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JP6760800B2 - 対象物移動装置およびこれを備える歩行支援装置 - Google Patents

対象物移動装置およびこれを備える歩行支援装置 Download PDF

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Description

本発明は、対象物移動装置およびこれを備える歩行支援装置に関する。
荷台を昇降させる昇降機構や扉を開閉させる開閉機構など、移動対象物を移動させるための対象物移動装置が知られている。
例えば、特許文献1では、対象物移動装置の一例として、昇降台を昇降させる昇降装置が開示されている。この昇降装置では、昇降台の複数位置にそれぞれブラシレスモータを有する複数の昇降手段がそれぞれ配置され、各昇降手段をそれぞれ駆動させることで昇降台が昇降する。各昇降手段のブラシレスモータは、その回転量をパルス信号として同期運転回路にそれぞれ出力する。同期運転回路は、各ブラシレスモータから出力されたパルス信号を検出して比較することで、各ブラシレスモータの停止と回転とを制御する。
特開2002−051579号公報
移動対象物に生じた傾きを簡易な構成で修正することができる対象物移動装置が求められている。この点、特許文献1に記載の昇降装置では、昇降台に生じた傾きを修正できるものの、パルス信号の出力や、同期運転回路が必要となる。そのため、同期のためのECU等の制御部やプログラムが必要となり、複雑な構成となってしまう。
そこで、本発明の目的は、動作の途中で移動対象物に生じた傾きを簡易な構成で抑制することができる対象物移動装置及びこれを備える歩行支援装置を提供することにある。
本発明の対象物移動装置は、複数の移動機構と、前記複数の移動機構のそれぞれに接続され、前記複数の移動機構の駆動により基端側と終端側との間を移動する移動部材と、を備える対象物移動装置であって、前記複数の移動機構のそれぞれは、前記基端側から前記終端側に向かって上下方向に延びるレール部材と、前記レール部材の延びる方向に沿って延び、前記基端側から前記終端側にスライド可能に前記レール部材と嵌合するスライド部材と、一端が前記移動部材に接続されるワイヤと、前記スライド部材の基端側に固定された基端側方向転換部材と、前記スライド部材の終端側に固定された終端側方向転換部材と、前記ワイヤの他端が接続され、前記ワイヤの巻き取りと繰り出しとを行うことで前記移動部材を移動させる駆動機構と、を有し、前記ワイヤは、前記移動部材から前記終端側方向転換部材に向かって延び、前記終端側方向転換部材により配索方向が基端側へ転換され、前記基端側方向転換部材に向って延び、前記基端側方向転換部材により配索方向が終端側へ転換されて前記駆動機構へ案内され、前記駆動機構は、前記駆動機構から延出する前記ワイヤが、前記終端側から前記基端側へ向かう方向成分を含む方向へ延びる部分を有するように配置され、前記スライド部材の前記終端側方向転換部材と前記基端側方向転換部材との間には、前記ワイヤが巻き取られることで前記移動部材が前記基端側から前記終端側へ移動した際に、前記移動部材に当接して前記移動部材の前記スライド部材に対する移動を規制する移動部材当接部がそれぞれ設けられ、前記対象物移動装置には、前記スライド部材が前記終端側から前記基端側に所定距離をスライドした際に、前記スライド部材に当接して前記基端側への移動を規制するスライド部材当接部が設けられ、前記スライド部材のそれぞれは、前記移動部材が移動して前記移動部材当接部に当接したときに前記移動部材に負荷を与えることで、前記移動部材当接部に当接した前記移動部材の部位と前記移動部材当接部に当接していない前記移動部材の部位との間の距離を調整可能に構成されている。
本発明の歩行支援装置は、基台と、前記基台に固定され、前記基台を移動させる移動補助部材と、前記基台に固定された対象物移動装置とを備え、前記対象物移動装置は、上記構成の対象物移動装置である。
