアルキルである。
いくつかの実施形態において、環Aは二環式のアリールであり、R1は、−H、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、−C(O)NR4R5、または−CO2Hであり、R3は随意に置換されたアルキル、ハロ、または−S(O)2R7であり、および、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、または−C(O)OR6である。いくつかの実施形態において、環Aは二環式のアリールであり、R1は−Hまたは−NR4R5であり、R3は随意に置換されたアルキル、ハロ、または−S(O)2R7である。
いくつかの実施形態において、環Aはベンゾ1,4−ジオキサンであり、R1は−Hまたは−NR4R5であり、R3は随意に置換されたアルキルまたはハロである。いくつかの実施形態において、環Aはベンゾ1,4−ジオキサンであり、R1は−Hまたは−NR4R5であり、R3は随意に置換されたアルキルである。いくつかの実施形態において、環Aはベンゾ1,4−ジオキサンであり、R1は−NR4R5であり、R3はアルキルである。いくつかの実施形態において、環Aはベンゾ1,4−ジオキサンであり、R1は−NR4R5であり、R3はC1−6アルキルである。
いくつかの実施形態では、R14は水素であり、R13はそれぞれ独立して、H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、または随意に置換されたヘテロアリールであり、および、nは0、1、2、3、または4である。いくつかの実施形態では、R14は水素であり、R13はそれぞれ独立して、H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、または随意に置換されたヘテロアリールであり、nは0、1、または2である。いくつかの実施形態では、R14はメチルであり、R13はそれぞれ独立して、H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、または随意に置換されたヘテロアリールであり、および、nは0、1、2、3、または4である。いくつかの実施形態では、R14はメチルであり、R13はそれぞれ独立して、H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、または随意に置換されたヘテロアリールであり、nは0、1、または2である。
様々な変数について上に記載された基の任意の組み合わせが本明細書で企図される。明細書全体にわたって、基およびそれらの置換基は、安定した部分と化合物を提供するために当業者によって選択される。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(IIa)の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(IIb)の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(IIc)の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(IId)の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(IIe)の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(IIf)の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(IIg)の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(IIh)の構造を有する:
本明細書で提供されるいくつかの実施形態は、式(III)の構造を有する化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、またはプロドラッグを記載しており、
式中、
環Aはヘテロアリール、アリール、シクロアルキル、あるいはヘテロシクリルであり、
R1は−NR4aR5aであり、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−C(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)NR4R5、−OC(O)OR6、−OC(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−S(O)R7、−SR7、−NR4S(O)2NR4R5、−CN、−CO2H、または−NO2であり、
あるいは、隣接する原子にあるR1とR2は、それらが結合する原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R3は随意に置換されたC2−8アルキル、ハロ、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロアリール、−Si(R6)3、−OR6、または−S(O)2R7であり、
R4aはC2−8アルキル、随意に置換されたカルボシクリル、置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロアリール、−S(O)2R7、−C(O)N(R13)2、−C(O)R6、または−C(O)OR6であり、
R5aは、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロアリール、−S(O)2R7、−C(O)N(R13)2、−C(O)R6、あるいは−C(O)OR6であり、
あるいは、R4aとR5aは、それらが結合するN原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R4とR5はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロアリール、−S(O)2R7、−C(O)N(R13)2、−C(O)R6、あるいは−C(O)OR6であり、
あるいは、R4とR5は、それらが結合しているN原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R6はそれぞれ独立して、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、または随意に置換されたヘテロアリールであり、
R7は随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、あるいは随意に置換されたヘテロアリールであり、
R8とR9はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、ハロ、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、−OH、−S(O)2R7、−C(O)2H、−C(O)R6、または−C(O)OR6であり、
あるいは、R8とR9は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する随意に置換された環を形成し、
R10とR11はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、ハロ、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、−OH、−S(O)2R7、−C(O)2H、−C(O)R6、あるいは−C(O)OR6であり、
あるいは、R10とR11は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する随意に置換された環を形成し、
R12は、水素、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシ、ハロ、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、または随意に置換されたヘテロアルキルであり、
R13はそれぞれ独立して、H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、あるいは随意に置換されたヘテロアリールであり、および、
nは0、1、2、3、または4である。
式(III)の化合物のいくつかの実施形態において、
環Aはアリールであり、
R1は−NR4aR5aであり、
R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、または随意に置換されたアルキルであり、
あるいは、隣接する原子にあるR1とR2は、それらが結合する原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R3は随意に置換されたC2−8アルキル、ハロアルキル、あるいは随意に置換されたカルボシクリルであり、
R4aはC2−8アルキルであり、
R5aは−Hまたは随意に置換されたアルキルであり、
あるいは、R4aとR5aは、それらが結合するN原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R4とR5はそれぞれ独立して、−Hまたは随意に置換されたアルキルであり、
あるいは、R4とR5は、それらが結合しているN原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R8とR9はそれぞれ独立して、−Hまたは随意に置換されたアルキルであり、
あるいは、R8とR9は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する随意に置換された環を形成し、
R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたは随意に置換されたアルキルであり、
あるいは、R10とR11は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する随意に置換された環を形成し、
R12は水素または随意に置換されたアルキルであり、および、
nは0または1である。
式(III)の化合物のいくつかの実施形態において、
環Aはアリールであり、
R1は−NR4aR5aであり、
R2はそれぞれ独立してハロまたはアルキルであり、
あるいは、隣接する原子にあるR1とR2は、それらが結合する原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R3はC2−8アルキル、ハロアルキル、またはカルボシクリルであり、
R4aはC3−6アルキルであり、
R5aは−HまたはC1−6アルキルであり、
あるいは、R4aとR5aは、それらが結合するN原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R8とR9はそれぞれ独立して、−Hまたはメチルであり、
R10とR11はそれぞれ−Hであり、
R12は水素またはメチルであり、および、
nは0または1である。
式(III)の実施形態のいずれかおよび全てに関して、置換基は、記載した代替物の部分集合の中から選択される。
いくつかの実施形態において、環Aは、単環式のアリール、二環式のアリール、単環式のヘテロアリール、あるいは二環式のヘテロアリールである。いくつかの実施形態では、環Aは単環式のヘテロアリールまたは単環式のアリールである。いくつかの実施形態では、環Aは二環式のヘテロアリールまたは二環式のアリールである。いくつかの実施形態において、環AはN−結合ヘテロアリールである。いくつかの実施形態において、環AはC−結合ヘテロアリールである。いくつかの実施形態では、環Aはアリールである。
ある実施形態では、環Aは、フェニル、ナフチル、フラニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、トリアジニル、キノリニル、イソキノリニル、キナゾリニル、キノキサリニル、ナフチリジニル、インドリル、インダゾリル、ベンゾキサゾリル、ベンズイソオキサゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリル、ベンズイミダゾリル、プリニル、シンノリニル、フタラジニル、プテリジニル、ピリドピリミジニル、ピラゾロピリミジニル、または、アザインドリルである。いくつかの実施形態では、R1は、フラニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、またはトリアジニルである。いくつかの実施形態において、環Aはピリミジニル、ピリジニル、ピラジニル、トリアジニル、あるいはチアゾリルである。いくつかの実施形態において、環AはC−結合イミダゾリルである。いくつかの実施形態において、環AはN−結合イミダゾリルである。いくつかの実施形態では、環Aはピリミジニルである。いくつかの実施形態において、環Aはアルキルまたはアルコキシで随意に置換されたピリミジニルである。いくつかの実施形態では、環Aはピラジニルである。いくつかの実施形態では、環Aはトリアジニルである。いくつかの実施形態では、環Aはチアゾリルである。
いくつかの実施形態では、環Aはフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、またはピリダジニルである。いくつかの実施形態では、環Aはフェニルまたはピリジニルである。いくつかの実施形態では、環Aはフェニルである。
いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC2−8アルキルであり、および、R5aは、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロアリール、−S(O)2R7、−C(O)N(R13)2、−C(O)R6、または−C(O)OR6である。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC2−8アルキルであり、R5aは−Hまたは随意に置換されたアルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC2−8アルキルであり、R5aは−Hまたはアルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC2−8アルキルであり、R5aは−HまたはC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはエチル、i−プロピル、またはt−ブチルであり、R5aは−HまたはC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはエチル、i−プロピル、またはt−ブチルであり、R5aはC1−6アルキルである。
いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC3−6アルキルであり、および、R5aは、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロアリール、−S(O)2R7、−C(O)N(R13)2、−C(O)R6、または−C(O)OR6である。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC3−6アルキルであり、R5aは−Hまたは随意に置換されたアルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC3−6アルキルであり、R5aは−Hまたはアルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC3−6アルキルであり、R5aは−HまたはC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはi−プロピルまたはt−ブチルであり、R5aは−HまたはC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはi−プロピルまたはt−ブチルであり、R5aはC1−6アルキルである。
いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC2−4アルキルであり、および、R5aは、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロアリール、−S(O)2R7、−C(O)N(R13)2、−C(O)R6、または−C(O)OR6である。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC2−4アルキルであり、R5aは−Hまたは随意に置換されたアルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC2−4アルキルであり、R5aは−Hまたはアルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC2−4アルキルであり、R5aは−HまたはC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはエチル、i−プロピル、またはt−ブチルであり、R5aは−HまたはC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはエチル、i−プロピル、またはt−ブチルであり、R5aはC1−6アルキルである。
いくつかの実施形態において、R1は−NMeETである。いくつかの実施形態では、R1は−NEt2である。いくつかの実施形態では、R1は−NMeiPrである。いくつかの実施形態では、R1は−NHEtである。いくつかの実施形態では、R1は−NHiPrである。
いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aとR5aは、それらが結合しているN原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成する。他の実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aとR5aは、それらが結合しているN原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−から選択された0−3のヘテロ原子をさらに含有する随意に置換された4−、5−、または6−員の環複素環を形成する。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、および、R4aとR5aは、それらが結合しているN原子と一体となって、0または1つの酸素ヘテロ原子をさらに含有する随意に置換された4−、5−、または6−員の複素環を形成する。他の実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aとR5aは、それらが結合しているN原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−から選択された1つのヘテロ原子をさらに含有する随意に置換された4−、5−、または6−員の環複素環を形成する。他の実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、および、R4aとR5aは、それらが結合しているN原子と一体となって、4−、5−、または6−員の環を形成する。他の実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、および、R4aとR5aは、それらが結合しているN原子と一体となって、
を形成する。他の実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、および、R4aとR5aは、それらが結合するN原子と一体となって、随意に置換されたピロリジニル、随意に置換されたモルホリニル、随意に置換されたチオモルホリニル、随意に置換されたピペリジニル、あるいは随意に置換されたピペラジニルを形成する。
いくつかの実施形態において、nは0、1、または2である。いくつかの実施形態において、nは0、1、または2である。いくつかの実施形態において、nは1または2である。いくつかの実施形態において、nは3または4である。いくつかの実施形態において、nは0である。いくつかの実施形態において、nは1である。いくつかの実施形態において、nは2である。いくつかの実施形態において、nは3である。
いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−C(O)R6、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、アルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、アルキル、ハロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)R6、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、−OR6、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、−CN、または−CO2Hである。特定の実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、−OR6、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、ヘテロアルキル、ヘテロシクリル、−S(O)2NR4R5、−NR4S(O)2NR4R5、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、C1−6アルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C1−6アルキルC3−6カルボシクリル、C1−6ヘテロアルキル、C3−6ヘテロシクリル、C1−6アルキルC3−6ヘテロシクリル、C1−6ヒドロキシアルキル、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−C(O)R6、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、−OR6、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C1−6ヘテロアルキル、C3−6ヘテロシクリル、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、アルキル、カルボシクリル、アルコキシ、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、アルキル、またはアルコキシである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、メチル、メトキシ、エチル、プロピル、イソ−プロピル、シクロプロピル、フルオロ、クロロ、または−NMe2である。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、メチル、メトキシ、イソ−プロピル、シクロプロピル、フルオロ、クロロ、または−NMe2である。いくつかの実施形態では、R2はメトキシである。いくつかの実施形態では、R2はメチルである。いくつかの実施形態では、R2はエチルである。いくつかの実施形態では、R2はイソ−プロピルである。いくつかの実施形態では、R2はプロピルである。いくつかの実施形態では、R2はシクロプロピルである。いくつかの実施形態では、R2はシクロブチルである。いくつかの実施形態では、R2はフルオロである。いくつかの実施形態では、R2はクロロである。ある実施形態では、R2はそれぞれ独立して、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、フルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、フルオロまたはメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態では、隣接する原子にあるR1とR2は、それらが結合する原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成する。いくつかの実施形態では、隣接する原子にあるR1とR2は、それらが結合する原子と一体となって、複素環を形成する。いくつかの実施形態において、隣接する原子上のR1とR2は、それらが結合する原子と一体となって、1,4−ジオキサンまた1,3−ジオキソランを形成する。
いくつかの実施形態では、R3は随意に置換されたC2−8アルキル、ハロ、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロアリール、−Si(R6)3、−OR6、または−S(O)2R7である。R3はC2−8アルキル、ハロ、ハロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアルキル、アリール、随意に置換されたヘテロアリール、−Si(R6)3、−OR6、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、R3は、C2−8アルキル、ハロ、ハロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、またはヘテロアルキルである。いくつかの実施形態において、R3は、C2−8アルキル、ハロ、ハロアルキル、ジュウテロアルキル、またはカルボシクリルであり、R3は、ハロ、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、−NR4R5、または−S(O)2R7で随意に置換される。いくつかの実施形態において、R3は、C2−8アルキル、C1−6ハロアルキル、またはC3−6カルボシクリルである。
いくつかの実施形態において、R3はCF3、t−ブチル、またはシクロプロピルである。いくつかの実施形態では、R3はC4−8アルキルである。いくつかの実施形態では、R3はt−ブチルである。いくつかの実施形態では、R3はハロアルキルである。いくつかの実施形態では、R3はCF3である。いくつかの実施形態では、R3は随意に置換されたカルボシクリルである。いくつかの実施形態では、R3はシクロプロピルである。
ある実施形態では、R3はハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、−NR4R5、−S(O)2R7、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R3は、クロロ、フルオロ、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ−プロポキシ、、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、メチルアミノ、アミノ、−S(O)2Me、またはトリフルオロメチルで随意に置換される。ある実施形態では、R3は、クロロ、フルオロ、メチル、ヒドロキシ、メトキシ、ジメチルアミノ、−S(O)2Me、またはトリフルオロメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R8とR9はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、ハロ、C3−6カルボシクリル、C1−6アルキルC3−6カルボシクリル、C1−6ヘテロアルキル、C3−6ヘテロシクリル、C1−6アルキルC3−6ヘテロシクリル、−OH、−OR6、−NR4R5、−C(O)NR4R5、−CN、−S(O)2R7、−C(O)2H、−C(O)R6、または−C(O)OR6であり、あるいは、R8とR9は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する環を形成する。いくつかの実施形態において、R8とR9はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、ハロ、C3−6カルボシクリル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ−プロポキシ、−NH2、−NMe2、−NHMe、−NEt2、−C(O)NH2、−C(O)NMe2、−C(O)NHMe、または−CNである。いくつかの実施形態において、R8とR9はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、ハロ、またはC3−6カルボシクリルである。いくつかの実施形態において、R8とR9はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、またはC3−6カルボシクリルである。いくつかの実施形態において、R8とR9はそれぞれ独立して、−HまたはC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R8は−Hであり、R9はC1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、またはC3−6カルボシクリルである。いくつかの実施形態において、R8は−Hであり、R9はアルキルである。いくつかの実施形態において、R8はC1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、またはC3−6カルボシクリルであり、R9は−Hである。いくつかの実施形態において、R8はメチルであり、R9は−Hである。いくつかの実施形態において、R8とR9は−Hである。いくつかの実施形態において、R8とR9はC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R8とR9はメチルである。
他の実施形態では、R8とR9は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する3−、4−、5−、または6−員の環を形成する。いくつかの実施形態において、R8とR9は、それらが結合している原子と一体となって、3−、4−、5−、あるいは6−員の環状炭素を形成する。
いくつかの実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、アルキル、ハロ、ハロアルキル、カルボシクリル、ヘテロアルキル、または−OHである。他の実施形態では、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、C1−6、アルキル、ハロ、C1−6アルコキシ、または−OHである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−HまたはC1−6アルキルである。ある実施形態では、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、フルオロ、クロロ、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、あるいはtert−ブチルである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、フルオロ、またはメチルである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはメチルである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはフルオロである。いくつかの実施形態において、R10とR11は両方とも−Hである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはメトキシである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたは−OHである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはフルオロである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはクロロである。
