JP6782906B2 - 油濾過機 - Google Patents
油濾過機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6782906B2 JP6782906B2 JP2018199482A JP2018199482A JP6782906B2 JP 6782906 B2 JP6782906 B2 JP 6782906B2 JP 2018199482 A JP2018199482 A JP 2018199482A JP 2018199482 A JP2018199482 A JP 2018199482A JP 6782906 B2 JP6782906 B2 JP 6782906B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- pump
- machine body
- pipe
- flyer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Frying-Pans Or Fryers (AREA)
Description
このようなフライヤの油を濾過して揚げカスを除去しながら循環させる従来の油濾過機として、特許文献1に記載されたものが知られている。
キャスターにより設置面から持ち上がった筐体と床面との隙間に排油管が配管されているため、筐体内に排油管を配管するスペースを確保する必要が無いので、機本体を小型化することができる。
外部のノズルを連結部に接続すれば、油送管を介して、ポンプによりホース付きノズルへ油を圧送することができる。従って、収容容器に収容された油を吸引するための吸引管を収容容器に入れれば、新しい油を本発明の油濾過機を介してフライヤへ供給することができる。
ホース付きノズルが第2連結部に接続されていないときに、誤ってポンプを始動しても、第2連結部のバルブが閉じた状態であるため、第2連結部から高温の油が吐出することが防止できる。
工具を開口から挿入して、案内管の中を通すことで、まっすぐ、回転軸へ案内することができるので、回転軸の回転の必要が発生したときに、確実に、かつ迅速に工具を回転軸に取り付けることができる。
図1から図5に示す油濾過機10は、図示しないフライヤの下方に配置される。なお、本明細書では、油濾過機10がフライヤの下方から引き出される側を前、反対側を後ろと称す。
油濾過機10は、機本体20と、ホース付きノズル30(図6参照)と、コード付きリモコン40とを備えている。
貯槽21内には、濾過部22が形成されている。なお、図3においては、濾過部22は省略されている。
フィルタ22bは、活性炭および活性白土をシート状の基材に担持させたものとすることができる。
貯槽21に隣接して、ポンプ23が配置されている。ポンプ23は、150度以上の高温の油も圧送することが可能なものである。ポンプ23には、油を圧送する羽根車を回転させるモーターの回転軸23aの端部が、ポンプ23から突出している。
コンセント20eとコンセント20fとは、蝶番により筐体20aに接続されたカバー20gにより開閉自在に覆われる。
コンセント20eとコンセント20fとの上方には、ポンプ23への通電状態を示し、ポンプ23の始動停止が可能であることを示すランプ20hが配置されている。
図1と図2(A)とに示すように、筐体20aの一壁面である右側面には、ポンプ23の回転軸23aを、外部から臨ませる矩形状の開口20jが形成されている。
この開口20jには、ポンプ23から突出した回転軸23aへ向かって延びて、回転軸23aを回転させるための工具であるTレンチを案内する案内管20kが設けられている。
排油管24の途中には、排油管24の位置から筐体20aの外側へ向かって延び、折れ曲がった後、筐体20aの側面に沿って延びるL字状のレバー26aによって開閉が操作される二方コック26が接続されている。
プラグ27には、収容容器(例えば、一斗缶などのオイル缶。)に収容された油を吸引するための吸引管27aが連結されている。
プラグ27は、吸引管27aと非連結状態でバルブが閉じる構造を有している。このプラグ27の構造は、後述するプラグ29と同様である。
ポンプ23の吐出口には、天面向かって延び、天面から突出した第2連結部であるプラグ29が接続されている。
プラグ27,29は、機本体20の天面の貯槽21とは反対側の端部(前側)に配置されている。
ノズル31は、フライヤの油槽に吐出するステンレス製の吐出管である。ノズル31は、フライヤの油槽の縁部に引っ掛けるために湾曲したJ字状部31aと、J字状部31aから前方へ向かって延びる吐出部31bとから形成されている。
取っ手32は、ノズル31の根本に取り付けられ、ノズル31の吐出部31bを使用者の前方へ向けたときに、後方へ向かって延びる支持部32aと、支持部32aにより支持された把持部32bとから形成されている。
ソケット34は、図2(A)に示すプラグ29に連結される。
図7(A)に示すプラグ29は、ソケット34と非連結状態でバルブが閉じる構造を有するものである。プラグ29は、円筒状の本体部29a内部にスリーブ29bが配置され、固定されている。スリーブ29bには、バルブ体29cを押し出す方向へ付勢するスリーブスプリング29dが設けられている。スリーブスプリング29dにより押し出す方向に付勢されたバルブ体29cは、本体部29aの前端開口が縮径した前面壁がストッパ壁となって密着することで、油を遮断する。
スリーブスプリング34dにより押し出す方向に付勢されたバルブ体34cは、本体部34aの中間壁の開口が縮径することで、中間壁がストッパ壁となって、密着することで、油を遮断する。
プラグ29が挿入される本体部34aの挿入口34eの内壁面には、プラグ29の本体部29aの外壁面に形成された凸部29eが嵌合する凹部34fが形成されている。
リモコン部42は、ケース42aと、ケース42aに前面に配置され、コード部41の配線が接続されたスイッチ42bと、ケース42aの背面に配置された取付用磁石42cとを備えている。
ケース42aは、直方体状の箱体に形成されている。スイッチ42bは、シーソースイッチである。取付用磁石42cは、ケース42aの上部と下部の2箇所に設けられている。
