JP6705578B1 - キナクリドン顔料組成物及びこれを有するインキ組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
なかでも、C.I.ピグメントレッド122に代表されるキナクリドン顔料は様々な場面で使用される顔料であるものの、顔料の微細な一次粒子は、強固に凝集する傾向にあるため、各種用途に着色剤として用いる際に、流動性(初期粘度や経時安定性)に係る問題が顕著である。具体的には、微細な顔料粒子が分散した印刷インキや塗料の粘度が高くなり、分散以降の工程で攪拌や移送ができないという不具合が発生したり、製造した印刷インキや塗料を貯蔵した場合、分散していた顔料の微細な粒子が再凝集することにより、印刷インキなどの粘度が経時で増粘し、場合によってはゲル化を起こして使用できないなどのトラブルを発生する。
そこで、流動性(初期粘度および経時安定性)向上のために顔料の誘導体を併用する手法が検討されてきた。例えば、特許文献1には、オフセットインキ、グラビアインキ、塗料、インキジェットインキ等に適する非集合性、流動性に優れた安定な顔料組成物および顔料分散体を提供する手法として、塩基性基を有する顔料誘導体、塩基性基を有するアントラキノン誘導体または塩基性基を有するトリアジン誘導体から選ばれる少なくとも一種、スルホン酸基を有する樹脂および顔料を含んでなることを特徴とする顔料組成物が記載されている。しかしながら、特許文献1に記載する方法では、媒体の選択性があり、印刷インキや塗料の系により、特に、NCフレキソインキとしては、初期粘度、経時粘度ともに高く、効果は十分とはいえない。
『項1.
キナクリドン顔料と、
式(I):
さらに式(II):
キナクリドン顔料100質量部に対して、式(I)で表される顔料誘導体が0.05質量部以上10.0質量部以下含有することを特徴とする項1に記載のキナクリドン顔料組成物。
キナクリドン顔料100質量部に対して、式(I)で表される顔料誘導体が0.05質量部以上10.0質量部以下含有し、式(II)で表される顔料誘導体が0.05質量部以上10.0質量部以下含有し、かつ、式(I)で表される顔料誘導体と式(II)で表される顔料誘導体との合計量が0.1質量部以上10.0質量部以下であることを特徴とする項2に記載のキナクリドン顔料組成物。
項1〜4のいずれか一項に記載のキナクリドン顔料組成物を含むことを特徴とするグラビア印刷用及び/又はフレキソ印刷用顔料。
項1〜4のいずれか一項に記載のキナクリドン顔料組成物と、ニトロセルロース樹脂と、アルコール系溶剤と、を少なくとも含むことを特徴とするインキ組成物。
前記アルコール系溶剤がエタノール及び/又は1−エトキシ−2−プロパノールであることを特徴とする、項6に記載のインキ組成物。』に関する。
本発明は、キナクリドン顔料と、
式(I):
上記式(I)で表される顔料誘導体と、
式(II):
本発明において、流動性とは、インキ調製した際の初期粘度及び経時粘度を指す。
本発明に用いるキナクリドン顔料は、
C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントバイオレット19、C.I.ピグメントレッド202、C.I.ピグメントレッド207、C.I.ピグメントレッド209などが挙げられる。特に、工業的にはC.I.ピグメントレッド122が重要である。このようなC.I.ピグメントレッド122は、市販品を用いても良いし、公知慣用の方法で製造して用いても良い。公知慣用の方法としては、例えば、2,5−ジアニリノテレフタル酸(C.I.ピグメントバイオレット19の原料)や、2,5−ジ−トルイジノテレフタル酸(C.I.ピグメントレッド122の原料)等の粗製キナクリドン顔料の原料を、ポリリン酸中で脱水環化し、水中に投入した後、析出させる方法などが挙げられる。前述のキナクリドン粗顔料を液媒体中で加熱することにより粒子径制御を行い、キナクリドン顔料を得ることができる。
本発明に用いるキナクリドン顔料は前記製造後に適宜公知の処理を加えたものを用いても良い。
本発明に用いる顔料誘導体を以下に詳述する。
1.式(I)で表される顔料誘導体の説明
「C1〜C5のアルキル基」とは、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基などが挙げられる。
中でも、流動性をよくするためには、アルキルスルファモイル鎖が適度な剛直性を有し、顔料粒子同士の接近を防ぐ立体障害効果と、媒体中の樹脂との相互作用を持たせるのが好ましく、nは2〜4、R1、R2は、メチル基、エチル基であることが好ましい。
キナクリドン顔料残基に対して(SO3H)で表される基が2つ結合した前述の式(II)で表される顔料誘導体の両者がキナクリドン顔料と共存すると、従来に比べて格別優れた流動性が達成された顔料を得ることができることをも見出したものである。
キナクリドン顔料組成物の分散性をあげる方法として、(SO3H)で表される基やアミノ基を有するキナクリドン誘導体の添加が知られているが、十分に顔料を分散させるためには、比較的多量の誘導体が必要であり、その結果逆に流動性が低下してしまう等分散性と流動性を両立させることが非常に困難であった。このような状況下、出願人らが鋭意検討した結果、1つのキナクリドン骨格に対して1つの(SO3H)で表される基と1つの(SO2NH(CH2)nR1R2)で表される基をそれぞれ有するキナクリドン誘導体を用いることで、誘導体の添加量を単純に半減できるだけでなく、2つの異なる官能基が顔料と樹脂の双方に対し作用することで、誘導体の添加量を大幅に抑えることができ、分散性と流動性の両立を達成した。さらに、2つの(SO3H)で表される基を有する誘導体を併用することで、格段に優れた性能を発現できることができた。
一般的に、ビヒクル中に分散された顔料の微細粒子はエネルギー的に不安定であり、粒子同士がフロキュレーションを起こし、ビヒクル中でエネルギー的に安定な状態になろうとする。そのため、インキ等を貯蔵した際に流動性の低下が起こると考えられる。インキ等の流動性の低下を防止するためには、樹脂/溶剤/顔料の親和性バランスを最適化し分散状態で安定維持することが必要である。親和性バランスの最適化に対し、(SO3H)で表される基のみでは、不十分である。これに対し、式(I)で表される顔料誘導体は、顔料粒子同士の接近を防ぐ立体障害効果と、媒体中の樹脂との相互作用効果に優れ、その結果、優れた分散安定化を達成できると推察している。また、式(II)で表される顔料誘導体は、式(I)で表される顔料誘導体とキナクリドン顔料の相互作用を促進させ、顔料粒子同士の接近を防ぐ立体障害効果と、媒体中の樹脂との相互作用効果をより効果的に発揮し、その結果、さらに優れた分散安定化を達成できると推察している。
キナクリドン顔料100質量部に対して、式(I)で表される顔料誘導体が0.05質量部以上10.0質量部以下含有することができる。また、式(I)で表される顔料誘導体と、式(II)で表される顔料誘導体を併用するときは、キナクリドン顔料100質量部に対して、式(I)で表される顔料誘導体が0.05質量部以上10.0質量部以下、式(II)で表される顔料誘導体が0.05質量部以上10.0質量部以下で含有することができる(但し、式(I)で表される顔料誘導体と式(II)で表される顔料誘導体との合計量は0.1質量部以上10.0質量部以下である)。このような配合量とすることにより、インキ粘度低減効果がより高まると考えられる。
ここで、式(I)で表される顔料誘導体と式(II)で表される顔料誘導体を併用するときの混合比は質量比で50:50〜95:5であることが好ましく、70:30〜90:10であることがさらに好ましく、75:25〜85:15であることが最も好ましい。
ここで、各顔料誘導体の製法を示す。本発明の顔料誘導体は、公知慣用の方法で製造することができる。ここでは一例を示すが、これらに限定して解釈されるべきものではない。 式(I)で表される顔料誘導体は、C.I.ピグメントバイオレット19をクロロスルホン化した後、ジアルキルアミノアルキルアミンと反応させることによって製造することができる。クロロスルホン化は、クロロスルホン酸中に塩化チオニルを混合し、C.I.ピグメントバイオレット19を溶解、加熱する方法でも、C.I.ピグメントバイオレット19スルホン酸を用いてオキシ塩化リン中で加熱することでも行うことができるが、前者が好ましい。
式(II)で表される顔料誘導体は、前述の方法でクロロスルホン化後、水での加水分解により得ることができる。また濃硫酸中でC.I.ピグメントバイオレット19を溶解、加熱することで得ることもできる。
上記した反応工程において、反応温度や反応時間、各反応に用いる原料などを調節することにより、式(II)で表される顔料誘導体のみを得ることもできるし、式(I)で表される顔料誘導体と式(II)で表される顔料誘導体の混合物も得ることができる。式(I)で表される顔料誘導体と式(II)で表される顔料誘導体の混合比は、反応温度や反応時間、各反応に用いる原料などを適宜調整することにより所望の値とすることができるが、質量比で50:50〜95:5であることが好ましく、70:30〜90:10であることがさらに好ましく、75:25〜85:15であることが最も好ましい。
得られた顔料誘導体については、液体クロマトグラフィー質量分析法(LC/MS)や電界脱離質量分析法(FD/MS)により分析することで、その存在を確認することができる。
本発明の顔料組成物を簡便に得る方法の一例を以下に述べるが、本発明はこれらに限定して解釈されるべきものではない。
市販または公知慣例の方法で製造したキナクリドン顔料のウェットケーキを、水または有機溶剤に添加、撹拌してキナクリドン顔料スラリーを作製する。このキナクリドン顔料スラリーに、式(I)で表される顔料誘導体、または、式(I)で表される顔料誘導体と式(II)で表される顔料誘導体の混合物を、乾燥粉体またはウェットケーキ、または水/有機溶剤に溶解させた顔料誘導体スラリー状態で添加し、撹拌する。これを適宜、濾過、乾燥、粉砕し、本発明の顔料組成物が得られる。
また、顔料誘導体の乾燥粉体と、キナクリドン顔料の乾燥粉体を混合することで、本発明の顔料組成物を作製することもできる。
また、本発明の顔料は、着色成分として複数のキナクリドン顔料を併用しても良いし、キナクリドン顔料以外の有機顔料を併用して用いることもできる。
併用可能な有機顔料は各種用途にあわせて公知の有機顔料の中から適宜選抜して用いることができる。
トルエン、キシレンなどの芳香族有機溶剤、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、2−ヘプタノン、3−ヘプタノンなどのケトン系溶剤、
酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸イソブチルなどのエステル系溶剤、
メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、t−ブタノールなどのアルコール系溶剤、
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、エチレングリコールモノ−i−プロピルエーテル、エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、エチレングリコールモノ−i−ブチルエーテル、エチレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、プロピレングリコールモノ−i−プロピルエーテル、プロピレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、プロピレングリコールモノ−i−ブチルエーテル、プロピレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコールジ−n−プロピルエーテル、エチレングリコールジ−i−プロピルエーテル、エチレングリコールジ−n−ブチルエーテル、エチレングリコールジ−i−ブチルエーテル、エチレングリコールジ−t−ブチルエーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールジ−n−プロピルエーテル、プロピレングリコールジ−i−プロピルエーテル、プロピレングリコールジ−n−ブチルエーテル、プロピレングリコールジ−i−ブチルエーテル、プロピレングリコールジ−t−ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノ−i−プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−i−ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジ−n−プロピルエーテル、ジエチレングリコールジ−i−プロピルエーテル、ジエチレングリコールジ−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコールジ−i−ブチルエーテル、ジエチレングリコールジ−t−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−i−プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−i−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、ジプロピレングリコールジエチルエーテル、ジプロピレングリコールジ−n−プロピルエーテル、ジプロピレングリコールジ−i−プロピルエーテル、ジプロピレングリコールジ−n−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールジ−i−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールジ−t−ブチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテートなどのグリコールエーテル系溶剤などが挙げられる。
(合成例1)
500ml丸底セパラブルフラスコに、130gのクロロ硫酸(純度99.0%)と20gの塩化チオニル(純度95.0%)を仕込み、攪拌下でフラスコ周囲を氷水浴で冷却し液温を5℃以下に調整した。そこへC.I.ピグメントバイオレット19のパウダー顔料20gを30分間で仕込み、10℃以下を保ちながら30分攪拌し完全溶解した。その後15分で45℃まで昇温した。2時間攪拌しバイオレット19のクロロスルホン化を行った後、フラスコ周囲を氷水浴にて5℃以下まで冷却し、3000gの氷水へ取り出した。水中に晶析したクロロスルホン化キナクリドンスラリーをヌッチェでろ過し300gの氷水で洗浄しクロロスルホン化キナクリドンウェットケーキを得た。得られたウェットケーキを180gの氷水中へリスラリーし氷水浴で冷却しながら10℃以下で10分攪拌後、炭酸ナトリウムでスラリーpHを5〜6に調整した。そこへ15gのN−Nジメチルアミノプロピルアミンを滴下ロートにて15分で滴下し、30分攪拌した。80℃まで昇温し1時間攪拌後、ヌッチェでろ過し、500gの水で洗浄し、N−Nジメチルアミノプロピルスルファモイルキナクリドンウェットケーキを得た。
LC/MS分析より、モノスルホン酸モノ(ジメチルアミノプロピルアミノスルファモイル)キナクリドン26.5%、ジスルホン酸キナクリドン5.7%を含むキナクリドン顔料誘導体を得た。
500ml丸底セパラブルフラスコに、130gのクロロ硫酸(純度99.0%)と20gの塩化チオニル(純度95.0%)を仕込み、攪拌下でフラスコ周囲を氷水浴で冷却し液温を5℃以下に調整した。そこへC.I.ピグメントバイオレット19のパウダー顔料20gを少量ずつ30分間で仕込み、10℃以下を保ちながら30分攪拌し完全溶解した。その後15分で45℃まで昇温した。2時間攪拌しバイオレット19のクロロスルホン化を行った後、フラスコ周囲を氷水浴にて5℃以下まで冷却し、3000gの氷水へ取り出した。水中に晶析したクロロスルホン化キナクリドンスラリーをヌッチェでろ過し300gの氷水で洗浄しクロロスルホン化キナクリドンウェットケーキを得た。得られたウェットケーキを90gの氷水中へリスラリーし氷水浴で冷却しながら10℃以下で10分攪拌後、炭酸ナトリウムでスラリーpH5〜6に調整した。そこへ15gのN−Nジメチルアミノプロピルアミンを滴下ロートにて15分で滴下し、30分攪拌した。80℃まで昇温し1時間攪拌後、ヌッチェでろ過し、500gの水で洗浄し、N−Nジメチルアミノプロピルスルファモイルキナクリドンウェットケーキを得た。
LC/MS分析より、モノスルホン酸モノ(ジメチルアミノプロピルアミノスルファモイル)キナクリドン50.1%、ジスルホン酸キナクリドン12.7%を含むキナクリドン顔料誘導体を得た。
500ml丸底セパラブルフラスコに、130gのクロロ硫酸(純度99.0%)と20gの塩化チオニル(純度95.0%)を仕込み、攪拌下でフラスコ周囲を氷水浴で冷却し液温を5℃以下に調整した。そこへC.I.ピグメントバイオレット19のパウダー顔料20gを少量ずつ30分間で仕込み、10℃以下を保ちながら30分攪拌し完全溶解した。その後15分で45℃まで昇温した。2時間攪拌しバイオレット19のクロロスルホン化を行った後、フラスコ周囲を氷水浴にて5℃以下まで冷却し、3000gの氷水へ取り出した。水中に晶析したクロロスルホン化キナクリドンスラリーをヌッチェでろ過し300gの氷水で洗浄しクロロスルホン化キナクリドンウェットケーキを得た。
LC/MS分析より、ジスルホン酸キナクリドン68.6%、モノスルホン酸キナクリドン24.6%を含むキナクリドン顔料誘導体を得た。
試料2mgとNMP50mLをガラス瓶に秤量し、超音波分散機にて30分分散し、0.2μmの液体クロマトグラフィー用ディスクにてろ過を行った。得られたろ液のLC/MS分析を行った。
機器名 AgilentLC/MS6130
LC
カラム: UPLCBEH Shield RP18(φ2.1mm×150mm 1.8μm)
移動相: 炭酸水素アンモニウム/メタノール/THF
グラジエント: 94/5/1→8分→1/98/1→2分→1/1/98(8分)
Flow: 0.3mL/min
カラム温度: 50℃
注入量: 1μL
測定波長: 294±4nm , 504±4nm
MS
イオン化モード: ESI(AJS−ES)
Scan: m/z 100 〜 1000
ネブライザーガス: N2(8L/min、200℃ )
ドライングガス: N2(12L/min、350℃ )
Nebulizer Pressure: 30psig
攪拌装置付の加圧可能な反応容器に、C.I.ピグメントレッド122(DIC株式会社製)のウェットケーキ195.3g(顔料分50g)と水600g、上記合成例1のキナクリドン誘導体0.83gを仕込み、攪拌回転数200rpm、100℃で1時間攪拌した。加熱後スラリーを室温まで冷却後、ヌッチェでろ過し、ろ過物を水3000gで洗浄した。得られた顔料ケーキを98℃、18時間乾燥した後、粉砕し、キナクリドン顔料組成物50.7gを得た。得られたキナクリドン顔料組成物を分析したところ、ジスルホン酸キナクリドンおよびモノスルホン酸モノ(ジメチルアミノプロピルアミノスルファモイル)キナクリドンを検出した。
攪拌装置付の加圧可能な反応容器に、C.I.ピグメントレッド122(DIC株式会社製)のウェットケーキ195.3g(顔料分50g)と水600g、上記合成例1のキナクリドン誘導体2.5gを仕込み、攪拌回転数200rpm、100℃で1時間攪拌した。加熱後スラリーを室温まで冷却後、ヌッチェでろ過し、ろ過物を水3000gで洗浄した。得られた顔料ケーキを98℃、18時間乾燥した後、粉砕し、キナクリドン顔料組成物52.3gを得た。得られたキナクリドン顔料組成物を分析したところ、ジスルホン酸キナクリドンおよびモノスルホン酸モノ(ジメチルアミノプロピルアミノスルファモイル)キナクリドンを検出した。
攪拌装置付の加圧可能な反応容器に、C.I.ピグメントレッド122(DIC株式会社製)のウェットケーキ195.3g(顔料分50g)と水600g、上記合成例2のキナクリドン誘導体0.9gを仕込み、攪拌回転数200rpm、100℃で1時間攪拌した。加熱後スラリーを室温まで冷却後、ヌッチェでろ過し、ろ過物を水3000gで洗浄した。得られた顔料ケーキを98℃、18時間乾燥した後、粉砕し、キナクリドン顔料組成物50.7gを得た。得られたキナクリドン顔料組成物を分析したところ、ジスルホン酸キナクリドンおよびモノスルホン酸モノ(ジメチルアミノプロピルアミノスルファモイル)キナクリドンを検出した。
攪拌装置付の加圧可能な反応容器に、C.I.ピグメントレッド122(DIC株式会社製)のウェットケーキ195.3g(顔料分50g)と水600g、上記合成例2のキナクリドン誘導体2.68gを仕込み、攪拌回転数200rpm、100℃で1時間攪拌した。加熱後スラリーを室温まで冷却後、ヌッチェでろ過し、ろ過物を水3000gで洗浄した。得られた顔料ケーキを98℃、18時間乾燥した後、粉砕し、キナクリドン顔料組成物52.3gを得た。得られたキナクリドン顔料組成物を分析したところ、ジスルホン酸キナクリドンおよびモノスルホン酸モノ(ジメチルアミノプロピルアミノスルファモイル)キナクリドンを検出した。
攪拌装置付の加圧可能な反応容器に、C.I.ピグメントレッド122(DIC株式会社製)のウェットケーキ195.3g(顔料分50g)と水600部を仕込み、攪拌回転数200rpm、100℃で1時間攪拌した。加熱後スラリーを室温まで冷却後、ヌッチェでろ過し、ろ過物を水3000gで洗浄した。得られた顔料ケーキを98℃、18時間乾燥した後、粉砕し、キナクリドン顔料組成物50.0gを得た。
攪拌装置付の加圧可能な反応容器に、C.I.ピグメントレッド122(DIC株式会社製)のウェットケーキ195.3g(顔料分50g)と水600g、上記合成例3のキナクリドン誘導体(ジスルホン酸およびモノスルホン酸の混合物)1.07gを仕込み、攪拌回転数200rpm、100℃で1時間攪拌した。加熱後スラリーを室温まで冷却後、ヌッチェでろ過し、ろ過物を水3000gで洗浄した。得られた顔料ケーキを98℃、18時間乾燥した後、粉砕し、キナクリドン顔料組成物51.0gを得た。得られたキナクリドン顔料組成物を分析したところ、ジスルホン酸キナクリドンおよびモノスルホン酸キナクリドンを検出した。
攪拌装置付の加圧可能な反応容器に、C.I.ピグメントレッド122(DIC株式会社製)のウェットケーキ195.3g(顔料分50g)と水600部、キナクリドン誘導体(ジスルホン酸およびモノスルホン酸の混合物)2.34gを仕込み、攪拌回転数200rpm、100℃で1時間攪拌した。加熱後スラリーを室温まで冷却後、ヌッチェでろ過し、ろ過物を水3000gで洗浄した。得られた顔料ケーキを98℃、18時間乾燥した後、粉砕し、キナクリドン顔料組成物52.1gを得た。得られたキナクリドン顔料組成物を分析したところ、ジスルホン酸キナクリドンおよびモノスルホン酸キナクリドンを検出した。
200mlガラスビーカー中にエタノール100g、上記のサンプル10g、48%水酸化ナトリウム0.15gを仕込み、2〜3時間攪拌後、ヌッチェにてろ過し、そのろ過物(顔料)およびろ液(エタノール+水酸化ナトリウム)を以下の分析法により組成分析を行った。
上記の試料0.1gとメタノール10mlをガラス瓶に秤量し、超音波分散機にて30分分散し、0.2μmの液体クロマトグラフィー用ディスクにてろ過を行った。得られた試料のLC/MS分析を行った。
機器名 AgilentLC/MS6130
LC
カラム:EclipsePlus C18RRHDUPLCBEH Shield RP18(φ2.1mm×100mm 1.8μm)
移動相A/B : 10mM AcONH4/メタノール
グラジエント: メタノール20%→15分→80%(10分ホールド)
Flow : 0.5mL/min
カラム温度: 50℃
注入量: 1μL
測定波長 : 294±4nm,504±4nm
MS
イオン化モード : ESI(AJS−ES)
Scan : m/z100〜1500
ネブライザーガス : N2(8L/min,200℃ )
ドライングガス流量: N2(12L/min,350℃ )
Nebulizer Pressure : 30psig
(NCエタノールワニスの作製)
ニトロセルロース樹脂(窒素分:10.7〜12.2、不揮発分70%、揮発分エタノール)154.9部、エタノール(和光純薬工業株式会社製)270部、酢酸エチル(和光純薬工業株式会社製)8.34部を1Lポリ瓶に入れペイントシェーカー(株式会社東洋精機製作所製)で2時間分散し、NCエタノールワニスを得た。
上記実施例1〜4および比較例1、2及び3で得られたキナクリドン顔料組成物を夫々20.0部、NCエタノールワニス40.0部、エタノール(和光純薬工業株式会社製)40.0部、ジルコニアYTZボール1.50mmφ(東京硝子器械株式会社製)150部を200mLガラス瓶に入れ、Shaker Skandex SK550(Fast & Fluid Management B.V.Company製)にて2時間分散し、インキ組成物1〜7を得た。
得られたキナクリドンインキ組成物を20℃恒温槽で1時間以上静置してB型粘度計BROOKFIELD DV3TRVTJ0で粘度を測定した。評価結果は表1に示した。粘度は低いほど優れる。
得られた紫色インキ組成物を室温で24時間静置した後、20℃恒温槽で1時間以上静置してR85形粘度計 RB85L(東機産業株式会社製)で粘度を測定した。評価結果は表2に示した。粘度は低いほど優れる。
実施例1〜4に示す顔料組成物は、キナクリドン誘導体中にさらにジスルホン酸キナクリドンを含んでおり、格段に優れた流動性を示している。
Claims (6)
- キナクリドン顔料100質量部に対して、式(I)で表される顔料誘導体が0.05質量部以上10.0質量部以下含有することを特徴とする請求項1に記載のキナクリドン顔料組成物。
- キナクリドン顔料100質量部に対して、式(I)で表される顔料誘導体が0.05質量部以上10.0質量部以下含有し、式(II)で表される顔料誘導体が0.05質量部以上10.0質量部以下含有し、かつ、式(I)で表される顔料誘導体と式(II)で表される顔料誘導体との合計量が0.1質量部以上10.0質量部以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のキナクリドン顔料組成物。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載のキナクリドン顔料を含むことを特徴とするグラビア印刷用及び/又はフレキソ印刷用顔料組成物。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載のキナクリドン顔料と、ニトロセルロース樹脂と、アルコール系溶剤と、を少なくとも含むことを特徴とするインキ組成物。
- 請求項5記載のアルコール系溶剤がエタノール及び/又は1−エトキシ−2−プロパノールであることを特徴とする、請求項5に記載のインキ組成物。
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