いくつかの実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、アルキル、ハロ、ハロアルキル、カルボシクリル、ヘテロアルキル、または−OHであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。他の実施形態では、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、ハロ、C1−6アルコキシ、または−OHであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−HまたはC1−6アルキルであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態では、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、フルオロ、クロロ、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、あるいはtert−ブチルであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、フルオロ、またはメチルであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはメチルであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態では、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hあるいはフルオロであり、ここで、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはメトキシであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたは−OHであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態では、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hあるいはフルオロであり、ここで、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはクロロであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。
いくつかの実施形態において、R10とR11はメチルである。いくつかの実施形態において、R10とR11はエチルである。いくつかの実施形態において、R10とR11はプロピルである。いくつかの実施形態において、R10とR11はフルオロである。いくつかの実施形態において、R10とR11はクロロである。いくつかの実施形態において、R10とR11はブロモである。いくつかの実施形態において、R10とR11はメトキシである。いくつかの実施形態において、R10とR11はエトキシである。いくつかの実施形態において、R10とR11は−OHである。
いくつかの実施形態において、R10とR11は、それらが結合している原子と一体となって、3−、4−、5−、または6−員の環を形成する。いくつかの実施形態において、R10とR11は、それらが結合している原子と一体となって、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、あるいはシクロヘキシルを形成する。いくつかの実施形態において、R10とR11は、それらが結合している原子と一体となって、シクロプロピルを形成する。
ある実施形態では、R10とR11は、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R10とR11は、フルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R10とR11は、フルオロまたはメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R12は水素、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6ジュウテロアルキル、C3−6カルボシクリル、C3−6カルボシクリルC1−6アルキル、C3−6ヘテロシクリル、C3−6ヘテロシクリルC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R12は、水素、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボシクリル、あるいはヘテロアルキルである。いくつかの実施形態において、R12は、水素、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、カルボシクリル、あるいはヘテロシクリルアルキルである。ある実施形態では、R12はC1−6アルキルまたはC1−6フルオロアルキルである。いくつかの実施形態において、R12は、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6ジュウテロアルキル、C3−6カルボシクリル、C3−6カルボシクリルC1−6アルキル、C3−6ヘテロシクリル、C3−6ヘテロシクリルC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R12は、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボシクリル、あるいはヘテロアルキルである。いくつかの実施形態において、R12は、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、カルボシクリル、あるいはヘテロシクリルアルキルである。ある実施形態では、R12はC1−6アルキルまたはC1−6フルオロアルキルである。特定の実施形態において、R12は水素である。いくつかの実施形態において、R12はC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R12はC1−3アルキルである。いくつかの実施形態では、R12はC2−8アルキルである。いくつかの実施形態では、R12はC3−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R12はメチルである。いくつかの実施形態では、R12はエチルである。いくつかの実施形態では、R12はプロピルである。いくつかの実施形態では、R12はi−プロピルである。いくつかの実施形態では、R12はt−ブチルである。いくつかの実施形態において、R12はブチルである。いくつかの実施形態において、R12はイソブチルである。いくつかの実施形態では、R12はsec−ブチルである。いくつかの実施形態において、R12はカルボシクリルである。いくつかの実施形態では、R12はシクロプロピルである。いくつかの実施形態において、R12はシクロブチルである。いくつかの実施形態において、R12はシクロペンチルである。いくつかの実施形態において、R12はシクロヘキシルである。いくつかの実施形態において、R12はトリフルオロメチルである。いくつかの実施形態において、R12はヒドロキシアルキルである。いくつかの実施形態において、R12は重水素化メチルである。
ある実施形態では、R12はハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R12はフルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R12は、フルオロまたはメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、−S(O)2R7、または−C(O)N(R13)2である。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C1−6カルボシクリルアルキル、C2−6ヘテロシクリル、C1−6アルキルC3−6ヘテロシクリル、−S(O)2R7、または−C(O)N(R13)2である。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C3−5ヘテロシクリル、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、メチル、エチル、プロピル、またはイソ−プロピルである。いくつかの実施形態では、R4とR5は−Hである。いくつかの実施形態では、R4とR5はメチルである。いくつかの実施形態において、R4はメチルであり、R5はエチルである。いくつかの実施形態において、R4はメチルであり、R5はプロピルである。いくつかの実施形態において、R4はメチルであり、R5はイソ−プロピルである。いくつかの実施形態において、R4はHであり、R5はイソ−プロピルである。いくつかの実施形態では、R4とR5はそれぞれ独立して、−Hまたは−C(O)N(R13)2である。
他の実施形態において、同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−3のヘテロ原子をさらに含有する随意に置換された4−、5−、または6−員の環複素環を形成する。いくつかの実施形態において、同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、0または1の酸素ヘテロ原子をさらに含有する4−、5−、あるいは6−員の複素環を形成する。他の実施形態において、同じN原子に結合したR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−から選択された1つのヘテロ原子をさらに含有する随意に置換された4−、5−、あるいは6−員の環複素環を形成する。他の実施形態において、同じN原子に結合したR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、1つの酸素ヘテロ原子をさらに含有する4−、5−、あるいは6−員の環複素環を形成する。他の実施形態において、同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、4−、5−、または6−員の環を形成する。
ある実施形態では、R4とR5はそれぞれ独立して、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、フルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、フルオロまたはメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R6は、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたカルボシクリル、または随意に置換されたヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R6は、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、または随意に置換されたヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R6はアルキル、アリール、カルボシクリル、またはヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R6はアルキル、カルボシクリル、またはヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R6はアルキル、カルボシクリル、あるいはフルオロアルキルである。いくつかの実施形態において、R6はC1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、またはC3−6ヘテロシクリルである。ある実施形態では、R6はC1−6アルキルである。ある実施形態では、R6は、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、またはtert−ブチルである。いくつかの実施形態では、R6は随意に置換されたフェニルである。
いくつかの実施形態において、R7はアルキル、カルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、または随意に置換されたヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R7は、C1−6アルキル、C3−6カルボシクリル、あるいはハロまたはアルキルで随意に置換されたアリールである。いくつかの実施形態において、R7は、C1−6アルキル、C3−6カルボシクリル、あるいはハロまたはアルキルで随意に置換されたフェニルである。いくつかの実施形態では、R7は随意に置換されたベンジルである。いくつかの実施形態では、R7はC3−6カルボシクリルである。いくつかの実施形態では、R7はフェニルである。いくつかの実施形態において、R7は1−4のC1−6アルキル置換基またはフルオロ置換基で置換されたフェニルである。いくつかの実施形態において、R7はC1−6アルキル置換基またはフルオロ置換基で置換されたフェニルである。いくつかの実施形態において、R7はアルキル、カルボシクリル、アラルキル、またはヘテロシクリルである。
ある実施形態では、R7はハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R7はフルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R7は、フルオロまたはメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して、水素、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、または随意に置換されたヘテロアリールである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して、水素、随意に置換されたアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、または随意に置換されたアリールである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して、随意に置換されたアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、またはヘテロアリールである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立してアルキルまたはアリールである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して水素またはC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して、水素、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、またはヘキシルである。いくつかの実施形態では、R13はそれぞれ独立して、水素、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、またはtert−ブチルである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して水素またはメチルである。いくつかの実施形態では、R13はHである。他の実施形態では、R13はアルキルである。他の実施形態では、R13はアリールである。
様々な変数について上に記載された基の任意の組み合わせが本明細書で企図される。明細書全体にわたって、基およびそれらの置換基は、安定した部分と化合物を提供するために当業者によって選択される。
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(IIIa)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(IIIb)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(IIIc)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(IIId)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(IIIe)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(IIIf)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(IIIg)の以下の構造を有する:
いくつかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(IIIh)の以下の構造を有する:
式(IIIa)、(IIIb)、(IIIc)、(IIId)、(IIIe)、(IIIf)、(IIIg)、または(IIIh)の化合物のいくつかの実施形態において、
環Aはアリールであり、
R1は−NR4aR5aであり、
R2は独立して、−NR4R5、ハロ、または随意に置換されたアルキルであり、
あるいは、隣接する原子にあるR1とR2は、それらが結合する原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R3は随意に置換されたC2−8アルキル、ハロアルキル、あるいは随意に置換されたカルボシクリルであり、
R4aはC2−8アルキルであり、
R5aは−Hまたは随意に置換されたアルキルであり、
あるいは、R4aとR5aは、それらが結合するN原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R4とR5はそれぞれ独立して、−Hまたは随意に置換されたアルキルであり、
あるいは、R4とR5は、それらが結合しているN原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R8とR9はそれぞれ独立して、−Hまたは随意に置換されたアルキルであり、
あるいは、R8とR9は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する随意に置換された環を形成し、
R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたは随意に置換されたアルキルであり、
あるいは、R10とR11は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する随意に置換された環を形成し、および、
R12は水素または随意に置換されたアルキルである。
本明細書で提供されるいくつかの実施形態は、式(IV)の構造を有する化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、またはプロドラッグを記載しており、
式中、
環Aはヘテロアリール、アリール、シクロアルキル、あるいはヘテロシクリルであり、
R1は−NR4aR5aであり、
R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−C(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)NR4R5、−OC(O)OR6、−OC(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−S(O)R7、−SR7、−NR4S(O)2NR4R5、−CN、−CO2H、または−NO2であり、
あるいは、隣接する原子にあるR1とR2は、それらが結合する原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R3は随意に置換されたアルキルであり、
R4aはC2−8アルキル、随意に置換されたカルボシクリル、置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロアリール、−S(O)2R7、−C(O)N(R13)2、−C(O)R6、または−C(O)OR6であり、
R5aは、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロアリール、−S(O)2R7、−C(O)N(R13)2、−C(O)R6、あるいは−C(O)OR6であり、
R4とR5はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロアリール、−S(O)2R7、−C(O)N(R13)2、−C(O)R6、あるいは−C(O)OR6であり、
あるいは、R4とR5は、それらが結合しているN原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R6はそれぞれ独立して、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、または随意に置換されたヘテロアリールであり、
R7は随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、あるいは随意に置換されたヘテロアリールであり、
R8とR9はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、ハロ、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、−OH、−S(O)2R7、−C(O)2H、−C(O)R6、または−C(O)OR6であり、
あるいは、R8とR9は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する随意に置換された環を形成し、
R10とR11はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、ハロ、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、−OH、−S(O)2R7、−C(O)2H、−C(O)R6、あるいは−C(O)OR6であり、
あるいは、R10とR11は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する随意に置換された環を形成し、
R12は、水素、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシ、ハロ、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、または随意に置換されたヘテロアルキルであり、
R13はそれぞれ独立して、H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、あるいは随意に置換されたヘテロアリールであり、および、
nは0、1、2、3、または4である。
式(IV)の化合物のいくつかの実施形態において、
環Aはアリールであり、
R1は−NR4aR5aであり、R2は独立して、−NR4R5、ハロ、または随意に置換されたアルキルであり、
あるいは、隣接する原子にあるR1とR2は、それらが結合する原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R3は随意に置換されたアルキルであり、
R4aはC2−8アルキルであり、
R5aは−Hまたは随意に置換されたアルキルであり、
R4とR5はそれぞれ独立して、−Hまたは随意に置換されたアルキルであり、
あるいは、R4とR5は、それらが結合しているN原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R8とR9はそれぞれ独立して、−Hまたは随意に置換されたアルキルであり、
あるいは、R8とR9は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する随意に置換された環を形成し、
R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたは随意に置換されたアルキルであり、
あるいは、R10とR11は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する随意に置換された環を形成し、および、
R12は水素または随意に置換されたアルキルである。
本明細書で提供されるいくつかの実施形態は、式(V)の構造を有する化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、またはプロドラッグを記載しており、
式中、
環Aはヘテロアリール、アリール、シクロアルキル、あるいはヘテロシクリルであり、
R1は、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−C(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)NR4R5、−OC(O)OR6、−OC(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−S(O)R7、−SR7、−NR4S(O)2NR4R5、−CN、−CO2H、または−NO2であり、
R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−C(O)R6、−C(O)OR6、−C(O)NR4R5、−OC(O)OR6、−OC(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−S(O)R7、−SR7、−NR4S(O)2NR4R5、−CN、−CO2H、または−NO2であり、
あるいは、隣接する原子にあるR1とR2は、それらが結合する原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R3は随意に置換されたカルボシクリルであり、
R4aは随意に置換されたアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロアリール、−S(O)2R7、−C(O)N(R13)2、−C(O)R6、または−C(O)OR6であり、
R5aは、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロアリール、−S(O)2R7、−C(O)N(R13)2、−C(O)R6、あるいは−C(O)OR6であり、
あるいは、R4aとR5aは、それらが結合するN原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R4とR5はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロアリール、−S(O)2R7、−C(O)N(R13)2、−C(O)R6、あるいは−C(O)OR6であり、
あるいは、R4とR5は、それらが結合しているN原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R6はそれぞれ独立して、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、または随意に置換されたヘテロアリールであり、
R7は随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、あるいは随意に置換されたヘテロアリールであり、
R8とR9はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、ハロ、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、−OH、−S(O)2R7、−C(O)2H、−C(O)R6、または−C(O)OR6であり、
あるいは、R8とR9は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する随意に置換された環を形成し、
R10とR11はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、ハロ、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、−OH、−S(O)2R7、−C(O)2H、−C(O)R6、あるいは−C(O)OR6であり、
あるいは、R10とR11は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する随意に置換された環を形成し、
R12は水素であり、
R13はそれぞれ独立して、H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、あるいは随意に置換されたヘテロアリールであり、および、
nは0、1、2、3、または4である。
式(IV)の化合物のいくつかの実施形態において、
環Aはアリールであり、
R1は−NR4aR5aであり、
R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、または随意に置換されたアルキルであり、
あるいは、隣接する原子にあるR1とR2は、それらが結合する原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R3は随意に置換されたカルボシクリルであり、
R4aは随意に置換されたアルキルであり、
R5aは−Hまたは随意に置換されたアルキルであり、
あるいは、R4aとR5aは、それらが結合するN原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R4とR5はそれぞれ独立して、−Hまたは随意に置換されたアルキルであり、
あるいは、R4とR5は、それらが結合しているN原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成し、
R8とR9はそれぞれ独立して、−Hまたは随意に置換されたアルキルであり、
あるいは、R8とR9は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する随意に置換された環を形成し、
R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたは随意に置換されたアルキルであり、
あるいは、R10とR11は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する随意に置換された環を形成し、
R12は水素であり、および、
nは0または1である。
