JP6645230B2 - 投写光学装置、およびプロジェクター - Google Patents
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Description
特許文献2には、第1の中継レンズ群、方向変更光学素子、および広角レンズ系を有し、光の方向を約180°変えるように構成されたレンズ系(投写光学装置)を備えるプロジェクターが開示されている。
特許文献2においては、レンズ系がプロジェクター本体に分離可能に結合可能とは記載されているが、具体的な交換の方法や機構については一切記載されていない。また、特許文献1に記載の技術を特許文献2のプロジェクターに用いることが考えられるが、特許文献1に記載の技術は、レンズ系(投写光学装置)を回動させる構成なので、レンズ系における広角レンズ系とプロジェクター本体とが干渉しないように、互いを離間させる必要がある。すなわち、レンズ系を含むプロジェクターが大型化するという課題も生じる。
本実施形態のプロジェクターは、光源から射出された光を画像情報に応じて変調し、変調した光をスクリーン等の投写面に拡大投写する。
図1は、本実施形態のプロジェクター1を模式的に示す側面図である。図2は、プロジェクター1の一部を示す斜視図である。
プロジェクター1は、図1、図2に示すように、光学ユニット3を有する本体部1A、本体部1Aに着脱可能な投写光学装置1B、および本体部1Aに投写光学装置1Bが装着されない状態で本体部1Aに着脱可能なカバー6(図4参照)を備えている。
本体部1Aは、第1方向10D側に光を射出する。投写光学装置1Bは、図1に示すように、側面側から見て概略U字状に屈曲された光学系を備え、光学ユニット3から射出された光を第1方向10D、および第1方向10Dに交差する第2方向20Dに進行させた後、第1方向10D側とは反対側となる第3方向30D側に射出する。なお、説明の便宜上、第1方向10Dを前方、第2方向20Dを上方、第3方向30D側から見たプロジェクター1の右側を右方として記載する。
図3は、本体部1Aの主な構成を示す模式図である。
本体部1Aは、図3に示すように、外装筐体2、外装筐体2に収納される制御部(図示省略)、光学ユニット3、および着脱機構7を備えている。また、図示は省略するが、本体部1Aは、光学ユニット3の光源装置31や制御部等に電力を供給する電源装置、および光学ユニット3や電源装置を冷却する冷却装置を備える。
前面部2Fには、図4に示すように、第3方向30D側に窪む第1の窪み部21が設けられている。第1の窪み部21は、上側が開口しており、中央には、前後方向に貫通する貫通孔22が形成されている。投写光学装置1Bは、一部(後述する第2収納部52の一部)が第1の窪み部21に挿入され、一部(後述する第1収納部51の円筒部511、図1参照)が貫通孔22に挿通されて、本体部1Aに装着される。
光学ユニット3は、図3に示すように、光源装置31に加え、インテグレーター照明光学系32、色分離光学系33、リレー光学系34、光学装置35、およびこれらの光学部品を光路上の所定位置に配置する光学部品用筐体37を備える。
第1レンズアレイ321は、小レンズがマトリクス状に配列された構成を有しており、光源装置31から射出された光を複数の部分光に分割する。第2レンズアレイ322は、第1レンズアレイ321と略同様の構成を有しており、重畳レンズ324と共に、部分光を光変調装置351の表面に略重畳させる。偏光変換素子323は、第2レンズアレイ322から射出されたランダム光を光変調装置で利用可能な略1種類の偏光光に揃える機能を有している。
光変調装置351は、透過型の液晶パネル、液晶パネルの光入射側に配置された入射側偏光板、および液晶パネルの光射出側に配置された射出側偏光板を備える。
光変調装置351は、図示しない複数の微小画素がマトリクス状に形成された矩形状の画像形成領域を有する。各画素が画像情報に応じた光透過率に設定され、画像形成領域内には、表示画像が形成される。そして、各色光は、光変調装置351にて変調された後、クロスダイクロイックプリズム352に射出される。
投写光学装置1Bは、複数のレンズを備え、クロスダイクロイックプリズム352にて合成された光を、プロジェクター1の後方側(第3方向30D側)に配置された投写面に拡大投写する。
投写光学装置1Bは、図1、図2に示すように、第1光学系41、第2光学系42、および第3光学系43と、これらの光学系を収納する収納部5とを備え、前述したように、光学系が概略U字状に構成されている。収納部5は、第1光学系41を収納する第1収納部51、第2光学系42を収納する第2収納部52、および第3光学系43を収納する第3収納部53を有している。
第1反射部421は、第1光学系41の前方に配置され、第1光学系41から射出された光を第2方向20D側に反射する。第2反射部422は、第2方向20Dに進行した光を第3方向30D側に反射する。なお、第2光学系42は、第1反射部421および第2反射部422に加え、レンズを有する構成であってもよい。
第2収納部52は、図1、図2に示すように、一部が外装筐体2の第1の窪み部21に挿入されて配置される。
図5は、プロジェクター1の部分断面図であり、第3収納部53、および第3収納部53近傍の本体部1Aを左方から見た図である。
突出部531は、図5に示すように、第3光学系43の最も光射出側に配置されるレンズ431の外装筐体2側の端部を覆うように形成されている。投写光学装置1Bは、前述したように、あおり投写を行うように形成されているので、このように、レンズ431における画像の投写に寄与しない部位を覆うことができる。
下面部53Dは、外装筐体2の上面部2Uに対向する対向部532、および切欠き部533を有している。
切欠き部533は、対向部532の後方側(第3方向30D側)に設けられ、第3収納部53の本体部1A側(第1収納部51側)における第3方向30D側の端部を形成する。切欠き部533は、図5に示すように、突出部531の下方に設けられた凹部533a、および凹部533aと対向部532との間に設けられた傾斜部533bを有している。
また、図5に示すように、対向部532の一部、傾斜部533b、および凹部533aの一部は、第2の窪み部23の上方に位置するように形成されている。そして、露出孔23h周縁の斜面23sは、対向部532および傾斜部533bの下方に位置するように形成されている。
ここで、着脱機構7の概略構成について説明する。
詳細な説明は省略するが、着脱機構7は、ベース部材(図示省略)、第1回転部材71、第2回転部材72(図1参照)、およびバネ(図示省略)を備えている。
図示しないベース部材は、第1収納部51の円筒部511(図1参照)が挿通される挿通孔を有し、光学部品用筐体37に固定されている。
第2回転部材72は、円筒部511が挿入される挿通孔を有し、端部には、露出孔23hから露出するレバー721(図4参照)が設けられている。すなわち、レバー711,721は、第3収納部53の下方に位置している。換言すると、レバー711,721は、第1収納部51と第3収納部53との間で、第2方向20D側から見て第3収納部53と重なる位置に配置されている。また、レバー711,721は、図5に示すように、第2の窪み部23から突出しないように配置されている。
また、第1回転部材71および第2回転部材72の挿通孔は、複数の突起511aを挿通させない部位、および複数の突起511aを挿通させる切欠き(いずれも図示省略)を有している。
カバー6は、図4に示すように、第1の窪み部21の上側、および第2の窪み部23に嵌合するように形成されている。
カバー6には、図4に示すように、第3方向30D側の端部から突出する係合部61、および左右両側からそれぞれ突出する突起部62が設けられている。カバー6は、第1方向10D側から第3方向30D側にスライドされて外装筐体2に装着される。具体的に、カバー6は、左右の突起部62が第1の窪み部21に設けられたガイド部211に案内され、係合部61が上面部2Uに設けられた挿入孔24に挿入されて外装筐体2に装着される。また、カバー6は、係合部61が挿入孔24の内部に設けられた被係合部(図示省略)に係合して装着された状態が維持される。
本体部1Aは、カバー6が第3方向30D側から第1方向10D側にスライドされて、外装筐体2から取り外されると、前述した投写光学装置1Bの本体部1Aへの装着が可能となる。