本発明によれば、動作の途中で移動対象物に生じた傾きを簡易な構成で抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る対象物移動装置の正面図である。 本発明の実施の形態に係る対象物移動装置の側面図であり、移動部材が移動範囲の最も基端側に位置する状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係る対象物移動装置を上から見た一部切欠き上面図である。 本発明の実施の形態に係る対象物移動装置の側面図であり、移動部材が移動部材当接部に当接した状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係る対象物移動装置の側面図であり、移動部材が移動範囲の最も終端側に位置する状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係る対象物移動装置において、移動部材が上昇する様子を模式的に示す第1の例を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る対象物移動装置において、移動部材が上昇する様子を模式的に示す第2の例を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る対象物移動装置において、移動部材が上昇する様子を模式的に示す第3の例を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る対象物移動装置を適用した歩行支援装置を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1〜図3に示すように、本実施の形態の対象物移動装置1は、移動対象物の傾きを抑制しつつ移動させる装置である。対象物移動装置1は、フレーム2に取り付けられている。フレーム2は、水平に延びる水平な基台21と、水平な基台21から鉛直方向に立設する支柱22、23とを備える。
対象物移動装置1は、移動部材3と、複数の移動機構40、40Aとを有する。移動部材3は、複数の移動機構40、40Aのそれぞれに接続され、複数の移動機構40、40Aの駆動により基端側と終端側との間を移動する。
図4及び図5は、対象物移動装置1において移動部材3を移動させた状態を示す側面図である。ここで、基端側と終端側とは、対象物移動装置1全体における装置の基端側と終端側であり、これにより移動部材3の移動方向を示している。また、移動部材3が移動する基端側と終端側とは、複数の移動機構40、40Aにより移動される移動部材の相対的な移動範囲としても理解することができる。本実施の形態では、基端側を対象物移動装置1の下側、終端側を対象物移動装置1の上側としている。よって、本実施の形態における移動部材3の移動方向は上下方向である。したがって、以下の説明では、基端側への移動は降下、終端側への移動は上昇としている。対象物移動装置1では、複数の移動機構40、40Aにより移動部材3が移動可能であれば、基端及び終端を水平方向に配置してもよく、基端及び終端を水平方向に対して傾斜する方向に配置してもよい。
また、対象物移動装置1の移動部材3が移動する際には傾きが抑制されて移動するが、ここでの傾きとは、移動部材3が、設定された角度から傾くことをいう。例えば、移動部材3の移動方向に対して直交した状態から傾斜することである。傾きを抑制しつつ移動させるとは、移動部材3が設定された角度から外れても、移動途中で移動部材3を設定した角度に戻して移動させることをいう。例えば、移動部材3の設定された角度が、移動方向に対して直交した角度である場合には、移動方向に対して直交する状態から移動部材3が傾斜しても、移動方向に対して直交した状態に戻しながら、若しくは戻して、移動させることを意味する。
<移動部材の構成>
移動部材3は、基端側と終端側の間で移動し、移動対象物を移動させる。移動部材3は、複数の移動機構40、40Aを駆動させることで移動する。移動部材3は、代表的には移動対象物と接続されることで移動対象物を移動させる。なお、移動部材3は、移動対象物の一部、或いは、移動対象物自体であってもよい。
移動部材3は、移動機構40、40Aが駆動した際に、移動部材3に駆動力が伝達されて移動部材3が移動するように、移動機構40、40Aと接続される。本実施の形態では、移動部材3は、水平方向に延びる部材であり、長尺の部材であってもよく、その両端側の部位31、31Aがそれぞれ移動機構40、40Aに接続される。具体的には、移動部材3は、両端側の部位に、それぞれ移動機構40のワイヤ43の一端と、移動機構40Aのワイヤ43Aの一端とが接続されている。
移動部材3の両端側の部位31、31Aとそれぞれ接続されるワイヤ43、43Aの一端は、弾性部材32を介して接続されている。弾性部材32は、一端がバネ座に接続し、他端がワイヤ43、43Aの一端部に接続して、ワイヤ43をワイヤの張力に抗する方向(図1における下方向)に付勢している。これにより、ワイヤ43、43Aに伸びが生じても、この伸びを調整できる。また、弾性部材32を、移動部材3がワイヤ43、43Aに引っ張られる際に、弾性部材32が引っ張り方向への力を吸収できるように構成してもよい。この場合、弾性部材32は、ワイヤ43、43Aの張力の一部を吸収して、ワイヤ43、43Aにより終端側に引き上げられて移動する両端側の部位31、31Aの引き上げタイミングを合わせて、移動部材3を水平状態(設定された角度の状態)のまま移動させることもできる。