フライヤを清掃するとき、またはフライヤの油を濾過して再利用するときには、まず、作業者は、図3および図4に示すレバー26aが、二方コック26が開いている位置にあることを確認し、貯槽21からの油を、排油管24と三方管25とを通じてポンプ23へ流し込めるようにしておく。
そして、フライヤの油槽の底部の排出口を開放して、油を、図3および図4に示す貯槽21へ流し込む。油を貯槽21にて受け、濾過部22を通過させることで、揚げカスなどの夾雑物が除去される。
フライヤの油槽の油が全て抜けると、作業者は、フライヤの排出口を閉鎖する。
次に、作業者は、図1と、図2(A)および同図(B)とに示す機本体20に各ケーブル(ホース付きノズル30,コード付きリモコン40,電源コード20d)を接続する。
具体的には、作業者はハンドル20cを掴み、機本体20をフライヤから引き出して、プラグ29をフライヤの下方から露出させ、ホース付きノズル30のソケット34を、プラグ29に接続する。また、電源コード20dをコンセント20eに接続すると共に、電源コード20dの電源プラグを、100Vを供給する壁コンセントに差し込む。コード付きリモコン40をコンセント20fに接続する。また、コード付きリモコン40のリモコン部42を、取付用磁石42cによりフライヤの金属製の筐体に貼り付ける。
従って、作業者は、ランプ20hの点灯状態により、電源コード20dの接続ミスの有無、電源コード20dの通電状態、電源設備の異常などを確認することができる。
例えば、特許文献1に記載のフライヤ用油濾過装置では、フライヤから使用済の油を排出させ、下方で受けることができる。しかし、フライヤに新しい油を補充するときには、新しい油を一斗缶などのオイル缶から直接または柄杓で受けて、フライヤの油槽に注ぐことなるため、重量が重いオイル缶を持ち上げるのは大変であり、油を少しずつ柄杓で受けてフライヤに注ぐのは煩雑である。
まず、使用者は、プラグ27に吸引管27aを接続する。
次に、使用者は、図3および図4に示すレバー26aを操作して、二方コック26を閉じることで、三方管25からの油が排油管24を通じて貯槽21へ逆流しないようにすることができる。
そうすることで、新しい油は、図1に示す吸引管27aが連結されたプラグ27から、図3に示す油送管28と三方管25を介してポンプ23へ流れ込む。ポンプ23へ流れ込んだ新しい油は、プラグ27に接続されたホース付きノズル30(図1参照)からフライヤの油槽へ吐出される。
また、プラグ27に吸引管27aを接続して新規の油をフライヤへ供給するときに、二方コック26を閉じることにより、プラグ27に連結した吸引管27aからの油が、排油管24を流れて貯槽21へ逆流することを防止することができる。
20 機本体
20a 筐体
20b キャスター
20c ハンドル
20d 電源コード
20e,20f コンセント
20g カバー
20h ランプ
20j 開口
20k 案内管
21 貯槽
21a 蓋
21b 排出口
22 濾過部
22a 油濾し網
22b フィルタ
22c 金網
22d 枠部
23 ポンプ
23a 回転軸
24 排油管
25 三方管
26 二方コック
26a レバー
27 プラグ
27a 吸引管
28 油送管
29 プラグ
29a 本体部
29b スリーブ
29c バルブ体
29d スリーブスプリング
29e 凸部
30 ホース付きノズル
31 ノズル
31a J字状部
31b 吐出部
32 取っ手
32a 支持部
32b 把持部
33 ホース
33a 内層管
33b 金属編組
33c スプリング
33d 外層管
34 ソケット
34a 本体部
34b スリーブ
34c バルブ体
34d スリーブスプリング
34e 挿入口
34f 凹部
40 コード付きリモコン
41 コード部
42 リモコン部
42a ケース
42b スイッチ
42c 取付用磁石
Claims (5)
- フライヤからの油を貯槽にて受け、前記貯槽の油から濾過部により夾雑物を除去し、前記濾過部からの油をポンプにて移送する機本体と、
前記ポンプからの油を吐出するホース付きノズルと、
前記機本体に接続され、前記ポンプの始動停止を指示するコード付きリモコンとを備え、
前記コード付きリモコンには、取付用磁石が配置され、
前記機本体の筐体の一壁面には、前記ポンプから突出した回転軸を外部から臨ませる開口が形成され、
前記開口には、前記回転軸を回転させるための工具を案内する案内管が、前記回転軸へ向かって延びるように形成された油濾過機。 - 前記機本体は、前記ポンプへの通電状態を示し、前記ポンプの始動停止が可能であることを示すランプを備えた請求項1記載の油濾過機。
- 前記機本体の底面に移動用のキャスターが設けられ、
前記貯槽から前記ポンプに接続された排油管が、前記機本体の筐体の外側であり、前記キャスターに支持された前記筐体と設置面との間に配管された請求項1または2記載の油濾過機。 - 前記機本体は、収容容器に収容された油を吸引するための吸引管と連結する第1連結部に一端部が接続された油送管を備え、
前記貯槽に一端部が接続された排油管の他端部が三方管を介してポンプに接続され、
前記三方管には、前記油送管の他端部が接続された請求項1から3のいずれかの項に記載の油濾過機。 - 前記ポンプに接続され、前記ホース付きノズルと連結する第2連結部を備え、
前記第2連結部は、前記ホース付きノズルと非連結状態でバルブが閉じる構造を有する請求項1から4のいずれかの項に記載の油濾過機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018199482A JP6782906B2 (ja) | 2018-10-23 | 2018-10-23 | 油濾過機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018199482A JP6782906B2 (ja) | 2018-10-23 | 2018-10-23 | 油濾過機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020065653A JP2020065653A (ja) | 2020-04-30 |
JP6782906B2 true JP6782906B2 (ja) | 2020-11-11 |
Family