(1)投写光学装置1Bは、光学系が概略U字状に屈曲されているので、前後方向(第1方向10Dに沿う方向)を小型化することができる。また、第3収納部53の第1収納部51側には、第3方向30D側の端部に切欠き部533が設けられている。これによって、対向部532、すなわち、第3収納部53を外装筐体2に近づけて配置しても、レバー711,721を切欠き部533と外装筐体2との間から操作することができる。よって、小型化を図りつつ第3収納部53近傍に配置されているレバー711,721を操作できる投写光学装置1Bの提供が可能となる。
なお、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態の切欠き部533は、第3方向30D側の端部から凹部533a、傾斜部533bの順で形成されているが、傾斜部、凹部の順で形成される構成であってもよい。
また、前記実施形態の切欠き部533は、凹部533aと傾斜部533bとで構成されているが、凹部のみや傾斜部のみで構成される態様であってもよい。また、傾斜部においては、平坦状はもとより、全体として傾斜していれば部分的に凹凸を有してもよい。
また、前記実施形態の光変調装置351は、R光、G光、およびB光に対応する3つの光変調装置を用いるいわゆる3板方式を採用しているが、これに限らず、単板方式を採用してもよく、あるいは、2つまたは4つ以上の光変調装置を備えるプロジェクターにも適用できる。
また、光変調装置としてマイクロミラー型の光変調装置、例えば、DMD(Digital Micromirror Device)等を利用したものであってもよい。
Claims (5)
- 本体部と、前記本体部に着脱可能な投写光学装置と、
を備え、
前記本体部は、
光源および前記光源から射出された光を変調する光変調装置を有する光学ユニットと、
前記光学ユニットを収納する外装筐体と、
当該本体部と前記投写光学装置との係合を解除するレバーと、
を備え、
前記投写光学装置は、
入射する光を屈折させ、第1方向に射出する第1光学系と、
前記第1光学系から射出された光を前記第1方向に交差する第2方向に反射する第1反射部、および前記第2方向に進行した光を前記第1方向とは反対側となる第3方向に反射する第2反射部を有する第2光学系と、
前記第2光学系から射出された光を屈折させ、前記第3方向に射出する第3光学系と、
前記第1光学系を収納する第1収納部と、
前記第2光学系を収納する第2収納部と、
前記第3光学系を収納する第3収納部と、
を備え、
前記第3収納部の前記第1収納部側における前記第3方向の端部には、切欠き部が設けられ、
前記切欠き部は、前記第2光学系から遠ざかる程、前記第3光学系の光軸に近づくように傾斜する傾斜部、および前記第1収納部とは反対側に凹む凹部の少なくともいずれかであり、
前記投写光学装置は、前記光学ユニットから射出される光が前記第1光学系に入射し、
前記第3収納部は、前記本体部に対して前記第2方向に配置され、
前記レバーは、前記外装筐体から露出し、前記第2方向から見て前記第3収納部と重なる位置に配置されることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1に記載のプロジェクターであって、
前記第3光学系は、入射する光を広角化させるレンズを備えていることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1または2に記載のプロジェクターであって、
前記外装筐体は、前記第2収納部の少なくとも一部が挿入される第1の窪み部を有していることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
前記外装筐体は、前記第3収納部側となる第1外面、および前記第1外面から窪む第2の窪み部を有し、
前記第2の窪み部には、前記レバーを露出させる露出孔が設けられていることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項4に記載のプロジェクターであって、
前記レバーは、前記第2の窪み部から突出しないように配置され、
前記投写光学装置が取り外された状態で、前記第2の窪み部に嵌合し、前記外装筐体に着脱可能なカバーを備えていることを特徴とするプロジェクター。
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