JP6704158B1 - ブラジャー用レース地 - Google Patents
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Abstract
Description
図1及び図2に示す編地3は、本実施形態のレース地1とその周囲の捨て部2とが一体となったものである。レース地1と捨て部2との間にはカットライン4が形成されている。カットライン4は透孔40(図5及び図6参照)が連続することにより形成されている。このカットライン4に沿って編地3がカットされてレース地1が切り出される。レース地1は、中央の2つの幅広部5と、その両側の幅狭部6とが一体となったものである。レース地1の縁部は、カットライン4に沿った部分であり、スカラップ部7、曲線部8、直線部9等として形成されている。
このようなレース地1を含む編地3は経編によって編成される。図2のレース地の編組織を図4に示す。なお図1及び図2において左右方向が編成方向である。また図4において上下方向が編成方向である。
地編糸10(筬L1):20/02/
挿入糸30(筬L2):22/66/44/66/00/66/22/66/
伸縮糸20(筬L3):00/22/
なお、図4では各糸が模式的に描かれている。実際の編地3においては、各糸に張力が働いているため、地編糸10の編目は図4に示す編目より小さくなっており、編目位置等において糸が密になり糸同士が接触している。
本実施形態の編地3において、地編糸10として混繊糸が使用されている。図7及び図8に示すように、地編糸10に使用される混繊糸は、1本の芯糸11と、その芯糸11の周囲に配置された複数本の被覆糸12とから形成されている。なお図7及び図8において、便宜上、芯糸11はハッチング付きの太い糸として描かれ、被覆糸12はそれぞれ1本線で描かれている。
まずは編地3の材料となる糸が準備される。地編糸10及び挿入糸30として使用される混繊糸の製造方法は限定されないが、一例としては流体交絡法が採用される。流体交絡法では、芯糸11と被覆糸12とが流体の作用により交絡される。流体交絡法の代表例としてインターレース法及びタスラン法が知られている。
本実施形態のレース地1は、ブラジャー50のカップ部51の形状の幅広部5からブラジャー50のバック部52の形状の幅狭部6までが一体として編成されたものである。そのため、ブラジャー50のカップ部51からバック部52までを1枚のレース地1で装飾することができる。それにより、カップ部51用のレース地とバック部52用のレース地とを別々に製造してそれぞれブラジャー50に取り付ける場合と比べて、ブラジャー50が完成するまでの工数が少なくて済む。
以上の実施形態は例示であり、発明の範囲は以上の実施形態に限定されない。以上の実施形態に対し、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、様々な変更を行うことができる。
図4の編組織は本発明のレース地の編組織の一例に過ぎない。
レース地1では少なくともその縁部において糸同士が接着されていれば良い。そこで、カットライン4及びその近傍の所定幅の部分においてのみ、地編糸10や挿入糸30として、上記実施形態のような熱融着性の芯糸11を有する混繊糸が使用されても良い。
レース地1において糸同士を接着するために使用される糸は、熱融着性のある糸であれば良く、上記の混繊糸に限定されない。例えば、芯糸の周りに被覆糸が螺旋巻きされた糸や、被覆糸で被覆されていない熱融着糸が使用されても良い。そのような熱融着性のある糸がレース地1を構成する少なくとも一部の糸として使用されていれば、糸同士を接着することができる。
上記実施形態において、2ウエール以上に渡り挿入される挿入糸30は、芯糸11と被覆糸12とからなる混繊糸でなくても良く、例えば被覆糸で被覆されていない低融点ポリウレタン弾性糸であっても良い。また、挿入糸30は熱融着性が無くても良く、例えば熱融着性の無い芯糸(例えば高融点ポリウレタン弾性糸)と被覆糸とからなる混繊糸や、被覆糸で被覆されていない高融点ポリウレタン弾性糸等であっても良い。また、挿入糸30は非弾性糸であっても良い。
編地には上記実施形態のような明確なカットラインが形成されていなくても良い。作業者が編地の任意の場所をカットして必要なレース地を切り出したり、編地の中に目印が設けられ作業者がその目印に基づいてカットして必要なレース地を切り出したりしても良い。
Claims (2)
- ブラジャーのカップ部の形状の幅広部からブラジャーのバック部の形状の幅狭部までが一体として編成され、
少なくとも縁部において糸同士が接着され、
編目を形成する地編糸として、芯糸と複数の被覆糸とを有する混繊糸が使用され、
複数の前記被覆糸は、前記芯糸の延長方向に間隔を空けながら存在する複数の交絡部において前記芯糸に絡み付き、
前記芯糸は前記被覆糸よりも融点が低い熱融着糸であり、
前記縁部において、前記芯糸が他の糸に接着されている、
ブラジャー用レース地。 - 挿入糸が、前記地編糸が形成する地編組織の少なくとも一部において2ウエール以上に渡り挿入され、
前記混繊糸が前記挿入糸としても使用されている、
請求項1に記載のブラジャー用レース地。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019186189A JP6704158B1 (ja) | 2019-10-09 | 2019-10-09 | ブラジャー用レース地 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019186189A JP6704158B1 (ja) | 2019-10-09 | 2019-10-09 | ブラジャー用レース地 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6704158B1 true JP6704158B1 (ja) | 2020-06-03 |
JP2021059821A JP2021059821A (ja) | 2021-04-15 |
Family
ID=70858091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019186189A Active JP6704158B1 (ja) | 2019-10-09 | 2019-10-09 | ブラジャー用レース地 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6704158B1 (ja) |
-
2019
- 2019-10-09 JP JP2019186189A patent/JP6704158B1/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021059821A (ja) | 2021-04-15 |
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