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JP6758670B2 - 気管チューブ挿入補助キット - Google Patents

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Description

本発明は、気管チューブ挿入補助キットに関する。 本願は、2017年1月23日に出願された特願2017−009377号および2017年4月14日に出願された特願2017−080684号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来、患者に麻酔を行うときには、例えば気管チューブを患者の口腔から声門に通して気管内に挿入した後、麻酔ガスを気管チューブから気管内に送り込んでいる。
声門を視認しつつ喉頭を観察する喉頭鏡として、声門を間接的に視認することが可能な間接声門視認型の喉頭鏡がある(例えば非特許文献1参照)。間接声門視認型の喉頭鏡には、気管チューブが装着されない喉頭鏡(以下、「第2世代喉頭鏡」という。)がある。第2世代喉頭鏡は、喉頭を観察したり、喉頭を観察しながら喉頭を治療したりすることが可能であることから汎用性がある。
鈴木昭広、「DAMと間接声門視認型喉頭鏡」、日本臨床麻酔学会誌、2010年、第30巻、第4号、P585−592
上述の通り、第2世代喉頭鏡を使用して気管チューブを気管内に挿入する場合、第2世代喉頭鏡の口腔内に位置する視点を介して間接的に声門を視認することができる。
ここで、気管チューブを気管内に挿入する場合、口腔外と声門を結ぶ直線的アプローチが必要である。しかしながら、第2世代喉頭鏡の口腔内に位置する視点から声門を結ぶ直線と、気管チューブの進路との乖離が大きい。このため、第2世代喉頭鏡では間接的に声門が視認できていたとしても、常に気管チューブを容易に声門に挿入できるとは言えず、この点で改善の余地があった。
本発明の態様は、気管チューブを気管内に容易に挿入することができる気管チューブ挿入補助キットを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、気管チューブ挿入補助キットは、間接声門視認型の喉頭鏡を使用して気管チューブを患者の口腔から声門に通し、前記気管チューブを気管内に挿入する際の補助を行う気管チューブ挿入補助キットであって、前記口腔から前記声門に通して前記気管内に挿入可能に形成されたガイド管と、前記ガイド管内を挿通可能であって、前記口腔から前記声門に通して前記気管内に挿入可能に形成されたガイドワイヤーと、を備え、前記ガイド管は、少なくとも先端側の部分が可撓性を有し、喉頭鏡で観察可能な部分には、前記ガイド管の先端を前記喉頭鏡のブレードの先端側に配置した状態で、前記ガイド管を着脱可能に保持する保持部が設けられていることを特徴としている。
本発明の第2の態様は、前記ガイド管は、前記先端側の部分がテーパー状に形成されていることを特徴としている。
本発明の第3の態様は、前記ガイド管は、前記先端側の部分の角が丸く形成されていることを特徴としている。
本発明の第の態様は、前記保持部は、前記ブレードに一体形成されていることを特徴としている。
本発明の第の態様は、前記喉頭鏡の前記ブレードに沿うように延在して配置され、前記気管内に前記ガイド管を導入するための導入部材を備え、前記導入部材は、変形自在かつ所定の形状で保持可能となっており、前記保持部は、前記導入部材の端部のうち、前記ブレードの先端側に配置される一方端部に設けられていることを特徴としている。
本発明の第の態様は、前記導入部材の他方端部には、変形可能な板状に形成され、前記ブレードの把持部とともに使用者によって把持される握り部が設けられていることを特徴としている。
本発明の第の態様は、前記ブレードは、弧状に湾曲形成され、前記患者の前記口腔内に挿入される挿入部を備え、前記導入部材の延在方向に直交する断面形状は、弧状に形成された前記挿入部の径方向における内側に開口部を有するU字状に形成されていることを特徴としている。
本発明の第の態様は、前記導入部材の一方端部には、前記ブレードと係合可能な係合部が設けられていることを特徴としている。
本発明の第の態様は、前記保持部は、管状に形成され、かつ前記ブレードの先端側に向けてテーパー状に形成され、内部に前記ガイド管を挿通させた状態で着脱可能に保持し、前記保持部の周面には、前記保持部の内部に挿通された前記ガイドワイヤーを外部に出すことが可能なスリットが設けられていることを特徴としている。