式(IV)と(V)の実施形態のいずれかおよび全てに関して、置換基は、記載した代替物の部分集合の中から選択される。
いくつかの実施形態において、環Aは、単環式のアリール、二環式のアリール、単環式のヘテロアリール、または二環式のヘテロアリールである。いくつかの実施形態では、環Aは単環式のヘテロアリールまたは単環式のアリールである。いくつかの実施形態では、環Aは二環式のヘテロアリールまたは二環式のアリールである。いくつかの実施形態において、環AはN−結合ヘテロアリールである。いくつかの実施形態において、環AはC−結合ヘテロアリールである。いくつかの実施形態では、環Aはアリールである。
ある実施形態では、環Aは、フェニル、ナフチル、フラニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、トリアジニル、キノリニル、イソキノリニル、キナゾリニル、キノキサリニル、ナフチリジニル、インドリル、インダゾリル、ベンゾキサゾリル、ベンズイソオキサゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリル、ベンズイミダゾリル、プリニル、シンノリニル、フタラジニル、プテリジニル、ピリドピリミジニル、ピラゾロピリミジニル、または、アザインドリルである。いくつかの実施形態では、R1は、フラニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、またはトリアジニルである。いくつかの実施形態において、環Aはピリミジニル、ピリジニル、ピラジニル、トリアジニル、あるいはチアゾリルである。いくつかの実施形態において、環AはC−結合イミダゾリルである。いくつかの実施形態において、環AはN−結合イミダゾリルである。いくつかの実施形態では、環Aはピリミジニルである。いくつかの実施形態において、環Aはアルキルまたはアルコキシで随意に置換されたピリミジニルである。いくつかの実施形態では、環Aはピラジニルである。いくつかの実施形態では、環Aはトリアジニルである。いくつかの実施形態では、環Aはチアゾリルである。
いくつかの実施形態では、環Aはフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、またはピリダジニルである。いくつかの実施形態では、環Aはフェニルまたはピリジニルである。いくつかの実施形態では、環Aはフェニルである。
いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC2−8アルキルであり、および、R5aは、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロアリール、−S(O)2R7、−C(O)N(R13)2、−C(O)R6、または−C(O)OR6である。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC2−8アルキルであり、R5aは−Hまたは随意に置換されたアルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC2−8アルキルであり、R5aは−Hまたはアルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC2−8アルキルであり、R5aは−HまたはC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはエチル、i−プロピル、またはt−ブチルであり、R5aは−HまたはC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはエチル、i−プロピル、またはt−ブチルであり、R5aはC1−6アルキルである。
いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC3−6アルキルであり、および、R5aは、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロアリール、−S(O)2R7、−C(O)N(R13)2、−C(O)R6、または−C(O)OR6である。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC3−6アルキルであり、R5aは−Hまたは随意に置換されたアルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC3−6アルキルであり、R5aは−Hまたはアルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC3−6アルキルであり、R5aは−HまたはC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはi−プロピルまたはt−ブチルであり、R5aは−HまたはC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはi−プロピルまたはt−ブチルであり、R5aはC1−6アルキルである。
いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC2−4アルキルであり、および、R5aは、−H、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロアリール、−S(O)2R7、−C(O)N(R13)2、−C(O)R6、または−C(O)OR6である。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC2−4アルキルであり、R5aは−Hまたは随意に置換されたアルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC2−4アルキルであり、R5aは−Hまたはアルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはC2−4アルキルであり、R5aは−HまたはC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはエチル、i−プロピル、またはt−ブチルであり、R5aは−HまたはC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aはエチル、i−プロピル、またはt−ブチルであり、R5aはC1−6アルキルである。
いくつかの実施形態において、R1は−NMeETである。いくつかの実施形態では、R1は−NEt2である。いくつかの実施形態では、R1は−NMeiPrである。いくつかの実施形態では、R1は−NHEtである。いくつかの実施形態では、R1は−NHiPrである。
いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aとR5aは、それらが結合しているN原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成する。他の実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aとR5aは、それらが結合しているN原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−から選択された0−3のヘテロ原子をさらに含有する随意に置換された4−、5−、または6−員の環複素環を形成する。いくつかの実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、および、R4aとR5aは、それらが結合しているN原子と一体となって、0または1つの酸素ヘテロ原子をさらに含有する随意に置換された4−、5−、または6−員の複素環を形成する。他の実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、R4aとR5aは、それらが結合しているN原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−から選択された1つのヘテロ原子をさらに含有する随意に置換された4−、5−、または6−員の環複素環を形成する。他の実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、および、R4aとR5aは、それらが結合しているN原子と一体となって、4−、5−、または6−員の環を形成する。他の実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、および、R4aとR5aは、それらが結合しているN原子と一体となって、
を形成する。他の実施形態において、R1は−NR4aR5aであり、および、R4aとR5aは、それらが結合しているN原子と一体となって、随意に置換されたピロリジニル、随意に置換されたモルホリニル、随意に置換されたチオモルホリニル、随意に置換されたピペリジニル、または随意に置換されたピペラジニルを形成する。
いくつかの実施形態において、nは0、1、または2である。いくつかの実施形態において、nは0、1、または2である。いくつかの実施形態において、nは1または2である。いくつかの実施形態において、nは3または4である。いくつかの実施形態において、nは0である。いくつかの実施形態において、nは1である。いくつかの実施形態において、nは2である。いくつかの実施形態において、nは3である。
いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、随意に置換されたアルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−C(O)R6、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、アルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、アルキル、ハロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヒドロキシアルキル、−C(O)R6、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、−OR6、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、−CN、または−CO2Hである。特定の実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、−OR6、−OH、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヒドロキシアルキル、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、−NR4S(O)2NR4R5、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、−OR6、アルキル、フルオロアルキル、カルボシクリル、ヘテロアルキル、ヘテロシクリル、−S(O)2NR4R5、−NR4S(O)2NR4R5、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、C1−6アルキルNR4R5、ハロ、−OR6、−OH、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C1−6アルキルC3−6カルボシクリル、C1−6ヘテロアルキル、C3−6ヘテロシクリル、C1−6アルキルC3−6ヘテロシクリル、C1−6ヒドロキシアルキル、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−C(O)R6、−C(O)NR4R5、−S(O)2NR4R5、−S(O)2R7、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、−OR6、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C1−6ヘテロアルキル、C3−6ヘテロシクリル、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、アルキル、カルボシクリル、アルコキシ、または−CNである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、−NR4R5、ハロ、アルキル、またはアルコキシである。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、メチル、メトキシ、エチル、プロピル、イソ−プロピル、シクロプロピル、フルオロ、クロロ、または−NMe2である。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、メチル、メトキシ、イソ−プロピル、シクロプロピル、フルオロ、クロロ、または−NMe2である。いくつかの実施形態では、R2はメトキシである。いくつかの実施形態では、R2はメチルである。いくつかの実施形態では、R2はエチルである。いくつかの実施形態では、R2はイソ−プロピルである。いくつかの実施形態では、R2はプロピルである。いくつかの実施形態では、R2はシクロプロピルである。いくつかの実施形態では、R2はシクロブチルである。いくつかの実施形態では、R2はフルオロである。いくつかの実施形態では、R2はクロロである。ある実施形態では、R2はそれぞれ独立して、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、フルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R2はそれぞれ独立して、フルオロまたはメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態では、隣接する原子にあるR1とR2は、それらが結合する原子と一体となって、随意に置換された複素環を形成する。いくつかの実施形態では、隣接する原子にあるR1とR2は、それらが結合する原子と一体となって、複素環を形成する。いくつかの実施形態において、隣接する原子上のR1とR2は、それらが結合する原子と一体となって、1,4−ジオキサンまた1,3−ジオキソランを形成する。
いくつかの実施形態では、R3は随意に置換されたC2−8アルキル、ハロ、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたヘテロアリール、−Si(R6)3、−OR6、または−S(O)2R7である。R3はC2−8アルキル、ハロ、ハロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアルキル、アリール、随意に置換されたヘテロアリール、−Si(R6)3、−OR6、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、R3は、C2−8アルキル、ハロ、ハロアルキル、カルボシクリル、カルボシクリルアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、またはヘテロアルキルである。いくつかの実施形態において、R3は、C2−8アルキル、ハロ、ハロアルキル、ジュウテロアルキル、またはカルボシクリルであり、R3は、ハロ、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、−NR4R5、または−S(O)2R7で随意に置換される。いくつかの実施形態において、R3は、C2−8アルキル、C1−6ハロアルキル、またはC3−6カルボシクリルである。
いくつかの実施形態において、R3はCF3、t−ブチル、またはシクロプロピルである。いくつかの実施形態では、R3はC4−8アルキルである。いくつかの実施形態では、R3はt−ブチルである。いくつかの実施形態では、R3はハロアルキルである。いくつかの実施形態では、R3はCF3である。いくつかの実施形態では、R3は随意に置換されたカルボシクリルである。いくつかの実施形態では、R3はシクロプロピルである。
ある実施形態では、R3はハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、−NR4R5、−S(O)2R7、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R3は、クロロ、フルオロ、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ−プロポキシ、、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、メチルアミノ、アミノ、−S(O)2Me、またはトリフルオロメチルで随意に置換される。ある実施形態では、R3は、クロロ、フルオロ、メチル、ヒドロキシ、メトキシ、ジメチルアミノ、−S(O)2Me、またはトリフルオロメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R8とR9はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、ハロ、C3−6カルボシクリル、C1−6アルキルC3−6カルボシクリル、C1−6ヘテロアルキル、C3−6ヘテロシクリル、C1−6アルキルC3−6ヘテロシクリル、−OH、−OR6、−NR4R5、−C(O)NR4R5、−CN、−S(O)2R7、−C(O)2H、−C(O)R6、または−C(O)OR6であり、あるいは、R8とR9は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する環を形成する。いくつかの実施形態において、R8とR9はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、ハロ、C3−6カルボシクリル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソ−プロポキシ、−NH2、−NMe2、−NHMe、−NEt2、−C(O)NH2、−C(O)NMe2、−C(O)NHMe、または−CNである。いくつかの実施形態において、R8とR9はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、ハロ、またはC3−6カルボシクリルである。いくつかの実施形態において、R8とR9はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、またはC3−6カルボシクリルである。いくつかの実施形態において、R8とR9はそれぞれ独立して、−HまたはC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R8は−Hであり、R9はC1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、またはC3−6カルボシクリルである。いくつかの実施形態において、R8は−Hであり、R9はアルキルである。いくつかの実施形態において、R8はC1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、またはC3−6カルボシクリルであり、R9は−Hである。いくつかの実施形態において、R8はメチルであり、R9は−Hである。いくつかの実施形態において、R8とR9は−Hである。いくつかの実施形態において、R8とR9はC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R8とR9はメチルである。
他の実施形態では、R8とR9は、それらが結合している原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−2のヘテロ原子を含有する3−、4−、5−、または6−員の環を形成する。いくつかの実施形態において、R8とR9は、それらが結合している原子と一体となって、3−、4−、5−、あるいは6−員の炭素環を形成する。
いくつかの実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、アルキル、ハロ、ハロアルキル、カルボシクリル、ヘテロアルキル、または−OHである。他の実施形態では、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、C1−6、アルキル、ハロ、C1−6アルコキシ、または−OHである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−HまたはC1−6アルキルである。ある実施形態では、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、フルオロ、クロロ、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、あるいはtert−ブチルである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、フルオロ、またはメチルである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはメチルである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはフルオロである。いくつかの実施形態において、R10とR11は両方とも−Hである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはメトキシである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたは−OHである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはフルオロである。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはクロロである。
いくつかの実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、アルキル、ハロ、ハロアルキル、カルボシクリル、ヘテロアルキル、または−OHであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。他の実施形態では、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、ハロ、C1−6アルコキシ、または−OHであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−HまたはC1−6アルキルであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態では、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、フルオロ、クロロ、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、あるいはtert−ブチルであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−H、フルオロ、またはメチルであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはメチルであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態では、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hあるいはフルオロであり、ここで、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはメトキシであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたは−OHであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態では、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hあるいはフルオロであり、ここで、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。ある実施形態において、R10とR11はそれぞれ独立して、−Hまたはクロロであり、R10またはR11の少なくとも1つはHではない。
いくつかの実施形態において、R10とR11はメチルである。いくつかの実施形態において、R10とR11はエチルである。いくつかの実施形態において、R10とR11はプロピルである。いくつかの実施形態において、R10とR11はフルオロである。いくつかの実施形態において、R10とR11はクロロである。いくつかの実施形態において、R10とR11はブロモである。いくつかの実施形態において、R10とR11はメトキシである。いくつかの実施形態において、R10とR11はエトキシである。いくつかの実施形態において、R10とR11は−OHである。
いくつかの実施形態において、R10とR11は、それらが結合している原子と一体となって、3−、4−、5−、または6−員の環を形成する。いくつかの実施形態において、R10とR11は、それらが結合している原子と一体となって、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、あるいはシクロヘキシルを形成する。いくつかの実施形態において、R10とR11は、それらが結合している原子と一体となって、シクロプロピルを形成する。
ある実施形態では、R10とR11は、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R10とR11は、フルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R10とR11は、フルオロまたはメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R12は水素、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6ジュウテロアルキル、C3−6カルボシクリル、C3−6カルボシクリルC1−6アルキル、C3−6ヘテロシクリル、C3−6ヘテロシクリルC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R12は、水素、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボシクリル、あるいはヘテロアルキルである。いくつかの実施形態において、R12は、水素、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、カルボシクリル、あるいはヘテロシクリルアルキルである。ある実施形態では、R12はC1−6アルキルまたはC1−6フルオロアルキルである。いくつかの実施形態において、R12は、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6ジュウテロアルキル、C3−6カルボシクリル、C3−6カルボシクリルC1−6アルキル、C3−6ヘテロシクリル、C3−6ヘテロシクリルC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R12は、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシ、ハロ、カルボシクリル、あるいはヘテロアルキルである。いくつかの実施形態において、R12は、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、カルボシクリル、あるいはヘテロシクリルアルキルである。ある実施形態では、R12はC1−6アルキルまたはC1−6フルオロアルキルである。特定の実施形態において、R12は水素である。いくつかの実施形態において、R12はC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R12はC1−3アルキルである。いくつかの実施形態では、R12はC2−8アルキルである。いくつかの実施形態では、R12はC3−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R12はメチルである。いくつかの実施形態では、R12はエチルである。いくつかの実施形態では、R12はプロピルである。いくつかの実施形態では、R12はi−プロピルである。いくつかの実施形態では、R12はt−ブチルである。いくつかの実施形態において、R12はブチルである。いくつかの実施形態において、R12はイソブチルである。いくつかの実施形態では、R12はsec−ブチルである。いくつかの実施形態において、R12はカルボシクリルである。いくつかの実施形態では、R12はシクロプロピルである。いくつかの実施形態において、R12はシクロブチルである。いくつかの実施形態において、R12はシクロペンチルである。いくつかの実施形態において、R12はシクロヘキシルである。いくつかの実施形態において、R12はトリフルオロメチルである。いくつかの実施形態において、R12はヒドロキシアルキルである。いくつかの実施形態において、R12は重水素化メチルである。
ある実施形態では、R12はハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R12はフルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R12は、フルオロまたはメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたカルボシクリルアルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、随意に置換されたヘテロシクリルアルキル、−S(O)2R7、または−C(O)N(R13)2である。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C1−6カルボシクリルアルキル、C2−6ヘテロシクリル、C1−6アルキルC3−6ヘテロシクリル、−S(O)2R7、または−C(O)N(R13)2である。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、C3−5ヘテロシクリル、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、C1−6アルキル、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、または−S(O)2R7である。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、−H、メチル、エチル、プロピル、またはイソ−プロピルである。いくつかの実施形態では、R4とR5は−Hである。いくつかの実施形態では、R4とR5はメチルである。いくつかの実施形態において、R4はメチルであり、R5はエチルである。いくつかの実施形態において、R4はメチルであり、R5はプロピルである。いくつかの実施形態において、R4はメチルであり、R5はイソ−プロピルである。いくつかの実施形態において、R4はHであり、R5はイソ−プロピルである。いくつかの実施形態では、R4とR5はそれぞれ独立して、−Hまたは−C(O)N(R13)2である。
他の実施形態において、同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−からなる群から選択された0−3のヘテロ原子をさらに含有する随意に置換された4−、5−、または6−員の環複素環を形成する。いくつかの実施形態において、同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、0または1の酸素ヘテロ原子をさらに含有する4−、5−、あるいは6−員の複素環を形成する。他の実施形態において、同じN原子に結合したR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、−O−、−NH−、−NR6−、−S−、および−S(O)2−から選択された1つのヘテロ原子をさらに含有する随意に置換された4−、5−、あるいは6−員の環複素環を形成する。他の実施形態において、同じN原子に結合したR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、1つの酸素ヘテロ原子をさらに含有する4−、5−、あるいは6−員の環複素環を形成する。他の実施形態において、同じN原子に結合しているR4とR5は、それらが結合するN原子と一体となって、4−、5−、または6−員の環を形成する。
ある実施形態では、R4とR5はそれぞれ独立して、ハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、フルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R4とR5はそれぞれ独立して、フルオロまたはメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R6は、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたカルボシクリル、または随意に置換されたヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R6は、随意に置換されたアルキル、フルオロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、または随意に置換されたヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R6はアルキル、アリール、カルボシクリル、またはヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R6はアルキル、カルボシクリル、またはヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R6はアルキル、カルボシクリル、あるいはフルオロアルキルである。いくつかの実施形態において、R6はC1−6アルキル、C1−6フルオロアルキル、C3−6カルボシクリル、またはC3−6ヘテロシクリルである。ある実施形態では、R6はC1−6アルキルである。ある実施形態では、R6は、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、またはtert−ブチルである。いくつかの実施形態では、R6は随意に置換されたフェニルである。
いくつかの実施形態において、R7はアルキル、カルボシクリル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、または随意に置換されたヘテロシクリルである。いくつかの実施形態において、R7は、C1−6アルキル、C3−6カルボシクリル、あるいはハロまたはアルキルで随意に置換されたアリールである。いくつかの実施形態において、R7は、C1−6アルキル、C3−6カルボシクリル、あるいはハロまたはアルキルで随意に置換されたフェニルである。いくつかの実施形態では、R7は随意に置換されたベンジルである。いくつかの実施形態では、R7はC3−6カルボシクリルである。いくつかの実施形態では、R7はフェニルである。いくつかの実施形態において、R7は1−4のC1−6アルキル置換基またはフルオロ置換基で置換されたフェニルである。いくつかの実施形態において、R7はC1−6アルキル置換基またはフルオロ置換基で置換されたフェニルである。いくつかの実施形態において、R7はアルキル、カルボシクリル、アラルキル、またはヘテロシクリルである。
ある実施形態では、R7はハロ、アルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、またはフルオロアルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R7はフルオロまたはC1−6アルキルで随意に置換される。いくつかの実施形態において、R7は、フルオロまたはメチルで随意に置換される。
いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して、水素、随意に置換されたアルキル、ハロアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、随意に置換されたアラルキル、随意に置換されたヘテロシクリル、または随意に置換されたヘテロアリールである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して、水素、随意に置換されたアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、または随意に置換されたアリールである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して、随意に置換されたアルキル、随意に置換されたカルボシクリル、随意に置換されたヘテロアルキル、随意に置換されたアリール、またはヘテロアリールである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立してアルキルまたはアリールである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して水素またはC1−6アルキルである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して、水素、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、またはヘキシルである。いくつかの実施形態では、R13はそれぞれ独立して、水素、メチル、エチル、プロピル、イソ−プロピル、ブチル、またはtert−ブチルである。いくつかの実施形態において、R13はそれぞれ独立して水素またはメチルである。いくつかの実施形態では、R13はHである。他の実施形態では、R13はアルキルである。他の実施形態では、R13はアリールである。
様々な変数について上に記載された基の任意の組み合わせが本明細書で企図される。明細書全体にわたって、群およびそれらの置換基は、安定した部分と化合物を提供するために当業者によって選択される。
いくつかの実施形態では、本明細書で提供される式に記載される置換されたステロイド誘導体化合物は、表1で提供される構造を有する。
いくつかの実施形態では、本明細書で提供される式に記載される置換されたステロイド誘導体化合物は、表2で提供される構造を有する。
置換されたステロイド誘導体化合物の調製
本明細書で記載される反応で使用される化合物は、市販の化学物質および/または化学の文献に記載される化合物から始まる、当業者に知られている有機合成技術によって作られる。「市販の化学物質」は、Acros Organics(Pittsburgh,PA),Aldrich Chemical(Milwaukee,WI,including Sigma Chemical and Fluka),Apin Chemicals Ltd.(Milton Park,UK),Avocado Research(Lancashire,U.K.),BDH Inc.(Toronto,Canada),Bionet(Cornwall,U.K.),Chemservice Inc.(West Chester,PA),Crescent Chemical Co.(Hauppauge,NY),Eastman Organic Chemicals,Eastman Kodak Company(Rochester,NY),Fisher Scientific Co.(Pittsburgh,PA),Fisons Chemicals(Leicestershire,UK),Frontier Scientific(Logan,UT),ICN Biomedicals,Inc.(Costa Mesa,CA),Key Organics(Cornwall,U.K.),Lancaster Synthesis(Windham,NH),Maybridge Chemical Co. Ltd.(Cornwall,U.K.),Parish Chemical Co.(Orem,UT),Pfaltz & Bauer,Inc.(Waterbury,CN),Polyorganix(Houston,TX),Pierce Chemical Co.(Rockford,IL),Riedel de Haen AG(Hanover,Germany),Spectrum Quality Product,Inc.(New Brunswick,NJ),TCI America(Portland,OR),Trans World Chemicals,Inc.(Rockville,MD)、およびWako Chemicals USA,Inc.(Richmond,VA)を含む、標準的な商用源から得られる。
本明細書に記載される化合物の調製に役立つ反応物の合成を詳述するか、または、調製について記載した記事を参照する適切な参考文献と論文は、例えば、“Synthetic Organic Chemistry”, John Wiley & Sons, Inc., New York; S. R. Sandler et al., ”Organic Functional Group Preparations,”2nd Ed.,Academic Press,New York,1983; H. O. House, ”Modern Synthetic Reactions”,2nd Ed., W. A. Benjamin,Inc. Menlo Park, Calif.1972; T. L. Gilchrist,”Heterocyclic Chemistry”,2nd Ed., John Wiley & Sons, New York,1992;J.March,”Advanced Organic Chemistry: Reactions,Mechanisms and Structure”,4th Ed., Wiley Interscience,New York,1992を含む。本明細書に記載される化合物の調製に有用な反応物の合成を詳述する、または調製について記載する記事を参照する、追加の適切な参考文献および論文は、例えば、Fuhrhop, J. and Penzlin G.“Organic Synthesis: Concepts, Methods, Starting Materials”, Second, Revised and Enlarged Edition (1994) John Wiley & Sons ISBN: 3 527−29074−5; Hoffman, R.V. “Organic Chemistry, An Intermediate Text” (1996) Oxford University Press, ISBN 0−19−509618−5; Larock, R. C. “Comprehensive Organic Transformations: A Guide to Functional Group Preparations” 2nd Edition (1999) Wiley−VCH, ISBN: 0−471−19031−4; March, J. “Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms, and Structure” 4th Edition (1992) John Wiley & Sons, ISBN: 0−471−60180−2; Otera, J. (editor) “Modern Carbonyl Chemistry” (2000) Wiley−VCH, ISBN: 3−527−29871−1; Patai, S. “Patai’s 1992 Guide to the Chemistry of Functional Groups” (1992) Interscience ISBN: 0−471−93022−9; Solomons, T. W. G. “Organic Chemistry” 7th Edition (2000) John Wiley & Sons, ISBN: 0−471−19095−0; Stowell, J.C., “Intermediate Organic Chemistry” 2nd Edition (1993) Wiley−Interscience, ISBN: 0−471−57456−2; “Industrial Organic Chemicals: Starting Materials and Intermediates: An Ullmann’s Encyclopedia” (1999) John Wiley & Sons, ISBN: 3−527−29645−X, in 8 volumes; “Organic Reactions” (1942−2000) John Wiley & Sons, in over 55 volumes; および、73巻の“Chemistry of Functional Groups”John Wiley & Sonsを含む。
特定の類似した反応物は、ほとんどの公立図書館や大学の図書館で、および、オンラインデータサービスを介して入手可能である米国化学学会のChemical Abstract Serviceによって調製される既知の化学製品の指標によって随意に識別される(詳細については、ワシントンDCのAmerican Chemical Societyにお問い合わせください)。知られてはいるがカタログで販売されていない化学製品はカスタム化学合成会社によって随意に調製され、薬品供給会社(例えば、上に列挙した会社)の多くはカスタム合成サービスを提供している。本明細書に記載される置換されたステロイド誘導体化合物の薬学的な塩の調製と選択に関する参考文献は、P.H.Stahl&C.G.Wermuth”Handbook of Pharmaceutical Salts”,Verlag Helvetica Chimica Acta,Zurich,2002である。
置換されたステロイド誘導体化合物の医薬組成物
特定の実施形態では、本明細書に記載されるような置換されたステロイド誘導体化合物は、純粋な化学物質として投与される。他の実施形態では、本明細書に記載される置換されたステロイド誘導体化合物は、例えば、Remington: The Science and Practice of Pharmacy (Gennaro, 21st Ed. Mack Pub. Co.,Easton, PA(2005))に記載されるような選択される投与経路および標準の薬務に基づいて選択される、薬学的に適切または許容可能な担体(本明細書で、薬学的に適切な(または許容可能な)賦形剤、生理学的に適切な(または許容可能な)賦形剤、または生理学的に適切な(または許容可能な)担体とも呼ばれる)と組み合わされる。
本明細書には、1つ以上の薬学的に許容可能な担体とともに、少なくとも1つの置換されたステロイド誘導体化合物、またはその立体異性体、薬学的に許容可能な塩、水和物、溶媒和物、あるいはN−オキシドを含む、医薬組成物が提供される。担体(または賦形剤)は、組成物の他の成分と適合性があり、組成物のレシピエント(すなわち被験体)に有害でない場合に、許容可能であるか、または適切である。
1つの実施形態は、本明細書で提供される式のいずれかの化合物、あるいはその薬学的に許容可能な塩、および薬学的に許容可能な賦形剤を含む医薬組成物を提供する。
特定の実施形態では、本明細書で提供される式のいずれかによって記載されるような置換されたステロイド誘導体化合物は、例えば、合成方法の1つ以上の工程で形成される未反応の中間体または合成の副産物などの他の有機小分子を約5%未満、または約1%未満、または約0.1%未満含んでいるという点で、実質的に純粋である。
適切な経口剤形は、例えば、錠剤、丸剤、小袋、またはハードあるいはソフトなゼラチン、メチルセルロース、または消化管に溶けやすい別の適切な材料のカプセルを含む。いくつかの実施形態では、例えば、医薬品グレードのマンニトール、ラクトース、デンプン、ステアリン酸マグネシウム、ナトリウムサッカリン、タルカム、セルロース、グルコース、スクロース、炭酸マグネシウムなどを含む適切な無毒な固体担体が使用される。(例えば、Remington:The Science and Practice of Pharmacy (Gennaro,21st Ed. Mack Pub. Co.,Easton,PA(2005)を参照)。
本明細書に記載されるような少なくとも1つの置換されたステロイド誘導体化合物を含む医薬組成物の用量は、患者(例えば、ヒト)の状態、すなわち、疾患の段階、健康状態、年齢、および他の因子に依存して様々であり得る。
医薬組成物は、治療される(または予防される)疾患に適切なやり方で投与される。適切な投与量および投与の適切な持続時間と頻度は、患者の疾病、患者の疾患のタイプおよび重症度、活性成分の特定の形態、および投与の方法などの因子によって決定される。一般に、適切な投与量および処置のレジメンは、より頻繁な完全寛解または部分寛解、あるいはより長い無病生存および/または全生存率、あるいは症状の重症度の低下などの、治療上のおよび/または予防的な恩恵(例えば、臨床結果の改善)をもたらすのに十分な量で組成物を提供する。最適用量は一般に実験モデルおよび/または臨床試験を使用して決定される。最適用量は患者の体型、体重、または血液量に依存する。
経口投与量は典型的には1日当たり1−4回またはそれ以上、約1.0mg−約1000mgまでの幅がある。
置換されたステロイド誘導体化合物の使用グルココルチコイド受容体モジュレーター
ミフェプリストンはいくつかの核受容体の非選択的モジュレーターである。ミフェプリストンは、科学文献において、GRアンタゴニスト、プロゲステロン受容体(PR)アンタゴニスト、GR部分アゴニスト、アンドロゲン受容体(AR)アンタゴニスト、およびAR部分アゴニストと呼ばれてきた。複数のホルモン受容体で観察された活性は、様々な望ましくない副作用をもたらし、いくつかの例では、癌の進行を引き起こす。したがって、ARアゴニズムは、癌(例えば、「去勢抵抗性」の前立腺癌(CRPC)、乳癌、あるいは卵巣癌を含む、AR陽性あるいはAR依存性の癌)の処置に使用されるGRアンタゴニストの望ましくない特徴である。アンドロゲン受容体(AR)などの他のホルモン受容体への結合を最小限に抑えたGRのアンタゴニストは、副作用を減少させた上で本明細書に記載された疾患を有効に処置する必要がある。
本明細書に提供されるいくつかの実施形態は、グルココルチコイド受容体(GR)のモジュレーターである化合物について記載している。いくつかの実施形態では、化合物は、GRのレベルおよび/または活性を変える。いくつかの実施形態では、本明細書に記載された化合物はGR阻害剤である。いくつかの実施形態では、GR阻害剤はGRアンタゴニストである。いくつかの例では、グルココルチコイド受容体アンタゴニストは、受容体に結合し、グルココルチコイド受容体アゴニストが結合したり、転写を含むGR媒介性の事象を誘発したりするのを防ぐ。したがって、いくつかの実施形態では、本明細書に記載された化合物は、GR転写活性化の活性を阻害する。いくつかの実施形態では、本明細書に記載された化合物は選択的GRアンタゴニストである。いくつかの実施形態では、本明細書に記載された化合物はGRアゴニストではない。いくつかの実施形態では、本明細書に記載された化合物はGR部分アゴニストではない。いくつかの実施形態では、GR阻害剤は、細胞におけるコルチゾール活性を減少させて、第2の治療薬をより有効なものにする。
GRアンタゴニストは、体重増加(例えば、オランザピン誘発性の体重増加)、子宮線維症、アルコール中毒、アルコール乱用障害、コカイン依存、双極性うつ病、副腎のコルチゾン過剰症、外傷後ストレス障害、不安障害、気分障害、高血糖症の処置または予防に、および流産の誘発に有用である。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤もアンドロゲン受容体(AR)シグナル伝達阻害剤である。特定の実施形態では、ARシグナル伝達阻害剤はARアンタゴニストである。いくつかの例では、ARアンタゴニストはARに結合して、ARアゴニストが結合したり、転写を含むAR媒介性の事象を誘発したりするのを防ぐ。他の実施形態では、GR阻害剤は、アンドロゲン受容体(AR)シグナル伝達阻害剤ではない。これらの例では、GR阻害剤は、ARのレベルおよび/または活性を有意に活性化しない。いくつかの実施形態では、GR阻害剤はARアゴニストではない。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤は、アンドロゲン受容体(AR)への結合を最小限に抑えた。いくつかの実施形態では、本明細書に記載された化合物はARアゴニストではない。いくつかの実施形態では、本明細書に記載された化合物は部分ARアゴニストではない。いくつかの実施形態では、本明細書に記載された化合物は、ミフェプリストンと比較して、部分的なARアゴニズムを最小限に抑えた。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤は、部分的なARアゴニストでも部分的なGRアゴニストでもない。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤は、プロゲステロン受容体を調節しない。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤は、プロゲステロン受容体(PR)阻害剤ではない。これらの例では、GR阻害剤は、PRのレベルおよび/または活性を著しく活性化しない。いくつかの実施形態では、GR阻害剤はPRアゴニストではない。いくつかの実施形態では、GR阻害剤はPR部分アゴニストではない。いくつかの実施形態では、GR阻害剤はPRアンタゴニストではない。
いくつかの実施形態では、GR阻害剤(例えば、GRアンタゴニスト)は選択的阻害剤である。いくつかの実施形態では、患者におけるGR阻害剤の使用は、性器出血、筋痙攣、悪心、嘔吐、下痢、眩暈、背部痛、脱力、疲労、あるいはそれらの組み合わせで引き起こさず、結果として生じさせることもない。特定の実施形態では、患者におけるGR阻害剤の使用は、性器出血を引き起こさず、結果として生じさせることもない。特定の実施形態では、患者におけるGR阻害剤の使用は、筋痙攣を引き起こさず、結果として生じさせることもない。いくつかの実施形態では、患者におけるGR阻害剤の使用は、アレルギー反応、低血圧、意識消失、息切れ、速い心臓の鼓動、あるいはそれらの組み合わせを引き起こさず、結果として生じさせることもない。
処置の方法
癌
1つの実施形態は、被験体の癌を処置する方法であって、本明細書で提供される式のいずれかの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を被験体に投与する工程を含む、方法を提供する。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤は、癌を処置するための第2の治療薬(例えば、抗癌剤)と組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、第2の治療薬(例えば、抗癌剤)とGR阻害剤の組み合わせは、単独で投与された第2の治療薬(例えば、抗癌剤)と比較して、癌を処置するためのより効果的な初期の治療を提供する。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤は、癌を処置するための1つ以上の追加の治療薬(例えば、抗癌剤)と組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、1つ以上の追加の治療薬(例えば、抗癌剤)とGR阻害剤の組み合わせは、単独で投与された1つ以上の治療薬(例えば、抗癌剤)と比較して、癌を処置するためのより効果的な初期の治療を提供する。
いくつかの実施形態では、癌は、化学療法抵抗性の癌、放射線抵抗性の癌、あるいは難治性の癌である。いくつかの実施形態では、癌は、再発した癌、持続性癌、あるいは再発癌である。本明細書に提供される別の実施形態は、癌再発の発生率を低下させる方法について記載している。本明細書には、いくつかの実施形態において、化学療法抵抗性の癌を処置する方法も提供される。
前立腺癌
前立腺癌は、米国の男性の癌による死亡の2番目に多い原因であり、米国人男性の約6人に1人が生涯において前立腺癌であると診察される。腫瘍の根絶を目指した処置は男性の30%で失敗する。
1つの実施形態は、被験体の前立腺癌を処置する方法であって、本明細書で提供される式のいずれかの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を被験体に投与する工程を含む、方法を提供する。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤は、前立腺癌を処置するための第2の治療薬(例えば、抗癌剤)と組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、第2の治療薬(例えば、抗癌剤)とGR阻害剤の組み合わせは、単独で投与された第2の治療薬(例えば、抗癌剤)と比較して、前立腺癌を処置するためのより効果的な初期の治療を提供する。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤は、前立腺癌を処置するための1つ以上の追加の治療薬(例えば、抗癌剤)と組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、1つ以上の追加の治療薬(例えば、抗癌剤)とGR阻害剤の組み合わせは、単独で投与された1つ以上の治療薬(例えば、抗癌剤)と比較して、前立腺癌を処置するためのより効果的な初期の治療を提供する。
いくつかの実施形態では、前立腺癌は化学療法抵抗性の癌、放射線抵抗性の癌、抗アンドロゲン耐性または難治性の癌である。いくつかの実施形態では、前立腺癌は、再発した癌、持続性癌、あるいは再発癌である。
いくつかの実施形態では、前立腺癌は、腺房腺癌、萎縮性の癌腫、泡沫状癌腫、膠様癌、あるいは印環細胞癌である。いくつかの実施形態では、前立腺癌は、腺管癌、移行上皮癌、尿路上皮癌、扁平上皮癌、カルチノイド、小細胞癌、肉腫癌、あるいは肉腫様癌である。いくつかの実施形態では、前立腺癌は、転移性の去勢抵抗性前立腺癌、二重抵抗性の前立腺癌、去勢抵抗性前立腺癌、ホルモン抵抗性前立腺癌、アンドロゲン非依存性癌、あるいはアンドロゲン難治性癌である。
いくつかの例では、抗アンドロゲンは、その初期段階中に前立腺癌の処置に有用である。いくつかの例では、前立腺癌細胞は、その増殖と生存に関してアンドロゲン受容体(AR)に依存する。前立腺癌患者の中には、単独で、あるいは残余のテストステロンの効果に拮抗する抗アンドロゲンと組み合わせて、テストステロン産生をブロックする薬剤(例えば、GnRHアゴニスト)による処置によって物理的または化学的に去勢される患者もいる。
いくつかの例では、前立腺癌は、ホルモン不応状態へ進行し、この状態下で、前立腺癌は継続的なアンドロゲン切除あるいは抗アンドロゲン療法にもかかわらず進行する。継続的なアンドロゲン切除あるいは抗アンドロゲン療法の存在下でもほとんどの患者が最終的には進行させるホルモン不応状態は、「去勢抵抗性」前立腺癌(CRPC)として知られている。CRPCはARの過剰発現に関係している。ARはほとんどの前立腺癌細胞において発現され、ARの過剰発現は前立腺癌細胞のアンドロゲン非依存性の成長にとって必要であり、十分なものである。アンドロゲン非依存性の成長の進行に起因するホルモン療法の失敗は、進行した前立腺癌の管理の成功にとって障害となるものである。
CRPCのごく一部がARシグナル伝達の要件を回避する一方で、CRPCの大部分は、「アンドロゲン非依存性の前立腺癌」または「ホルモン難治性の前立腺癌」と頻繁に呼ばれるが、ARシグナル伝達に対するその系列依存性を保持する。
アビラテロンおよびエンザルタミドなどのアンドロゲン受容体(AR)シグナル伝達を標的とする近年承認された治療薬は、CRPCを処置するために利用されてきた。これらの成功にもかかわらず、これらの薬剤との反応の維持は、6−12か月以内に典型的に進行する獲得抵抗性によって制限される。二重抵抗性前立腺癌は、腫瘍細胞が去勢抵抗性となって、ARを過剰発現する(CRPCの特徴である)ことを特徴とする。しかしながら、細胞は、第2世代抗アンドロゲンで処置されるときは抵抗性のままである。二重抵抗性前立腺癌細胞は、腫瘍の増殖を阻害する際の第2世代抗アンドロゲンの有効性の欠如を特徴とする。
上に議論されるように、癌細胞がアンドロゲン受容体(AR)を過剰発現するときに、抵抗性前立腺癌(例えば、二重抵抗性および去勢抵抗性の前立腺癌)が生じる。細胞が第2世代抗アンドロゲンで処置されるときに、AR標的遺伝子発現が阻害される。いくつかの例では、グルココルチコイド受容体(GR)によるシグナル伝達の増加は、抵抗性前立腺癌におけるアンドロゲン受容体シグナル伝達の阻害を補う。これらのAR標的遺伝子のサブセットの発現が回復されると、二重抵抗性前立腺癌が発症する。いくつかの例では、GR活性化は、この標的遺伝子活性化に要因である。いくつかの実施形態では、GR転写は、抵抗性前立腺癌(例えば、二重抵抗性および去勢抵抗性の前立腺癌)に罹りやすいまたはそれを患う患者において活性化される。いくつかの例では、癌細胞におけるGRアップレギュレーションは、抗アンドロゲンに対する耐性を与える。
本明細書で提供されるいくつかの実施形態は、二重抵抗性前立腺癌および去勢抵抗性前立腺癌を含む、被験体の前立腺癌を処置するためのGR阻害剤の使用について記載している。いくつかの実施形態では、被験体は腫瘍GR発現を増加させた。いくつかの実施形態では、GR阻害剤は、ARシグナル伝達阻害剤または抗アンドロゲンである。
いくつかの実施形態では、GR阻害剤は、第2の治療薬と組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、GR阻害剤は、1つ以上の追加の治療薬と組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、第2または追加の治療薬は抗癌剤である。特定の実施形態では、抗癌剤は、AR陽性あるいはAR陰性の前立腺癌に有用である。