<移動機構の構成>
移動機構40、40Aは、駆動により移動部材3を基端側と終端側との間で移動させる。複数の移動機構40、40Aは、それぞれ、レール部材41と、スライド部材42と、ワイヤ43と、基端側方向転換部材45と、終端側方向転換部材46と、駆動機構48とを有する。複数の移動機構40、40Aは、同様の構成であり、各構成要素は同様の機能を有する。このため、以下では、一方の移動機構40の説明のみ行い、他方の移動機構40Aの説明は省略する。
また、複数の移動機構40、40Aの説明に際し、複数の移動機構40、40A毎に同様の構成要素を使い分ける必要がある場合には、移動機構40におけるレール部材41、スライド部材42、ワイヤ43、基端側方向転換部材45、終端側方向転換部材46及び駆動機構48等を、移動機構40Aにおけるレール部材41A、スライド部材42A、ワイヤ43A、基端側方向転換部材45A、終端側方向転換部材46A及び駆動機構48A等のように同符号に「A」を付して説明する。
レール部材41は、基端側から前記終端側に向かって延び、基端側と終端側との間で移動するスライド部材42の移動を案内する。本実施の形態では、レール部材41は、移動機構40Aのレール部材41Aとともにフレーム2の支柱22、23のそれぞれの一側面に取り付けられている。これにより、レール部材41、41Aは、互いに離間して平行に且つ、上下方向に延在して配置されている。
図2などに示すように、レール部材41は、本実施の形態では、一側面にスリットが形成された筒状に形成されている。レール部材41は、支柱22に対して取り付けられ、水平基台21に対して固定される。レール部材41に設けられるスリットは、レール部材41とスライド部材42との相対移動並びにスライド部材42と移動部材3との相対移動とによって、移動部材3が基台21に対して所定の範囲で移動可能となるように設けられる。レール部材41Aについてもレール部材41と同様である。
図1などに示すように、本実施の形態では、レール部材41には、スライド部材42が終端側から基端側に所定距離をスライドした際に、スライド部材42に当接して、スライド部材42の基端側への更なる移動を規制する基端側スライド部材当接部72が設けられている。レール部材41とスライド部材42とが所定距離を相対移動する間において、移動部材3は、基端側と終端側との間で傾きが抑制されて移動することとなる。なお、本実施の形態では、基端側スライド部材当接部72をレール部材41に設けたが、スライド部材42が終端側から基端側に所定距離をスライドした際に、スライド部材42に当接してスライド部材42の基端側への移動を規制すれば、どこに設けても良い。例えば、対象物移動装置1が設置面を含む構成とすれば、設置面を基端側スライド部材当接部72とし、当該基端側スライド部材当接部72にスライド部材42を当接させることで基端側への移動を規制する構成としてもよい。また、フレーム2などの取付対象に基端側スライド部材当接部が設けられてもよい。
また、レール部材41には、スライド部材42の終端側への移動を規制する終端側移動規制部65(図4及び図5参照)が設けられている。終端側移動規制部65は、スライド部材42の終端側への移動を規制することができればどのように構成されてもよく、例えば、本実施の形態では、レール部材41の終端側(図中上側)に、スライド部材42の終端側(上端側)の端面と当接する当接部である。なお、終端側移動規制部65は、レール部材41に形成される必要はなく、フレーム2などの取付対象に設けられてもよい。
スライド部材42は、レール部材41の延びる方向に沿って延び、基端側から終端側にスライド可能にレール部材41と嵌合する。本実施の形態では、スライド部材42は、レール部材41の延びる方向と直交する方向を含む方向への移動が規制され、かつ、基端側と終端側との間を移動するように、レール部材41に取付けられている。
具体的には、スライド部材42は、レール部材41の一側面側に沿って延在するスライド本体部421と、スライド本体部421からレール部材41のスリットを介してレール部材41内に突出するガイド部材422とを有する。ガイド部材422は、レール部材41内でレール部材41の延在方向に沿って摺動可能に配置され、ガイド部材422の摺動に伴いスライド本体部421がレール部材41の延在方向に沿って移動する。
スライド部材42の基端側には基端側方向転換部材45が固定され、スライド部材42の終端側には、終端側方向転換部材46が固定されている。
基端側方向転換部材45及び終端側方向転換部材46は、移動部材3と駆動機構48とに接続されるワイヤ43の配索方向を転換する。なお、移動機構40Aでは、基端側方向転換部材45及び終端側方向転換部材46を、基端側方向転換部材45A及び終端側方向転換部材46Aで示す。
基端側方向転換部材45及び終端側方向転換部材46は、例えば、ワイヤが巻掛けられるプーリとプーリを回転自在に支持する転換部材本体とを有する。基端側方向転換部材45及び終端側方向転換部材46は、対象物移動装置1を正面視した際に、ワイヤ43が同一直線上或いは略同一直線上に位置するように配置されることが好ましい。ワイヤ43の長さを短くできるからである。
スライド部材42は、終端側方向転換部材46と基端側方向転換部材45との間に移動部材当接部61(主に図2及び図4参照)を有する。移動部材当接部61は、図4に示すように、ワイヤ43が巻き取られることで移動部材3が基端側から終端側へ移動した際に、移動部材3に当接して移動部材3の移動を規制する。本実施の形態では、移動部材当接部61は、スライド部材42における移動部材3の移動経路上の部位を下方に切り欠くことで形成されている。
スライド部材42、42Aのそれぞれは、移動部材3が移動部材当接部61、61Aに当接した状態での駆動機構48のワイヤ43、43Aの巻き取りによって、移動部材3が移動部材当接部61、61Aと当接した状態で移動する。また、スライド部材42、42Aが基端側スライド部材当接部72、72Aと当接した状態では、移動部材3がスライド部材42に対して相対移動する。なお、移動部材3の移動に関する詳細は後述する。
スライド部材42、42Aは、移動部材3が移動して移動部材当接部61に当接したときに、移動部材3に負荷を与える。これにより、移動部材当接部61、61Aの一方に当接した移動部材3の部位と移動部材当接部61、61Aのうちの他方に当接していない移動部材3の部位との間の距離が調整可能である。この距離は、例えば、水平軸上に位置する移動部材当接部61、61Aの一方に移動部材3の一方の部位が当たった際の、移動部材当接部61から当たった部位までの距離(当接しているので0となる)と、移動部材当接部61Aからまだ当たってない部位までの距離との差を示す距離である。本実施形態において、例えば、ワイヤをドラム部材に巻き取るためのモータの個体差によってワイヤ43と43Aとの巻取り速度が異なるために、移動部材3が水平方向に対して傾斜した状態でスライド部材の終端側へ移動した場合には、移動部材3が移動部材当接部61に先に当接しても、一方のスライド部材42による移動部材3への負荷のために、移動部材3は、移動部材当接部61と当接した部位においては、移動部材3の基台21に対する位置の移動速度が抑制される。この移動速度が抑制された状態の間では、他のスライド部材42の側での移動部材3には負荷が軽減された状態となっているため、一方のスライド部材42の側よりも他のスライド部材42の側での移動部材3の移動速度が速いので、移動部材3の水平方向に対する傾きが改善されることとなる。
また、移動部材当接部61は、移動部材当接部61に当接した移動部材3の終端側への移動に伴い、終端側に押圧され、スライド部材42が終端側に移動する(図5参照)。
移動部材当接部61は、スライド部材42の終端側方向転換部材46と基端側方向転換部材45との間において、どの位置に設けられても良い。移動部材当接部61の位置は、移動部材3の移動部材当接部61までの移動距離を規定する。すなわち、移動部材3の最も基端側の位置から移動部材当接部61までの移動距離と、移動部材当接部61を有するスライド部材42とレール部材41との相対的な移動距離とで、移動部材3の移動距離を設定できる。なお、移動部材3の最も基端側の位置は、移動対象物の移動範囲等により任意に設定でき、最も基端側の位置を規定するために、移動部材3や移動対象物を設置面やフレーム2等に当接させてもよい。また、本実施の形態では、移動部材3の最も基端側の位置を最下位置という。
ワイヤ43は、一端が移動部材3に接続され、他端が駆動機構48に接続される。ワイヤ43は、駆動機構48により巻き取りと繰り出しとが行われることで移動部材3を、基端側である下側と終端側である上側との間で移動させる。
ワイヤ43は、移動部材3から終端側方向転換部材46に向かって延び、終端側方向転換部材46により配索方向が基端側へ転換されている。終端側方向転換部材46により配索方向を基端側に転換されたワイヤ43は、基端側方向転換部材45に向って延びる。ワイヤ43は、基端側方向転換部材45により配索方向が終端側へ転換されて駆動機構48へ案内される。
ワイヤ43、43Aの一端、または、これらの一端に接続される移動部材3は、最下位置等の基端側に位置する場合、終端側方向転換部材46を介して、吊り下げされた状態で支持されており、移動部材当接部61、61A(図1参照)の下方に位置する。
駆動機構48は、駆動することによって、ワイヤ43の巻き取りと繰り出しを行うことで移動部材3を、移動させる。より詳細には、ワイヤ43の巻き取りと繰り出しとを行うことで、移動部材3を基端側に設定した最下位置と終端側である上側との間で移動させる。図2では、駆動機構48によるワイヤ43の巻き取り方向を矢印で示す。
駆動機構48は、例えば、電動機(モータ)とドラム部材(図示せず)とを含み、電動機の回転軸に取り付けられたドラム部材が回転することによりワイヤ43の巻き取り、繰り出しを行う。
駆動機構48は、駆動機構48から延出するワイヤ43が、終端側から基端側へ向かう方向成分を含む方向へ延びる部分B(図2、図4及び図5参照)、つまり、基端側方向転換部材45から駆動機構48側の部分であって、且つ、基端側から終端側に延びる部分を有するように配置される。
本実施の形態の駆動機構48は、駆動機構方向転換部材481と、駆動部482とを有する。
駆動機構方向転換部材481は、基端側方向転換部材45よりも終端側に設けられ、基端側方向転換部材45から終端側に向かって延びるワイヤ43の配索方向を基端側へ転換する。駆動機構方向転換部材481は、レール部材41の終端側に配置されており、基端側方向転換部材45及び終端側方向転換部材46と同様に、例えば、ワイヤが巻掛けられるプーリとプーリを回転自在に支持する転換部材本体とにより構成される。
駆動部482は、ワイヤ43の他端が接続され、駆動機構方向転換部材481よりも基端側に設けられている。駆動部482は、図示しないバッテリなどの駆動源に接続され、駆動源からの電力により駆動する電動機などが適用される。
本実施の形態の駆動機構48では、駆動機構方向転換部材481を有し、基端側方向転換部材45から終端側に延びたワイヤ43を駆動部482に案内する構成であるため、駆動部482を対象物移動装置1の下側に配置できる。これにより、対象物移動装置1を安定して設置することができる。
なお、駆動機構48は、駆動機構48から延出するワイヤ43が、終端側から基端側へ向かう方向成分Bを含む方向へ延びる部分を有するように配置されていれば、どのように設けられてもよい。対象物移動装置1において、駆動機構方向転換部材481を設けずに、駆動部482を端側方向転換部材46よりも終端側(上側)に構成してもよい。駆動機構48Aも駆動機構48と同様に構成され、同様の機能を有する。
[対象物移動装置の動作]
以下では、対象物移動装置1の動作、すなわち、移動部材3がどのように移動するかについて詳細に説明し、あわせて、移動部材3の傾きがどのように抑制されるかについて説明する。なお、上述したように、本実施の形態では、移動部材3は水平状態で移動するように設定されているため、水平状態を基準として説明する。
はじめに、移動部材3が最下位置(図2の状態)から移動範囲の最も終端側(以下、最上位置という。図5の状態)まで移動する場合について説明する。まず、駆動部482、482Aを駆動してワイヤ43、43Aを巻き取ることにより、ワイヤ43、43Aの一端に接続された移動部材3は上昇する。このとき、移動部材3においてワイヤ43、43Aの一端がそれぞれ接続された部位である移動部材3の両端部は、それぞれのワイヤ43、43Aで上方に引き上げられることで、移動部材3は上昇する。
移動部材3が上昇していくと、移動部材3が移動部材当接部61、61Aに当接する(図4の状態)。このとき、移動部材当接部61、61Aに当接するタイミングが、移動機構40、40Aの各部材の個体差などにより異なる場合がある。例えば、移動機構40、40Aの各部材の個体差などにより、ワイヤ43、43Aの巻き取り速度に違いが生じたり、ワイヤ43、43Aに伸びが生じたりする場合がある。このような場合、移動部材当接部61と移動部材3との間の距離と、移動部材当接部61Aと移動部材3との間の距離とが異なることとなる。その結果、移動部材3が設定された角度よりも傾き、移動部材3が移動部材当接部61に当接するタイミングと、移動部材当接部61Aに当接するタイミングとが異なってしまう。
本実施形態の対象物移動装置では、一方の部位が移動部材当接部61に当接した後、他方の部位が移動部材当接部61、61Aの他方に当接するまで、移動部材3が移動部材当接部61、61Aの一方に当接した状態が維持される。そして、移動部材3の両部位がそれぞれ移動部材当接部61、61Aに当接して、移動部材3が移動方向に対して水平状態になると、移動部材3は、両部位でスライド部材42、42Aを上方に押し上げる。このとき移動部材3の両部位は、水平状態、つまり同じ高さの位置からスライド部材42、42Aを上方に押し上げつつ、上方に移動する。これにより、移動部材3は傾きが抑制された状態で基端側から終端側に移動する。
また、移動部材3を終端側から基端側に移動させる際には、駆動部がモータである場合には逆回転させる等の駆動により、ワイヤ43、43Aを繰り出してワイヤ43,43Aの一端部を下方に移動させる。この際、まず、スライド部材42、42Aがレール部材41、41Aに対して相対移動して下降する。このとき、移動部材3は移動部材当接部61、61Aと当接した状態で下降する。そして、スライド部材4、4Aが基端側スライド部材当接部72と当接することによりスライド部材4、4Aの下降が規制され、その後、移動部材3がスライド部材42、42Aに対して相対移動して下降する。このとき、移動部材3の移動部材当接部61、61Aへの当接状態は解除されて、移動部材3は、最も基端側に位置する位置、本実施の形態では、最下位置に移動する。
このように構成された対象物移動装置では、基端側から終端側に移動、つまり、最下位置から最上位置に移動する移動部材3がどのような姿勢であっても、移動部材当接部61、61Aに当接して、さらに終端側に移動する際には、傾きが抑制されて水平状態で移動する。
以上の点を、図面を用いて詳細に説明する。例えば、図6に示すように、基端側に位置する移動部材3が、移動開始当初から一方の部位31が他方の部位31Aよりも基端側に位置して、傾いた姿勢であり(図6A参照)、傾いた姿勢のまま終端側に移動を開始するとする。この場合、移動機構40、40Aにおける各部材の個体差が殆ど無く、巻き上げるワイヤ43、43Aの巻き上げ速度及び巻き上げ力に差が生じていない場合などには、移動部材3の他方の部位31Aよりも一方の部位31が基端側に位置した状態のまま、終端側に移動する(図6B参照)。すると、他方の部位31Aが、一方の部位31よりも先に移動部材当接部61Aに当接する(図6C参照)。このとき、スライド部材42、42Aのそれぞれが、移動部材3に負荷を与えることで、移動部材当接部61Aに当接した移動部材3の他方の部位31Aと移動部材当接部61に当接していない移動部材3の一方の部位31との間の距離を調整する(図6D参照)。そして、一方の部位31が移動部材当接部61に当接すると、移動部材当接部61、61Aに両部位31、31Aで当接する移動部材3は、スライド部材42、42Aを押し上げつつ、水平状態で終端側に移動する(図6E参照)。
また、基端側に位置する移動部材3の両端部において一方の部位を引き上げるワイヤ43の引き上げ速度が他方のそれと異なる場合が想定される。例えば、図7に示すように、移動開始当初から傾いた姿勢である(図7A参照)、あるいは、水平な姿勢であっても、他方の部位31Aよりも一方の部位31を引き上げるワイヤ43の引き上げ速度が速い場合では、移動部材3の終端側への移動途中(図7B参照)で、一方の部位が他方の部位を追い抜いて(図7C参照)、他方の部位31Aよりも先に移動部材当接部61に当接する(図7D参照)。この場合でも、スライド部材42、42Aのそれぞれが、移動部材3に負荷を与えることで、移動部材当接部61に当接した移動部材3の一方の部位と移動部材当接部61Aに当接していない移動部材3の他方の部位31Aとの間の距離を調整する。そして、他方の部位31Aが移動部材当接部61Aに当接する(図7E参照)と、移動部材当接部61、61Aに、両部位31、31Aで当接する移動部材3は、スライド部材42、52を押し上げつつ、水平状態で終端側に移動する(図7F参照)。
また、移動部材3が水平状態のまま、基端側から終端側に移動する場合や、図8に示すように、移動開始当初から傾いた姿勢であっても(図8A参照)、移動部材3が、終端側への移動中で水平状態となり(図8B〜図8C参照)、その姿勢で、部位31、31Aで移動部材当接部61、61Aに当接する場合(図8D参照)、両部位31、31Aともに移動部材当接部61、61Aに当接し、水平状態のまま終端側に移動する(図8E参照)。
このように本実施の形態の対象物移動装置1によれば、スライド部材42、42Aのそれぞれによって移動部材3に生じた傾きを簡易に修正することができる。そのため移動部材3に取付けられた移動対象物は安定して移動することができる。
また、レール部材41、41Aには、スライド部材42、42Aが終端側から基端側に所定距離をスライドした際に、スライド部材42、42Aに当接して基端側への移動を規制する基端側スライド部材当接部72が設けられている。加えて、スライド部材42、42Aは、移動部材3が移動部材当接部61、61Aに当接した状態での駆動機構48、48Aのワイヤ43、43Aの繰り出しによって、移動部材3が移動部材当接部61、61Aと当接した状態で降下し、スライド部材42、42Aが基端側スライド部材当接部72と当接して、移動部材3がスライド部材42、42Aに対して相対移動して降下する。よって、簡易な構成で、移動対象物に生じた傾きを抑制した昇降を行うことができる。
対象物移動装置1を適用した歩行支援装置100を図9に示す。図9Aは、対象物移動装置1を適用した歩行支援装置100の背面図であり、図9Bは、同歩行支援装置100の側面図である。
図9に示す歩行支援装置100は、基台110と、基台110に固定され、基台110を移動させる移動補助部材112と、基台110に固定された対象物移動装置1とを備える。また、歩行支援装置100は、ハンドル部120を備える。
歩行支援装置100は、ユーザが着座状態から立ち上がる際の立ち上がりを支援する機能と、ユーザの歩行を支援する機能とを有する。
歩行支援装置100では、基台110は平面視略U字状に形成されており、基台110の内側でユーザが歩行できる形状を有している。基台110の下面には、基台移動補助部材112が取り付けられている。基台移動補助部材112は、基台110の移動を円滑に行わせる。基台移動補助部材112としては、例えば、基台110を移動すると転動するキャスター等が挙げられる。基台110の上面には、フレーム130が取り付けられている。フレーム130は、基台110の中央部の上面には、所定間隔開けて配置された支柱22A、23Aと、その支柱22A、23Aに挟まれて配置された中空の主柱24と、主柱24内に上下に移動自在に配置される移動柱部25とを有する。主柱24には、延在方向にスリットが形成されている(図示せず)。スリットからは、主柱24の内部に配置された移動柱部25が露出している。移動柱部25の終端側(図中上側)には、ハンドル部120が取り付けられている。また、移動柱部25の基端側(図中下側)は、移動部材3と接続されている。本実施の形態では、移動柱部25の基端側は、移動部材3の中央と移動柱部25の基端側とが、軸部材(図示せず)によって接続されている。軸部材は、主柱24のスリットに挿通される。これにより、移動部材3の移動に伴って、移動部材3に接続された移動柱部25が移動する。なお、移動部材3と移動柱部25とは、移動部材3の移動に伴って移動柱部25が移動できる構成であればよく、本実施の形態に示された機構に限定されない。
ハンドル部120は、平面視コ字状或いは略U字状に形成され、ユーザが腕や上半身を載せたり、歩行の際に把持したりする部位である。歩行支援装置100では、ハンドル部120の最下位置、つまり、支柱22A、23Aに載置された位置は、ハンドル部120に対して、ユーザが着座状態で両腕或いは上半身を載置できる位置の最下端である。
歩行支援装置100では、着座状体のユーザが基端側位置にあるハンドル部120に上半身を預けた状態において、対象物移動装置1の移動機構40、40Aを駆動させる。すると、移動部材3は、ワイヤ43、43Aを介して、終端側である上端側に移動する。この際、移動部材3に接続された移動柱部25も移動し、ひいては移動柱部25の一端側に取り付けられたハンドル部120が移動する。これにより、移動機構40、40Aの駆動力により、ユーザが上半身を預けることで付加される荷重やハンドル部材の重量により負荷される荷重に抗して上昇する。これに伴い、ハンドル部120に乗せた上半身が上昇することになり、ユーザの足が自然に伸びて立ち上がることができる。
また、ハンドル部120を下降させる場合、移動部材3を終端から基端へ移動させる。このとき、ワイヤ43、43Aを繰り出すことで、移動部材3を基端側に移動できる。
歩行支援装置100における対象物移動装置1では、移動部材3を移動させる移動機構40、40Aは、ワイヤ43、43Aを介して、移動部材3を移動させる複数の駆動部482(図1〜図5参照)を有する。対象物移動装置1は、移動部材3を移動させるための複数の駆動部482を離間して備えるため、歩行支援装置100では駆動部482を分割した状態で基台110に配置して、駆動部482間において、足下のスペースを十分確保できる。
また、対象物移動装置1において、ワイヤ43、43Aの巻き取り状態に応じて、移動部材3の高さ位置を調整できる。これにより、歩行支援装置100におけるハンドル部120の高さは、ハンドル部120の移動範囲内のどの高さでも調整できる。
なお、本実施の形態では、歩行支援装置100における移動部材3の移動方向は上下方向としたが、ワイヤ43、43Aの巻き取り繰り出しによって移動部材3を移動できれば、水平方向に対して傾斜する方向に移動部材3を移動するようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明した。なお、上記装置の構成や各部分の形状についての説明は一例であり、本発明の範囲においてこれらの例に対する様々な変更や追加が可能であることは明らかである。
1 対象物移動装置
3 移動部材
21、110 基台
22、22A、23、23A 支柱
24 主柱
25 移動柱部
31、31A 部位
32 弾性部材
40、40A 移動機構
41、41A レール部材
42、42A スライド部材
43、43A ワイヤ
45、45A 基端側方向転換部材
46、46A 終端側方向転換部材
48、48A 駆動機構
61、61A 移動部材当接部
65 終端側移動規制部
72 基端側スライド部材当接部
100 歩行支援装置
112 基台移動補助部材
120 ハンドル部
130 フレーム
421 スライド本体部
422 ガイド部材
481 駆動機構方向転換部材
482 駆動部

Claims (5)

  1. 複数の移動機構と、
    前記複数の移動機構のそれぞれに接続され、前記複数の移動機構の駆動により基端側と終端側との間を移動する移動部材と、を備える対象物移動装置であって、
    前記複数の移動機構のそれぞれは、
    前記基端側から前記終端側に向かって上下方向に延びるレール部材と、
    前記レール部材の延びる方向に沿って延び、前記基端側から前記終端側にスライド可能に前記レール部材と嵌合するスライド部材と、
    一端が前記移動部材に接続されるワイヤと、
    前記スライド部材の基端側に固定された基端側方向転換部材と、
    前記スライド部材の終端側に固定された終端側方向転換部材と、
    前記ワイヤの他端が接続され、前記ワイヤの巻き取りと繰り出しとを行うことで前記移動部材を移動させる駆動機構と、を有し、
    前記ワイヤは、
    前記移動部材から前記終端側方向転換部材に向かって延び、
    前記終端側方向転換部材により配索方向が基端側へ転換され、前記基端側方向転換部材に向って延び、
    前記基端側方向転換部材により配索方向が終端側へ転換されて前記駆動機構へ案内され、
    前記駆動機構は、前記駆動機構から延出する前記ワイヤが、前記終端側から前記基端側へ向かう方向成分を含む方向へ延びる部分を有するように配置され、
    前記スライド部材の前記終端側方向転換部材と前記基端側方向転換部材との間には、前記ワイヤが巻き取られることで前記移動部材が前記基端側から前記終端側へ移動した際に、前記移動部材に当接して前記移動部材の前記スライド部材に対する移動を規制する移動部材当接部がそれぞれ設けられ、
    前記対象物移動装置には、前記スライド部材が前記終端側から前記基端側に所定距離をスライドした際に、前記スライド部材に当接して前記基端側への移動を規制するスライド部材当接部が設けられ、
    前記スライド部材のそれぞれは、前記移動部材が移動して前記移動部材当接部に当接したときに前記移動部材に負荷を与えることで、前記移動部材当接部に当接した前記移動部材の部位と前記移動部材当接部に当接していない前記移動部材の部位との間の距離を調整可能に構成された、対象物移動装置。
  2. 前記スライド部材当接部が、前記レール部材に設けられ
    前記スライド部材のそれぞれは、
    前記移動部材が前記移動部材当接部に当接した状態での前記駆動機構のワイヤの繰り出しによって、前記移動部材が前記移動部材当接部と当接した状態で移動し、
    前記スライド部材が前記スライド部材当接部と当接することにより、前記移動部材が前記スライド部材に対して相対移動して移動するように構成された、請求項1記載の対象物移動装置。
  3. 前記駆動機構は、
    前記基端側方向転換部材よりも前記終端側に設けられ、前記基端側方向転換部材から前記終端側に向かって延びるワイヤの配索方向を前記基端側へ転換する駆動機構方向転換部材と、
    前記ワイヤの他端が接続され、前記駆動機構方向転換部材よりも前記基端側に設けられた駆動部と、を有する、請求項1または請求項2に記載の対象物移動装置。
  4. 前記基端側が下側であり、前記終端側が上側である、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の対象物移動装置。
  5. 基台と、
    前記基台に固定され、前記基台を移動させる移動補助部材と、
    前記基台に固定された対象物移動装置とを備え、
    前記対象物移動装置は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の対象物移動装置である、歩行支援装置。
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