本発明の第1の態様によれば、ガイド管と、ガイドワイヤーとを備えた。これによりガイドワイヤーを気管内に挿入して配置した後、ガイド管をガイドワイヤーで案内されて気管内に挿入して配置することで、気管チューブをガイド管に沿わせて気管内に挿入することが可能になる。ガイド管は、少なくとも先端側の部分が可撓性を有するので、患者毎の声門の位置等の違いに対応して、ガイド管の先端側の部分につき曲がり具合を調整することができる。よって、本発明の請求項1に記載の気管チューブ挿入補助キットは、気管チューブを気管内に容易に挿入することができる。
また、喉頭鏡で観察可能な部分にガイド管を着脱可能に保持する保持部を設けた。この構成によれば、保持部によりガイド管を保持した状態でブレードを口腔内に挿入することで、ガイド管は先端を声門に向けて配置される。このため、ガイド管を単独で口腔内に挿入する場合に比べてガイド管を容易に配置することが可能になり、ガイド管の先端で口腔内を損傷するのを抑制できる。よって、本発明の請求項1に記載の気管チューブ挿入補助キットは、気管チューブを挿入する際の作業性を向上しつつ、口腔内の損傷を防ぐことができる。
本発明の第2の態様によれば、ガイド管の先端側の部分をテーパー状に形成した。これによりガイド管を声門に容易に通すことが可能になる。よって、本発明の請求項2に記載の気管チューブ挿入補助キットは、気管チューブを挿入する際の作業性を向上することができる。
本発明の第3の態様によれば、ガイド管の先端側の部分の角を丸く形成した。これによりガイド管を気管内に挿入するときにガイド管の先端が口腔内から気管内に至る部分に当たっても、損傷を抑制できる。よって、本発明の請求項3に記載の気管チューブ挿入補助キットは、気管チューブの挿入にかかる作業において口腔内から気管内に至る部分の損傷を防ぐことができる。
本発明の第の態様によれば、保持部を管状に形成するとともにテーパー状に形成してガイド管を挿通させた状態で着脱可能に保持し、保持部にスリットを設けた。これにより、ガイド管を保持部から引き抜き、容易に外すことが可能になる。ガイド管を操作してガイドワイヤーを保持部の径方向の外側に移動させ、スリットから通過させることで、ガイドワイヤーを保持部から容易に外すことが可能になる。よって、本発明の請求項に記載の気管チューブ挿入補助キットは、気管チューブを挿入する際の作業性をさらに向上することができる。
本発明の第の態様によれば、変形自在かつ所定の形状で保持可能な導入部材を備え、保持部は、導入部材の端部のうち、ブレードの先端側に配置される一方端部に設けられる構成とした。これにより、患者毎の声門の位置等の違いに対応して導入部材を変形させ、保持部の位置を調節したうえでガイド管を導入することができる。保持部は、導入部材の端部のうち、ブレードの先端側に配置される一方端部に設けられるので、ガイド管を導入した後、容易に保持部に保持させることができる。
よって、本発明の請求項に記載の気管チューブ挿入補助キットは、気管チューブを挿入する際の作業性をさらに向上することができる。
本発明の第の態様によれば、導入部材の他方端部には、ブレードの把持部とともに使用者によって把持される握り部が設けられている構成とした。これにより、使用者は、導入部材およびガイド管を確実に位置決めした状態で、ガイドワイヤーを気管内に挿入することができる。よって、本発明の請求項に記載の気管チューブ挿入補助キットは、気管チューブを挿入する際の作業性をさらに向上することができる。
本発明の第の態様によれば、導入部材の延在方向に直交する断面形状が、弧状に形成された挿入部の径方向における内側に開口部を有するU字状に形成されている。これにより、使用者は、U字状に形成された開口側からガイド管を導入し、導入部材の内壁にガイド管を当接させながら導入することができる。よって、本発明の請求項に記載の気管チューブ挿入補助キットは、気管チューブを挿入する際の作業性をさらに向上することができる。
本発明の第の態様によれば、導入部材の一方端部には、ブレードと係合可能な係合部
が設けられているので、係合部により導入部材の一方端部をブレードに固定することで、
保持部を確実に位置決めできる。よって、本発明の請求項8に記載の気管チューブ挿入補
助キットは、気管チューブを挿入する際の作業性をさらに向上することができる。
本発明の第の態様によれば、保持部をブレードに一体形成したので、保持部とブレードとを別体形成した場合と比較して、部品点数が抑えられる。よって、本発明の請求項に記載の気管チューブ挿入補助キットは、低コスト化を図ることができる。