いくつかの実施形態では、第2または追加の治療薬は、ARシグナル伝達阻害剤あるいは抗アンドロゲンである。特定の実施形態では、ARシグナル伝達阻害剤はARアンタゴニストである。いくつかの実施形態では、第2または追加の治療薬は、フィナステリド、デュタステリド、アルファトラジオール、酢酸シプロテロン、スピロノラクトン、ダナゾール、ゲストリノン、ケトコナゾール、酢酸アビラテロン、エンザルタミド、ARN−509、ダナゾール、ゲストリノン、ダナゾール、シンバスタチン、アミノグルテチミド、アトルバスタチン、シンバスタチン、プロゲステロン、酢酸シプロテロン、酢酸メドロキシプロゲステロン、酢酸メゲストロール、酢酸クロマジノン、スピロノラクトン、ドロスピレノン、エストラジオール、エチニルエストラジオール、ジエチルスチルベストロール、ウマの結合型エストロゲン、ブセレリン、デスロレリン、ゴナドレリン、ゴセレリン、ヒストレリン、リュープロレリン、ナファレリン、トリプトレリン、アバレリックス、セトロレリクス、デガレリクス、ガニレリクス、またはそれらの任意の組み合わせ、あるいは任意の塩から選択される。いくつかの実施形態では、第2または追加の治療薬は、フルタミド、ニルタミド、ビカルタミド、エンザルタミド、アパルタミド、酢酸シプロテロン、酢酸メゲストロール、酢酸クロマジノン、スピロノラクトン、カンレノン、ドロスピレノン、ケトコナゾール、トピルタミド、シメチジン、またはそれらの任意の組み合わせ、あるいは任意の塩から選択される。いくつかの実施形態では、ARシグナル伝達阻害剤は、3,3’−ジインドリルメタン(DIM)、酢酸アビラテロン、ARN−509、ベキスロステリド、ビカルタミド、デュタステリド、エプリステリド、エンザルタミド、フィナステリド、フルタミド、イゾンステリド、ケトコナゾール、N−ブチルベンゼン−スルホンアミド、ニルタミド、メゲストロール、ステロイド性抗アンドロゲン、ツロステリド、またはそれらの任意の組み合わせである。いくつかの実施形態では、ARシグナル伝達阻害剤は、フルタミド、ニルタミド、ビカルタミド、あるいはメゲストロールである。いくつかの実施形態では、ARシグナル伝達阻害剤はARN−509である。他の実施形態では、ARシグナル伝達阻害剤はエンザルタミドである。
いくつかの実施形態では、抗癌剤は、ミトキサントロン、エストラムスチン、エトポシド、ビンブラスチン、カルボプラチン、ビノレルビン、パクリタキセル、ダウノマイシン、ダルビシン、エピルビシン、ドセタキセル、カバジタキセル、あるいはドキソルビシンである。いくつかの実施形態では、抗癌剤は、パクリタキセル、ダウノマイシン、ダルビシン、エピルビシン、ドセタキセル、カバジタキセル、あるいはドキソルビシンである。いくつかの実施形態では、追加の抗癌剤はドセタキセルである。
乳癌
乳癌は米国の女性の間で癌の第2の主因である。トリプルネガティブ乳癌はすべての乳癌タイプのなかで最も攻撃的であり、かつ、処置するのがもっとも困難なものである。トリプルネガティブ乳癌は、ほとんどの乳癌の成長をあおる3つの受容体−エストロゲン、プロゲステロン、およびHER−2−が存在しない疾患の形態である。腫瘍細胞がこれらの受容体を欠いているため、エストロゲン、プロゲステロン、およびHER−2を標的とする処置は効果がない。約40,000人の女性が毎年、トリプルネガティブ乳癌と診断されている。こうした女性の腫瘍細胞の半分を超える腫瘍細胞が、有意な量のGRを発現させると推測されている。
いくつかの例では、GR発現は、エストロゲン受容体(ER)陰性の初期段階の乳癌における予後不良に関連付けられる。いくつかの例では、トリプルネガティブ乳癌細胞のGR活性化は、化学療法誘発性の腫瘍細胞死の阻害に関係している抗アポトーシス性遺伝子発現プロファイルを開始する。これらの癌細胞のGR活性は、癌の化学療法抵抗性および再発の増加に相関している。
本明細書には、いくつかの実施形態において、乳癌を処置する方法が提供され、該方法は、本明細書に提供される式のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を、必要としている被験体に投与する工程を含む。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤は、乳癌を処置するための第2の治療薬(例えば、化学療法剤)と組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、第2の治療薬(例えば、化学療法剤)とGR阻害剤の組み合わせは、単独で投与された第2の治療薬(例えば、化学療法剤)と比較して、乳癌を処置するためのより効果的な初期の治療を提供する。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤は、乳癌を処置するための1つ以上の追加の治療薬(例えば、抗癌剤)と組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、1つ以上の追加の治療薬(例えば、抗癌剤)とGR阻害剤の組み合わせは、単独で投与された1つ以上の治療薬(例えば、抗癌剤)と比較して、乳癌を処置するためのより効果的な初期の治療を提供する。
いくつかの実施形態では、乳癌は、化学療法抵抗性の癌、放射線抵抗性の癌、あるいは難治性の癌である。いくつかの実施形態では、乳癌は、再発した癌、持続性癌、あるいは再発癌である。乳癌は、限定されないが、腺管癌、侵襲性の腺管癌、乳房の管状癌、乳房の髄様癌、乳房の粘液性癌、乳房の乳頭癌、乳房の篩状癌、侵襲性の小葉癌、炎症性乳癌、上皮内小葉癌、男性乳癌、乳頭のパジェット病、乳房の葉状腫瘍、再発性と転移性の乳房癌、トリプルネガティブ乳癌、あるいはそれらの組み合わせを含み得る。
いくつかの実施形態では、乳癌は、再発性および転移性の乳癌、トリプルネガティブ乳癌、あるいはそれらの組み合わせである。いくつかの実施形態では、乳癌は、化学療法抵抗性のトリプルネガティブ乳癌またはエストロゲン受容体(ER)陰性の乳癌である。いくつかの実施形態では、乳癌は、化学療法抵抗性のトリプルネガティブ乳癌である。いくつかの実施形態では、乳癌は、エストロゲン受容体(ER)陰性の乳癌である。いくつかの実施形態では、乳癌は、GR+トリプルネガティブ乳癌である。いくつかの実施形態では、乳癌は、GR+エストロゲン受容体(ER)陰性の乳癌である。
本明細書に提供されるいくつかの実施形態は、トリプルネガティブ乳癌またはER陰性乳癌を含む、患者の乳癌を処置するためのGR阻害剤の使用について記載している。いくつかの実施形態では、GR阻害剤は、GRの抗アポトーシス性シグナル伝達経路を阻害し、第2の化学療法剤の細胞毒性の効率を増加させる。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤は、トリプルネガティブ乳癌患者などの乳癌患者における化学療法の有効性を増強させる。いくつかの実施形態では、乳癌患者は腫瘍GR発現を増加させた。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤は、化学療法薬または免疫療法薬などの第2の治療薬と組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤は、1つ以上の追加の治療薬と組み合わせて使用される。いくつかの実施形態において、第2あるいは追加の化学療法剤は、シスプラチン、カルボプラチン、シクロホスファミド、カペシタビン、ゲムシタビン、パクリタキセル、nab−パクリタキセル、アルトレタミン、ドセタキセル、エピルビシン、メルファラン、メトトレキサート、ミトキサントロン、イクサベピロン、イホスファミド、イリノテカン、エリブリン、エトポシド、ドキソルビシン、リポソームドキソルビシン、カンプトテシン、ペメトレキセド、トポテカン、ビノレルビン、ダウノルビシン、フルオロウラシル、マイトマイシン、チオテパ、ビンクリスチン、エベロリムス、ベリパリブ、グレムバツムマブベドチン、ペルツズマブ、トラスツズマブ、あるいはこれら任意の組み合わせ、またはこれらの任意の塩である。いくつかの実施形態では、第2または追加の治療薬は抗PD−L1剤である。特定の実施形態では、抗PD−L1剤は、MPDL3280Aまたはアベルマブである。いくつかの実施形態では、第2または追加の治療薬は抗PD1剤である。特定の実施形態では、抗PD1剤は、ニボルマブまたはペンブロリズマブである。
本明細書に提供されるいくつかの実施形態は、エストロゲン陽性乳癌を処置する方法について記載している。いくつかの例では、エストロゲン陽性乳癌患者は、エストロゲン受容体モジュレーターに耐性を持つようになる。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤は、エストロゲン陽性乳癌患者におけるエストロゲン受容体モジュレーターの有効性を増強させる。いくつかの実施形態では、乳癌患者は腫瘍GR発現を増加させた。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤は、エストロゲン受容体モジュレーターと組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、エストロゲン受容体モジュレーターは、タモキシフェン、ラロキシフェン、トレミフェン、チボロン、フルベストラント、ラソフォキシフェン、クロミフェン、オルメロキシフェン、あるいはオスペミフェンである。いくつかの実施形態では、エストロゲン受容体モジュレーターは、タモキシフェン、ラロキシフェン、トレミフェン、チボロン、あるいはフルベストラントである。いくつかの実施形態では、エストロゲン受容体モジュレーターは、タモキシフェン、ラロキシフェン、あるいはトレミフェンである。特定の実施形態では、エストロゲン受容体モジュレーターはタモキシフェンである。
卵巣癌
卵巣癌は、婦人科悪性腫瘍による主要な死因である。いくつかの卵巣癌(例えば、高悪性度の漿液性卵巣癌)は、白金ベースの治療に最初は敏感に反応するが、再発率は高いままである。
1つの実施形態は、患者の卵巣癌を処置する方法であって、本明細書で提供される式のいずれかの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を患者に投与する工程を含む、方法を提供する。いくつかの実施形態では、患者は腫瘍GR発現を増加させた。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤は、卵巣癌を処置するための第2の治療薬(例えば、化学療法剤)と組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、第2の治療薬(例えば、化学療法剤)とGR阻害剤の組み合わせは、単独で投与された第2の治療薬(例えば、化学療法剤)と比較して、卵巣癌を処置するためのより効果的な初期の治療を提供する。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤は、卵巣癌を処置するための1つ以上の追加の治療薬(例えば、抗癌剤)と組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、1つ以上の追加の治療薬(例えば、抗癌剤)とGR阻害剤の組み合わせは、単独で投与された1つ以上の治療薬(例えば、抗癌剤)と比較して、卵巣癌を処置するためのより効果的な初期の治療を提供する。
いくつかの例では、いくつかの例では、GR活性化は、卵巣癌(例えば、高悪性度の漿液性卵巣癌)において化学療法に対する耐性を増加させる。いくつかの例では、GR活性化は、卵巣癌細胞において化学療法誘発性のアポプトーシスを有意に阻害する。本明細書には、いくつかの実施形態において、被験体の卵巣癌を処置する方法が提供され、該方法は、化学療法への感度を改善するためにGR阻害剤(例えば、GRアンタゴニスト)で被験体を処置する工程を含む。いくつかの実施形態では、卵巣癌は、化学療法に耐性を持つようになった。いくつかの実施形態では、卵巣癌細胞は、単独でまたは組み合わせで、シスプラチン、パクリタキセル、カルボプラチン、ゲムシタビンに対する耐性を有する。いくつかの実施形態では、GR阻害剤またはアンタゴニストは、細胞生存効果を逆転させる。
卵巣癌は、限定されないが、漿液性の上皮卵巣癌、子宮内膜の上皮卵巣癌、明細胞上皮卵巣癌、粘液性上皮卵巣癌、未分化または分類できない上皮卵巣癌、難治性の卵巣癌などの上皮の卵巣癌、性索間質性腫瘍、セルトリおよびセルトリ−ライディッヒ細胞腫、未分化胚細胞腫と非異常胚細胞(nondysgerminomatous)腫瘍などの胚細胞性腫瘍、ブレンナー腫瘍、原発性腹膜癌、卵管癌、あるいはそれらの組み合わせを含み得る。
いくつかの実施形態では、GR阻害剤は、化学療法または免疫療法などの少なくとも第2の治療薬と組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、GR阻害剤は、1つ以上の追加の治療薬と組み合わせて使用される。いくつかの実施形態において、第2あるいは追加の化学療法剤は、シスプラチン、カルボプラチン、シクロホスファミド、カペシタビン、ゲムシタビン、パクリタキセル、nab−パクリタキセル、アルトレタミン、ドセタキセル、エピルビシン、メルファラン、メトトレキサート、ミトキサントロン、イクサベピロン、イホスファミド、イリノテカン、エリブリン、エトポシド、ドキソルビシン、リポソームドキソルビシン、カンプトテシン、ペメトレキセド、トポテカン、ビノレルビン、ダウノルビシン、フルオロウラシル、マイトマイシン、チオテパ、ビンクリスチン、エベロリムス、ベリパリブ、グレムバツムマブベドチン、ペルツズマブ、トラスツズマブ、あるいはこれら任意の組み合わせ、またはこれらの任意の塩である。いくつかの実施形態では、第2または追加の化学療法剤はゲムシタビンである。いくつかの実施形態では、第2または追加の化学療法剤はカルボプラチンである。いくつかの実施形態では、第2または追加の化学療法剤はシスプラチンである。いくつかの実施形態では、第2または追加の薬剤はパクリタキセルである。いくつかの実施形態では、GR阻害剤は、ゲムシタビンおよびカルボプラチンと組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、GR阻害剤は、カルボプラチンおよびシスプラチンと組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、第2または追加の治療薬は抗PD−L1剤である。特定の実施形態では、抗PD−L1剤は、MPDL3280Aまたはアベルマブである。いくつかの実施形態では、第2または追加の治療薬は抗PD1剤である。特定の実施形態では、抗PD1剤は、ニボルマブまたはペンブロリズマブである。
非小細胞肺癌
1つの実施形態は、患者の非小細胞肺癌(NSCLC)を処置する方法であって、本明細書で提供される式のいずれかの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を患者に投与する工程を含む、方法を提供する。いくつかの実施形態では、患者は腫瘍GR発現を増加させた。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤は、NSCLCを処置するための第2の治療薬(例えば、化学療法剤)と組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、第2の治療薬(例えば、化学療法剤)とGR阻害剤の組み合わせは、単独で投与された第2の治療薬(例えば、化学療法剤)と比較して、NSCLCを処置するためのより効果的な初期の治療を提供する。いくつかの実施形態では、本明細書に記載されたGR阻害剤は、NSCLCを処置するための1つ以上の追加の治療薬(例えば、抗癌剤)と組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、1つ以上の追加の治療薬(例えば、抗癌剤)とGR阻害剤の組み合わせは、単独で投与された1つ以上の治療薬(例えば、抗癌剤)と比較して、NSCLCを処置するためのより効果的な初期の治療を提供する。
いくつかの実施形態では、GR阻害剤は、化学療法剤薬または免疫療法薬などの少なくとも第2の治療薬と組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、GR阻害剤は、1つ以上の追加の治療薬と組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、第2または追加の化学療法剤は、シスプラチン、カルボプラチン、シクロホスファミド、カペシタビン、ゲムシタビン、パクリタキセル、nab−パクリタキセル、アルトレタミン、ドセタキセル、エピルビシン、メルファラン、メトトレキサート、ミトキサントロン、イクサベピロン、イホスファミド、イリノテカン、エリブリン、エトポシド、ドキソルビシン、リポソームドキソルビシン、カンプトテシン、ペメトレキセド、トポテカン、ビノレルビン、ビンブラスチン、ダウノルビシン、フルオロウラシル、マイトマイシン、チオテパ、ビンクリスチン、エベロリムス、ベリパリブ、グレムバツムマブベドチン、ペルツズマブ、トラスツズマブ、またはそれらの任意の組み合わせ、あるいは任意の塩である。いくつかの実施形態では、第2または追加の化学療法剤はゲムシタビンである。いくつかの実施形態では、第2または追加の化学療法剤はカルボプラチンである。いくつかの実施形態では、第2または追加の化学療法剤はシスプラチンである。いくつかの実施形態では、第2または追加の薬剤はパクリタキセルである。いくつかの実施形態では、GR阻害剤は、ゲムシタビンおよびカルボプラチンと組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、GR阻害剤は、カルボプラチンおよびシスプラチンと組み合わせて使用される。いくつかの実施形態では、第2または追加の治療薬は抗PD−L1剤である。特定の実施形態では、抗PD−L1剤は、MPDL3280Aまたはアベルマブである。いくつかの実施形態では、第2または追加の治療薬は抗PD1剤である。特定の実施形態では、抗PD1剤は、ニボルマブまたはペンブロリズマブである。
コルチゾン過剰症/クッシング病
1つの実施形態は、患者のコルチゾン過剰症あるいはクッシング病を処置する方法であって、本明細書で提供される式のいずれかの化合物またはその薬学的に許容可能な塩を患者に投与する工程を含む、方法を提供する。
クッシング病のタイプとしては、限定されないが、再発性クッシング病、難治性のクッシング病、持続性のクッシング病、内因性のクッシング病、自発性のコルチゾン過剰症、副腎皮質刺激ホルモン依存性、副腎皮質刺激ホルモン依存性、あるいはそれらの組み合わせが挙げられる。
コルチゾン過剰症の原因は、限定されないが、コルチゾールへの長期暴露、過剰なコルチゾールを産生する腫瘍、コルチゾールの過剰産生を引き起こす腫瘍、あるいはそれらの組み合わせを含み得る。
他の実施形態および使用は、本開示の観点から当業者に明白となる。以下の実施例は、様々な実施形態の例証となるものとしてのみ提供され、いかなる方法でも本発明を制限するようには解釈されないものとする。
1.化学合成
特段の明記のない限り、市販の供給元から入手されるような試薬と溶媒を使用した。無水溶媒および炉乾燥したガラス製品を、湿気および/または酸素に敏感な合成変換に使用した。収率を最適化しなかった。反応時間はおおよそであり、最適化されたものではない。他に特に明記のない限り、カラムクロマトグラフイーおよび薄層クロマトグラフィー(TLC)を、シリカゲル上で実行した。実施例1.化合物17.(8S,9R,10R,11S,13S,14S,17S)−11−(4−(ジメチルアミノ)フェニル)−17−ヒドロキシ−17−(3−メトキシプロプ−1−イン−1−イル)−10,13−ジメチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
工程A.(8’S,9’S,10’R,13’S,14’S)−10’,13’−ジメチル−1’,2’,4’,7’,8’,9’,10’,12’,13’,14’,15’,16’−ドデカヒドロ−11’H−ジスピロ[[1,3]ジオキソラン−2,3’−シクロペンタ[a]フェナントレン−17’,2’’−[1,3]ジオキソラン]−11’−オン
アドレノステロン(50.2g、1eq)を、91gのオルソギ酸メチルエステル(5.2eq)と119gのエチレングリコール(11.5eq)とを有する390mlのDCMに溶かした。トルエンスルホン酸(1.9g、0.06eq)を加えた。反応を40°Cで18時間加熱した。暗い色の溶液を4mlのピリジンでクエンチした。反応を濃縮することで溶媒を取り除いた。残留物をDCMに取り入れ、水で洗浄した。有機質層をMg2SO4で乾燥させ、濾過し、濃縮することで、74.3gのどろどろの固形物を得た。固形物を精製することで、42.2g(65%)の表題化合物を得た。m/z (ESI, +veイオン) 389.3 (M+H)+.
工程B.(8’S,9’S,10’R,13’R,14’S)−10’,13’−ジメチル−1’,4’,7’,8’,9’,10’,13’,14’,15’,16’−デカヒドロ−2’H−ジスピロ[[1,3]ジオキソラン−2,3’−シクロペンタ[a]フェナントレン−17’,2’’−[1,3]ジオキソラン]−11’−イル 1,1,2,2,3,3,4,4,4−ノナフルオロブタン−1−スルホン酸塩
リチウムジイソプロピルアミド溶液を以下のように調製した。オーブンで乾燥させた500mLフラスコ中で、125mLのTHFと無水ジイソプロピルアミン(5.77mL、4.1eq)の溶液を、ドライアイス−アセトン浴で冷やした。n−ブチルリチウム(25.1mL、4eq、ヘキサン中の1.6M)をゆっくり加え、反応を25分間撹拌した。別々のフラスコを出発ビスケタールで満たし(工程A)(3.9g、1eq)、トルエンで共沸させ、真空下で乾燥させ、Arで流し、Arバルーン下で維持した。40mLのTHFを加えてビスケタールを溶かした。この溶液を、−78°Cで維持された新しく調製したLDA溶液にゆっくり加えた。反応を30分間撹拌し、その後、ペルフルオロブタンスルホニルフッ化物(5.4mL、3eq)を加えた。反応を別の時間、冷浴で維持した。浴槽を取り除き、混合物を夜通し室温で撹拌した。24時間後、さらに2.5mLのペルフルオロブタンスルホニルフッ化物を加え、反応は再び夜通し撹拌した。飽和したNH4Cl私用液を反応に加え、その後、EtOAcを用いて抽出した。有機質層をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させた。真空下で濃縮後、残留物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製することで、淡黄色固形物(3.7g、55%)として所望の生成物を得た。m/z(ESI、+veイオン)671.2(M+H)+。
工程C.tert−ブチル(4−((8’S,9’S,10’R,13’R,14’S)−10’,13’−ジメチル−1’,4’,7’,8’,9’,10’,13’,14’,15’,16’−デカヒドロ−2’H−ジスピロ[[1,3]ジオキソラン−2,3’−シクロペンタ[a]フェナントレン−17’,2’’−[1,3]ジオキソラン]−11’−イル)フェニル)(メチル)カルバミン酸塩
フラスコを(8’S,9’S,10’R,13’R,14’S)−10’,13’−ジメチル−1’,4’,7’,8’,9’,10’,13’,14’,15’,16’−デカヒドロ−2’H−ジスピロ[[1,3]ジオキソラン−2,3’−シクロペンタ[a]フェナントレン−17’,2’’−[1,3]ジオキソラン]−11’−イル 1,1,2,2,3,4,4,4−ノナフルオロブタン−1−スルホン酸塩(工程B)(1.4g、1eq)、(4−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)フェニル)ボロン酸)(5.2g、10eq)、塩化リチウム(177mg、2eq)、およびPd(PPh3)4(193mg、0.08eq)で満たした。その後、トルエン(36mL)、エタノール(18mL)、およびNa2CO3(2M、7.8mL、7.5eq)を連続的に加え、反応混合物を、アルゴンを用いて脱気した。反応を42時間還流した後、室温に冷まし、NaHCO3水溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。有機質層を分離させ、飽和したブライン溶液で洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濾過し、真空下で乾燥するまで蒸発させることで蒸発乾固した。フラッシュシリカ・ゲル・カラムクロマトグラフィーによる精製によって、白色固形物として表題化合物(1.1g、92%)を得た。
工程D.tert−ブチル(4−((4a’R,5a’S,6a’S,6b’S,9a’R,11a’R,11b’R)−9a’,11b’−ジメチル−1’,5a’,6’,6a’,6b’,7’,8’,9a’,11a’,11b’−デカヒドロ−2’H,4’H−ジスピロ[[1,3]ジオキソラン−2,3’−シクロペンタ[1,2]フェナントロ[8a,9−b]オキシレン−9’,2’’−[1,3]ジオキソラン]−11’−イル)フェニル)(メチル)カルバミン酸塩
0°CのDCM(10mL)中のtert−ブチル(4−((8’S,9’S,10’R,13’R,14’S)−10’,13’−ジメチル−1’,4’,7’,8’,9’,10’,13’,14’,15’,16’−デカヒドロ−2’H−ジスピロ[[1,3]ジオキソラン−2,3’−シクロペンタ[a]フェナントレン−17’,2’’−[1,3]ジオキソラン]−11’−イル)フェニル)(メチル)カルバミン酸塩(工程C)(520mg、0.9mmol)の溶液に、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン−2−オン(0.14mL、0.99mmol)を加え、その後、30%の過酸化水素水溶液(0.37mL、4.5mmol)とリン酸水素二ナトリウム(383.3mg、2.7mmol)とを加えた。反応混合物を0°Cで10分間撹拌し、室温で夜通し撹拌した。試薬(380mgのリン酸水素二ナトリウム、0.13mLのCF3COCF3、0.35mLの30%のH2O2)追加のアリコートを、24時間と48時間の時点で加えた。反応を10%のNa2S2O3溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。ブラインを用いて洗浄した後、有機質層を分離させ、MgSO4で乾燥させ、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製することで、白色の泡状固形物として470mg(88%)の所望のエポキシドを得た。
工程E.tert−ブチル(4−((5’R,8’S,9’R,10’R,13’R,14’S)−5’−ヒドロキシ−10’,13’−ジメチル−1’,4’,5’,6’,7’,8’,9’,10’,13’,14’,15’,16’−ドデカヒドロ−2’H−ジスピロ[[1,3]ジオキソラン−2,3’−シクロペンタ[a]フェナントレン−17’,2’’−[1,3]ジオキソラン]−11’−イル)フェニル)(メチル)カルバミン酸塩
フラスコを、(tert−ブチル(4−((4a’R,5a’S,6a’S,6b’S,9a’R,11a’R,11b’R)−9a’,11b’−ジメチル−1’,5a’,6’,6a’,6b’,7’,8’,9a’,11a’,11b’−デカヒドロ−2’H,4’H−ジスピロ[[1,3]ジオキソラン−2,3’−シクロペンタ[1,2]フェナントロ[8a,9−b]オキシレン−9’,2’’−[1,3]ジオキソラン]−11’−イル)フェニル)(メチル)カルバミン酸塩(工程D)(2.98g、6.02mmol)で満たし、トルエンで共沸させた。アルゴン下において、THF(1mL)を加え、溶液を氷浴で冷やし、その後、水素化アルミニウムリチウム(THF中の1Mの溶液、6.02mL)の滴下で冷やした。5分後、氷浴を取り除き、反応を1時間室温で撹拌した。反応を数滴のメタノールでクエンチし、その後、飽和したロシェルの食塩水とEtOAcを加えた。混合物を15分間撹拌し、有機質層を分離させ、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、濃縮した。残留物を、ヘキサン中の0−50%のEtOAcの勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製することで、黄色固形物として表題化合物(2.63g、88%)を得た。
工程F:tert−ブチル(4−((3a’S,3b’S,5a’R,9a’R,9b’S,9c’R,10a’R,10b’R)−5a’−ヒドロキシ−9a’,10b’−ジメチルテトラデカヒドロ−9c’H−ジスピロ[[1,3]ジオキソラン−2,1’−シクロペンタ[1,2]フェナントロ[3,4−b]オキシレン−7’,2’’−[1,3]ジオキソラン]−9c’−イル)フェニル)(メチル)カルバミン酸塩
3−クロロベンゼンカルボペルオキソ酸(75%、3.57g、15.5mmol)を、DCM(60mL)中のtert−ブチル(4−((5’R,8’S,9’R,10’R,13’R,14’S)−5’−ヒドロキシ−10’,13’−ジメチル−1’,4’,5’,6’,7’,8’,9’,10’,13’,14’,15’,16’−ドデカヒドロ−2’H−ジスピロ[[1,3]ジオキソラン−2,3’−シクロペンタ[a]フェナントレン−17’,2’’−[1,3]ジオキソラン]−11’−イル)フェニル)(メチル)カルバミン酸塩(工程E)(1.93g、3.88mmol)の溶液に加えた。反応物を20時間室温で撹拌し、NaHCO3水溶液で処理し、EtOAcで抽出した。有機質層を分離させ、ブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、真空で濃縮した。残留物を、ヘキサン中の0−45%のEtOAcの勾配を使用するシリカゲルクロマトグラフィーによって精製することで、所望の生成物として極性の高い異性体(530mg、27%)を得た。極性の低い異性体も隔離された(910mg、46%)。
工程G:(5’R,8’S,9’R,10’R,11’S,12’S,13’R,14’S)−10’,13’−ジメチル−11’−(4−(メチルアミノ)フェニル)ドデカヒドロ−2’H−ジスピロ[[1,3]ジオキソラン−2,3’−シクロペンタ[a]フェナントレン−17’,2’’−[1,3]ジオキソラン]−5’,12’(4’H)−ジオール
オーブンで乾燥させた3首の250mLのフラスコに、コールドフィンガーの冷却器とアルゴンバルーンを取り付けた。3−首フラスコとコールドフィンガーの両方をアセトン中のドライアイスで冷やした。25mLの所望の量に達するまで、補給タンクの液体アンモニアをフラスコに凝縮した。リチウム金属(109mg、13.7mmol)を加え、溶液は紺色に変化した。リチウムの溶解プロセスを促すために、ドライアイス浴を2分間軽く取り除き、その後、フラスコを冷却浴に戻した。約4分後、THF(20ml)中のtert−ブチル(4−((3a’S,3b’S,5a’R,9a’R,9b’S,9c’R,10a’R,10b’R)−5a’−ヒドロキシ−9a’,10b’−ジメチルテトラデカヒドロ−9c’H−ジスピロ[[1,3]ジオキソラン−2,1’−シクロペンタ[1,2]フェナントロ[3,4−b]オキシレン−7’,2’’−[1,3]ジオキソラン]−9c’−イル)フェニル)(メチル)カルバミン酸塩(1.05g、1.72mmol)(工程F)の溶液を約5分かけて液滴で加えた。反応は50分間継続し、その色は紺色のままであった。この時点で、0.5mLのエタノールを加え、1分間撹拌し、その後、冷却浴を取り除き、水をゆっくりと加えて反応をクエンチした。EtOAcを加え、アンモニアを蒸発させた。反応混合物をEtOAcで希釈し、ブラインで洗浄した。有機質層を乾燥させ、濃縮し、残留物はシリカゲルクロマトグラフィーによって精製することで、715mgの所望の生成物(81%)を得た。m/z (ESI, +ve ion) 514.4 (M+H)+.
工程H.(5’R,8’S,9’R,10’R,11’S,12’S,13’R,14’S)−11’−(4−(ジメチルアミノ)フェニル)−10’,13’−ジメチルドデカヒドロ−2’H−ジスピロ[[1,3]ジオキソラン−2,3’−シクロペンタ[a]フェナントレン−17’,2’’−[1,3]ジオキソラン]−5’,12’(4’H)−ジオール
フラスコを、(5’R,8’S,9’R,10’R,11’S,12’S,13’R,14’S)−10’,13’−ジメチル−11’−(4−(メチルアミノ)フェニル)ドデカヒドロ−2’H−ジスピロ[[1,3]ジオキソラン−2,3’−シクロペンタ[a]フェナントレン−17’,2’’−[1,3]ジオキソラン]−5’,12’(4’H)−ジオール(609mg、1.19mmol)(工程g)で満たし、DCM(12mL)を加え、その後、酢酸(0.68mL、11.9mmol)を加えた。その後、ホルムアルデヒド(0.45mL、5.93mmol)を加え、混合物を6分間撹拌した。トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(276mg、1.30mmol)を加えた。反応物を1時間で撹拌し、飽和したNaHCO3水溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。有機質層を乾燥させ、シリカゲルクロマトグラフィーカラムクロマトグラフィによって精製することで、575mgの表題化合物(92%)を得た。m/z (ESI, +ve ion) 528.3 (M+H)+。
工程I.(8S,9R,10R,11S,12S,13R,14S)−11−(4−(ジメチルアミノ)フェニル)−12−ヒドロキシ−10,13−ジメチル−1,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16−ドデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3,17(2H)−ジオン
フラスコを、(5’R,8’S,9’R,10’R,11’S,12’S,13’R,14’S)−11’−(4−(ジメチルアミノ)フェニル)−10’,13’−ジメチルドデカヒドロ−2’H−ジスピロ[[1,3]ジオキソラン−2,3’−シクロペンタ[a]フェナントレン−17’,2’’−[1,3]ジオキソラン]−5’,12’(4’H)−ジオール(工程H)(940mg、1.78mmol)で満たし、アセトン(26mL)を加え、その後、4Nの塩化水素(1.78mL、7.13mmol)を加えた。結果として生じた混合物を室温で2時間撹拌した。反応物をNaHCO3水溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。EtOAc層をブラインで洗浄し、MgSO4で乾燥させ、真空で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製することで、411mg(55%)の生成物を得た。m/z (ESI, +ve ion) 422.3 (M+H)+.
工程J.O−((8S,9R,10R,12S,13R,14S)−11−(4−(ジメチルアミノ)フェニル)−10,13−ジメチル−3,17−ジオキソ−2,3,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]フェナントレン−12−イル)1H−イミダゾール−1−カルボチオアート
フラスコを、(8S,9R,10R,11S,12S,13R,14S)−11−(4−(ジメチルアミノ)フェニル)−12−ヒドロキシ−10,13−ジメチル−1,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16−ドデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3,17(2H)−ジオン(工程I)(411mg、0.97mmol)で満たし、トルエンで共沸させた。DCM(24mL)を加え、その後、トリエチルアミン(0.27mL、1.95mmol)とジ(イミダゾール−1−イル)メタンチオン(2.8g、15.6mmol)を加えた。反応を4日間、室温でアルゴン下で撹拌した後、希釈されたHClでクエンチし、粗製物をEtOAcで抽出した。有機質層をブラインで2回洗浄し、乾燥させ、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製することで、表題化合物(427mg、82%)を得た。
工程K.(8S,9R,10R,11S,13S,14S)−11−(4−(ジメチルアミノ)フェニル)−10,13−ジメチル−1,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16−ドデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3,17(2H)−ジオン
フラスコを、O−((8S,9R,10R,12S,13R,14S)−11−(4−(ジメチルアミノ)フェニル)−10,13−ジメチル−3,17−ジオキソ−2,3,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]フェナントレン−12−イル)1H−イミダゾール−1−カルボチオアート(工程J)(420mg、0.79mmol)で満たし、アルゴンで流した。トルエン(19mL)を加え、その後、トリブチルスズ水素化物(0.42mL、1.58mmol)を加えた。反応を3時間還流した後、室温に冷まして濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製することで、無職の油として表題化合物(168mg、84%)を得た。m/z (ESI, +ve ion) 406.4 (M+H)+.
工程L.(8S,9R,10R,11S,13S,14S)−11−(4−(ジメチルアミノ)フェニル)−3−エトキシ−10,13−ジメチル−1,2,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16−ドデカヒドロ−17H−シクロペンタ[a]フェナントレン−17−オン
フラスコを、(8S,9R,10R,11S,13S,14S)−11−(4−(ジメチルアミノ)フェニル)−10,13−ジメチル−1,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16−ドデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3,17(2H)−ジオン(工程K)(210.mg、0.52mmol)で満たし、トルエンで共沸させた。pトルエンスルホン酸一水塩(118.2mg、0.62mmol)をフラスコに加え、フラスコをアルゴンで流した。エタノール(8mL)を加え、反応を氷浴で冷やした。オルトギ酸トリエチル(0.26mL、1.55mmol)を加えた。反応を1時間氷浴で撹拌した。トリエチルアミン(0.72mL)を加えて酸を中和した。反応を濃縮し、その後、シリカゲルクロマトグラフィーによって直接精製することで、所望のモノ−ケトン(66mg、29%)を得た。残りの過度に保護した、かつ、交互のモノ−保護した生成物を、工程IでのようにHClを用いる加水分解によって再利用した。m/z (ESI, +ve ion) 434.4 (M+H)+.
工程M.(8S,9R,10R,11S,13S,14S,17S)−11−(4−(ジメチルアミノ)フェニル)−17−ヒドロキシ−17−(3−メトキシプロプ−1−イン−1−イル)−10,13−ジメチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
フラスコを、3−メトキシプロプ−1−イン(0.1mL、1.2mmol)とTHF(1mL)で満たした。反応混合物を−78 °Cで冷やし、n−ブチルリチウム(0.71mL、1.14mmol)を滴下した。結果として生た混合物を10分間−78°Cで撹拌し、その後、−78°CのTHF(1mL)中の(8S,10R,11S,13S,14S)−11−[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−3−エトキシ−10,13−ジメチル−1,2,7,8,9,11,12,14,15,16−デカヒドロシクロペンタ[a]フェナントレン−17−オン(工程L)(29mg、0.07mmol)の溶液に加えた。反応を60分間−78°Cで撹拌した後、飽和したNH4Clでクエンチし、EtOAcを用いて抽出した。有機質層を乾燥させ、濾過し、濃縮した。残留物をTHF(1mL)、1.2mLの水(1.2mL)、および4NのHCl(0.75mL)に溶かし、溶液を1時間室温で撹拌した。溶液を飽和したNaHCO3溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。有機質層を濃縮し、残留物を逆相HPLCによって精製することで、TFA塩(23mg、72%)として表題化合物を得た。1H NMR (400MHz, CHLOROFORM−d)δ ppm 7.05−7.25 (2H, m), 6.48 − 6.75 (2H, m), 5.68 (1 H, d, J=1.17 Hz), 4.09 − 4.22 (2 H, m), 3.41−3.45 (1H, m), 3.40 (3 H, s), 2.94 (6 H, s), 2.45 (1H, m), 2.20−2.35 (4H, m), 2.10 − 2.15 (1 H, m), 1.85−2.00 (3H, m), (3H,br d,J=4.53 Hz), 1.68 − 1.85 (2H, m), 1.36 − 1.53 (4H, m), 1.02 (3 H, s), 0.90 (3 H, s);m/z (ESI, +ve ion) = 476.4 [M+H]+.
実施例2.化合物9.(8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−11−(4−(ジエチルアミノ)フェニル)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
工程A.(8S,13S,14S,)−13−メチル−1,2,4,6,7,8,12,13,14,15,16,17−ドデカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジオキソラン]−17−オール
THF(500mL)およびMeOH(50mL)中の(8S,13S,14S)−13−メチル−1,4,6,7,8,12,13,14,15,16−デカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジオキソラン]−17(2H)−オン(100g、318mmol)の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(6.14g、159mmol)を0°Cで数回に分けて加えた。混合物を0°Cで30分間撹拌し、その後、室温で1時間撹拌した。出発物質が消えたことをTLCが示した後、反応を2mLの飽和したNaHCO3溶液でクエンチし、濃縮することでMeOHを除去した。残留物をEtOAc中に溶かし、有機質層を飽和したNaHCO3溶液、ブラインで洗浄し、無水物のNa2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮することで、無色の油として表題化合物(99.5g、100%の収率)を得た。粗製物をそれ以上精製することなく次の反応で使用した。m/z (ESI, +ve ion) = 317.3 [M+H]+.
工程B.(5’R,8’S,10’R,13’S,14’S)−13’−メチル−1’,2’,7’,8’,12’,13’,14’,15’,16’,17’−デカヒドロ−4’H,6’H−スピロ[[1,3]ジオキソラン−2,3’−[5,10]エポキシシクロペンタ[a]フェナントレン]−17’−オール
0°CのDCM(320mL)中の(8S,13S,14S)−13−メチル−1,2,4,6,7,8,12,13,14,15,16,17−ドデカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジオキソラン]−17−オール(43.0g、136mmol、工程A)の溶液に、Na2HPO4(9.65g、68.0mmol)を加え、その後、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン−2−オン三水和物(11.2mL、81.5mmol)およびH2O2(35%の水溶液、34.2mL、408mmol)を加えた。混合物を10分間0°Cで撹拌し、その後、3時間室温で撹拌した。10%のチオ硫酸ナトリウム溶液(200mL)を、0°Cでゆっくり加え、混合物を30分間室温で撹拌し、DCM(300mL)で抽出した。有機質層をブラインで洗浄し、無水のNa2SO4で乾燥させ、濃縮することで、白色固形物としてエポキシドの4:1混合物として表題化合物(43.0g)を得た。粗製物をそれ以上精製することなく次の工程で使用した。
工程C.(8S,11R,13S,14S)−11−(4−(ジメチルアミノ)フェニル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,11,12,13,14,15,16,17−ドデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
乾燥させたフラスコを、マグネシウムチップ(2.04g、83.9mmol)とヨウ素の結晶で満たした。フラスコをArで流し、ヒートガンを用いて軽く熱して、その後、60°Cの油浴に置いた。THF(80mL)中の4−ブロモ−N,N−ジエチルアニリン(18.5g、81.2mmol、トルエンで事前に共沸させる)の溶液の一部を加えた(約5mL)。ヨウ素着色剤が消えた後、残りの溶液を20分間液滴で加え、混合物を2時間60°Cで撹拌した。
上の調製されたグリニャール試薬を室温に冷まし、0°CのTHF(100mL)中の(5’R,8’S,10’R,13’S,14’S)−13’−メチル−1’,2’,7’,8’,12’,13’,14’,15’,16’,17’−デカヒドロ−4’H,6’H−スピロ[[1,3]ジオキソラン−2,3’−[5,10]エポキシシクロペンタ[a]フェナントレン]−17’−オール(9.00g、27.1mmolm、トルエンで共沸させる、工程B)と銅(ヨウ化物(2.60g、13.5mmol)の溶液に加えた。結果として生じた混合物を室温に温めて1時間撹拌した。反応物をクエンチし(飽和したNH4Cl水溶液)、抽出して(2xEtOAc)、洗浄した(ブライン)。結合した有機質層を乾燥させ(Na2SO4)、および、減圧下で濃縮した。コンビ−フラッシュ(220gのSiO2、20%−80%のEtOAc/ヘキサン)による残留物の精製により、オフホワイト泡として(5R,8S,11R,13S,14S)−11−(4−(ジエチルアミノ)フェニル)−13−メチル−1,2,6,7,8,11,12,13,14,15,16,17−ドデカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジオキソラン]−5,17(4H)−ジオール(6.50g、13.5mmol、50%の収率)を得た。
水(109mL)中の70%の酢酸中の(5R,8S,11R,13S,14S)−11−(4−(ジエチルアミノ)フェニル)−13−メチル−1,2,6,7,8,11,12,13,14,15,16,17−ドデカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジオキソラン]−5,17(4H)−ジオール(6.50g、13.5mmol)の溶液を、1時間55°Cで撹拌した。反応を減圧下で濃縮することで、AcOHの大部分を取り除いた。その後、残留物を希釈し(EtOAc)、塩基化し(飽和したNaHCO3水溶液)、抽出し(2xEtOAc)、洗浄した(ブライン)。結合した有機質層を乾燥させ(Na2SO4)、および、減圧下で濃縮した。コンビ−フラッシュ(220gのSiO2、20%−60%のEtOAc/ヘキサン)による残留物の精製により、白色固形物として表題化合物(6.80g、16.2mmol、80%の収率)を得た。1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ 6.98 (d, J=8.33 Hz, 2H), 6.54−6.66 (m, 2H), 5.75 (s, 1H), 4.28 (d, J=6.72 Hz, 1H), 3.66 (br t, J=8.04 Hz, 1H), 3.25−3.38 (m, 4H), 2.68−2.83 (m, 1H), 2.32−2.61 (m, 7H), 1.98−2.16 (m, 2H), 1.60−1.74 (m, 3H), 1.30−1.49 (m, 3H), 1.14 (t, J=7.09 Hz, 6H), 0.48 (s, 3H).
工程D.(8S,9R,11S,13S,14S)−11−(4−(ジエチルアミノ)フェニル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,4,6,7,8,9,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
Ar下では、リチウム(283g、40.8mmol)を少量ずつ−78°Cで液体アンモニア(157mL)に加えた。着色剤が紺色に変わると、THF(100mL)中の(8S,11R,13S,14S)−11−(4−(ジエチルアミノ)フェニル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,11,12,13,14,15,16,17−ドデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン(4.50g、10.7mmol、工程C)を15分かけて加え(−60°Cよりも下の内部温度で維持)、その後、THF(50mL)中のtert−ブタノール(2.50mL、25.7mmol)の溶液を1分かけて加えた(追加後、暗紫色が残った)。反応を固体の塩化アンモニウム(12.0g、225mmol)によってクエンチした。ドライアイス浴とコールドフィンガーの冷却器の両方を取り除き、1時間室温でスラリーを撹拌することによりほとんどのアンモニアを蒸発させた。反応を希釈し(飽和したNH4Cl水溶液)、抽出した(2xEtOAc)。結合した有機質層を洗浄し(飽和したNH4Cl水溶液)、乾燥させ(Na2SO4)、減圧下で濃縮した。combi−フラッシュ(220gのSiO2、20%−60%のEtOAc/ヘキサン)による残留物の精製によって、表題化合物(2.60g、6.17mmol、58%の収率)を得た。m/z (ESI, +ve イオン)=422.3 [M+H]+.
工程E.(8R,9S,10R,11S,13S,14S)−11−(4−(ジエチルアミノ)フェニル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
トルエン(50mL)中の(8S,9R,11S,13S,14S)−11−[4−(ジエチルアミノ)フェニル]−17−ヒドロキシ−13−メチル−2,4,6,7,8,9,11,12,14,15,16,17−ドデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン(2.60g、6.17mmol、工程D)の溶液に、Ar下の4−メチルベンゼンスルホン酸水和物(3.52g、18.5mmol)を加え、結果として生じた溶液を1時間80°で加熱した。反応をTEA(3mL)でクエンチし、冷やし、希釈し(EtOAcと飽和したNaHCO3水溶液)、抽出したた(2xEtOAc)。結合した有機質層を洗浄し(ブライン)、乾燥させ(Na2SO4)、減圧下で濃縮した。コンビ−フラッシュ(120g、40%−60%のEtOAc/ヘキサン)による残留物の精製によって、白色泡として表題化合物(1.50g、3.56mmol、58%の収率)を得た。m/z (ESI, +ve ion) = 422.3 [M+H]+.
工程F.(8R,9S,10R,11S,13S,14S)−11−(4−(ジエチルアミノ)フェニル)−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジチオラン]−17−オール
酢酸(15mL)中の(8R,9S,10R,11S,13S,14S)−11−(4−(ジエチルアミノ)フェニル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン(1.50g、3.56mmol、工程E)とpトルエンスルホン酸一水塩(1.35g、7.11mmol)の溶液に、エタン−1,2−ジチオール(3.00mL、35.6mmol)を加えた。溶液をAr下で1時間室温で撹拌した後、反応をクエンチし(氷のように冷たい2.5NのNaOH水溶液)、抽出した(2xEtOAc)。結合した有機質層を洗浄し(ブライン)、乾燥させ(MgSO4)、減圧下で濃縮した。コンビ−フラッシュ(120gのSiO2、20%−40%のEtOAc/ヘキサン)による残留物の精製により、白色固形物として表題化合物(740mg、1.49mmol、42%の収率)を得た。1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ 7.21 (d, J=8.62 Hz, 2H), 6.58 (d, J=8.92 Hz, 2H), 5.61 (s, 1H), 3.56 (br t, J=7.97 Hz, 1H), 3.25−3.41 (m, 7H), 3.16−3.25 (m, 2H), 2.42−2.57 (m, 1H), 2.27 (td, J=3.27, 13.63 Hz, 1H), 1.93−2.15 (m, 6H), 1.81−1.92 (m, 2H), 1.50−1.73 (m, 2H), 1.21−1.38 (m, 2H), 1.08−1.18 (m, 7H), 0.79−1.05 (m, 3H), 0.54 (s, 3H);m/z (ESI, +ve ion) = 498.4 [M+H]+.
工程G.(8R,9S,10R,11S,13S,14S)−11−(4−(ジエチルアミノ)フェニル)−13−メチル−1,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16−ドデカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジチオラン]−17(2H)−オン
トルエン(15mL)中の(8R,9S,10R,11S,13S,14S)−11−(4−(ジエチルアミノ)フェニル)−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジチオラン]−17−オール(740mg、1.49mmol、工程F)の溶液に、シクロヘキサノン(0.44mL、4.28mmol)とアルミニウム・プロパン−2−オラート(410mg、2.00mmol)を連続的に加えた。反応を4時間105°Cに加熱した後、室温に冷まして、飽和した水性のロシェルの食塩水でクエンチした。混合物を10分間撹拌し、抽出した(2xEtOAc)。結合した有機質層を洗浄し(ブライン)、乾燥させ(MgSO4)、減圧下で濃縮した。コンビ−フラッシュ(40gのSiO2、10%−50%のEtOAc/ヘキサン)による残留物の精製により、白色固形物として表題化合物(430mg、0.87mmol、58%の収率)を得た。1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ 7.20 (d, J=7.63 Hz, 2H), 6.57 (d, J=8.92 Hz, 2H), 5.60−5.70 (s, 1H), 3.24−3.41 (m, 8H), 3.16−3.24 (m, 1H), 2.37−2.58 (m, 2H), 2.33 (m, 1H), 1.93−2.20 (m, 6H), 1.83 (dt, J=2.78, 13.08 Hz, 1H), 1.66−1.76 (m, 2H), 1.50−1.66 (m, 2H), 1.25−1.37 (m, 3H), 1.02−1.21 (m, 7H), 0.67 (s, 3H);m/z (ESI, +ve ion) = 496.4 [M+H]+.
工程H.(8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−11−(4−(ジエチルアミノ)フェニル)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジチオラン]−17−オール
THF(1mL)中の塩化イソプロピルマグネシウム(THF中の2Mの溶液、0.76mL、1.51mmol)の溶液に、0°Cの3,3−ジメチルブト−1−イン(0.19mL、0.61mmol)をAr下で液滴で加えた。溶液を10分間室温で撹拌した後、混合物を1時間(冷却器を用いて)50°Cで撹拌した。グリニャール試薬を0°Cに冷やし、THF(2mL)中の(8R,9S,10R,11S,13S,14S)−11−[4−(ジエチルアミノ)フェニル]−13−メチル−スピロ[1,2,6,7,8,9,10,11,12,14,15,16−ドデカヒドロシクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−1,3−ジチオラン]−17−オン(100mg、0.20mmol、工程G)の溶液を液滴で加えた。反応を30分間0°Cで撹拌した後、室温に温め、夜通し撹拌した。反応をクエンチし(飽和したNH4Cl水溶液)、抽出した(2xEtOAc)。結合した有機質層を洗浄し(ブライン)、乾燥させ(MgSO4)、減圧下で濃縮した。コンビ−フラッシュ(12gのSiO2、15%−35%のEtOAc/ヘキサン)による残留物の精製により、白色固形物として表題化合物(110mg、0.19mmol、94%の収率)を得た。m/z (ESI, +ve ion) = 578.5 [M+H]+.
工程I.(8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−11−(4−(ジエチルアミノ)フェニル)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
酢酸(4mL)中の(8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−11−(4−(ジエチルアミノ)フェニル)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジチオラン]−17−オール(110mg、0.19mmol、工程H)の溶液に、グリオキシル酸一水塩(876mg、9.52mmol)を室温で加え、混合物を10分間室温で撹拌した。その後、水(0.86mL、3.43mmol)中の4NのHClを加え、結果として生じた溶液を20時間室温で撹拌した。反応物をクエンチし(飽和したNaHCO3水溶液)、抽出して(2xEtOAc)、洗浄した(ブライン)。組み合わせた有機質層を、乾燥し(Na2SO4)、減圧下で濃縮した。コンビ−フラッシュ(12gのSiO2、20%−40%のEtOAc/ヘキサン)による残留物の精製により、白色泡として表題化合物(33mg、0.066mmol、38%の収率)を得た。1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ 7.23 (br d, J=8.33 Hz, 2H), 6.60 (br d, J=8.77 Hz, 2H), 5.86 (br s, 1H), 3.33 (br d, J=6.87 Hz, 5H), 2.86 (br s, 1H), 2.53 (br d, J=15.05 Hz, 1H), 2.38 (m, 1H), 2.01−2.30 (m, 5H), 1.92 (m, 3H), 1.71 (br s, 1H), 1.46−1.64 (m, 5H), 1.21−1.28 (s, 9H), 1.17 (m, 7H), 0.67 (s, 3H);m/z (ESI, +ve ion) = 502.4 [M+H]+.
実施例3−10は、工程Cでは4−ブロモ−N,N−ジエチルアニリンを適切な臭化物で置換し、および、工程Hでは3,3−ジメチルブト−1−インを適切なアルキンで置換し、実施例2に記載される手順に似た手順によって調製された。
実施例3.化合物1.(8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−11−(4−(ピロリジン−1−イル)フェニル)−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ 7.24−7.29 (m, 2H), 6.50 (d, J=8.77 Hz, 2H), 5.86 (s, 1H), 3.22−3.41 (m, 4H), 2.86 (m, 1H), 2.53 (m, 1H), 2.37 (m, 2H), 2.21−2.29 (m, 1H), 1.99−2.20 (m, 7H), 1.89−1.96 (m, 2H), 1.61−1.81 (m, 6H), 1.23−1.43 (m, 11H), 1.01−1.21 (m, 1H), 0.68 (s, 3H);m/z (ESI, +ve ion) = 500.5 [M+H]+.
実施例4.化合物3.(8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−11−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ 6.93 (d, J=1.90 Hz, 1H), 6.83−6.91 (m, 1H), 6.78 (d, J=8.33 Hz, 1H), 5.87 (s, 1H), 4.23−4.32 (m, 4H), 3.33 (br t, J=5.85 Hz, 1H), 2.86 (br s, 1H), 2.53 (br d, J=14.18 Hz, 1H), 2.36−2.42 (m, 1H), 2.11−2.29 (m, 4H), 2.02−2.09 (m, 2H), 1.84−1.99 (m, 3H), 1.69−1.81 (m, 1H), 1.44−1.55 (m, 2H), 1.23−1.41 (m, 11H), 1.01−1.15 (m, 1H), 0.67 (s, 3H);m/z (ESI, +ve ion) = 489.4 [M+H]+.
実施例5.化合物5.(8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−11−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ ppm 6.86 − 6.94 (2 H, m), 6.74 (1 H, d, J=8.0 Hz), 5.94 − 6.00 (2 H, m), 5.87 (1 H, s), 3.35 (1 H, br t, J=6.0 Hz), 2.80 − 2.90 (1 H, m), 2.50 − 2.57 (1 H, m), 2.36 − 2.42 (1 H, m), 2.24 − 2.35 (2 H, m), 1.96 − 2.23 (5 H, m), 1.87 − 1.95 (3 H, m), 1.69 − 1.80 (1 H, m), 1.44 − 1.55 (2 H, m), 1.38 (1 H, td, J=12.0, 5.7 Hz), 1.26 − 1.33 (1 H, m), 1.24 (9 H, s), 1.11 (1 H, br dd, J=12.1, 3.7 Hz), 0.68 (3 H, s);m/z (ESI, +ve ion) = 475.4 [M+H]+.
実施例6.化合物4.(8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−17−ヒドロキシ−11−(4−(イソプロピル(メチル)アミノ)フェニル)−17−(3−メトキシ−3−メチルブト−1−イン−1−イル)−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ 7.25 (br d, J=8.6 Hz, 2H), 6.71 (br d, J=8.77 Hz, 2H), 5.86 (s, 1H), 4.08 (td, J=6.56, 13.34 Hz, 1H), 3.37 (s, 3H), 3.33 (br t, J=5.41 Hz, 1H), 2.85 (br m, 1H), 2.73 (s, 3H), 2.53 (br d, J=14.32 Hz, 1H), 2.18−2.43 (m, 4H), 1.89−2.16 (m, 6H), 1.67−1.80 (m, 2H), 1.37−1.55 (m, 8H), 1.26 (dt, J=5.55, 11.40 Hz, 1H), 1.05−1.21 (m, 7H), 0.69 (s, 3H);m/z (ESI, +veイオン) = 518.5 [M+H]+.
実施例7.化合物7.(8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−11−(4−モルホリノフェニル)−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ7.33 (br d, J=8.33 Hz,2H), 6.84 (br d, J=7.45 Hz, 2H), 5.87 (s, 1H), 3.88 (br s, 4H), 3.26−3.48 (m, 1H), 3.17 (br s, 4H), 2.82 (br s, 1H), 2.54 (br d, J=14.03 Hz, 1H), 2.33−2.46 (m, 1H), 2.03−2.31 (m, 5H), 1.82−1.99 (m, 3H), 1.67−1.80 (m, 1H), 1.45−1.65 (m, 3H), 1.21−1.42 (m, 11H), 1.07−1.18 (m, 1H), 0.64 (s,3H);m/z (ESI, +ve ion) = 516.3 [M+H]+.
実施例8.化合物6.(8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−11−(4−(ジメチルアミノ)フェニル)−17−(3,3−ジメチルペンタ−1−イン−1−イル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ ppm 7.27 (2 H, s), 6.67 (2 H, br d, J=6.4 Hz), 5.86 (1 H, s), 3.34 (1 H, br s), 2.95 (3 H, br), 2.95 (3 H, br), 2.83 (1 H, br d, J=10.8 Hz), 2.49 − 2.57 (1 H, m), 2.37 (1 H, td, J=14.1, 4.3 Hz), 2.27 (2 H, dt, J=16.3, 3.9 Hz), 2.19 (1 H, ddd, J=13.8, 9.6, 5.7 Hz), 2.02 − 2.14 (3 H, m), 1.87 − 1.99 (3 H, m), 1.69 − 1.78 (1 H, m), 1.63 (1 H, s), 1.48 − 1.54 (2 H, m), 1.44 (2 H, q, J=7.6 Hz), 1.33 − 1.41 (1 H, m), 1.22 − 1.31 (1 H, m), 1.19 (3 H, s), 1.19 (3 H, s), 1.10 (1 H, br d, J=12.0 Hz), 0.99 (3 H, t, J=7.6 Hz), 0.66 (3 H, s);m/z (ESI, +ve ion) = 488.5 [M+H]+.
実施例9.化合物11.(8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−11−(4−(tert−ブチル(メチル)アミノ)フェニル)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ 7.25−7.30 (m, 2H), 7.01−7.05 (m, 2H), 5.85 (s, 1H), 3.37 (s, 1H), 2.81−2.93 (m, 1H), 2.74 (s, 3H), 2.50 (m, 1H), 2.31−2.41 (m, 1H), 1.98−2.31 (m, 5H), 1.86−1.96 (m, 3H), 1.64−1.74 (m, 1H), 1.43−1.53 (m, 2H), 1.16−1.38 (m, 12H), 1.04−1.14 (m, 10H), 0.56 (s, 3H);MS (ESI) = 516.5 [M+H]+.
実施例10.化合物2.(8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−17−ヒドロキシ−11−(4−(イソプロピル(メチル)アミノ)フェニル)−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ ppm 7.23 (2 H, br d, J=8.3 Hz), 6.71 (2 H, br d, J=8.3 Hz), 5.86 (1 H, s), 4.04 − 4.11 (1 H, m), 3.33 (1 H, br s), 2.86 (1 H, br s), 2.72 (3 H, s), 2.53 (1 H, br d, J=14.3 Hz), 2.33 − 2.43 (1 H, m), 2.07 − 2.31 (5 H, m), 2.03 (1 H, br s), 1.88 − 1.97 (3 H, m), 1.68 − 1.78 (1 H, m), 1.63 (1 H, s), 1.46 − 1.55 (2 H, m), 1.34 − 1.42 (1 H, m), 1.26 − 1.30 (1 H, m), 1.24 (9 H, s), 1.17 (3 H, d, J=5.6 Hz), 1.15 (3 H, d, J=5.6 Hz), 1.06 − 1.12 (1 H, m), 0.67 (3 H, s);m/z (ESI, +ve ion) = 502.4 [M+H]+.
実施例11.化合物10.(8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−17−ヒドロキシ−11−(4−(イソプロピルアミノ)フェニル)−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
工程A.(8S,11R,13S,14S)−11−(4−アミノフェニル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,11,12,13,14,15,16,17−ドデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
表題化合物は、(4−(ジエチルアミノ)フェニル)マグネシウム臭化物の代わりに、(4−(ビス(トリメチルシリル)アミノ)フェニル)マグネシウム臭化物を用いて、実施例2、工程Cに記載される手順に似た手順によって、(5’R,8’S,10’R,13’S,14’S)−13’−メチル−1’,2’,7’,8’,12’,13’,14’,15’,16’,17’−デカヒドロ−4’H,6’H−スピロ[[1,3]ジオキソラン−2,3’−[5,10]エポキシシクロペンタ[a]フェナントレン]−17’−オール(実施例2、工程B)から調製された。
工程B.tert−ブチル(4−((8S,11R,13S,14S)−17−ヒドロキシ−13−メチル−3−オキソ−2,3,6,7,8,11,12,13,14,15,16,17−ドデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]フェナントレン−11−イル)フェニル)カルバミン酸塩
(8S,11R,13S,14S)−11−(4−アミノフェニル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,11,12,13,14,15,16,17−ドデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン(4.00g、11.0mmol、トルエンで共沸させる、工程A)で満たしたフラスコに、ジ−tert−ブチル重炭酸塩(12.0g、55.0mmol)とMeCN(72mL)を加えた。反応物を一晩撹拌した。その後、固形物は濾過して洗いだ(v/v=5/1、hep/EtOAc)。濾液をコンビ−フラッシュ(80gのSiO2、25%−50%のEtOAc/ヘキサン)により精製することで、白色固形物として表題化合物(4.90g、10.6mmol、96%の収率)を得た。
工程C.(8R,9S,10R,11S,13S,14S)−11−(4−アミノフェニル)−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジチオラン]−17−オール
表題化合物は、実施例2、工程D、E、およびFに記載される手順に似た手順によって、tert−ブチル(4−((8S,11R,13S,14S)−17−ヒドロキシ−13−メチル−3−オキソ−2,3,6,7,8,11,12,13,14,15,16,17−ドデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]フェナントレン−11−イル)フェニル)カルバミン酸塩(工程B)から調製された。
工程D.(8R,9S,10R,11S,13S,14S)−11−(4−(イソプロピルアミノ)フェニル)−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジチオラン]−17−オール
DCE(1.1mL)中のアセトン(86.4uL、1.18mmol)と(8’R,11’S,13’S,14’S)−11’−(4−アミノフェニル)−13’−メチル−スピロ[1,3−ジチオラン−2,3’−2,6,7,8,9,10,11,12,14,15,16,17−ドデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]フェナントレン]−17’−オール(19.2mL、0.12mmol、工程C)の溶液に、室温でトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(62.4mg、0.29mmol)を加えた。反応を室温で撹拌した後、塩基化し(飽和したNaHCO3水溶液)、抽出し(2xDCM)、洗浄した(水)。結合した有機質層を乾燥させ(Na2SO4)、および、減圧下で濃縮した。コンビ−フラッシュ(12gのSiO2、30%−50%のEtOAc/ヘキサン)による残留物の精製により、オフホワイトの固形物として表題化合物(51.0mg、0.105mmol、90%の収率)を得た。m/z (ESI, +ve ion) = 486.4 [M+H]+.
工程E.(8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−17−ヒドロキシ−11−(4−(イソプロピルアミノ)フェニル)−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
表題化合物は、実施例2、工程G、H、およびIに記載された手順に似た手順によって、(8R,9S,10R,11S,13S,14S)−11−(4−(イソプロピルアミノ)フェニル)−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジチオラン]−17−オール(工程D)から調製された。
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ ppm 7.19 (d, J=7.89 Hz, 2 H), 6.52 (d, J=7.75 Hz, 2 H), 5.85 (s, 1 H), 3.57 − 3.64 (m, 1 H), 3.28 − 3.32 (m, 1 H), 2.79−2.86 (m, 1 H), 2.49−2.55 (m, 1 H), 2.30−2.40 (m, 1 H), 2.01 − 2.29 (m, 6 H), 1.86 − 1.97 (m, 3 H), 1.69−1.74 (m, 1 H), 1.63 (s, 1H), 1.37 − 1.55 (m, 3 H), 1.30−1.40 (m, 1H), 1.20 − 1.28 (m, 15 H), 0.66 (s, 3 H);m/z (ESI, +ve ion) = 488.4 [M+H]+.