ID=70388889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018199482A Active JP6782906B2 (ja) | 2018-10-23 | 2018-10-23 | 油濾過機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6782906B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6094116U (ja) * | 1983-12-06 | 1985-06-27 | 株式会社東芝 | 炊飯器 |
JPH0975237A (ja) * | 1995-09-07 | 1997-03-25 | Hoshizaki Electric Co Ltd | フライヤ用油濾過装置 |
JP2000186795A (ja) * | 1998-12-22 | 2000-07-04 | Yasuhiko Watanabe | 流体継手装置及び流体継手 |
JP2002125865A (ja) * | 2000-10-24 | 2002-05-08 | Paloma Ind Ltd | フライヤー |
JP3896930B2 (ja) * | 2002-09-10 | 2007-03-22 | 株式会社豊田自動織機 | 流体ポンプ装置 |
JP2004267432A (ja) * | 2003-03-07 | 2004-09-30 | Mach Kiki Kk | フライヤー用循環濾過装置 |
JP6180119B2 (ja) * | 2013-01-23 | 2017-08-16 | 株式会社クボタ | 自動販売機 |
JP6371024B1 (ja) * | 2018-02-15 | 2018-08-08 | 有限会社シモダ技術研究所 | 瞬結性硬化グラウトの注入方法 |
-
2018
- 2018-10-23 JP JP2018199482A patent/JP6782906B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020065653A (ja) | 2020-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9861234B2 (en) | Oil reclamation device and process | |
EP2570570B1 (en) | Pool cleaning robot | |
US20210131132A1 (en) | Swimming pool cleaning device including a removable filter device | |
US6235210B1 (en) | Combination continuous and batch filter for a recirculating fryer | |
KR102270291B1 (ko) | 양식장의 수조 바닥 청소장치 | |
CN109068922B (zh) | 地面处理系统 | |
US6378420B1 (en) | Filter system for a deep fat fryer | |
US9717220B2 (en) | Aquarium filter with water stream diversion system and method of use thereof | |
US6872917B2 (en) | Automatic cooker | |
US20210127938A1 (en) | Accessory for use with vacuum cleaners | |
US20190053676A1 (en) | Accessory for use with vacuum cleaners | |
JP6782906B2 (ja) | 油濾過機 | |
US20120325755A1 (en) | Apparatus, Systems and Methods for Cleaning an Aquarium | |
US20120318753A1 (en) | Food oil vacuum filter system | |
EP2006546B1 (en) | Pond cleaning apparatus | |
US8163098B2 (en) | Fryer filtration arrangement with boil-out bypass | |
JP2020065654A (ja) | 油処理機 | |
US6365046B1 (en) | Device for waste grease removal | |
KR101072355B1 (ko) | 수유식 튀김장치 | |
JP3487583B2 (ja) | 油浄化装置 | |
JP3493556B2 (ja) | 食用油の循環式濾過装置及びこの濾過装置付きフライヤ | |
CN112367838B (zh) | 用于水族箱的水过滤器 | |
JP6979411B2 (ja) | 放射性環境におけるプールを清掃するための工具、機構および方法 | |
WO2009093495A1 (ja) | フライヤー | |
KR102171844B1 (ko) | 청소가 용이한 수유식 튀김기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200128 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20200324 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200430 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200915 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201007 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6782906 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |