JP6677930B2 - 現像装置、及び、画像形成装置 - Google Patents
現像装置、及び、画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6677930B2 JP6677930B2 JP2016097142A JP2016097142A JP6677930B2 JP 6677930 B2 JP6677930 B2 JP 6677930B2 JP 2016097142 A JP2016097142 A JP 2016097142A JP 2016097142 A JP2016097142 A JP 2016097142A JP 6677930 B2 JP6677930 B2 JP 6677930B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- developing device
- toner
- regulating member
- developing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 105
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 17
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 50
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 24
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 21
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 12
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 11
- 238000011161 development Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 10
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 7
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 6
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 6
- 230000002209 hydrophobic effect Effects 0.000 description 5
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 4
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 4
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 4
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 4
- OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N titanium oxide Inorganic materials [Ti]=O OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 3
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 3
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 3
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 3
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 3
- FAPWRFPIFSIZLT-UHFFFAOYSA-M Sodium chloride Chemical compound [Na+].[Cl-] FAPWRFPIFSIZLT-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 2
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 239000008151 electrolyte solution Substances 0.000 description 2
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 2
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 2
- 239000006249 magnetic particle Substances 0.000 description 2
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 238000005411 Van der Waals force Methods 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000002776 aggregation Effects 0.000 description 1
- 238000004220 aggregation Methods 0.000 description 1
- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 1
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000008030 elimination Effects 0.000 description 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 239000006247 magnetic powder Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 238000004886 process control Methods 0.000 description 1
- 239000000700 radioactive tracer Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000011780 sodium chloride Substances 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 239000004094 surface-active agent Substances 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
前記現像剤規制部材は、該現像剤規制部材の周面のうち、前記現像剤担持体との対向部よりも前記現像剤担持体の現像剤搬送方向における上流側の少なくとも一部に磁性体、前記対向部よりも前記現像剤搬送方向における下流側の少なくとも一部に非磁性体を含むことを特徴とするものである。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置であるカラー複写機100の主要部の構成を示す概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態のカラー複写機100は、中間転写ベルト5に対向配置された複数の感光体ドラム1a,1b,1c,1dがそれぞれ個別に現像装置4a,4b,4c,4dを備えている。そして各感光体上にそれぞれ単色トナー画像を形成し、それらの単色トナー画像を順次転写してシート上に合成カラー画像を記録する作像部を備えたいわゆるタンデム型のカラー複写機である。
各作像部の構成は、使用するトナーの色が異なる以外は、同一構成であるので、以下、各部材の符号の末尾に添えるa、b、c、dという添字を省略して説明する。
感光体ドラム1上から感光体クリーニングブレード9によって掻き落とされた未転写トナーは、図中破線で示す回収トナー搬送経路14を通り、廃トナー収容容器15に収容される。また、中間転写ベルト5上の未転写トナーや、プロセスコントロール用のパターン像のトナーも、中間転写クリーニングブレード13によって中間転写ベルト5上から掻き落とされ、同じく回収トナー搬送経路14を通り各々廃トナー収容容器15に収容される。
トナーカートリッジに充填されたニュートナーはトナー補給装置10により機械本体の後側のトナーホッパ部11へ補給される。トナーホッパ部11に貯められたトナーは、現像装置内の図2に示すトナー濃度検知手段21により現像装置4内のトナー濃度が低いと判断された場合に、トナーホッパ内のトナー補給スクリュを回転させて適量のトナーをトナーホッパ内から現像装置4へ供給する。トナーボトルのトナー残量検知は、トナーホッパ内にトナーの有り無しを検知する残量検知センサを配置し、このセンサがトナー無しを検知した場合にはトナー補給装置10にトナーの供給を要求する。そして、所定時間トナーの供給を要求しても、残量検知センサがトナー有りを検知しなかった場合はトナーボトル内のトナー残量無しと判断する。
図2は、同画像形成装置の作像部の一例を示す拡大断面図である。
図2に示すように、現像装置4と感光体ドラム1は、例えば、一体に形成されたプロセスカートリッジとなっている。このプロセスカートリッジは、感光体ドラム1と現像装置4とに加え、帯電ローラ2と、クリーニング手段である感光体クリーニングブレード9とを一体化して画像形成装置本体に対して着脱自在に形成されている。
例えば、感光体と対向する位置における現像ローラ16上の単位面積あたりの現像剤担持量は30〜70(mg/cm2)が好ましく、40〜60(mg/cm2)であることがより好ましい。現像剤担持量が30(mg/cm2)より少ない場合には、現像ローラと感光体との間に印加する電界をより大きくする必要があり、キャリア付着に対して不利である。一方、現像剤担持量が70(mg/cm2)よりも多い場合には、感光体と現像ローラとの空間において、現像剤の充填密度が高くなる方向であり、この空間での現像剤の滞留が起こったり、現像剤の流動性が低下したりする傾向にある。この流動性低下に伴って、感光体上の静電潜像に対してのトナー供給が円滑に行われなくなり、画像濃度低下や濃度ムラが発生しやすくなる。
ここでいう異常画像とは、ベタ画像部後端の画像濃度低下、画像抜け、特にハーフトーン画像の後端部で顕著にみられる画像抜けや、ベタ画像とハーフトーン画像境界部での画像濃度変化を意味する。これらは何れも潜像電位の異なる場所や潜像電位が不連続に急激に変化する画像濃度の境界部に現れる。現像ニップを現像剤が通過する過程で現像剤中のトナーが移動することや、そもそも誘導体としての静電容量を持つ現像剤層が異なる不連続な現像電界を通過するときの過渡現象に起因するものと考えられる。
被覆率(%)=(Wt/Wc)×(ρc/ρt)×(Dc/Dw)×(1/4)×100
上記式中、Dcはキャリアの重量平均粒径(μm)、Dwはトナーの重量平均粒径(μm)、Wtはトナーの重量(g)、Wcはキャリアの重量(g)、ρtはトナー真密度(g/cm3)、ρcはキャリア真密度(g/cm3)を表す。
重量平均粒径は、個数基準で測定された粒子の粒径分布(個数頻度と粒径との関係)に基づいて算出されたものである。この場合の重量平均粒径Dwは以下の式で表される。
Dw={1/Σ(nD3)}×{Σ(nD4)}
上記式中、Dは各チャネルに存在する粒子の代表粒径(μm)を示し、nは各チャネルに存在する粒子の総数を示す。チャネルとは、粒径分布図における粒径範囲を等分に分割するための長さを示すもので、本実施形態では、2μmの長さを採用した。また、各チャネルに存在する粒子の代表粒径としては、各チャネルに保存する粒子粒径の下限値を採用した。
1000・(103/4π)[A/m]の磁場を印加したときのキャリア粒子当たりの磁気モーメントは、70(A・m2/kg)以下である。これ以上高くなると、磁気ブラシが硬くなり、穂跡やぼそついた画像となりやすい。またその下限値は特に制約されないが、通常50(A・m2/kg)程度である。磁気モーメントが50(A・m2/kg)より小さい場合には、現像ローラ上の磁気的なキャリア保持力が低下して、キャリア付着が発生しやすくなる。
現像ローラ16は、非磁性材料からなる円筒状の現像スリーブと、内部に固定された磁界発生手段としてのマグネットローラの磁石25とから構成されており、この磁石の周りを自在に回転することができる。磁石25には、感光体ドラム1の対向部位に主極(P1極)が配置され、反時計回り方向にS極とN極とが交互に配置されている。また、感光体ドラム1との対向部より現像ローラ16回転方向下流位置では、現像剤を現像スリーブから剥離するために、同極性の磁極が隣接して配置されている。現像ローラ16上の現像剤は、現像ケースに配置された規制部材17により、その高さ(担持量)が規制される。現像装置の本体ケースの現像ローラ16と感光体ドラム1との対向部には開口部が設けられ、この開口部から現像ローラ16の一部が感光体ドラム1に対して露出するよう配置されている。感光体ドラム1上の静電潜像は、現像ローラ16上のトナーによって現像され、トナー像となる。
従来、トナーと磁性粒子とを含む二成分現像剤を用いて現像する二成分現像方式では、現像領域において現像剤を適切な量にするため、現像剤規制部材(以下、規制部材)が現像剤担持体に対向する位置に所定のギャップを介して設けられている。近年では、画像形成装置の小型化、低コスト化の要求が高まっていることから、例えば、規制部材だけでなく規制部材を取り付けるための部材も必要になり、配置空間を広く取る必要がある板状形状の規制部材に替えて、丸棒状の規制部材を採用している例がある。
例えば、丸棒部材が非磁性体であった場合、図3(a)に示すように、所望の現像剤規制量(以下、汲み上げ量)を得るために、丸棒部材117と現像ローラ16との間のギャップ(図中矢印Aで示す)を狭くしなければならない。このため、部品の高精度化が必要であったり、現像剤へのストレスが増加したりしてしまう。
また、丸棒部材が磁性体であった場合、図3(b)に示すように、丸棒部材217に磁気的に引き付けられた現像剤が、図中範囲Bで示す現像剤搬送方向の下流側で溜まり、剤溜まりが生じる。この剤溜まりが崩れて不定期に現像担持体に搬送されることで、汲み上げ量ムラが発生し、画像品質低下や異常画像を引き起こしてしまう。
次に、本実施形態における現像装置の第1の実施例(以下、実施例1という)について説明する。
図4は、本実施例における現像装置の規制部材17の一例を示す概略構成図である。
図4に示すように、規制部材17は、磁性部材17aと非磁性部材17bとで構成される。詳しくは、現像ローラ16の回転方向である現像剤搬送方向の上流側が磁性部材17a、現像剤搬送方向の下流側が非磁性部材17bとなるように配置されている。このように規制部材17を構成にすることにより、上流側に配置された磁性部材17aによって、所望の規制量を得るために必要な、現像ローラ16及び規制部材17間のギャップを広くすることができる。かつ、下流側に非磁性部材17bを配置することによって、磁性部材のみで形成された規制部材で生じていた剤溜まりの発生を抑制することができる。
本実施例の規制部材17は偏った磁化特性を持つため、現像ローラ16内の磁石の影響や、現像剤の圧力によって現像装置4に対して規制部材17が回転しやすい。規制部材17が回転してしまうと本来の性能が得られなくなってしまう。そこで、本実施例では、規制部材17が回転しないように次のように固定している。すなわち、図5に示すように、規制部材17の端部をD型にカットし、このD型と同様の形状の穴を現像ケース20側にも空けている。そして、この現像ケース20側の穴に規制部材17の端部を差し込むことで規制部材17が回転しないように固定している。
本実験では、現像ローラと規制部材間ギャップや濃度ムラ発生についての比較を、材質の異なる3つの規制部材を用いて行った。詳しくは、図5に基づいて説明した実施例1の規制部材、規制部材の材質を全て磁性部材で形成した比較例1の規制部材、及び、規制部材の材質を全て非磁性部材で形成した比較例2の規制部材を用いた。
現像ローラによる現像剤の汲み上げ量を適切なものにするためには、現像ローラと規制部材間のギャップ調整を行う必要がある。本実験では、所望の画像が得られるような現像剤の汲み上げ量となるように、各規制部材のギャップ調整を行った。下記の表1は、試験の結果を示すものである。
表1に示すように、比較例1の規制部材では、規制部材の下流側に発生した剤溜まりに起因した濃度ムラが発生し、濃度ムラ判定が「×」となった。また、比較例2の規制部材では、材質が非磁性部材であるために剤溜まりは発生せず、濃度ムラ判定は「○」となった。しかし、現像ローラと規制部材間ギャップが0.22mmとなっており、この数値では設計公差が厳しいため実記搭載は難しい。
一方、実施例1の規制部材では、濃度ムラ判定が「○」となった。さらに、現像ローラと規制部材間ギャップも比較例1とほぼ同じ幅とすることができた。
図6は、磁性部材17a及び非磁性部材17bの比率と、現像ローラと規制部材間とのギャップ又は濃度ムラと、の関係について示すグラフである。
本実施例の規制部材17では、磁性部材17aと非磁性部材17bとをそれぞれ50%の比率としたが、どちらかの比率を増やしてもよい。
例えば、図6に示すように、非磁性部材の比率に対して磁性部材の比率が増えるほど、現像ローラと規制部材間のギャップを広くすることができるが、濃度ムラが抑制しにくくなる。逆に、磁性部材の比率に対して非磁性部材の比率が増えるほど、現像ローラと規制部材とのギャップは狭くなるが、濃度ムラを抑制することができる。したがって、磁性部材と非磁性部材との比率は、現像ローラと規制部材とのギャップ、及び、濃度ムラがそれぞれ許容範囲内となるような比率であればよい。
図7は、現像ローラ16に対する磁性部材17aと非磁性部材17bとの境界の位置についての説明図である。
本実施例においては、現像ローラ16と規制部材17との最近接位置が、部材の境界となるように配置したが、部材の境界を現像剤搬送方向の上流側又は下流側のどちらかに傾けてもよい。