実施例12.化合物13.(8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−11−(4−アミノフェニル)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
工程A.tert−ブチル(4−((8R,9S,10R,11S,13S,14S)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジチオラン]−11−イル)フェニル)カルバミン酸塩
フラスコを、(8R,9S,10R,11S,13S,14S)−11−(4−アミノフェニル)−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジチオラン]−17−オール(358mg、0.81mmol、トルエンで共沸させる、実施例11、工程C)で満たし、ジ−tert−ブチル重炭酸塩(885mg、4.05mmol)とMeCN(6mL)を加えた。反応を夜通し撹拌した後、固形物を濾過して、5:1ヘプタン:EtOAcで洗いだ。濾液をコンビ−フラッシュ(40gのSiO2、25%−50%のEtOAc/ヘキサン)により精製することで、表題化合物(420mg、0.780mmol、95%の収率)を得た。
工程B.tert−ブチル(4−((8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−3−オキソ−2,3,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]フェナントレン−11−イル)フェニル)カルバミン酸塩
表題化合物は、実施例2、工程G、H、およびIに記載された手順に似た手順によって、tert−ブチル(4−((8R,9S,10R,11S,13S,14S)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジチオラン]−11−イル)フェニル)カルバミン酸塩(工程A)から調製された。
工程C.(8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−11−(4−アミノフェニル)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
フラスコを、アセトン(1mL)中のtert−ブチル(4−((8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−3−オキソ−2,3,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−1H−シクロペンタ[a]フェナントレン−11−イル)フェニル)カルバミン酸塩(39mg、0.07mmol、工程B)で満たし、その後、ジオキサン(0.09mL、0.36mmol)中の4NのHClを加えた。結果として生じた透明な混合物を5時間室温で撹拌した後、飽和したNaHCO3溶液でクエンチし、その後、EtOAcで抽出した。有機質層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。粗製生成物をコンビ−フラッシュ(4gのSiO2、0%−70のEtOAc/ヘキサン)により精製することで、オフホワイト固形物として表題化合物(8.0mg、0.018mmol、25%)を得た。1H NMR(400 MHz,DICHLOROMETHANE−d2) δ ppm 7.12 (d, J=8.33 Hz, 2 H), 6.49 − 6.55 (d, 2 H), 5.71 (s, 1 H), 3.22 (br t, J=5.92 Hz, 1 H), 2.71−2.77 (m, 1 H), 2.40−2.45 (m, 1 H), 2.23−2.33 (m, 1 H), 1.91−2.19 (m, 6 H), 1.70−1.85 (m, 3 H), 1.54−1.69 (m, 2 H), 1.34−1.48 (m, 3 H), 1.22−1.34 (m, 1 H), 1.14 (s, 9 H), 0.54 (s, 3 H);m/z (ESI, +ve ion) = 446.3 [M+H]+.
実施例13.化合物14および15.(8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−11−(3−フルオロ−4−(イソプロピルアミノ)フェニル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン(14)、および、(8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−11−(3−フルオロ−4−(イソプロピル(メチル)アミノ)フェニル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン(15)
乾燥したフラスコを、(8R,9S,11S,13S,14S,17S)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イニル)−17−ヒドロキシ−11−[4−[イソプロピル(メチル)アミノ]フェニル]−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,14,15,16−ドデカヒドロシクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン(300mg、0.60mmol、実施例10)とDCM(8mL)で満たした。フラスコを0°Cに冷やし、1−フルオロ−2,4,6−トリメチルピリジニウムトリフルオロメタンスルホン酸塩(294mg、1.02mmol)を加えた。反応を60分間0°Cで撹拌した後、室温まで温めてさらに30分間撹拌した。反応混合物物をNaHCO3溶液(6mL)でクエンチし、EtOAc(200ml)で抽出した。有機質層をブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残留物を1:9のEtOAc/ヘキサンで溶出するコンビ−フラッシュにより精製することで、14と15の混合物を得た。混合物を分取逆相HPLC(両方の溶媒が0.1%のギ酸を含む水中の10%−90%のMeCNの勾配溶出、30分間方法)によって精製することで、最初に溶出する異性体として、(8R、9S、10R、11S、13S、14S、17S)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1イル)−11−(3−フルオロ4−(イソプロピル(メチル)アミノ)フェニル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン(15)、および、第2の溶出する異性体として、(8R,9S,10R,11S,13S,14S,17S)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−11−(3−フルオロ−4−(イソプロピルアミノ)フェニル)−17−ヒドロキシ−13−メチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン(14)を得た。
化合物14:1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ ppm 6.99−7.22 (m, 2 H), 6.62 (t, J=8.62 Hz,1 H), 5.87 (s, 1 H), 3.47−3.75 (m, 1 H), 3.22−3.46 (m,1 H), 2.76−2.86 (br dd, J=3.00, 1.68 Hz, 1 H), 2.530−2.58 (br d, J=14.32 Hz, 1 H), 2.34−2.43 (m, 1 H), 2.21−2.35 (m, 2H), 2.14−2.211 (m, 1H), 2.05−2,14 (m, 1H), 2.02−2.05 (m, 1H), 1.83−2.00 (m, 2 H), 1.68−1.78 (m,1H), 1.64−1.68 (m,1H), 1.45−1.55 (m,3 H), 1.32−1.42 (m,1 H), 1.24−1.27 (d,J=4 Hz,3 H), 1.20−1.24 (m,12 H), 1.05−1.15 (m,2H),0.57−0.68 (m, 3 H);m/z (ESI, +ve ion) 506.5(M+H)+.
化合物15:1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ ppm 6.98−7.17 (m, 2 H), 6.84 (t, J=8.84 Hz,1 H), 5.87 (s, 1 H), 3.66−3.81 (m, 1 H), 3.35 (br t, J=5.12 Hz, 1 H,), 2.84 (br dd, J=3.29, 1.53 Hz, 1 H), 2.69 (s,3 H), 2.50−2.59 (m, 1 H), 2.38−2.43 (m,1H), 2.22−2.36 (m, 2 H), (dt, J=1.97, 1.06 Hz, 1 H), 2.10−2.22 (m, 2 H), 2.01−2.12 (m, 2 H), 1.84−2.00 (m, 2 H), 1.69−1.81 (m, 1 H), 1.66 (s, 1 H), 1.43−1.56 (m, 2 H), 1.34−1.44 (m, 1H), 1.25−1.33 (m, 3 H), 1.24 (9 s, H), 1.07−1.18 (m, 6 H), 0.63(s, 3 H);m/z(ESI, +ve ion)520.4 (M+H)+.
実施例14.化合物8.(8R,9S,10R,11S,13S,14S,16R,17S)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−17−ヒドロキシ−11−(4−(イソプロピル(メチル)アミノ)フェニル)−13,16−ジメチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン、あるいは、(8R,9S,10R,11S,13S,14S,16S,17S)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−17−ヒドロキシ−11−(4−(イソプロピル(メチル)アミノ)フェニル)−13,16−ジメチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
工程A.(8R,9S,10R,11S,13S,14S,16R)−11−(4−(イソプロピル(メチル)アミノ)フェニル)−13,16−ジメチル−1,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16−ドデカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジチオラン]−17(2H)−オン、あるいは、(8R,9S,10R,11S,13S,14S,16S)−11−(4−(イソプロピル(メチル)アミノ)フェニル)−13,16−ジメチル−1,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16−ドデカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジチオラン]−17(2H)−オン
−45°CのTHF(50mL)中の(8S,13S,14S)−13−メチル−1,4,6,7,8,12,13,14,15,16−デカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジオキソラン]−17(2H)−オン(8.00g、25.4mmol、工程g中の実施例10の中間体)と3mlのDMPUの溶液に、[ビス(トリメチルシリル)アミノ]リチウム(50.9mL、50.9mmol)を加えた。30分撹拌後、ヨードメタン(7.92mL、127mmol)を加えた。反応を1時間−20°Cで撹拌し、飽和したNH4Clでクエンチし、EtOAcで抽出し、ブラインで洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残留物をコンビ−フラッシュ(10−20%のEtOAc/ヘキサン)によって精製することで、表題化合物(6.70g、20.4mmol、80%の収率)を得た。
工程B.(8R,9S,10R,11S,13S,14S,16R,17S)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−17−ヒドロキシ−11−(4−(イソプロピル(メチル)アミノ)フェニル)−13,16−ジメチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン、あるいは、(8R,9S,10R,11S,13S,14S,16S,17S)−17−(3,3−ジメチルブト−1−イン−1−イル)−17−ヒドロキシ−11−(4−(イソプロピル(メチル)アミノ)フェニル)−13,16−ジメチル−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
表題化合物は、実施例2、工程HおよびIに記載された手順に似た手順によって、(8R,9S,10R,11S,13S,14S,16R)−11−(4−(イソプロピル(メチル)アミノ)フェニル)−13,16−ジメチル−1,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16−ドデカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジチオラン]−17(2H)−オン、あるいは、(8R,9S,10R,11S,13S,14S,16S)−11−(4−(イソプロピル(メチル)アミノ)フェニル)−13,16−ジメチル−1,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16−ドデカヒドロスピロ[シクロペンタ[a]フェナントレン−3,2’−[1,3]ジチオラン]−17(2H)−オン(工程A)から調製された。
1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ 7.24 (d, J=8.77 Hz, 2H), 6.71 (d, J=8.92 Hz, 2H), 5.85 (s, 1H), 4.02−4.13 (m, 1H), 3.27−3.37 (m, 1H), 2.77−2.92 (m, 1H), 2.67−2.73 (m, 3H), 2.47−2.58 (m, 1H), 2.36 (m, 1H), 1.85−2.31 (m, 8H), 1.57−1.75 (m, 1H), 1.44−1.57 (m, 2H), 1.19−1.30 (m, 11H), 1.16 (dd, J=5.12, 6.58 Hz, 6H), 1.11 (m, 4H), 0.73 (s, 3H);m/z (ESI, +ve ion) = 516.5 [M+H]+.
実施例15.化合物21.(8S,9R,10R,11S,13S,14S,17S)−17−(シクロプロピルエチニル)−17−ヒドロキシ−11−(4−(イソプロピル(メチル)アミノ)フェニル)−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
実施例15は、工程Hにおいてアセトンでホルムアルデヒドを置換し、かつ、工程Mにおいてエチニルシクロプロパンで3−メトキシプロプ−1−インを置換して、実施例1、工程C−Mに記載の手順に似た手順によって、(8’S,9’S,10’R,13’R,14’S)−10’,13’−ジメチル−1’,4’,7’,8’,9’,10’,13’,14’,15’,16’−デカヒドロ−2’H−ジスピロ[[1,3]ジオキソラン−2,3’−シクロペンタ[a]フェナントレン−17’,2’’−[1,3]ジオキソラン]−11’−イル 1,1,2,2,3,3,4,4,4−ノナフルオロブタン−1−スルホン酸塩(実施例1、工程B)から調製された。1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ ppm 7.20−7.40 (m, 2 H), 6.64 (d,J=8.77 Hz, 2 H), 5.68 (d, J=1.32 Hz, 1 H), 4.05 (m,1 H), 3.50 (s, 1 H), 3.40 (m, 1 H), 2.71 (s,3 H), 2.50 (m, 1 H), 2.20−2.40 (m, 5 H), 2.10−2.20 (m,2 H), 1.95 (m, 3 H), 1.73 (m, 2 H), 1.43 (m,3H), 1.30 (m, 2 H), 1.16 (dd, J=6.58, 1.17 Hz,6H), 1.02 (s, 3 H), 0.87 (s, 3 H), 0.74−0.84 (m,2H), 0.60−0.73 (m, 2 H);m/z (ESI, +ve ion)=486.4[M+H]+.
実施例16.化合物26.(8S,9R,10R,11S,13S,14S,17S)−11−(4−アミノフェニル)−17−ヒドロキシ−10,13−ジメチル−17−(プロプ−1−イン−1−イル)−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
実施例例16は、工程Cにおいて、(4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノフェニル)ボロン酸で、(4−((tert−ブトキシカルボニル)(メチル)アミノ)フェニル)ボロン酸を置換し、実施例1、工程C−Gに記載される手順に似た手順によって、および、その後、工程Mにおいて、プロプ−1−インで3−メトキシプロプ−1−インを置換し、実施例1、工程I−Mに記載される手順に似た手順によって、(8’S,9’S,10’R,13’R,14’S)−10’,13’−ジメチル−1’,4’,7’,8’,9’,10’,13’,14’,15’,16’−デカヒドロ−2’H−ジスピロ[[1,3]ジオキソラン−2,3’−シクロペンタ[a]フェナントレン−17’,2’’−[1,3]ジオキソラン]−11’−イル 1,1,2,2,3,3,4,4,4−ノナフルオロブタン−1−スルホン酸塩(実施例1、工程B)から調製された。1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ ppm 7.26−7.05 (br s, 2 H), 6.54 − 6.62 (m, 2 H), 5.69 (d, J=1.32 Hz, 1 H), 3.59 (br s, 2 H), 3.41 (t, J=5.55 Hz, 1 H), 2.46−2.59 (m, 1 H), 2.11−2.33 (m, 7 H), 1.86−1.99 (m, 3 H), 1.89 (s, 3H), 1.64−1.81 (m, 3 H), 1.36−1.56 (m, 3 H), 1.1 −1.23 (m, 1H), 1.03 (s, 3 H), 0.87 (s, 3 H);m/z (ESI, +ve ion) = 418.3 [M+H]+.
実施例17.化合物30.(8S,9R,10R,11S,13S,14S,17S)−17−ヒドロキシ−11−(4−(イソプロピルアミノ)フェニル)−10,13−ジメチル−17−(プロプ−1−イン−1−イル)−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
実施例17は、工程Hにおいてアセトンでホルムアルデヒドを置換し、実施例1、工程Hに記載される手順に似た手順によって、(8S,9R,10R,11S,13S,14S,17S)−11−(4−アミノフェニル)−17−ヒドロキシ−10,13−ジメチル−17−(プロプ−1−イン−1−イル)−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン(実施例16)から調製された。1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ ppm 7.25−7.05 (br s, 2 H), 6.46 (d, J=8.77 Hz, 2 H), 5.68 (d, J=1.17 Hz, 1 H), 3.61 (quin, J=6.29 Hz, 1 H), 3.33 − 3.43 (m, 2 H), 2.47−2.56 (m,1H), 2.10−2.34 (m,7 H), 1.86−1.99 (m,3H), 1.89 (s,3H), 1.70−1.84 (m,3 H), 1.36−1.51 (m,3H), 1.22 (d,J=4.0 Hz,1H), 1.21 (d,J=4.0Hz,1H), 1.09−1.18 (m,1H), 1.03 (s,3H) 0.88 (s,3H);m/z (ESI, +ve ion) = 460.4 [M+H]+.
実施例18.化合物31.(8S,9R,10R,11S,13S,14S,17S)−11−(4−(1H−ピロール−1−イル)フェニル)−17−ヒドロキシ−10,13−ジメチル−17−(プロプ−1−イン−1−イル)−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン
実施例18は、2,5−ジメトキシテトラヒドロフランでホルムアルデヒドを置換して、実施例1、工程Hに記載される手順に似た手順によって、(8S,9R,10R,11S,13S,14S,17S)−11−(4−アミノフェニル)−17−ヒドロキシ−10,13−ジメチル−17−(プロプ−1−イン−1−イル)−1,2,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17−テトラデカヒドロ−3H−シクロペンタ[a]フェナントレン−3−オン(実施例16)から調製された。1H NMR (400 MHz, CHLOROFORM−d) δ ppm 7.40−7.65 (br s, 2 H), 7.23−7.27(m,2H), 7.10(t,J=2.19 Hz, 2 H), 6.35 (t, J=2.19 Hz, 2 H), 5.71 (d, J=1.02 Hz, 1 H), 3.55 (br t, J=5.85 Hz, 1 H), 2.54 (td, J=14.47, 4.53 Hz, 1 H), 2.15−2.39 (m,7H), 1.94−2.01 (m,3H), 1.91 (s,3H), 1.70−1.85 (m,3H), 1.41−1.58 (m,3H), 1.12−1.23 (m,1H), 1.07 (s, 3 H), 0.86 (s, 1 H);m/z (ESI, +ve ion) = 468.4 [M+H]+.
II.生物学的評価
実施例A:インビボのGRルシフェラーゼアッセイ
細胞株:CHO/GR/MMTVルシフェラーゼ
培地:DMEM(フェノールレッドを用いる)+10%のFBS
アッセイ培地:DMEM(フェノールレッドなし)+10%のCSS
細胞の1×10cmのプレートを、アッセイ培地(CSS)中の2×15cmプレートに分けた。4日後、アッセイ培地中の細胞を採取して数を数えた。
アンタゴニストアッセイ:1つのウェル当たり1.5x104細胞を、12.5nMのデキサメサゾン(最終濃度=10nM)を含有する20ulのアッセイ培地中の384ウェルの白壁のTCプレートに蒔いた。
プレートをフィルムで覆うことで蒸発を防ぎ、TCインキュベータに入れた。培地/薬物の希釈物を96ウェルの無菌プレート中のアッセイ培地で調製した。
100ulのアッセイ培地を、8−チャネルピペット(20−200ul)を用いて96ウェルプレートへアリコートで分配した。1000Xの濃度の化合物0.5ulを、8−チャネルピペット(0.5−10ul)を用いてプレートに加えた。プレートを15秒間振って混合した。フィルムを、アッセイ細胞とともに384ウェルプレートから取り除いた。5ulの培地/薬物の希釈物を適切なウェルに加えた。プレートをフィルムで覆うことで蒸発を防ぎ、TCインキュベータに一晩入れた。インキュベータ内で16−18時間後、プレートを取り除き、10分間室温で静置することで平衡化させた。試薬分注装置は、標準カセットを使用して、384ウェルプレートの各ウェルにOneGloルシフェラーゼ試薬(室温)の25ulアリコートを分配するように設定された。OneGloをプレートに加えた後、プレートを短い間振り、その後、約3分間室温で暗所においてインキュベートした。プレートはTecanまたはPromegaの照度計を用いて読み取られた。
GR活性を阻害する本明細書で開示される化合物の能力を定量化し、それぞれのIC50値を判定した。表3は、本明細書に開示された様々なステロイド化合物の細胞IC50値を提供する。
実施例B:インビトロでのArアゴニズムアッセイ
ARアゴニズムアッセイを、ARおよび4XARE−Lucの遺伝子を過剰発現したLNARレポーター細胞株において行った。この細胞株は、ホルモン由来の培地(CSS)における小さな部分的なARアゴニズム活性にさえ敏感に反応する。アッセイを、384ウェルプレートにおいて6000のLNAR細胞/ウェルを使用して、RPMI(フェノールレッドなし)+10%のCSSで行い、化合物を、18−24時間370°Cのインキュベータで細胞を用いてインキュベートした。OneGlo試薬(25μL/ウェル)を加え、プレートを3分以内に照度計で読み取った。
ミフェプリストンは、10nMもの低い濃度で強力な部分的ARアゴニズムを示し、インビボとインビトロの両方でCRPC成長を有意に促進することが知られている。ARの部分的アゴニズム活性を計測するために、ミフェプリストンは基準としてアッセイに含まれる。ARアゴニズムのアッセイ結果は、ミフェプリストンの最大の反応に対する個々の化合物の最大の反応の比率の決定により定量化される(任意に1に設定される)。表4の値は、ミフェプリストンに対する極大値反応(Relative Maximum Response)として報告される。ARアゴニズムのこの一般的な傾向は、本明細書に記載された化合物のクラスに対して示されている。