本発明の一実施形態の気管チューブ挿入補助キットを使用している様子を示す図である。 同実施形態の気管チューブ挿入補助キットの斜視図である。 同実施形態のガイド管の断面図である。 同実施形態のガイドワイヤーを気管内に挿入するときの図である。 同実施形態のガイド管及びガイドワイヤーを保持部から外したときの図である。 同実施形態のガイド管を気管内に挿入したときの図およびガイドワイヤーをガイド管から抜いたときの図である。 同実施形態の気管チューブを気管内に挿入したときの図およびガイド管を口腔の外部に出したときの図である。 他の実施形態に係る気管チューブ挿入補助キットを使用している様子を示す図である。 図8におけるIX−IX線に沿った、導入部材の延在方向に直交する断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1から図7を参照し、本発明の一実施形態の気管チューブ挿入補助キット1について説明する。
図1は、気管チューブ挿入補助キット1を使用している様子を示す図である。
本実施形態では、患者Aに麻酔を行う際に気管チューブ挿入補助キット1を使用する例を示す。気管チューブ挿入補助キット1は、気管チューブ9(図7参照)を患者Aの口腔Bから声門Dに通して気管内Eに挿入する際の補助を行う。気管チューブ9とは、気管内Eに挿入される可撓性を有する円管状の部材である。
気管チューブ挿入補助キット1は、間接声門視認型の喉頭鏡2により患者Aの声門Dを間接的に視認しつつ喉頭Cを観察しながら使用する。以下の説明では、間接声門視認型の喉頭鏡2を単に喉頭鏡2と称する。
喉頭鏡2は、喉頭鏡本体21と、ブレード22とを備える。ブレード22は、患者Aの口腔内B1に挿入される部材である。ブレード22は、例えば透明な樹脂材料を用いてJ字型の容器状に形成されている。ブレード22の基端は開口している。
ブレード22は、把持部221と、挿入部222とを備える。
把持部221は、I字型の筒状に形成されている。把持部221は、喉頭鏡2の使用者である、例えば医師の手Gで把持される部分である。
挿入部222は、U字型に形成されている。挿入部222は、患者Aの口腔内B1に挿入される部分である。挿入部222は、挿入部本体223と、突出部224と、取付部225とを備える。挿入部本体223は、把持部221の先端に形成されている。挿入部本体223は、湾曲状に形成されている。挿入部本体223は、先端が閉じられた容器状に形成されている。
突出部224は、挿入部本体223の先端の一方側に形成されている。突出部224は湾曲状で且つ板状に形成されている。突出部224の先端は、声門Dに向いて配置される。突出部224は、不図示の喉頭蓋を押圧する部分である。
取付部225は、挿入部本体223の先端と突出部224とに結合して形成されている。取付部225は刃状に形成されている。取付部225は、後述する気管チューブ挿入補助キット1の保持部13が取り付けられる部分である。
喉頭鏡本体21は、不図示の照明部と、カメラ211と、表示装置212と、把持部213とを備える。照明部は、挿入部本体223内の先端部に配置されており喉頭Cを照らす。カメラ211は、挿入部本体223内の先端部に配置されており、喉頭Cを撮像する。
表示装置212は、モニター215を有する。表示装置212は、カメラ211および照明部にケーブル219で接続されている。ケーブル219は、一方側の部分がブレード22内に配置されて他方側の部分がブレード22の基端から抜出している。表示装置212は、内部に不図示の制御部を有している。制御部は、カメラ211および照明部の動作を制御する。照明部およびカメラ211をオンにすることにより、照明部は喉頭Cを照らし、カメラ211は喉頭Cを撮像する。表示装置212は、カメラ211が撮像した喉頭Cの画像をモニター215に表示する。
把持部213は、ブレード22の把持部221内に配置されている。把持部213は、ケーブル219の一方側の部分と接続されている。把持部213は、ブレード22の把持部221を介して、喉頭鏡2の使用者、例えば医師の手Gで把持される部分である。
次に、気管チューブ挿入補助キット1の構成を説明する。気管チューブ挿入補助キット1は、ブレード22の取付部225に取り付けられている。
図2は、気管チューブ挿入補助キット1の斜視図である。
気管チューブ挿入補助キット1は、ガイド管11と、ガイドワイヤー12と、保持部13とを備える。
図3は、ガイド管11の断面図である。
ガイド管11は、例えばガムエラスティックブジーであり、可撓性を有する円管状に形成されている。図1に示すように、ガイド管11は、患者Aの口腔Bから声門Dに通して気管内Eに挿入可能に形成されている。図3に示すように、ガイド管11の先端側の部分111は、先細りとなるテーパー状に形成されている。ガイド管11の先端113の角114は、丸く形成されている。ガイド管11の先端113は、口腔内B1に挿入される側の端である。ガイド管11の先端側の部分111は、ガイド管11が気管内Eに挿入される前は喉頭Cに配置され、ガイド管11が気管内Eに挿入されたときには気管内Eに配置される。
ガイド管11の材質は、患者Aの口腔Bから声門Dに通して気管内Eに挿入する際に引っ掛かることなく、かつ気管チューブ9をガイド管11に沿わせていくときに気管チューブ9を滑らせるものにしてもよい。言い換えるとガイド管11の材質は、表面が滑らかなものにしてもよい。ガイド管11の材質としては、例えばフッ素樹脂が挙げられる。本実施形態のガイド管11は、気管内チューブ交換用カテーテル(チューブエクスチェンジャー)として使用されているものを適切な長さに切断することにより形成されてもよい。
図2に示すように、ガイドワイヤー12は、ガイド管11内を挿通可能に形成されている。ガイドワイヤー12は、患者Aの口腔Bから声門Dに通して気管内Eに挿入可能に形成されている。ガイドワイヤー12には、ERCP用のガイドワイヤーが使用されている。ERCPとは、内視鏡を使って胆管・膵管を造影する検査のことである。ガイドワイヤー12は、例えば金属材料で形成されている。ガイドワイヤー12は、直進可能に形成されている。ガイドワイヤー12の先端部121は曲げられている。ガイドワイヤー12の先端部121には、例えばウレタン樹脂が被覆されている。これにより先端部121の表面が柔らかく形成されている。ガイドワイヤー12の先端側の部分125は、気管内Eに配置される部分である。ガイドワイヤー12の先端側の部分125よりも基端側には、喉頭鏡2のモニター215で視認可能な視認マーカー126が螺旋状に設けられている。これにより、喉頭鏡2の使用者である医師は、ガイドワイヤー12の気管内Eへの挿入度合いを把握することができる。
図1に示すように、保持部13は、ブレード22において喉頭鏡2のモニター215で観察可能な部分に設けられている。具体的に説明すると、保持部13は、ブレード22においてカメラ211よりも先端側にある取付部225に設けられている。保持部13は、取付部225に一体形成されている。
図2に示すように、保持部13は、ガイド管11の先端113をブレード22の先端側に配置した状態でガイド管11を着脱可能に保持している。具体的に説明すると、保持部13は円管状に形成されている。
保持部13は、一端135がブレード22の先端側に設けられている。保持部13は、他端136側(図2中の左側)から一端135に向けてテーパー状に形成されている。保持部13は、ガイド管11の先端側の部分111を保持部13の他端136側から内部137に挿通させた状態で着脱可能に保持している。保持部13の一端135側からは、ガイド管11の先端部112が突出する。
保持部13の周面131の軸方向には、保持部13の内部137を挿通した状態のガイドワイヤー12を外部に出すことが可能なスリット132が設けられている。
次に、気管チューブ挿入補助キット1を用いた気管チューブ9の挿入方法を説明する。
まず、喉頭鏡2のブレード22の取付部225に設けられている保持部13にガイド管11の先端側の部分111を挿入し、保持させる。
続いて、ガイド管11の先端側の部分を調整しながら曲げ、この状態でブレード22を患者Aの口腔内B1に挿入する。
続いて、ブレード22の突出部224で喉頭蓋を押圧し、ガイド管11を配置する。
続いて、カメラ211および照明部をオンにして喉頭Cを撮像し、モニター215に喉頭Cの画像を表示する。
ガイド管11の先端113が声門Dに向いていない場合には、ブレード22を口腔内B1から取り出し、ガイド管11の先端が声門Dに向くように先端部112の曲げ角度を再度調整する。
曲げ角度を調整したらブレード22を口腔内B1に挿入してガイド管11を配置する。ガイド管11の先端113が声門Dに向いたら次の作業に進み、向いていない場合には向くまで先端部112の曲げ角度を調整する。
続いて、ガイドワイヤー12をガイド管11の基端からガイド管11内に挿入していき、ガイド管11の先端側に出す。
続いて、図4に示すようにガイドワイヤー12を直進させて声門Dに通して気管内Eに挿入していく。
続いて、ガイドワイヤー12の視認マーカー126の先端が声門Dに到達したらガイドワイヤー12の直進を止める。これによりガイドワイヤー12の先端側の部分125が気管内Eに配置される。
続いて、図5に示すように、ガイド管11を引き抜いて保持部13から外し、保持部13の外部に出す。
続いてガイド管11を操作し、ガイドワイヤー12を保持部13の径方向の外側に移動させ、保持部13のスリット132に通して保持部13の外部に出す。この結果、ガイド管11を声門Dに通して気管内Eに挿入させるようにガイド管11を案内する経路がガイドワイヤー12によって形成される。
続いて、図6に示すように、ガイド管11をガイドワイヤー12に沿わせながら案内することで直進させ、声門Dに通して気管内Eに挿入して先端側の部分111を配置する。
続いて、ガイドワイヤー12をガイド管11から抜く。この結果、気管チューブ9を口腔Bから声門Dに通して気管内Eに挿入させるように気管チューブ9を案内する経路がガイド管11によって形成される。
続いて、図7に示すように気管チューブ9をガイド管11に沿わせながら案内することで直進させ、声門Dに通して気管内Eに挿入して先端を配置する。
最後にガイド管11を引いて気管内Eから抜いて口腔Bの外部に出す。
以上で、気管チューブ挿入補助キット1を用いた気管チューブ9の挿入が終了する。
次に、本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1の作用効果を説明する。
本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1は、間接声門視認型の喉頭鏡2を使用して気管チューブ9を患者Aの口腔Bから声門Dに通して気管内Eに挿入する際の補助を行う。
本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1は、口腔Bから声門Dに通して気管内Eに挿入可能に形成されているガイド管11と、ガイド管11内を挿通可能であって口腔Bから声門Dに通して気管内Eに挿入可能に形成されているガイドワイヤー12とを備え、ガイド管11は、少なくとも先端側の部分111が可撓性を有している。
この構成によれば、本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1は、ガイドワイヤー12を気管内Eに挿入して配置した後、ガイド管11をガイドワイヤー12で案内されて気管内E挿入して配置することで、気管チューブ9をガイド管11に沿わせて気管内Eに挿入することが可能になる。ガイド管11は、少なくとも先端側の部分111が可撓性を有するので、患者A毎の声門Dの位置等の違いに対応して、ガイド管11の先端側の部分111につき曲がり具合を調整することができる。よって、本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1は、気管チューブ9を気管内Eに容易に挿入することができる。
また本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1は、喉頭鏡2と一緒に使用される。したがって喉頭鏡2を患者Aの喉頭Cの観察や喉頭C内の治療に使用する場合には、気管チューブ挿入補助キット1を使用しなければよい。よって、本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1は、気管チューブが装着された喉頭鏡と比較して、喉頭鏡2の汎用性を持たせることができる。
本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1では、ガイド管11は、先端側の部分111がテーパー状に形成されている。これによりガイド管11を声門Dに容易に通すことが可能になる。よって、本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1は、気管チューブ9の挿入にかかる作業の作業性を上げることができる。
本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1では、ガイド管11は、先端側の部分111の角114が丸く形成されている。これによりガイド管11を気管内Eに挿入するときにガイド管11の先端が口腔内B1から気管内Eに至る部分に当たっても、損傷を抑制できる。よって、本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1は、気管チューブ9の挿入にかかる作業において口腔内B1から気管内Eに至る部分の損傷を防ぐことができる。
本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1では、喉頭鏡2のブレード22には、喉頭鏡2で観察可能な部分(本実施形態における取付部225)に、ガイド管11の先端113をブレード22の先端側に配置した状態でガイド管11を着脱可能に保持する保持部13が設けられている。これにより保持部13でガイド管11を保持した状態でブレード22を口腔内B1に挿入すれば、ガイド管11は先端113を声門Dに向けて配置される。
このため、ガイド管11を単独で口腔内B1に挿入する場合に比べてガイド管11を容易に配置することが可能になり、ガイド管11の先端113で口腔内B1を損傷するのを抑制できる。よって、本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1は、気管チューブ9の挿入する際の作業性を向上しつつ口腔内B1の損傷を防ぐことができる。
本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1では、保持部13は、管状に形成されてかつブレード22の先端側に向けてテーパー状に形成され、内部137にガイド管11を挿通させた状態で着脱可能に保持している。保持部13の周面131には、保持部13の内部137を挿通した状態のガイドワイヤー12を外部に出すことが可能なスリット132が設けられている。これによりガイド管11を引くことでガイド管11を保持部13から容易に外すことが可能になる。ガイド管11を操作してガイドワイヤーを保持部13の径方向の外側に移動させ、スリット132から通過させることで、ガイドワイヤー12を保持部13から容易に外すことが可能になる。よって、本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1は、気管チューブ9の挿入する際の作業性をさらに向上することができる。
本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1では、保持部13は、ブレード22に一体形成されているので、保持部13とブレード22とを別体形成した場合と比較して、部品点数が抑えられる。よって、本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1は、低コスト化を図ることができる。
本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1では、ガイドワイヤー12に、既存のガイドワイヤー(ERCP用のガイドワイヤー)を使用している。このため、ガイドワイヤー12を新たに製造する必要がない。よって、本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1は、低コスト化をさらに図ることができる。
本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1では、気管内チューブ交換用カテーテルを現場で切断することでガイド管11としてもよい。切断しなければ、気管内チューブ交換用カテーテルとして使用できる。このため、ガイド管11を新たに製造する必要がない。よって、本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1は、低コスト化をさらに図ることができる。
本実施形態の気管チューブ挿入補助キット1では、テーパー状に形成されている保持部13が、ガイド管11でテーパー状に形成されている先端側の部分111を挿通させて保持している。これによりガイド管11は、保持部13の他端136側から挿抜することにより着脱可能となるので、ガイド管11の着脱作業を簡単な構成で且つ容易に行うことができる。
(他の実施形態)
続いて、本発明の他の実施形態について説明する。上述の実施形態と同様の構成については、詳細な説明を省略する。
図8は、他の実施形態に係る気管チューブ挿入補助キットを使用している様子を示す図である。
図9は、図8におけるIX−IX線に沿った、導入部材の延在方向に直交する断面図である。
図8に示すように、他の実施形態に係る気管チューブ挿入補助キット1は、気管内Eにガイド管11を導入するための導入部材30を備えている。
導入部材30は、弧状に形成された喉頭鏡2のブレード22の側方において、ブレード22に沿うように延在して配置されている。導入部材30は、気管内Eにガイド管11を導入する。
導入部材30は、いわゆる自在棒と呼ばれるものであって、図9に示すように、例えば容易に変形可能な樹脂材料により形成された外装部31と、容易に変形可能であり、かつ所定の形状に保持可能な針金等の金属材料により形成された芯材32と、を備えている。
これにより、導入部材30は、変形自在かつ所定の形状で保持可能となっている。
図8に示すように、導入部材30の端部のうち、ブレード22の先端側に配置される一方端部30aには、保持部13が設けられている。導入部材30の一方端部30aには、ブレード22と係合可能な係合部34が設けられている。係合部34は、例えば、ブレード22の縁部等に係合可能な爪部34aを有している。
導入部材30の他方端部30bには、導入部材30と接合された握り部35が設けられている。握り部35は、変形可能な板状に形成されている。握り部35は、ブレード22の把持部221に捲きつけられるように配置され、使用者の手Gによってブレード22の把持部221とともに把持される。
導入部材30は、一方端部30aが係合部34によりブレード22に係合されて固定されるとともに、他方端部30bの握り部35が把持部221とともに使用者の手Gによって把持されることで位置決めされる。
ここで、図9に示すように、導入部材30の延在方向に直交する断面形状は、開口部30cを有するU字状に形成されている。導入部材30の開口部30cは、弧状に形成されたブレード22の挿入部222の径方向における内側に開口している。ガイド管11は、導入部材30の内壁30dに当接しつつ、導入部材30に沿って導入される。
次に、他の実施形態に係る気管チューブ挿入補助キット1の作用効果を説明する。
他の実施形態に係る気管チューブ挿入補助キット1では、変形自在かつ所定の形状で保持可能な導入部材30を備え、保持部13は、導入部材30の端部のうち、ブレード22の先端側に配置される一方端部30aに設けられる構成とした。これにより、患者A毎の声門Dの位置等の違いに対応して導入部材30を変形させ、保持部13の位置を調節したうえでガイド管11を導入することができる。保持部13は、導入部材30の端部のうち、ブレードの先端側に配置される一方端部30aに設けられるので、ガイド管11を導入した後、容易に保持部13に保持させることができる。よって、他の実施形態に係る気管チューブ挿入補助キット1は、気管チューブ9を挿入する際の作業性をさらに向上することができる。
他の実施形態に係る気管チューブ挿入補助キット1では、導入部材30の他方端部30bには、ブレード22の把持部221とともに使用者の手Gによって把持される握り部35が設けられている構成とした。これにより、使用者は、導入部材30およびガイド管11を確実に位置決めした状態で、ガイドワイヤー12を気管内Eに挿入ことができる。よって、他の実施形態に係る気管チューブ挿入補助キット1は、気管チューブ9を挿入する際の作業性をさらに向上することができる。
他の実施形態に係る気管チューブ挿入補助キット1では、導入部材30の延在方向に直交する断面形状が、弧状に形成されたブレード22の挿入部222の径方向における内側に開口部30cを有するU字状に形成されている。これにより、使用者は、U字状に形成された開口側からガイド管11を導入し、導入部材30の内壁30dにガイド管を当接させながら導入することができる。よって、他の実施形態に係る気管チューブ挿入補助キット1は、気管チューブ9を挿入する際の作業性をさらに向上することができる。
他の実施形態に係る気管チューブ挿入補助キット1では、導入部材30の一方端部30aには、ブレード22と係合可能な係合部34が設けられているので、係合部34により導入部材30の一方端部30aをブレード22に固定することで、保持部13を確実に位置決めできる。よって、他の実施形態に係る気管チューブ挿入補助キット1は、気管チューブ9を挿入する際の作業性をさらに向上することができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
実施形態では、保持部13をブレード22の取付部225に一体形成したが、取付部225に着脱可能に取り付けてもよい。
実施形態では、ブレード22に保持部13を設けるためにブレード22に取付部225を形成したが、取付部225は必ずしも必要でなく、その他に例えば突出部224に保持部13を一体形成したり、着脱可能に取り付けたりしてもよい。
実施形態では、患者Aに麻酔を行う際に気管チューブ挿入補助キット1を使用する例を示したが、救命時に患者の気管内に酸素を送り込むために気管チューブを使用する場合に気管チューブ挿入補助キット1を使用してもよい。
実施形態では、間接声門視認型の喉頭鏡としてカメラを用いた間接声門視認型の喉頭鏡を使用したが、レンズやプリズム等の光学素子を用いた間接声門視認型の喉頭鏡を使用してもよい。
他の実施形態では、導入部材30の延在方向に直交する断面形状が挿入部222の径方向における内側に開口部30cを有するU字状に形成されていたが、これに限定される事はなく、平板状であってもよいし、V字状であってもよい。
導入部材30は、いわゆる自在棒と呼ばれるものであって、樹脂材料により形成された外装部31と、針金等の金属材料により形成された芯材32と、を備えていたが、この構成に限定されない。したがって、例えば導入部材30は、全体が樹脂材料のみで形成されていてもよいし、金属材料のみで形成されていてもよい。
他の実施形態では、導入部材30の一方端部30aには、ブレード22と係合可能な係合部34が設けられていたが、係合部34を設けなくてもよい。係合部34の態様は、ブレード22の縁部等に係合可能な爪部34aに限定されることはなく、例えば面ファスナー等であってもよい。
他の実施形態では、導入部材30の他方端部30bには、使用者によって把持される握り部35が設けられていたが、握り部35を設けなくてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 気管チューブ挿入補助キット
2 喉頭鏡
9 気管チューブ
11 ガイド管
12 ガイドワイヤー
13 保持部
30 導入部材
30a 一方端部
30b 他方端部
30c 開口部
34 係合部
35 握り部
113 ガイド管の先端
114 ガイド管の先端の角
131 保持部の周面
132 スリット
137 保持部の内部
222 挿入部
A 患者
B 口腔
D 声門
E 気管内

Claims (9)

  1. 管チューブを患者の口腔から声門に通し、前記気管チューブを気管内に挿入する際の補助を行う気管チューブ挿入補助キットであって、
    前記口腔から前記声門に通して前記気管内に挿入可能に形成されたガイド管と、
    前記ガイド管内を挿通可能であって、前記口腔から前記声門に通して前記気管内に挿入可能に形成されたガイドワイヤーと、
    を備え、
    前記ガイド管は、少なくとも先端側の部分が可撓性を有し、
    喉頭鏡で観察可能な部分には、前記ガイド管の先端を前記喉頭鏡のブレードの先端側に配置した状態で、前記ガイド管を着脱可能に保持する保持部が設けられていることを特徴とする気管チューブ挿入補助キット。
  2. 前記ガイド管は、前記先端側の部分がテーパー状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の気管チューブ挿入補助キット。
  3. 前記ガイド管は、前記先端側の部分の角が丸く形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の気管チューブ挿入補助キット。
  4. 前記保持部は、前記ブレードに一体形成されていることを特徴とする請求項に記載の気管チューブ挿入補助キット。
  5. 前記喉頭鏡の前記ブレードに沿うように延在して配置され、前記気管内に前記ガイド管を導入するための導入部材を備え、
    前記導入部材は、変形自在かつ所定の形状で保持可能となっており、
    前記保持部は、前記導入部材の端部のうち、前記ブレードの先端側に配置される一方端部に設けられていることを特徴とする請求項に記載の気管チューブ挿入補助キット。
  6. 前記導入部材の他方端部には、変形可能な板状に形成され、前記ブレードの把持部とともに使用者によって把持される握り部が設けられていることを特徴とする請求項に記載の気管チューブ挿入補助キット。
  7. 前記ブレードは、弧状に湾曲形成され、前記患者の前記口腔内に挿入される挿入部を備え、
    前記導入部材の延在方向に直交する断面形状は、弧状に形成された前記挿入部の径方向における内側に開口部を有するU字状に形成されていることを特徴とする請求項または請求項に記載の気管チューブ挿入補助キット。
  8. 前記導入部材の一方端部には、前記ブレードと係合可能な係合部が設けられていることを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の気管チューブ挿入補助キット。
  9. 前記保持部は、管状に形成され、かつ前記ブレードの先端側に向けてテーパー状に形成され、内部に前記ガイド管を挿通させた状態で着脱可能に保持し、
    前記保持部の周面には、前記保持部の内部に挿通された前記ガイドワイヤーを外部に出すことが可能なスリットが設けられていることを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の気管チューブ挿入補助キット。
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