例えば、図7に示すように、現像ローラ16と規制部材との最近接位置に対して部材の境界を現像剤搬送方向上流側に傾けた場合、非磁性部材17bの影響が大きくなるため、狭ギャップ傾向になる。一方、現像剤搬送方向下流側に傾けると、磁性部材17aの影響が大きくなり、現像剤搬送方向下流側に剤溜まりが生じる傾向となる。したがって、現像ローラと規制部材とのギャップ、及び、濃度ムラがそれぞれ許容範囲内となる範囲であれば、現像ローラ16と規制部材17との最近接位置に対して部材の境界範囲を傾けてもよい。
次に、本実施形態における現像装置の第2の実施例(以下、実施例2という)について説明する。
なお、本実施例の現像装置は、現像ケースの形状が異なる以外は、実施例1の現像装置4と同様の構成である。このため、実施例1の現像装置4と同様な部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
図8に示すように、本実施例の現像装置では、現像ケース28が規制部材17の現像剤搬送方向下流側に近接する位置まで張り出している。現像ケース28をこのような形状にすることで、規制部材17の現像剤搬送方向下流側の剤溜まり領域を幾何的に塞ぐ事ができるので、更に剤溜まりを低減することができる。
次に、本実施形態における現像装置の第3の実施例(以下、実施例3という)について説明する。
なお、本実施例の現像装置は、規制部材27の形状が異なる以外は、実施例1の現像装置4と同様の構成である。このため、実施例1の現像装置4と同様な部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
図9に示すように、本実施例の規制部材27は、非磁性部材27bの形状を次のようにしている。すなわち、非磁性部材27bの現像ローラ16との対向面を、現像ローラ16の表面に沿うような曲面を有する形状としている。このような構成にすることにより、規制部材27の現像剤搬送方向下流側で生じる剤溜まり領域を幾何的に塞ぐ事ができ、更に剤溜まりを低減することができる。
(態様A)
複数の磁極を発生させる磁石25等の磁界発生手段を内包し、磁性キャリアとトナーとからなる二成分現像剤を表面上に担持して表面搬送する現像ローラ16等の現像剤担持体と、該現像剤担持体に対向配置されて該現像剤担持体上に担持される現像剤量を規制する円柱形状の規制部材17等の現像剤規制部材とを備え、像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置4等の現像装置において、前記現像剤規制部材は、該現像剤規制部材の周面のうち、前記現像剤担持体との対向部よりも前記現像担持体の現像剤搬送方向における上流側の少なくとも一部に磁性体、前記対向部よりも前記現像剤搬送方向における下流側の少なくとも一部に磁性体を含むことを特徴とする。
例えば、丸棒部材が非磁性体であった場合、所望の現像剤規制量(以下、汲み上げ量)を得るために、丸棒部材と現像剤担持体との間のギャップを狭くしなければならず、部品の高精度化が必要であったり、現像剤へのストレスが増加したりしてしまう。また、丸棒部材が磁性体であった場合は、丸棒部材に磁気的に引き付けられた現像剤が現像剤搬送方向の下流側で溜まり、剤溜まりが生じる。この剤溜まりが崩れて不定期に現像担持体に搬送されることで、汲み上げ量ムラが発生し、画像品質低下や異常画像を引き起こしてしまう。
態様Aの現像装置において、規制部材17等の前記現像剤規制部材を現像ケース20等の装置本体に対して固定することを特徴とする。
本態様においては、実施例1について説明したように、現像剤規制部材が回転しないように固定することができ、現像剤規制部材の性能を維持できる。
態様A又はBの現像装置において、規制部材17等の前記現像剤規制部材の周囲に配置された現像ケース28等の装置本体のケーシングの一部が、前記現像剤規制部材の前記現像剤搬送方向の下流側の表面に近接した形状であることを特徴とする。
本態様においては、実施例2について説明したように、現像剤規制部材の現像剤搬送方向下流側の剤溜まり領域を幾何的に塞ぐ事ができるので、更に剤溜まりを低減することができる。
態様A〜Cいずれか一の現像装置において、規制部材27等の前記現像剤規制部材の前記現像剤搬送方向の下流側が、現像ローラ16等の前記現像剤担持体の表面に沿った形状であることを特徴とする。
本態様においては、実施例3について説明したように、現像剤規制部材の現像剤搬送方向の下流側の剤溜まり領域を幾何的に塞ぐ事ができるので、更に剤溜まりを低減することができる。
潜像担持体上に形成される潜像を現像装置により現像して得られる画像を記録材上に転写して画像形成する画像形成装置において、前記現像装置として、態様A〜Dいずれか一の現像装置を用いることを特徴とする。
本態様においては、剤溜まりが崩れて現像担持体に搬送されることで生じる汲み上げ量ムラを小さくすることができるので、良好な画像形成を行うことができる。
2 帯電ローラ
3 書込手段
4 現像装置
5 中間転写ベルト
6 レジストローラ対
7 紙転写ベルト
8 定着手段
9 感光体クリーニングブレード
12 中間転写ベルト転写手段
16 現像ローラ
17 実施例1、実施例2に係る規制部材
17a 磁性部材
17b 非磁性部材
20 実施例1に係る現像ケース
25 磁石
27 実施例3に係る規制部材
27b 実施例3に係る非磁性部材
28 実施例2に係る現像ケース
100 カラー複写機
Claims (5)
- 複数の磁極を発生させる磁界発生手段、及び、固定された前記磁界発生手段の周りを回転可能な現像スリーブを有する現像剤担持体と、該現像剤担持体に対向配置されて該現像剤担持体上に担持される現像剤量を規制する円柱形状の現像剤規制部材とを備え、像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像装置において、前記現像剤規制部材は、該現像剤規制部材の周面のうち、前記現像剤担持体との対向部よりも前記現像剤担持体の現像剤搬送方向における上流側の少なくとも一部に磁性体、前記対向部よりも前記現像剤搬送方向における下流側の少なくとも一部に非磁性体を含むことを特徴とする現像装置。
- 請求項1に記載の現像装置において、前記現像剤規制部材を装置本体に対して固定することを特徴とする現像装置。
- 請求項1又は2に記載の現像装置において、前記現像剤規制部材の周囲に配置された装置本体のケーシングの一部が、前記現像剤規制部材の前記現像剤搬送方向の下流側の表面に近接した形状であることを特徴とする現像装置。
- 請求項1乃至3いずれか一に記載の現像装置において、前記現像剤規制部材の前記現像剤搬送方向の下流側が、前記現像剤担持体の表面に沿った形状であることを特徴とする現像装置。
- 潜像担持体上に形成される潜像を現像装置により現像して得られる画像を記録材上に転写して画像形成する画像形成装置において、前記現像装置として、請求項1乃至4のいずれか一に記載の現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016097142A JP6677930B2 (ja) | 2016-05-13 | 2016-05-13 | 現像装置、及び、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016097142A JP6677930B2 (ja) | 2016-05-13 | 2016-05-13 | 現像装置、及び、画像形成装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017203954A JP2017203954A (ja) | 2017-11-16 |
JP2017203954A5 JP2017203954A5 (ja) | 2019-04-04 |
JP6677930B2 true JP6677930B2 (ja) | 2020-04-08 |
Family
ID=60321597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016097142A Expired - Fee Related JP6677930B2 (ja) | 2016-05-13 | 2016-05-13 | 現像装置、及び、画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6677930B2 (ja) |
-
2016
- 2016-05-13 JP JP2016097142A patent/JP6677930B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017203954A (ja) | 2017-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4819547B2 (ja) | 現像装置 | |
JP4289735B2 (ja) | 現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP5825912B2 (ja) | 現像装置 | |
JP5473481B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5950567B2 (ja) | 現像装置 | |
JP2011164353A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005091797A (ja) | 現像方法および現像装置 | |
JP5053733B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4164420B2 (ja) | 現像装置及びこれを用いたプロセスカートリッジ並びに画像形成装置 | |
JP6677930B2 (ja) | 現像装置、及び、画像形成装置 | |
JP2018077339A (ja) | 現像装置 | |
JP4951223B2 (ja) | 現像装置 | |
US20140056622A1 (en) | Development device and image forming apparatus incorporating same | |
JP2006099029A (ja) | 現像装置並びにこれを用いたプロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2007164066A (ja) | 現像機及び画像形成装置 | |
JP2007041103A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4746378B2 (ja) | 現像装置 | |
JP2009122443A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH07261540A (ja) | 画像形成方法 | |
JP4047247B2 (ja) | 現像装置及びこれを用いたプロセスカートリッジ並びに画像形成装置 | |
JP2005121826A (ja) | 現像装置、画像形成装置、プロセスカートリッジ | |
JP5514615B2 (ja) | 現像装置およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP5454565B2 (ja) | 現像装置、及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP2012063549A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2006220749A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190220 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191129 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200128 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200214 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200227 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6677930 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |